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JP5863469B2 - 現金類処理装置 - Google Patents
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本発明は、現金類処理装置、現金類処理方法、及びプログラムに関する。
例えば特許文献1に開示されるように、銀行等の金融機関の営業店には、処理能力の大きい出納機と称する大型の現金類処理装置が設置されている。この現金類処理装置は紙幣入出金機や施封小束支払機等を並べて配置した構造を持つ。オペレータ等のユーザは、現金類処理装置を用いて、現金類処理に関する各種の業務を行うことができる。一方、現金類処理装置は、現金類処理に関する業務が行われた場合に、当該業務の内容を履歴データ(電子ジャーナル)として記憶する。履歴データは、業務の種類に応じて設定された一または複数の業務項目で構成される。業務項目は、例えばオペレータ番号や業務が行われた日時等である。
特開2005−157759号公報
ところで、同じ業務であっても、業務内容が時間帯によって一部異なる場合があった。例えば、現金類を収納するユニットの扉を開けるという扉開業務は、日中であれば扉の施錠を電磁的または機械的に(即ち、鍵を用いて)解除することにより行われる。一方、扉開業務は、夜間では扉の施錠を機械的に解除することにより行われる。夜間は現金類処理装置の電源がオフされているので、施錠を電磁的に解除することができないからである。したがって、扉開業務は、日中と夜間とで開錠方法が異なる。しかし、履歴データの業務項目は、時間帯による業務内容の相違(この例では開錠方法の相違)を何ら考慮したものになっていなかった。例えば、履歴データの業務項目には、開錠方法に関する項目が含まれていなかった。
さらに、現金類処理装置が業務を検知する時点は、時間帯毎に異なる場合があった。例えば、現金類処理装置は、日中に扉開業務が行われた場合、扉開業務が行われた時点で扉開業務を検知することができる。一方、現金類処理装置は、夜間に扉開業務が行われた場合、扉開業務が行われた時点では、扉開業務を検知することができない。夜間は現金類処理装置の電源がオフされているからである。現金類処理装置は、電源がONされた際に、夜間に扉開業務が行われたことを検知することができる。しかし、履歴データの業務項目は、現金類処理装置が業務を検知する時点を何ら考慮したものではなかった。
このため、従来の現金類処理装置では、時間帯ごとの業務内容を正しく記録することができない場合があった。そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、業務内容をより正確に記録することが可能な、新規かつ改良された現金類処理装置、現金類処理方法、及びプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、現金類処理に関する業務が行われた場合に、業務の内容を、業務の種類及び業務が行われた時間帯に応じて設定された一または複数の業務項目からなる監査データとして記録する制御を行う制御部を備え、前記業務項目は、日中と夜間とで異なり、日中における前記監査データの記録は、現金類を収納するユニットの扉を開ける扉開業務がなされた場合に行われ、夜間における前記監査データの記録は、前記扉開業務の有無に関わらず毎日行われる、ことを特徴とする、現金類処理装置が提供される。
また、業務には、現金類を収納するユニットの扉を開ける扉開業務が含まれていてもよい。
また、日中の扉開業務に対応する監査データには、業務項目として、鍵使用の有無が含まれていてもよい。
また、日中の扉開業務に対応する監査データには、業務項目として、扉が開けられた日時が含まれていてもよい。
また、夜間の扉開業務に対応する監査データには、業務項目として、夜間の扉開業務の有無が検知された日時が含まれていてもよい。
また、制御部は、監査データを、ユーザが入力した条件及び前記監査データの内容に合致したフォーマットで出力する制御を行ってもよい。
前記夜間の扉開業務が検知された日時は、前記現金類処理装置の電源がONされた日時であってもよい。
夜間の前記扉開業務に対応する前記監査データには、夜間に前記ユニットの前記扉が開けられた場合の扉開業務有りと、夜間に前記ユニットの前記扉が閉じられていた場合の扉開業務無と、夜間に前記ユニットが前記現金類処理装置から外されている場合の扉開業務不明とのうちのいずれかが含まれてもよい。
以上説明したように本発明によれば、監査データの業務項目は、業務の種類のみならず、業務が行われた時間帯に応じて設定される。したがって、現金類処理装置は、業務内容をより正確に記録することができる。
本発明の実施形態に係る現金類処理装置の外観構成を示す斜視図である。 現金類処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 現金類処理装置による処理の手順を示すフローチャートである。 現金類処理装置による処理の手順を示すフローチャートである。 現金類処理装置のディスプレイに表示される画面の例を示す説明図である。 現金類処理装置のディスプレイに表示される画面の例を示す説明図である。 現金類処理装置のディスプレイに表示される画面の例を示す説明図である。 現金類処理装置のディスプレイに表示される画面の例を示す説明図である。 現金類処理装置のディスプレイに表示される画面の例を示す説明図である。 現金類処理装置のプリンタから打ち出される監査データの例を示す説明図である。 現金類処理装置のプリンタから打ち出される監査データの例を示す説明図である。 現金類処理装置のプリンタから打ち出される監査データの例を示す説明図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<1.現金類処理装置の構成>
まず、図1及び図2に基づいて、本実施形態に係る現金類処理装置1の構成について説明する。現金類処理装置1は、制御装置10と、ディスプレイ20と、キーボード30と、プリンタ40と、紙幣入出金機50と、硬貨入出金機60と、施封小束支払機70と、新券支払機80と、棒金支払機90と、補充回収機100と、現金外ポスト110とを備える。現金類処理装置1は、出納機とも称され、金融機関の営業店内のうち、オペレータが顧客と接客して取引業務を行う窓口の後方等に設置される。なお、現金類処理装置1は、これらのユニットのうち、一部のみを備えていてもよい。
制御装置10は、現金類処理装置1全体の制御を行う他、履歴データや監査データの記録、及び出力を行う。詳細は後述する。ディスプレイ20は、現金類処理に関する各種の画面を表示する。なお、ディスプレイ20の表面にはタッチパネルが配置されている。タッチパネルは、ユーザによるタッチ操作がなされた際に、タッチ操作に関する操作情報を制御装置10に出力する。キーボード30は、オペレータ等のユーザが各種の情報を入力するために使用される。プリンタ40は、現金類処理装置1を用いた入出金が行われた場合、入出金の内容に関する情報を印字する。
紙幣入出金機50は、バラの紙幣の入出金を行う。硬貨入出金機60は、バラの硬貨の入出金を行う。施封小束支払機70は、紙幣入出金機50から1枚ずつ搬送されてくる紙幣を一定枚数毎に紙の帯で施封して小束にし、その小束紙幣を払出し口から放出する。また、施封小束支払機70は、小束紙幣を小束収納庫に収納して入金する。また、施封小束支払機70は、ユーザの要求により小束収納庫から小束紙幣を取り出して出金口から放出する。
新券支払機80は、各金種の紙幣を支払う。棒金支払機90は、金種毎に一定枚数の硬貨を棒状に包んだ棒金を出金する。補充回収機100は、営業店に設置される自動取引装置(ATM)に対して紙幣の補充、回収を行うために使用される一括収納庫への紙幣の装填を行なう。また、補充回収機100は、自動取引装置から取り外した一括収納庫内に収納されている紙幣の自動計数等を行い、これらの紙幣を収納する。また、補充回収機100は、紙幣入出金機50からの紙幣を施封小束支払機70へ搬送する搬送路を有する。現金外ポスト110は、現金以外の有価証券、例えば小切手や定期預金証書等の有価証券を受け入れて入金する。入金金額等はユーザにより入力される。
<2.制御装置の構成>
次に、制御装置10の詳細な構成について説明する。制御装置10は、通信部12と、記憶部13と、制御部14とを備える。即ち、制御装置10は、CPU、ROM、RAM、各種の記録媒体(ハードディスク等)、及び通信装置等のハードウェア構成を備え、これらのハードウェア構成により通信部12、記憶部13、及び制御部14が実現される。即ち、ROMには、制御装置10に、通信部12、記憶部13、及び制御部14を実現させるためのプログラムが記録されており、CPUは、このプログラムを読みだして実行する。
通信部12は、通信ネットワークを介してサーバと通信を行なう。記憶部13は、履歴データ及び監査データを記憶する。ここで、履歴データ及び監査データは、いずれもユーザが行った業務の内容が記録されたものであり、一または複数の業務項目で構成される。履歴データの業務項目は、業務の種類に応じて予め設定される。履歴データの業務項目は、後述する監査データの業務項目と同様であってもよい。監査データの業務項目は、業務の種類及び業務が行われた時間帯(具体的には、日中または夜間)に応じて予め設定される。制御部14は、現金類処理装置1全体の制御を行う他、現金類処理に関する業務が行われた場合に、業務内容を履歴データや監査データとして記録する。また、制御部14は、ユーザの要求に応じて履歴データや監査データの出力を行う。
<3.監査データの構成>
次に、監査データの構成について説明する。本実施形態では、現金類処理に関する業務は、「扉開業務」、「締上・電源ONOFF業務」、「ワークフロー業務」、「取引取消業務」、「在高点検業務」、「装填・回収業務」に分類される。勿論、他の業務も監査データの対象に含めてもよい。監査データの業務項目は、これらの業務ごとに設定される。特に、「扉開業務」の業務項目は、日中及び夜間のそれぞれについて設定される。
[3−1.扉開業務に対応する監査データの構成]
扉開業務に対応する監査データは、日中と夜間とで異なる。ここで、日中は、例えば8:30頃〜17:00頃である。日中は現金類処理装置1の電源がONされている。夜間は、17:00頃〜翌8:30頃である。夜間は現金類処理装置1の電源がOFFされている。
日中の監査データは、「扉開業務がなされた日付」、「扉開業務がなされた時刻」、「扉開業務がなされたユニット」、「扉開業務がなされた場所」、「開閉の区分」、及び「鍵使用の有無」の業務項目で構成される。現金類処理装置は、日中の扉開業務であれば、扉開業務がなされた時刻を検出することができるので、業務項目に「扉開業務がなされた時刻」が含まれる。「扉開業務がなされたユニット」は、現金類が収納されるユニット、即ち紙幣入出金機(紙幣)50、硬貨入出金機(硬貨)60、施封小束支払機(小束)70、新券支払機(新券)80、棒金支払機(棒金)90、補充回収機(補回)100、及び現金外ポスト(ポスト)110のいずれかである。各ユニットは、入金用の小ユニット(入)と出金用の小ユニット(出)に区分される。
「扉開業務がなされた場所」は、現金類が収納されるユニット(以下、単に「ユニット」とも称する)が有する複数の扉のうち、開閉された扉を示す。また、日中の扉開業務は、扉の施錠を電磁的または機械的に(即ち、鍵を用いて)解除することにより行われるので、監査データの業務項目には、開錠方法に関する項目を含める必要がある。そこで、本実施形態では、このような業務項目として、「鍵使用の有無」という業務項目を監査データに含める。「鍵使用の有無」には、扉が機械的に解錠された場合には、「●」が記録される。したがって、この業務項目に何も記録されない場合、扉は電磁的に解錠されたことになる。なお、開錠方法に関する業務項目としては、開錠方法を直接示す業務項目も考えられる。この業務項目には、「鍵使用による開錠」または「電磁的な開錠」という情報が記録される。一方、夜間の扉開業務は、扉の施錠を機械的に解除することにより行われるので、夜間の扉開業務に対応する監査データには開錠方法を含めなくてもよい。表1に、監査データの一例を示す。
Figure 0005863469
表1のうち、例えば「紙幣出」は、紙幣入出金機50の出金ユニットを示す。「出金口」及び「出金箱」の扉は、現金類処理装置1に対する通常業務として開閉される。「下段」の扉は、現金類処理装置1に生じた障害を復旧する際に開閉される。「収納庫」の扉は、ユニット内の現金類を回収する際に開閉される。他の場所の区分としては、例えば、「全体」、「補回カセット」、「金庫」というものがある。「全体」の扉は、ユニット自体を現金類処理装置1から着脱する際に開閉される。「補回カセット」の扉は、補充回収機100が有するカセットを現金類処理装置1から着脱する際に開閉される。「金庫」の扉は、現金外ポスト110が有する金庫を現金類処理装置1から着脱する際に開閉される。
一方、夜間の監査データは、「日付」、「扉開業務の有無を現金類処理装置1が検知した時刻」、「扉開業務(夜間扉開情報)の有無」、「ユニット別の扉開業務の有無」、及び「記事」の業務項目で構成される。夜間の扉開業務はイレギュラーな業務であるので、扉開業務の有無が毎日チェックされる。即ち、夜間の扉開業務については、扉開業務の有無に関わらず、監査データが毎日作成される。
また、現金類処理装置1は、夜間は電源がOFFされているので、扉開業務がなされた時刻を検知することができない。現金類処理装置1は、電源がONされた際に、各ユニットの扉が夜間に開閉されたかを検知する。したがって、夜間の監査データには、「扉開業務が行われた時刻」に関する業務項目は含まれない。また、「扉開業務の有無を現金類処理装置1が検知した時刻」は、現金類処理装置1の電源がONされた時刻に略一致する。「扉開業務(夜間扉開情報)の有無」は、いずれかのユニットの扉が夜間に開けられた場合に「有り」とされ、全てのユニットの扉が夜間に閉じられていた場合には、「無」とされる。また、いずれかのユニットが現金類処理装置1から外されている場合には、「扉開業務(夜間扉開情報)の有無」は「不明」とされる。「ユニット別の扉開業務の有無」は、扉が夜間に開閉されたか否かをユニット毎に示す。なお、いずれかのユニットが現金類処理装置1から外されている場合には、そのユニットに対応する「ユニット別の扉開業務の有無」は「不明」とされる。「記事」には、各種の特記事項が記録される。表2に監査データの一例を示す。
Figure 0005863469
このように、本実施形態では、扉開業務に対応する監査データは、日中と夜間とで異なる業務項目を有するので、扉開業務の内容を正確に記録することができる。扉開業務に対応する監査データは、例えば、現金類処理装置1の扉の開閉状況をユーザが確認するために使用される。
[3−2.締上・電源ONOFF業務に対応する監査データの構成]
締上・電源ONOFF業務に対応する監査データは、「業務が行われた日付」、「業務が行われた時刻」、及び「締上/最終締上/電源ON/電源OFFの区分」の業務項目で構成される。表3に監査データの一例を示す。この監査データは、例えば、現金類処理装置1が電源ON→締上→最終締上→電源OFFの順で操作されているか、日祭日に電源がONされていないかをユーザが確認するために使用される。
Figure 0005863469
[3−3.ワークフロー業務に対応する監査データの構成]
ワークフロー業務は、ユーザが予めワークフローとして登録しておいた複数の業務を実行する業務である。ワークフロー業務に対応する監査データは、「ワークフローが実施された日付」、「ワークフローの名称」、「ワークフローに登録された業務」及び「業務の実施状況」の業務項目で構成される。「業務の実施状況」には、「ワークフローに登録された業務」が実行された場合に、「●」が記録される。監査データの例を表4に示す。なお、この例では、「ワークフローが実施された日付」が省略されている。なお、この監査データの業務項目には、ワークフロー業務を実施したユーザを識別できる情報、例えばユーザIDを含めてもよい。
Figure 0005863469
[3−4.取引取消業務に対応する監査データの構成]
取引取消業務には、出金データ取消業務、入金データ取消業務も含まれる。取引取消業務に対応する監査データは、「取引取消業務が行われた日付」、「取引取消業務が行われた時刻」、「取引取消業務の通番(取引取消通番)」、「オペレータ番号」、「取消された取引業務の名称」、「取消された取引業務の通番(取引通番)」、及び「取消された取引業務の取引金額」で構成される。この監査データは、例えば、ユーザが取引取消業務の内容を確認するために使用される。監査データの例を表5に示す。
Figure 0005863469
[3−5.在高点検業務に対応する監査データ]
在高点検業務は、制御装置10の記憶部13に記憶されている金額と、各ユニットに格納されている現金類の金額、即ち在高とが一致するかを確認する業務である。在高点検業務は、日中に行われる自動精査・残置と、夜間精査と、補充回収部精査とに区分され、所定期間毎(例えば週一、または月一程度の間隔)で行われる。自動精査・残置は、現金外ポスト120以外の全てのユニットについて在高点検を行う業務であり、夜間精査は、紙幣入出金機50、施封小束支払機70、棒金支払機90、及び補充回収機100について在高点検を行う業務である。補充回収部精査は、補充回収機100について在高点検を行う業務である。在高点検業務は、ユニット毎に行われても良い。この場合、監査データはユニット毎に記録される。
在高点検業務に対応する監査データは、「在高点検業務が行われた日付」、「在高点検業務が行われた時刻」、「在高点検業務の種類」、「オペレータ番号」、及び「ユニット毎の在高点検の結果」の業務項目で構成される。「ユニット毎の在高点検の結果」には、記憶部13に記憶されている金額と在高とが一致している場合には「○」、両者が不一致の場合には「×」、何らかの事情により在高点検が行われなかった場合には「●」がそれぞれ記録される。監査データの例を表6に示す。
Figure 0005863469
[3−6.装填・回収業務に対応する監査データ]
装填・回収業務は、各ユニットに現金類を装填するか、または、各ユニットから現金類を回収する業務である。装填・回収業務に対応する監査データは、「業務が行われた日付」、「業務が行われた時刻」、「業務の通番」、「業務の名称」、「装填/回収された金額」、及び「オペレータ番号」の業務項目で構成される。監査データの例を表7に示す。
Figure 0005863469
<4.出力処理>
次に、制御部14が行う出力処理について説明する。本実施形態では、監査データを、ユーザが指定した条件及び監査データの内容に合致したフォーマットで出力する。例えば、本実施形態では、ユーザが指定した任意の期間(例えば数日分)の監査データを出力することができる。具体的には、制御部14は、まず、図示しないメインメニュー画面をディスプレイ20に表示する。このメインメニュー画面は、各種の業務に移行するための複数の操作ボタンを含む。これらの操作ボタンには、照会メニュー画面に移行するための照会メニュー移行ボタンが含まれる。ユーザが照会メニュー移行ボタンをタッチした場合、制御部14は、照会メニュー画面を表示する。この照会メニュー画面には、「監査照会」ボタンが含まれる。ユーザが「監査照会」ボタンをタッチした場合、制御部14は、図5に示す監査照会業務画面を表示する。この監査照会業務画面は、業務選択ボタン100と、選択業務表示欄110と、開始日付表示欄120と、終了日付表示欄130と、扉開閉履歴種類表示欄140とを含む。
業務選択ボタン100は、ユーザが業務を選択するために使用される。なお、この例では、扉開業務が夜間と日中とに区分されている。「夜間扉開閉履歴」ボタンが夜間の扉開業務に対応し、「扉開閉履歴」ボタンが日中の扉開業務に対応している。選択業務表示欄110は、業務選択ボタン100毎に用意され、ユーザが選択した業務に対応する選択業務表示欄110に「●」が表示される。
開始日付表示欄120は、出力対象となる監査データの開始日付(年月日)を表示する欄である。終了日付表示欄130は、出力対象となる監査データの終了日付(年月日)を表示する欄である。扉開閉履歴種類表示欄140は、日中の扉開業務のうち、どの扉開業務に対応する監査データを出力するのか(即ち、検索条件)を表示する欄である。扉開閉履歴種類表示欄140には、「1」〜「4」のいずれかの数字が表示される。1は全ての扉開業務を示し、2は「出金口(出金箱)の扉を開ける業務」、「扉を閉める業務」、及び「扉開業務またはユニットの返却を伴う装填・回収業務」以外の扉開業務を示す。なお、「出金口(出金箱)の扉を開ける業務」、及び「扉開業務またはユニットの返却を伴う装填・回収業務」が出力対象から除外されるのは、これらの業務が通常業務であり、チェックする意義が相対的に低いからである。また、「扉を閉める業務」が出力対象から除外されるのは、この業務は扉開に応じて必然的に行われる業務だからである。3は障害復旧のための扉開業務を示し、4は鍵使用による扉開業務を示す。
ユーザは、いずれかの業務選択ボタン100をタッチすることで、業務を選択する。例えば、ユーザは、夜間の扉開業務に対応する監査データを出力させたい場合、「夜間扉開履歴」ボタンをタッチする。これに応じて、制御部14は、ユーザが選択したボタンに対応する選択業務表示欄110に「●」を表示する。制御部14は、同じボタンがユーザによって再度タッチされた際には、ユーザが選択を取り消したと判定し、選択業務表示欄110から「●」を消去する。また、制御部14は、別のボタンがユーザによってタッチされた際には、ユーザが他の業務を選択したと判定する。そして、制御部14は、当初の選択業務表示欄110から「●」を消去し、ユーザが新たに選択したボタンに対応する選択業務表示欄110に「●」を表示する。したがって、本実施形態では、異なる業務の監査データを同時に出力しない。勿論、異なる業務の監査データを同時に出力してもよい。
ユーザは、業務を選択する一方で、開始日付及び終了日付を入力する。現金類処理装置1への入力には、キーボード30が用いられる。なお、キーボード30には、各種の数字キーの他、「完了」キー、「メニュー」キー、「メインメニュー」キー、「ID解除」キー、「全取消」キーも含まれる。これらのキーの役割については後述する。
また、ユーザは、日中の扉開業務に対応する監査データを出力させる場合、監査データに対応する扉開業務の種類を入力する。具体的には、ユーザは、1〜4のいずれかの数字を入力する。ユーザは、全ての項目の入力が終了した場合には、「完了」キーを押下する。
制御部14は、ユーザが選択した業務に対応し、かつ、指定期間(開始日付から終了日付までの期間)内の日付を有する監査データを記憶部13から検索する。そして、制御部14は、監査照会シートをプリンタ40から出力する。監査照会シートには、検索した監査データ、監査データのタイトル(監査データに対応する業務名)、支店名、出力日時、指定期間、現金類処理装置1の機番、及び検索条件が印字されている。なお、制御部14は、在高点検業務に対応する監査データを出力する場合、「ユニット毎の在高点検の結果」が示す各記号の意味も出力する。なお、検索した監査データが0件の場合、監査照会シートには、「該当操作なし」という文字が印字される。監査照会シートの例を図10〜図12に示す。
図10〜図11に示す監査照会シートは、日中の扉開業務に対応する監査データが印字されている。なお、図10に示す監査照会シートには、「鍵使用の有無」が印字されていないが、図11に示す監査照会シートには印字されている。ユーザが扉開業務の内容をより詳細に知るという観点からは、図11に示す監査照会シートのほうが好ましい。図12に示す監査照会シートは、夜間の扉開業務に対応する監査データが印字されている。制御部14は、「メニュー」キーが押下された場合、照会メニュー画面をディスプレイ20に表示する。なお、制御部14は、「メインメニュー」キーが押下された場合、メインメニュー画面をディスプレイ20に表示する。制御部14は、「ID解除」キーが押された場合には、ログオフ処理を行い、待機画面(ユーザIDを入力する画面)をディスプレイ20に表示する。制御部14は、「全取消」キーが押下された場合、監査照会業務画面を初期化して再表示する。
なお、制御部14は、開始日付または終了日付に誤りがある場合、図6に示すエラー通知画面を表示する。このエラー通知画面には、確認ボタン150が含まれる。ユーザは、確認ボタンをタッチした後、開始日付または終了日付を入力する。なお、開始日付または終了日付に誤りがある場合としては、例えば、開始日付及び終了日付のいずれかがブランクになっている場合、開始日付または終了日付がカレンダーに存在しない日付(2月31日等)である場合等が挙げられる。
また、制御部14は、終了日付のみが入力された場合、図7に示すエラー通知画面を表示する。このエラー通知画面には、確認ボタン150が含まれる。ユーザは、確認ボタンをタッチした後、開始日付を入力する。なお、制御部14は、開始日付のみが入力された場合、開始日付の監査データを検索対象とする。
また、制御部14は、開始日付より終了日付の方が早い日付になっている場合、図8に示すエラー通知画面を表示する。このエラー通知画面には、確認ボタン150が含まれる。ユーザは、確認ボタンをタッチした後、開始日付及び終了日付を入力する。
また、制御部14は、日中の扉開業務が選択されたが、検索条件が入力されていない場合、図9に示すエラー通知画面を表示する。このエラー通知画面には、確認ボタン150が含まれる。ユーザは、確認ボタンをタッチした後、検索条件を入力する。
<5.現金類処理装置による処理の手順>
次に、現金類処理装置1による処理の手順について説明する。現金類処理装置1による処理は、記録処理と出力処理とに大別される。まず、記録処理の手順を図3に示すフローチャートに沿って説明する。
[5−1.記録処理]
ステップS10において、現金類処理装置1の電源がONされる。ステップS20において、制御部14は、電源ON業務に対応する履歴データを生成し、記憶部13に記録する。ステップS30において、制御部14は、電源ON業務に対応する監査データを生成し、記憶部13に記録する。さらに、制御部14は、夜間の扉開業務の有無をユニット毎に検知し、検知結果に基づいて、夜間の扉開業務に対応する監査データを生成する。制御部14は、この監査データも記憶部13に記録する。
ステップS40において、制御部14は、待機画面をディスプレイ20に表示する。ステップS50において、ユーザは、オペレータ認証を受ける。具体的には、ユーザは、自己のユーザIDを現金類処理装置1に入力する。入力はキーボード30を用いて行われても良いが、図示しないカードリーダに社員証を読みこませることにより行われてもよい。制御部14は、入力されたユーザIDが正しいか否かを判定し、正しい場合には、ログイン処理を行ない、ステップS60に進む。制御部14は、ユーザIDが誤っている場合には、その旨を表示し、ステップS40に戻る。
ステップS60において、制御部14は、メインメニュー画面をディスプレイ20に表示する。このメインメニュー画面には、上述した操作ボタンが含まれる。
ステップS70において、制御部14は、ユーザがタッチした操作ボタンに対応する業務画面を表示する。ユーザは、この業務画面を参照しながら、各種の業務を実施する。ステップS80において、制御部14は、扉開業務がなされたか否かを判定し、扉開業務がなされたと判定した場合には、ステップS90に進み、扉開業務がなされていないと判定した場合には、ステップS110に進む。ステップS90において、制御部14は、扉開業務に対応する履歴データを生成し、記憶部13に記録する。ステップS100において、制御部14は、扉開業務及び扉開業務がなされた時間帯に対応する監査データを生成し、記憶部13に記録する。
ステップS110において、制御部14は、「完了」キーが押下されるまで待機する。ステップS120において、制御部14は、ステップS70で実施された業務に対応する履歴データを生成し、記憶部13に記録する。ステップS130において、制御部14は、ステップS70で実施された業務に対応する監査データを生成し、記憶部13に記録する。その後、現金類処理装置1は処理を終了する。
[5−2.出力処理]
次に、出力処理の手順について、図4に示すフローチャートに沿って説明する。ステップS140〜S160において、制御部14は、ステップS40〜S60と同様の処理を行なう。ステップS170〜S180において、ユーザは、照会メニュー移行ボタンにタッチする。これに応じて、制御部14は、照会メニューをディスプレイ20に表示する。さらに、ユーザは、「監査照会」ボタンをタッチする。これに応じて、制御部14は、図5に示す監査照会業務画面を表示する。
ステップS190において、ユーザは、業務を選択し、開始日付及び終了日付を入力し、必要に応じて検索条件を入力する。ステップS200において、ユーザは、「完了」キーを押下する。ステップS210において、制御部14は、入力内容が正しいか否かを確認し、正しい場合には、入力された内容に対応する監査データを記憶部13から検索する。一方、制御部14は、入力内容に誤りがある場合、上述したエラー通知画面を表示し、再度の入力をユーザに促す。
ステップS220において、制御部14は、検索された監査データ等が印字された監査照会シートをプリンタ40から出力する。ステップS230において、制御部14は、図5に示す監査照会業務画面を表示する。ステップS240において、制御部14は、ユーザが「メニュー」キーを押下するまで待機する。その後、制御部14は、照会メニュー画面をディスプレイ20に表示し、処理を終了する。
以上により、本実施形態によれば、監査データの業務項目は、業務の種類のみならず、業務が行われた時間帯に応じて設定される。したがって、現金類処理装置1は、業務内容をより正確に記録することができる。
より詳細には、監査データの業務項目は、日中と夜間とで異なるので、現金類処理装置1は、日中の業務内容と夜間の業務内容とをより正確に記録することができる。
さらに、現金類処理に関する業務には、扉開業務が含まれるので、現金類処理装置1は、日中の扉開業務の内容と夜間の扉開業務の内容とをより正確に記録することができる。
さらに、日中の扉開業務に対応する監査データには、業務項目として、鍵使用の有無が含まれる。したがって、現金類処理装置1は、日中の扉開業務をより正確に記録することができる。
さらに、日中の扉開業務に対応する監査データには、業務項目として、扉が開けられた日時が含まれる。したがって、現金類処理装置1は、日中の扉開業務をより正確に記録することができる。
さらに、夜間の扉開業務に対応する監査データには、業務項目として、夜間の扉開業務が検知された日時が含まれる。したがって、現金類処理装置1は、夜間の扉開業務をより正確に記録することができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。例えば、上記の実施形態では、扉開業務に対応する監査データが日中と夜間とで異なる業務項目を有するが、他の業務に対応する監査データが同様の構成を有していてもよい。
1 現金類処理装置
10 制御装置
12 通信部
13 記憶部
14 制御部
20 ディスプレイ
30 キーボード
40 プリンタ
50 紙幣入出金機
60 効果入出金機
70 施封小束支払機


Claims (8)

  1. 現金類処理に関する業務が行われた場合に、前記業務の内容を、前記業務の種類及び前記業務が行われた時間帯に応じて設定された一または複数の業務項目からなる監査データとして記録する制御を行う制御部を備え、
    前記業務項目は、日中と夜間とで異なり、
    日中における前記監査データの記録は、現金類を収納するユニットの扉を開ける扉開業務がなされた場合に行われ、
    夜間における前記監査データの記録は、前記扉開業務の有無に関わらず毎日行われる、
    ことを特徴とする、現金類処理装置。
  2. 前記業務には、前記扉開業務が含まれることを特徴とする、請求項記載の現金類処理装置。
  3. 日中の前記扉開業務に対応する前記監査データには、前記業務項目として、鍵使用の有無が含まれることを特徴とする、請求項記載の現金類処理装置。
  4. 日中の前記扉開業務に対応する前記監査データには、前記業務項目として、前記扉が開けられた日時が含まれることを特徴とする、請求項または記載の現金類処理装置。
  5. 夜間の前記扉開業務に対応する前記監査データには、前記業務項目として、夜間の前記扉開業務の有無が検知された日時が含まれることを特徴とする、請求項のいずれか1項に記載の現金類処理装置。
  6. 前記制御部は、前記監査データをユーザが入力した条件及び前記監査データの内容に合致したフォーマットで出力する制御を行うことを特徴とする、請求項1〜のいずれか1項に記載の現金類処理装置。
  7. 前記夜間の扉開業務が検知された日時は、前記現金類処理装置の電源がONされた日時であることを特徴とする、請求項5記載の現金類処理装置。
  8. 夜間の前記扉開業務に対応する前記監査データには、夜間に前記ユニットの前記扉が開けられた場合の扉開業務有りと、夜間に前記ユニットの前記扉が閉じられていた場合の扉開業務無と、夜間に前記ユニットが前記現金類処理装置から外されている場合の扉開業務不明とのうちのいずれかが含まれることを特徴とする、請求項2〜7のいずれか1項に記載の現金類処理装置。
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