JP5864940B2 - 剥離フィルムおよび導電性材料の製造方法 - Google Patents
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Description
(1)基材上に、質量平均分子量が15000以上の不飽和二重結合を有する活性エネルギー線硬化性高分子化合物とエポキシ化合物、およびポリビニルアセタール樹脂を含有する剥離層を少なくとも有し、該剥離層が前記した活性エネルギー線硬化性高分子化合物を剥離層の全固形分量に対して50〜90質量%含有し、かつエポキシ化合物を剥離層の全固形分量に対して10〜30質量%含有することを特徴とする剥離フィルム。
(2)前記剥離層が更に熱カチオン重合開始剤を含有することを特徴とする(1)記載の剥離フィルム。
(3)(1)に記載する剥離フィルムが有する剥離層の基材から離れた側に導電性層を形成する工程、剥離層に活性エネルギー線を照射する活性エネルギー線照射工程、剥離層側の導電性層を有する側にプロテクトフィルムを貼合する工程、およびプロテクトフィルムと共に少なくとも剥離層と導電性層を基材から剥離する工程、を少なくともこの順に具備する導電性材料の製造方法。
本発明において剥離フィルムは、活性エネルギー線を照射し、剥離層を架橋させ、基材と剥離層との密着力を低下させ、基材から剥離層を剥離する。活性エネルギー線としては、可視光線、紫外線(UV)および電子線(EB)を用いることができるが、安全性の観点から可視光もしくは紫外線を用いることが好ましい。可視光線または紫外線が用いられる時は、光源としては、例えば、低圧水銀灯、中圧水銀灯、高圧水銀灯、超高圧水銀灯、キセノン水銀灯、キセノンランプ、ガリウムランプ、メタルハライドランプ、石英ハロゲンランプ、タングステンランプ、紫外線蛍光灯、炭素アーク灯、無電極マイクロウエーブ方式、紫外線ランプ等が好ましく用いられる。活性エネルギー線の照射は剥離層の上に設けられた層が邪魔にならないよう剥離フィルムの基材側から照射することが好ましい。好ましい照射光量は光重合開始剤、増感剤等によって異なるが、50〜5000mJ/cm2であることが好ましい。また、活性エネルギー線照射後の剥離工程での剥離が容易になるよう、また剥離層の上に機能層を設ける場合にはその機能層に熱ダメージを与えないように表面温度が100℃以下になる条件下、好ましくは60℃以下になる条件下で照射することが好ましい。更に活性エネルギー線の照射は、後述するプロテクトフィルムの貼合工程の前後のいずれであってもよいが、プロテクトフィルムの貼合工程の前が好ましい。
本発明は活性エネルギー線を照射した剥離フィルムから剥離層(あるいは剥離層上の機能層と共に)を剥離する。剥離後の剥離層(および剥離層とその上の機能層)は剛度が低いため、剥離する際にカールしたりする場合もあり、ハンドリングしにくくなる場合もある。これを防ぐため、剥離の前に剥離フィルムの剥離層側(導電性層を始めとする機能層を有する側)にプロテクトフィルムを貼り合わせ、プロテクトフィルムごと剥離層を剥離することも好ましい態様である。プロテクトフィルムとしてはポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニルなどからなる剛度の低い基材の上にエチレン−酢酸ビニルコポリマー層やアクリル粘着剤層が設けられた市販のものを用いることができるが、プロテクトフィルムと剥離フィルムの密着力が、剥離フィルムの剥離層と剥離フィルムの基材の密着力よりも強くなければならない。なお、プロテクトフィルムの剛度は5cm3/100以下のものを用いることが好ましい。一方で、プロテクトフィルムとの密着力が強すぎると、後の工程で剥離層からプロテクトフィルムを剥離することが困難になる。よって、好ましいプロテクトフィルムの密着力は剥離層により変化するが、好ましくは0.001〜0.5N/25mmの密着力となるものを選択することが好ましい。これら好ましいプロテクトフィルムの市販品の例としては東洋紡績(株)製のパイレンDC042、(株)スミロン製E2035、E203、EC625、積水化学工業(株)製622AX、622Fなどが挙げられる。プロテクトフィルムの厚みは30〜100μmのものが好ましい。プロテクトフィルムを剥離層に貼合するには常温ラミネートや加温ラミネートなど公知のラミネート法を用いることができる。
「剥離フィルム1、導電性材料1の作製」
基材として帝人デュポンフィルム(株)製片面易接着処理テトロンHLY(厚み100μmPET。全光線透過率91%)の未処理面に下記処方の剥離層塗液1を作製し、固形分量が4g/m2となるよう塗布し、70℃で5分乾燥した。剥離層を塗布した後のテトロンHLYフィルムと塗布前のテトロンHLYフィルムの厚みを測定し、剥離層の厚みを算出した。結果を表1に示す。
ヒタロイド7975(日立化成工業(株)製アクリルアクリレート樹脂溶液。平均分子量50000。固形分量として) 100部
イルガキュア819(チバガイギー(株)製光重合開始剤) 3.74部
エスレックKS1(積水化学工業(株)製ポリビニルアセタール。平均分子量27000。Tg=107℃) 14.9部
デナコールEX512(ナガセケムテックス(株)製エポキシ化合物) 29.9部
サンエイド SI−60L(三新化学工業(株)製熱カチオン重合開始剤)1.04部
A液 塩化パラジウム 5g
塩酸 40mL
蒸留水 1000mL
B液 硫化ソーダ 8.6g
蒸留水 1000mL
A液とB液を撹拌しながら混合し、30分後にイオン交換樹脂の充填されたカラムに通し硫化パラジウムゾルを得た。
ハイドランWLS210(DIC(株)製無黄変型ウレタンポリカーボネート。平均粒径0.05μm。固形分として) 300mg
ゼラチン 50mg
ノニオンOT221(日油(株)製ノニオン界面活性剤) 1mg
EX313(ナガセケムテックス(株)製エポキシ硬化剤) 9mg
ハイミクロンL271(中京油脂(株)製滑剤) 4mg
前記硫化パラジウムゾル(硫化パラジウムとして) 0.4mg
ゼラチン 0.5g
界面活性剤(S−1) 5mg
ゼラチン 0.5g
ハロゲン化銀乳剤 3.0g銀相当
1−フェニル−5−メルカプトテトラゾール 3mg
界面活性剤(S−1) 20mg
ゼラチン 1g
不定形シリカマット剤(平均粒径3.5μm) 10mg
界面活性剤S−1 10mg
ゼラチン 2g
不定形シリカマット剤(平均粒径5μm) 20mg
染料1 200mg
界面活性剤(S−1) 400mg
水酸化カリウム 25g
ハイドロキノン 18g
1−フェニル−3−ピラゾリドン 2g
亜硫酸カリウム 80g
N−メチルエタノールアミン 15g
臭化カリウム 1.2g
全量を水で1000mL
85質量%リン酸水溶液にてpH=12.2に調整した。
導電性材料1を外形300mmと200mmのアクリル製球にヘンケルジャパン(株)製ロックタイトU−30FL(ウレタン接着剤)接着剤を用いて貼合し、接着後30分経過した後、EC625プロテクトフィルムを剥離した。皺、破れなどなく、アクリル球表面に良好な面を有する金属パターンできたものを○とし、皺や破れの入ったものを×として評価した。
「剥離フィルム2、導電性材料2の作製」
エスレックKS10(積水化学工業(株)製ポリビニルアセタール樹脂。質量平均分子量17000。水酸基25モル%含有)15gをジオキソラン/メチルエチルケトン1:1溶媒85gに溶解し、40℃で攪拌しながらカレンズAOI(昭和電工(株)製2−アクリロイルオキシエチルイソシアネート)を10g滴下し、40℃で1時間攪拌した。得られた樹脂溶液にエチルセロソルブを加え、固形分濃度10%の変性ポリビニルアセタール樹脂溶液を得た。
「比較剥離フィルム1、比較導電性材料1の作製」
ヒタロイド7975の代わりにUA340P(新中村化学工業(株)製ウレタンアクリレートオリゴマー。質量平均分子量13000。)を用いる以外(1m2あたりの塗布固形分量を同じにして)、実施例1と同様にして比較導電性材料1を作製し、評価しようとした。しかしながら活性エネルギー線を照射し、プロテクトフィルムを貼合した後、プロテクトフィルムと共に金属パターンと易接着層と剥離層とを含む導電性材料を剥離しようとしたが、剥離できなかった。
「比較導電性材料2、比較導電性材料2の作製」
ヒタロイド7975の代わりにA−DPH(新中村化学工業(株)製ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート。質量平均分子量578。)を用いる以外(1m2あたりの塗布固形分量を同じにして)、実施例1と同様にして比較導電性材料2を作製し、評価しようとした。しかしながら活性エネルギー線を照射し、プロテクトフィルムを貼合して剥離しようとしたが、剥離できなかった。
「剥離フィルム3、導電性材料3の作製」
下記剥離層塗液3を作製し、塗布固形分量を4g/m2とする以外は実施例1と同様にして、剥離フィルム3を作製した。続いて剥離フィルム3を用いる以外は実施例1と同様にして導電性材料3を作製し、実施例1と同様に評価した。結果を表1に示す。
ヒタロイド7975(日立化成工業(株)製アクリルアクリレート樹脂溶液。平均分子量50000。固形分量として) 100部
イルガキュア819(チバガイギー(株)製光重合開始剤) 3.74部
エスレックKS1(積水化学工業(株)製ポリビニルアセタール。平均分子量27000。Tg=107℃) 32.5部
デナコールEX512(ナガセケムテックス(株)製エポキシ化合物)11.9部
サンエイド SI−60L(三新化学工業(株)製) 0.41部
「剥離フィルム4、導電性材料4の作製」
下記剥離層塗液4を作製し、塗布固形分量を4g/m2とする以外は実施例1と同様にして、剥離フィルム4を作製した。続いて剥離フィルム4を用いる以外は実施例1と同様にして導電性材料4を作製し、実施例1と同様に評価した。結果を表1に示す。
ヒタロイド7975(日立化成工業(株)製アクリルアクリレート樹脂溶液。平均分子量50000。固形分量として) 100部
イルガキュア819(チバガイギー(株)製光重合開始剤) 3.74部
エスレックKS1(積水化学工業(株)製ポリビニルアセタール。平均分子量27000。Tg=107℃) 29.9部
デナコールEX512(ナガセケムテックス(株)製エポキシ化合物)14.9部
サンエイド SI−60L(三新化学工業(株)製) 0.52部
「剥離フィルム5、導電性材料5の作製」
下記剥離層塗液5を作製し、塗布固形分量を4g/m2とする以外は実施例1と同様にして、剥離フィルム5を作製した。続いて剥離フィルム5を用いる以外は実施例1と同様にして導電性材料5を作製し、実施例1と同様に評価した。結果を表1に示す。
ヒタロイド7975(日立化成工業(株)製アクリルアクリレート樹脂溶液。平均分子量50000。固形分量として) 100部
イルガキュア819(チバガイギー(株)製光重合開始剤) 3.74部
エスレックKS1(積水化学工業(株)製ポリビニルアセタール。平均分子量27000。Tg=107℃) 22.47部
デナコールEX512(ナガセケムテックス(株)製エポキシ化合物)22.4部
サンエイド SI−60L(三新化学工業(株)製) 0.78部
「剥離フィルム6、導電性材料6の作製」
下記剥離層塗液6を作製し、塗布固形分量を4g/m2とする以外は実施例1と同様にして、剥離フィルム6を作製した。続いて剥離フィルム6を用いる以外は実施例1と同様にして導電性材料6を作製し、実施例1と同様に評価した。結果を表1に示す。
ヒタロイド7975(日立化成工業(株)製アクリルアクリレート樹脂溶液。平均分子量50000。固形分量として) 100部
イルガキュア819(チバガイギー(株)製光重合開始剤) 3.74部
エスレックKS1(積水化学工業(株)製ポリビニルアセタール。平均分子量27000。Tg=107℃) 7.49部
デナコールEX512(ナガセケムテックス(株)製エポキシ化合物)37.4部
サンエイド SI−60L(三新化学工業(株)製) 1.31部
「剥離フィルム7、導電性材料7の作製」
下記剥離層塗液7を作製し、塗布固形分量を4g/m2とする以外は実施例1と同様にして、剥離フィルム7を作製した。続いて剥離フィルム7を用いる以外は実施例1と同様にして導電性材料7を作製し、実施例1と同様に評価した。結果を表1に示す。
ヒタロイド7975(日立化成工業(株)製アクリルアクリレート樹脂溶液。平均分子量50000。固形分量として) 100部
イルガキュア819(チバガイギー(株)製光重合開始剤) 3.84部
エスレックKS1(積水化学工業(株)製ポリビニルアセタール。平均分子量27000。Tg=107℃) 2.3部
デナコールEX512(ナガセケムテックス(株)製エポキシ化合物)46.1部
サンエイド SI−60L(三新化学工業(株)製) 1.61部
「比較剥離フィルム3、比較導電性材料3の作製」
下記比較剥離層塗液3を作製し、塗布固形分量を4g/m2とする以外は実施例1と同様にして、比較剥離フィルム3を作製した。続いて比較剥離フィルム3を用いる以外は実施例1と同様にして比較導電性材料3を作製し、実施例1と同様に評価した。結果を表1に示す。なお50℃3日間加温した剥離フィルムに活性エネルギー線を照射し、プロテクトフィルムを貼合した後、プロテクトフィルムと共に金属パターンと易接着層と剥離層とを含む導電性材料を剥離しようとしたが、剥離できなかった。また、ニチバン(株)製車両用マスキングテープNo241を活性エネルギー線照射後の導電性材料前駆体に貼合し、剥離したが、金属パターンを含む導電性材料は基材から剥離できなかった。
ヒタロイド7975(日立化成工業(株)製アクリルアクリレート樹脂溶液。平均分子量50000。固形分量として) 100部
イルガキュア819(チバガイギー(株)製光重合開始剤) 3.74部
エスレックKS1(積水化学工業(株)製ポリビニルアセタール。平均分子量27000。Tg=107℃) 35.5部
デナコールEX512(ナガセケムテックス(株)製エポキシ化合物)9.36部
サンエイド SI−60L(三新化学工業(株)製) 0.32部
「比較剥離フィルム4、比較導電性材料4の作製」
下記比較剥離層塗液4を作製し、塗布固形分量を9.1g/m2とする以外は実施例1と同様にして、比較剥離フィルム4を作製した。続いて比較剥離フィルム4を用いる以外は実施例1と同様にして比較導電性材料4を作製し、実施例1と同様に評価した。結果を表1に示す。なお50℃3日間加温した剥離フィルムに活性エネルギー線を照射し、プロテクトフィルムを貼合した後、プロテクトフィルムと共に金属パターンと易接着層と剥離層とを含む導電性材料を剥離しようとしたが、剥離できなかった。また、ニチバン(株)製車両用マスキングテープNo241を活性エネルギー線照射後の導電性材料前駆体に貼合し、剥離したが、金属パターンを含む導電性材料は基材から剥離できなかった。
ヒタロイド7975(日立化成工業(株)製アクリルアクリレート樹脂溶液。平均分子量50000。固形分量として) 100部
イルガキュア819(チバガイギー(株)製光重合開始剤) 3.67部
エスレックKS1(積水化学工業(株)製ポリビニルアセタール。平均分子量27000。Tg=107℃) 10.1部
デナコールEX512(ナガセケムテックス(株)製エポキシ化合物)1.26部
「剥離フィルム8、導電性材料8の作製」
下記剥離層塗液8を作製し、塗布固形分量を4g/m2とする以外は実施例1と同様にして、剥離フィルム8を作製した。続いて剥離フィルム8を用いる以外は実施例1と同様にして導電性材料8を作製し、実施例1と同様に評価した。結果を表1に示す。
ヒタロイド7975(日立化成工業(株)製アクリルアクリレート樹脂溶液。平均分子量50000。固形分量として) 100部
イルガキュア819(チバガイギー(株)製光重合開始剤) 4.16部
エスレックKS1(積水化学工業(株)製ポリビニルアセタール。平均分子量27000。Tg=107℃) 27.9部
デナコールEX512(ナガセケムテックス(株)製エポキシ化合物)33.3部
サンエイド SI−60L(三新化学工業(株)製) 1.16部
「剥離フィルム9、導電性材料9の作製」
下記剥離層塗液9を作製し、塗布固形分量を4g/m2とする以外は実施例1と同様にして、剥離フィルム9を作製した。続いて剥離フィルム9を用いる以外は実施例1と同様にして導電性材料9を作製し、実施例1と同様に評価した。結果を表1に示す。
ヒタロイド7975(日立化成工業(株)製アクリルアクリレート樹脂溶液。平均分子量50000。固形分量として) 100部
イルガキュア819(チバガイギー(株)製光重合開始剤) 5部
エスレックKS1(積水化学工業(株)製ポリビニルアセタール。平均分子量27000。Tg=107℃) 53.5部
デナコールEX512(ナガセケムテックス(株)製エポキシ化合物) 40部
サンエイド SI−60L(三新化学工業(株)製) 1.4部
「剥離フィルム10、導電性材料10の作製」
下記剥離層塗液10を作製し、塗布固形分量を4g/m2とする以外は実施例1と同様にして、剥離フィルム10を作製した。続いて剥離フィルム10を用いる以外は実施例1と同様にして導電性材料10を作製し、実施例1と同様に評価した。結果を表1に示す。
ヒタロイド7975(日立化成工業(株)製アクリルアクリレート樹脂溶液。平均分子量50000。固形分量として) 100部
イルガキュア819(チバガイギー(株)製光重合開始剤) 6.25部
エスレックKS1(積水化学工業(株)製ポリビニルアセタール。平均分子量27000。Tg=107℃) 91.8部
デナコールEX512(ナガセケムテックス(株)製エポキシ化合物) 50部
サンエイド SI−60L(三新化学工業(株)製) 1.75部
「比較剥離フィルム5、比較導電性材料5の作製」
下記比較剥離層塗液5を作製し、塗布固形分量を4.5g/m2とする以外は実施例1と同様にして、比較剥離フィルム5を作製した。続いて比較剥離フィルム5を用いる以外は実施例1と同様にして比較導電性材料5を作製し、実施例1と同様に評価した。結果を表1に示す。なお50℃3日間加温した剥離フィルムに活性エネルギー線を照射し、プロテクトフィルムを貼合した後、プロテクトフィルムと共に金属パターンと易接着層と剥離層とを含む導電性材料を剥離しようとしたが、剥離できなかった。また、ニチバン(株)製車両用マスキングテープNo241を活性エネルギー線照射後の導電性材料前駆体に貼合し、剥離したが、金属パターンを含む導電性材料は基材から剥離できなかった。
ヒタロイド7975(日立化成工業(株)製アクリルアクリレート樹脂溶液。平均分子量50000。固形分量として) 100部
イルガキュア819(チバガイギー(株)製光重合開始剤) 6.36部
エスレックKS1(積水化学工業(株)製ポリビニルアセタール。平均分子量27000。Tg=107℃) 127.3部
デナコールEX512(ナガセケムテックス(株)製エポキシ化合物)50.9部
サンエイド SI−60L(三新化学工業(株)製) 1.78部
「剥離フィルム11、導電性材料11の作製」
下記剥離層塗液11を作製し、塗布固形分量を4g/m2とする以外は実施例1と同様にして、剥離フィルム11を作製した。続いて剥離フィルム11を用いる以外は実施例1と同様にして導電性材料11を作製し、実施例1と同様に評価した。結果を表1に示す。なお、剥離層塗布乾燥後の剥離フィルム表面にはややタック性があった。
ヒタロイド7975(日立化成工業(株)製アクリルアクリレート樹脂溶液。平均分子量50000。固形分量として) 100部
イルガキュア819(チバガイギー(株)製光重合開始剤) 3.74部
エスレックKS1(積水化学工業(株)製ポリビニルアセタール。平均分子量27000。Tg=107℃) 14.9部
デナコールEX512(ナガセケムテックス(株)製エポキシ化合物)29.9部
<銀超微粒子分散液1の作製>
10Lのステンレスビーカーに焙焼デキストリン(日澱化學(株)製、デキストリンNo.3)272gと純水4300gを加え、約30分間撹拌し溶解した。その後、硝酸銀659gを加え、約30分間撹拌し溶解した。この液を氷浴中にて約5℃まで冷却し、水酸化カリウム304.5gを純水419.5gに溶解した10℃の液を添加し、氷浴中で攪拌しながら1時間の還元反応を行った。得られた溶液に酢酸を添加し、pH=5.6に調整した後、ビオザイムF10SD(天野エンザイム(株)製)を1g添加し45℃で1時間撹拌した。次に、得られた銀超微粒子分散液を遠心分離法により精製した後、銀濃度が45質量%になるように純水を加えて再分散し、銀超微粒子分散液1を800g得た。含まれる銀超微粒子の平均粒径は20nm、収率は86%であった。
銀超微粒子分散液1を200g取り、これにポリマーラテックスとして三洋化成工業(株)製ユーコートUWS−145(ポリウレタンラテックス、平均粒径0.02μm、固形分35質量%)を27g加え、更に界面活性剤、純水、エチレングリコールを加え、銀濃度30質量%、表面張力30mN/m、粘度9mPa・sの銀超微粒子含有組成物1を得た。
ブチルアクリレート90質量部、アクリル酸10質量部およびアゾビスイソブチロニトリル0.2質量部を酢酸エチル300質量部に溶解し、窒素ガス雰囲気下、80℃に加熱して共重合を行い、カルボン酸基を有するアクリルポリマー溶液を合成した。次に、得られたカルボン酸基を有するアクリルポリマー溶液にグリシジルメタクリレート5質量部を添加し、40℃に加熱して、アクリルポリマー中のカルボン酸基とグリシジルメタクリレートのグリシジル基とを反応させ、カルボン酸基とメタクリル基とを有するアクリルポリマー溶液を得た。次に、得られたカルボン酸基とメタクリル基とを有するアクリルポリマー溶液にトリレンジイソシアネート2.5質量部および4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル(2−ヒドロキシ−2−プロピル)ケトン0.5質量部を添加し、粘着剤溶液を調製した。
Claims (3)
- 基材上に、質量平均分子量が15000以上の不飽和二重結合を有する活性エネルギー線硬化性高分子化合物とエポキシ化合物、およびポリビニルアセタール樹脂を含有する剥離層を少なくとも有し、該剥離層が前記した活性エネルギー線硬化性高分子化合物を剥離層の全固形分量に対して50〜90質量%含有し、かつエポキシ化合物を剥離層の全固形分量に対して10〜30質量%含有することを特徴とする剥離フィルム。
- 前記剥離層が更に熱カチオン重合開始剤を含有することを特徴とする請求項1記載の剥離フィルム。
- 請求項1に記載する剥離フィルムが有する剥離層の基材から離れた側に導電性層を形成する工程、剥離層に活性エネルギー線を照射する活性エネルギー線照射工程、剥離層側の導電性層を有する側にプロテクトフィルムを貼合する工程、およびプロテクトフィルムと共に少なくとも剥離層と導電性層を基材から剥離する工程、を少なくともこの順に具備する導電性材料の製造方法。
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