JP5872014B2 - アレルゲン由来のアレルゴイド - Google Patents
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Description
RおよびR2は独立してH、C1-C5アルキル、任意にオルト位、メタ位、またはパラ位にてヒドロキシ、C1-C4アルコキシ、ハロゲン、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、メルカプト、C1-C4アルキルメルカプト基で置換されたフェニルから選択され;
XはO、S、またはNR3を示し、R3はH、炭素数1から6のアルキル、フェニル、またはCNであり;
R1はH、炭素数1から8のアルキル、フェニル、または炭素数が最大8のアリールアルキル、または複素環を含むアルキルを示し;
protはアレルゲンのタンパク質残基を示し;
nは修飾されたアルギニン基の数であって、1から、アレルゲンに存在するアルギニン基の数までの範囲であり;
mは修飾されたリシン基の数であって、1から、アレルゲンに存在するリシン基の数までの範囲である〕
を有する。
上述の方法に従い、KCNOとの反応後に得られた、すなわち二重のKCNO/PGO置換を有するアレルゴイドのサンプルが調製される。
ヤケヒョウヒダニ属(Dermatophagoides pteronyssinus)のダニ抽出物の、KCNOによる、およびこれに続くKCNO/PGO結合による化学修飾法
ヤケヒョウヒダニ属(Dermatophagoides pteronyssinus)のダニ抽出物(Greer Labs, Lenoir, NC, USA)は、エチルエーテルによる脱脂の後、0.05%のアジドを含む100mLのPBS(0.015M リン酸バッファー、0.135M NaCl、pH 7.2)(PBS-A)を5gの乾燥ダニの体に加え、その後、ダニの外骨格を壊してダニの中に含まれているアレルゲンタンパク質の抽出を容易にするために、混合物を1分間超音波処理(Branson Ultrasonics, Sonifier 450, Darbury CT, USA)することにより調製した。最後に、調製物を4℃で一晩攪拌した。14000rpmで30分間の遠心分離および不溶性ペレットの除去の後、上清を蒸留水に対して透析し、凍結乾燥させた。
この目的のために、予めグルタルアルデヒドで処理したポリスチレンビーズを、ビーズ当たりのタンパク質が1μgの比率で、DP抽出物を用いて活性化した。
a)マウスの免疫化プロトコール
4匹のBalb/c株雌マウス(Charles River)からなる群を、100μLのフロイント完全アジュバントと100μLの生理学的溶液中20μgのKCNO/PGO修飾DP抽出物とからなるエマルションを200μL用いて、皮下免疫した。他の3回の追加免疫は、完全アジュバントを不完全アジュバントに置き換えることにより、2週間の間隔で実施された。最後の免疫化の7日後、マウスの尾からの採血を実施し、このサンプルは、免疫原に対する抗体反応、ならびに天然タンパク質を認識する能力に関し、ELISAによって検査される。
天然の非修飾DP抽出物に対してもまた指向されるIgG反応をマウスにおいて誘導する能力を意味する免疫原性を、下記のプロトコールに従って投与された場合にKCNO/PGO修飾DP抽出物が維持するかどうか証明するために、試験は実施される。この目的のために、50mM炭酸塩/炭酸水素塩バッファー(pH 9.6)中の等量(0.25μg)のDP抽出物(天然またはKCNO/PGO修飾)を、4℃で16時間インキュベーションすることにより、ELISAアッセイ用ポリスチレンプレートのウェルに吸着させた。その後、洗浄溶液(0.05% Tween 20を含む60mMリン酸バッファー;pH 6.5)を用いてウェルを洗浄し、希釈溶液(150mMリン酸バッファー(pH 7.4)中、25%ウマ血清、1mM EDTA、0.05% Tween 20、0.01%チオメルサール)を用いて、未反応の吸着サイトを飽和した。等量(100μL)のマウス貯蔵血清10倍連続希釈液(希釈バッファー中)を各ウェルに加え、25℃で2時間インキュベーションする。3回洗浄した後、ウサギペルオキシダーゼ結合抗マウスIgG血清を、希釈バッファー中1:2000の希釈度で加え、混合物を25℃で1.5時間インキュベーションする。3回洗浄した後、100μLのTMB試薬(BioFX Laboratories, Owings Mills, MD)を加え、25℃で15分間インキュベーションすることにより、比色反応を呈する。この反応は、100μLの1N HClを添加することにより消失し、450nmでの分光光度計の記録により評価する。免疫するのに用いられた抽出物のタンパク質と非修飾(天然)対照物のタンパク質との両方に対する、KCNO/PGO修飾DP抽出物を用いて免疫したマウスの貯蔵血清の特異的IgG反応性に関する結果は、図2に示す。観察することができるように、KCNO/PGO修飾DP抽出物を用いた処理により誘導されるIgG抗体は、天然DPタンパク質もまた(修飾タンパク質に対する濃度よりも低い濃度でではあるが)認識することができ、このことは、天然DP抽出物中に存在するエピトープに類似するエピトープTが、KCNO/PGO修飾DP抽出物中において保存されることを示す。したがって、KCNO/PGO修飾抽出物は、免疫系を適切に刺激する能力を維持し、天然DP抽出物のタンパク質に対してもまた指向する特異的IgG抗体を産生する。
電気泳動は、パッケージ製品である、4〜12%勾配のアクリルアミドゲルを用いて実施され、製造者の指示書に従って用いられた(NuPAGE(登録商標) Novex(登録商標) mini gels, Invitrogen, Milan)。この中性pHバッチ電気泳動システムによって、本発明者らが対象とする分子量範囲におけるバンドをよりよく分析することができる。
KCNOを用いて精製された、およびこれに続くKCNO/PGO結合による、主要アレルゲンDer p1の化学修飾法
a)DP抽出物からのDer p1アレルゲンの精製ステップ
Der p1アレルゲンは、たとえばCNBr-Sepharose (GE Helthcare, Milan)などの適切なマトリックスに共有結合した特異的モノクローナル抗体(イソタイプIgGl, Lofarma laboratoriesで製造)を用いて、製造者によって指示される方法に従って、アフィニティクロマトグラフィーによりDP抽出物から精製された。カラム中に保持されたDer p1アレルゲンは、5 mMグリシン、50%エチレングリコールから構成されるバッファー(pH 10.0)を用いてカラムから溶出される。精製されたアレルゲンは、そのモル吸光係数(E280)(47330に等しい)、したがって濃度1mg/mLでの吸光度(1.89に等しい)を考慮することにより、280nmでの分光光度計の記録によって定量した。最後に、1%のサッカロース存在下、Der p1を凍結乾燥させた。
この目的のために、予めグルタルアルデヒドで処理したポリスチレンビーズを、ビーズ当たりのタンパク質が1μgの比率で、Der p1を用いて活性化した。
a)マウスの免疫化プロトコール
4匹のBalb/c株雌マウス(Charles River)からなる群を、100μLのフロイント完全アジュバントと100μLの生理学的溶液中20μgのKCNO/PGO修飾Der p1とからなるエマルションを200μL用いて、皮下免疫した。他の3回の追加免疫は、完全アジュバントを不完全アジュバントに置き換えることにより、2週間の間隔で実施される。最後の免疫化の7日後、採血を実施し、免疫原に対するIgG抗体反応、ならびに天然タンパク質を認識する能力を、ELISAによって検査する。
天然の非修飾Der p1に対してもまた指向されるIgG反応をマウスにおいて誘導する能力を意味する免疫原性を、下記のプロトコールに従って投与された場合にKCNO/PGO修飾Der p1が維持するかどうか証明するために、試験は実施される。この目的のために、50mM炭酸塩/炭酸水素塩バッファー(pH 9.6)中の等量(0.1μg)のDer p1(天然またはKCNO/PGO修飾)を、4℃で16時間インキュベーションすることにより、ELISAアッセイ用ポリスチレンプレートのウェルに吸着させた。その後、洗浄溶液(0.05% Tween 20を含む60mMリン酸バッファー;pH 6.5)を用いてウェルを洗浄し、希釈溶液(150mMリン酸バッファー(pH 7.4)中、25%ウマ血清、1mM EDTA、0.05% Tween 20、0.01%チオメルサール)を用いて、未反応の吸着サイトを飽和した。等量(100μL)のマウス貯蔵血清10倍連続希釈液(希釈バッファー中)を各ウェルに加え、25℃で2時間インキュベーションする。3回洗浄した後、ウサギペルオキシダーゼ結合抗マウスIgG血清を、希釈バッファー中1:2000の希釈度で加え、混合物を25℃で1.5時間インキュベーションする。3回洗浄した後、100μLのTMB試薬(BioFX Laboratories, Owings Mills, MD)を加え、25℃で15分間インキュベーションすることにより、比色反応を呈する。この反応は、100μLの1N HClを添加することにより消失し、450nmでの分光光度計の記録により評価する。免疫するのに用いられたアレルゲンと非修飾(天然)対照物との両方に対する、KCNO/PGO修飾Der p1を用いて免疫したマウスの貯蔵血清の特異的IgG反応性に関する結果は、図5に示す。観察することができるように、KCNO/PGO修飾Der p1を用いた処理により誘導されるIgG抗体は、天然Der p1タンパク質もまた(修飾タンパク質に対する濃度よりも低い濃度でではあるが)認識することができ、このことは、天然対照物中に存在するエピトープに類似するT細胞エピトープが、KCNO/PGO修飾Der p1中において保存されることを示す。したがって、KCNO/PGO修飾Der p1は、免疫系を適切に刺激する能力を維持し、天然Der p1に対してもまた指向する特異的IgG抗体を産生する。
電気泳動は、パッケージ製品である、4〜12%勾配のアクリルアミドゲルを用いて実施され、製造者の指示書に従って用いられた(NuPAGE(登録商標) Novex(登録商標) mini gels, Invitrogen, Milan)。この中性pHバッチ電気泳動システムによって、本発明者らが対象とする分子量範囲におけるバンドをよりよく分析することができる。
KCNOを用いた、およびこれに続くKCNO/PGO結合による、主要アレルゲン 卵アルブミン(OVA)の化学修飾法
適切な量の、卵白から精製された市販OVAアレルゲン(Sigma Aldrich, Milan)を秤量し、20mMリン酸ナトリウムバッファー(pH 6.86)中に入れ、Lowryに従って、タンパク質濃度が2mg/mLになるようにする。KCNOを用いた修飾のために、50.25mgの四ホウ酸ナトリウム十水和物と101mgのシアン酸カリウムを、2.5mLのOVA溶液に加える。この塩をゆっくり攪拌することにより溶液にし、1M NaOHを用いてpHを任意に9.3に調整した。得られた溶液を密閉フラスコ中、サーモスタットで40℃に調温した浴中で16時間ゆっくり攪拌し続けた。最初の数時間の間、pHをモニターし、1Mリン酸を添加することにより任意に調整した。このようにして得られた調製物を、G-25カラムにて再びゲル濾過して過剰量の試薬を除去し、Millipore 0.22ミクロン膜にて滅菌した。引き続く分析には、その最小量を用いた。アレルゲンのアミン基の置換割合は、TNBS法によって評価され、その結果82%であった。KCNO修飾サンプルの残りは、下記の実験条件の下でフェニルグリオキサールとの第二の化学修飾法に用いた。
この目的のために、予めグルタルアルデヒドで処理したポリスチレンビーズを、ビーズ当たりのタンパク質が1μgの比率で、OVAを用いて活性化した。
a)マウスの免疫化プロトコール
4匹のBalb/c株雌マウス(Charles River)からなる群を、100μLのフロイント完全アジュバントと100μLの生理学的溶液中20μgのKCNO/PGO修飾OVAとからなるエマルションを200μL用いて、皮下免疫した。他の3回の追加免疫は、完全アジュバントを不完全アジュバントに置き換えることにより、2週間の間隔で実施される。最後の免疫化の7日後、マウスの尾から採血を実施し、免疫原に対する抗体反応、ならびに天然タンパク質を認識する能力を、ELISAによって検査する。
天然の非修飾OVAに対してもまた指向されるIgG反応をマウスにおいて誘導する能力を意味する免疫原性を、下記のプロトコールに従って投与された場合にKCNO/PGO修飾OVAアレルゲンが維持するかどうか証明するために、試験は実施される。この目的のために、50mM炭酸塩/炭酸水素塩バッファー(pH 9.6)中の等量(0.1μg)のOVA(天然またはKCNO/PGO修飾)を、4℃で16時間インキュベーションすることにより、ELISAアッセイ用ポリスチレンプレートのウェルに吸着させた。その後、洗浄溶液(0.05% Tween 20を含む60mMリン酸バッファー;pH 6.5)を用いてウェルを洗浄し、希釈溶液(150mMリン酸バッファー(pH 7.4)中、25%ウマ血清、1mM EDTA、0.05% Tween 20、0.01%チオメルサール)を用いて、未反応の吸着サイトを飽和した。等量(100μL)のマウス貯蔵血清10倍連続希釈液(希釈バッファー中)を各ウェルに加え、25℃で2時間インキュベーションする。3回洗浄した後、ウサギペルオキシダーゼ結合抗マウスIgG血清を、希釈バッファー中1:2000の希釈度で加え、混合物を25℃で1.5時間インキュベーションする。3回洗浄した後、100μLのTMB試薬(BioFX Laboratories, Owings Mills, MD)を加え、25℃で15分間インキュベーションすることにより、比色反応を呈する。この反応は、100μLの1N HClを添加することにより消失し、450nmでの分光光度計の記録により評価する。免疫するのに用いられたアレルゲンと非修飾(天然)対照物との両方に対する、KCNO/PGO修飾OVAを用いて免疫したマウスの貯蔵血清の特異的IgG反応性に関する結果は、図8に示す。示されているように、KCNO/PGO修飾OVAを用いた処理により誘導されるIgG抗体は、天然OVAタンパク質もまた(修飾タンパク質に対する濃度よりも低い濃度でではあるが)認識することができ、このことは、天然対照物中に存在するエピトープに類似するT細胞エピトープが、KCNO/PGO修飾OVA中において保存されることを示す。したがって、KCNO/PGO修飾OVAは、免疫系を適切に刺激する能力を維持し、天然OVAに対してもまた指向する特異的IgG抗体を産生する。
電気泳動は、パッケージ製品である、4〜12%勾配のアクリルアミドゲルを用いて実施され、製造者の指示書に従って用いられた(NuPAGE(登録商標) Novex(登録商標) mini gels, Invitrogen, Milan)。この中性pHバッチ電気泳動システムによって、本発明者らが対象とする分子量範囲におけるバンドをよりよく分析することができる。
KCNO結合またはKCNO/PGO結合を用いた、組換え型で得られる主要モモアレルゲンPru p3の化学修飾法
大腸菌(E.coli)におけるrPru p3アレルゲンの産生ステップ
Pru p3 cDNAは、クレムソン大学ゲノム研究所(Genomics Institute of Clemson University(USA))により提供された、PP LEa0029C22Fクローン(GenBank, Acc. No. BU047210)中に含まれるヌクレオチド配列AY792996を増幅することにより得られる。PCR(ポリメラーゼ連鎖反応)増幅反応に用いられたオリゴヌクレオチドは、Pru p 3-6H ECO (5' ccg gaa ttc cat atg cat cac cat cac cat cac ata aca tgt ggc caa gtg)とPru p 3 Bam (5' cgc gga tcc tca ctt cac ggt ggc gc)であり、成熟タンパク質に対応する転写物の5’および3’末端配列に相当する。下線を引いた配列は、増幅および発現ベクターにおけるクローニングに必要な、制限酵素Eco R I、Nde I、およびBam H Iの切断部位であり、6個のヒスチジン残基をコードする配列をイタリックで強調表示する。得られたcDNAは、精製した後、発現ベクターに挿入され、増幅され、自動配列決定(M-Medical/MWG-Biotech)により配列の正確性を確かめられた。
この目的のために、予めグルタルアルデヒドで処理したポリスチレンビーズを、ビーズ当たりのタンパク質が1μgの比率で、Pru p3を用いて活性化した。
a)マウスの免疫化プロトコール
4匹のBalb/c株雌マウス(Charles River)からなる群を、100μLのフロイント完全アジュバントと100μLの生理学的溶液中20μgのKCNO/PGO修飾Pru p3とからなるエマルションを200μL用いて、皮下免疫した。他の3回の追加免疫は、完全アジュバントを不完全アジュバントに置き換えることにより、2週間の間隔で実施される。最後の免疫化の7日後、採血を実施し、免疫原に対する抗体反応、ならびに天然タンパク質を認識する能力を、ELISAによって検査する。
天然の非修飾Pru p3に対してもまた指向されるIgG反応をマウスにおいて誘導する能力を意味する免疫原性を、下記のプロトコールに従って投与された場合にKCNO/PGO修飾Pru p3が維持するかどうか証明するために、試験は実施される。この目的のために、50mM炭酸塩/炭酸水素塩バッファー(pH 9.6)中の等量(0.1μg)のPru p3(天然またはKCNO/PGO修飾)を、4℃で16時間インキュベーションすることにより、ELISAアッセイ用ポリスチレンプレートのウェルに吸着させた。その後、洗浄溶液(0.05% Tween 20を含む60mMリン酸バッファー;pH 6.5)を用いてウェルを洗浄し、希釈溶液(150mMリン酸バッファー(pH 7.4)中、25%ウマ血清、1mM EDTA、0.05% Tween 20、0.01%チオメルサール)を用いて、未反応の吸着サイトを飽和した。等量(100μL)のマウス貯蔵血清10倍連続希釈液(希釈バッファー中)を各ウェルに加え、25℃で2時間インキュベーションする。3回洗浄した後、ウサギペルオキシダーゼ結合抗マウスIgG血清を、希釈バッファー中1:2000の希釈度で加え、混合物を25℃で1.5時間インキュベーションする。3回洗浄した後、100μLのTMB試薬(BioFX Laboratories, Owings Mills, MD)を加え、25℃で15分間インキュベーションすることにより、比色反応を呈する。この反応は、100μLの1N HClを添加することにより消失し、450nmでの分光光度計の記録により評価する。免疫するのに用いられたPru p3と非修飾(天然)対照物との両方に対する、KCNO/PGO修飾Pru p3を用いて免疫したマウスの貯蔵血清の特異的IgG反応性に関する結果は、図11に示す。観察することができるように、KCNO/PGO修飾Pru p3を用いた処理により誘導されるIgG抗体は、天然Pru p3タンパク質もまた認識することができ、このことは、天然対照物中に存在するエピトープに類似するT細胞エピトープが、KCNO/PGO修飾Pru p3中において保存されることを示す。したがって、KCNO/PGO修飾Pru p3は、免疫系を適切に刺激する能力を維持し、天然Pru p3に対してもまた指向する特異的IgG抗体を産生する。
電気泳動は、パッケージ製品である、4〜12%勾配のアクリルアミドゲルを用いて実施され、製造者の指示書に従って用いられた(NuPAGE(登録商標) Novex(登録商標) mini gels, Invitrogen, Milan)。この中性pHバッチ電気泳動システムによって、本発明者らが対象とする分子量範囲におけるバンドをよりよく分析することができる。
Claims (6)
- 対応する天然アレルゲン物質と比較してアレルゲン性が減少し、かつ免疫原性は維持されている改変アレルゲンであって、
維持されている免疫原性は、IgGにより媒介される抗体反応により誘導され、
天然アレルゲン物質のリシン残基の1級アミン基のすべてまたは一部が、カルバモイル基またはチオカルバモイル基によって修飾され、
カルバモイル基またはチオカルバモイル基によって修飾されたアレルゲン物質のアルギニン残基の1級アミン基のすべてまたは一部が、ジアルデヒド基またはジケトン基によってさらに修飾され、
原材料のアレルゲン物質が、DPダニ抽出物、Der p1、卵アルブミン、および脂質転移タンパク質(LTP)から選択される、
改変アレルゲン。 - 前記天然アレルゲン物質が組換え型である、請求項1に記載の改変アレルゲン。
- リシンの修飾された1級アミン基の割合の平均値が75%から100%の範囲であり、置換アルギニン残基の割合の平均値が25%から100%の範囲である、請求項1または2に記載の改変アレルゲン。
- リシンの修飾された1級アミン基の割合の平均値が90%であり、置換アルギニン残基の割合の平均値が40%である、請求項3に記載の改変アレルゲン。
- 請求項1から4のいずれか1項に記載の免疫療法用量の1以上の改変アレルゲンを、医薬上許容可能な賦形剤と組み合わせて含む、医薬組成物。
- 前記改変アレルゲンが、非改変アレルゲンと比較して、対応する天然アレルゲンをもまた認識し得る特異的IgG抗体を誘導することができるが、特異的IgE抗体との結合を減少させることができる、
特異的免疫療法において用いるための、請求項1から4のいずれか1項に記載の改変アレルゲン。
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