JP5872956B2 - 炭化珪素質焼結体およびこの炭化珪素質焼結体からなる静電吸着部材ならびに半導体製造装置用部材 - Google Patents
炭化珪素質焼結体およびこの炭化珪素質焼結体からなる静電吸着部材ならびに半導体製造装置用部材 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5872956B2 JP5872956B2 JP2012102698A JP2012102698A JP5872956B2 JP 5872956 B2 JP5872956 B2 JP 5872956B2 JP 2012102698 A JP2012102698 A JP 2012102698A JP 2012102698 A JP2012102698 A JP 2012102698A JP 5872956 B2 JP5872956 B2 JP 5872956B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- silicon carbide
- sintered body
- mass
- nitrogen
- based sintered
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
- Ceramic Products (AREA)
- Drying Of Semiconductors (AREA)
Description
素質焼結体の体積抵抗率が低下した状態にあるため、電流が半導体ウェハに流れて、半導体ウェハ上に形成された素子を破壊するおそれがあった。
に対して、窒素および硼素の含有量がそれぞれ0.1質量%以下であることが好適である。
主相2において、炭素および珪素以外の元素の含有量が制限されていることにより、炭素および珪素以外の元素を含有することによって、主相2を構成する結晶の格子欠陥が増加することを抑えることができる。すなわち、格子欠陥を通じて電流が流れることによる体積抵抗率の低下を抑制できるので、体積抵抗率のより大きな炭化珪素質焼結体とすることができる。
えば、硼素,珪素およびアルゴンは、第1の副相3を構成する元素に対して、合計量が25原子%以下の範囲で含有することができる。
の含有量が0.3質量%以上1質量%以下であると、炭化珪素質焼結体1の体積抵抗率を高
く維持でき、さらに、静的弾性率,機械的強度等の機械的特性を高く維持できる傾向がある。
量を含め、0.55質量%以上1.2質量%以下であると、炭化珪素質焼結体1の体積抵抗率を
より高く維持できる傾向があり、さらに静的弾性率,機械的強度等の機械的特性をより高く維持できる傾向があり好適である。
ることが好適である。
m以下であることが好適である。
結体1とすることができる。これら金属成分の各含有量は、ICP発光分光分析法または蛍光X線分析法により求めればよい。
ても高い体積抵抗率を維持することができるため、信頼性が高いものとすることができる。さらに、体積抵抗率が上記の範囲においては、ジョンソン・ラーベック力が得られ、静電吸着部材として高い吸着力を得られる傾向がある。
る電圧が印加されても、高い体積抵抗率を維持することができるため、信頼性が高いものとすることができる。あわせて、炭化珪素質焼結体1に接する半導体の静電気を除去しやすくなる傾向がある。
抗率を維持することができるため、信頼性が高いものとすることができる。
極間に600V/mmの電界強度となる電圧を印加したときの体積抵抗率を求めればよい。
示す概略断面図である。なお、同じ部材には同じ符号を用いる。
次に、本実施形態の炭化珪素質焼結体1の製造方法の一例について説明する。
ンカルボン酸塩,非晶質状の炭素粉末,またはフェノール樹脂からなる焼結助剤を炭素換算で0.5〜4.0質量部と、結合剤とを添加して混合した後、噴霧乾燥することで主成分が炭化珪素からなる顆粒を得る。
粉末の純度は、99.8質量%以上であることがより好適である。
るにするには、クロム、マンガン、鉄、コバルト、ニッケル、銅、バナジウム、ジルコニウムおよびタングステンの含有量がそれぞれ200質量ppm以下である炭化珪素質粉末を
用いればよい。
み方向から加圧、成形して所定形状の成形体を得る。そして、成形体を窒素雰囲気中、温度を450〜650℃、保持時間を2〜10時間として脱脂して、脱脂体を得る。次に、この脱脂体を焼成炉に入れ、体積比率で不活性ガス:窒素ガス=75:25〜85:15とし、圧力が0.1M
Pa以上0.15MPa以下である混合ガスの雰囲気中、最高温度を1800〜2200℃、より好適には2100〜2200℃、保持時間を3〜6時間として保持し、焼成することにより本実施形態の炭化珪素質焼結体1を得ることができる。なお、不活性ガスについては特に限定されるものではないが、入手や取り扱いが容易であることから、アルゴンガスを用いることが好適である。
対する窒素の含有量が、0.55質量%以上1.2質量%以下である炭化珪素質焼結体1を得る
には、用いる窒化硼素粉末を0.15〜0.8質量部とし、混合ガスの体積比率を不活性ガス:
窒素ガス=77:23〜83:17とすればよい。
とし、触針式の表面粗さ計を用いて測定する場合であれば、例えば、炭化珪素質焼結体1の表面に、触針先端半径が2μmの触針を当て、触針の走査速度は0.5mm/秒とすれば
よい。
ールミルに入れて50時間粉砕混合してスラリーとした。そして、このスラリーに、炭化珪素質粉末100質量部に対し、炭化硼素粉末0.4質量部、フェノール樹脂を炭素換算で1.4質
量部および結合剤を添加して粉砕混合した後、噴霧乾燥することにより主成分が炭化珪素の顆粒を得た。
然冷却して脱脂し、脱脂体とした。次に、得られた脱脂体を表1に示すアルゴンガスと窒素ガスとの体積比率で、圧力が0.11MPaである混合ガスの雰囲気中に、最高温度を2150℃として、4時間保持して焼成することにより、直径および厚さがそれぞれ50mm,3.5
mmの円板ならびに幅、厚さおよび長さがそれぞれ4mm,3mm,40mmの角柱体からなる炭化珪素質焼結体1の試料No.1〜7を作製した。
ノール樹脂系バインダを炭素換算で2質量%と、アルコールとを、樹脂製ボールミルにて混合してスラリーを調製した。噴霧乾燥することにより主成分が炭化珪素の顆粒を得た。
。
抗率を測定した。
))に準拠して測定した。
体積抵抗率が4.8×107Ω・m以上、3点曲げ強度が438MPa以上と高い体積抵抗率と高い機械的特性とを兼ね備えていることがわかった。
とにより主成分が炭化珪素であって、平均粒径が80μmである顆粒を得た。
mの角柱体からなる炭化珪素質焼結体1のそれぞれ複数個ずつをセットとした試料No.9〜14を得た。
用試料を作製した。そして、エネルギー分散型X線分光器を備えた透過電子顕微鏡を用い、倍率,加速電圧および観察範囲をそれぞれ12500倍,200kV,14.5μm×14.5μmとして各試料の観察用試料を分析した。なお、各試料の、第1の副相3および第2の副相4の有無の結果は表2に示す。なお、エネルギー分散型X線分光器を用いて主相2である炭化珪素相中の窒素の存在の有無について確認したところ、試料No.9〜14は窒素の存在を確認できなかった。
部および結合剤を添加して粉砕混合した後、噴霧乾燥することにより主成分が炭化珪素の顆粒を得た。
。この炭化珪素質焼結体1の相対密度は、実施例1と同様の方法で求めた結果、いずれの
試料も相対密度は99%であった。また、結晶多形が3C型および4H型の結晶多形の比率の合計については、X線回折装置を用いてX線回折を行ない、得られたスペクトルをリートベルト法により求めた。また、炭化珪素質焼結体1の体積抵抗率は、実施例1と同様の方法で測定した。結果を表3に示す。
2:主相
3:第1の副相
4:第2の副相
5:静電吸着装置
6:電極
7:板状体
8:静電吸着部材
9:接合層
10:支持部材
11:リード線
12:吸着層
13:プラズマエッチング装置
14:サセプタ
15:クランプリング
16a:上部電極
16b:下部電極
17:高周波電源
18:回路基板
19:放熱基板
20,21:回路部材
22:接合層
Claims (6)
- 炭化珪素の結晶を主相とし、炭素および窒素を含有する第1の副相を有しており、前記炭化珪素の結晶の結晶多形のうち3C型および4H型の比率の合計が20%以下であり、相対密度が96.5%以上であることを特徴とする炭化珪素質焼結体。
- 炭化珪素質焼結体100質量%に対する窒素の含有量が0.3質量%以上1.0質量%以下であることを特徴とする請求項1に記載の炭化珪素質焼結体。
- 窒化硼素を第2の副相としてさらに有することを特徴とする請求項1または2に記載の炭化珪素質焼結体。
- 炭化珪素質焼結体100質量%に対する窒素の含有量が0.55質量%以上1.2質量%以下であることを特徴とする請求項3に記載の炭化珪素質焼結体。
- 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の炭化珪素質焼結体からなることを特徴とする静電吸着部材。
- 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の炭化珪素質焼結体からなることを特徴とする半導体製造装置用部材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2012102698A JP5872956B2 (ja) | 2012-04-27 | 2012-04-27 | 炭化珪素質焼結体およびこの炭化珪素質焼結体からなる静電吸着部材ならびに半導体製造装置用部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2012102698A JP5872956B2 (ja) | 2012-04-27 | 2012-04-27 | 炭化珪素質焼結体およびこの炭化珪素質焼結体からなる静電吸着部材ならびに半導体製造装置用部材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2013230948A JP2013230948A (ja) | 2013-11-14 |
| JP5872956B2 true JP5872956B2 (ja) | 2016-03-01 |
Family
ID=49677767
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2012102698A Expired - Fee Related JP5872956B2 (ja) | 2012-04-27 | 2012-04-27 | 炭化珪素質焼結体およびこの炭化珪素質焼結体からなる静電吸着部材ならびに半導体製造装置用部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP5872956B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP3439027B1 (en) * | 2016-03-30 | 2022-12-07 | KYOCERA Corporation | Suction member |
| JP7481603B2 (ja) * | 2020-03-13 | 2024-05-13 | 日本特殊陶業株式会社 | 真空チャック、真空チャックの表面改質方法、および真空チャックの製造方法 |
| CN116323019B (zh) * | 2020-10-07 | 2025-10-31 | 京瓷株式会社 | 夹紧用夹具、夹紧用夹具的制造方法以及清洗装置 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63270358A (ja) * | 1987-04-30 | 1988-11-08 | Kyocera Corp | 炭化珪素質焼結体の製造方法 |
| US6716800B2 (en) * | 2002-04-12 | 2004-04-06 | John Crane Inc. | Composite body of silicon carbide and binderless carbon, process for producing such composite body, and article of manufacturing utilizing such composite body for tribological applications |
| JP2005119925A (ja) * | 2003-10-20 | 2005-05-12 | Toshiba Ceramics Co Ltd | 高比抵抗炭化ケイ素焼結体 |
| JP2007277030A (ja) * | 2006-04-04 | 2007-10-25 | Bridgestone Corp | ヒータ用炭化ケイ素焼結体及びその製造方法 |
-
2012
- 2012-04-27 JP JP2012102698A patent/JP5872956B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2013230948A (ja) | 2013-11-14 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP6432649B2 (ja) | セラミックス材料、静電チャック装置 | |
| CN104285290B (zh) | 冷却板、其制法以及半导体制造装置用部件 | |
| CN110248910B (zh) | 复合烧结体、静电卡盘部件及静电卡盘装置 | |
| JP6592188B2 (ja) | 吸着部材 | |
| JP6496092B1 (ja) | 窒化アルミニウム質焼結体、および半導体保持装置 | |
| JP2018190987A (ja) | 静電チャック装置 | |
| JP6960636B2 (ja) | プラズマ処理装置用炭化ケイ素部材及びその製造方法 | |
| KR102497967B1 (ko) | 복합 소결체, 반도체 제조 장치 부재 및 복합 소결체의 제조 방법 | |
| JP2008098626A (ja) | 静電チャック及びその製造方法 | |
| JP5743830B2 (ja) | 窒化珪素質焼結体およびこれを用いた回路基板ならびに電子装置 | |
| JP5872956B2 (ja) | 炭化珪素質焼結体およびこの炭化珪素質焼結体からなる静電吸着部材ならびに半導体製造装置用部材 | |
| JP5406565B2 (ja) | 酸化アルミニウム焼結体、その製法及び半導体製造装置部材 | |
| JP7227954B2 (ja) | 複合焼結体、半導体製造装置部材および複合焼結体の製造方法 | |
| CN113260732A (zh) | 等离子体处理装置用构件和具备它的等离子体处理装置 | |
| JP5751917B2 (ja) | 炭化珪素質焼結体およびこの炭化珪素質焼結体からなる静電吸着部材ならびに半導体製造装置用部材 | |
| JP4683759B2 (ja) | ウエハ支持部材およびその製造方法 | |
| KR20210052250A (ko) | 복합 소결체 및 복합 소결체의 제조 방법 | |
| JP2009132584A (ja) | セラミックス焼結体及びそれを用いた静電チャック | |
| JP2020109725A (ja) | 保持装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20141215 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150821 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150915 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20151116 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20151215 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160114 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5872956 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |