JP5873766B2 - 情報入力装置 - Google Patents
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Description
パーソナル・コンピュータは一般に卓上に設置されているので、キーボードや、マウス等のポインティングデバイスを使用してウエブサイトに対しアクセスすることができる。しかしながら、ゲーム機やテレビジョン受信機は離れた場所から見ることが多いため、マウス等のポインティングデバイスを接続して閲覧操作することは難しく、リモートコントローラによる操作に頼らざるを得ない。
ところが、ウエブページ上に存在するリンクの数は80程度もあり、一方矢印タグは上下左右を示す4種類しかない。このため、上記多数のリンクを個別に識別するには上記4種類の矢印タグを3種類もしくは4種類組み合わせなければならない。このような場合、ユーザは所望のリンクを1つ選択するためにその都度カーソルキーを3回もしくは4回操作しなければならず、操作数が多くなり1つのリンクを選択するまでに多くの手間と時間を要する。また、タッチパネルでこの上下左右の方向キーを入力するのは従来のメカニカルなボタンを押すよりも操作が煩わしい。さらにカメラを用いた画像認識を用いた従来の入力方法では上下左右の入力を行うのも容易ではない。
[一実施形態]
(構成)
図1は、この発明の一実施形態に係わる情報入力装置を用いた操作情報入力システムの概略構成図である。このシステムは、テレビジョン受信機2にカメラ4を装着すると共に、テレビジョン受信機2に情報処理装置3を接続したものとなっている。カメラ4は、ユーザ1の指の動きを用いたジェスチャを撮像し、その撮像画像データをUSBケーブルを介してテレビジョン受信機2へ出力する。なお、ユーザ1の指先には、指先の動きをより認識し易くするために例えばLED(Light Emitting Diode)を用いた発光マーカ6が装着される。
撮像画像取得ユニット10はカメラ画像取得部11を備え、上記リアルタイム発生ユニットによりイベント信号が発行されるごとに、カメラ4から画像データを取得して、この画像データを上記カメラ画像蓄積部21に記憶させる機能を有する。
このうち、先ず一筆書きジェスチャ認識機能ON/OFF切替部310は、指位置検出部311と、一筆書きジェスチャ認識機能ON/OFF判断・切替部312を有する。指位置検出部311は、上記カメラ画像蓄積部21に格納された画像データからマーカ5の描画点の位置座標、つまりユーザの指の指示位置を検出し、この検出された描画点の位置座標を上記指位置蓄積部25に格納する。
(1) 一筆書きジェスチャ認識処理部320の機能がOFFに設定されている状態で、カメラ4による撮像範囲、つまりジェスチャの認識領域内に、ジェスチャの始点判定領域(ジェスチャ開始領域)を設定する。そして、上記指位置検出部311により検出された発光マーカ5の描画点が上記ジェスチャ開始領域内に存在するか否かを判定し、存在すると判定された場合に上記一筆書きジェスチャ認識処理部320の機能をONに設定すると共に、ジェスチャの終点を検出するための検出ゾーン(Detection zone)を上記ジェスチャの認識領域内に設定する機能。
一筆書きジェスチャ入力判断部321は、一筆書きジェスチャ認識処理部320の機能がONの状態で、上記画像データから検出される描画点が上記ジェスチャ開始領域内に入ったことが検出されたときの位置座標をジェスチャの開始点として検出する。また、上記描画点がジェスチャ開始領域外に出たのち上記検出ゾーン内に戻ったとき、このときの描画点の位置座標をジェスチャの終了点として検出する。
メニュー状態把握処理部51は、Webページに表示中のメニューの状態、つまりメニューに対しUFTが割り当てられているか否かを、Unicursal Tag Flagをもとに判定する機能を有する。
(2) 一筆書きジェスチャにより描画された一次元図形データ(Unicursal Line)を取り込み、この取り込んだUnicursal Lineの描画軌跡とその終始点の座標から当該Unicursal Lineの描画方向を判定する機能。
なお、上記指の位置検出ユニット10、一筆書きジェスチャ認識処理ユニット30、リアルタイム処理発生ユニット40及び表示画面処理ユニット50の各処理機能は、図示しないプログラムメモリに格納されたアプリケーション・プログラムを中央処理ユニット(Central Processing Unit:CPU)に実行させることにより実現される。
次に、以上のように構成された情報処理装置3による、ジェスチャを用いた入力情報の認識動作を説明する。
図3は、その全体の処理手順と処理内容を示すフローチャートである。なお、ここではテレビジョン受信機2のディスプレイに電子番組案内(Electronic Program Guide:EPG)情報を表示させ、このEPG情報に対しユーザ1がジェスチャにより番組の選択操作を行う場合を例にとって説明する。
ジェスチャ入力モードが設定されると、ステップS10によりリアルタイム処理発生ユニット40が起動し、タイマの計時時間Tが予め設定された時間、例えば16msecになるごとにステップS11においてイベント信号が発生される。すなわち、ジェスチァ入力モードでは16msec周期でイベント信号が発生される。なお、タイマの計時時間Tはイベント信号が発生されるごとにステップS12でリセットされる。
上記リアルタイム処理発生ユニット40からイベント信号が発生されると、先ずステップS20において撮像画像取得ユニット10が起動し、そのカメラ画像取得部11の制御の下で、カメラ4により撮像されたユーザ1の画像データが取り込まれてカメラ画像蓄積部21に記憶される。
上記指位置蓄積部25に新たな指位置座標が記憶されるごとに、ステップS30のステップS31において一筆書きジェスチャ認識処理ユニット30の一筆書きジェスチャ認識機能ON/OFF切替部310が起動され、この一筆書きジェスチャ認識機能ON/OFF切替部310の制御の下で以下のような処理が実行される。図4中のステップS312はその処理手順と処理内容を示すフローチャートである。
先ずステップS3121により一筆書きジェスチャ認識処理部320の機能がONであるか否かが判定される。そして、ここではまだONになっていないのでステップS3126に移行し、カメラ4による撮像範囲、つまりジェスチャの認識領域内に、ジェスチャの始点判定領域(ジェスチャ開始領域)を設定する。例えば図5(a)に示すように、ジェスチャの認識領域Cの中央にジェスチャ開始領域E1を設定する。そして、上記指位置検出処理(ステップS311)により検出された発光マーカ5の描画点の位置座標が上記ジェスチャ開始領域E1内に存在するか否かを判定する。
上記一筆書きジェスチャ認識機能がONとなった状態で、ユーザ1がジェスチャによるテレビジョン受信機2の操作を一旦中止するべく、指の位置を例えば図6(a)のL2に示すようにカメラ4の撮像範囲外、つまりジェスチャの認識領域Cの外へ移動させたとする。そうすると、一筆書きジェスチャ認識機能ON/OFF切替部310は、ステップS3121により一筆書きジェスチャ認識処理部320の機能がONであるか否かを判定し、ここではONになっているのでステップS3122に移行する。そして、指位置検出処理(ステップS311)により検出された発光マーカ5の描画点の位置座標が、上記ジェスチャの認識領域Cの外に出たか否かを判定する。
上記一筆書きジェスチャ認識機能がONとなった状態で、一筆書きジェスチャ認識処理部320は以下のようにジェスチャの認識処理を実行する。図7はその全体の処理手順と処理内容を示すフローチャートである。
すなわち、先ずステップS321において一筆書きジェスチャ入力判断部321が起動し、この一筆書きジェスチャ入力判断部321の制御の下で、ユーザ1の指に装着された発光マーカ5による描画点が上記検出ゾーンE2内に入ったか否かをステップS3211により判定する。そして、描画点が上記検出ゾーンE2内に入っていなければ、ステップS3214によりジェスチャ入力中か否かを示すジェスチャフラグ(Gesture Flag)を“TRUE”に設定し、以後イベントが発生するごとに描画点が検出ゾーンE2内に入るか否かを監視する処理を繰り返す。
さて、この状態でユーザ1の指に装着された発光マーカ5による描画点が上記検出ゾーンE2内に入ったことが検出されたとする。そうすると、ステップS3212によりジェスチャフラグが“TRUE”になっていることを確認した後、先ずステップS322により一筆書き図形の方向識別処理を実行する。
次にステップS323により一筆書き図形識別処理を実行する。この一筆書き図形識別処理は、指位置蓄積部25に記憶された指位置座標、つまり描画点の位置情報の集合を読み出し、この描画点の位置座標の集合により表される指の軌跡、つまりジェスチャにより描かれた図形の形状を、一筆書き図形蓄積部22に記憶された一筆書き図形モデルと照合することで識別する。
そして、上記ジェスチャにより描かれた図形の描画方向及び図形形状の識別処理が終了すると、ステップS3213によりジェスチャフラグ(Gesture Flag)を“False”にリセットする。
上記一筆書きジェスチャの認識処理が終了すると、ステップS40において表示画像処理ユニット50が起動され、この表示画像処理ユニット50の制御の下で、表示画像の更新処理が以下のように行われる。
すなわち、上記一筆書き図形の方向識別部322及び一筆書き図形識別部323によりそれぞれ識別されたジェスチャ図形の描画方向及び図形の種類をもとに、操作内容データベース23から対応する操作内容を表す情報が読出される。そして、この読み出された操作内容を表す情報をもとに、表示画像・映像蓄積部24から対応する画像や映像の表示データが読出され、この表示データをもとにテレビジョン受信機2の表示画面が更新される。
ところで、上記一筆書きジェスチャによる入力操作が行われる前に、表示画面処理ユニット50はステップS40において、メニューに対するUFTの割り当て及びその表示処理を以下のように実行する。図8はその処理手順と処理内容を示すフローチャートである。
表示画面処理ユニット50は、先ずステップS4011により、メニュー状態把握処理部51の制御の下でUnicursal Tag Flagが“TRUE”か否か、つまりWebページに表示中のメニューに対しUFTが割り当てられているか否かを判定する。この判定の結果、UFTがまだ割り当てられていなければ、ステップS402により一筆書き図形タグ表示部52を起動し、この一筆書き図形タグ表示部52の制御の下で以下のようにUFTの割り当て及び表示処理を実行する。
(6−2)リンク選択処理
上記したようにメニューにUFTが割り当てられて表示された状態で、ユーザが所望のメニューを選択する場合には、当該メニューに割り当てられたUFTにより表される図形を一筆書きジェスチャにより入力する。このとき、表示されているUTFは、図9に示したように、線幅が始点において最も太くなると共に終点において最も細くなりかつ始点から終点にかけて徐々に細くなるように設定された、毛筆をモチーフとした線状図形である。このためユーザは、一筆書きジェスチャとして入力すべき図形の始点と当該図形の書き順を、同一の線幅で描かれたUFTに比べて簡単かつ明確に認識することができる。
上記入力図形が認識されると表示画面処理ユニット50は、ここではUnicursal Tag Flagが“TRUE”に設定されているため、ステップS403によりリンク選択部54を起動する。そして、このリンク選択部54の制御の下、先ずステップS4031により上記認識された入力図形の描画方向が上方向又は下方向かを判定し、上方向又は下方向のいずれかであればステップS4032によりリンク選択処理を行う。このリンク選択処理は、上記認識された入力図形の種類をもとに、一筆書き図形タグ蓄積部26から当該入力図形(UFT)に対応するリンク先情報を読出し、この読み出したリンク先情報に基づいてWebサイトにアクセスすることにより行われる。このリンク選択処理により、表示画面に表示されているページは更新される。
以上詳述したようにこの実施形態では、テレビジョン受信機2の表示画面に表示中のメニュー群に対し一筆書き図形タグ(UFT)を割り当て表示させる機能と、この表示されたUFTに応じジェスチャ入力が行われた場合に対応するリンク選択処理を行う機能とを備えている。このうち、UFTの割り当て表示機能は、テレビジョン受信機2の表示画面を上下左右の4つの表示領域に分割し、この状態で一筆書きジェスチャにより描画されたUnicursal Lineの描画方向を判定して、この判定されたUnicursal Lineの描画方向に対応する表示領域を上記分割された4つの表示領域の中から選択する。そして、この選択された表示領域に表示されているメニュー群に対し、一筆書き図形タグ蓄積部26に記憶されている各UFTの中から予め定められた選択条件を満たすものを選択して割り当てると共に、割り当てられたUFTを上記メニューに関連付けてテレビジョン受信機2の表示画面に表示させるようにしている。
なお、この発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、前記実施形態では左向き又は右向きのUnicursal Lineの入力に応じて表示画面の左右いずれかの表示領域を選択し、この表示領域に表示されたメニューに対しUFTを割り当てるようにした。しかしそれに限らず、上向き又は下向きのUnicursal Lineの入力に応じて表示画面の上下いずれかの表示領域を選択し、この表示領域に表示されたメニューに対しUFTを割り当てるようにしてもよい。
その他、情報入力装置の種類や構成、図形の組み合わせの種類等についても、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施可能である。
Claims (1)
- 一筆書きにより描画された二次元図形データを取り込み、この取り込んだ二次元図形データの描画軌跡と終始点の座標から二次元図形の種類と描画方向を判定する図形判定手段と、
ディスプレイに表示された情報ページを複数の表示領域に分割し、前記図形判定手段により判定された二次元図形の描画方向をもとに、前記複数の表示領域の中から前記描画方向に対応する表示領域を選択する表示領域選択手段と、
前記選択された表示領域に表示されているリンク情報に対し、一筆書きにより描かれる二次元図形の種類とその描画方向により表現される固有の図形タグ情報を割り当て、この図形タグ情報を前記リンク情報に関連付けた状態で前記選択された表示領域に表示させるタグ情報表示制御手段と、
前記図形タグ情報が表示された状態で、一筆書きにより二次元図形が描画された場合に、前記判定手段により判定された当該二次元図形の種類と描画方向を、前記選択された表示領域に表示中の図形タグ情報と照合し、両者が一致した場合に当該表示中の図形タグ情報が関連付けられたリンク情報を選択するリンク情報選択手段と
を具備し、
前記タグ情報表示制御手段は、前記図形タグ情報として、線幅が始点と終点とで異なりかつ始点から終点にかけて線形的又は段階的に変化するように設定された線状図形を生成し、前記情報ページに表示させることを特徴とする情報入力装置。
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