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JP5874439B2 - 画像処理装置 - Google Patents
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Description

本発明は、画像処理装置に関する。さらに詳細には、ユーザを特定した結果を利用して電源をオフすることが可能な画像処理装置に関するものである。
従来、複数のユーザが使用する状況において、例えば、節電を目的として電源をオフすることが広く行われている。このような場合、例えば、電源ボタン押下による電源オフの指示や、遠隔操作による電源オフの指示が行われている(特許文献1)。
特開2007−320051
しかしながら、例えば節電を目的として電源をオフする場合だけでなく、ジョブを実行しているユーザにとっては、ジョブの実行中に電源をオフしたい場合があった。例えば、帰宅する際などに、ジョブを実行中であっても電源を早期にオフしたい場合などである。また、従来はどのユーザがジョブを実行中か否かに関わらず電源オフの指示を受け付けていたため、ジョブを実行している際に、他のユーザによって電源をオフされてしまうことがあり、不便であった。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、ジョブの実行中に電源をオフできることと、ジョブの実行中に他のユーザによって電源がオフされてしまう不便さを低減すること、の両立を図ることが可能な画像処理装置を提供することを目的とする。
この目的を達成するために、第1の発明に係る画像処理装置は、画像の読み取りまたは画像データの出力を実行する実行手段と、電源オフの指示を検知する検知手段と、ユーザを特定する特定手段と、前記実行手段により実行している実行中ジョブ以外の他のジョブがないときに、電源オフを指示したユーザが実行中ジョブのユーザであると前記特定手段が特定した場合に電源オフの条件を満たすと判断する判断手段と、前記判断手段が電源オフの条件を満たすと判断した場合に、前記実行手段に対する電源供給を遮断する電源オフ処理を行い、電源オフの条件を満たさないと判断した場合に、電源オフ処理を行わない、制御手段とを備える。
第1の発明によれば、実行中ジョブのユーザは実行中ジョブ以外の他のジョブがないときは電源をオフすることができると期待される。
また、第2の発明に係る画像処理装置は、前記判断手段は、実行中ジョブと異なるユーザの、前記実行手段によりまだ実行していない後続ジョブがあるときは、電源オフの条件を満たさないと判断する、ことを特徴とする。
第2の発明によれば、実行中ジョブのユーザと異なる後続ジョブのユーザが、ジョブがあるにも関わらず電源オフされてしまう不便さを低減できる。
また、第3の発明に係る画像処理装置は、画像の読み取りまたは画像データの出力を実行する実行手段と、電源オフの指示を検知する検知手段と、ユーザを特定する特定手段と、電源オフを指示したユーザが特定ユーザであると前記特定手段が特定した場合は、電源オフの条件を満たすと判断し、特定ユーザでないと判断した場合は、前記実行手段により実行している実行中ジョブ以外の他のジョブがないときに、電源オフを指示したユーザが実行中ジョブのユーザであると前記特定手段が特定した場合に電源オフの条件を満たすと判断する判断手段と、前記判断手段が電源オフの条件を満たすと判断した場合に、前記実行手段に対する電源供給を遮断する電源オフ処理を行い、電源オフの条件を満たさないと判断した場合に、電源オフ処理を行わない、制御手段とを備える。
第3の発明によれば、電源オフを指示したユーザが、特定ユーザである場合は電源オフすることができ、特定ユーザでない場合は実行中ジョブのユーザが実行中ジョブ以外の他のジョブがないときに電源をオフすることができる。
また、第4の発明に係る画像処理装置は、前記判断手段は、電源オフを指示したユーザが特定ユーザでないと前記特定手段が特定した場合に、実行中ジョブと異なるユーザの、前記実行手段によりまだ実行していない後続ジョブがあるときは、電源オフの条件を満たさないと判断する、ことを特徴とする。
第4の発明によれば、実行中ジョブのユーザと異なる後続ジョブのユーザが、ジョブがあるにも関わらず電源オフされてしまう不便さを低減できる。
また、第5の発明に係る画像処理装置は、ジョブのデータを記憶する不揮発性の記憶手段を備え、前記制御手段は、ジョブのデータを、前記記憶手段に記憶してから電源オフ処理を行う、ことを特徴とする。
第5の発明によれば、電源をオフする際にジョブのデータが消えてしまう不便さを低減できる。
また、第6の発明に係る画像処理装置は、前記判断手段は、前記検知手段が電源オフの指示を検知した際に実行中ジョブがない場合は、電源オフの条件を満たすと判断する、ことを特徴とする。
第6の発明によれば、実行中ジョブがない場合は、ユーザの特定を行わなくても電源をオフすることができる。
また、第7の発明に係る画像処理装置は、前記判断手段は、前記検知手段が電源オフの指示を検知した時間が所定の時間帯でない場合は、電源オフの条件を満たすと判断する、ことを特徴とする。
第7の発明によれば、電源オフの指示が所定時間帯にされなかった場合は、ユーザ特定を行わなくても電源をオフすることができる。
本発明によれば、実行中ジョブのユーザが、電源をオフできることと、他のユーザから電源をオフされてしまう不便さを低減すること、の両立を図ることができる画像処理装置が実現される。
実施の形態にかかるMFPの外観を示す図である。 MFPの画像読取部の構成を示す断面図である。 実施の形態にかかるMFPの電気的構成を示すブロック図である。 実施の形態にかかるコピー処理の手順を示すフローチャートである。 第1の実施形態にかかる電源オフ制御処理の手順を示すフローチャートである。 第2の実施形態にかかる電源オフ制御処理の手順を示すフローチャートである。
以下、本発明にかかる画像処理装置を具体化した実施の形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。本実施形態は、スキャン機能、プリント機能、およびFAX送受信機能を備えた複合機(MFP:Multi Function Peripheral)に本発明を適用したものである。
[MFPの構成]
本実施形態のMFP100は、図1に示すように、用紙に画像を印刷する画像形成部10(実行手段の一例)と、原稿の画像を読み取る画像読取部20(実行手段の一例)とを備えている。なお、画像形成部10の画像形成方式は、電子写真方式であっても、インクジェット方式であってもよい。また、画像形成部10は、カラー画像及びモノクロ画像の形成が可能であってもよいし、モノクロ画像のみの形成が可能であってもよい。さらに、画像読取部20は、カラー画像及びモノクロ画像の読み取りが可能であってもよいし、モノクロ画像のみの読み取りが可能であってもよい。
MFP100には、前面側に、液晶ディスプレイからなる表示部41、各種のボタン(例えば、上下左右キー,決定キー,テンキーの各ボタン)によって構成されるボタン群42や電源キー43等を備えた操作パネル40が設けられている。MFP100では、この表示部41やボタン群42により、動作状況の表示やユーザによる入力が可能になっている。
また、操作パネル40には、記憶媒体を検出し、その記憶媒体に対してデータの取得及び書き込みを行うことが可能なR/W装置44を備えている(特定手段の一例)。なお、本発明によれば、特定手段は少なくとも記憶媒体が記憶しているデータを取得できればいいので、書き込む機能は備えていなくてもよい。また、操作パネル40がR/W装置44を備えているとしたが、R/W装置44はMFP100とは別に備えていてもよい。
[画像読取部の構成]
画像読取部20は、図2に示すように、原稿(例えば図2中の原稿90)の画像の読み取りを行うスキャナ部21と、原稿の自動搬送を行うADF(Auto Document Feeder:自動原稿供給装置)22とを備えている。
スキャナ部21は、その上面に位置する透明なプラテンガラス23、24と、その内部に位置するイメージセンサ25とを備えている。イメージセンサ25は、ADF22によって原稿が自動搬送される際には、プラテンガラス23下に固定され、原稿の画像を読み取る。また、イメージセンサ25は、原稿がプラテンガラス24上に載置される際には、副走査方向(図2の矢印A方向)に移動して、原稿の画像を読み取る。
ADF22は、読み取り前の原稿を載置する原稿トレイ221と、読み取り後の原稿を載置する排出トレイ222とを備えている。ADF22は、原稿トレイ221に載置された原稿を1枚ずつ取り出し、搬送路223を介してプラテンガラス23に対向する位置に搬送する。そして、イメージセンサ25が主走査方向に1ラインずつ原稿の画像を読み取る。その後、その原稿を排出トレイ222上に排出する。
[MFPの電気的構成]
続いて、MFP100の電気的構成について説明する。MFP100は、図3に示すように、CPU31(検知手段,特定手段,判断手段の一例)と、ROM32と、RAM33と、NVRAM(Non Volatile RAM)34(記憶手段の一例)とを備えた制御部30を備えている。また、制御部30は、画像形成部10と、画像読取部20と、操作パネル40と、R/W装置44と、ネットワークインターフェース37とに、電気的に接続されている。
ROM32には、MFP100を制御するための制御プログラムであるファームウェアや各種設定、初期値等が記憶されている。RAM33及びNVRAM34は、各種制御プログラムが読み出される作業領域として、あるいは読み取った画像データを一時的に記憶する記憶領域として利用される。
CPU31は、ROM32から読み出した制御プログラムや各種センサから送られる信号に従って、その処理結果をRAM33またはNVRAM34に記憶させながら、MFP100の各構成要素を制御する。
ネットワークインターフェース37は、他の装置との通信を可能にするインターフェースである。MFP100は、ネットワークインターフェース37を介して他の装置から送信される印刷データを受信したり、他の装置へ読み取った画像データを送信したりする。
[MFPの制御]
続いて、MFP100の制御について説明する。画像データを出力するコピーモードを有する。このコピーモードは、読み取った原稿の画像データを出力する場合に好適である。
[コピー処理]
[第1の実施形態]
以下、第1の実施形態に関するコピー処理について、図4のフローチャートを参照しつつ説明する。
第1の実施形態のコピー処理は、操作パネル40の操作を介してコピー処理の実行指示が入力されると、コピー処理の実行が開始される。なお、コピー処理の実行中は、後述する図5の電源制御処理も実行されている。
まず、図4を参照しつつコピー処理について説明する。
S100では、ジョブのユーザの特定を行う。ユーザの特定は、例えば、ユーザが接近させたIDカードに添付された記憶媒体のデータを、操作パネル40のR/W装置44(特定手段の一例)が取得することにより行う(特定手段の一例)。また、PIN(Personal Identification Number)コード、または、PINコードとさらにパスワードを、操作パネル40を介してユーザに入力させ、CPU31がユーザを特定してもよい(特定手段の一例)。
なお、S100にてユーザを特定した結果をRAM33またはNVRAM34に記憶しておくと望ましい。
続くS101では、画像読取部20が、ユーザによってセットされている原稿の画像をS101にて読み取る(実行手段の一例)。なお、原稿はADF22にセットされていてもよいし、プラテンガラス24にセットされていてもよい。
S101にて読み取った原稿の画像データは、CPU31がS102にてRAM33またはNVRAM34に記憶する。
そして、S103にて読み取った画像データに基づいて画像形成部10が印刷を行い、S104に移行する。なお、ここではコピー処理の出力として印刷について説明したが、出力の形態は印刷に限らず、例えば、PCなどの外部装置に画像データを送信してもよい。
S104ではCPU31が全ての原稿が読み取り済みであるかを判定する。全ての原稿が読み取り済みでない場合は(S104:No)、再びS101に移行する。全ての原稿が読み取り済みである場合は(S104:Yes)、S105に移行する。
S105では、全ての画像データが出力済みであるかをCPU31が判定する。全ての画像データが出力済みである場合は(S105:Yes)、コピー処理を終了する。全ての画像データが出力済みでない場合は(S105:No)、再びS103に移行する。
続いて、電源オフ制御処理について図5を参照しつつ説明する。電源オフ制御処理は、MFP100に対する電源供給が行われると、CPU31によって実行が開始される。
電源オフ制御処理では、まずS190にて、例えば、ユーザが操作パネル40の電源キー43を押下することにより、電源オフが指示されたかをCPU31が検知する(検知手段の一例)。
電源オフの指示を検知しない場合は(S190:No)、再びS190に移行する。電源オフの指示を検知した場合は(S190:Yes)、S200に移行する。
S200では、電源オフの指示を検知した際にMFP100が実行しているジョブがあるか否かを判断する。電源オフの指示を検知した際にジョブがある場合は(S200:Yes)、S201に移行する。S201では、電源オフを指示したユーザの特定を行う。ここでのユーザ特定はS100と同様に行う。
なお、S190にて、例えばPCなどの外部装置から遠隔操作で電源オフが指示された際には、S201ではPCを介してユーザ特定を行う。具体的には、まずユーザがPCに接続したR/W装置にIDカードに添付された記憶媒体からデータを取得させたり、PCからPINコードを入力させたりする。CPU31はそれらPCが取得したデータを、ネットワークインターフェース37を介して受信し、ユーザを特定する。
続いてS202にて、実行中ジョブと後続ジョブのユーザを特定する。
ここでいう実行中ジョブとは、図4のコピー処理を実行している、つまり、読み取りまたは出力を行っているジョブのことであり、そのジョブに後続するジョブについては実行中ジョブに該当しない。実行中ジョブのユーザについては、S100にてユーザを特定した結果がRAM33またはNVRAM34に記憶されている。
また、後続ジョブとは、読み取りまたは出力をまだ行っていない、MFP100が実行を指示されているジョブであり、例えば、FAX受信や、PCなどの外部装置からの画像データを含む印刷指示などである。後続ジョブのユーザについては、それぞれのジョブを指示する際に特定が行われている。
これらジョブのユーザの特定方法としては、S100で既述した方法に加えて他の方法も考えられる。
例えば、ジョブがPCからの印刷指示であった場合は、ジョブに付加されている情報からユーザを特定する。この場合、例えば、ユーザAのPCから画像データを含む印刷指示が送信されてきたときは、画像データに付加されている情報からCPU31がユーザAのジョブであることを特定する。また、ジョブがFAX受信であった場合は、FAXを送信してきた電話番号をもとにデータベースを参照し、CPU31がユーザBのジョブであることを特定する。なお、データベースはMFP100のNVRAM34にあることが好ましいが、PCなどの外部装置にあってもよい。
S100の処理と同様に、MFP100は後続ジョブの実行が指示された際に、ユーザを特定した結果をRAM33またはNVRAM34に記憶している。
こうして記憶されているユーザの特定結果をS202にて参照し、S203に移行する。
S203では、電源オフの条件を満たすか否かをCPU31が判断する(判断手段の一例)。電源オフの条件とは実行中ジョブのユーザと異なるユーザの後続ジョブがあるか否か、電源オフを指示したユーザが実行中ジョブのユーザであるか否か、に基づいて判断する。これについて説明する。
まず、S202の参照結果に基づいて、実行中ジョブのユーザと異なるユーザの後続ジョブがあるかを判断する。例えば、ユーザAがジョブを実行中に、後続ジョブのユーザがA,Bである場合は、実行中ジョブのユーザと異なる後続ジョブがあると判断する。一方、ユーザAがジョブを実行中に後続ジョブのユーザがAのみであった場合、また、後続ジョブがない場合は、実行中ジョブのユーザと異なるユーザの後続ジョブがないと判断する。
そして、実行中ジョブのユーザと異なるユーザの後続ジョブがある場合は、CPU31は電源オフの条件を満たさないと判断する。
実行中ジョブのユーザと異なるユーザの後続ジョブがない場合は、次に、電源オフを指示したユーザが実行中ジョブのユーザであるかを判断する。S201,S202の処理結果に基づき、電源オフを指示したユーザが実行中ジョブのユーザでない場合は、CPU31は電源オフの条件を満たさないと判断する。
一方、電源オフを指示したユーザが実行中ジョブのユーザである場合は、CPU31は電源オフの条件を満たすと判断する。
以上により、電源オフの条件を満たすと判断した場合は(S203:Yes)、S204に移行する。
S204では、ジョブのデータを不揮発性のNVRAM34に記憶する。ジョブの画像データがRAM33に記憶されていれば、NVRAM34にデータを移す。なお、ここでいうジョブとは、実行中ジョブであってもよいし、後続ジョブであってもよいし、その両方であってもよい。また、ここでは不揮発性のNVRAM34に記憶したが、続くS205で行われる電源供給の遮断が行われてもデータを保存できるところであれば他の記憶部であってもよい。
続くS205では、CPU31(制御手段の一例)が電源供給ユニット(不図示)に電源をオフする指示を出す電源オフ処理を行うことにより、MFP100の少なくとも一部に対する電源をオフし、電源オフ制御処理を終了する。これにより、図4のコピー処理はその処理が途中であっても終了する。
なお、ここでいう電源オフとは、具体的にはMFP100の少なくとも画像読取部20,画像形成部10のどちらか、またはその両方に対する電源供給を遮断することを指す。例えば、制御部30,操作パネル40には電源を供給しておいても遮断してもよい。
一方、S203にて電源オフの条件を満たさないと判断した場合は(S203:No)、S190に再び移行する。なお、ここでは、例えば表示部41に「電源オフを受け付けませんでした。」などと表示して、電源オフの指示を受け付けなかったことをユーザに報知すると望ましい。なお、報知方法は表示に限らず、アナウンスやPCなどの外部装置に表示してもよい。
一方、S200において、電源オフの指示を検知した際にジョブがない場合は(S200:No)、CPU31は電源オフの条件を満たすと判断してS205に移行して電源オフ処理を行う。
これにより、ジョブがないときは、電源オフを指示したユーザが誰であっても電源をオフすることができる。つまり、ジョブがないときは、ジョブを実行するユーザが他のユーザから電源をオフされてジョブが実行できなくなってしまう不具合が発生しないため、誰でも電源オフできるようにすることで、ユーザを特定するための操作や処理が不要になり、利便性が向上する。
以上記載したように、第1の実施形態によれば、実行中ジョブのユーザと異なるユーザの後続ジョブがあるか否か、電源オフを指示したユーザが実行中ジョブのユーザか否かによって電源オフの条件を満たすか否か判断している。
つまり、実行中ジョブのユーザは、異なるユーザの後続ジョブがない場合は、自身が電源をオフしたいときに電源をオフすることができ、異なるユーザの後続ジョブがある場合には電源オフできない。これにより、実行中ジョブだけでなく後続ジョブのユーザも他のユーザから電源をオフされてジョブが実行できなくなってしまう不便さが低減されるため、利便性が向上する。
なお、上記第1の実施形態では、実行中ジョブを、コピー処理を実行しているジョブとして記載したが、これは例えばPCなどの外部装置からの印刷指示であったり、他のMFPからのFAX受信であったりしてもよい。
また、上記第1の実施形態では、操作パネル40の電源キー43が押下されることにより、電源オフが指示されたと検知し(S190)、実行中ジョブがある場合に(S200:Yes)電源オフを指示したユーザの特定を行った(S201)。しかし、例えばジョブの実行中に、R/W装置44がIDカードに添付された記憶媒体からデータを取得できたことを電源オフの指示として検知してもよい。
また、上記第1の実施形態では、電源オフの指示があった際に、実行中ジョブのユーザと異なるユーザの後続ジョブがある場合は、電源オフの条件を満たさないと判断した(S203)。しかし、電源オフを指示したユーザが実行中ジョブのユーザである場合は、実行中ジョブのユーザと異なるユーザの後続ジョブがある場合であっても、電源オフの条件を満たすと判断してもよい。
なお、この場合は、後続ジョブのデータを不揮発性のNVRAM34等に記憶すると望ましい。これにより、実行中ジョブのユーザが電源をオフしたい意図を反映させつつ、後続ジョブのユーザがジョブのデータが消えてしまう不便さも低減できる。
また、上記第1の実施形態では、電源オフの条件を満たすと判断された場合は(S203:Yes)、S204にてジョブのデータを記憶してから電源オフ処理を行った(S205)。しかし、この処理は行っても行わなくてもよい。この場合、電源オフ処理を行う際には(S205)、ジョブはキャンセルされて実行途中または実行開始前に終了し、データも削除される。また、実行中ジョブについては、完了してから電源オフ処理を行うようにしてもよい。
なお、ジョブの完了とは、ジョブが例えばコピー処理であった場合は、読み取りと印刷を全て終えた状態であり、例えばPCなどの外部装置からの印刷指示であった場合は、印刷を全て終えた状態であり、つまりそのジョブにおける全ての処理を終えた状態のことである。
[第2の実施形態]
以下、第2の実施形態に関するコピー処理について、図6のフローチャートを参照しつつ説明する。
第2の実施形態においては、電源オフの指示を検知した際に、所定時間帯でないこと、また、電源オフを指示したユーザが特定ユーザであることをさらに電源オフの条件とする。この点、第1の実施形態とは異なる。
なお、第1の実施形態と同じ処理については、第1の実施形態と同じ符号を付し、説明を省略する。第2の実施形態では、S190,S200からS205の処理は第1の実施形態と同様に行う。
S190にて電源オフを検知した際に、実行中ジョブがある場合は(S200:Yes)、S300に移行する。S300では、電源オフの指示が所定の時間帯にされたか否かを判断する。電源オフの指示が所定の時間帯でない場合は(S300:No)、CPU31は電源オフの条件を満たすと判断して、S204に移行する。電源オフの指示が所定の時間帯である場合は(S300:Yes)、S201に移行する。例えば、予め所定の時間帯が9時から18時と設定されているとき、20時に電源オフが指示された場合は、電源オフの条件を満たすと判断する。
S201で、電源オフを指示したユーザを特定した後はS301に移行する。S301では、電源オフを指示したユーザが特定ユーザであるか否かを判断する。特定ユーザとは、例えば管理者や、サービスマンといったユーザである。
特定ユーザの特定方法として、例えば、電源オフを指示したユーザがAであると特定された場合に、データベースにユーザAが管理者であると登録されている場合は、ユーザAを特定ユーザであると特定する。データベースはNVRAM34にあることが好ましいが、PCなどの外部装置にあってもよい。
以上のことから、電源オフを指示したユーザが特定ユーザである場合は(S301:Yes)、CPU31は電源オフの条件を満たすと判断してS204に移行し、電源オフを指示したユーザが特定ユーザでない場合は(S301:No)、S202に移行する。
以上記載したように、上記第2の実施形態によれば、電源オフした時刻が所定の時間帯か否かで電源オフの条件を満たすか判断するため、例えば多くのユーザがMFP100を使用するような時間帯を予め所定の時間帯にしていた場合に、ユーザがあまり使わないような時間帯では、ユーザを特定するための操作や処理を行うことなく誰でも電源をオフすることができ、利便性が向上する。
また上記第2の実施形態では、電源オフを指示したユーザが特定ユーザである場合は、電源オフを指示したユーザ実行中ジョブのユーザでない場合、また、実行中ジョブと異なるユーザの後続ジョブがあっても、電源オフの条件を満たすと判断した。そのため、管理者等の特定ユーザが電源をオフしたい意図をより反映させることができる可能性が高くなり、利便性が向上する。
さらに、S204にてジョブのデータが記憶されるので、実行中ジョブまたは後続ジョブのユーザの、ジョブのデータが消えてしまう不便さも低減できる。なお、実行が開始されている実行中ジョブについては、完了してから電源オフ処理を行うようにしてもよい。
なお、上記第2の実施形態ではS300とS301の処理を両方行ったが、どちらか一方を行うようにしてもよい。S300の処理を行わないときは、S190にて電源オフの指示を検知した際に、実行中ジョブがある場合は(S200:Yes)、S201に移行する。S301の処理を行わないときは、S201の後にS202に移行する。
また、上記第2の実施形態では、S301にて所定の時間帯でないと判断された場合に(S301:No)、S204にてジョブのデータを記憶してから電源オフ処理を行った(S205)。しかし、ジョブのデータを記憶せずにそのままS205に移行してもよい。この場合、ジョブはキャンセルしてもよいし、実行中ジョブのみ完了してから電源オフ処理を行うようにしてもよい。
10 画像形成部
20 画像読取部
31 CPU
34 NVRAM
40 操作パネル
43 電源キー
44 R/W装置
100 MFP

Claims (7)

  1. 画像の読み取りまたは画像データの出力を実行する実行手段と、
    電源オフの指示を検知する検知手段と、
    ユーザを特定する特定手段と、
    前記実行手段により実行している実行中ジョブ以外の他のジョブがないときに、電源オフを指示したユーザが実行中ジョブのユーザであると前記特定手段が特定した場合に電源オフの条件を満たすと判断する判断手段と、
    前記判断手段が電源オフの条件を満たすと判断した場合に、前記実行手段に対する電源供給を遮断する電源オフ処理を行い、電源オフの条件を満たさないと判断した場合に、電源オフ処理を行わない、制御手段と
    を備える画像処理装置。
  2. 請求項1に記載の画像処理装置において、
    前記判断手段は、実行中ジョブと異なるユーザの、前記実行手段によりまだ実行していない後続ジョブがあるときは、電源オフの条件を満たさないと判断する、ことを特徴とする画像処理装置。
  3. 画像の読み取りまたは画像データの出力を実行する実行手段と、
    電源オフの指示を検知する検知手段と、
    ユーザを特定する特定手段と、
    電源オフを指示したユーザが特定ユーザであると前記特定手段が特定した場合は、電源オフの条件を満たすと判断し、特定ユーザでないと判断した場合は、前記実行手段により実行している実行中ジョブ以外の他のジョブがないときに、電源オフを指示したユーザが実行中ジョブのユーザであると前記特定手段が特定した場合に電源オフの条件を満たすと判断する判断手段と、
    前記判断手段が電源オフの条件を満たすと判断した場合に、前記実行手段に対する電源供給を遮断する電源オフ処理を行い、電源オフの条件を満たさないと判断した場合に、電源オフ処理を行わない、制御手段と
    を備える画像処理装置。
  4. 請求項3に記載の画像処理装置において、
    前記判断手段は、電源オフを指示したユーザが特定ユーザでないと前記特定手段が特定した場合に、実行中ジョブと異なるユーザの、前記実行手段によりまだ実行していない後続ジョブがあるときは、電源オフの条件を満たさないと判断する、ことを特徴とする画像処理装置。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載の画像処理装置において、
    ジョブのデータを記憶する不揮発性の記憶手段を備え、
    前記制御手段は、ジョブのデータを、前記記憶手段に記憶してから電源オフ処理を行う、ことを特徴とする画像処理装置。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載の画像処理装置において、
    前記判断手段は、前記検知手段が電源オフの指示を検知した際に実行中ジョブがない場合は、電源オフの条件を満たすと判断する、ことを特徴とする画像処理装置。
  7. 請求項1から6のいずれかに記載の画像処理装置において、
    前記判断手段は、前記検知手段が電源オフの指示を検知した時間が所定の時間帯でない場合は、電源オフの条件を満たすと判断する、ことを特徴とする画像処理装置。
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