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JP5874467B2 - 情報処理装置及び情報処理装置の保守方法 - Google Patents
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JP5874467B2 - 情報処理装置及び情報処理装置の保守方法 - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置と情報処理装置の保守方法とに関する。
情報処理装置の中には、或る構成要素に障害が発生した場合、当該構成要素が行っていた処理を他の構成要素が自動的に引き継ぐ構成(以下、冗長構成と表記する)を有するもの(例えば、特許文献1参照)が、存在している。
特開2005−301565号公報 特開平6−44095号公報
冗長構成を有する情報処理装置は、通常、装置を停止させることなく、障害が発生した構成要素の交換を行える装置となっているが、情報処理装置が設置されている建屋の法定点検等のために、情報処理装置を停止せざる得ない場合もある。
法定点検等のために計画的に情報処理装置を停止する場合、通常、情報処理装置が問題なく再起動できることを前提として、法定点検等の完了予定日時から、情報処理装置の運用再開日時を決定して情報処理装置の各ユーザに通知している。しかしながら、各構成要素が老朽化/劣化している情報処理装置では、上記のような再起動時に、幾つかの構成要素が再起動(電源のOFF/ON)の負荷に耐えられず立ち上がらないことがある。そして、立ち上がらなかった構成要素の数が冗長構成で対応可能な数を超えていた場合には、構成要素の交換等が必要となるため、予定通りに情報処理装置の運用を再開できないことになる。
1つの側面では、本発明は、計画停止後の再起動時等に、構成要素の交換(又は修理)が必要となることを抑制できる情報処理装置及び情報処理装置の保守方法を提供することにある。
一態様の情報処理装置は、情報処理を実行するための複数の処理ユニットであって、該複数の処理ユニットのうちのいずれかの処理ユニットが動作を停止しても情報処理を続行可能な複数の処理ユニットと、前記複数の処理ユニットを1つずつ順々に再起動し、再起動しなかった処理ユニットについて交換又は修理を依頼する情報を出力する処理を実行可能な制御部と、を備える。
また、他の態様の情報処理装置は、情報処理を実行する複数の処理ユニットであって、該複数の処理ユニットのうちのいずれかの処理ユニットが動作を停止しても情報処理を続行可能な複数の処理ユニットを含む情報処理装置において、複数の処理ユニットの1つとして、複数の処理ユニットを1つずつ順々に再起動し、再起動しなかった処理ユニット毎にその交換又は修理を依頼する情報を出力する潜在障害検出処理を実行可能なマスター処理ユニットを備える・
また、一態様では、情報処理を実行する複数の処理ユニットであって、該複数の処理ユ
ニットのうちのいずれかの処理ユニットが動作を停止しても前記情報処理を続行可能な複数の処理ユニットを含む情報処理装置の保守方法は、コンピュータが、複数の処理ユニットを1つずつ順々に再起動し、再起動しなかった処理ユニット毎にその交換又は修理を依頼する情報を出力する。
計画停止後の再起動時等に、情報処理装置の構成要素の交換/修理が必要になることを防止できる。
本発明の一実施形態に係る情報処理装置の構成、使用形態の説明図 実施形態に係る情報処理装置内のマスターCMが実行する計画停止準備処理の流れ図 計画停止準備処理中で実行される潜在障害検出復旧処理の流れ図(その1) 潜在障害検出復旧処理の流れ図(その2) 潜在障害検出復旧処理の流れ図(その3) マスターCMが備える処理状況管理テーブルの説明図 マスターCMが実行するマスター用ディスク診断処理の流れ図(その1) マスターCMが実行するマスター用ディスク診断処理の流れ図(その2)
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。尚、以下で説明する実施形態は、本発明の一例に過ぎず、本発明は、実施形態とは具体的な構成/手順が異なる形でも実現することができるものである。
まず、図1を用いて、本発明の一実施形態に係る情報処理装置100の概要を説明する。
図1に示してあるように、情報処理装置100は、1台以上のホスト200と保守端末300とが接続される装置(ストレージシステム)であり、偶数台のCM(制御モジュール:Controller Module)10と幾つかのDE(Drive Enclosure)20とを備える。
情報処理装置100が備える各DE20は、ディスク(ハードディスクドライブ)を規定台数まで装着可能な本体ユニットに、複数台(規定台数以下)のディスクを装着したユニットである。
各CM10は、情報処理装置100内(全DE20内)の複数台のディスクを、複数のRLUとして機能させるユニットである。尚、RLU(RAID (Redundant Array of Independent Disks) logical unit)とは、RAIDグループ、ディスクアレイ装置等とも呼ばれているもの(本実施形態では、冗長性を有するもの)のことである。
各CM10は、一種のコンピュータであり、図1に示してあるように、CPU(Central Processing Unit)13及びキャッシュメモリ15を備えている。また、各CM10は
、ホスト300用のインタフェース回路であるCA(Channel Adapter)11、他CM1
0とバス30を介した通信を行うための通信インタフェース12、及び、DE20用のインタフェース回路である2つのDI(Device Interface)14も備えている。
さらに、各CM10は、以下のコンポーネント(図示略)も備えている。
・BIOS(Basic Input Output System)等を記憶したフラッシュROM(Read Only Memory)
・システムディスク(特定のRLU)から読み出されるプログラムの記憶領域、当該プログラムの作業領域等として使用されるDRAM(Dynamic Random Access Memory)
・各種情報(設定値等)を記憶しておくための、バッテリバックアップされたCMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)メモリ
・保守端末300を含むLAN(Local Area Network)に接続されるLANポート
情報処理装置100内の各CM10には、制御を担当する幾つかのRLUが予め割り当てられている。そして、各CM10は、自身が制御を担当している各RLU(以下、担当RLUと表記する)に対するリード/ライト要求をホスト200から受信し、受信したリード/ライト要求に、担当RLU内の1つ或いは複数のディスクを制御することにより、応答する。
また、情報処理装置100内の複数台のCM10は、2台ずつペアを成しており、各CM10は、自身とペアを成しているCM10(以下、ミラーCMとも表記する)が故障した場合、ミラーCMが行っていた処理を引き継ぐ。また、情報処理装置100内の1台のCM10は、マスターCMとして動作し、他の各CM10は、スレーブCMとして動作する。
次に、本実施形態に係る情報処理装置100の動作(情報処理装置100内の各CM10が有している機能)を、説明する。
情報処理装置100内のマスターCMは、保守端末300を入出力装置として利用して、ユーザ(情報処理装置100の管理者等)との間で情報交換(ユーザからの指示の取得、ユーザへの情報の提示)を行う機能を有している。
当該機能は、計画停止準備処理の開始指示をユーザから取得できるものとなっている。ここで、計画停止準備処理の開始指示とは、情報処理装置100を停止させる日時(以下、計画停止日時と表記する)の指定を含む指示のことである。ユーザは、情報処理装置100が設置されている建築物についての法定点検等のために情報処理装置100を停止させざるを得ない場合等に、保守端末300を操作することにより、計画停止準備処理の開始指示を出す。
ユーザが計画停止準備処理の開始指示を出したことを検出(認識)したマスターCMは、図2に示した手順の計画停止準備処理を開始する。
説明の便宜上、この計画停止準備処理中のステップS101〜S104の処理の内容については後述することとし、まず、ステップS105にてマスターCMが実行する潜在障害検出復旧処理の内容を説明する。
図3〜図5に、潜在障害検出復旧処理の流れ図を示す。
図3に示してあるように、潜在障害検出復旧処理を開始したマスターCMは、まず、処理状況管理テーブルを初期化する(ステップS201)。
処理状況管理テーブルは、マスターCMのCMOSメモリ上の、図6に模式的に示したような構成を有するテーブルである。すなわち、処理状況管理テーブルは、バッテリバックアップされたCMOSメモリ上の、情報処理装置100内のデバイス(CM10、ディスク)毎に状況値を記憶できるテーブルとなっている。
この処理状況管理テーブルに記憶される状況値は、各デバイスに対する処理の進行状況
や処理結果を示す情報である。状況値としては、以下の意味/用途のものが用意されている。
《CM10、ディスクの双方に対して使用される状況値》
・未だ何ら処理が行われていないことを示す「OFF/ON前」
・交換(又は修理)が必要であることを示す「保守・交換待ち」
・潜在障害検出復旧処理が完了した(電源をOFF/ONしても問題が生じないことが確認できた;電源をOFF/ONしても問題が生じないものに交換された)ことを示す「OFF/ON済」
《CM10に対してのみ使用される状況値》
・ミラーCMが異常であるが故に処理(再起動等)を行っていないことを示す「他CMが異常」
上記したステップS201の処理では、この処理状況管理テーブルが、『情報処理装置100内の全デバイスについて状況値を記憶可能な、各デバイスについて、状況値「OFF/ON前」が設定されているテーブル』に初期化される。
ステップS201(図3)の処理を終えたマスターCMは、処理状況管理テーブル上の状況値が「OFF/ON前」となっているCM10の中から、以降の各ステップの処理を行うCM10である処理対象CMを選択する(ステップS202)。以下、処理状況管理テーブル上の状況値が「〜」(〜=“OFF/ON前”、“OFF/ON済”等)となっているCM10のことを、「〜」CMとも表記する。また、「OFF/ON前」CMのことを、未処理CMとも表記する。
処理対象CMを選択したマスターCMは、処理状況管理テーブル上の状況値に基づき、処理対象CMのミラーCMが、処理対象CMの処理を引き継げる状態にあるか否かを判断する(ステップS203)。具体的には、このステップS203の実行時、マスターCMは、まず、処理対象CMのミラーCMの状況値を処理状況管理テーブル(図6)から読み出す。そして、マスターCMは、読み出した状況値が、「OFF/ON前」又は「OFF/ON済」であった場合には、処理対象CMのミラーCMが、処理対象CMの処理を引き継げる状態にあると判断する。また、マスターCMは、読み出した状況値が、「OFF/ON前」、「OFF/ON済」のいずれでもなかった場合には、処理対象CMのミラーCMが、処理対象CMの処理を引き継げる状態にないと判断する。
ミラーCMが処理対象CMの処理を引き継げる場合(ステップS203;YES)、マスターCMは、図4のステップS210以降の処理を開始する。換言すれば、処理対象CMの処理をミラーCMに引き継がせることが出来るが故に、処理対象CMの動作を停止させても全てのRLUに対するリード/ライト要求に応答できる状態を維持できる場合、マスターCMは、図4のステップS210以降の処理を開始する。
ステップS210にて、マスターCMは、処理対象CMが自CMであるか否かを判断する。
処理対象CMが自CMではなかった場合(ステップS210;NO)、マスターCMは、バス30を介した通信により、処理対象CM(他CM)に対して起動モードの診断モードへの変更と再起動とを指示する(ステップS211,S212)。ここで、診断モードとは、起動が完了する迄の間に、通常の起動モード(以下、通常モードと表記する)で起動した際に行われる診断処理よりも詳細な診断処理が行われることになる起動モードのことである。
ステップS211及びS212の処理が行われると、処理対象CMは、通常(再起動に因り大きな障害が顕在しない限り)、自CM内の各部(CA11、通信インタフェース12、CPU13、DI14、キャッシュメモリ15,CMOSメモリ等)について比較的に詳しい診断処理を行ってから立ち上がる。そして、立ち上がった処理対象CMは、起動が完了した旨の再起動完了通知を、マスターCMに対して送信する。
一方、ステップS212の処理を終えたマスターCMは、再起動完了監視処理(ステップS213)を開始して、処理対象CMから再起動完了通知が送信されてくることと待機時間が経過することとを監視している状態となる。尚、“待機時間が経過する”とは、“再起動指示後の経過時間が待機時間以上となる”ということである。また、待機時間とは、CM10の再起動に要する最長時間(その時間待っても再起動完了通知が送信されてこなかった場合にCM10が故障していると判定できる最短時間)として予め定められている時間のことである。
マスターCMは、待機時間が経過する前に処理対象CMからの再起動完了通知を受信した場合には、処理対象CMが立ち上がったと判断して、再起動完了監視処理を終了する。また、マスターCMは、再起動完了通知を受信することなく待機時間が経過した場合には、処理対象CMが立ち上がらなかったと判断して、再起動完了監視処理を終了する。
再起動完了監視処理を終了したマスターCMは、処理対象CMが立ち上がった場合(ステップS214;YES)には、処理対象CMに対して起動モードの通常モードへの変更を指示する(ステップS215)。次いで、マスターCMは、処理対象CMから診断処理の結果(図4では、診断結果)を取得する(ステップS216)。その後、マスターCMは、図3のステップS204以降の処理(詳細は後述)を開始する。
一方、処理対象CMが立ち上がらなかった場合(ステップS214;NO)、マスターCMは、図3のステップS206以降の処理(詳細は後述)を開始する。
マスターCMは、処理対象CMが、他CMではなく自CMであった場合(ステップS210;YES)には、自身の起動モードを診断モードに変更してから、自身を再起動する(ステップS221、S222)。
ステップS222の処理を終えたマスターCMは、一旦、自身をOFFしてから、診断モード用のブート処理、すなわち、通常よりも詳細な診断処理を含むブート処理(ステップS223)を行うことにより、起動を完了する。そして、起動したマスターCMは、自身の起動モードを通常モードに戻す処理(ステップS224)を行ってから、図3のステップS204以降の処理を開始する。
尚、詳細説明は省略するが、この潜在障害検出復旧処理時、マスターCMは、自身のミラーCMに、随時、処理の進行状況を通知する。また、マスターCMのミラーCMは、マスターCMからの情報に基づき潜在障害検出復旧処理の進行状況を把握し、マスターCMによりステップS222の処理が実行された場合には、マスターCMの再起動状況の監視を開始する。そして、ミラーCMは、マスターCMが再起動しなかった場合には、マスターCMとしての動作を開始して、ステップS206の処理から実行する形で再起動しなかったマスターCMがそれまで実行していた潜在障害検出復旧処理を引き継ぐ。
ステップS204(図3)にて、マスターCMは、処理対象CM(自CM又は他CM)の診断処理により障害箇所が検出されたか否かを判断する。
診断処理により障害箇所が検出されていなかった場合(ステップS204;NO)、マ
スターCMは、処理状況管理テーブル上の処理対象CMの状況値を「OFF/ON済」に変更する(ステップS205)。そして、マスターCMは、未処理CM(「OFF/ON前」CM)が残っているか否かを判断(ステップS209)し、残っていた場合(ステップS209;YES)には、ステップS202以降の処理を再び実行する。
一方、診断処理により障害箇所が検出されていた場合(ステップS204;YES)、マスターCMは、処理対象CMの交換(修理)をユーザに依頼するためのCM交換依頼メッセージを保守端末300のディスプレイ上に表示する(ステップS206)。また、マスターCMは、処理対象CMが立ち上がらなかった場合(図4、ステップS214;NO)には、ステップS204の処理を行うことなく、このステップS206の処理を行う。
ステップS206の処理を終えたマスターCMは、処理状況管理テーブル上の処理対象CMの状況値を「保守・交換待ち」に変更する(ステップS207)。その後、マスターCMは、未処理CMが残っているか否かを判断(ステップS209)し、未処理CMが残っていた場合(ステップS209;YES)には、ステップS202に戻って未処理CMに対する処理を行う。
ここまでの説明から明らかなように、或るCM10に対してステップS207の処理が行われた後に、当該CM10のミラーCMが処理対象CMとして選択された場合に、処理対象CMのミラーCMの状況値が「保守・交換待ち」となる。
処理対象CMのミラーCMの状況値が「保守・交換待ち」となっていた場合(処理対象CMの処理をミラーCMが引き継げない場合:ステップS203;NO)、マスターCMは、処理対象CMの状況値を「他CMが異常」に変更する(ステップS208)。そして、マスターCMは、ステップS209の処理(判断)を行う。
このような処理を繰り返しているうちに、未処理CMがなくなった場合(ステップS209)、図5に示してあるように、マスターCMは、「保守・交換待ち」CMが存在しているか否かを判断する(ステップS230)。尚、「保守・交換待ち」CMとは、既に定義したように、処理状況管理テーブル上の状況値が「保守・交換待ち」となっているCM10のことである。
「保守・交換待ち」CMが存在していた場合(ステップS230;YES)、マスターCMは、いずれかの(又は、唯一の)「保守・交換待ち」CMが交換されるのを待機する(ステップS231)。このステップS231では、例えば、或るCM10の交換完了が保守端末300経由でユーザから通知されるのを監視(待機)する処理や、CM10の交換完了を自動検出する処理が、行われる。
マスターCMは、或る「保守・交換待ち」CMが交換されたことを検出した場合(ステップS231;YES)には、まず、交換されたCM10についての処理状況管理テーブル上の状況値を「OFF/ON前」に変更する(ステップS232)。次いで、マスターCMは、交換されたCM10のミラーCMの状況値が「他CMが異常」であるか否かを判断する(ステップS233)。そして、マスターCMは、当該状況値が「他CMが異常」であった場合(ステップS233;YES)には、当該状況値を「OFF/ON前」に変更(ステップS234)してから、ステップS230以降の処理を開始する。また、マスターCMは、交換されたCM10のミラーCMの状況値が「他CMが異常」ではなかった場合(ステップS233;NO)には、当該状況値(この場合、「OFF/ON済」)を変更することなく、ステップS230以降の処理を開始する。
上記のような処理を繰り返しているうちに、「保守・交換待ち」CMがなくなった場合
(ステップS230;NO)、マスターCMは、「OFF/ON前」CMが存在しているか否かを判断する(ステップS235)。また、マスターCMは、初めから「保守・交換待ち」CMがなかった場合(ステップS230;NO)には、ステップS221等の処理を一回も行うことなく、ステップS235の判断を行う。
そして、マスターCMは、「OFF/ON前」CMが存在していなかった場合(ステップS235;NO)には、ステップS236以降の処理(詳細は後述)を開始する。
一方、「OFF/ON前」CMが存在していた場合(ステップS235;YES)、マスターCMは、図3のステップS202以降の処理を実行することにより、交換後の各CM10が再起動しても問題が生じないものであるか否かをチェックする。そして、交換後の全CM10が再起動しても問題が生じないものであることを確認できた場合(ステップS230;NO、ステップS235;NO)に、マスターCMは、ステップS236以降の処理を開始する。
ステップS236にて、マスターCMは、他の各CM10(スレーブCM)に、ディスク診断処理開始指示を送信する。このディスク診断処理開始指示は、それを受信したスレーブCMが、各担当RLUについてのスレーブ用ディスク診断処理(詳細は後述)を並行的に実行し、全スレーブ用ディスク診断処理の完了時にその旨を示すディスク診断完了通知をマスターCMに送信することになる指示である。
続くステップS237にて、マスターCMは、各担当RLUについてのマスター用ディスク診断処理を並行的に実行する。尚、このステップS237において、マスターCMは、1つ以上のスレーブ用ディスク診断処理を実行中の他の各スレーブCMからの依頼(状況値の変更依頼、保守端末300のディスプレイ上へのメッセージの表示依頼;詳細は後述)を受信し、受信した依頼に応じる処理も行う。また、マスターCMは、スレーブCMからのディスク診断完了通知を受信する処理も行う。
以下、マスター用ディスク診断処理の内容、スレーブ用ディスク診断処理の内容を、この順に説明する。
ステップS237にて、マスターCMが各担当RLUについて実行するマスター用ディスク診断処理は、図7及び図8に示した手順の処理である。
すなわち、図7に示してあるように、或る担当RLU(以下、処理対象RLUと表記する)に対するマスター用ディスク診断処理を開始したマスターCMは、まず、処理対象RLUの未処理ディスク中から、処理対象ディスクを選択する(ステップS301)。ここで、処理対象RLUの未処理ディスクとは、処理対象RLUの構成要素として使用されているディスクの中の、ステップS302以降の処理が未だ行われていないディスクのことである。
次いで、マスターCMは、処理対象ディスクへのI/Oを停止し、処理対象ディスクへのI/Oが停止されている間にデータが書き込まれた処理対象RLUの記憶領域を記憶しておくためのWrite Bitmapを作成(用意)する(ステップS302)。また、このステップS302にて、マスターCMは、処理対象RLUへのリード/ライト要求に対して、それまでとは異なった内容の処理を行う状態に移行する。具体的には、マスターCMは、『処理対象ディスク以外のディスクのみを利用して処理対象RLUへのリード/ライト要求に応答する状態であって、或る記憶領域へのライト要求に応答した際に、当該記憶領域に対応付けられている、Write Bitmapの幾つかのビットの値を書き換える状態』に移行する。
ステップS302の処理を終えたマスターCMは、処理対象ディスクを再起動する(ステップS303)。
その後、マスターCMは、処理対象ディスクが正常に起動したか否かを判断する(ステップS304)。具体的には、マスターCMは、処理対象ディスクから情報を取得することにより、処理対象ディスクのスピンドルモータが、再起動した時点から所定時間内に、正常に動作している状態となったか否かを判断する(ステップS304)。
処理対象ディスクが正常に起動した場合(ステップS304;YES)、マスターCMは、処理対象ディスクからのデータの読み出し等により、処理対象ディスクの各部(制御系、ヘッド駆動系等)の状態をチェックする(ステップS305)。
ステップS305のチェックにより異常箇所が検出されなかった場合(ステップS306;NO)、マスターCMは、Write Bitmapを参照して、処理対象ディスクの一部(処理対象ディスクがアクティブであった場合には、書込データの一部やパリティ等が書き込まれていた記憶領域群)をリビルドする(ステップS307)。
続くステップS308にて、マスターCMは、Write Bitmapを破棄すると共に、処理対象RLUに対して通常の制御を行う状態に移行する。
その後、マスターCMは、処理状況管理テーブル上の処理対象ディスクの状況値を「OFF/ON済」に変更する(ステップS309)。そして、マスターCMは、処理対象RLUのディスクの中に未処理ディスクが残っているか否かを判断(ステップS310)し、未処理ディスクが残っていた場合(ステップS310;YES)には、ステップS301以降の処理を再度実行する。
これに対して、異常箇所が検出された場合(ステップS306;YES)、マスターCMは、Write Bitmapを破棄する(図8、ステップS320)。また、このステップS320において、マスターCMは、『処理対象ディスク以外のディスクのみを利用して処理対象RLUへのリード/ライト要求に応答する状態』(ライト要求に応答しても、Write Bitmapを更新しない状態)に移行する処理も行う。
次いで、マスターCMは、処理対象ディスクの交換(修理)をユーザに依頼するためのディスク交換依頼メッセージを保守端末300のディスプレイ上に表示する(ステップS321)。また、マスターCMは、処理状況管理テーブル上の処理対象ディスクの状況値を「保守・交換待ち」に変更する(ステップS322)。
そして、マスターCMは、処理対象ディスクがユーザによって交換されるのを待機する(ステップS323)。このステップS323では、例えば、処理対象ディスクの交換完了が保守端末300経由でユーザから通知されるのを監視(待機)する処理や、処理対象ディスクの交換完了を自動検出する処理が、行われる。
処理対象ディスクが交換された場合、マスターCMは、ステップS324にて、処理対象ディスクをリビルドする。
その後、マスターCMは、ステップS302(図7)以降の処理を実行することにより、交換後の処理対象ディスクが、再起動しても(電源のOFF/ONをおこなっても)問題が生じないものであるか否かをチェックする。
マスターCMは、上記した内容/手順の処理を、未処理ディスクがなくなるまで繰り返す、そして、マスターCMは、未処理ディスクがなくなった場合(ステップS310;NO)に、このディスク診断処理を終了する。
次に、ディスク診断処理開始指示(図5のステップS236参照)を受信したスレーブCMが各担当RLUについて実行するスレーブ用ディスク診断処理の内容を説明する。
スレーブCMが実行するスレーブ用ディスク診断処理は、マスターCMが実行するマスター用ディスク診断処理(図7及び図8)と、ステップS309、S321、S322の処理内容のみが異なる処理となっている。
具体的には、スレーブ用ディスク診断処理のステップS309では、『処理状況管理テーブル上の処理対象ディスクの状況値を「OFF/ON済」に変更する処理』ではなく、『処理状況管理テーブル上の処理対象ディスクの状況値の「OFF/ON済」への変更をマスターCMに依頼する処理』が行われる。また、スレーブ用ディスク診断処理のステップS321では、『ディスク交換依頼メッセージを保守端末300のディスプレイ上に表示する処理』ではなく、『ディスク交換依頼メッセージの保守端末300のディスプレイ上への表示をマスターCMに依頼する処理』が行われる。同様に、スレーブ用ディスク診断処理のステップS322では、『処理状況管理テーブル上の処理対象ディスクの状況値を「保守・交換待ち」に変更する処理』ではなく、『処理状況管理テーブル上の処理対象ディスクの状況値の「保守・交換待ち」への変更をマスターCMに依頼する処理』が行われる。
図5に戻って、潜在障害検出復旧処理の説明を続ける。
既に説明したように、ディスク診断処理開始指示を受信したスレーブCMは、各担当RLUについてのスレーブ用ディスク診断処理が全て完了した時にその旨を示すディスク診断完了通知をマスターCMに送信する。
ステップS237の処理(各担当RLUについてのスレーブ用ディスク診断処理)を終えたマスターCMは、全てのスレーブCMからのディスク診断完了通知を受信しているか否かを判断する(ステップS238)。
マスターCMは、ディスク診断完了通知を受信していない幾つかのスレーブCMが存在していた場合には、各スレーブCMからディスク診断完了通知が送信されてくるのを待機する(ステップS238;NO)。
全スレーブCMからのディスク診断完了通知の受信が完了した場合(ステップS238;YES)、マスターCMは、保守端末300のディスプレイ上に潜在障害検出復旧処理が完了した旨の処理完了メッセージを表示する(ステップS239)。そして、マスターCMは、この潜在障害検出復旧処理を終了する。
図2に戻って、潜在障害検出復旧処理の開始前に行われる処理(計画停止準備処理のステップS101〜S104の処理)の内容を説明する。
既に説明したように、マスターCMは、計画停止日時の指定を含む、計画停止準備処理の開始指示をユーザが出したときに、この計画停止準備処理(図2)を開始する。
図2に示してあるように、計画停止準備処理を開始したマスターCMは、まず、情報処理装置100の構成情報等に基づき、潜在障害検出復旧処理の最悪実行時間を算出(推定
)する(ステップS101)。ここで、情報処理装置100の構成情報とは、マスターCMが管理している、情報処理装置100内のCM10の数(以下、CM総数と表記する)、各RLUを構成しているディスクの台数、各RLUを構成している各ディスクの容量等からなる情報のことである。
ステップS101における潜在障害検出復旧処理の最悪実行時間の算出手順としては、さまざまなものを採用することが出来る。例えば、潜在障害検出復旧処理の最悪実行時間の算出手順として、以下の手順を採用することが出来る。
まず、構成情報中のCM総数と、予め設定されているCM10の交換に要する時間とから、全てのCM10の交換が必要であった場合に、潜在障害検出復旧処理の開始後、ステップS235(図5)で“NO”側への分岐がなされるまでに要する時間(以下、CMチェック時間と表記する)を算出する。次いで、構成情報中の各RLUに関する情報と、予め設定されている各容量のディスクのリビルドに要する時間とから、RLU毎に、全ディスクの交換が必要であった場合にそのRLUに対するディスク診断処理の完了に要する時間を算出する。そして、各RLUについて算出した時間の中の最大値と、CMチェック時間とを加算することにより、潜在障害検出復旧処理の最悪実行時間を算出する。
ステップS101の処理を終えたマスターCMは、算出した最悪実行時間と既定時間(詳細は後述)とを計画停止日時から減ずることにより、潜在障害検出復旧処理の開始日時(以下、処理開始日時とも表記する)を算出する(ステップS102)。
次いで、マスターCMは、処理開始日時になるのを待機する(ステップS103)。そして、マスターCMは、処理開始日時になった場合(ステップS103;YES)には、ステップS104にて、まず、処理開始日時になった旨のメッセージを保守端末300のディスプレイ上へ表示する。次いで、マスターCMは、潜在障害検出復旧処理の開始指示がユーザにより入力されるのを待機する。そして、マスターCMは、潜在障害検出復旧処理の開始指示が入力されたことを検出した際に、ステップS104の処理を終了する。
上記した既定時間は、処理開始日時になった旨のメッセージを保守端末300のディスプレイ上へ表示した直後にユーザが当該メッセージに気づくとは限らないこと(及び、潜在障害検出復旧処理時にユーザによるデバイスの交換が必要とされる場合があること)を考慮して、計画停止日時から減じている時間である。従って、既定時間としては、保守端末300の設置環境等に基づき定められた『処理開始日時になった旨のメッセージを保守端末300のディスプレイ上へ表示してから、潜在障害検出復旧処理の開始指示がユーザにより入力されることが確実な時間』が使用される。
そして、ステップS104の処理を終えたマスターCMは、続くステップS105にて、上記した内容の潜在障害検出復旧処理を実行する。
要するに、計画停止準備処理のステップS101〜S104の処理は、多数のデバイスの交換が必要となっても潜在障害検出復旧処理が計画停止日時以前に完了するタイミングで、ユーザに潜在障害検出復旧処理を開始させるための処理となっている。そして、潜在障害検出復旧処理は、情報処理装置100の状態をホスト200からの任意のリード/ライト要求に応答できる状態に維持しながら、デバイス毎の再起動により各デバイスの潜在的な障害の顕在化を図り、障害が顕在化したデバイスについては、その交換等をユーザに行わせる処理となっている。
従って、上記内容の計画停止準備処理を実行できる本情報処理装置100は、計画停止後の再起動時に、幾つかのデバイスの潜在的な障害が顕在化して運用再開スケジュールに
支障をきたすことを防止できる装置となっていると言うことが出来る。
《変形形態》
上記した実施形態に係る情報処理装置100は、各種の変形を行えるものである。例えば、情報処理装置100を、CM10が2台ずつペアを成していない装置(第1CMの故障時に第2CMが第1CMの処理を引き継ぎ、第2CMの故障時に第3CMが第2CMの処理を引き継ぐ装置等)に変形することが出来る。また、情報処理装置100を、CM10の再起動時に特殊な診断が行われな装置(各CM10が診断モードで再起動されない装置)に変形することも出来る。
情報処理装置100を、ステップS101〜S104の処理の実行機能を有さない装置(ユーザが、潜在障害検出復旧処理の開始タイミングを決定して潜在障害検出復旧処理を開始させる装置)に変形することも出来る。さらに、情報処理装置100を、再起動による各デバイスのチェックを、1デバイスずつ定期的に行う装置(例えば、1日毎に、チェック対象を変えながら1デバイスのチェックを行う装置)に変形することも出来る。また、故障したCM10/ディスクは、通常、新品のCM10/ディスク(つまり、再起動により障害が顕在化することが殆どないデバイス)に交換される。そのため、情報処理装置100を、交換されたCM10/ディスクについては、再起動によるチェックを行わないもの(交換されたCM10/ディスクについては、状況値の「OFF/ON済」への書き換えのみを行うもの)に変形することも出来る。
潜在障害検出復旧処理と同様の内容の処理が、保守端末300主導で行われるように(保守端末300が、情報処理装置100内のCM10に対して、再起動や、RLUの再起動を指示するように)、情報処理装置100及び保守端末300を構成することも出来る。
また、上記技術を、制御系が冗長構成となっていないストレージシステムや、ストレージシステム以外の、冗長構成を有する装置/システムに適用しても良いことは、当然のことである。
以上開示した技術に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1) 情報処理を実行する複数の処理ユニットであって、該複数の処理ユニットのうちのいずれかの処理ユニットが動作を停止しても前記情報処理を続行可能な複数の処理ユニットと、
前記複数の処理ユニットを1つずつ順々に再起動し、再起動しなかった処理ユニットについて交換又は修理を依頼する情報を出力する処理を実行可能な制御部と
を備えることを特徴とする情報処理装置。
(付記2) 前記複数の処理ユニットが、冗長性を有するディスクアレイ装置の構成要素として使用されている複数のディスクドライブである
ことを特徴とする付記1に記載の情報処理装置。
(付記3) 前記潜在障害検出処理が、
再起動しなかったディスクドライブと再起動したが障害の存在が検出されたディスクドライブとについて、前記情報を出力する処理である
ことを特徴とする付記1又は2に記載の情報処理装置。
(付記4) 前記潜在障害検出処理が、交換又は修理をユーザに依頼したディスクドライブが交換されるまでの間、中断する処理であり、
前記制御部は、
ユーザにより入力された前記情報処理装置の停止予定日時と、前記ディスクアレイ装置を構成しているディスクドライブの台数と、1台のディスクドライブの交換に要する時間とから、前記ディスクアレイ装置の全てのディスクドライブを交換しても前記潜在障害検出処理が前記停止予定日時以前に完了する日時を算出し、
算出した日時以前にユーザに前記潜在障害検出処理の開始指示の入力を促し、
前記開始指示が入力されたときに、前記潜在障害検出処理を開始する
ことを特徴とする付記1から3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(付記5) 情報処理を実行する複数の処理ユニットであって、該複数の処理ユニットのうちのいずれかの処理ユニットが動作を停止しても前記情報処理を続行可能な複数の処理ユニットを含む情報処理装置において、
前記複数の処理ユニットの1つとして、
前記複数の処理ユニットを1つずつ順々に再起動し、再起動しなかった処理ユニット毎にその交換又は修理を依頼する情報を出力する潜在障害検出処理を実行可能なマスター処理ユニットを備える
ことを特徴とする情報処理装置。
(付記6) 前記潜在障害検出処理が、
再起動しなかった処理ユニットと再起動したが障害の存在が検出された処理ユニットとについて、前記交換依頼情報を出力する処理である
ことを特徴とする付記5に記載の情報処理装置。
(付記7) 前記潜在障害検出処理が、交換又は修理をユーザに依頼した処理ユニットが交換されるまでの間、中断する処理であり、
前記マスター処理ユニットは、
ユーザにより入力された前記情報処理装置の停止予定日時と、前記複数の処理ユニットの数と、1つの処理ユニットの交換に要する時間とから、前記情報処理装置の全ての処理ユニットを交換しても前記潜在障害検出処理が前記停止予定日時以前に完了する日時を算出し、
算出した日時以前にユーザに前記潜在障害検出処理の開始指示の入力を促し、
前記開始指示が入力されたときに、前記潜在障害検出処理を開始する
ことを特徴とする付記5又は6に記載の情報処理装置。
(付記8) 複数の、冗長性を有するディスクアレイ装置と、
前記複数のディスクアレイ装置のそれぞれに対して、そのディスクアレイ装置を構成している複数のディスクドライブを1つずつ順々に再起動し、再起動しなかったディスクドライブ毎にその交換又は修理をユーザに依頼するための交換依頼情報を出力する潜在障害検出処理を並行的に実行可能な制御部と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。
(付記9) 情報処理を実行する複数の処理ユニットであって、該複数の処理ユニットのうちのいずれかの処理ユニットが動作を停止しても前記情報処理を続行可能な複数の処理ユニットを含む情報処理装置の保守方法において
コンピュータが、
前記複数の処理ユニットを1つずつ順々に再起動し、
再起動しなかった処理ユニット毎にその交換又は修理を依頼する情報を出力する
ことを特徴とする情報処理装置の保守方法。
10 CM
11 CA
12 通信インタフェース
13 CPU
14 DI
15 キャッシュメモリ
20 DE
30 バス
100 情報処理装置
200 ホスト
300 保守端末

Claims (8)

  1. 情報処理を実行する複数の処理ユニットであって、該複数の処理ユニットのうちのいずれかの処理ユニットが動作を停止しても前記情報処理を続行可能な複数の処理ユニットと、
    動作の停止が可能な処理ユニットを選択する選択部と、
    他の処理ユニットが前記選択された処理ユニットの処理を引き継ぐ場合、前記選択された処理ユニットに再起動の指示を行う制御部と
    を備え
    前記制御部は、再起動しなかった処理ユニットを検出し、該処理ユニットについて交換又は修理を依頼する情報を出力する障害顕在化処理を実行する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記複数の処理ユニットが、冗長性を有するディスクアレイ装置の構成要素として使用されている複数のディスクドライブである
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記障害顕在化処理が、
    再起動しなかったディスクドライブと再起動したが障害の存在が検出されたディスクドライブとについて、前記情報を出力する処理である
    ことを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  4. 前記制御部は、
    ユーザにより入力された前記情報処理装置の停止予定日時と、前記ディスクアレイ装置を構成しているディスクドライブの台数と、1台のディスクドライブの交換に要する時間とから、前記ディスクアレイ装置の全てのディスクドライブを交換しても前記障害顕在化処理が前記停止予定日時以前に完了する日時を算出し、
    算出した日時以前にユーザに前記障害顕在化処理の開始指示の入力を促し、
    前記開始指示が入力されたときに、前記障害顕在化処理を開始する
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の情報処理装置。
  5. 情報処理を実行する複数の処理ユニットであって、該複数の処理ユニットのうちのいずれかの処理ユニットが動作を停止しても前記情報処理を続行可能な複数の処理ユニットを含む情報処理装置において、
    前記複数の処理ユニットの1つとして、マスター処理ユニットを備え、
    前記マスター処理ユニットは、
    動作の停止が可能な処理ユニットを選択し、
    他の処理ユニットが前記選択された処理ユニットの処理を引き継ぐ場合、前記選択された処理ユニットに再起動の指示を行い、
    再起動しなかった処理ユニットを検出し、該処理ユニットについて交換又は修理を依頼する情報を出力する障害顕在化処理を実行する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  6. 前記複数の処理ユニットが、冗長性を有するディスクアレイ装置の構成要素として使用されている複数のディスクドライブであり、
    前記マスター処理ユニットは、
    ユーザにより入力された前記情報処理装置の停止予定日時と、前記ディスクアレイ装置を構成しているディスクドライブの台数と、1台のディスクドライブの交換に要する時間とから、前記ディスクアレイ装置の全てのディスクドライブを交換しても前記障害顕在化処理が前記停止予定日時以前に完了する日時を算出し、
    算出した日時以前にユーザに前記障害顕在化処理の開始指示の入力を促し、
    前記開始指示が入力されたときに、前記障害顕在化処理を開始する
    ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 情報処理を実行する複数の処理ユニットであって、該複数の処理ユニットのうちのいずれかの処理ユニットが動作を停止しても前記情報処理を続行可能な複数の処理ユニットを含む情報処理装置の保守方法において
    コンピュータが、
    動作の停止が可能な処理ユニットを選択し、
    他の処理ユニットが前記選択された処理ユニットの処理を引き継ぐ場合、前記選択された処理ユニットに再起動の指示を行い、
    再起動しなかった処理ユニットを検出し、該処理ユニットについて交換又は修理を依頼する情報を出力する障害顕在化処理を実行する
    ことを特徴とする情報処理装置の保守方法。
  8. 前記複数の処理ユニットが、冗長性を有するディスクアレイ装置の構成要素として使用されている複数のディスクドライブであり、
    前記コンピュータが、
    ユーザにより入力された前記情報処理装置の停止予定日時と、前記ディスクアレイ装置を構成しているディスクドライブの台数と、1台のディスクドライブの交換に要する時間とから、前記ディスクアレイ装置の全てのディスクドライブを交換しても前記障害顕在化処理が前記停止予定日時以前に完了する日時を算出し、
    算出した日時以前にユーザに前記障害顕在化処理の開始指示の入力を促し、
    前記開始指示が入力されたときに、前記障害顕在化処理を開始する
    ことを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置の保守方法。
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