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JP5880137B2 - 照明装置 - Google Patents
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JP5880137B2 - 照明装置 - Google Patents

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Description

本発明は、高出力発光ダイオード(Power LED)を光源とし、天井等に埋め込まれるダウンライト等の照明装置に関する。
従来、ダウンライト等の照明装置は、LED(発光素子)が実装された基板を照明装置内に組み込んだものが用いられていた(例えば特許文献1参照)。また、このような照明装置においては、LEDは基板上にハンダ付けによって固定されて電気が供給されていた。しかし近年、LEDの高出力化(高電力化)が進み、基板として熱伝達性に優れたAl基板を用いた場合であっても、LEDの熱を放熱部材(ヒートシンク)に伝達することが難しくなってきている。
そのため、最近ではLEDを直接放熱部材に実装することができるCOB(Chip On Board)タイプのLEDが照明装置に用いられるようになってきている(例えば特許文献2参照)。このようなCOBタイプのLED(以下、単にCOBという)は、裏面から熱を放熱するため給電部が表面にある。従って、COBを用いた照明装置では、当該COBの前面に給電ホルダや給電用の配線(以下、単に配線という)を直接ハンダ付けして電気を供給していた。
特開2009−64637号公報(図1参照) 特開2011−113814号公報(図1参照)
しかしながら、前記したようなCOBを用いた照明装置は、複数のCOBを実装する際に、個々のCOBに給電ホルダを取り付けたり、当該給電ホルダごとに配線を接続したり、COBに配線を直接ハンダ付けして接続することは困難であった。具体的には、ダウンライトは、一般的に限られた面積(φ75〜250mm)の中で5〜20個ものCOBを配置するため、隣接するCOB同士の間隔が狭くなる。従って、COBごとに給電ホルダを取り付けたり、COBに配線を直接ハンダ付けするようなスペースを確保したりすることが困難であった。
また、前記したようなCOBを用いた照明装置は、複数のCOBを実装する際に、仮に給電ホルダを介して、あるいは直接COBに配線を接続できたとしても、狭いスペースの中に非常に多数の配線が張り巡らされることになるため、例えばCOBの交換等の作業が非常に煩雑になってしまう。
本発明は、前記問題点に鑑みてなされたものであり、複数のCOBを容易に実装することができ、COBの交換等の作業も容易に行うことができる照明装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために本発明に係る照明装置は、基板と、当該基板上に配置された発光部と、を備える複数の発光装置と、前記複数の発光装置の上方に配置され、前記発光部の上方に形成された貫通孔と、当該貫通孔の周囲に形成された複数の挿通孔と、を備えるとともに、前記複数の発光装置に電流を供給する回路基板と、前記回路基板の上方に配置された、前記発光装置の数と同数の複数の筒状のレンズホルダと、前記レンズホルダの筒内に収容されたレンズと、を備える照明装置であって、前記レンズホルダが、筒の下端から突出する複数の爪部を備え、前記爪部が、前記回路基板の上から前記挿通孔に挿通されて当該回路基板の下面から突出し、前記発光装置の前記基板の下面または側端部が、前記回路基板を介して、前記爪部によって支持されて前記回路基板の下方に保持される構成とした。
このような構成を備える照明装置は、レンズホルダの爪部を回路基板の挿通孔に挿通して当該回路基板の下面から突出させ、この突出した爪部によって基板の下面または側端部を支持することで、それぞれのレンズホルダごとに、回路基板を介して発光装置を保持することができる。また、照明装置は、レンズホルダが発光装置の取り付け部材としても機能するため、当該レンズホルダに収容されるレンズの位置に対して発光装置の発光部の位置を正確に調整することができる。
また、本発明に係る照明装置は、前記発光装置の下方に配置された放熱部材を備え、前記放熱部材が、前記発光装置の基板の下面または側端部を支持する前記複数の爪部の先端が収容される収容孔を備え、前記放熱部材の収容孔に前記複数の爪部の先端が収容されることで、前記発光装置の基板の下面が前記放熱部材の上面に密着して配置される構成とすることが好ましい。
このような構成を備える照明装置は、複数の発光装置の下方に放熱部材を配置する際に、当該発光装置の基板の下面よりも突出しているレンズホルダの爪部の先端を放熱部材の収容孔に収容することで、発光装置の基板の下面を放熱部材の上面に密着させることができるため、放熱を最大限効率よく行うことができる。
また、本発明に係る照明装置は、前記複数のレンズの上方に配置された平板状のレンズカバーを備え、前記レンズカバーが、前記レンズの数と同数の複数の貫通孔を備え、前記レンズカバーの貫通孔が、前記レンズの外径よりも小さく形成され、前記レンズが、前記レンズカバーの貫通孔の縁が当該レンズの周端部に当接することで、前記レンズホルダ内に固定される構成とすることが好ましい。
このような構成を備える照明装置は、複数のレンズの上方にレンズカバーを配置する際に、レンズの周端部にレンズカバーの貫通孔の縁を当接させながら配置するため、各レンズがレンズホルダ内でぐらつくことを防止し、レンズの位置を固定することができる。
また、本発明に係る照明装置は、前記回路基板の下面における前記貫通孔の周囲に、前記発光装置が備える一対の電極に電流を供給するための一対の給電用端子が配置され、前記給電用端子が、弾性部材で構成されている構成とすることが好ましい。
このような構成を備える照明装置は、発光装置に電流を供給するための給電用端子が弾性部材で構成されているため、回路基板の下方に発光装置を配置し、当該回路基板の給電用端子に発光装置の電極を接触させて給電を行う際に、発光装置が常に下方向に押圧された状態となり、発光装置が上下方向にぐらつくことを防止することができる。また、照明装置は、回路基板に配置された給電用端子に発光装置の電極を接触させることで給電を行うことができるため、配線等を張り巡らせることなく、複数の発光装置に一括で電流を供給することができる。
また、本発明に係る照明装置は、前記一対の給電用端子のそれぞれが、前記回路基板の下面において、当該回路基板の貫通孔の中心を基準として点対称の位置に配置されている構成とすることが好ましい。
このような構成を備える照明装置は、発光装置に電流を供給するための給電用端子が回路基板の貫通孔の中心を基準とした点対称の位置に一対で配置されているため、回路基板の下方に発光装置を配置し、当該回路基板の給電用端子に発光装置の電極を接触させて給電を行う際に、発光装置が常に均等な力で下方向に押圧された状態となり、発光装置が上下方向にぐらつくことをより確実に防止することができる。
また、本発明に係る照明装置は、前記レンズホルダが、筒の下端から突出する複数の柱状部を備え、前記回路基板が、上方に配置された前記レンズホルダの前記複数の柱状部が挿通される挿通孔を備え、前記複数の柱状部が、前記レンズホルダの筒の下端において、前記爪部の爪の向く方向と直交する方向にそれぞれ設けられるとともに、前記回路基板の上から前記挿通孔に挿通された場合に、当該回路基板の下方に配置された前記発光装置の基板の側端部に当接するように形成されている構成とすることが好ましい。
このような構成を備える照明装置は、レンズホルダの柱状部を回路基板の挿通孔に挿通して当該回路基板の下面から突出させ、この突出した柱状部を、レンズホルダの爪部によって支持されている発光装置の基板の側端部と異なる側端部に当接させることで、回路基板の下方に配置された発光装置の前後方向および左右方向の位置ずれを防止することができる。
本発明に係る照明装置によれば、レンズホルダによって発光装置(COB)を保持することができるため、当該発光装置を保持するために別途のホルダを用意する必要がなく、複数の発光装置を容易に実装することができるとともに、発光装置の交換等の作業も容易に行うことができる。また、照明装置によれば、レンズの位置に対する発光装置の位置の調整をレンズホルダによって行うことができるため、両者の位置精度を向上させることができる。そして、照明装置によれば、回路基板によって複数の発光装置に一括で電流を供給することができるため、照明装置内の狭いスペースの中に多数の配線が張り巡らされることがなく、発光装置の交換等の作業も容易に行うことができる。
本発明の実施形態に係る照明装置の全体構成を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る照明装置の全体構成を示す分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る照明装置を構成する各部材の関係を示す図であって、給電用端子としてコイルコネクタを用いた例を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る照明装置を構成する各部材の関係を示す図であって、(a)は、レンズ、レンズホルダ、回路基板および発光装置を組み合わせる前の状態を示す側面図、(b)は、レンズ、レンズホルダ、回路基板および発光装置を組み合わせた後の状態を示す側面図、(c)は、回路基板の給電用端子と発光装置の基板との関係を示す図であって、(b)のA部拡大図、である。 本発明の実施形態に係る照明装置を構成する各部材の関係を示す図であって、レンズカバー、レンズ、レンズホルダ、回路基板、発光装置および放熱部材を組み合わせた後の状態を示す側面図、である。 本発明の実施形態に係る照明装置を構成する各部材の関係を示す図であって、図4(b)を下から観察した状態を示す平面図である。 本発明の実施形態に係る照明装置を構成する各部材の関係を示す図であって、給電用端子として板バネコネクタを用いた例を示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態に係る照明装置について、図面を参照しながら説明する。なお、各図面が示す部材のサイズや位置関係等は、説明を明確にするため誇張していることがある。さらに以下の説明において、同一の名称、符号については、原則として同一もしくは同質の部材を示しており、詳細説明を適宜省略する。
照明装置1は、例えば天井等に埋め込んで設置されるダウンライト等の装置である。照明装置1は、ここでは図1に示すように、回路基板10と、発光装置20と、放熱部材30と、レンズホルダ40と、レンズ50と、レンズカバー60と、を備えている。そして、照明装置1は、図1および図2に示すように、回路基板10と放熱部材30との間に複数の発光装置20が挟まれるように配置され、レンズカバー60と回路基板10との間に複数のレンズ50を収容する複数のレンズホルダ40が挟まれるように配置されている。
照明装置1は、図2に示すように、回路基板10と放熱部材30とが締結部材B,Bによって締結され、回路基板10とレンズカバー60とが締結部材Bを介して、締結部材Bによって締結されている。なお、前記した締結部材Bは、図2に示すように、回路基板10とレンズカバー60との間におけるスペーサの機能も果たしている。
回路基板10は、発光装置20に電流を供給するためのプリント基板である。回路基板10は、ここでは図2に示すように、円盤状に形成されている。また、図示は省略したが、回路基板10には外部の電源が接続されており、後記するように、下面に配置された複数の給電用端子14(図3参照)を介して、複数の発光装置20に電流を供給できるように構成されている。また、回路基板10には、図2に示すように、他の部材と組み合わせるために、形状や大きさが異なる複数の孔が貫通して形成されており、具体的には複数の貫通孔11と、複数の挿通孔12と、複数の挿通孔13と、が形成されている。
貫通孔(発光部用孔部)11は、回路基板10の下方に配置される発光装置20の発光部22を露出させるためのものである。貫通孔11は、ここでは図2に示すように、発光装置20の発光部22の上方に、当該発光部22の形状に合わせて円形状に形成されている。また、貫通孔11は、図2に示すように、発光装置20の数と同数(ここでは8個)形成されている。
挿通孔12(爪部用孔部)は、レンズホルダ40の爪部41を挿通するためのものである。挿通孔12は、ここでは図2に示すように、レンズホルダ40の爪部41を正面から観察した場合の形状(図6参照)に合わせて矩形状に形成されている。また、挿通孔12は、ここでは図2に示すように、爪部41の先端である鍔部412(図4(a)参照)が挿通可能な大きさに形成されている。なお、この挿通孔12に爪部41が挿通される場合、鍔部412の傾斜部分が挿通孔12の縁に当接し、当該傾斜部分で滑り込むようにして挿通される。
挿通孔12は、図2に示すように、レンズホルダ40の爪部41の数と同数(ここでは4個)形成されている。また、挿通孔12は、図2に示すように、貫通孔11の周囲に形成され、より具体的には、レンズホルダ40の爪部41の位置(図6参照)に合わせて、回路基板10の下方に発光装置20を配置した場合に、当該発光装置20の四隅に位置するように形成されている。
挿通孔(柱状部用孔部)13は、レンズホルダ40の柱状部42を挿通するためのものである。挿通孔13は、ここでは図2に示すように、レンズホルダ40の柱状部42の形状(図6参照)に合わせて円形状に形成されている。また、挿通孔13は、図2に示すように、レンズホルダ40の柱状部42の数と同数(ここでは2個)形成されている。また、挿通孔13は、図2に示すように、貫通孔11の周囲に形成され、より具体的には、レンズホルダ40の柱状部42の位置(図6参照)に合わせて、レンズホルダ40の爪部41の爪の向く方向(図6における左右方向)と直交する方向にそれぞれ設けられる。
回路基板10の下面には、図3に示すように、複数の給電用端子14が配置されている。この給電用端子14は、発光装置20の電極23に電流を供給するためのものである。給電用端子14は、ここでは図3に示すように、発光装置20が備える一対の電極23(図2参照)に対面する位置で、回路基板10の下面における貫通孔11の周囲に一対で配置されている。すなわち、給電用端子14は、図2に示すように8個の発光装置20が用いられる場合は、回路基板10の下面に合計16個(一対の給電用端子14が8組)配置される。
また、給電用端子14は、具体的には図3に示すように、発光装置20の電極23と接続する部分がコイルコネクタのような弾性部材で構成されており、先端が上下方向に弾性変形するように構成されている。これにより、照明装置1は、図4(a)、(b)に示すように、レンズホルダ40の爪部41に発光装置20を取り付けると、発光装置20の電極23(図2参照)が給電用端子14に当接し、当該発光装置20に電流が供給されるとともに、図4(c)に示すように、給電用端子14の弾性力によって、発光装置20の基板21が下方向に押圧される状態となる。またその際、給電用端子14のそれぞれは、図4(b)に示すように、貫通孔11の周囲における2点で発光装置20の基板21を押圧する状態となる。このような構成を備える照明装置1は、回路基板10の下方に発光装置20を配置し、当該回路基板10の給電用端子14に発光装置20の電極23を接触させて給電を行う際に、発光装置20が常に下方向に押圧された状態となるため、発光装置20が上下方向にぐらつくことを防止することができる。また、照明装置1は、回路基板10に配置された給電用端子14に発光装置20の電極23を接触させることで給電を行うことができるため、配線等を張り巡らせることなく、複数の発光装置20に一括で電流を供給することができる。
また、前記したように発光装置20ごとに配置された一対の給電用端子14は、図6に示すように、回路基板10の貫通孔11の中心Xを基準として、点対称の位置である左上と右下とに配置されている。このような構成を備える照明装置1は、回路基板10の下方に発光装置20を配置し、当該回路基板10の給電用端子14に発光装置20の電極23を接触させて給電を行う際に、発光装置20が常に均等な力で下方向に押圧された状態となるため、発光装置20が上下方向にぐらつくことをより確実に防止することができる。
発光装置20は、照明装置1の光源となるものである。発光装置20は、具体的には図2に示すように、基板21と、基板21上に配置された発光部22と、基板21上に配置された一対の電極23,23と、を備えたCOBタイプの装置で構成されている。なお、発光装置20の基板21は、図2に示すように、矩形状に形成され、セラミックスやAl等の熱伝導性に優れた素材で形成されている。また、発光装置20の発光部22は、単数または複数の発光素子(LED)によって構成されている。
発光装置20は、図2に示すように、回路基板10の下方および放熱部材30の上方に配置され、両者に挟まれるように配置されている。また、発光装置20は、図3に示すように、発光部22が回路基板10の貫通孔11と対面するように配置されている。そのため、発光装置20の発光部22の上方には、貫通孔11を介してレンズ50が配置される。従って、発光装置20の発光部22からの光は、前記した貫通孔11を介して、レンズ50に入射される。また、発光装置20は、図1に示すように、その下面が放熱部材30の上面に密着するように配置され、当該放熱部材30を介して、発光装置20で発生した熱を放熱できるように構成されている。
また、発光装置20は、図4(a)、(b)に示すように、回路基板10を介してレンズホルダ40の爪部41によって支持されることで、回路基板10の下方に保持された状態となる。すなわち、レンズホルダ40の爪部41は、図4(a)に示すように、回路基板10の厚さよりも長く形成されているため、当該爪部41が回路基板10の挿通孔12に挿通されると、図4(b)に示すように、当該爪部41における回路基板10の厚さを超える部分が、回路基板10の下面から突出した状態となる。そして、図4(b)に示すように、この突出したレンズホルダ40の爪部41によって基板21の下面および側端部が支持されることで、発光装置20が回路基板10の下方に保持された状態となる。なお、発光装置20の基板21は、図4(c)に示すように、回路基板10の給電用端子14によって上方から押圧されているため、上方向に動くことがないように固定されている。すなわち、発光装置20は、図4(c)に示すように、給電用端子14の先端と、爪部41の折り返し上面41aとで上下から挟まれることで位置が固定された状態となっている。
なお、前記した「爪部41によって基板21の下面および側端部が支持される」状態とは、より具体的には図4(c)に示すように、基板21の下面21aに爪部41の折り返し上面41aが当接し、基板21の側端部21bに爪部41の内側面41bが当接した状態を意味している。但し、発光装置20は、基板21の下面21aに爪部41の折り返し上面41aが当接した状態、あるいは、基板21の側端部21bに爪部41の内側面41bが当接した状態、のいずれかの状態であれば、回路基板10の下方に保持された状態を形成することができる。
ここで、図4(c)における各部材の関係について具体的に説明する。まず、レンズホルダ40の爪部41は、図4(c)に示すように、回路基板10の厚さeよりも長く形成されているため、挿通孔12に挿通されると、回路基板10の厚さeを超える部分fが、回路基板10の下面から突出した状態となる。また、その際、回路基板10下面とレンズホルダ40の爪部41の折り返し上面41aとは、図4(c)に示すように、距離aだけ離れた状態となる。そして、図4(c)に示すように、レンズホルダ40の爪部41によって発光装置20の基板21を支持すると、電極23に当接した給電用端子14の先端が距離bだけ上方向に押し込まれる。一方、給電用端子14の先端は、発光装置20を上方向に押すと、図4(c)に示すように、さらに距離cだけ上方向に押し込むことができる余裕を有している。但し、前記したように、給電用端子14は、弾性部材で構成されているため、発光装置20は当該給電用端子14によって上から押圧された状態となっている。そして、発光装置20は、図4(c)に示すように、給電用端子14の先端と、爪部41の折り返し上面41aとで上下から挟まれることで位置が固定された状態となっているため、上下方向にぐらつくことがない。
放熱部材30は、発光装置20で生じた熱を放熱するものである。放熱部材30は、図2に示すように、一般的なヒートシンクで構成されている。放熱部材30は、図1に示すように、複数の発光装置20の下方に配置され、回路基板10とともに当該複数の発光装置20を挟み込むように配置されている。
放熱部材30には、図2に示すように、他の部材と組み合わせるために、複数の収容孔31が形成されている。この収容孔(爪部先端用孔部)31は、回路基板10の挿通孔12に挿通され、当該回路基板10の下面から突出したレンズホルダ40の爪部41の先端である鍔部412(図4(a)参照)を収容するためのものである。収容孔31は、ここでは図2に示すように、円形状に形成されている。また、収容孔31は、ここでは図2に示すように、爪部41の先端である鍔部412(図4(a)参照)が収容可能な大きさに形成されている。また、収容孔31は、図2に示すように、レンズホルダ40の爪部41の数と同数(ここでは32個)形成されている。
そして、照明装置1は、図5に示すように、前記した収容孔31にレンズホルダ40の爪部41の先端である鍔部412が収容されることで、発光装置20の基板21の下面21aが放熱部材30の上面に密着して配置されることになる。このような構成を備える照明装置1は、複数の発光装置20の下方に放熱部材30を配置する際に、発光装置20の基板21の下面21aを放熱部材30の上面に密着させることができるため、放熱を最大限効率よく行うことができる。
レンズホルダ40は、レンズ50を収容して保持するものである。レンズホルダ40は、図2に示すように、筒状に形成されている。レンズホルダ40の筒の内径は、レンズ50の外径(最も径が大きい部分)と同一となるように構成され、図4(b)に示すように、当該筒内にレンズ50が収容されている。また、レンズホルダ40は、発光装置20およびレンズ50と同数(ここでは8個)設けられている。そして、これら複数のレンズホルダ40は、図2に示すように、回路基板10の上方において、回路基板10の貫通孔11に対応した位置に配置されている。レンズホルダ40は、より具体的には図4(a)に示すように、回路基板10の上方において、当該レンズホルダ40の中心と貫通孔11の中心とが一致する位置に配置されている。
ここで、レンズホルダ40は、レンズ50を収容するのみならず、発光装置20を回路基板10の下方に保持する機能も有している。すなわち、レンズホルダ40は、図3に示すように、筒の下端から突出する複数(ここでは4個)の爪部41を備えている。この爪部41は、図4(a)に示すように、直棒状の柱部411と、当該柱部411の先端の鍔部412とから構成されている。この爪部41は、図4(a)、(b)に示すように、回路基板10の挿通孔12にそれぞれ挿通され、その柱部411の一部と鍔部412とが回路基板10の下面に突出する。なお、この挿通孔12に爪部41が挿通される場合、鍔部412の傾斜部分が挿通孔12の縁に当接し、当該傾斜部分で滑り込むようにして挿通される。そして、レンズホルダ40は、図4(c)に示すように、回路基板10の下面に突出したこの爪部41によって、発光装置20の基板21の下面21aおよび側端部21bを支持する。
また、レンズホルダ40は、図3および図4(a)に示すように、筒の下端から突出する複数(ここでは2つ)の柱状部42を備えている。この柱状部42は、図3に示すように、回路基板10の挿通孔13(図2参照)にそれぞれ挿通される。柱状部42は、図4(a)に示すように、回路基板10の厚さよりも長く形成されているため、当該柱状部42が回路基板10の挿通孔13(図3参照)に挿通されると、図4(b)に示すように、当該柱状部42における回路基板10の厚さを超える部分が、回路基板10の下面から突出した状態となる。
また、柱状部42は、図6に示すように、レンズホルダ40の筒の下端において、爪部41の爪の向く方向(ここでは左右方向)と直交する方向(ここでは上下方向)にそれぞれ設けられている。なお、「爪部41の爪の向く方向」とは、より具体的には図6に示すように、爪部41の爪(鍔部412)同士が互いに向かい合う方向のことを意味している。そして、柱状部42は、回路基板10の挿通孔13に挿通された際に、図6に示すように、レンズホルダ40の爪部41によって支持される発光装置20の基板21の側端部21b,21bとは異なる側端部21c,21cに当接するように、レンズホルダ40の筒の下端に形成されている。このような構成を備える照明装置1は、回路基板10の下方に配置された発光装置20の前後方向および左右方向の位置ずれを防止することができる。
レンズ50は、発光装置20からの光を集束させるものである。レンズ50の数は、図2に示すように、発光装置20の数と同数であり、ここでは8個である。また、レンズホルダ40は、図2に示すように、それぞれがレンズホルダ40の筒内に収容されている。また、レンズ50は、図4(a)に示すように、その光軸が回路基板10の貫通孔11の中心Xと、発光装置20の発光部22の中心と、一致するように配置されている。
レンズカバー60は、レンズ50を支持するものである。レンズカバー60は、ここでは図2に示すように、円盤状に形成されている。また、レンズカバー60は、図1に示すように、レンズ50の上方に配置されている。また、レンズカバー60には、図2に示すように、複数の貫通孔61が形成されている。
貫通孔61(レンズ用孔部)は、レンズ50を露出させるためのものである。貫通孔61は、ここでは図2に示すように、レンズ50の形状に合わせて円形状に形成されている。また、貫通孔61は、図2に示すように、レンズ50の数と同数(ここでは8個)形成されている。また、貫通孔61は、図2に示すように、レンズ50の外径よりも小さく形成されている。このような構成を備える照明装置1は、図5に示すように、複数のレンズ50の上方にレンズカバー60を配置する際に、レンズ50の周端部51にレンズカバー60の貫通孔61の縁を当接させながら配置するため、各レンズ50がレンズホルダ40内でぐらつくことを防止し、レンズ50の位置を固定することができる。なお、例えばレンズ50がレンズホルダ40に固定されていれば、レンズカバー60は備えていなくても構わない。
以上のような構成を備える照明装置1は、レンズホルダ40の爪部41を回路基板10の挿通孔12に挿通して当該回路基板10の下面から突出させ、この突出した爪部41によって基板21の下面21aまたは側端部21bを支持することで、それぞれのレンズホルダ40ごとに、回路基板10を介して発光装置20を保持することができる。また、照明装置1は、レンズホルダ40が発光装置20の取り付け部材としても機能するため、当該レンズホルダ40に収容されるレンズ50の位置に対する発光装置20の発光部22の位置を正確に調整することができる。
従って、照明装置1によれば、レンズホルダ40によって発光装置(COB)20を保持することができるため、当該発光装置20を保持するために別途のホルダを用意する必要がなく、複数の発光装置20を容易に実装することができるとともに、発光装置20の交換等の作業も容易に行うことができる。また、照明装置1によれば、レンズ50の位置に対する発光装置20の位置の調整をレンズホルダ40によって行うことができるため、両者の位置精度を向上させることができる。そして、照明装置1によれば、回路基板10によって複数の発光装置20に一括で電流を供給することができるため、照明装置10内の狭いスペースの中に多数の配線が張り巡らされることがなく、発光装置20の交換等の作業も容易に行うことができる。
以下、本発明の実施形態に係る照明装置1の組み立て手順について図2を参照(適宜他の図面も参照)しながら説明する。まず、照明装置1の組み立て手順は、回路基板10を用意し、当該回路基板10の挿通孔12にレンズホルダ40の爪部41を挿通するとともに、当該回路基板10の挿通孔13にレンズホルダ40の柱状部42を挿通し、回路基板10上に複数のレンズホルダ40を配置する(第1ステップ)。この第1ステップが終了すると、回路基板10の下方には、爪部41と柱状部42とが突出した状態となる(図3参照)。
次に、照明装置1の組み立て手順は、回路基板10の下面に突出したレンズホルダ40の爪部41によって発光装置20の下面21aおよび側端部32bを支持し、回路基板10の下方に発光装置20を取り付ける(第2ステップ)。この第2ステップが終了すると、回路基板10の下面に突出したレンズホルダ40の柱状部42が、レンズホルダ40の爪部41によって支持される発光装置20の基板21の側端部21b,21bとは異なる側端部21c,21cに当接した状態となっているため(図6参照)、発光装置20の位置ずれが防止される。
次に、照明装置1の組み立て手順は、回路基板10の下方に放熱部材30を配置し、締結部材B,Bによって、回路基板10と放熱部材30とを締結する(第3ステップ)。この第3ステップが終了すると、放熱部材30の収容孔31にレンズホルダ40の爪部41の先端が収容され、発光装置20の基板21の下面21aが放熱部材30の上面に密着した状態となる(図5参照)。
次に、照明装置1の組み立て手順は、レンズホルダ40の筒内にレンズ50を収納する(第4ステップ)。なお、この第4ステップと第3ステップは順序が逆でも構わない。次に、照明装置1の組み立て手順は、レンズホルダ40およびレンズ50の上方にレンズカバー60を配置し、締結部材Bによって、レンズカバー60と回路基板10上の締結部材Bとを締結する(第5ステップ)。この第5ステップが終了すると、レンズカバー60の貫通孔61の縁がレンズ50の周端部51と当接された状態となり(図5参照)、レンズ50がレンズホルダ40の筒内に固定される。照明装置1の組み立て手順は、以上のような手順により図1に示す照明装置1を完成させる。
以上、本発明に係る照明装置について、発明を実施するための形態により具体的に説明したが、本発明の趣旨はこれらの記載に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて広く解釈されなければならない。また、これらの記載に基づいて種々変更、改変等したものも本発明の趣旨に含まれることはいうまでもない。
例えば、前記した照明装置1は、給電用端子14がコイルコネクタによって構成されていたが、図7に示すように、板バネコネクタからなる給電用端子14Aを用いても構わない。この給電用端子14Aは、図7に示すように、板状の金属部材が折り曲げられて形成されている。そのため、給電用端子14Aは、回路基板10の下方に発光装置20を保持すると(図4(b)参照)、貫通孔11の周囲における4点で発光装置20の基板21を押圧するように構成されている。従って、このような給電用端子14Aを用いた変形例に係る照明装置は、放熱部材30の上面に対して、貫通孔11の周囲における4点でより均等に基板21を押圧して密着させることができるため、放熱性が向上する。
また、前記した照明装置1は、図1に示すように、発光装置20の数を合計8個としたが、発光装置20の数は2個以上であれば特に限定されない。
また、前記した照明装置1は、図6に示すように、柱状部42が、回路基板10の挿通孔13に挿通された際に、発光装置20の基板21の側端部21c,21cに当接するように形成されていたが、必ずしも当該側端部21c,21cに当接するように形成されなくてもよい。すなわち、柱状部42は、発光装置20の位置ずれを防止できる範囲内であれば、発光装置20の基板21の側端部21c,21cと所定の間隔が空くように形成されても構わない。
1 照明装置
10 回路基板
11 貫通孔(発光部用孔部)
12 挿通孔(爪部用孔部)
13 挿通孔(柱状部用孔部)
14,14A 給電用端子
20 発光装置
21 基板
21a 下面
21b,21c 側端部
22 発光部
23 電極
30 放熱部材
31 収容孔(爪部先端用孔部)
40 レンズホルダ
41 爪部
411 柱部
412 鍔部
41a 折り返し上面
41b 内側面
42 柱状部
50 レンズ
51 周端部
60 レンズカバー
61 貫通孔(レンズ用孔部)
,B,B 締結部材

Claims (7)

  1. 基板と、当該基板上に配置された発光部と、を備える発光装置と、
    前記発光装置の上方に配置され、前記発光部の上方に形成された貫通孔と、当該貫通孔の周囲に形成された複数の挿通孔と、を備えるとともに、前記発光装置に電流を供給する回路基板と、
    前記回路基板の上方に配置された筒状のレンズホルダと、
    前記レンズホルダの筒内に収容されたレンズと、を備える照明装置であって、
    前記レンズホルダは、筒の下端から突出する複数の爪部を備え、
    前記爪部は、前記回路基板の上から前記挿通孔に挿通されて当該回路基板の下面から突出し、
    前記発光装置は、前記基板の下面または側端部が、前記回路基板を介して、前記爪部によって支持されて前記回路基板の下方に保持されることを特徴とする照明装置。
  2. 基板と、当該基板上に配置された発光部と、を備える複数の発光装置と、
    前記複数の発光装置の上方に配置され、前記発光部の上方に形成された貫通孔と、当該貫通孔の周囲に形成された複数の挿通孔と、を備えるとともに、前記複数の発光装置に電流を供給する回路基板と、
    前記回路基板の上方に配置された、前記発光装置の数と同数の複数の筒状のレンズホルダと、
    前記レンズホルダの筒内に収容されたレンズと、を備える照明装置であって、
    前記レンズホルダは、筒の下端から突出する複数の爪部を備え、
    前記爪部は、前記回路基板の上から前記挿通孔に挿通されて当該回路基板の下面から突出し、
    前記発光装置は、前記基板の下面または側端部が、前記回路基板を介して、前記爪部によって支持されて前記回路基板の下方に保持されることを特徴とする照明装置。
  3. 前記発光装置の下方に配置された放熱部材を備え、
    前記放熱部材は、前記発光装置の基板の下面または側端部を支持する前記複数の爪部の先端が収容される収容孔を備え、
    前記放熱部材の収容孔に前記複数の爪部の先端が収容されることで、前記発光装置の基板の下面が前記放熱部材の上面に密着して配置されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の照明装置。
  4. 前記複数のレンズの上方に配置された平板状のレンズカバーを備え、
    前記レンズカバーは、前記レンズの数と同数の複数の貫通孔を備え、
    前記レンズカバーの貫通孔は、前記レンズの外径よりも小さく形成され、
    前記レンズは、前記レンズカバーの貫通孔の縁が当該レンズの周端部に当接することで、前記レンズホルダ内に固定されることを特徴とする請求項2に記載の照明装置。
  5. 前記回路基板の下面における前記貫通孔の周囲に、前記発光装置が備える一対の電極に電流を供給するための一対の給電用端子が配置され、
    前記給電用端子は、弾性部材で構成されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の照明装置。
  6. 前記一対の給電用端子のそれぞれは、前記回路基板の下面において、当該回路基板の貫通孔の中心を基準として点対称の位置に配置されていることを特徴とする請求項5に記載の照明装置。
  7. 前記レンズホルダは、筒の下端から突出する複数の柱状部を備え、
    前記回路基板は、上方に配置された前記レンズホルダの前記複数の柱状部が挿通される挿通孔を備え、
    前記複数の柱状部は、前記レンズホルダの筒の下端において、前記爪部の爪の向く方向と直交する方向にそれぞれ設けられるとともに、前記回路基板の上から前記挿通孔に挿通された場合に、当該回路基板の下方に配置された前記発光装置の基板の側端部に当接するように形成されていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の照明装置。
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