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JP5881026B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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JP5881026B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、インクジェット方式の画像形成装置に関するものである。
一般に、プリンタ、ファックス、複写機、プロッタ、或いはこれらの内の複数の機能を複合した画像形成装置としては、例えばインクの液滴を吐出する液体吐出ヘッドを備え、媒体を搬送しながらインク滴を用紙に付着させて画像形成を行うインクジェット記録装置がある。ここでの媒体は「用紙」ともいうが材質を限定するものではなく、被記録媒体、記録媒体、転写材、記録紙なども同義で使用する。また、画像形成装置は、紙、糸、繊維、布帛、皮革、金属、プラスチック、ガラス、木材、セラミックス等の媒体に液体を吐出して画像形成を行う装置を意味する。そして、画像形成とは、文字や図形等の意味を持つ画像を媒体に対して付与することだけでなく、パターン等の意味を持たない画像を媒体に付与する(単に液滴を吐出する)ことをも意味する。また、インクとは、所謂インクに限るものではなく、吐出されるときに液体となるものであれば特に限定されるものではなく、例えばDNA試料、レジスト、パターン材料なども含まれる液体の総称として用いる。
このような液滴吐出記録方式の画像形成装置には、シリアル型のインクジェットプリンタがあり、印字ヘッドをキャリッジユニットにて用紙の搬送方向と直行する方向、すなわち主走査方向に走査することで印字を行うが、印刷媒体に対して正確な印字を行うためには、キャリッジの位置や移動量を検出する機構が必要であり、例えばキャリッジ移動方向に長尺なリニアエンコーダスケールを用いる方式が用いられている(特許文献1など)。
図9は一般的なインクジェットプリンタのキャリッジ1を示したものである。
リニアエンコーダスケール7には、一般的に150[dpi]以上の間隔で目盛りが印字されており、その目盛りをキャリッジ1上に設けたエンコーダセンサ8でカウントすることでキャリッジ1の位置を制御している。そのため、リニアエンコーダスケール7はキャリッジ1近傍に位置している方が、キャリッジ1の正確な位置制御を行うのに望ましい。
ところが、リニアエンコーダスケール7をキャリッジ1近傍に設けると、ユーザーがエンコーダスケールに触れて傷をつけたり、用紙10から発生した紙粉がつき汚してしまったり、インクミストと呼ばれる印字のために吐出されたインク滴から副産物として発生して機中に漂う微細なインク滴でリニアエンコーダスケールの表面が汚れたりすることがある。このようにリニアエンコーダスケール7が傷ついたり汚れたりすると、リニアエンコーダスケール7に印字された目盛りをエンコーダセンサ8でうまくカウントすることができなくなり、キャリッジ1の位置制御を正確に行うことができなくなってしまう。そのため、従来から、傷ついたり汚れたりしたりしたリニアエンコーダスケールをサービス従事者等によって交換できるように構成された画像形成装置が知られている。
図9に示したキャリッジ1では、リニアエンコーダスケール7に描かれた目盛りをエンコーダセンサ8によって読み取るが、エンコーダセンサ8は所定間隔を空けて対向して配設された受光部と発光部とを持ち、その間にリニアエンコーダスケール7を通すことで目盛りを読み取る。すなわち、エンコーダセンサ8はキャリッジ移動方向から見た断面が一方の開いた凹形状であって、凹み部分であるスリット81にリニアエンコーダスケール7を通す。そのため、エンコーダセンサ8のスリット81は一方向が開口しているため、ユーザーが誤ってリニアエンコーダスケール7に触ってしまった際に、スリット81の開口を通ってエンコーダセンサ8からリニアエンコーダスケール7が外れてしまうことがある。当然ながらエンコーダセンサ8からリニアエンコーダスケール7が外れてしまうと、エンコーダセンサ8によってリニアエンコーダスケール7の目盛りを読み取りキャリッジ1の位置制御を行うことができなくなる。
その対策として、エンコーダセンサのスリットと同一直線上でキャリッジの側面にリニアエンコーダスケールの抜け防止用の抜け防止孔を設けて、その抜け防止孔にリニアエンコーダスケールを通しつつエンコーダセンサのスリットにリニアエンコーダスケールを通すことが考えられる。これにより、キャリッジの側面に設けた抜け防止孔の内壁面によってリニアエンコーダスケールが支えられるため、容易にエンコーダセンサからリニアエンコーダスケールが外れないような構成としている。
しかしながら、リニアエンコーダスケールをキャリッジ側面の抜け防止孔に横から差し込まなければならないため、キャリッジ側面の抜け防止孔が目視し難く、細長いエンコーダスケールを抜け防止孔に通して取り付ける作業が困難になるといった問題が生じる。
本発明は以上の問題点に鑑みなされたものであり、その目的は、リニアエンコーダスケールの取り付け作業性を向上させることができる画像形成装置を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明は、記録媒体に画像を形成するための印字ヘッドと、前記印字ヘッドが装着され主走査方向に走査するキャリッジと、前記キャリッジの位置を検知するためのキャリッジ移動方向に長尺なリニアエンコーダスケールと、前記キャリッジに設けられ、キャリッジ移動方向から見た断面で一方の開いた凹形状の溝部を有し、該溝部に通した前記リニアエンコーダスケールを読み取るエンコーダセンサと、前記キャリッジに設けられ、前記リニアエンコーダスケールが貫通する連通孔を有する画像形成装置において、前記連通孔の外周部は前記キャリッジの一部と、前記エンコーダセンサの上方に配置されて前記エンコーダセンサの基板を覆う部位を有する連通孔形成部材とで形成され、前記連通孔形成部材が前記キャリッジに対して上方へ移動もしくは前記キャリッジに対して上方へ離脱することで、前記連通孔の外周部の一部を開放可能とすることを特徴とする。
本発明においては、連通孔の外周部はキャリッジの一部と、前記エンコーダセンサの上方に配置されて前記エンコーダセンサの基板を覆う部位を有する連通孔形成部材とで形成され、連通孔形成部材が前記キャリッジに対して上方へ移動もしくはキャリッジに対して上方へ離脱することで、連通孔の外周部の一部が開放可能であるので、キャリッジに対して連通孔形成部材を開き連通孔を開放することにより、エンコーダセンサが目視し易くなり、リニアエンコーダスケールをエンコーダセンサに取り付けることが容易となる。よって、キャリッジの側方から連通孔を目視してエンコーダセンサの溝部にリニアエンコーダスケールを入れる場合よりも、作業性を向上させることができる。
以上、本発明によれば、リニアエンコーダスケールの取り付け作業性を向上させることができるという優れた効果がある。
構成例1に係るキャリッジの模式図。 本発明の適用対象となる画像形成装置の一例であるインクジェットプリンタを示す斜視図。 インクジェットプリンタの機構部の側面図。 シリアル方式のインクジェットプリンタを上方から見た場合の概略構成図。 シリアル方式のキャリッジを側方から見た場合の概略構成図。 構成例2に係るキャリッジの模式図。 構成例3に係るキャリッジの模式図。 変形例に係るキャリッジの模式図。 一般的なインクジェットプリンタのキャリッジを示した斜視図。
図2は、本発明の適用対象となる画像形成装置の一例であるインクジェットプリンタを示す斜視図、図3は、図2に示すインクジェットプリンタの機構部の側面図である。図示の例のインクジェットプリンタは、プリンタ本体100の内部に主走査方向に移動可能なキャリッジ1、キャリッジに搭載したインクジェットヘッドからなる印字ヘッド2、印字ヘッド2へインクを供給するサブタンク(インクカートリッジ)12等で構成される印字機構部20等を収納し、プリンタ本体100の下方部には前方側から多数枚の用紙10を積載可能な給紙カセット40(あるいは給紙トレイ)を着脱自在に装着し、給紙カセット40から給送される用紙10を取り込み、印字機構部20によって所要の画像を記録した後、後面側に装着した排紙トレイ46に排紙するようになっている。
印字機構部20は、図示しない左右の側板に架設したガイド部材であるガイドロッド4でキャリッジ1を主走査方向(図3の紙面垂直方向)に摺動自在に保持し、このキャリッジ1にはイエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(Bk)の各色のインク滴を吐出するインクジェットヘッドからなる印字ヘッド2を、インク滴吐出方向を下方に向けて装着し、キャリッジ1の上側には印字ヘッド2に各色のインクを供給するための各サブタンク12を装着している。
また各色のサブタンク12は、インク供給チューブ16を介して、交換可能に装着された各色のインクタンク15と接続され、インクタンク15からインクの供給を受ける。そしてキャリッジ1は、後方側(用紙搬送方向下流側)をガイドロッド41に摺動自在に嵌装している。そして、このキャリッジ1を主走査方向に移動走査するため、主走査モータ6で回転駆動される駆動プーリ18と従動プーリ19との間にタイミングベルト5を張装し、このタイミングベルト5をキャリッジ1に固定している。
一方、給紙カセット40にセットした用紙10を印字ヘッド2の下方側に搬送するために、給紙カセット40から用紙10を分離給装する給紙ローラ21及びフリクションパッド22と、用紙10を案内するガイド部材23と、給紙された用紙10を反転させて搬送する搬送ローラ24と、この搬送ローラ24の周面に押し付けられる搬送コロ25及び搬送ローラ24からの用紙10の送り出し角度を規定する先端コロ26とを設けている。搬送ローラ24は副走査モータ27によってギヤ列を介して回転駆動される。
また、キャリッジ1の主走査方向の移動範囲に対応して搬送ローラ24から送り出された用紙10を印字ヘッド2の下方側で案内する搬送ベルト9を設けている。この搬送ベルト9は、チャージャ30により帯電することにより搬送されてきた用紙10を吸着し、用紙面と印字ヘッド面とを並行に保つ役割を担っている。搬送ベルト9の用紙搬送方向下流側には、用紙10を排紙トレイ46に送り出す排紙コロ33を配設している。
なお、プリンタ本体100には用紙反転ユニット43及び給紙ユニット50を必要に応じて取り付けることができるようになっている。用紙反転ユニット43は、第2搬送ローラ34、第3搬送ローラ35を備え、用紙10の表面に印字ヘッド2によって印刷した後、搬送ローラ24を逆転させて用紙10をプリンタ本体100内に引込み、用紙反転ユニット43内の第2搬送ローラ34、第3搬送ローラ35を経由することによって用紙10を反転させて搬送ローラ24に送り込み、用紙10の裏面を印字ヘッド2側に向けた状態で印字ヘッド2の下方に搬送し、裏面印刷を行う。給紙ユニット50は、第2給紙ローラ36、フリクションパッド37、搬出ローラ38等を備え、給紙カセット40に収納された用紙と同サイズあるいは異サイズの用紙を大量に収容することができ、いずれかからの用紙を適宜選択して使用することができる。
図4は、本実施形態に係るシリアル方式のインクジェットプリンタ(以下、単にプリンタという)を上方から見た場合の構成について説明する図である。図5は、本実施形態に係るプリンタに用いられるキャリッジ1を側方から見た場合の構成について説明する図である。
キャリッジ1にはインクを吐出する複数の印字ヘッド2が搭載されている。また、キャリッジ1には無端状のタイミングベルト5が取り付けられ、このタイミングベルト5が主走査モータ6によって回転駆動されることによってキャリッジ1はガイドロッド4に沿って主走査方向に移動する。その際に、キャリッジ1に設けられたエンコーダセンサ8は、キャリッジ1の主走査方向の少なくとも走査範囲に設置されたキャリッジ移動方向に長尺なリニアエンコーダスケール7の目盛りを読み取ることによってキャリッジ1の走査位置を検知することができる。そして、用紙10が搬送ベルト9によって副走査方向に一定距離搬送される毎にキャリッジ1が走査されながら印字ヘッド2からインクを吐出して用紙10上に画像を形成する。リニアエンコーダスケール7は、エンコーダセンサ8が読み取り可能であるキャリッジ1の近傍に設けられている。また、リニアエンコーダスケール7はキャリッジ1の走査範囲上に沿って剥き出しになって設けられている。
エンコーダセンサ8は、リニアエンコーダスケール7を通すための溝部であるスリット81を有しており、そのスリット81の所定間隔を空けて対向する内面の両側に発光部と受光部とを設け、その発光部と受光部との間にリニアエンコーダスケール7を通すことで目盛りを読んでキャリッジ1の位置を検出する。
なお、図4や図5では、わかり易くするためにリニアエンコーダスケール7が厚みをもって描かれているが、一般にリニアエンコーダスケール7としては透明なフィルム材に目盛りを印刷したものが使用される。そして、リニアエンコーダスケール7の目盛りの印刷されている不透過部と目盛りが印刷されていない透過部とを利用して、エンコーダセンサ8が目盛りのカウントを行う。
上述したように、リニアエンコーダスケール7に描かれた目盛りはエンコーダセンサ8によって読み取られるが、エンコーダセンサ8は所定間隔を空けて対向して配設された受光部と発光部とを持ち、その間にリニアエンコーダスケール7を通すことで目盛りを読み取る。すなわち、エンコーダセンサ8はキャリッジ移動方向から見て断面が凹形状であって、凹み部分であるスリット81にリニアエンコーダスケール7を通す。そのため、エンコーダセンサ8のスリット81が開口しているため、ユーザーが誤ってリニアエンコーダスケール7に触ってしまった際に、スリット81の開口を通ってエンコーダセンサ8からリニアエンコーダスケール7が外れてしまうことがある。そのため、本実施形態では、エンコーダセンサ8のスリット81と同一直線上でキャリッジ1の側面にリニアエンコーダスケール7を通す連通70を設けて、その連通孔70にリニアエンコーダスケール7を通しつつエンコーダセンサ8のスリット81にリニアエンコーダスケール7を通している。これにより、ユーザーが誤ってリニアエンコーダスケール7に触ったとしても、容易にエンコーダセンサ8からリニアエンコーダスケール7が外れないような構成としている。
ここで、リニアエンコーダスケール7をエンコーダセンサ8のスリット81に通すために、図4中の矢印Aのように、紙面手前側であるキャリッジ1の横方向からリニアエンコーダスケール7をエンコーダセンサ8に入れることが考えられる。しかしながら、キャリッジ1の動作のポイントとなるガイドロッド4やタイミングベルト5のそばにあったほうが正確な制御が可能となったり、ユーザーに触れられる可能性が少なくなったりする等の理由によって、図5に示すようにエンコーダセンサ8は一般にキャリッジ1の後方に取り付けている場合が多い。そして、キャリッジ1の横方向にはフレーム部材3等があるため、作業者はリニアエンコーダスケール7の取り外しをキャリッジ1の手前側から行うことが一般的であり、キャリッジ1などによってエンコーダセンサ8が視認できない状態での作業になってしまう。
[構成例1]
図1は構成例1に係るキャリッジの模式図である。
本構成例においては、キャリッジ1に設けられ、リニアエンコーダスケール7が通されるキャリッジ移動方向に連通する連通孔70を、エンコーダセンサ8を覆いキャリッジ1の側面とともに形成する連通孔形成部材であるセンサカバー60を、回動軸であるヒンジ1を中心に回動させることにより、キャリッジ1に対して開閉可能に設けている。
印刷動作を行う場合などの通常時には、図1(a)に示すようにセンサカバー60をキャリッジ1に対して閉じておき、ユーザーが誤ってリニアエンコーダスケール7に触ったとしても、容易にエンコーダセンサ8からリニアエンコーダスケール7が外れないようにしておく。
一方、リニアエンコーダスケール7の交換を行う場合には、図1(b)に示すように、ヒンジ1を中心にセンサカバー60を図中反時計回りに回動させてキャリッジ1に対し開き、連通孔70を開放させる。これにより、エンコーダセンサ8を外部に臨ませて、目視可能な状態でリニアエンコーダスケール7をエンコーダセンサ8に取り付けることができる。よって、作業者がリニアエンコーダスケール7の取り付けをキャリッジ1の手前側から行った場合でも、エンコーダセンサ8の凹形状のスリット81にリニアエンコーダスケール7を取り付けることができるため、紙面手前側であるキャリッジ1の横方向から連通孔70を目視してエンコーダセンサ8のスリット81にリニアエンコーダスケール7を入れる場合よりも作業性を向上させることができる。
この際、エンコーダセンサ8に対するリニアエンコーダスケール7の取り付けは、エンコーダセンサ8の上方から出来る方がやりやすいため、エンコーダセンサ8のスリット81は図1に示すようにキャリッジ移動方向から見て断面が上方の開いた凹形状(上向きのスリット)にするのが望ましい。
[構成例2]
図6は構成例2に係るキャリッジの模式図である。
本構成例においては、キャリッジ1に設けられ、リニアエンコーダスケール7が通されるキャリッジ移動方向に連通する連通孔70を、キャリッジ1の側面とともに形成するエンコーダセンサ8を覆う連通孔形成部材であるセンサカバー62を、キャリッジ1に対して着脱可能に設けている。
印刷動作を行う場合などの通常時には、図6(a)に示すようにセンサカバー62をキャリッジ1に装着しておき、ユーザーが誤って触ったとしても、容易にエンコーダセンサ8からリニアエンコーダスケール7が外れないようにしておく。
一方、リニアエンコーダスケール7の交換を行う場合には、図6(b)に示すように、センサカバー62をキャリッジ1から上方に持ち上げて取り外し連通孔70を開放させる。これにより、エンコーダセンサ8を外部に臨ませて、目視可能な状態でリニアエンコーダスケール7をエンコーダセンサ8に取り付けることができる。よって、作業者がリニアエンコーダスケール7の取り付けをキャリッジ1の手前側から行った場合でも、エンコーダセンサ8の凹形状のスリット81にリニアエンコーダスケール7を取り付けることができるため、紙面手前側であるキャリッジ1の横方向から連通孔70を目視してエンコーダセンサ8のスリット81にリニアエンコーダスケール7を入れる場合よりも作業性を向上させることができる。
また、センサカバー62をキャリッジ1に対して着脱可能にすることによって、連通孔70の開放の自由度をより高くすることができる。
[構成例3]
図7は構成例3に係るキャリッジ1の模式図である。
一般に、キャリッジ1にはキャリッジ内部の部品の交換やメンテナンスを行うために、キャリッジの内部を覆うカバー部材であるキャリッジカバーがキャリッジに対して着脱可能に設けられている。そこで、キャリッジ1に対して着脱可能であり、キャリッジ1の側面とともにリニアエンコーダスケール7の連通孔70を形成する連通孔形成部材であるセンサカバー64をキャリッジカバーとして兼用することで、部品点数やカバー着脱用の機構を減らすことが可能となり、コスト削減を図ることができる。
なお、キャリッジカバーは本来の目的からユーザーが外すことがなくサービス従事者が部品交換やメンテナンスの際に外すので、同じようにサービス従事者が実施するリニアエンコーダスケール7の交換時に外せるようにしてあっても機能上問題はない。
また、構成例1で示したような、回動軸を中心に回動させることによってセンサカバーを開閉可能に構成した場合であっても、センサカバーとキャリッジカバーとを兼用させることが可能であり、上述したのと同様の効果を得ることができる。
[変形例]
ここで、キャリッジ1に設けられエンコーダセンサ8が固定されている基は、その他キャリッジ1への信号を伝達する機構を含んでいることがほとんどである。そのため、エンコーダセンサ8が固定されている基板のメンテナンスを容易に行えるよう、図8のようにキャリッジカバーを兼ねるセンサカバー66をキャリッジ1から取り外すことで基へのアクセスができるように構成するのが望ましい。
以上、本実施形態によれば、記録媒体である用紙10に画像を形成するための印字ヘッド2と、印字ヘッド2が装着され主走査方向に走査するキャリッジ1と、キャリッジ1の位置を検知するためのキャリッジ移動方向に長尺なリニアエンコーダスケール7と、キャリッジ1に設けられ、キャリッジ移動方向から見た断面で一方の開いた凹形状の溝部であるスリット81を有し、スリット81に通したリニアエンコーダスケール7を読み取るエンコーダセンサ8と、キャリッジ1に設けられ、リニアエンコーダスケール7が貫通する連通孔70を有する画像形成装置において、連通孔70の外周部はキャリッジ1の一部と、エンコーダセンサ8の上方に配置されてエンコーダセンサ8の基板を覆う部位を有する連通孔形成部材であるセンサカバーとで形成され、センサカバーがキャリッジ1に対して上方へ移動することで、連通孔70の外周部の一部を開放可能とする。これにより、センサカバーがキャリッジ1に対して上方へ移動することで、連通孔70の外周部の一部が開放可能であるので、キャリッジ1に対してセンサカバーを開くことにより連通孔70が開放されて、エンコーダセンサ8が目視し易くなり、リニアエンコーダスケール7をエンコーダセンサ8に取り付けることが容易となる。よって、キャリッジ1の側方から連通孔70を目視してエンコーダセンサ8のスリット81にリニアエンコーダスケール7を入れる場合よりも、作業性を向上させることができる。
また、本実施形態によれば、記録媒体である用紙10に画像を形成するための印字ヘッド2と、印字ヘッド2が装着され主走査方向に走査するキャリッジ1と、キャリッジ1の位置を検知するためのキャリッジ移動方向に長尺なリニアエンコーダスケール7と、キャリッジ1に設けられ、キャリッジ移動方向から見た断面で一方の開いた凹形状の溝部であるスリット81を有し、スリット81に通したリニアエンコーダスケール7を読み取るエンコーダセンサ8と、キャリッジ1に設けられ、リニアエンコーダスケール7が貫通する連通孔70を有する画像形成装置において、連通孔70の外周部はキャリッジ1の一部と、エンコーダセンサ8の上方に配置されてエンコーダセンサ8の基板を覆う部位を有する連通孔形成部材であるセンサカバーとで形成され、センサカバーがキャリッジ1に対して上方へ離脱することで、連通孔70の外周部の一部を開放可能とする。これにより、センサカバーがキャリッジ1に対して上方へ離脱することで、連通孔70の外周の一部が開放可能であるので、キャリッジ1に対してセンサカバーを開くことにより連通孔70が開放されて、エンコーダセンサ8が目視し易くなり、リニアエンコーダスケール7をエンコーダセンサ8に取り付けることが容易となる。よって、キャリッジ1の側方から連通孔70を目視してエンコーダセンサ8のスリット81にリニアエンコーダスケール7を入れる場合よりも、作業性を向上させることができる。
また、本実施形態によれば、キャリッジ1に対してセンサカバーを回動可能に軸支する軸部材であるヒンジ1が設けられていることで、ヒンジ1を中心にセンサカバー60を回動させてキャリッジ1に対し開き、抜け防止孔70を開放させることができる。
また、本実施形態によれば、センサカバー64,66はキャリッジ内部の少なくとも一部を覆い隠すカバー部材であるキャリッジカバーを兼ねることで、センサカバーとキャリッジカバーとを一体化し、部品点数やカバー着脱用の機構を減らすことが可能となり、コスト削減を図ることができる。
また、本実施形態によれば、キャリッジカバーはエンコーダセンサ8が固定された基板を覆っている。これにより、キャリッジカバーを兼ねるセンサカバー66をキャリッジ1から取り外すことで基板へのアクセスができ、前記基板のメンテナンスを容易に行うことができる。
また、本実施形態によれば、エンコーダセンサ8のスリット81は、キャリッジ移動方向から見た断面で上方の開いた凹形状である。エンコーダセンサ8に対するリニアエンコーダスケール7の取り付けは、エンコーダセンサ8の上方から出来る方がやりやすいため、エンコーダセンサ8のスリット81はキャリッジ移動方向から見て断面が上方の開いた凹形状(上向きのスリット)にするのが望ましい。
1 キャリッジ
2 印字ヘッド
3 フレーム部材
4 ガイドロッド
5 タイミングベルト
6 主走査モータ
7 リニアエンコーダスケール
8 エンコーダセンサ
9 搬送ベルト
10 用紙
12 サブタンク
15 インクタンク
16 インク供給チューブ
18 駆動プーリ
19 従動プーリ
20 印字機構部
21 給紙ローラ
22 フリクションパッド
23 ガイド部材
24 搬送ローラ
25 搬送コロ
26 先端コロ
27 副走査モータ
30 チャージャ
33 排紙コロ
34 第2搬送ローラ
35 第3搬送ローラ
36 第2給紙ローラ
37 フリクションパッド
38 搬出ローラ
40 給紙カセット
43 用紙反転ユニット
46 排紙トレイ
50 給紙ユニット
60 センサカバー
61 ヒンジ
62 センサカバー
64 センサカバー
66 センサカバー
70 連通
81 スリット
100 プリンタ本体
特開2006−187905号公報

Claims (5)

  1. 記録媒体に画像を形成するための印字ヘッドと、
    前記印字ヘッドが装着され主走査方向に走査するキャリッジと、
    前記キャリッジの位置を検知するためのキャリッジ移動方向に長尺なリニアエンコーダスケールと、
    前記キャリッジに設けられ、キャリッジ移動方向から見た断面で一方の開いた凹形状の溝部を有し、該溝部に通した前記リニアエンコーダスケールを読み取るエンコーダセンサと、
    前記キャリッジに設けられ、前記リニアエンコーダスケールが貫通する連通孔を有する画像形成装置において、
    前記連通孔の外周部は前記キャリッジの一部と、前記エンコーダセンサの上方に配置されて前記エンコーダセンサの基板を覆う部位を有する連通孔形成部材とで形成され、前記連通孔形成部材が前記キャリッジに対して上方へ移動することで、前記連通孔の外周部の一部を開放可能とすることを特徴とする画像形成装置。
  2. 記録媒体に画像を形成するための印字ヘッドと、
    前記印字ヘッドが装着され主走査方向に走査するキャリッジと、
    前記キャリッジの位置を検知するためのキャリッジ移動方向に長尺なリニアエンコーダスケールと、
    前記キャリッジに設けられ、キャリッジ移動方向から見た断面で一方の開いた凹形状の溝部を有し、該溝部に通した前記リニアエンコーダスケールを読み取るエンコーダセンサと、
    前記キャリッジに設けられ、前記リニアエンコーダスケールが貫通する連通孔を有する画像形成装置において、
    前記連通孔の外周部は前記キャリッジの一部と、前記エンコーダセンサの上方に配置されて前記エンコーダセンサの基板を覆う部位を有する連通孔形成部材とで形成され、前記連通孔形成部材が前記キャリッジに対して上方へ離脱することで、前記連通孔の外周部の一部を開放可能とすることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記キャリッジに対して前記連通孔形成部材を回動可能に軸支する軸部材が設けられていることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記連通孔形成部材は前記キャリッジの部品を覆い隠すことを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1乃至のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記エンコーダセンサの前記溝部は、キャリッジ移動方向から見た断面で上方の開いた凹形状であることを特徴とする画像形成装置。
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