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JP5882873B2 - 情報処理装置、及び情報処理装置用補助脚 - Google Patents
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JP5882873B2 - 情報処理装置、及び情報処理装置用補助脚 - Google Patents

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本発明は、転倒を防止するための補助脚を備えた情報処理装置、及び情報処理装置の転倒を防止する情報処理装置用補助脚に関する。
従来から、筐体の両側面下端から設置面に向けて延伸される前脚と、表示面に対向する面の略中心に所定の範囲で上下方向に回動可能に接続された後脚とで、筐体を支える構造の表示装置が知られている。これに関し、特許文献1には、観者の視線に合わせて設置角度を調節可能な表示装置において、直立に近い状態に調整されても転倒を防止できる補助脚に関する発明が開示されている。
また、非特許文献1には、図6に示すような、表示装置一体型デスクトップPCの筐体50の両側面下端から設置面に向けて延伸される前脚52の内、どちらか一方の片脚が地震などの揺れにより机上からはみ出した場合に、筐体50の転倒を防ぐため、前脚2本の設置面側を掛け渡すように筐体下側に配置される耐震スタンド53について記載されている。
特開2010−62246号公報
NEC(登録商標) PC 総合カタログ 2012.7 p62
ところで、非特許文献1に記載の一体型デスクトップPCにおいては、図6に示すように、筐体50の両側面下端から設置面に向けて延伸される前脚52と、筐体50の底面と、筐体50の設置面との間に囲まれた空間Sが設けられ(図6(a)参照)、この空間Sを利用して筐体下側にキーボード500を収納させることができる(図6(b)参照)。そして、上述した耐震スタンド53は、キーボード500を収納するための空間を損なわないように、設置面から垂直方向の厚みを抑えた、長手方向に対して直交する方向における断面視が略山形状のバー構造を採用している。
ここで、非特許文献1のような耐震スタンド53を設けた場合、図7(a)に示すように、筐体下側に収納されるキーボード500と耐震スタンド53が干渉する事態が発生する。つまり、ユーザーは、キーボード500を筐体50の下側に収納する際、筐体50の設置面上をスライドさせるようにキーボード500を移動させることが多いため、図中の符号Gで示すように、収納されるときにキーボードの背面部や底面部が耐震スタンドに接触する頻度が高くなり、キーボードに傷がついてしまうことになる。
また、キーボードの底面奥側には、ユーザーがタイプしやすいように、奥側をせり上げてキーボード全体を傾けるためのチルトスタンド、いわゆるキーボードの脚が取り付けられていることが多い。このチルトスタンドは、周知の収納機構によりキーボード本体側に折り畳むように収納することができるが、通常は収納させずに立てられたままであることが多い。その場合、図7(b)に示すように、キーボード500をそのまま筐体50の下側に収納させると、チルトスタンド510が耐震スタンド53に接触して、キーボード500が収納しづらくなってしまうことになる。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであって、転倒を防止するための補助脚を備えた情報処理装置に関し、情報処理装置の筐体下側にキーボードを収納する際、収納し易く、かつ、キーボードに傷がつかないようにすることを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明の情報処理装置は、筐体と、筐体に収容される表示部と、キーボードと、筐体の両側面下端から設置面に向けて延伸される2つの脚部と、2つの脚部の設置面側の端部同士を渡されて設置面に設置される、長手方向に沿って略中央部分の厚みが盛り上がった形状の補助脚部とを有し、筐体の底面と、2つの脚部と、補助脚部とに囲まれた空間部にキーボードを収納する情報処理装置であって、補助脚部は、キーボードが空間部に収納されるときにキーボードと接触する補助脚部の表面を保護する保護部を有し、キーボードは、チルトスタンドと、チルトスタンドを収容する収容部と、収容部側からチルトスタンドが立設する側にチルトスタンドを付勢し、チルトスタンドが収容部に収容されるとき収縮するバネ部とを有し、チルトスタンドは、キーボードが空間部に収納されるとき、キーボードと接触する補助脚部の長手方向に沿って略中央部分の厚みが盛り上がった部分に押圧されて収容部に収容されることを特徴とする。
本発明によれば、情報処理装置の筐体下側にキーボードを収納する際、収納し易く、かつ、キーボードに傷がつくことを防止することができる。
本発明の実施形態の情報処理装置の概略斜視図である。 本発明の実施形態の情報処理装置の右側面図である。 本発明の実施形態の転倒防止バーの構造図である。 本発明の実施形態のチルトスタンドの構造図である。 本発明の実施形態のチルトスタンドの動作説明図である。 従来の一体型PCの下側にキーボードが収納される様子を示す概略図である。 従来のチルトスタンドと転倒防止バーとの接触の様子を説明する図である。
本発明の実施形態の情報処理装置について図面を用いて以下説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化乃至省略する。まず、本実施形態の情報処理装置1の概略について図1を用いて以下説明する。
本実施形態の情報処理装置1について、表示部11としての薄型ディスプレイとPC本体とが一体化された所謂一体型デスクトップPCを例として以下説明する。図1(a)に示すように、本実施形態の情報処理装置1は、一体型デスクトップPCの筐体と、キーボード100とで構成される。情報処理装置1は、その両側面下端から設置面に向けて延伸される2つの脚部12と、2つの脚部12の設置面側の端部同士を渡されて設置面に設置される補助脚部13とを有する。
また、本実施形態の情報処理装置1においては、その筐体の底面側と、2つの脚部12と、補助脚部13とに囲まれた空間部Sにキーボード100を収納することができる。つまり、図1(a)に示すように、ユーザーは、キーボード100を使用しないとき、キーボード100を図中の矢印方向にスライドする(押し込む)。そしてユーザーによってスライドされたキーボード100が、図1(b)に示すように、筐体下側の空間部Sに収納される。
図2は、本実施形態の情報処理装置1を右側面から見た図である。本実施形態の情報処理装置1の筐体後側には、その略中心部から設置面に向けて後脚部14が延伸されている。後脚部14と筐体側の取付部とを介して設けられた不図示の可動手段により後脚部14を可動させることで、観者の視線に合わせて筐体を適切な角度に調節することができる。
なお、本発明において後脚部14は必須の構成ではない。例えば、後脚部14に依らず2つの脚部と筐体の両側面との間に可動手段を設けることにより、筐体自体を振り子のように可動させることでも、観者の視線に合わせて筐体を適切な角度に調節することができるからである。ただし、この場合は、筐体が自立可能なように、2つの脚部を、その設置面側の面積が広くなるように構成することが望ましい。
次に、本実施形態の補助脚部13について図3を用いて以下説明する。上述のように、補助脚部13は、2つの脚部12の設置面側の端部同士を渡すように取り付けられる。これにより、どちらか一方の片脚が地震などの揺れにより机上からはみ出した場合に、筐体の転倒を防ぐことができる。
本実施形態の補助脚部13は、図3(b)に示すように、図3(a)におけるA−A’断面視が、略山形状となっている。ただし、補助脚部13は、その垂直方向の厚みをキーボード100の収納性を妨げないように形成することが望ましい。本実施形態では、補助脚部13は、なだらかな略山形状をなしているが、これに限定されず、例えば、丸みを帯びた楕円形状であっても、かまぼこ形状、又は台形状であってもよい。
また、本実施形態の補助脚部13は、図3(b)に示すように、プラスチック等の樹脂部131の上面に、シリコーンゴム等のゴム部132(保護部)を貼付した二重構造をとる。これにより、キーボード100が収納されるとき、ゴム部132によりキーボード100接触時の衝撃が緩和されて、補助脚部13に接触してキーボード100に傷がつくことを防止することができる。なお、本実施形態において、補助脚部13の後方側13aにはゴム部132が形成されていない。これは、収納したキーボード100を再び取り出す際には、ユーザーはキーボード100を持ち上げて取り出すことが多いため、キーボード100が後方側13aに接触するおそれは少ないことを考慮したものである。これにより、ゴムの使用料といった材料費を節約することができる。
また、別の実施形態である補助脚部33について、図3(c)を用いて説明する。上述の実施形態では、ゴム部132を樹脂部131に貼付した構成をとっているが、ここでは、樹脂部331とゴム部332を一体に成形する構成をとる。上述のように、ゴム部にはキーボード100の傷つきを防止するという役割がある。一方で、上述の実施形態のように、樹脂部131に単にゴム部132を貼付した構成では、貼付した部分、つまり継ぎ目が目立ち美観上好ましくない。よって、補助脚部33を成形する際は、例えばインサート成形により樹脂原料を型に流し込み、周知の接着材料を用いて、同じ型にゴム原料を流し込むことで樹脂とゴムとが接着し一体化した成形物を得ることができる。なお、この場合、樹脂原料を高温で流し込み、ゴム原料を低温で流し込んで成形を行うことになる。
次に、本実施形態のキーボード100の構成について図4を用いて説明する。図4(a)に示すように、本実施形態のキーボード100は、底面奥側(収納側)にチルトスタンド110を備える。本実施形態のキーボード100は、図4(a)の破線部を拡大した図4(b)の半断面図に示すように、底面奥側に、キーボード100全体を傾けるチルトスタンド110を備え、さらに、チルトスタンド110を収容するチルトスタンド収容部101と、チルトスタンド収容部101側からチルトスタンド110が立設する側(キーボード収納側)にチルトスタンド110を付勢し、チルトスタンド110がチルトスタンド収容部101に収容されるとき収縮するバネ部111とを有する。
チルトスタンド110は、バネ部111の付勢力によって立設され、また、外側からの押圧力によってバネ部111が収縮することにより、チルトスタンド収容部101方向(図の矢印B方向)へ折り畳まれて、チルトスタンド収容部101に収容される。収縮したバネ部111は、バネ収容部112に収容される。なお、図4(c)は、本実施形態のチルトスタンド110周りの構造を詳細に示す底面側斜視図である。また、本実施形態では、バネ部111を断面視M字形状の板バネを使用しているが、チルトスタンド110がバネの付勢力によって立設され、また、バネの収縮によってチルトスタンド収容部に収容される機構を損なわない限り、本実施形態の板バネに限定されるものでない。例えば螺旋状のコイルスプリング等であってもよい。
次に、本実施形態の情報処理装置1の筐体底面の空間部Sにキーボード100を収納する動作手順について図5を用いて説明する。なお、図中において、説明の妨げとならないように、情報処理装置1の筐体および脚部12は破線で示し、とりわけ、キーボード100の奥側部分と補助脚部13をクローズアップして示し、他は図示を省略している。
図5(a)に示すように、ユーザーはキーボード100を使用しないとき、図中の矢印C方向へキーボード100をスライドして移動させる。つまり、ユーザーは、キーボード100を筐体底面側の空間部Sへ押し込んで収納させる。図5(b)に示すように、キーボード100の移動により、チルトスタンド110の下端部が補助脚部13に接触すると、チルトスタンド110が補助脚部13に押圧されてバネ部111が収縮を開始し、チルトスタンド110は図中の矢印方向Bへ押されていく。
そして、図5(c)に示すように、キーボード100が補助脚部13上に完全に移動すると、チルトスタンド110が補助脚部13の上面等に押圧されてバネ部111が収縮し、チルトスタンド110はチルトスタンド収容部101へ収容される。
上述の本実施形態の構成により、キーボード100が筐体底面の空間部Sに収納されるとき、チルトスタンド110がチルトスタンド収容部101へ収容されることで、チルトスタンド110によってキーボード100の移動が妨げられることがない。よって、ユーザーはキーボード100を空間部Sにスムーズに収納させることができる。また、補助脚部13の表面を保護部としてのゴム部で成形したことにより、収納時にキーボード100が補助脚部13に接触した場合、キーボード100が傷つくことを防止することができる。
なお、上述する各実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更実施が可能である。例えば、本実施形態では、専ら一体型デスクトップPCを例にとり説明したが、本発明はこれに限らず、下部に収納スペースを設けた種々の表示装置に適用することができる。例えば、家庭用テレビジョンにおいて、リモコン等を収納させる場合にも本発明を適用することが可能である。
1 情報処理装置
11 表示部
12 脚部
13、33 補助脚部
13a 後方側
14 後脚部
100 キーボード
101 チルトスタンド収容部
110 チルトスタンド
111 バネ部
112 バネ収容部
131、331 樹脂部
132、332 ゴム部
S 空間部

Claims (6)

  1. 筐体と、前記筐体に収容される表示部と、キーボードと、
    前記筐体の両側面下端から設置面に向けて延伸される2つの脚部と、
    前記2つの脚部の前記設置面側の端部同士を渡されて前記設置面に設置される、長手方向に沿って略中央部分の厚みが盛り上がった形状の補助脚部とを有し、
    前記筐体の底面と、前記2つの脚部と、前記補助脚部とに囲まれた空間部に前記キーボードを収納する情報処理装置であって、
    前記補助脚部は、前記キーボードが前記空間部に収納されるときに前記キーボードと接触する前記補助脚部の表面を保護する保護部を有し、
    前記キーボードは、チルトスタンドと、前記チルトスタンドを収容する収容部と、前記収容部側から前記チルトスタンドが立設する側に前記チルトスタンドを付勢し、前記チルトスタンドが前記収容部に収容されるとき収縮するバネ部とを有し、
    前記チルトスタンドは、前記キーボードが前記空間部に収納されるとき、前記キーボードと接触する前記補助脚部の長手方向に沿って略中央部分の厚みが盛り上がった部分に押圧されて前記収容部に収容されることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記補助脚部は前記保護部と一体に成形されて二重構造をなすことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記補助脚部は樹脂部材で成形され、前記保護部はゴム部材で成形されることを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
  4. 筐体の両側面下端から設置面に向けて延伸される2つの脚部の前記設置面側の端部同士を渡されて前記設置面に設置される、長手方向に沿って略中央部分の厚みが盛り上がった形状の情報処理装置用補助脚であって、
    前記筐体の底面と、前記2つの脚部と共に囲まれた空間部にキーボードが収納されるときに前記キーボードと接触する側の表面を保護する保護部を有し、
    前記キーボードが前記空間部に収納されるとき、前記キーボードと接触する前記長手方向に沿って略中央部分の厚みが盛り上がった形状部分が、前記キーボードのチルトスタンドが該チルトスタンドを収容する収容部側から該チルトスタンドが立設する側に付勢されるバネ部を収縮させることで前記チルトスタンドを押圧して前記収容部に収容させる
    ことを特徴とする情報処理装置用補助脚。
  5. 前記保護部が一体に成形されて二重構造をなすことを特徴とする請求項4記載の情報処理装置用補助脚。
  6. 前記保護部はゴム部材で成形され、樹脂部材で成形される補助脚本体と一体に成形されて二重構造をなすことを特徴とする請求項4又は5記載の情報処理装置用補助脚。
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