JP5890291B2 - 作業機のデータ通信システム - Google Patents
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Description
特許文献1では、作物収穫機に、作物の収穫に伴って作物の品質を計測する作物品質計測手段と、その作物品質計測手段にて計測された品質の計測情報を機外に出力可能な情報出力手段とが備えられ、情報出力手段から出力される複数の収穫場所の各々に対応する品質の計測情報を収集する計測情報収集手段と、この計測情報収集手段にて収集された収集情報に基づいて、複数の収穫場所に対応する作物の地域毎の品質マップを求めて出力する品質マップ作成手段とを備えている。
即ち、本発明の作業機のデータ通信システムは、作業機に設けられ且つ前記作業機に関するデータを取得するデータ通信装置と、前記データ通信装置の前記データを無線通信によって受信可能な携帯端末と、前記データ通信装置と携帯端末との間で無線通信を行うための許可キーを出力する管理サーバとを備え、前記携帯端末は、前記管理サーバに当該携帯端末を特定する携帯端末特定情報と作業機を特定する作業機特定情報とを出力する情報出力部と、前記データ通信装置に管理サーバから出力された許可キーを出力する許可キー出力部と、を備え、前記管理サーバは、前記携帯端末の携帯端末特定情報と販売した作業機の作業機特定情報とが関連付けて登録可能なユーザ管理データベースと、前記携帯端末から出力された携帯端末特定情報及び作業機特定情報と、前記ユーザ管理データベースに記憶された携帯端末特定情報及び作業機特定情報とに基づいて、携帯端末と作業機とが関連づけて登録されているか否かの判定を行うユーザ登録判定部と、前記ユーザ登録判定部によって携帯端末と作業機とが関連付けて登録されていると判定した場合に、当該携帯端末と作業機との無線通信に必要な許可キーの出力を行う許可情報出力部と、前記ユーザ登録判定部が前記携帯端末と作業機とが関連づけて登録されていないと判定した場合であって、前記ユーザ管理データベースに、前記携帯端末から出力された作業機特定情報と同じ作業機特定情報が既に記憶されている場合は、前記携帯端末から出力された前記携帯端末特定情報と作業機特定情報とを関連付けて前記ユーザ管理データベースに登録すると共に前記許可情報出力部の代わりに前記許可キーを発行する登録部と、を備え、前記無線通信の許可後に前記作業機のデータを携帯端末に送信することを特徴とする。
また、作業機にデータ通信装置を簡単に追加して装着することができるようになり、追加したデータ通信装置を用いてデータを取得することができる。
[第1実施形態]
図1は、本実施形態による作業機のデータ通信システム10aの概略構成を示す図である。
図16に示すように、トラクタ1は、前後に車輪が取り付けられた走行車両(走行車体)2に、エンジン3、変速装置4等を搭載して構成されている。エンジン3の後方には、独立搭載型のキャビン7が設けられており、キャビン7内には運転席8が設けられている。また、走行車両2の後部には、3点リンク機構5が昇降可能に設けられると共に、エンジン3からの動力を伝達するPTO軸が設けられている。3点リンク機構5には、肥料散布装置、耕耘装置、農薬散布装置、播種散布装置、収穫装置などの作業装置9が着脱自在となっている。本実施形態では、図16に示すように肥料散布装置が3点リンク機構5に取りつけられている。
受信を実行するために、データ通信装置30は、異なるネットワークの通信プロトコルの変換等や様々な通信処理を行うものである。
データ通信装置30は、様々な通信処理を行う通信処理部32を備えている。この通信処理部32は、Wi-Fi(登録商標)等の近距離の無線通信の処理を行う。この実施形態では、通信処理部32は、通信規格であるIEEE802.11シリーズに対応したWi-Fi(Wireless Fidelity、登録商標)により無線通信を行うための処理を行う。
第1管理サーバ50aは、主に、データ通信装置30と携帯端末40aとの認証(ペアリング)を許可する許可キーを管理するものである。
次に、携帯端末40aから出力された携帯端末特定情報及び作業機特定情報と、第1管理サーバ50aのユーザ管理データベース60に登録された情報に基づいて、第1管理サーバ50aが第1許可キーを携帯端末40aに出力するか否かの判定を行う(第2ステップ)。
携帯端末40aは、第1管理サーバ50aから第1許可キーを取得すると、当該携帯端末40aは第1許可キーをデータ通信装置30に出力する(第4ステップ)。データ通信装置30が第1許可キーを受信すると、当該データ通信装置30は自己に予め格納されている許可キー(第1許可キー)と、第1許可キーとの認証を行い、第1許可キーの正当性を判断する(第5ステップ)。
このように、第1ステップから第5ステップまでの処理、即ち、携帯端末40aと第1管理サーバ50aとの間での処理と、携帯端末40aとデータ通信装置30との間での処理とを経ることによって、データ通信装置30と携帯端末40aとのペアリングを行うことができる。
第1管理サーバ50aが有するユーザ管理データベース60は、ユーザ(ユーザ)が所有する作業機に関する情報と、ユーザが所有する携帯端末に関する情報と、ユーザに関する情報を記憶するものである。
これら作業機に関する情報、携帯端末に関する情報及びユーザに関する情報は、ユーザが作業機をデータ通信装置30と合わせて販売会社等から購入したとき、或いは、ユーザが作業機の購入後にデータ通信装置30を別に購入したときなどに、記憶(登録)される。
に示すように、ユーザ管理データベース60に、ユーザに関する情報として、ユーザの住所、氏名、パスワードやユーザID等が登録(記憶)される。ユーザの住所、氏名、パスワード、ユーザIDは、ユーザ特定情報である。ユーザ特定情報は、ユーザを識別するためのものであればどのようなものであってもよい。
さらに、作業機に関する情報として、ユーザが購入したトラクタ1を識別するためのトラクタの製造番号及び機種、制御装置20を識別するための製造番号、データ通信装置30を識別するための製造番号等が登録される。なお、トラクタの製造番号及び機種、制御装置20の製造番号、データ通信装置30の製造番号は、それぞれ作業機側を特定するための作業機特定情報である。作業機特定情報は、トラクタ1、制御装置20、データ通信装置30を識別するためのユニークなものであればどのようなものであってもよい。
このように、第1方法や第2方法のいずれであっても、各種情報が第1管理サーバ50aに入力されたとき、第1管理サーバ50aに設けられた登録部52により各種情報の登録が行われる。この登録部52は、第1管理サーバ50aに格納されたプログラム等から構成されている。
例えば、ユーザが所有する携帯端末40aの携帯端末特定情報(例えば、電話番号)と、ユーザが所有する作業機を特定するための作業機特定情報(トラクタの製造番号及び機種、制御装置20の製造番号、データ通信装置30の製造番号の少なくとも1つ以上)とがユーザ管理データベース60内に揃うと、登録部52は、携帯端末特定情報及び作業機特定情報に対応する第1許可キーを発行して、この第1許可キー、携帯端末特定情報、作業機特定情報を関連付けてユーザ管理データベース60に登録する。なお、携帯端末特定情報及び作業機特定情報に加えて、ユーザに関する情報であってユーザIDやパスワードが、第1管理サーバ50aに入力されたときに、登録部52は、第1許可キーの発行を行ってもよい。
例えば、ユーザが作業機(トラクタ)を用いて圃場内で農作業を行う際、ユーザが所有する携帯端末40aから第1管理サーバ50aに出力携帯情報及び作業機特定情報を出力した場合、ユーザ登録判定部53は、まず、携帯端末40aから出力された出力携帯情報と、携帯端末40aから出力された出力作業機情報とが、互いに関連付けられてユーザ管理データベース60に記憶されているか否かを判定する。
この場合、出力携帯情報である「012-9354-2973」と、出力作業機情報である「10013,M115A」とは、互いに関連付けられてユーザ管理データベース60に記憶されているため、ユーザ登録判定部53は、「012-9354-2973」及び「10013,M135A」に対応する第1許可キーの出力を許可する。
許可情報出力部54は、ユーザ登録判定部53によって第1許可キーの出力を許可した場合に、出力携帯情報及び出力作業機情報に対応した第1許可キーをユーザ管理データベース60から読み出し、第1許可キーを携帯端末40aに出力する。許可情報出力部54は、ユーザ登録判定部53が第1許可キーの出力を行わないと判断した場合には、第1許可キーを出力しない。
携帯端末40aは、機械情報要求部43と、情報出力部44と、許可キー出力部45とを備えている。機械情報要求部43、情報出力部44及び許可キー出力部45は、携帯端末40aに格納されたプログラム等から構成されている。
機械情報要求部43は、携帯端末40aとデータ通信装置30とのペアリングを行う際に、データ通信装置30に対して当該データ通信装置30に予め記憶された作業機特定情報を要求するものである。
例えば、ペアリングを行う際、携帯端末40aのペアリング用のプログラムを起動し、携帯端末40aに、ユーザIDやパスワードが入力されると、情報出力部44は、入力されたユーザID、パスワードを第1管理サーバ50aに出力する。また、ユーザID及びパスワードによって、第1管理サーバ50aと携帯端末40aとのログインが許可されると、自動的に、携帯端末40aに格納された携帯端末特定情報や予めデータ通信装置30から取得した作業機特定情報を第1管理サーバ50aに出力する。
携帯端末40aは、第1管理サーバ50aから第1許可キーを取得すると、第1許可キーを記憶する。許可キー出力部45は、ペアリングを行う際、携帯端末40aに記憶された第1許可キーをデータ通信装置30に送信する。
次に、データ通信装置30においてペアリングに関する構成について説明する。
データ通信装置30は、当該データ通信装置30と携帯端末40aとのペアリングを行うために必要な第1許可キーを記憶している。データ通信装置30に記憶されている第1許可キーは、当該データ通信装置30の製造時などに予め記憶されている。
可部37は、データ通信装置30に格納されたプログラム等から構成されている。
通信許可部37は、携帯端末40aから出力された第1許可キーを受信すると、予めデータ通信装置30に記憶された第1許可キーとの認証を行い、携帯端末40aから送信された第1許可キーの正当性を判断する。そして、通信許可部37は、携帯端末40aから出力された許可キーの正当性を認めた場合に、データ通信装置30と携帯端末40aとの間でのペアリングの許可を行う。即ち、通信許可部37は、データ通信装置30で収集したデータを携帯端末40aに送信することを許可し、携帯端末40aへの収集したデータを携帯端末40aに送信する。一方、通信許可部37は、第1許可キーの正当性が認められない場合、データ通信装置30から携帯端末40aへのデータの送信を許可しない。
データ通信装置30と携帯端末40aとのペアリングを行う前に、ユーザが第1管理サーバ50aにログインするための情報(ユーザIDやパスワード)をユーザ管理データベース60に登録する。また、ペアリングを行う前に、ユーザが所有する作業機特定情報やユーザが所有する携帯端末特定情報をユーザ管理データベース60に登録する。
データ通信装置30がネットワークキーを受信すると、当該データ通信装置30は、自己に予め設定されたネットワークキーと、携帯端末40aから送信されたネットワークキーとの認証を行う(ステップS101)。
携帯端末40aから作業機特定情報の要求を受信すると、データ通信装置30は、作業機特定情報を携帯端末40aに出力する(ステップS103)。携帯端末40aは、作業機特定情報を取得すると、当該作業機特定情報を記憶する。
第1管理サーバ50aは、携帯端末40aから出力されたユーザID及びパスワードが関連付けてユーザ管理データベース60に記憶されている場合、携帯端末40aのログインを許可する(ステップS201)。第1管理サーバ50aは、ログインが許可された携帯端末40aの携帯端末特定情報の要求及び作業機特定情報の要求をする(ステップS202)。携帯端末40aの情報出力部44は、第1管理サーバ50aからの携帯端末特定情報の要求及び作業機特定情報の要求を受けて、自己の携帯端末特定情報(出力携帯情報)を第1管理サーバ50aに出力すると共に、データ通信装置30から取得した作業機特定情報(出力作業機情報)を第1管理サーバ50aに出力する(ステップS203)。
に記憶された記憶携帯情報の中に、出力携帯情報と一致する記憶携帯情報が存在すると共に出力作業機情報と一致する記憶作業機情報があると、記憶携帯情報と記憶作業機情報との関連付けがなされているか否かの判定を行う(ステップS205)。
ユーザ登録判定部53は、記憶携帯情報と記憶作業機情報との関連付けがなされている場合、出力携帯情報に対応する携帯端末40aに許可キーの出力許可を行う(ステップS206)。許可情報出力部54は、ユーザ登録判定部53による出力許可を受けて、第1許可キーを携帯端末40aに出力する(ステップS207)。
データ通信装置30が第1許可キーを受信すると、当該データ通信装置30の通信許可部37は、自己に記憶された第1許可キーを読み出して、受信した第1許可キーとの認証を行う(ステップS209)。第1許可キーの認証が成立すると(第1許可キーの正当性が認められると)、通信許可部37は、データ通信装置30が取得したデータを携帯端末40aに出力することを許可する(ステップS210)。データ通信装置30へのデータの送信許可がなされるとデータ通信装置30は携帯端末40aにデータを送信する(ステップS211)。なお、データ通信装置30と携帯端末40aとのペアリングが過去に第1許可キーによってなされている場合、2回目以降のペアリングでは、上述したステップS200〜ステップS207が省略される。この場合、ペアリングを実行するプログラムが起動されると、携帯端末40aの第1許可キー出力部45は、データ通信装置30に当該携帯端末40aに記憶されている第1許可キーを出力し、データ通信装置30は、携帯端末40aから送信された第1許可キーを用いてペアリングを行うか否かの認証を行う。
例えば、ユーザがトラクタなどの農業機械と、この農業機械に付属するデータ通信装置30とを購入した時点で、ユーザ特定情報と、作業機特定情報及び携帯端末特定情報をユーザ管理データベース60に登録をしておく。そして、トラクタを用いて農作業を行う場合には、ユーザが自身の所有する携帯端末40aを用いて、第1管理サーバ50aにログインした後、第1管理サーバ50aから取得した第1許可キーを用いて、携帯端末40aとデータ通信装置30とのペアリングを成立させる。ペアリングを成立後は、データ通信装置30から携帯端末40aへデータが送信されるようになるため、農作業を行ったときのトラクタの情報を携帯端末40aに保存(記憶)することが可能となる。
業機械と、データを取得した携帯端末(農業機械を動かしたオペレータ)との対応関係が明らかであるため、どのように農業機械を動作させれば圃場での収穫量を向上させることができるかの分析を実態に合わせて行うことができる。
ユーザ登録判定部53は、登録部52によって第1許可キーが発行されるのを受けて(登録部52による第1許可キーが発行されたときに)、出力携帯情報と出力作業機情報とが関連付けられていると判定する。許可情報出力部54は、ユーザ登録判定部53が関連付けが行われていると判定した場合に、関連付けが行われていると判定された出力携帯情報に対応した第1許可キーをユーザ管理データベース60から読み出し、第1許可キーを携帯端末40bに出力する。即ち、登録部52によって第1許可キーが発行されたときに、この第1許可キーを出力する。
第1管理サーバ50bへのログイン許可後、管理サーバ50bは、ログインが許可された携帯端末40bの携帯端末特定情報の要求及び作業機特定情報の要求をする(ステップS400)。携帯端末40bの情報出力部44は、第1管理サーバ50bからの携帯端末特定情報の要求及び作業機特定情報の要求を受けて、自己の携帯端末特定情報(出力携帯情報)を第1管理サーバ50bに出力すると共に、データ通信装置30から取得した作業機特定情報(出力作業機情報)を第1管理サーバ50bに出力する(ステップS401)。
また、第1管理サーバ50bの登録部52は、ユーザ管理データベース60に記憶された記憶携帯情報の中に、出力携帯情報と一致する記憶携帯情報が存在すると共に出力作業機情報と一致する記憶作業機情報があると、記憶携帯情報と記憶作業機情報との関連付けがなされているか否かの判定を行う(ステップS403)。
一方、記憶携帯情報と記憶作業機情報との関連付けがなされていない場合、第1管理サーバ50bの登録部52は、出力携帯情報と出力作業機情報とを、関連付けして(ステップS404)、これらをユーザ管理データベース60に記憶させると共に、出力携帯情報
及び作業機特定情報に対応する第1許可キーの発行を行う(ステップS405)。
ユーザ管理データベース60内(図7(a))を見てみると、携帯端末40bから出力された出力携帯情報である「012-9354-2973」及び出力作業機情報である「20891,M115A」は、既に、ユーザ管理データベース60にそれぞれ記憶されているものの、「012-9354-2973」は、別の記憶作業機情報である「10013,M115A」と関連付けられている。
そのため、図7(b)に示すように、管理サーバ50bの登録部52は、出力携帯情報である「012-9354-2973」と出力作業機情報である「20891,M115A」とを関連付けしてユーザ管理データベース60に記憶すると共に、これらに対応する第1許可キーを発行する。
図8は、上述した実施形態を変形した第2の変形例(第2変形例)における作業機のデータ通信システム10cの全体図を示したものである。この作業機のデータ通信システム10cでは、第1管理サーバ50a、50bにおけるユーザ管理データベース60のデータ構造、携帯端末40a、40bと第1管理サーバ50a、50bとのアクセス方法、携帯端末40a、40bで取得したデータの保存方法等が異なる。
図9(a)に示すように、作業機のデータ通信システム10cのユーザ管理データベース60には、作業機に関する情報として、トラクタ1を識別するためのトラクタの製造番号及び機種、制御装置20の製造番号、データ通信装置30の製造番号等が登録されている。また、ユーザ管理データベース60には、少なくとも作業機(トラクタ)を管理するための機械管理コードが、作業機に関連付けられて記憶されている。この機械管理コードは、ユニークなものであって、当該機械管理コードは、作業機の他に、作業機に装着した制御装置20、作業機に装着したデータ通信装置30等の機械(機器)を管理するためのものであってもよい。また、上述した作業機特定情報を機械管理コードとして用いてもよい。
図9(c)に示すように、ユーザ管理データベース60は、機械管理コードと、ユーザ管理コードとから、作業機(トラクタ)と、作業機を所有するユーザとを抽出するための管理データテーブルを備えている。この管理データテーブルでは、マトリックス状に、割り振られた機械管理コードと、割り振られたユーザ管理コードとが並べられており、両者のコードが分かると、図9(a)に示した作業機に関する情報(トラクタの製造番号及び機種、制御装置20の製造番号、データ通信装置30の製造番号)と、図9(b)に示した携帯端末に関する情報(電話番号)及びユーザ特定情報(住所、氏名、パスワード、ユーザID)が抽出することができるようになっている。
上述した実施形態では、第1管理サーバ50a、50bと携帯端末40a、40bとが直接アクセスすることとなっていたが、この第2変形例では、第1管理サーバ50a、50bと携帯端末40a、40bとのアクセスは、第1管理サーバ50a、50bとは別に設けられた第2管理サーバ71を介して行う。
さて、第1許可キーを第2管理サーバ71を経由して携帯端末40a、40bに送信する際、第1管理サーバ50a、50bは、第1許可キーだけでなく、ユーザ管理コード及び機械管理コードも送信する。例えば、第1管理サーバ50a、50bは、第1許可キーに関連付けられた携帯端末特定情報や作業機特定情報を基に、これらに対応するユーザ管理コード及び機械管理コードをユーザ管理データベース60から抽出し、抽出したユーザ管理コード及び機械管理コードを第1許可キーと共に、第2管理サーバ71を介して携帯端末40a、40bに送信する。
上述した実施形態では、データ通信装置30から送信されたデータは携帯端末40a、40bに記憶するようになっていたが、第2変形例では、携帯端末40a、40bが取得したデータは、第2管理サーバ71の作業機情報データベース70に記憶するようになっている。
携帯端末40a、40bは、第2管理サーバ71へのログインが完了後(接続後)に、当該携帯端末40a、40bが取得したデータを、第2管理サーバ71の作業機情報データベース70に送信する。また、携帯端末40a、40bは作業機情報データベース70にデータを送信する際、第1管理サーバ50a、50bから発行された機械管理コード及びユーザ管理コードも、当該作業機情報データベース70に送信する。
図11は、作業機のデータ通信システム10cにおけるデータ通信装置、携帯端末、第1管理サーバ及び第2管理サーバの動作をまとめたものである。図11は、第1管理サーバ50a、50bが第1許可キーを発行後の動作(処理)を示している。第1管理サーバ50a、50bが、第1許可キーを発行するまでの処理は、携帯端末40a、40bから第1管理サーバ50a、50bへ出力する情報が第2管理サーバ71を経由して行うことを除き、図6で示したS200〜S405までの処理と同じであるため説明を省略する。即ち、第2変形例では、図6に示したS200〜S405までの携帯端末40a、40bと第1管理サーバ50a、50bとのやりとりの中で、ユーザID及びパスワードの送信、携帯端末特定情報及び作業機械特定情報の要求、携帯端末特定情報及び作業機械特定情報の送信を、携帯端末40a、40bから第1管理サーバ50a、50bに直接行うのではなく、第2管理サーバ71を経由して行うと読み替えれば、第2変形例における第1許可キーの発行までの動作となる。
また、第1管理サーバ50a、50bは、第1許可キーを受け取る携帯端末40a、40bを所有しているユーザに関連付けられたユーザ管理コードと、当該携帯端末40a、40bに関連付けられた機械管理コード(ユーザ管理コードに関連付けられた機械管理コード)を、第2管理サーバ71に送信する(ステップS502)。第2管理サーバ71は、ユーザ管理コード及び機械管理コードを、携帯端末40a、40bに送信する(ステップS503)。
テップS508)。
また、携帯端末40a、40bは、機械管理コードを受信すると、当該機械管理コードをデータ通信装置30に送信する(ステップS509)。データ通信装置30は、機械管理コードを受信すると、当該機械管理コードを記憶する(ステップS510)。
図10に示すように、作業機情報データベース70に保存されたユーザ管理コードは、ユーザに関する情報をコード化したもの(例えば、数値化、記号化)であるため、当該ユーザ管理コードを直接見たとしても、ユーザが誰であるか、ユーザの氏名、ユーザの住所、ユーザの電話番号を把握することはできない。また、作業機情報データベース70に保存された機械管理コードも、作業機に関する情報をコード化したもの(例えば、数値化、記号化)にしておけば、当該機械管理コードを直接見たとしても、どのうな機械であるか、作業機の製造番号、機種、データ通信装置の製造番号などを把握することができないようにすることが望ましい。
さて、作業機情報データベース70に保存されたデータについて、どのユーザのデータであるか、また、どの作業機のデータであるかを視認する場合は、第2管理サーバ71から第1管理サーバ50a、50bにユーザ管理コード及び機械管理コードを送信する(ステップS517)。第1管理サーバ50a、50bは、第2管理サーバ71から送信されたユーザ管理コード及び機械管理コードを受信すると、管理データテーブル等を用いて、ユーザ管理コードに対応するユーザに関する情報(例えば、ユーザの氏名、住所など)、携帯端末に関する情報(電話番号など)、作業機に関する情報(作業機の製造番号、データ通信装置の製造番号など)を抽出し(ステップS518)、抽出した様々な情報を第2管理サーバ71に送信する(ステップS519)。
[第2実施形態]
第2実施形態では、ユーザ管理データベース60に、携帯端末40a、40bから出力
された携帯端末特定情報(出力携帯情報)が既に登録されている場合でも、当該出力携帯情報に対応する出力作業機情報の登録を追加できるようにしたものである。出力作業機情報の登録の追加は、上述した第1管理サーバ50a、50bに設けられた登録部52により行う。なお、第2実施形態では、構成の異なる点を説明する。他の構成は、上述した実施形態と同じである。
[第3実施形態]
第3実施形態では、第2実施形態とは異なり、ユーザ管理データベース60に、携帯端末40a、40bから出力された作業機特定情報(出力作業機情報)が既に登録されている場合に、この出力作業機情報に対応する出力携帯情報の登録を追加できるようにしたものである。出力携帯情報の登録の追加は、第1管理サーバ50a、50bに設けられた登録部52により行う。なお、第3実施形態では、構成の異なる点を説明する。他の構成は、上述した実施形態と同じである。
ータ(トラクタ1に関するデータ)を、自動的に収集して記憶するものであれば好ましい。
例えば、トラクタ1の後部に作業装置9として耕耘装置が連結されてトラクタ1が動作したときは、ロータリーの回転数、ロータリーの負荷、エンジン回転数、車速、耕深などのデータが車両用通信ネットワークに出力され、データ通信装置30は、ロータリーの回転数、ロータリーの負荷、エンジン回転数、車速、耕深などのデータを車両用通信ネットワークを介して取得する。
[第4実施形態]
上述した第2変形例では、ユーザ管理コード及び機械管理コードと、携帯端末40a、40bが取得したデータとを、第1管理サーバ50a、50bとは別に配置した第2管理サーバ71の作業機情報データベース70に保存するようにしていたが、第4実施形態の作業機のデータ通信システムでは、図14に示すように、ユーザ管理コード及び機械管理コードと、携帯端末40a、40bが取得したデータとを、第1管理サーバ50a、50bに設けた作業機情報データベース70に保存するようにしたものである。
図15に示すように、第1許可キーの発行を完了すると、第1管理サーバ50a、50bは、第1許可キーを携帯端末40a、40bに出力する(ステップS600)。また、第1管理サーバ50a、50bは、第1許可キーを受け取る携帯端末40a、40bに対して当該携帯端末40a、40bのMACアドレス(携帯端末40a、40bに割り当てられたネットワーク上の物理アドレス)を要求する(ステップS601)。
携帯端末40a、40bは、第1管理サーバ50a、50bのMACアドレスの要求に応じて自己の携帯端末40a、40bのMACアドレスを第1管理サーバ50a、50bに送信する(ステップS603)。データ通信装置30は、第1管理サーバ50a、50bのMACアドレスの要求に応じて自己のデータ通信装置30のMACアドレスを携帯端末40a、40bを介して第1管理サーバ50a、50bに送信する(ステップS604)。
既に、第1管理サーバ50a、50bが携帯端末40a、40bのMACアドレスやデータ通信装置30のMACアドレスを取得できる場合は、ステップS601〜ステップS604までの処理を省略してもよい。
第1管理サーバ50a、50bは、携帯端末40a、40bのMACアドレスを取得すると、携帯端末40a、40bのMACアドレスをユーザ管理コードとし、当該ユーザ管理コードをユーザ管理データベース60に記憶する(ステップS605)。また、第1管理サーバ50a、50bは、データ通信装置30のMACアドレスを取得すると、データ通信装置30のMACアドレスを機械管理コードとし、当該機械管理コードをユーザ管理データベース60に記憶する(ステップS606)。
なお、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。上述した実施形態では、作業機の1つであるトラクタを例にあげて説明したが、作業機はトラクタ、コンバイン、田植機等の作業機に限定されず、バックホー等の建設機械であってもよい。
2 走行車両(走行車体)
3 エンジン
4 変速装置
5 3点リンク機構
7 キャビン
8 運転席
9 作業装置
10a〜10d 作業機のデータ通信システム
20 制御装置
30 データ通信装置
32 通信処理部
37 通信許可部
40a、40b 携帯端末
41 通信処理部
43 機械情報要求部
44 情報出力部
45 許可キー出力部
50a 第1管理サーバ
52 登録部
53 ユーザ登録判定部
54 許可情報出力部
60 ユーザ管理データベース
70 作業機情報データベース
71 第2管理サーバ
Claims (3)
- 作業機に設けられ且つ前記作業機に関するデータを取得するデータ通信装置と、前記データ通信装置の前記データを無線通信によって受信可能な携帯端末と、前記データ通信装置と携帯端末との間で無線通信を行うための許可キーを出力する管理サーバとを備え、
前記携帯端末は、
前記管理サーバに当該携帯端末を特定する携帯端末特定情報と作業機を特定する作業機特定情報とを出力する情報出力部と、
前記データ通信装置に管理サーバから出力された許可キーを出力する許可キー出力部とを備え、
前記管理サーバは、
前記携帯端末の携帯端末特定情報と販売した作業機の作業機特定情報とが関連付けて登録可能なユーザ管理データベースと、
前記携帯端末から出力された携帯端末特定情報及び作業機特定情報と、前記ユーザ管理データベースに記憶された携帯端末特定情報及び作業機特定情報とに基づいて、携帯端末と作業機とが関連づけて登録されているか否かの判定を行うユーザ登録判定部と、
前記ユーザ登録判定部によって携帯端末と作業機とが関連付けて登録されていると判定した場合に、当該携帯端末と作業機との無線通信に必要な許可キーの出力を行う許可情報出力部と、
前記ユーザ登録判定部が前記携帯端末と作業機とが関連づけて登録されていないと判定した場合であって、前記ユーザ管理データベースに、前記携帯端末から出力された作業機特定情報と同じ作業機特定情報が既に記憶されている場合は、前記携帯端末から出力された前記携帯端末特定情報と作業機特定情報とを関連付けて前記ユーザ管理データベースに登録すると共に前記許可情報出力部の代わりに前記許可キーを発行する登録部と、
を備え、
前記データ通信装置は、
前記携帯端末から出力された許可キーと予め自己に記憶された許可キーとの認証を行って携帯端末から出力された許可キーの正当性を判定して、携帯端末から出力された許可キーの正当性を認めた場合に、前記データ通信装置と携帯端末との間での無線通信の許可を行う通信許可部を備え、前記無線通信の許可後に前記作業機のデータを携帯端末に送信することを特徴とする作業機のデータ通信システム。 - 前記登録部は、前記携帯端末から出力された携帯端末特定情報が既に前記ユーザ管理データベースに登録され、且つ当該ユーザ管理データベース上において前記携帯端末から出力された作業機特定情報が当該携帯端末から出力された携帯端末特定情報に関連付けて登録されていない場合に、出力された作業機特定情報を、前記携帯端末特定情報に追加して登録を行うことを特徴とする請求項1に記載の作業機のデータ通信システム。
- 前記登録部は、前記携帯端末から出力された作業機特定情報が既に前記ユーザ管理データベースに登録され、且つ当該ユーザ管理データベース上において前記携帯端末から出力された携帯端末特定情報が当該携帯端末から出力された作業機特定情報に関連付けて登録されていない場合に、出力された携帯端末特定情報を、前記作業機特定情報に追加して登録を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の作業機のデータ通信システム。
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