JP5890882B2 - データ照合装置、データ照合方法及びプログラム - Google Patents
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Description
複数のレコードを有し、各レコードについて、振込人名のデータを記憶するためのフィールドと、振込金額のデータを記憶するためのフィールドと、を含む入金データテーブルと、
複数のレコードを有し、各レコードについて、顧客IDのデータを記憶するためのフィールドと、振込人名のデータを記憶するためのフィールドと、を含む顧客データテーブルと、
複数のレコードを有し、各レコードについて、顧客IDのデータを記憶するためのフィールドと、請求金額のデータを記憶するためのフィールドと、を含む請求データテーブルと、
を参照して、入金データと請求データとを照合する装置であって、
入金データテーブルに含まれる1つのレコードについて、振込人名のデータと振込金額のデータとを抽出する入金データ抽出手段と、
入金データテーブルから抽出された振込人名のデータを用いて顧客データテーブルを検索し、該当するレコードの各々に記憶された顧客IDのデータを抽出する顧客データ抽出手段と、
顧客データテーブルから抽出された各顧客IDのデータを用いて請求データテーブルを検索し、各顧客IDについて、該当するレコードに記憶された請求金額のデータを抽出する請求データ抽出手段と、
入金データテーブルから抽出された振込金額のデータについて、各顧客IDについて請求データテーブルから抽出された請求金額のデータと比較して、所定の一致条件を満たす請求金額のデータがある場合には該当するレコードの消込処理を行い、所定の一致条件を満たす請求金額のデータがない場合には他の顧客IDについて請求データテーブルから抽出された請求金額のデータと比較する比較手段と、
を具備する。
図1は、本発明の一実施形態に係るデータ照合装置の概略構成図である。データ照合装置1は、入金データテーブル11、顧客データテーブル12及び請求データテーブル13を記憶した記憶媒体にアクセス可能なコンピュータ装置である。
データ照合装置1は、入金データ抽出部21と、顧客データ抽出部22と、請求データ抽出部23と、合計値算出部24と、最小値選出部25と、比較部26と、出力部27と、入力部28とを具備している。ここでは、データ照合装置1の各構成は、1つのコンピュータ装置内に含まれるものとして図示したが、これらの構成が別個のコンピュータ装置に分散し、それらのコンピュータ装置が協働して動作することとしても良い。
図3は、データ照合装置によって更新された各種データテーブルのデータ構成例(照合後)を示す図である。
入金データテーブル11は、主に取引銀行から送付される振込データから作成されている。入金データテーブル11は、シーケンシャル番号111で特定される複数のレコードを有している。入金データテーブル11の各レコードは、入金日112を記憶するためのフィールドと、振込人名(カナ)113を記憶するためのフィールドと、振込金額114を記憶するためのフィールドと、振込元口座番号115を記憶するためのフィールドと、振込元金融機関コード116を記憶するためのフィールドと、振込元支店コード117を記憶するためのフィールドと、消込情報118を記憶するためのフィールドと、を含んでいる。
或いは、消込情報118として、単に請求データに対して所定の一致条件を満たすことを確認済か否かを示す2値データ(例えば、0又は1)を記憶しても良い。
顧客データテーブル12は、データ照合装置1を使用するユーザの顧客に関する情報を記憶している。顧客データテーブル12は、シーケンシャル番号121で特定される複数のレコードを有している。顧客データテーブル12の各レコードは、顧客ID122を記憶するためのフィールドと、振込人名(カナ)123を記憶するためのフィールドと、振込元口座番号125を記憶するためのフィールドと、振込元金融機関コード126を記憶するためのフィールドと、振込元支店コード127を記憶するためのフィールドと、を含んでいる。
請求データテーブル13は、データ照合装置1を使用するユーザから顧客に送付した請求書の情報を記憶している。請求データテーブル13は、シーケンシャル番号131で特定される複数のレコードを有している。請求データテーブル13の各レコードは、請求日132を記憶するためのフィールドと、顧客ID133を記憶するためのフィールドと、請求金額134を記憶するためのフィールドと、案件情報135を記憶するためのフィールドと、消込情報136を記憶するためのフィールドと、部分入金額137を記憶するためのフィールドと、を含んでいる。
或いは、消込情報136として、単に入金を確認済か否かを示す2値データ(例えば、0又は1)を記憶しても良い。
図1に戻り、入金データ抽出部21は、入金データテーブル11に含まれる各レコードについて、振込人名(カナ)113と、振込金額114と、を抽出する機能を有する。入金データ抽出部21は、入金データテーブル11に含まれる各レコードについて、さらに、振込元口座番号115、振込元金融機関コード116又は振込元支店コード117を抽出することもできる。
なお、入金データテーブル11からのデータの抽出においては、消込処理が済んでいるレコードのデータは抽出しない。
顧客データ抽出部22は、入金データテーブル11から抽出された振込人名(カナ)113を用いて顧客データテーブル12を検索し、該当するレコードの各々に記憶された顧客ID122を抽出する機能を有する。検索の結果、複数のレコードが該当した場合には、これに対応して複数の顧客ID122を抽出する。
検索の結果、複数のレコードが該当した場合であって、且つ、入金データテーブル11から振込元口座番号115、振込元金融機関コード116又は振込元支店コード117が抽出された場合には、顧客データ抽出部22は、入金データテーブル11から抽出された振込元口座番号115、振込元金融機関コード116又は振込元支店コード117を用いて、顧客データテーブル12の該当するレコードを絞り込んで、顧客ID122を抽出する。
請求データ抽出部23は、顧客データテーブル12から抽出された各顧客ID122を用いて請求データテーブル13を検索し、各顧客ID122に対応する各顧客ID133について、該当するレコードの各々に記憶された請求金額134を抽出する機能を有する。顧客データテーブル12から複数の顧客ID122が抽出された場合、或いは、同一顧客に複数件の請求書を送付していた場合には、請求データテーブル13の複数のレコードから請求金額134が抽出される。
なお、請求金額の抽出においては、請求データテーブル13のうち、全額の消込処理が済んでいるレコードの請求金額は抽出しない。また、部分入金額137が記憶されているレコードについては、請求金額134と部分入金額137との差額を、請求金額として抽出する。例えば、請求データテーブル13の第4レコードからは、部分入金額¥20,000を差し引いた¥30,000を、請求金額として抽出する。
合計値算出部24は、請求データテーブル13から抽出された請求金額134を用いて、各顧客ID133について、請求金額134の合計値を算出する機能を有する。
最小値選出部25は、請求データテーブル13から抽出された請求金額134を用いて、各顧客ID133について、請求金額134の最小値を選出する機能を有する。最小値の選出は、例えば、ある顧客ID133のデータを記憶した複数のレコードのうち、2つのレコードに係る請求金額134を比較し、低額な方の請求金額134を当該顧客ID133の未比較のレコードに係る請求金額134と比較することを、未比較のレコードが無くなるまで繰り返す等、公知の方法によることができる。
比較部26は、入金データテーブル11から抽出された振込金額114について、各顧客ID133について請求データテーブル13から抽出された請求金額134と比較して、所定の一致条件を満たす場合には入金データテーブル11及び請求データテーブル13の該当するレコードについて消込処理を行う機能を有する。比較の結果、振込金額114と請求金額134とが所定の一致条件を満たさない場合には、請求データテーブル13から抽出された他の請求金額134と比較する。
出力部27は、顧客データ抽出部22において、該当するレコードがまったく存在しなかった場合に、結果の出力や、顧客リストの出力を行う。
また、出力部27は、比較部26において、振込金額114に対して所定の一致条件を満たす請求金額134を記憶したレコードが複数存在した場合、或いは、まったく存在しなかった場合に、結果の出力や、請求データの消込候補リストの出力を行う。
入力部28は、出力部27によって出力された顧客リストや消込候補リストの中から、オペレータの操作による顧客や請求データの指定を受付ける。
図4は、上記実施形態に係るデータ照合装置の動作例を示すフローチャートである。データ照合装置1は、上述の入金データ抽出部21、顧客データ抽出部22、請求データ抽出部23、合計値算出部24、最小値選出部25、比較部26の各機能を実現するプログラムの各モジュールをコンピュータ読み取り可能な記憶媒体から読み出して実行することにより、以下の各ステップの処理を行う。
まず、入金データ抽出部21が、入金データテーブル11に含まれる1つのレコードから、振込人名(カナ)113と振込金額114とを抽出する(S1)。
例えば、図2において、入金データテーブル11の第1レコードから入金データを抽出する場合には、振込人名(カナ)113として「A0」を、振込金額114として「¥90,000」を抽出する。
また、入金データテーブル11の第2レコードから入金データを抽出する場合には、振込人名(カナ)113として「B」を、振込金額114として「¥39,580」を抽出する。
次に、顧客データ抽出部22が、入金データテーブル11から抽出された振込人名(カナ)113を用いて顧客データテーブル12を検索する(S2)。
S2において、振込人名(カナ)113を用いて顧客データテーブル12を検索した結果、該当するレコードが1つであった場合には、顧客が1つに特定される。そこで、顧客データ抽出部22が、当該レコードに記憶された顧客ID122を抽出する(S3)。
例えば、入金データテーブル11から振込人名(カナ)113として「A0」を抽出した場合には、顧客データテーブル12の第1レコードから、顧客ID122として「A001」が抽出される。
S2において、振込人名(カナ)113を用いて顧客データテーブル12を検索した結果、該当するレコードが複数であった場合には、入金データ抽出部21が、入金データテーブル11の上記レコードに、振込元口座番号115、振込元金融機関コード116及び振込元支店コード117等の任意情報が記憶されているか否かを判定する(S4)。
S4において、入金データテーブル11に任意情報が記憶されていない場合には、顧客データ抽出部22が、顧客データテーブル12の該当する複数のレコードに記憶された顧客ID122を抽出する(S5)。
例えば、入金データテーブル11から振込人名(カナ)113として「B」を抽出した場合には、顧客データテーブル12の第3〜第5レコードから、顧客ID122として「B001」、「B002」、「B003」の3つが抽出される。
なお、S5において抽出される顧客ID122の数をI個とし、以下の説明において各顧客IDを自然数i(但し、iの最大値は2以上の整数I)によって識別する。
S4において、入金データテーブル11に任意情報が記憶されている場合には、入金データ抽出部21が当該任意情報を抽出し、当該任意情報を用いて、顧客データ抽出部22が顧客データテーブル12の該当するレコードの絞り込みを行う(S6)。
S6において、任意情報を用いた絞り込みの結果、該当するレコードがなくなってしまった場合には、顧客データ抽出部22が、結果の出力及び顧客リストの出力をするよう出力部27を制御する(S7)。該当するレコードがなくなってしまう場合の例としては、顧客データテーブル12に記憶されている任意情報のデータが古く、顧客の取引銀行の情報を正確に反映していなかった場合が考えられる。
S2において、振込人名(カナ)113を用いて顧客データテーブル12を検索した結果、該当するレコードが存在しなかった場合には、顧客データ抽出部22が、結果の出力及び顧客リストの出力をするよう出力部27を制御する(S8)。顧客リストとしては、例えば、全顧客リストを出力する。オペレータが入力部28の操作によって顧客リストの中の1つの顧客を指定した場合には、顧客データ抽出部22が、当該顧客の顧客ID122を抽出する(S3)。また、オペレータが、入力部28の操作によって顧客リストの中の複数の顧客を指定できるようにして、顧客データ抽出部22が、当該複数の顧客の顧客ID122を抽出するようにしても良い(S5)。
S3により、顧客データ抽出部22によって顧客ID122が1つ抽出された場合には、請求データ抽出部23が、当該顧客ID122に対応する顧客ID133についての請求金額134を抽出し、合計値算出部24が、当該顧客ID133について、請求金額134の合計値を算出し、比較部26が、これらの請求金額134と振込金額114とを比較する(S100)。この処理の詳細は後述する。
S5により、顧客データ抽出部22によって顧客ID122が複数抽出された場合には、請求データ抽出部23が、各顧客ID122に対応する各顧客ID133についての請求金額134を抽出し、合計値算出部24が、各顧客ID133について、請求金額134の合計値を算出し、最小値選出部25が、各顧客ID133について、請求金額134の最小値を選出し、比較部26が、これらの請求金額134と振込金額114とを比較する(S200)。この処理の詳細は後述する。
S100又はS200により、振込金額114を請求金額134と比較し、入金データテーブル11の上記レコードに対して所定の一致条件を満たす請求データテーブル13のレコードが1つ(1組)に特定された場合には、比較部26は、入金データテーブル11及び請求データテーブル13の該当するレコードについて消込処理を行う(S9)。
消込処理は、例えば、入金データテーブル11に消込情報118を記憶させるとともに、請求データテーブル13に消込情報136を記憶させることにより行う。
比較部26は、(a)入金データテーブル11の消込処理を行うレコードに、振込元口座番号115、振込元金融機関コード116又は振込元支店コード117が記憶されている場合であって、且つ、(b1)顧客データテーブル12の該当レコードに振込元口座番号125、振込元金融機関コード126又は振込元支店コード127が記憶されておらず、或いは(b2)入金データテーブル11のデータと異なっている場合には、顧客データテーブル12の該当レコードに、入金データテーブル11の振込元口座番号115、振込元金融機関コード116又は振込元支店コード117を記憶させる(S10)。
ここで顧客データテーブル12の該当レコードとは、請求データテーブル13の消込処理を行うレコードに記憶された顧客ID133に対応する顧客ID122のデータが記憶された顧客データテーブル12のレコードを意味する。そのような該当レコードが複数存在する場合には、さらに、入金データテーブル11の消込処理を行うレコードに記憶された振込人名(カナ)113に対応する振込人名(カナ)123のデータが記憶された顧客データテーブル12のレコードに限定しても良い。
なお、S10の処理は、振込元口座番号115、振込元金融機関コード116及び振込元支店コード117等の任意情報を用いた絞り込みの結果、1つのレコードに絞り込めなかった場合(S6からS5又はS7に遷移した場合)に行うこととしても良い。
図5は、図4のS3において顧客IDが1つ抽出された場合のマッチング処理の詳細を示すフローチャートである。
図4のS3により、顧客データ抽出部22によって顧客ID122が1つ抽出された場合には、請求データ抽出部23が、当該顧客ID122に対応する顧客ID133を用いて請求データテーブル13を検索し、当該顧客ID133について、該当するレコードの各々に記憶された請求金額134を抽出する(S102)。同一顧客に複数の請求書を送付していた場合には、請求データテーブル13の複数のレコードから請求金額134が抽出される。
次に、合計値算出部24が、請求データテーブル13から抽出された請求金額134を用いて、当該顧客ID133について、請求金額134の合計値を算出する(S103)。
次に、比較部26が、合計値算出部24によって算出された請求金額134の合計値と振込金額114とを比較する(S104)。
請求金額134の合計値が振込金額114より大きかった場合には、合計値算出部24が、当該顧客ID133について、未だ部分入金されていない請求データに限定して請求金額134の合計値を算出する(S109)。例えば、請求データテーブル13の第4レコードのように部分入金されている請求データは、ここでは除外して合計値を算出する。部分入金されている請求データとのマッチングは、自動処理になじまない場合があるからである。
次に、比較部26が、合計値算出部24によって算出された(部分入金されていない請求データの)請求金額134の合計値と振込金額114とを比較する(S110)。
請求金額134の合計値が振込金額114より大きかった場合には、比較部26が、当該顧客ID133についての(未だ部分入金されていない請求データの)請求金額134と振込金額114とを、請求データテーブル13のレコードごとに(請求書単位で)比較する(S112)。
請求金額134が振込金額114に対して所定の一致条件を満たすようなレコードがある場合には、比較部26は、当該レコードに係るシーケンシャル番号131を、所定の記憶装置に一致データとして記憶させる(S113)。
次に、合計値算出部24が、当該顧客ID133について、案件情報135ごとの(未だ部分入金されていない請求データの)請求金額134の合計値を算出し、比較部26が、算出された案件情報135ごとの請求金額134の合計値と振込金額114とを比較する(S114)。
請求金額134の合計値が振込金額114に対して所定の一致条件を満たすような案件情報135がある場合には、比較部26は、当該案件情報135を記憶したレコードに係るシーケンシャル番号131の組を、所定の記憶装置に一致データとして記憶させる(S115)。
次に、比較部26は、上述のS113及びS115の処理において記憶された一致データを参照し、一致データの数を判定する(S118)。
一致データが1つであれば、入金データテーブル11の上記レコードに対して所定の一致条件を満たす請求データテーブル13のレコードが1つ(1組)に特定されたことになるので、S100の処理を終了する。
一致データが複数ある場合、又は、一致データがない場合には、比較部26は、結果の出力及び請求データの消込候補リストの出力をするよう出力部27を制御する(S119)。消込候補リストとしては、例えば、一致データが複数ある場合に、請求データテーブル13のうち当該一致データに該当する複数のレコードの組を出力する。或いは、一致データがない場合に、請求データテーブル13のうち当該顧客ID133についてのすべてのレコードを出力する。
図6は、図4のS5において顧客IDが複数(I個)抽出された場合のマッチング処理の詳細を示すフローチャートである。
図4のS5により、顧客データ抽出部22によって顧客ID122が複数抽出された場合には、I個の顧客IDのそれぞれについて請求金額134と振込金額114とを比較するため、まず、各顧客ID122に対応する各顧客ID133を識別する自然数iを1にセットする(S201)。
以下のS202〜S216の処理は、自然数iで特定される1つの顧客IDについて行い、S217において自然数iに1を加えるごとに、次の顧客IDについて同じ処理を繰り返す。例えば、i=1のときは顧客ID「B001」、i=2のときは顧客ID「B002」、i=3のときは顧客ID「B003」について、S202〜S216の処理を行う。
S202において、請求データ抽出部23が、自然数iによって識別される当該顧客ID133を用いて請求データテーブル13を検索し、当該顧客ID133について、該当するレコードの各々に記憶された請求金額134を抽出する。同一顧客に複数の請求書を送付していた場合には、請求データテーブル13の複数のレコードから請求金額134が抽出される。
次に、合計値算出部24が、請求データテーブル13から抽出された請求金額134を用いて、当該顧客ID133について、請求金額134の合計値を算出する(S203)。
次に、比較部26が、合計値算出部24によって算出された請求金額134の合計値と振込金額114とを比較する(S204)。
例えば、請求データテーブル13の第4レコードに示されるように、顧客ID「B001」に対する請求金額(部分入金額との差額)の合計値が¥30,000の場合に、入金データテーブル11の第2レコードに係る振込金額「¥39,580」の入金がなされることは通常考えられないので、当該顧客ID133についての比較を終了する。
次に、最小値選出部25が、請求データテーブル13から抽出された請求金額134を用いて、当該顧客ID133について、請求金額134の最小値を選出する(S206)。
次に、比較部26が、最小値選出部25によって選出された請求金額134の最小値と振込金額114とを比較する(S207)。
例えば、請求データテーブル13の第5レコードに示されるように、顧客ID「B002」に対する請求金額の最小値が「¥90,000」の場合に、入金データテーブル11の第2レコードに係る振込金額「¥39,580」の入金がなされることは(部分入金でない限り)考えられないので、当該顧客ID133についての比較を終了する。
請求金額134の最小値が振込金額114より小さかった場合には、合計値算出部24が、当該顧客ID133について、未だ部分入金されていない請求データに限定して請求金額134の合計値を算出する(S209)。
次に、比較部26が、合計値算出部24によって算出された(部分入金されていない請求データの)請求金額134の合計値と振込金額114とを比較する(S210)。
次に、比較部26が、当該顧客ID133についての(未だ部分入金されていない請求データの)請求金額134と振込金額114とを、請求データテーブル13のレコードごとに(請求書単位で)比較する(S212)。
請求金額134が振込金額114に対して所定の一致条件を満たすようなレコードがある場合には、比較部26は、当該レコードに係るシーケンシャル番号131を、所定の記憶装置に一致データとして記憶させる(S213)。
次に、合計値算出部24が、当該顧客ID133について、案件情報135ごとの(未だ部分入金されていない請求データの)請求金額134の合計値を算出し、比較部26が、算出された案件情報135ごとの請求金額134の合計値と振込金額114とを比較する(S214)。
請求金額134の合計値が振込金額114に対して所定の一致条件を満たすような案件情報135がある場合には、比較部26は、当該案件情報135を記憶したレコードに係るシーケンシャル番号131の組を、所定の記憶装置に一致データとして記憶させる(S215)。
以上で当該顧客ID133についての比較を終了し、S216に進む。
S216においては、各顧客IDを識別する自然数iが最大値Iに達しているか否かを判定する。
自然数iが最大値Iに達している場合には、顧客データ抽出部22によって抽出されたすべての顧客ID122に対応する顧客ID133について請求金額134と振込金額114との比較が終了したことになるので、S218に進む。
自然数iが最大値Iに達していない場合には、次の顧客ID133について請求金額134と振込金額114とを比較するため、自然数iに1を加えて(S217)、上述のS202〜S216の処理を繰り返す。
S218において、比較部26は、上述のS205、S208、S211、S213、S215の処理において記憶された一致データを参照し、一致データの数を判定する。
一致データが1つであれば、入金データテーブル11の上記レコードに対して所定の一致条件を満たす請求データテーブル13のレコードが1つ(1組)に特定されたことになるので、S200の処理を終了する。
一致データが複数ある場合、又は、一致データがない場合には、比較部26は、結果の出力及び請求データの消込候補リストの出力をするよう出力部27を制御する(S219)。消込候補リストとしては、例えば、一致データが複数ある場合に、請求データテーブル13のうち当該一致データに該当する複数のレコードの組を出力する。
上記実施形態によれば、入金データの振込人名に該当する顧客が複数存在する場合でも(S5)、入金データテーブル11から抽出された振込金額114のデータと、各顧客IDについて請求データテーブル13から抽出された請求金額134のデータとを比較し(S202〜S216)、振込金額114のデータに対して所定の一致条件を満たす請求金額134のデータがない場合には他の顧客IDについて抽出された請求金額134のデータと比較することによって(S217)、顧客を特定できるので、入金データと請求データとの照合を効率的に行うことができる。
Claims (5)
- 複数のレコードを有し、各レコードについて、振込人名のデータを記憶するためのフィールドと、振込金額のデータを記憶するためのフィールドと、を含む入金データテーブルと、
複数のレコードを有し、各レコードについて、顧客IDのデータを記憶するためのフィールドと、振込人名のデータを記憶するためのフィールドと、を含む顧客データテーブルと、
複数のレコードを有し、各レコードについて、顧客IDのデータを記憶するためのフィールドと、請求金額のデータを記憶するためのフィールドと、を含む請求データテーブルと、
を参照して、入金データと請求データとを照合する装置であって、
前記入金データテーブルに含まれる1つのレコードについて、振込人名のデータと振込金額のデータとを抽出する入金データ抽出手段と、
前記入金データテーブルから抽出された振込人名のデータを用いて前記顧客データテーブルを検索し、該当するレコードに記憶された顧客IDのデータを抽出する顧客データ抽出手段と、
前記顧客データテーブルから抽出された顧客IDのデータを用いて前記請求データテーブルを検索し、顧客IDについて、該当するレコードに記憶された請求金額のデータを抽出する請求データ抽出手段と、
前記請求データテーブルから抽出された請求金額のデータを用いて、顧客IDについて請求金額の最小値を選出する最小値選出手段と、
前記顧客データテーブルから前記顧客IDのデータが抽出された場合において、前記入金データテーブルから抽出された振込金額のデータと、前記顧客IDについて選出された請求金額の最小値と、を比較して、
前記請求金額の最小値が前記振込金額より小さい場合には、前記請求データテーブルから抽出された請求金額のデータを用いて、顧客IDについて請求金額の合計値を算出し、
前記入金データテーブルから抽出された振込金額と、顧客IDについて算出された請求金額の合計値とを比較し、一致する場合に、該当するレコードの消込処理を行う手段と、
を具備するデータ照合装置。 - 請求項1において、
前記消込処理を行う手段において、前記請求金額の合計値が前記振込金額より大きい場合には、前記合計値算出手段が、当該顧客IDについて、案件情報ごとの請求金額の合計値を算出し、算出された案件情報ごとの請求金額の合計値と前記振込金額とを比較し、前記案件情報ごとの請求金額の合計値が前記振込金額に対して一致するような案件情報がある場合に、当該一致する案件情報のレコードの消込処理を行う、データ照合装置。 - 複数のレコードを有し、各レコードについて、振込人名のデータを記憶するためのフィールドと、振込金額のデータを記憶するためのフィールドと、を含む入金データテーブルと、
複数のレコードを有し、各レコードについて、顧客IDのデータを記憶するためのフィールドと、振込人名のデータを記憶するためのフィールドと、を含む顧客データテーブルと、
複数のレコードを有し、各レコードについて、顧客IDのデータを記憶するためのフィールドと、請求金額のデータを記憶するためのフィールドと、を含む請求データテーブルと、
を参照して、入金データと請求データとを照合する装置であって、
前記入金データテーブルに含まれる1つのレコードについて、振込人名のデータと振込金額のデータとを抽出する入金データ抽出手段と、
前記入金データテーブルから抽出された振込人名のデータを用いて前記顧客データテーブルを検索し、該当するレコードに記憶された顧客IDのデータを抽出する顧客データ抽出手段と、
前記顧客データテーブルから抽出された顧客IDのデータを用いて前記請求データテーブルを検索し、顧客IDについて、該当するレコードに記憶された請求金額のデータを抽出する請求データ抽出手段と、
前記請求データテーブルから抽出された請求金額のデータを用いて、顧客IDについて請求金額の最小値を選出する最小値選出手段と、
前記顧客データテーブルから前記顧客IDのデータが抽出された場合において、前記入金データテーブルから抽出された振込金額のデータと、前記顧客IDについて選出された請求金額の最小値と、を比較して、
前記請求金額の最小値が前記振込金額より小さい場合には、前記請求データテーブルから抽出された請求金額のデータを用いて、顧客IDについて案件情報ごとの請求金額の合計値を算出し、
前記入金データテーブルから抽出された振込金額と、顧客IDについて算出された案件情報ごとの請求金額の合計値とを比較し、一致する場合に、該当する案件情報のレコードの消込処理を行う手段と、
を具備するデータ照合装置。 - 請求項1乃至3のいずれか一項において、
前記請求データ抽出手段では、前記顧客IDについて、該当するレコードに関し、部分入金額が記憶されているレコードについては、請求金額と部分入金額との差額を、請求金額のデータとして抽出する、データ照合装置。 - 請求項1乃至4のいずれか一項において、
前記消込処理を行う手段における前記一致する場合には、前記請求金額から振込手数料を減算した値が前記振込金額と一致する場合を含む、データ照合装置。
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