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JP5898001B2 - 車両周辺監視装置 - Google Patents
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Description

本発明は、車両に搭載されたカメラにより車両周辺に存在する対象物を監視する車両周辺監視装置に関する。
従来より、車両の周辺情報(レーダ、車々間通信、路車間通信、GPS等により取得される)と、車両の走行状況(ヨーレートセンサ、車輪速センサ、加速度センサ等により取得される)と、運転者による車両の操作情報(アクセルセンサ、ブレーキセンサ、操舵センサ等により取得される)とに基づいて、周辺情報の危険情報をディスプレイに表示する装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載された発明においては、相対的に危険度の低い危険情報の表示を停止して、ディスプレイに同時に表示する危険情報の最大表示数を制限している。
特開2009−151566号公報
特許文献1に記載された装置においては、危険情報が多い場合には危険度の低い情報が表示されない状況になる。しかしながら、例えば、車載カメラによる撮像画像から、歩行者等の監視対象物を検知して、ディスプレイに表示する車両周辺監視装置を使用する場合に、運転者が、歩道を歩いていて危険度が低いと判断される歩行者の存在についても、車両周辺監視装置による報知がなされることを希望する場合がある。
本発明は、かかる背景に鑑みてなされたものであり、対象物について想定される危険度に応じて、運転者にとって適切な報知表示を行うことができる車両周辺監視装置を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するためになされたものであり、
車両に搭載されたカメラによる撮像画像から、車両周辺に存在する対象物を検知する対象物検知部と、
前記対象物検知部により検知された対象物の存在位置が、前記車両の周辺に設定された監視領域内であるか否かを判断する対象物位置認識部と、
表示器と、
前記監視領域内に存在する対象物を含む複数の対象物が検知されているときは、検知されている対象物の位置を示す対象物位置表示部を、前記監視領域内に存在する対象物を優先して、表示個数を所定の表示上限数以下に制限して前記表示器に表示し、前記監視領域外に存在する対象物のみが検知されているときには、前記表示上限数よりも多い表示個数を許容して、前記対象物位置表示部を前記表示器に表示する表示制御部と
を備えたことを特徴とする(第1発明)。
第1発明によれば、前記表示制御部は、前記監視領域内に存在する対象物を含む複数の対象物が検知されているときに、前記監視領域内に存在する対象物を優先して、前記表示器に表示する前記対象物位置表示部の個数を前記表示上限数以下に制限する。そして、これにより、前記車両の周辺に複数の対象物が存在するときに、多数の前記対象物位置表示部の表示により運転者の注意が散漫になることを抑制して、前記監視領域内に存在して前記車両と接触する可能性が高い対象物(危険度が高いと想定される対象物)に対する運転者の認識を容易にすることができる。また、前記監視領域外にのみ対象物が存在するときには、前記表示制御部は、前記表示上限数よりも多い表示個数を許容して、前記対象物位置表示部を前記表示器に表示することにより、前記車両から離れた対象物(危険度が低いと想定される対象物)に対する運転者の認識を補助することができる。
また、第1発明において、
前記カメラによる時系列の撮像画像から、対象物の移動ベクトルを算出する移動ベクトル算出部を備え、
前記表示制御部は、移動ベクトルにより前記車両と接触する可能性が低いと想定される対象物については、前記対象物位置表示部を表示しないことを特徴とする(第2発明)。
第2発明によれば、移動ベクトルにより前記車両と接触する可能性が低いと想定される対象物を、前記対象物位置表示部を表示する対象から外すことによって、運転者の前記表示器の視認による対象物の認識負担を軽減することができる。
また、請求項1又は請求項2において、
前記カメラは前記車両の前方を撮像し、
前記車両の進行方向の道路形状を認識して、前記車両の進路を予測する車両進路予測部を備え、
前記表示制御部は、前記車両の予測進路上に存在しないために、前記車両と接触する可能性が低いと想定される対象物については、前記対象物位置表示部を表示しないことを特徴とする(第3発明)。
第3発明によれば、前記車両の予測進路上に存在しないために、前記車両と接触する可能性が低いと想定される対象物を、前記対象物位置表示部の表示の対象外とすることによって、運転者の前記表示器の視認による対象物の認識負担を軽減することができる。
また、第1発明から第3発明のうちのいずれかにおいて、
対象物が歩行者であるか否かを識別する物体種別判定部と、
前記車両が走行中の道路の歩道を認識する歩道認識部とを備え、
前記表示制御部は、対象物が歩道上に存在する歩行者であるときには、前記対象物位置表示部を表示しないことを特徴とする(第4発明)。
第4発明によれば、歩道上に存在する歩行者であるために、前記車両と接触する可能性が低いと想定される対象物を、前記対象物位置表示部の表示の対象外とすることによって、運転者の前記表示器の視認による対象物の認識負担を軽減することができる。
また、第1発明から第4発明のうちのいずれかにおいて、
前記車両の走行速度を検出する車速センサを備え、
前記表示制御部は、前記車両の走行速度に応じて、前記表示上限数を多く設定することを特徴とする(第5発明)。
第5発明によれば、前記車両の走行速度に応じて、例えば前記車両の走行速度が低く、運転者による前記表示器の視認に余裕があるときには、前記表示上限数を多く設定して、前記表示器に表示させる前記対象物位置表示部の個数を増やすことにより、運転者による対象物の認識をさらに補助することができる。
車両周辺監視装置の構成及び車両周辺監視装置の監視領域の説明図。 車両周辺監視装置の構成図。 注意喚起処理のフローチャート。 監視領域内にのみ歩行者が存在する場合の警報画面及び警報ブザーの説明図。 監視領域外にのみ歩行者が存在する場合の警報画面及び警報ブザーの説明図。 監視領域内と監視領域外に歩行者が存在する場合の警報画面及び警報ブザーの説明図。 車両の予測進路から外れた場所に歩行者が存在する場合の警報判断の説明図。 歩道上に歩行者が存在する場合の警報判断の説明図。
本発明の車両周辺監視装置の実施形態の一例について、図1〜図8を参照して説明する。図1を参照して、本実施形態の車両周辺監視装置2は、車両1に搭載されたコントローラ10と、表示器42a(後述するナビゲーション装置42の表示器)とを備えて構成されている。
車両周辺監視装置は、左カメラ21及び右カメラ22(ステレオカメラ)による撮像画像に基づいて、車両1の前方の周辺に存在する対象物(歩行者、動物、他車両等)を認識する。
車両周辺監視装置は、車両1と車両1の前方に存在する対象物間の距離を所定の制御周期毎に検出して、対象物の位置(車両1からの相対位置)を追跡する。そして、対象物が車両1と接触するおそれがあるときに、車両周辺監視装置2は、表示器42aに警報表示を行うと共にスピーカ41から警報音を出力する注意喚起処理を行って、車両1の運転者に対象物に対する注意を促す。
車両周辺監視装置は、左カメラ21及び右カメラ22の撮像範囲AR0内の、車両1の進行方向に設定したZ軸のZ1よりも近い領域に設定されて、車両1の車幅方向に設定したX軸方向に車両1の幅αに左右の余裕βを加えた幅を持つ接近判定領域AR1内にある対象物(図1ではP1を例示)を認識したときに、注意喚起処理を行う。
また、車両周辺監視装置は、接近判定領域AR1の左右に設定された進入判定領域AR2,AR3内に存在する対象物(図1ではP2,P3を例示)が、接近判定領域AR1内に進入する可能性があるときにも、注意喚起処理を行う。なお、以下では、接近判定領域AR1及び進入判定領域AR2,AR3を合わせた領域を、適宜、監視領域という。
左カメラ21及び右カメラ22は、撮像対象の温度が高いほど輝度が高くなる赤外線カメラである。左カメラ21及び右カメラ22は、車両1の横方向(車幅方向,X軸方向)の中心軸(Z軸)に対してほぼ対称な位置に配置されている。そして、左カメラ21と右カメラ22は、光軸が互いに平行となり、路面からの高さが等しくなるように固定されている。
次に、図2を参照して、車両周辺監視装置のコントローラ10には、左カメラ21及び右カメラ22の映像信号が入力される。また、コントローラ10には、車両1に搭載されたヨーレートセンサ31、車速センサ32、ブレーキセンサ33の各検出信号が入力される。
また、コントローラ10から出力される制御信号により、スピーカ41の出力とナビゲーション装置42の表示器42aの表示が制御される。ナビゲーション装置42は、GPS(Global Positioning System)衛星から受信した測位情報と、HDDやDVD等の記憶媒体に記憶された地図情報及び施設情報のデータベースとに基づいて、運転者が目的地として設定した施設への経路を探索し、探索した経路を表示器42aに表示する。
コントローラ10は、図示しないCPU,メモリ,インターフェース回路等により構成された電子回路ユニットであり、メモリに保持された車両周辺監視用のプログラムを実行することによって、左カメラ21及び右カメラ22から出力される映像信号をデジタル信号に変換し、左カメラ21及び右カメラ22による撮像画像のデータとして画像メモリ(図示しない)に保持する撮像画像取得部11、撮像画像から歩行者等の対象物の画像部分を検知する対象物検知部12、左カメラ21及び右カメラ22の視差に基づいて車両1から対象物までの距離を算出する距離算出部13、車両1からの距離に基づいて車両1からの対象物の相対位置を認識する対象物位置認識部14、対象物の移動ベクトルを算出する移動ベクトル算出部15、対象物の種別を検出する物体種別判定部16、ナビゲーション装置42からの情報等に基づいて、車両1の進路を予測する車両進路予測部17、歩道を認識する歩道認識部18、及び、表示器42aの表示内容を制御する表示制御部19として機能する。
次に、図3に示したフローチャートに従って、車両周辺監視装置のコントローラ10による車両1の前方に存在する対象物に対する注意喚起処理について説明する。コントローラ10は、所定の制御サイクル毎に図3のフローチャートを実行して、車両1の前方に存在する対象物を認識し、必要に応じて運転者に対する注意喚起を行う。
図3のSTEP1は撮像画像取得部11による処理である。撮像画像取得部11は、左カメラ21及び右カメラ22から出力される映像信号をデジタル信号に変換し、左カメラ21及び右カメラ22の撮像画像(グレースケール画像)として画像メモリに保持する。
続くSTEP2は対象物検知部12による処理である。対象物検知部12は、右カメラ22の撮像画像を基準画像とし、そのグレースケール画像の各画素について、輝度が所定の閾値以上である画素を「1」(白)とし、輝度が閾値よりも小さい画素を「0」(黒)とする2値化処理を行って2値画像を取得する。そして、対象物検知部12は、2値画像中の白の各領域のランレングスデータを算出し、ラベリング処理等を行って対象物の画像部分(探索画像)を抽出する。
続くSTEP3は距離算出部13による処理である。距離算出部13は、左カメラ21の撮像画像から、探索画像に対応する画像(対応画像)を抽出する。そして、探索画像と対応画像の視差から、車両1と対象物間の距離を算出する。
次のSTEP4は対象物位置認識部14による処理である。対象物位置認識部14は、車両1と対象部間の距離に基づいて、撮像画像における対象物の画像部分の位置(カメラ座標)を、実空間位置(実空間座標)に変換することによって、実空間における対象物の位置を認識する。なお、STEP3における車両1と対象物間の距離の算出処理と、STEP4における対象物位置の認識処理は、例えば、特開2003−284057号公報に記載された手法を用いて行う。
続くSTEP5は移動ベクトル算出部15による処理である。移動ベクトル算出部15は、時系列の撮像画像により、同一の対象物についての前回の撮像時の実空間位置と今回の撮像時の実空間位置から、対象物と車両1との相対移動ベクトルに対応する近似曲線を求める。なお、過去の複数の時点における対象物の実空間位置を用いて、相対移動ベクトルを求めるようにしてもよい。近似曲線の算出についても、前掲の特開2003−284057号公報に記載された手法を用いて行うことができる。
次のSTEP6は車両進路予測部17による処理である。車両進路予測部17は、撮像画像から認識される車両1の前方の道路形状、ナビゲーション装置42から出力される車両1の前方の道路地図情報等に基づいて、車両1の進路を予測する。
続くSTEP7は歩道認識部18による処理である。歩道認識部18は、左カメラ21又は右カメラ22の撮像画像に対して、直線抽出、エッジ抽出等の処理を行って歩道の画像部分を認識する。
また、STEP8は物体種別判定部16による処理である。物体種別判定部16は、対象物の種別が歩行者であるか否かを、対象物の画像部分の高さ、幅、存在高さ、輝度平均値、輝度分散等に基づいて判定する。より具体的には、前掲の特開2003−284057号公報に記載された手法等を用いて、歩行者であるか否かを判定することができる。
次のSTEP9〜STEP10、及びSTEP20は、表示制御部19による処理である。表示制御部19は、物体種別判定部16により歩行者と判定された対象物について、運転者に対する注意喚起処理を行う。表示制御部19は、STEP9で、警報領域内に歩行者が存在し、且つ、検出された歩行者が表示上限数(例えば3に設定される)以上であるかという条件が成立しているか否かを判断する。
なお、表示上限数を、車速センサ32により検出される車両1の走行速度に応じて変更してよい。例えば、車両1の走行速度が低いほど表示上限数を増加させ、車両1が停止しているときには、表示上限数を設定せずに、歩行者と判定された全ての対象物の画像部分について後述する検知枠を表示するようにしてもよい。
ここで、警報領域内に歩行者が存在する場合とは、図1を参照して、接近判定領域AR1内に歩行者が存在するか、或いは進入判定領域AR2,3から接近判定領域AR1に向かって進んでいる歩行者(移動ベクトルにより判断される)が存在している場合である。
そして、STEP9の条件が成立していないとき(STEP9のNO)はSTEP10に進み、表示制御部19は、図4(b),図5(b)に示したように、左カメラ21又は右カメラ22の撮像画像(グレースケール画像)に、検知された全ての歩行者の画像部分について、画像部分を囲む検知枠(本発明の対象物位置表示部に相当する)を重畳して、表示器42aに表示する。
なお、図5(a)に示したように警報領域内に歩行者が存在しない場合に、表示上限数よりも多く設定された制限個数以下に絞って、検知された歩行者の画像部分に検知枠を表示するようにしてもよい。また、本発明の対象物位置表示部としては、検知枠の他に、歩行者を示すアイコン(例えば、歩行者の擬似画像)等を採用してもよい。
図4(b)は、図4(a)に示したように、接近判定領域AR1内に存在する歩行者P5の画像部分50と、進入判定領域AR2から接近判定領域AR1に進んでいる歩行者P4の画像部分51が検知された場合の表示器42aの表示画面Im1を示している。
図4(b)の表示画面Im1において、表示制御部19は、歩行者の画像部分50の周囲に検知枠50aを表示すると共に、歩行者の画像部分51の周囲に検知枠51aを表示する。また、表示制御部19は、スピーカ41から警報ブザー音を出力して、車両1に歩行者P4,P5が接近していることを運転者に報知する。
一方、図5(b)は、図5(a)に示したように、接近判定領域AR1及び進入判定領域AR2,AR3の外側に存在する歩行者P6の画像部分53と、進入判定領域AR3内を車両の進行方向(Z軸方向)と平行に進んでいて、車両1と接触する可能性が低い歩行者P7の画像部分52が検知された場合の、表示器42aの表示画面Im2を示している。
図5(b)の表示画面Im2において、表示制御部19は、歩行者の画像部分52の周囲に検知枠52aを表示すると共に、歩行者の画像部分53の周囲に検知枠53aを表示する。また、この場合は、注意喚起の緊急性が図4(a)の場合よりも低いので、表示制御部19は、スピーカ41からの警報ブザー音の出力は行わない。
また、STEP9の条件が成立している場合はSTEP20に分岐し、表示制御部19は、検知枠の表示個数を表示上限数以下に制限する。制限の仕方としては、接近判定領域AR1又は進入判定領域AR2,AR3内に存在する歩行者を、これらの領域の外側に存在する歩行者よりも優先して、対応する画像部分に検知枠を表示する。また、接近判定領域AR1又は進入判定領域AR2,AR3内に存在する歩行者同士、及び、これらの判定領域の外側に存在する歩行者同士については、車両1からの距離が短い方を優先して、対応する画像部分に検知枠を表示する。
図6(a),図6(b)は、接近判定領域AR1内に、二人の歩行者P8,P9が存在し、判定領域外に二人の歩行者P11,P12が存在し、進入判定領域AR3内に車両1の進行方向と平行に進む一人の歩行者P10が存在する状況を示している。
この場合には、接近判定領域AR1内の歩行者P8,P9が、他の歩行者P10,P11,P12よりも優先される。また、P10,P11,P12については、車両1からの距離が近い方から順に、P10がP11,P12よりも優先され、P12がP11よりも優先される。
そのため、図6(b)に示したように、表示制御部19は、検知枠を表示する歩行者の画像部分として、P9の画像部分54とP8の画像部分55とP10の画像部分56を選択する。
そして、表示制御部19は、P9の画像部分54について検知枠54aを表示し、P8の画像部分55について検知枠55aを表示し、P10の画像部分56について検知枠56aを表示する。また、接近判定領域AR1内に歩行者P8,P9が存在しているので、表示制御部19は、スピーカ41からブザー音を出力する。
このように、警報対象の歩行者が存在し、且つ、検知された歩行者の数が表示上限数を超えているときに、表示器42aに表示する検知枠の数を表示上限数以下に制限することによって、運転者が表示器42aを視認したときに警報対象の歩行者に対する検知枠の認識を容易にすることができる。そのため、運転者に対する注意喚起の効果が高まることが期待できる。
また、図5(a),図5(b)に示したように、歩行者が監視領域外にのみ存在するときには、車両1と接触する可能性が低い歩行者についても、検知枠による警報表示がなされるので、運転者による歩行者の認識を補助することができる。この場合、車両1の運転者以外の同乗者も、ナビゲーション装置42の表示器42aを視認して、車両1の周辺に存在する歩行者を確認することができるため、同乗者による運転者の補助も期待することができる。
次に、図7を参照して、表示制御部19は、車両進路予測部17に予測された車両1の進路Drについて、P13で示したように、検知された歩行者の存在位置が進路Drから外れているとき(予測進路上に存在していないとき)には、接近判定領域AR1内に存在している場合、或いは進入判定領域AR2,AR3から接近判定領域AR1に向かって進んでいる場合であっても、警報の対象から除外する。
また、図8を参照して、表示制御部19は、P14に示したように、検知された歩行者が歩道認識部18により認識された歩道60に存在しているときには、接近判定領域AR1内に存在している場合、或いは進入判定領域AR2,AR3から接近判定領域AR1に向かって進んでいる場合であっても、警報の対象から除外する。
なお、車速センサ32により検出される車両1の走行速度に応じて、走行速度が該所定速度を越える高速走行時における警報領域を、走行速度が所定速度以下の低速走行時における警報領域よりも狭くしてもよい。
また、ナビゲーション装置42からの地図情報により、車両1の走行エリアを認識し、車両1が都市部を走行している時と、車両1が郊外を走行している時とで、警報領域の広狭を切替えるようにしてもよい。
また、対象物が動物(例えば、鹿等の大型の野生動物)であることを識別したときには、警報領域の外部に存在する段階から、注意喚起を行うようにしてもよい。
なお、本実施形態では、左カメラ21及び右カメラ22(ステレオカメラ)を備えた構成を示したが、1台のカメラ(単眼カメラ)を備えて、時系列画像間での同一対象物の画像部分の大きさの変化率等により、自車両と対象物の距離を検出する構成を採用してもよい。
また、本実施形態では、赤外線カメラ21,22を用いたが、可視光カメラを用いた構成においても、本発明の適用が可能である。
1…車両、10…コントローラ、11…撮像画像取得部、12…対象物検知部、13…距離算出部、14…対象物位置認識部、15…移動ベクトル算出部、16…物体種別判定部、17…車両進路予測部、18…歩道認識部、19…表示制御部、42…ナビゲーション装置、42a…表示器。

Claims (5)

  1. 車両に搭載されたカメラによる撮像画像から、車両周辺に存在する対象物を検知する対象物検知部と、
    前記対象物検知部により検知された対象物の存在位置が、前記車両の周辺に設定された監視領域内であるか否かを判断する対象物位置認識部と、
    表示器と、
    前記監視領域内に存在する対象物を含む複数の対象物が検知されているときは、検知されている対象物の位置を示す対象物位置表示部を、前記監視領域内に存在する対象物を優先して、表示個数を所定の表示上限数以下に制限して前記表示器に表示し、前記監視領域外に存在する対象物のみが検知されているときには、前記表示上限数よりも多い表示個数を許容して、前記対象物位置表示部を前記表示器に表示する表示制御部と
    を備えたことを特徴とする車両周辺監視装置。
  2. 請求項1に記載の車両周辺監視装置において、
    前記カメラによる時系列の撮像画像から、対象物の移動ベクトルを算出する移動ベクトル算出部を備え、
    前記表示制御部は、移動ベクトルにより前記車両と接触する可能性が低いと想定される対象物については、前記対象物位置表示部を表示しないことを特徴とする車両周辺監視装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の車両周辺監視装置において、
    前記カメラは前記車両の前方を撮像し、
    前記車両の進行方向の道路形状を認識して、前記車両の進路を予測する車両進路予測部を備え、
    前記表示制御部は、前記車両の予測進路上に存在しないために、前記車両と接触する可能性が低いと想定される対象物については、前記対象物位置表示部を表示しないことを特徴とする車両周辺監視装置。
  4. 請求項1から請求項3のうちのいずれか1項に記載の車両周辺監視装置において、
    対象物が歩行者であるか否かを識別する物体種別判定部と、
    前記車両が走行中の道路の歩道を認識する歩道認識部とを備え、
    前記表示制御部は、対象物が歩道上に存在する歩行者であるときには、前記対象物位置表示部を表示しないことを特徴とする車両周辺監視装置。
  5. 請求項1から請求項4のうちのいずれか1項に記載の車両周辺監視装置において、
    前記車両の走行速度を検出する車速センサを備え、
    前記表示制御部は、前記車両の走行速度に応じて、前記表示上限数を多く設定することを特徴とする車両周辺監視装置。
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