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JP5898147B2 - 遊技球揚送装置 - Google Patents
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JP5898147B2 - 遊技球揚送装置 - Google Patents

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Description

この発明は、遊技機で使用される遊技球を上方に搬送する遊技球揚送装置に関する。
パチンコ機などの遊技機において、例えば、パチンコ球などの遊技球を上方に搬送(揚送)する装置が知られている(例えば、特許文献1、2、3参照。)。これらの装置では、幅広の揚送ベルトと遊技球を研磨するための研磨布が対向して配置されており、遊技球は揚送ベルトと研磨布とによって挟持された状態で、研磨布の表面を転動しながら上方に搬送されるようになっている。
特開2012−45432号公報 特開2012−125273号公報 特開2013−91000号公報
しかし、上記特許文献1〜3の装置では、遊技球の搬送に幅広の揚送ベルトを使用しているので、遊技機設備の設置時や遊技機の交換時に混入したネジやクギなどの異物が遊技球と共に揚送ベルトによって搬送されるだけでなく、揚送ベルトに刺さり易くなり、稼働中である遊技球揚送装置の故障の原因となる。最悪の場合は、刺さったネジやクギなどの異物により揚送ベルトが切れる可能性がある。揚送ベルトが切れると、揚送ベルトを交換する必要が生じるので、稼働中の遊技機を一時停止させなければならず、遊技球を用いた営業ができなくなるという問題がある。
また、遊技球は揚送ベルトと研磨布に挟持された状態で上方に搬送されることになるが、この場合は、遊技球は揚送ベルトと研磨布にそれぞれ1個所しか接触していないので、遊技球を上方に搬送するための接触面積を十分に確保することができず、遊技球の揚送能力の改善が求められている。
そこでこの発明は、未回収のネジやクギなどの異物が残存している場合でも、異物による揚送ベルトの損傷を抑制することができ、しかも遊技球の揚送能力を確実に高めることが可能な遊技球揚送装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、遊技機で使用される遊技球を上方に搬送する遊技球揚送装置であって、前記遊技球が接触可能な上下方向に延びる板状部材と、無端環状で前記板状部材と対向する側が上方に移動するように駆動され、前記遊技球と接触可能な線状の揚送ベルトと、を備え、前記線状の揚送ベルトは複数配置され、前記遊技球は、少なくとも2つの前記線状の揚送ベルトとの接触と前記板状部材との接触による挟持によって上方に転動可能であることを特徴とする。
この発明によれば、遊技球は、少なくとも2つの線状の揚送ベルトと板状部材とによって挟持された状態となり、遊技球は挟持された状態を維持しつつ上方に向かって転動する。
請求項2に記載の発明は、遊技機で使用される遊技球を上方に搬送する遊技球揚送装置であって、前記遊技球が接触可能な上下方向に延びる板状部材と、無端環状で前記板状部材と対向する側が上方に移動するように駆動され、前記遊技球と接触可能な線状の揚送ベルトと、を備え、前記線状の揚送ベルトは複数配置され、前記遊技球は、前記線状の揚送ベルトとの接触と前記板状部材との接触による挟持によって上方に転動可能であり、前記板状部材には、前記遊技球を上方へ案内するガイド溝が設けられており、前記ガイド溝は前記遊技球が位置するように1つの前記遊技球に対して少なくとも2つの前記線状の揚送ベルトが配置されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の遊技球揚送装置において、前記板状部材の前記線状の揚送ベルトと対向する面には、上方に転動する前記遊技球との接触により前記遊技球の表面を研磨する研磨用布が設けられていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか1項に記載の遊技球揚送装置において、前記線状の揚送ベルトは、断面形状が円形の丸ベルトから構成されていることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、遊技球は、板状部材と線状の揚送ベルトとの挟持によって上方に向けて転動するので、未回収のネジやクギなどの異物が残存している場合でも、従来の幅広の揚送ベルトに比べて異物が線状の揚送ベルトに刺さりにくくなり、異物による揚送ベルトの損傷を抑制することができる。これにより、揚送ベルトの交換をほとんど行う必要がなくなり、遊技球を用いた遊技の営業を継続して行うことができる。しかも、複数の揚送ベルトを備えるため、たとえ1つの揚送ベルトが損傷したとしても、他の揚送ベルトによって遊技球の揚送を継続して、遊技の営業を継続することができる。
また、線状の揚送ベルトは、1つの遊技球に同時に複数接触可能となるように配置されるので、遊技球と揚送ベルトの接触面積を十分に確保することができるとともに、遊技球を少なくとも3点支持で安定した状態で転動させることができ、遊技球の揚送能力を確実に高めることができる。
請求項2の発明によれば、板状部材には遊技球を上方へ案内するガイド溝を設け、ガイド溝は遊技球が位置するように1つの遊技球に対して少なくとも2つの揚送ベルトが配置されるので、遊技球を確実にガイド溝に接触させた状態で上方に転動させることができ、装置の信頼性を高めることができる。すなわち、従来技術では、揚送ベルトと遊技球とは一箇所のみで接触しているので、遊技球を安定して挟持することができず遊技球がガイド溝から外れた状態で揚送されることが生じていたが、本発明では1つの遊技球に対して少なくとも2つの揚送ベルトが配置されるので、遊技球はガイド溝に確実に接触した状態で転動することになり、装置の信頼性を高めることができる。
請求項3の発明によれば、板状部材の揚送ベルトと対向する面には、上方に転動する遊技球との接触により遊技球の表面を研磨する研磨用布が設けられているので、球技球の汚れを自動的に取り除くことができる。また、線状の揚送ベルトは、1つの遊技球に同時に複数接触可能となるように配置されるので、遊技球を研磨用布に安定した状態で押し付けることができ、遊技球の研磨効率を高めることができる。
請求項4の発明によれば、線状の揚送ベルトとして、断面形状が円形の丸ベルトを用いることにより、揚送ベルトとして必要な強度を維持しつつ、ベルトの断面積を最小にすることが可能となり、装置のコンパクト化が図れる。
この発明の実施の形態に係る遊技球揚送装置の要部断面図である。 図1の遊技球揚送装置の要部正面図である。 図1の遊技球揚送装置の要部側面図である。 図1の遊技球揚送装置の板状部材の要部拡大断面図である。 図1の遊技球揚送装置における揚送ベルトと板状部材とによる遊技球の把持状態を示す断面図である。 図1の遊技球揚送装置における清掃ブラシの断面図である。 図1の遊技球揚送装置を備えた遊技機島全体の斜視図である。 図1の遊技球揚送装置の全体斜視図である。 図8の遊技球揚送装置のカバーを開いた状態を示す全体斜視図である。 図4の板状部材の変形例を示す拡大断面図である。 図5の揚送ベルトの変形例を示す拡大断面図である。 図5の揚送ベルトの別の変形例を示す拡大断面図である。
以下、この発明を図示の実施の形態に基づいて説明する。
図1ないし図12は、本発明の実施の形態を示している。図8は、本発明に係る遊技球揚送装置10を示す斜視図であり、この遊技揚送送装置10は、遊技機で使用される遊技球7を上方に搬送(揚送)する装置である。ここで、この実施の形態では、図7に示すように、遊技球揚送装置10が1つの遊技機島1内に配置されている場合について説明するが、遊技機島1内が複数配置されるシステムの場合は、各遊技機島1内に遊技球揚送装置10がそれぞれ配置される。遊技機島1は、複数の遊技機(パチンコ機)4を収納するフレーム本体2を有しており、フレーム本体2の中央上部には遊技球(パチンコ球)7を補給や受取りを行う上部タンク3が設けられている。遊技球揚送装置10は、図7に示すように、フレーム本体2の中央に収納されており、各遊技機4側からの遊技球7を上部タンク3に搬送する機能を有している。
「遊技球揚送装置10の構成」
この遊技球揚送装置10は、主として、収容体11と、第1の板状部材12と、第2の板状部材13と、駆動ローラ15と、従動ローラ16と、保持ローラ17〜19と、清掃ローラ20と、線状の揚送ベルトとしての丸ベルト21、回収ボックス22とを備えている。
「収容体11の構成」
収容体11は、略長方形の箱型で、上下方向に延びている。収容体11は、例えばアルミニウム合金などの金属から構成されている。収容体11は、上述した第1の板状部材12と、第2の板状部材13と、駆動ローラ15と、従動ローラ16と、保持ローラ17〜19と、清掃ローラ20と、丸ベルト21、回収ボックス22を収納する機能を有している。収容体11は、開閉可能な縦長のカバー11aを有している。カバー11aは、丸ベルト21と対向する位置に設けられており、内面側には第1の板状部材12が固定されている。
「板状部材12、13の構成」
第1の板状部材12は、図3に示すように、収納体11に沿って上下方向に延びている。図4に示すように、第1の板状部材12は、ウレタン部材12aと研磨用布12bとから構成されている。ウレタン部材12aは、例えば発泡ウレタン樹脂から構成されている。研磨用布12bは、ウレタン部材12aの丸ベルト21と対向する面に設けられており、遊技球7との接触により遊技球7の表面を研磨する機能を有している。この実施の形態においては、ウレタン部材12aの丸ベルト21と対向する面には、遊技球7を上方へ案内する円弧状のガイド溝12cが設けられている。第2の板状部材13は、図3に示すように、第1の板状部材12の下方に設けられている。第2の板状部材13の一端は、第1の板状部材12の下端と接続されている。第2の板状部材13は、駆動ローラ15の外周に沿って円弧状に延びている。第2の板状部材13は、構造が第1の板状部材12に準じており、遊技球7と接触可能となっている。第2の板状部材13の他端には、遊技球7を供給するため供給板14が接続されている。
「駆動ローラ15の構成」
図3に示すように、駆動ローラ15は、第2の板状部材13の近傍に配置されている。駆動ローラ15は、図示しない電動機と連結されており、この電動機によって軸心P1周りに回転駆動されるようになっている。駆動ローラ15の外周面には、複数の丸ベルト21をそれぞれ案内する溝15aが形成されている。各溝15aは、各丸ベルト21を水平方向に所定の間隔をもって整列させる機能を有している。この実施の形態においては、駆動ローラ15は、同時に8本の丸ベルト21を駆動する機能を有している。
「従動ローラ16の構成」
図3に示すように、従動ローラ16は、第1の板状部材12の上方に配置されている。従動ローラ16は、軸心P2周りに回転可能となっている。従動ローラ16の外周面には、複数の丸ベルト21をそれぞれ案内する溝16aが形成されている。従動ローラ16には、駆動ローラ15側から延びる8本の丸ベルト21が掛けられており、丸ベルト21の動きによって従動ローラ16が回転するようになっている。従動ローラ16の各溝16aは、各丸ベルト21を水平方向に所定の間隔をもって整列させる機能を有している。
「保持ローラ17〜19の構成」
図3に示すように、駆動ローラ15と従動ローラ16との間には、保持ローラ17〜19が設けられている。各保持ローラ17〜19は、第1の板状部材12と丸ベルト21との間の距離をほぼ一定に保持することにより、丸ベルト21が過度に第1の板状部材12に対して離れるのを抑制する機能を有している。第1の保持ローラ17には、駆動ローラ15側から延びる8本の丸ベルト21が接触可能な溝17aが形成されている。第2の保持ローラ18には、第1の保持ローラ17側から延びる8本の丸ベルト21が接触可能な溝18aが形成されている。第3の保持ローラ19には、第2の保持ローラ18側から延びる8本の丸ベルト21が接触可能な溝19aが形成されている。各溝17a、18a、19aは、各丸ベルト21を水平方向に所定の間隔をもって整列させる機能を有している。
「清掃ローラ20の構成」
清掃ローラ20は、図3に示すように、丸ベルト21の配置位置を中心として第1の板状部材12の反対側に設けられている。清掃ローラ20は、下方に向かって移動する各丸ベルト21と接触可能となっており、各丸ベルト21に付着したゴミなどを除去する機能を有している。図6に示すように、清掃ローラ20は、外表面側に清掃用ブラシ20aを有しており、各丸ベルト21と清掃用ブラシ20aが接触することにより、各丸ベルト21に付着したゴミが自動的に除去される。清掃ローラ20は、単に各丸ベルト21との接触により従動的に回転するのではなく、軸心P3周りに回転駆動させるためのトルクを有する。例えば、清掃ローラ20は、内部に粘度の高い流体が封入されており、外部から一定のトルクを与えることにより、軸心P周りに回転するようになっている。これにより、清掃ローラ20と各丸ベルト21との接触抵抗を大とすることができ、清掃用ブラシ20aによる丸ベルト21からのゴミ取りの効率が高められている。清掃ローラ20によって丸ベルト21から除去されたゴミ等は、清掃ローラ20の下方に配置された回収ボックス22内に落下するようになっている。この回収ボックス22内には、後述するように、丸ベルト21との接触によって上方に移動した未回収のネジやクギなどの異物8も落下するようになっている。
「丸ベルト21の構成」
線状の揚送ベルトとしての丸ベルト21は、図3に示すように、駆動ローラ15および従動ローラ16との間に設けられている。丸ベルト21は、線状に形成され、両端が接合された無端環状に形成されている。ここで、線状とは、線のような細長い形を意味する。線状の物品の一例として、例えばゴム材などを細長く成形することにより、全長にわたって一定の太さを有するループ状の物品などが含まれる。丸ベルト21は、例えばウレタン樹脂から構成されている。図5に示すように、丸ベルト21の断面形状は、全長にわたって円形となっている。丸ベルト21は、図3に示すように、第1の板状部材12と対向する側が上方に移動するように駆動され、遊技球7と接触可能となっている。
この実施の形態においては、図5に示すように、遊技球7との接触抵抗の増加および遊技球7の揚送安定のために、1つの遊技球7に対して隣接する2本の丸ベルト21が同時に接触可能となっている。図2に示すように、遊技球揚送装置10は、8本の丸ベルトを有しており、遊技球7は、隣接する2本の丸ベルト21との接触と板状部材12、13との接触によって挟持されるようになっている。すなわち、この実施の形態においては、図2に示すように、8本の丸ベルト21が所定の間隔をもって水平方向に配置されているので、各丸ベルト21の間には7個の遊技球7が入ることになり、複数の遊技球7を同時に上方に搬送することが可能となっている。これにより、各遊技球7は、図5に示すように、丸ベルト21との2個所での接触および板状部材12との1個所での接触による挟持によって上方に転動可能となっている。
「回収ボックス22の構成」
図3に示すように、駆動ローラ15と保持ローラ17との間には、回収ボックス22が配置されている。回収ボックス22は、金属板を箱状に成形したもので、収容体11に対して容易に取り外すことが可能となっている。回収ボックス22は、各丸ベルト21との接触により上方に移動し、途中で落下した未回収のネジやクギ等の異物8および清掃ローラ20で除去されたゴミ等を回収する機能を有している。ここで、未回収のネジやクギなどの異物8は、遊技球7よりも外形が小さいので、第1の板状部材12と丸ベルト21とによって挟持することができず、各丸ベルト21との接触により一定の高さだけ上方に移動しても、最上部の従動ローラ16までは到達することができず、駆動ローラ15に向かって落下することになる。そこで、駆動ローラ15の直上に回収ボックス22を配置することにより、未回収のネジやクギなどの異物8を確実に回収することが可能となっている。
「遊技球揚送装置10の作用」
つぎに、遊技球揚送装置10の動作および作用について説明する。
図7に示す遊技機島1に配置される制御ボックス(図示略)のスイッチをオンとすることにより、遊技球揚送装置10の駆動ローラ15が電動機(図示略)によって回転駆動され、8本の丸ベルト21が一斉に動き出すことになる。図3に示すように、丸ベルト21が動き出すと、下方に位置する第2の板状部材13側に進入した遊技球7は、丸ベルト21と第2の板状部材13に挟持された状態で上方に搬送(揚送)される。上述したように、この実施の形態においては、8本の揚送ベルト21が所定の間隔をもって駆動ローラ15の軸心方向に配置されているので、各丸ベルト21の間には7個の遊技球7が入ることになり、複数の遊技球7を同時に上方に搬送することが可能となる。
ここで、図5に示すように、遊技球7は、隣接する2本の線状の丸ベルト21との接触と第1の板状部材12との接触によって挟持されるようになっているので、従来技術のように幅広の揚送ベルトに比べて遊技球7の揚送能力を高めることが可能となる。すなわち、遊技球7は、図5に示すように、2本の丸ベルト21と第1の板状部材12とによって3点支持されるので、遊技球7との摩擦力が増加するとともに、遊技球7を3方向から安定して挟持することができ、遊技球7の揚送能力を高めることが可能となる。
第1の板状部材12の丸ベルト21と対向する面には、上方に転動する遊技球7との接触により遊技球7の表面を研磨する研磨用布12bが設けられているので、球技球7の汚れを自動的に取り除くことができる。また、丸ベルト21は、1つの遊技球7に同時に2本が接触するように配置されるので、遊技球7を研磨用布12bに安定した状態で押し付けることができ、遊技球7の研磨効率を高めることができる。
遊技球7は、線状の丸ベルト21によって揚送されるので、遊技機設備の設置時や遊技機の交換時に混入したネジやクギなどの異物8が丸ベルト21によって揚送されにくくなる共に、異物8が丸ベルト21に刺さりにくくなり、丸ベルト21は従来の幅広の揚送ベルトに比べて著しく損傷しにくくなる。また、例えば8本の丸ベルト21のうち1本の丸ベルト21が切れたとしても、他の丸ベルト21は正常に動作するので、遊技球7の揚送能力が著しく低下することはなく、装置を停止させる必要がなくなる。
ここで、未回収のネジやクギなどの異物8は、第1の板状部材12と丸ベルト21とによって挟持することができず、各丸ベルト21との接触により一定の高さだけ上方に移動しても、最上部の従動ローラ16までは到達することができず、下方へ落下することになる。したがって、未回収のネジやクギなどの異物8は、確実に回収ボックス22に回収され、異物8が上方に位置する上部タンク3に供給されることは回避される。
線状の揚送ベルトは、断面形状が円形の丸ベルト21から構成され、しかも各丸ベルト21は水平方向に所定の間隔をもって配置されるので、各丸ベルト21の間には空間が形成されることになり、未回収のネジやクギなどの異物8が丸ベルト21に容易に刺さりにくくなり、丸ベルト21の寿命を高めることが可能なる。また、断面形状が円形の丸ベルト21を用いることにより、揚送ベルトとして必要な強度を維持しつつ、ベルトの断面積を最小にすることが可能となり、遊技球揚送装置10のコンパクト化が図れる。
このように、丸ベルト21は細長の線状に形成されているので、遊技機4内に未回収のネジやクギなどの異物8が残存している場合でも、従来の幅広の揚送ベルトに比べて異物8が丸ベルト21に刺さりにくくなり、丸ベルト21の損傷を抑制することができる。これにより、異物8が残存していても丸ベルト21の交換をほとんど行う必要がなくなり、遊技機4の稼働率を高めることができる。また、丸ベルト21は8本併設されているので、そのうちの1本が切れた場合でも、遊技球7の揚送能力が僅かに低下するだけであり、本遊技球揚送装置10による遊技球7の揚送を、問題なく継続して行うことができる。
また、線状の揚送ベルトとしての丸ベルト21は、1つの遊技球7に同時に2本接触するように配置されるので、遊技球7と丸ベルト21の接触面積を十分に確保することができ、遊技球7の揚送能力を確実に高めることができる。これにより、遊技球揚送装置10の信頼性を高めることができ、遊技球7の揚送に起因するトラブルを解消することができる。このように、未回収のネジやクギなどの異物8が残存している場合でも、異物8による丸ベルト21の損傷を抑制することができ、しかも、一部の丸ベルト21が損傷しても揚送能力を確実に維持することが可能なため、遊技球揚送装置10のトラブルによる遊技営業の停止という非常事態を回避することができる。
以上、この発明の実施の形態について説明したが、具体的な構成は、上記の実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても、この発明に含まれる。例えば、上記の発明の実施では、板状部材12にガイド溝12cを設けているが、図10に示すように、ガイド溝12cを設けず、遊技球7との接触面を平坦にする構成としてもよい。また、上述の実施の形態においては、遊技球7は、2本の丸ベルト21と第1の板状部材12とによって3点支持するようにしているが、図11に示すように、3本の丸ベルト21と第1の板状部材12とによって4点支持とする構成にしてもよい。
上述の実施の形態においては、球技球7は、独立した2本の丸ベルト21と接触する構成としているが、図12に示すように、水平方向に配置された2本の丸ベルト21a、21bを連結した揚送ベルト21´を採用し、各丸ベルト21a、21bの間にネジやクギなどの異物8を逃がすための逃がし溝21cを設けることで、異物8による揚送ベルト21´の損傷を抑制する構成としてもよい。また、線状の揚送ベルトとしての丸ベルト21は、断面形状を円形としているが、多角形、楕円やその他の断面形状としてもよい。
1 遊技機島
4 遊技機本体
7 遊技球
10 遊技球揚送装置
11 収容体
12 第1の板状部材(板状部材)
12a ウレタン部材
12b 研磨用布
12c ガイド溝
13 第2の板状部材(板状部材)
15 駆動ローラ
16 従動ローラ
17 第1の保持ローラ
18 第2の保持ローラ
19 第3の保持ローラ
20 清掃ローラ
21 丸ベルト(線状の揚送ベルト)
22 回収ボックス

Claims (5)

  1. 遊技機で使用される遊技球を上方に搬送する遊技球揚送装置であって、
    前記遊技球が接触可能な上下方向に延びる板状部材と、
    無端環状で前記板状部材と対向する側が上方に移動するように駆動され、前記遊技球と接触可能な線状の揚送ベルトと、
    を備え、
    前記線状の揚送ベルトは複数配置され、前記遊技球は、少なくとも2つの前記線状の揚送ベルトとの接触と前記板状部材との接触による挟持によって上方に転動可能であることを特徴とする遊技球揚送装置。
  2. 遊技機で使用される遊技球を上方に搬送する遊技球揚送装置であって、
    前記遊技球が接触可能な上下方向に延びる板状部材と、
    無端環状で前記板状部材と対向する側が上方に移動するように駆動され、前記遊技球と接触可能な線状の揚送ベルトと、
    を備え、
    前記線状の揚送ベルトは複数配置され、前記遊技球は、前記線状の揚送ベルトとの接触と前記板状部材との接触による挟持によって上方に転動可能であり、
    前記板状部材には、前記遊技球を上方へ案内するガイド溝が設けられており、前記ガイド溝は前記遊技球が位置するように1つの前記遊技球に対して少なくとも2つの前記線状の揚送ベルトが配置されていることを特徴とする遊技球揚送装置。
  3. 前記板状部材の前記線状の揚送ベルトと対向する面には、上方に転動する前記遊技球との接触により前記遊技球の表面を研磨する研磨用布が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の遊技球揚送装置。
  4. 前記線状の揚送ベルトは、断面形状が円形の丸ベルトから構成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の遊技球揚送装置。
  5. 遊技機で使用される遊技球を上方に搬送する遊技球揚送装置であって、
    前記遊技球が接触可能な上下方向に延びる板状部材と、
    無端環状で前記板状部材と対向する側が上方に移動するように駆動され、前記遊技球と接触可能な揚送ベルトと、
    を備え、
    前記遊技球は、前記揚送ベルトとの接触と前記板状部材との接触による挟持によって上方に転動可能であり、
    前記揚送ベルトは、前記遊技球に接触する複数の丸ベルト部を有し、前記複数の丸ベルト部はそれぞれ連結されて前記複数の丸ベルト部の間に逃がし溝が設けられていることを特徴とする遊技球揚送装置。
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