JP5900175B2 - 光電変換素子、光電変換素子の製造方法および太陽電池 - Google Patents
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Description
該正孔輸送層は、下記一般式(1):
で表される繰り返し単位(1)または下記一般式(2):
で表される繰り返し単位(2)を有する重合体を含有し、および
前記増感色素は、下記一般式(3A)、一般式(3B)または一般式(3C):
この際、Ar1〜Ar3のいずれか2つは、互いに結合して環構造を形成していてもよく、Zは、酸性基および電子吸引性基を有する基または酸性基および電子吸引性環構造を有する基であって、Ar1〜Ar3のいずれかに置換する基であり、pは、1〜3の整数である。
この際、Ar4およびAr5またはAr6およびAr7は、互いに結合して環構造を形成していてもよく、Ar8は、2価の芳香族基であり、Zは、酸性基および電子吸引性基を有する基または酸性基および電子吸引性環構造を有する基であってAr4〜Ar7のいずれかに置換する基であり、qは、1〜4の整数である、
で表されることを特徴とする光電変換素子により達成される。
該正孔輸送層は、上記一般式(1)で表される繰り返し単位(1)または上記一般式(2)で表される繰り返し単位(2)を有する重合体を含有し、および前記増感色素は、上記一般式(3A)、一般式(3B)または一般式(3C)で表されることを特徴とする光電変換素子を提供する。本願発明は、正孔輸送層に特定の繰り返し単位を有する重合体を用い、かつ増感色素に上記特定の構造を有する色素を用いることを特徴とする。このような特定の組み合わせにより、正孔輸送層の可視光領域(400〜700nm)における吸光度を減少させ、光電変換効率および光電変換機能の安定性に優れる光電変換素子および太陽電池を提供できる。
本願発明の光電変換素子について、図1を参照しながら説明する。
正孔輸送層は、光吸収して電子を半導体に注入した後の増感色素の酸化体を迅速に還元し、色素との界面で注入された正孔を第二電極に輸送する機能を担う層である。
単に「繰り返し単位(2)」とも称する)を有する重合体を含有する。
窒素雰囲気下、3,4−ジメトキシチオフェン 1.44g(10.0mmol)、1,2−ヘキサデカンジオール 2.58g(10.0mmol)、およびp−トルエンスルホン酸1水和物 157mg(0.83mmol)を、トルエン60mLに溶解させて85〜90℃で21時間加熱した。所定時間反応させた後、反応物を冷却後、反応物を水洗して有機層をMgSO4で乾燥した後、ろ液を濃縮した。ヘプタン:酢酸エチル(19:1(体積比))でシリカゲルカラムクロマトグラフィー精製を行うことにより、化合物(M1−4)を黄白色固体として1.77g(5.2mmol,収率:52%)得た。得られた化合物(M1−4)の1H−NMR分析結果は下記のとおりであった。
窒素雰囲気下、上記で得られた化合物(M1−4) 1.015g(3.00mmol)を、無水THF 12mLに溶解して、N,N,N’,N’−テトラメチルエチレンジアミン0.90mL(6.0mmol)を加えた。この溶液を−10℃に冷却してから、n−ブチルリチウムのヘキサン溶液(1.67M)を1.8mL(3.0mmol)加える。別の窒素雰囲気下の容器内で、鉄(III)アセチルアセトネート 1.057g(2.99mmol)を無水THF12mLに溶解させてから、上記反応溶液を加えて、6時間加熱還流を行った。次に、この反応混合物を減圧濃縮し、ヘプタン:酢酸エチル(19:1(体積比))でシリカゲルカラムクロマトグラフィー精製を行い、さらに分子ふるいクロマトグラフィーにより精製を行うことにより、化合物(M1−4)の二量体(DM1−4)を黄白色固体として328mg(0.49mmol,収率:32%)得た。得られた二量体(DM1−4)の1H−NMR分析結果は下記のとおりであった。
重合方法としては、特に制限されず、例えば、特開2000−106223号公報に記載の方法など、公知の重合方法が適用できる。具体的には、重合触媒を用いる化学重合法、少なくとも作用極と対極とを備えて両電極間に電圧を印加することにより反応させる電解重合法、光照射単独あるいは重合触媒、加熱、電解等を組み合わせた光重合法等が挙げられる。これらのうち、電解重合法を用いた重合法が好ましい。すなわち、本発明は、基板、第一電極、半導体および増感色素を含有する光電変換層、正孔輸送層ならびに第二電極を有する光電変換素子の製造方法において、
該正孔輸送層が下記一般式(1’):
で表される単量体(1)もしくは下記一般式(2’):
で表される単量体(2)またはこれらの多量体を用いて電解重合により形成されることを特徴とする光電変換素子の製造方法をも提供する。なお、上記一般式(1’)中、R1〜R4の定義は上記一般式(1)の定義と同様であるため、説明を省略する。同様にして、上記一般式(2’)中、R5、nおよびmの定義は上記一般式(2)の定義と同様であるため、説明を省略する。
本願発明に係る増感色素は、下述するような半導体の増感処理により、半導体に担持されており、光照射時、光励起され起電力を生じ得るものであり、下記一般式(3A)、一般式(3B)または一般式(3C)で表わされる化合物である。
(フェニルメチレン)−2,5−シクロヘキサジエン、フェニルジチエノチオフェン環由来の基などがある。これらの芳香族環は置換基を有していても良く、置換基としては、ハロゲン原子(例えば、フッ素、塩素、臭素等)、各々置換もしくは未置換の、炭素鎖長1〜24の直鎖若しくは分岐状のアルキル基(例えば、メチル基、エチル基、t−ブチル基、イソブチル基、ドデシル基、オクタデシル基、3−エチルペンチル基)、ヒドロキシアルキル基(例えば、ヒドロキシメチル基、ヒドロキシエチル基)、アルコキシアルキル基(例えば、メトキシエチル基等)、炭素鎖長1〜18のアルコキシ基(例えば、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、イソプロポキシ基、ブトキシ基、ペンチルオキシ基、ヘキシルオキシ基等)、アリール基(例えば、フェニル基、トリル基等)、アルケニル基(例えば、ビニル基、アリル基等)、アミノ基(例えば、ジメチルアミノ基、ジエチルアミノ基、ジフェニルアミノ基)、複素環基(例えば、モルホニル基、フラニル基等)等がある。
基板は、光入射方向の側に設けられ、光電変換素子の光電変換効率の観点から、光透過率が10%以上であることが好ましく、更に好ましくは50%以上であり、特に80%〜100%であることが好ましい。
第一電極は、基板と光電変換層との間に配置される。ここで、第一電極は、基板の光入射方向に対して反対側となる一方の面上に設けられる。第一電極としては、その光透過率が80%以上、さらに90%以上(上限:100%)のものが好ましく用いられる。光透過率は、上記基板の説明の記載と同様のものである。
本願発明の光電変換素子は、短絡防止手段として、膜状(層状)をなし、第一電極と半導体層との間に位置するバリヤ層を有することが好ましい。
光電変換層は、半導体および増感色素を含有し、当該増感色素を担持した当該半導体を含有する半導体層からなる。
半導体層に用いられる半導体としては、シリコン、ゲルマニウムのような単体、周期表(元素周期表ともいう)の第3族〜第5族、第13族〜第15族系の元素を有する化合物、金属のカルコゲニド(例えば、酸化物、硫化物、セレン化物等)、金属窒化物等を使用することができる。好ましい金属のカルコゲニドとして、チタン、スズ、亜鉛、鉄、タングステン、ジルコニウム、ハフニウム、ストロンチウム、インジウム、セリウム、イットリウム、ランタン、バナジウム、ニオブ、またはタンタルの酸化物、カドミウム、亜鉛、鉛、銀、アンチモンまたはビスマスの硫化物、カドミウムまたは鉛のセレン化物、カドミウムのテルル化物等が挙げられる。他の化合物半導体としては、亜鉛、ガリウム、インジウム、カドミウム等のリン化物、ガリウム−ヒ素または銅−インジウムのセレン化物、銅−インジウムの硫化物、チタンの窒化物等が挙げられる。具体例としては、TiO2、SnO2、Fe2O3、WO3、ZnO、Nb2O5、CdS、ZnS、PbS、Bi2S3、CdSe、CdTe、GaP、InP、GaAs、CuInS2、CuInSe2、Ti3N4等が挙げられる。これらのうち、好ましく用いられるのは、TiO2、ZnO、SnO2、Fe2O3、WO3、Nb2O5、CdS、PbSであり、より好ましく用いられるのは、TiO2またはNb2O5であるが、中でも特に好ましく用いられるのはTiO2(酸化チタン)である。例えば、上述した金属酸化物もしくは金属硫化物の1種または数種類を併用することもできるし、また酸化チタン半導体に20質量%の窒化チタン(Ti3N4)を混合して使用してもよい。または、半導体として、J.Chem.Soc.Chem.Commun.,15(1999)に記載のように、酸化亜鉛/酸化錫複合の形態で使用してもよい。このとき、半導体として金属酸化物もしくは金属硫化物以外に成分を加える場合、追加成分の金属酸化物もしくは金属硫化物半導体に対する質量比は30%以下であることが好ましい。なお、上記半導体層に用いる半導体は、単独で使用されてもまたは2種以上の半導体を併用して用いてもよい。
半導体層の作製方法について説明する。
まず、半導体、好ましくは半導体の微粉末を含む塗布液(半導体含有塗布液)を調製する。この半導体微粉末はその1次粒子径が微細な程好ましく、その1次粒子径は1〜5000nmが好ましく、さらに好ましくは2〜100nmである。半導体微粉末を含む塗布液は、半導体微粉末を溶媒中に分散させることによって調製することができる。
上記のようにして得られた半導体含有塗布液を、導電性支持体上に塗布または吹き付け、乾燥等を行った後、空気中または不活性ガス中で焼成して、導電性支持体上に半導体層(半導体膜とも言う)が形成される。ここで、塗布方法としては、特に制限されないが、ドクターブレード法、スキージ法、スピンコート法、スクリーン印刷法など公知の方法が挙げられる。
半導体層1m2当たりの本願発明の色素の総担持量は、特に制限されないが、0.01〜100ミリモルの範囲が好ましく、さらに好ましくは0.1〜50ミリモルであり、特に好ましくは0.5〜20ミリモルである。
増感処理の条件は、特に制限されない。例えば、半導体を焼成した基板を増感色素を含む溶液に浸漬する時間は、半導体層(半導体膜)に深く進入して吸着等を充分に進行させ、半導体を十分に増感させることが好ましい。また、溶液中での色素の分解等により生成して分解物が色素の吸着を妨害することを抑制する観点から、増感処理温度は、0〜80℃が好ましく、20〜50℃がより好ましい。また、同様の観点から、増感処理時間は、1〜24時間が好ましく、2〜6時間がより好ましい。特に、室温(25℃)条件下で2〜48時間、特に3〜24時間、増感処理を行うことが好ましい。この効果は、特に半導体層が多孔質構造膜である場合において顕著である。ただし、浸漬時間については25℃条件での値であり、温度条件を変化させた場合には、上記の限りではない。
第二電極は、導電性を有するものであればよく、任意の導電性材料が用いられる。絶縁性の物質でも、正孔輸送層に面している側に導電性物質層が設置されていれば、これも使用可能である。また、第二電極は、正孔輸送層との接触性が良いことが好ましい。第二電極は、正孔輸送層との仕事関数の差が小さく、化学的に安定であることも好ましい。このような材料としては、特に制限されないが、金、銀、銅、アルミニウム、白金、ロジウム、マグネシウム、インジウム等の金属薄膜、導電性の金属酸化物(インジウム−スズ複合酸化物、酸化スズにフッ素をドープしたもの等)、炭素、カーボンブラック、導電性高分子等の有機導電体などが挙げられる。また、第二電極の厚みもまた、特に制限されないが、10〜1000nmであることが好ましい。また、第二電極の表面抵抗は、特に制限されないが、低いことが好ましい。具体的には、第二電極の表面抵抗の範囲は、好ましくは80Ω/cm2以下であり、さらに好ましくは20Ω/cm2以下である。なお、第二電極の表面抵抗の下限は、可能な限り低いことが好ましいため、特に規定する必要はないが、0.01Ω/cm2以上であれば十分である。
本願発明の光電変換素子は、太陽電池に特に好適に使用できる。したがって、本願発明は、本願発明の光電変換素子または本願発明の方法によって製造される光電変換素子を有することを特徴とする太陽電池をも提供する。
〔光電変換素子SC−1の作製(本願発明)〕
表面抵抗9Ω/□のフッ素ドープ酸化スズ(FTO)導電性ガラス基板(FTOの塗布量:7g/m2、第1電極の厚み:0.9μm、導電性支持体の厚み:1.1mm)を導電性支持体とした。この基板上にテトラキスイソポロポキシチタン1.2mLおよびアセチルアセトン0.8mLをエタノール18mLに希釈した溶液を滴下して、スピンコート法により製膜後、450℃で8分間加熱して、透明導電膜(FTO)上に、厚み30〜50nmの酸化チタン薄膜からなるバリヤ層(空孔率C:1.0%)を形成した。
光電変換素子1の作製において、増感色素として表1に記載の増感色素を代わりに用い、正孔輸送層(一般式(1)あるいは一般式(2)の繰り返し単位を有する重合体による層)作製用の電解重合溶液において、一般式(1)あるいは一般式(2)の繰り返し単位に対応するモノマーを、モノマー:M1−1から表1に記載の化合物に変更した以外は同様にして、光電変換素子SC−2〜11を作製した。なお、本実施例において、すべてのモノマーは、その二量体を用いて重合体を合成した。
〔光電変換素子SC−15〜19の作製(比較例)〕
光電変換素子1の作製において、増感色素として表1に記載の増感色素を用い、電解重合溶液においてM1−1を表1に記載の下記のモノマーに変更した以外は同様にして、光電変換素子SC−15〜19を作製した。なお、本実施例および比較例において、すべてのモノマーは、その二量体を用いて重合体を合成した。また、下記表1中、D−R1は下記の増感色素を示す。
上記実施例および比較例で作製した光電変換素子を、それぞれ、ソーラーシュミレータ(英弘精機製)を用い、AMフィルター(AM−1.5)を通したキセノンランプから100mW/cm2の擬似太陽光を照射することにより、評価を行った。即ち、光電変換素子について、I−Vテスターを用いて室温にて電流−電圧特性を測定し、短絡電流(Jsc)、開放電圧(Voc)、および形状因子(F.F.)を求め、これらから光電変換効率(η(%))を求めた。なお、光電変換素子の変換効率(η(%))は下記式(A)に基づいて算出した。
開回路状態で強度100mW/cm2のキセノンランプ光を3時間照射した後、光電変換効率(η(%))を求め、初期光電変換効率に対する比(%)を算出した。
(正孔輸送材の光吸収の評価)
酸化チタン膜の面積が10×20mm2、厚さが1.0〜1.2μmであること以外は、前述の半導体電極の作製方法と同様にして正孔輸送材の光吸収の評価用サンプルを作製した。電解重合前後の吸光度を、分光光度計(JASCO V−530)を用いて測定し、電解重合前後の吸光度の差を取ることで、重合体Aのみの吸光度を導出した。400〜700nmでの吸光度の平均値を用い正孔輸送材の光吸収の比較対象とした。酸化チタン膜の膜厚のばらつきを補正するため、吸光度の比較には酸化チタン膜の平均膜厚(μm)で除した値を用いた。
2 第一電極、
3 バリヤ層、
4 増感色素、
5 半導体、
6 光電変換層、
7 正孔輸送層、
8 第二電極、
9 太陽光の入射方向、
10 光電変換素子。
Claims (18)
- 基板、第一電極、半導体および増感色素を含有する光電変換層、正孔輸送層ならびに第二電極を有する光電変換素子において、
該正孔輸送層は、下記一般式(1):
上記一般式(1)中、R1〜R4は、それぞれ独立して、水素原子、炭素鎖長6〜24の直鎖若しくは分岐状のアルキル基、炭素鎖長6〜18のアルコキシ基または炭素鎖長6〜18のポリエチレンオキシド基を表わし、この際、R1〜R4のうち、少なくとも一つは、炭素鎖長6〜24の直鎖若しくは分岐状のアルキル基、炭素鎖長6〜18のアルコキシ基または炭素鎖長6〜18のポリエチレンオキシド基であり、かつ残りの置換基は水素原子である、
で表される繰り返し単位(1)を有する重合体を含有し、および
前記増感色素は、下記一般式(3A)、一般式(3B)または一般式(3C):
上記一般式(3A)中、Ar1〜Ar3は、それぞれ独立して、芳香族基であり、この際、Ar1〜Ar3のいずれか2つは、互いに結合して環構造を形成していてもよく、Zは、酸性基および電子吸引性基を有する基または酸性基および電子吸引性環構造を有する基であってAr1〜Ar3のいずれかに置換する基であり、pは、1〜3の整数である、
上記一般式(3B)中、Ar4〜Ar7は、それぞれ独立して、芳香族基であり、この際、Ar4およびAr5またはAr6およびAr7は、互いに結合して環構造を形成していてもよく、Ar8は、2価の芳香族基であり、Zは、酸性基および電子吸引性基または酸性基および電子吸引性環構造を有するAr4〜Ar7のいずれかに置換する基であり、qは、1〜4の整数である、
上記一般式(3C)中、Ar9〜Ar10は、それぞれ独立して、芳香族基であり、R6は、炭素鎖長1〜24の直鎖若しくは分岐状のアルキル基または炭素鎖長3〜9のシクロアルキル基であり、この際、Ar9およびAr10、またはAr9若しくはAr10およびR6は、互いに結合して環構造を形成していてもよく、Zは、酸性基および電子吸引性基を有する基または酸性基および電子吸引性環構造を有する基であってAr9〜Ar10およびR6のいずれかに置換する基であり、rは、1〜2の整数である、
で表されることを特徴とする光電変換素子。 - 前記一般式(1)で表される繰り返し単位を有する重合体は、400〜700nmの波長領域での吸光度の平均値が0.2〜1.0である、請求項1に記載の光電変換素子。
- 前記増感色素が酸性基を2個有する、請求項1または2に記載の光電変換素子。
- 前記半導体が酸化チタンである、請求項1〜3のいずれか1項に記載の光電変換素子。
- 前記一般式(1)中、R1〜R4のうち、少なくとも一つが、炭素鎖長6〜18の直鎖アルキル基である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の光電変換素子。
- 前記一般式(1)中、R1が炭素鎖長6〜18の直鎖アルキル基であり、R2およびR3およびR4がいずれも水素原子である、請求項1〜5のいずれか1項に記載の光電変換素子。
- 前記一般式(3A)または(3B)または(3C)において、Z中の酸性基が、カルボキシル基、スルホ基、ホスホン酸基、ヒドロキシ基のいずれかである、請求項1〜6のいずれか1項に記載の光電変換素子。
- 前記一般式(3A)または(3B)または(3C)において、Z中の酸性基が、カルボキシル基、スルホ基、ホスホン酸基のいずれかである、請求項1〜7のいずれか1項に記載の光電変換素子。
- 前記一般式(3A)または(3B)または(3C)において、Z中の電子吸引性基が、シアノ基、ニトロ基、フルオロ基、クロロ基のいずれかである、請求項1〜8のいずれか1項に記載の光電変換素子。
- 前記一般式(3A)または(3B)または(3C)において、Z中の電子吸引性基が、シアノ基、ニトロ基のいずれかである、請求項1〜9のいずれか1項に記載の光電変換素子。
- 前記一般式(3A)または(3B)または(3C)において、Z中の電子吸引性環構造が、ローダニン環、ジローダニン環、イミダゾロン環、ピラゾリン環、キノン環、チアジアゾール環のいずれかである、請求項1〜10のいずれか1項に記載の光電変換素子。
- 前記一般式(3A)または(3B)または(3C)において、Z中の電子吸引性環構造が、ローダニン環、ジローダニン環、イミダゾロン環、ピラゾリン環のいずれかである、請求項1〜11のいずれか1項に記載の光電変換素子。
- 前記正孔輸送層が一般式(1)で表わされる繰り返し単位(1)を有する重合体を含有し、かつ前記増感色素が一般式(3A)で表わされる、請求項1〜12のいずれか1項に記載の光電変換素子。
- 前記増感色素が一般式(3D)で表わされる、請求項1〜13のいずれか1項に記載の光電変換素子。
上記一般式(3D)中、Ar11およびAr12はそれぞれ独立して2価の芳香族基であり、Ar13は芳香族基であり、Z11およびZ12は酸性基および電子吸引性基を有する基または酸性基および電子吸引性環構造を有する基である。 - 前記一般式(3D)中、Ar11およびAr12がチオフェン環を含むことを特徴とする、請求項14に記載の光電変換素子。
- 基板、第一電極、半導体および増感色素を含有する光電変換層、正孔輸送層ならびに第二電極を有する請求項1〜15のいずれか1項に記載の光電変換素子の製造方法において、
該正孔輸送層が下記一般式(1’):
上記一般式(1’)中、R1〜R4は、それぞれ独立して、水素原子、炭素鎖長6〜24の直鎖若しくは分岐状のアルキル基、炭素鎖長6〜18のアルコキシ基または炭素鎖長6〜18のポリエチレンオキシド基を表わし、この際、R1〜R4のうち、少なくとも一つは、炭素鎖長6〜24の直鎖若しくは分岐状のアルキル基、炭素鎖長6〜18のアルコキシ基または炭素鎖長2〜18のポリエチレンオキシド基であり、かつ残りの置換基は水素原子である、
で表される単量体(1)またはこれらの多量体を用いて電解重合により形成されることを特徴とする光電変換素子の製造方法。 - 前記単量体(1)またはこれらの多量体の電解重合を、前記光電変換層上で行う、請求項16に記載の光電変換素子の製造方法。
- 請求項1〜15のいずれか1項に記載の光電変換素子を有することを特徴とする太陽電池。
Priority Applications (1)
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