JP5900976B2 - 安全性の改善された工業用殺菌剤組成物 - Google Patents
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(1)有効成分であるジクロログリオキシム、クリーブランド開放法による引火点が90℃以上200℃未満である有機溶媒及び水11〜40%を含有し、クリーブランド開放法による引火点が90℃未満である有機溶媒を含有せず、55℃−1週間保存後のジクロログリオキシムの残存率が90%以上であり、且つクリーブランド開放法による引火点を示さないことを特徴とする安全性の改善された工業用殺菌剤組成物。
(2)有効成分として、ジクロログリオキシムに加え、2,2−ジブロモ−2−ニトロエタノール、2−ブロモ−2−ニトロ−1,3−プロパンジオール、2−ブロモ−2−ニトロ−1,3−プロパンジオールジアセテート、2,2−ジブロモ−3−ニトリロプロピオンアミド、N−ブチル−1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オン、1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オン、5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン、4,5−ジクロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン、2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン、2−オクチル−4−イソチアゾリン−3−オン、メチレンビスチオシアネート、4,5−ジクロロ−1,2−ジチオール−3−オン、ヘキサブロモジメチルスルホン、1,4−ビス(ブロモアセトキシ)−2−ブテン、1,2−ビス(ブロモアセトキシ)エタン、1,2,3−トリス(ブロモアセトキシ)プロパン、1,2−ビスブロモアセトキシプロパン、3,3,4,4−テトラクロロテトラヒドロチオフェン−1,1−ジオキシド、ホルムアルデヒド、グルタルアルデヒド、硫酸テトラキス(ヒドロキシメチル)ホスホニウム、ビス(2−ピリジルチオ−1−オキシド)亜鉛、2−ピリジルチオ−1−オキシドナトリウム、p−ヒドロキシ安息香酸メチル、p−ヒドロキシ安息香酸エチル、p−ヒドロキシ安息香酸プロピル、p−ヒドロキシ安息香酸ブチル、3−ヨード−2−プロピニルブチルカーバメート、α−クロロベンズアルドキシムアセテート、2,4,5,6−テトラクロロイソフタロニトリル、5−クロロ−2,4,6−トリフルオロイソフタロニトリル、ジデシルジメチルアンモニウムクロライド、炭素数12〜16のアルキルジメチルベンジルアンモニウムクロライド、ポリヘキサメチレンビグアニジン塩酸塩(重合度8〜16の混合物)、ポリ[オキシエチレン(ジメチルイミノ)エチレン(ジメチルイミノ)エチレン・二塩化物](重量平均分子量1000〜10000)からなる群から選ばれた少なくとも一種以上をさらに含有することを特徴とする前記(1)に記載の安全性の改善された工業用殺菌剤組成物。
フジ産業株式会社の製品であるDCG・MDG溶液(ジクロログリオキシム:10%、ジエチレングリコールモノメチルエーテル:90%)をそのまま使用した。
プロペラ攪拌機を設置したグラスライニング釜に、ジエチレングリコール50.0部を添加し、攪拌しながらDCG・MDG溶液40.0部を添加して均一になるまで攪拌した後、さらに攪拌を続けながら蒸留水10.0部を10回に分けて添加し、均一になるまで攪拌して工業用殺菌剤組成物(1)を得た。
実施例1において、ジエチレングリコール49.0部、DCG・MDG溶液40.0部、蒸留水11.0部とした以外は、実施例1と同様にして、工業用殺菌剤組成物(2)を得た。
実施例1において、ジエチレングリコール48.0部、DCG・MDG溶液40.0部、蒸留水12.0部とした以外は、実施例1と同様にして、工業用殺菌剤組成物(3)を得た。
実施例1において、ジエチレングリコール47.0部、DCG・MDG溶液40.0部、蒸留水13.0部とした以外は、実施例1と同様にして、工業用殺菌剤組成物(4)を得た。
実施例1において、ジエチレングリコール46.0部、DCG・MDG溶液40.0部、蒸留水14.0部とした以外は、実施例1と同様にして、工業用殺菌剤組成物(5)を得た。
実施例1において、ジエチレングリコール45.0部、DCG・MDG溶液40.0部、蒸留水15.0部とした以外は、実施例1と同様にして、工業用殺菌剤組成物(6)を得た。
実施例1において、ジエチレングリコール40.0部、DCG・MDG溶液40.0部、蒸留水20.0部とした以外は、実施例1と同様にして、工業用殺菌剤組成物(7)を得た。
実施例1において、ジエチレングリコール35.0部、DCG・MDG溶液40.0部、蒸留水25.0部とした以外は、実施例1と同様にして、工業用殺菌剤組成物(8)を得た。
実施例1において、ジエチレングリコール30.0部、DCG・MDG溶液40.0部、蒸留水30.0部とした以外は、実施例1と同様にして、工業用殺菌剤組成物(9)を得た。
実施例1において、ジエチレングリコール20.0部、DCG・MDG溶液40.0部、蒸留水40.0部とした以外は、実施例1と同様にして、工業用殺菌剤組成物(10)を得た。
実施例1において、ジエチレングリコール60.0部、DCG・MDG溶液40.0部とした以外は、実施例1と同様にして、工業用殺菌剤組成物(比1)を得た。
実施例1において、ジエチレングリコール55.0部、DCG・MDG溶液40.0部、蒸留水5.0部とした以外は、実施例1と同様にして、工業用殺菌剤組成物(比2)を得た。
実施例1において、ジエチレングリコール52.5部、DCG・MDG溶液40.0部、蒸留水7.5部とした以外は、実施例1と同様にして、工業用殺菌剤組成物(比3)を得た。
実施例1において、ジエチレングリコール10.0部、DCG・MDG溶液40.0部、蒸留水50.0部とした以外は、実施例1と同様にして、工業用殺菌剤組成物(比4)を得た。
実施例1において、DCG・MDG溶液40.0部、蒸留水60.0部とした以外は、実施例1と同様にして、工業用殺菌剤組成物(比5)を得た。
300mlの四つ口フラスコに、硫酸ヒドロキシルアンモニウム32.8g(0.2mol)と40%グリオキサール29.0g(0.2mol)とを仕込み、10℃以下で35%水酸化ナトリウム水溶液45.9g(0.4mol)を滴下し、滴下終了後温度を室温(25℃)に戻し、1時間撹拌した。このフラスコに、ジエチレングリコール160gを入れ、ロータリーエバポレーターで水を減圧留去した。硫酸ナトリウムの析出結晶をろ別し、ろ紙上の結晶をジエチレングリコール64gで洗浄し、ろ液と洗液を合わせ、グリオキシムのジエチレングリコール溶液とした。500mlの四つ口フラスコに、上記グリオキシムのジエチレングリコール溶液を入れ、0℃以下で、塩素29g(0.409mol)を30分間吹き込んだ。減圧脱気後、ほぼ無色のDCG・DEG溶液262.5gを得た。ジクロログリオキシムの含量は、HPLC法にて定量したところ、11.4%であった(収率:95.3%)。
プロペラ攪拌機を設置したグラスライニング釜に、ジエチレングリコール58.9部を添加し、攪拌しながらDCG・DEG溶液35.1部を添加して均一になるまで攪拌した後、さらに攪拌を続けながら蒸留水6.0部を10回に分けて添加し、均一になるまで攪拌して工業用殺菌剤組成物(11)を得た。
実施例11において、ジエチレングリコール57.4部、DCG・DEG溶液35.1部、蒸留水7.5部とした以外は、実施例11と同様にして、工業用殺菌剤組成物(12)を得た。
実施例11において、ジエチレングリコール54.9部、DCG・DEG溶液35.1部、蒸留水10.0部とした以外は、実施例11と同様にして、工業用殺菌剤組成物(13)を得た。
実施例11において、ジエチレングリコール24.9部、DCG・DEG溶液35.1部、蒸留水40.0部とした以外は、実施例11と同様にして、工業用殺菌剤組成物(14)を得た。
実施例11において、ジエチレングリコール64.9部、DCG・DEG溶液35.1部とした以外は、実施例11と同様にして、工業用殺菌剤組成物(比6)を得た。
実施例11において、ジエチレングリコール62.4部、DCG・DEG溶液35.1部、蒸留水2.5部とした以外は、実施例11と同様にして、工業用殺菌剤組成物(比7)を得た。
実施例11において、ジエチレングリコール52.5部、DCG・DEG溶液35.1部、蒸留水5.0部とした以外は、実施例11と同様にして、工業用殺菌剤組成物(比8)を得た。
実施例11において、ジエチレングリコール14.9部、DCG・DEG溶液35.1部、蒸留水50.0部とした以外は、実施例11と同様にして、工業用殺菌剤組成物(比9)を得た。
300mlの四つ口フラスコに、硫酸ヒドロキシルアンモニウム32.8g(0.2mol)と40%グリオキサール29.0g(0.2mol)とを仕込み、10℃以下で35%水酸化ナトリウム水溶液45.9g(0.4mol)を滴下し、滴下終了後温度を室温(25℃)に戻し、1時間撹拌した。このフラスコに、プロピレングリコール160gを入れ、ロータリーエバポレーターで水を減圧留去した。硫酸ナトリウムの析出結晶をろ別し、ろ紙上の結晶をプロピレングリコール64gで洗浄し、ろ液と洗液を合わせ、グリオキシムのプロピレングリコール溶液とした。500mlの四つ口フラスコに、上記グリオキシムのプロピレングリコール溶液を入れ、0℃以下で、塩素29g(0.409mol)を30分間吹き込んだ。減圧脱気後、黄色のDCG・PG溶液258.0gを得た。ジクロログリオキシムの含量は、HPLC法にて定量したところ、7.5%であった(収率:61.6%)。
プロペラ攪拌機を設置したグラスライニング釜に、プロピレングリコール40.7部を添加し、攪拌しながらDCG・PG溶液53.3部を添加して均一になるまで攪拌した後、さらに攪拌を続けながら蒸留水6.0部を10回に分けて添加し、均一になるまで攪拌して工業用殺菌剤組成物(15)を得た。
実施例15において、プロピレングリコール39.2部、DCG・PG溶液53.3部、蒸留水7.5部とした以外は、実施例15と同様にして、工業用殺菌剤組成物(16)を得た。
実施例15において、プロピレングリコール6.7部、DCG・PG溶液53.3部、蒸留水40.0部とした以外は、実施例15と同様にして、工業用殺菌剤組成物(17)を得た。
実施例15において、プロピレングリコール46.7部、DCG・PG溶液53.3部とした以外は、実施例15と同様にして、工業用殺菌剤組成物(比10)を得た。
実施例15において、プロピレングリコール41.7部、DCG・PG溶液53.3部、蒸留水5.0部とした以外は、実施例15と同様にして、工業用殺菌剤組成物(比11)を得た。
実施例15において、DCG・PG溶液53.3部、蒸留水46.7部とした以外は、実施例15と同様にして、工業用殺菌剤組成物(比12)を得た。
工業用殺菌剤組成物(1)〜(17)及び(比1)〜(比12)をそれぞれ50gずつ50mlの蓋付きガラスビンに入れ、55℃の恒温機内に1週間保存した。保存後、それぞれの工業用殺菌剤組成物中のDCG含有量を高速液体クロマトグラフによって分析し、予め分析した保存前のDCG含有量からDCG残存率を下記の数式(数1)により算出した。
日本工業規格:JIS−K−2265−4 引火点の求め方−第4部:クリーブランド開放法に記載の方法に従って測定した。
Claims (2)
- 有効成分であるジクロログリオキシム、クリーブランド開放法による引火点が90℃以上200℃未満である有機溶媒及び水11〜40%を含有し、クリーブランド開放法による引火点が90℃未満である有機溶媒を含有せず、55℃−1週間保存後のジクロログリオキシムの残存率が90%以上であり、且つクリーブランド開放法による引火点を示さないことを特徴とする安全性の改善された工業用殺菌剤組成物。
- 有効成分として、ジクロログリオキシムに加え、2,2−ジブロモ−2−ニトロエタノール、2−ブロモ−2−ニトロ−1,3−プロパンジオール、2−ブロモ−2−ニトロ−1,3−プロパンジオールジアセテート、2,2−ジブロモ−3−ニトリロプロピオンアミド、N−ブチル−1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オン、1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オン、5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン、4,5−ジクロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン、2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン、2−オクチル−4−イソチアゾリン−3−オン、メチレンビスチオシアネート、4,5−ジクロロ−1,2−ジチオール−3−オン、ヘキサブロモジメチルスルホン、1,4−ビス(ブロモアセトキシ)−2−ブテン、1,2−ビス(ブロモアセトキシ)エタン、1,2,3−トリス(ブロモアセトキシ)プロパン、1,2−ビスブロモアセトキシプロパン、3,3,4,4−テトラクロロテトラヒドロチオフェン−1,1−ジオキシド、ホルムアルデヒド、グルタルアルデヒド、硫酸テトラキス(ヒドロキシメチル)ホスホニウム、ビス(2−ピリジルチオ−1−オキシド)亜鉛、2−ピリジルチオ−1−オキシドナトリウム、p−ヒドロキシ安息香酸メチル、p−ヒドロキシ安息香酸エチル、p−ヒドロキシ安息香酸プロピル、p−ヒドロキシ安息香酸ブチル、3−ヨード−2−プロピニルブチルカーバメート、α−クロロベンズアルドキシムアセテート、2,4,5,6−テトラクロロイソフタロニトリル、5−クロロ−2,4,6−トリフルオロイソフタロニトリル、ジデシルジメチルアンモニウムクロライド、炭素数12〜16のアルキルジメチルベンジルアンモニウムクロライド、ポリヘキサメチレンビグアニジン塩酸塩(重合度8〜16の混合物)、ポリ[オキシエチレン(ジメチルイミノ)エチレン(ジメチルイミノ)エチレン・二塩化物](重量平均分子量1000〜10000)からなる群から選ばれた少なくとも一種以上をさらに含有することを特徴とする請求項1に記載の安全性の改善された工業用殺菌剤組成物。
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