JP5906646B2 - 搬送装置 - Google Patents
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Description
図1に示されるように、複合機10は、概ね薄型の直方体に形成されており、下部にインクジェット記録方式で記録用紙12(本発明の被記録媒体の一例、図2参照)に画像を記録するプリンタ部11が設けられている。複合機10は、ファクシミリ機能及びプリント機能などの各種の機能を有している。複合機10は、内部に後述する搬送路65を有しており、記録用紙12を搬送可能である。つまり、複合機10は、本発明の搬送装置の一例である。
図2に示されるように、給紙部15は、給紙トレイ20の上方であって記録部24の下方に設けられている。給紙部15は、給送ローラ25、給紙アーム26、及び駆動伝達機構27を備えている。給送ローラ25は、給紙アーム26の先端部で軸支されている。給紙アーム26は、基端部に設けられた軸28を中心として、矢印29の方向に回動する。これにより、給送ローラ25は、給紙トレイ20に当接及び離間が可能である。つまり、給送ローラ25は、給紙トレイ20に載置された記録用紙12に当接可能である。
図2に示されるように、プリンタ部11の内部には、給紙トレイ20の先端(後方側の端部)から記録部24を経て排紙トレイ21に至る搬送路65(本発明の搬送路の一例)が形成されている。搬送路65は、給紙トレイ20の先端から第1搬送ローラ60に至る間に形成された湾曲路65Aと、第1搬送ローラ60から排紙トレイ21に至る間に形成された排紙路65Bとに区分される。
図2に示されるように、記録部24は、排紙路65Bにおいて、第1搬送ローラ60よりも搬送向きの下流側に設けられている。記録部24は、排紙路65Bの上側に設けられている。記録部24は、記録ヘッド38を搭載して左右方向9へ往復移動可能なキャリッジ40を備えている。
図2に示されるように、第1搬送ローラ60及びピンチローラ61が、搬送路65において、記録部24よりも搬送向きの上流側に設けられている。ピンチローラ61は、第1搬送ローラ60の下方に第1搬送ローラ60と対向して配置されている。また、ピンチローラ61は、図5(A)、(C)及び図6〜図8に示されるコイルバネ91(本発明の付勢部材の一例)に付勢されることによって、第1搬送ローラ60のローラ面に圧接されている。換言すると、コイルバネ91は、ピンチローラ61を第1搬送ローラ60に付勢する。コイルバネ91は、下端を複合機10のフレーム43(図5(A)、(C)参照)に支持されており、上端をピンチローラ61を支持するホルダ36(図6〜図8参照)に取り付けられている。第1搬送ローラ60及びピンチローラ61は、給送ローラ25によって湾曲路65Aを搬送されてきた記録用紙12を狭持して、排紙路65Bに沿って搬送向きに搬送する。これにより、当該記録用紙12は、プラテン42上へ送られる。
図7に示されるように、プリンタ部11には、ベルト機構120(本発明の駆動伝達機構の一例)が設けられている。ベルト機構120は、第1ギヤ118、第2ギヤ119、第1プーリ121、第2プーリ122、及びベルト123を備えている。ベルト機構120は、以下に説明するように、第1搬送ローラ60及び第2搬送ローラ62と連結されている。
プリンタ部11には、当接機構90(本発明の当接機構の一例)が配置されている。当接機構90は、図3及び図6〜図8に示されるように、ピンチローラ61の軸35と同方向である左右方向9に延びた軸157を有するプラネットギヤ156と、プラネットギヤ156の軸157(本発明の回転軸の一例)に設けられた偏心カム160(本発明の回転カムの一例)と、偏心カム160と上側で対向する位置において第1搬送ローラ60の軸34(本発明の駆動ローラの軸の一例)に通されており、偏心カム160に当接可能な当接部材161(本発明の当接部材の一例)とを備えている。
以下、凸部162によるピンチローラ61の第1搬送ローラ60に対する付勢力の調整、及び偏心カム160と当接部材161との接離について詳述する。
図1(B)及び図6〜図8に示されるように、複合機10は、ロータリーエンコーダ73を備えている。ロータリーエンコーダ73は、第1搬送ローラ60の軸34に取り付けられており、軸34と一体に回転するエンコーダディスク74(本発明の回転体の一例)と、光センサ75(本発明の検知部の一例)とで構成されている。エンコーダディスク74には、その回転中心と同心の円周方向に、一定間隔で光を透過する透過部と光を透過しない非透過部とが等間隔で交互に複数配置されたパターン(不図示、本発明の被検知部の一例)が設けられている。光センサ75は、エンコーダディスク74のうち、パターンが形成されている位置と対向可能な位置に設けられている。換言すると、光センサ75は、エンコーダディスク74の回転によってパターンと対向し得る位置に設けられている。エンコーダディスク74が第1搬送ローラ60の軸34と共に回転すると、エンコーダディスク74に配置されたパターンが光センサ75によって検知される。そして、当該検知の度に、パルス信号が光センサ75によって生成される。つまり、パルス信号は、光センサ75によるパターンの検知回数に基づいて生成される。生成されたパルス信号は、光センサ75から後述するマイクロコンピュータ130(図10参照)へと出力される。
図2に示されるように、プリンタ部11は、給紙トレイ20から給紙され湾曲路65Aを搬送向きに搬送される記録用紙12の先端及び後端を検知するシート検知部140を備えている。シート検知部140は、湾曲路65Aにおいて、第1搬送ローラ60よりも上流側に設けられている。
図10に示されるように、マイクロコンピュータ130は、複合機10の全体動作を制御する。マイクロコンピュータ130は、CPU131、ROM132、RAM133、EEPROM134、及びASIC135とを備えている。これらは内部バス137によって接続されている。
本実施形態では、ピンチローラ61は、コイルバネ91によって第1搬送ローラ60を付勢している。凸部162によってピンチローラ61の第1搬送ローラ60に対する付勢力が弱められると、第1搬送ローラ60の位置がずれるおそれがある。しかし、本実施形態によれば、第1搬送ローラ60に対する付勢力が弱められても、当接機構90が当接部材161を第1搬送ローラ60に押圧する。つまり、第1搬送ローラ60は、ピンチローラ61から付勢されなくなる代わりに、当接部材161から付勢される。これにより、第1搬送ローラ60に対する圧接力が維持されるため、第1搬送ローラ60の位置ずれを防止することができる。
上述の実施形態では、凸部162は、偏心カム160を当接部材161に対して接離させることによって、コイルバネ91によるピンチローラ61の第1搬送ローラ60に対する付勢力を調整していた。しかし、凸部162は、偏心カム160を当接部材161から離間させることなく、当該付勢力を調整してもよい。つまり、上述の実施形態では、凸部162は、上記付勢力を、所定値とゼロとの間で調整していたが、変形例1では、凸部162は、上記付勢力を、第1所定値と当該第1所定値よりも小さくゼロよりも大きい第2所定値との間で調整する。
上述の実施形態では、当接部材161は第1搬送ローラ60の軸34に通されており、偏心カム160が当接部材161に接離していた。しかし、本発明の当接部材が第1搬送ローラ60に当接された第3姿勢(本発明の第3姿勢の一例)及び第1搬送ローラ60から離間された第4姿勢(本発明の第4姿勢の一例)に姿勢変化してもよい。
上述の実施形態では、本発明の当接機構の一例である当接機構90に設けられたプラネットギヤ156の軸157と、本発明の調整機構の一例である凸部162とが、互いに当接可能であった。つまり、本発明の当接機構と本発明の調整機構とは、互いに機械的な関わりを持って連動していた。しかし、本発明の当接機構と本発明の調整機構とは、機械的な関わりを持たずに、独立して駆動されてもよい。
上述の実施形態では、ピンチローラ61を第1搬送ローラ60から離間させることによって、コイルバネ91によるピンチローラ61の第1搬送ローラ60に対する付勢力が調整されていた。しかし、ピンチローラ61を第1搬送ローラ60から離間させることなく上記付勢力が調整されてもよい。
60・・・第1搬送ローラ
61・・・ピンチローラ
62・・・第2搬送ローラ
63・・・拍車
65・・・搬送路
74・・・エンコーダディスク
75・・・光センサ
90・・・当接機構
91・・・コイルバネ
130・・・マイクロコンピュータ
140・・・シート検知部
157・・・軸
160・・・偏心カム
161・・・当接部材
162・・・凸部
Claims (9)
- 被記録媒体を案内する搬送路と、
上記搬送路に設けられており、駆動源から駆動力を付与されて回転する駆動ローラと、
上記駆動ローラと対向して設けられており、上記駆動ローラとの間に被記録媒体を挟持して上記搬送路に沿って搬送する従動ローラと、
上記従動ローラを上記駆動ローラに対して付勢する付勢部材と、
上記付勢部材による上記従動ローラの上記駆動ローラに対する付勢力を調整する調整機構と、
上記駆動ローラに当接可能な当接部材を有する当接機構と、
被記録媒体の搬送向きの後端が上記駆動ローラ及び上記従動ローラのニップ位置よりも搬送向き上流側の所定位置まで搬送されたことを検知する媒体位置検知部と、を備え、
上記調整機構は、上記媒体位置検知部の検知結果に基づいて、上記付勢部材による上記従動ローラの上記駆動ローラに対する付勢力を弱めるものであって、
上記当接機構は、上記調整機構によって、上記付勢部材による上記従動ローラの上記駆動ローラに対する付勢力が弱められる際に、上記当接部材を上記駆動ローラに押圧する搬送装置。 - 上記従動ローラは、上記駆動ローラに当接された第1姿勢及び上記駆動ローラから離間された第2姿勢に姿勢変化可能であって、
上記調整機構は、上記従動ローラを上記付勢部材の付勢力に抗って上記第1姿勢から上記第2姿勢に姿勢変化させることによって、上記付勢力の調整を行う請求項1に記載の搬送装置。 - 上記当接機構は、
上記当接部材が、上記駆動ローラの軸に通されており、
上記従動ローラの軸と同方向に延びており、上記調整機構に当接する第1位置及び上記調整機構から離間した第2位置に移動可能な回転軸と、
上記回転軸に設けられており、上記回転軸から周面までの径が第1距離の第1周面と、上記回転軸から周面までの径が上記第1距離よりも長い第2周面とを有し、上記回転軸の回転によって上記第2周面が上記当接部材に対して接離される回転カムと、を有し、
上記回転軸は、上記第2周面が上記当接部材に当接することによって上記第1位置に移動して上記調整機構に当接し、且つ上記第2周面が上記当接部材から離間することによって上記第2位置に移動して上記調整機構から離間し、
上記調整機構は、上記回転軸に当接されることによって、上記従動ローラを上記付勢部材の付勢力に抗って上記第1姿勢から上記第2姿勢に姿勢変化させ、且つ上記回転軸から離間されることによって、上記従動ローラを上記付勢部材の付勢力によって上記第2姿勢から上記第1姿勢に姿勢変化させる請求項2に記載の搬送装置。 - 上記調整機構は、上記当接機構が上記当接部材を上記駆動ローラに押圧した後、上記付勢部材による上記従動ローラの上記駆動ローラに対する付勢力を調整する請求項1から3のいずれかに記載の搬送装置。
- 上記調整機構は、上記駆動ローラの回転が停止していることを条件として、上記付勢部材による上記従動ローラの上記駆動ローラに対する付勢力を調整し、
上記当接機構は、上記駆動ローラの回転が停止していることを条件として、上記当接部材を上記駆動ローラに押圧する請求項1から4のいずれかに記載の搬送装置。 - 上記駆動ローラと一体に回転し、回転中心と同心の周方向に沿って複数の被検知部が設けられた回転体と、
上記回転体の回転によって上記被検知部と対向し得る位置に設けられており、上記被検知部を検知する検知部と、
上記検知部による上記被検知部の検知回数に基づいて上記駆動ローラの回転量を算出する算出部と、を更に備える請求項1から5のいずれかに記載の搬送装置。 - 上記搬送路における上記駆動ローラ及び上記従動ローラとは異なる位置に設けられた第1ローラと、
上記第1ローラと対向して設けられており、上記第1ローラとの間に被記録媒体を挟持して上記搬送路に沿って搬送可能な第2ローラと、
上記駆動ローラ及び上記第1ローラと連結されており、上記駆動ローラの回転力を上記第1ローラへ伝達する駆動伝達機構と、を更に備える請求項1から6のいずれかに記載の搬送装置。 - 上記当接部材は、上記駆動ローラに当接された第3姿勢及び上記駆動ローラから離間された第4姿勢に姿勢変化可能であって、
上記当接機構は、上記調整機構によって、上記付勢部材による上記従動ローラの上記駆動ローラに対する付勢力が弱められる際に、上記当接部材を上記第4姿勢から上記第3姿勢に姿勢変化させることによって、上記当接部材を上記駆動ローラに押圧する請求項1に記載の搬送装置。 - 上記当接部材の上記駆動ローラに対する当接向きは、上記従動ローラの上記駆動ローラに対する当接向きと同じ向きである請求項1から8のいずれかに記載の搬送装置。
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