JP5910328B2 - 印刷装置、印刷方法、及び、印刷用データ生成装置 - Google Patents
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Description
インクを吐出する複数のノズルが前記印刷媒体の搬送方向と直交する配列方向に配列されたノズル列を備えるラインヘッドと、
前記画像を表す画像データを取得する取得部と、
列方向にM個、行方向にN個の画素サイズを有するディザマスクであって前記画像データに拘わらず対応する画素をドット形成有りに設定するための第1の閾値を含む複数の異なる閾値からなるディザマスクを記憶する記憶部と、
前記画像を形成するためのドット配置パターンを表すドットデータを、前記画像データに前記ディザマスクを使用することで生成するハーフトーン処理部と、
前記生成されたドットデータを用いて、前記ラインヘッドによる印刷を実行する印刷部と、を備え、
前記ディザマスクは、前記第1の閾値を前記ディザマスクの列毎に少なくとも1つ有し、
前記配列方向にS個(但し、S≧M)、前記搬送方向にT個(但し、T≧N)並んだ画素群によって表される所定の画像を前記印刷部によって印刷媒体上に印刷したときに、
前記画素群は、前記搬送方向に沿った画素の並びである画素列毎に前記第1の閾値を用いてインクが着弾された画素を少なくとも1つ有する、印刷装置。
適用例1に記載の印刷装置によれば、第1の閾値が列毎に少なくとも1つ有するディザマスクを用いてドット配置パターンを表すドットデータを生成している。すなわち、少なくとも画像を形成する領域において、画素列毎に少なくとも1つはドット形成有りに設定され、第1の閾値を用いてインクが着弾された画素が存在することになる。これにより、画像データに拘わらす印刷を行いながらヘッドの目詰まりを防止するためのインク吐出を各ノズルにおいて行なうことができる。これにより、ノズルの目詰まりの発生を低減できる。また、印刷動作とは別の特別なフラッシングを行う回数を低減できる為、印刷可能な時間が短くなることを抑制できる。
前記画素群のうち、前記配列方向にM個、前記搬送方向にN個並んだ画素の集合である任意の画素ブロックは、前記搬送方向に沿った画素の並びである画素列毎に前記第1の閾値を用いてインクが着弾された画素を少なくとも1つ有する、印刷装置。
適用例2に記載の印刷装置によれば、画素ブロック単位における画素列毎に少なくとも1画素は第1の閾値を用いてインクを着弾できる。
前記印刷装置は、2色のインクを用いて前記印刷媒体上に印刷可能であり、
前記ラインヘッドの前記ノズル列は、前記2色のインク毎に前記搬送方向にずれた位置に設けられ、
前記ハーフトーン処理部は、
前記第1の閾値によってドット形成有りと設定される画素が前記2色間で異なる位置となるように、前記ディザマスクをそれぞれ配置して前記2色の色毎の前記ドットデータを生成する、印刷装置。
適用例3に記載の印刷装置によれば、第1の閾値によってドット形成有りとなる画素が2色間で異なる位置に設定されることで、第1の閾値が設定されることで吐出された2色のインク同士が印刷媒体上で混ざり合う可能性を低減できる。これにより、印刷媒体上に形成される画像の画質低下を抑制できる。
前記2色は、シアンとマゼンタである、印刷装置。
適用例4に記載の印刷装置によれば、第1の閾値が設定されることで吐出されたシアンインクとマゼンタインクとが混ざり合う可能性を低減できる。シアンインクとマゼンタインクが混ざり合うとブルーとなり、目立ちやすい色となる。しかしながら、第1の閾値が設定されることで吐出されたシアンインクとマゼンタインクとが混じり合う可能性を低減できることから、画質低下を抑制できる。
前記印刷装置は、ブラックと前記ブラック以外の他の一色を用いて前記印刷媒体上に印刷可能であり、
前記ラインヘッドのノズル列は、前記ブラックと前記他の一色のインク毎に前記搬送方向にずれた位置に設けられ、
前記ハーフトーン処理部は、
前記第1の閾値によってドット形成有りと設定される画素が、前記ブラックと前記他の一色で同一となるように、前記ディザマスクを配置して前記ブラックと前記他の一色の色毎の前記ドットデータを生成する、印刷装置。
適用例5に記載の印刷装置によれば、第1の閾値によって吐出されるブラックインクと他の色のインクが同じ画素位置に着弾するため、第1の閾値によって吐出された他の色のインクが目立つ可能性を低減できる。
前記印刷装置は、互いに特性の異なる複数種のインクを用いて前記印刷媒体上に印刷可能であり、
前記ラインヘッドの前記ノズル列は、前記複数種のインク毎に前記搬送方向にずれた位置に設けられ、
前記記憶部は、前記列毎に有する前記第1の閾値の個数が互いに異なる複数種の前記ディザマスクを記憶し、
前記ハーフトーン処理部は、
前記画像データに含まれ、前記複数種のインク毎にインク記録量を階調表現した複数種のインク量データ毎に、対応するインクの特性に応じて前記複数種のディザマスクのうちの1つを選択し、前記選択したディザマスクを使用する、印刷装置。
適用例6に記載の印刷装置によれば、インクの特性に応じて、対応するインク量データに対して適切なディザマスクを用いてハーフトーン処理を実行できる。
前記複数種のインクは、
前記第1種のインクと、前記第1種のインクよりも同一割合の水分蒸発に伴う粘度上昇率が大きい第2種のインクとを含み、
前記複数種のディザマスクは、
第1種のディザマスクと、前記列毎に有する前記第1の閾値の個数が前記第1種のディザマスクよりも多い第2種のディザマスクとを含み、
前記ハーフトーン処理部は、
前記第1種のインク量データに対しては、前記第1種のディザマスクを選択して使用し、
前記第2種のインク量データに対しては、前記第2種のディザマスクを選択して使用する、印刷装置。
適用例7に記載の印刷装置によれば、第1種のインクよりも粘度上昇率の大きい第2種のインクは、第1の閾値によってノズル毎にインクが吐出される回数が多くなる。これにより、インクの粘度上昇率に応じてより適切なインク吐出を行うことができる。ここで、「粘度上昇率(%)」の大小は、例えば、初期状態(未使用時)のインクに対し、同一割合の水分蒸発率(例えば、水分蒸発率が20%)に伴う粘度上昇率の大小によって決定できる。ここで、水分蒸発率(%)は、以下の式(1)で表すことができる。また、粘度上昇率(%)は以下の式(2)で表すことができる。
(式2) (Vb−Va)×100/Va
ここで、Wtaは、初期状態のインクの全重量(g)、Wtbは、水分蒸発後のインクの全重量(g)、Vaは、初期状態におけるインクの粘度(mPa・s)、Vbは、水分蒸発後(インク全重量Wtb時)におけるインクの粘度(mPa・s)である。
前記ラインヘッドの各ノズルは、1回の吐出動作によって1画素の領域に吐出するインクが所定量の第1のドット形成量と、前記第1のドット形成量よりも多い第2のドット形成量とを画素毎に選択的に吐出でき、
前記ハーフトーン処理部は、
前記ドットデータのうち、前記第1の閾値によってドット形成有りに設定される画素に対応するデータに対して、前記第1のドット形成量を前記ノズルによって吐出させるためのインク吐出量データを付加する、印刷装置。
適用例8に記載の印刷装置によれば、第1の閾値によってノズルから吐出されるインクは、第2のドット形成量よりもインク吐出量が少ない第1のドット形成量であるため、印刷媒体上に着弾したインクを目立ちにくくできる。これにより、画質低下をさらに抑制できる。
前記印刷媒体上に印刷される前記画像の幅が、前記ノズル列の長さよりも小さい場合に、前記ノズル列の長さが印刷される前記画像の幅となるよう擬似画像データを生成すると共に、前記擬似画像データを前記画像データとみなして前記ハーフトーン処理部に前記ドットデータを生成させる擬似データ生成部を備え、
前記擬似データ生成部は、前記画像データと同一位置にある画素データについては前記画像データの前記画素データを用い、前記画像データに格納されていない新たな画素データについては前記第1の閾値の場合にのみドット形成有りとなるデータを用いることで前記擬似画像データを生成する、印刷装置。
適用例9に記載の印刷装置によれば、ノズル列の長さに対応した擬似画像データにディザマスクを使用できる。これにより、印刷される画像の幅がノズル列よりも小さい場合でも、ノズル列を構成する全ノズルに対し第1の閾値を用いて少なくとも1回はインクを吐出させることができる。
ここで、「ノズル列の長さ」とは、ノズル列を構成する複数のノズルのうち、両端にある一対のノズルの中心を結ぶ配列方向に沿った距離を言う。
前記ディザマスクは、前記閾値がそれぞれ格納される複数の格納要素のうち、前記第1の閾値が格納された特殊格納要素と隣り合う前記格納要素には前記第1の閾値は格納されていない、印刷装置。
適用例10に記載の印刷装置によれば、第1の閾値によってドット形成有りに設定される画素が隣り合うことがないため、第1の閾値によって印刷媒体上に形成されたドットをより目立ちにくくでき、画像の品質の低下をさらに抑制できる。
前記ディザマスクは、ブルーノイズ特性とグリーンノイズ特性のいずれかの特性を有する、印刷装置。
適用例11に記載の印刷装置によれば、印刷媒体上に形成されるドットを良好に分散させることができる。
A.第1実施例:
B.第2実施例:
C.変形例:
A−1.印刷装置の構成:
図1は、本発明の第1実施例におけるプリンター20の概略構成図である。本実施例のプリンター20は、インクを吐出することによって印刷媒体としての用紙P上に画像を形成するインクジェットプリンターである。また、プリンター20は、搬送方向と直交する方向に延びるラインヘッド50により印刷を行うラインプリンターである。
図2はプリンター20における印刷処理の流れを示すフローチャートである。ここでの印刷処理は、ユーザーが操作パネル99等を用いて、メモリーカードMCに記憶された所定の画像の印刷指示操作を行うことで開始される。印刷処理が開始されると、取得部41は、メモリーカードスロット98を介してメモリーカードMCから印刷対象であるRGB形式の画像データORGを読み込んで取得する(ステップS110)。
上記第1実施例では、ディザマスク62は、第1の閾値である閾値0をディザマスク62の列毎に1つ有する。これにより、印刷された画像を構成する画素群は、搬送方向に沿った画素の並びである画素列毎に少なくとも1つはドット形成有りに設定され、第1の閾値を用いてインクが着弾された画素が存在する。これにより、各ノズル51は1枚の印刷媒体Pに画像を印刷する際に少なくとも1回はインクを吐出することになる。これにより、ノズル51内でインクが乾燥し、51ノズルの目詰まりが発生する可能性を低減できる。また、第1の閾値を用いたインク吐出を行うことで、印刷動作とは別の特別なフラッシングを行う回数を低減できる。これにより、印刷可能な時間が短くなることを抑制できる。また、印刷媒体P上に形成された画像を構成する画素群のうちのディザマスク62と同じサイズの画素サイズである任意の画素ブロックは、画素列毎に少なくとも1画素は第1の閾値を用いてインクを着弾できる。
図5は、本発明の第2実施例におけるプリンター20aの概略構成図である。図6は、第2種のディザマスク62bを説明するための図である。上記第1実施例のプリンター20と異なる点は、EEPROM60aに格納されているデータの内容と、制御部30aのハーフトーン処理部42aが実行する処理内容である。その他の構成、及び、各部が実行する処理内容については第1実施例と同様の構成であるため、同様の構成については同一符号を付すと共に説明を省略する。
<条件1>
・Data値+1≧閾値ならば、ドット形成有りに設定
・Data値+1<閾値ならば、ドット形成無しに設定
ここで、Data値とは、注目画素データのインク量データ(階調値データ)である。
以上、本発明の一実施例について説明したが、本発明はこのような実施例に限定されず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の構成を採ることができる。例えば以下のような変形が可能である。
上記実施例のハーフトーン処理において(ステップS130,130a)、画像データG,Gaが有する各色データに対するディザマスク62,62a,62bの使用方法は以下のように行なうことが好ましい。
例えば、少なくとも2色のインクを用いて画像を形成する場合において、第1の閾値によってドット形成有りと設定される画素を前記2色間で異なる位置となるように、ディザマスク62,62a、62bを画像データG,Gaに配置してハーフトーン処理を行うことが好ましい。例えば、シアンインクとマゼンタインクの各インク量データに対して同じディザマスク62,62a,62bを使用する場合は、各インク量データに対しディザマスク62,62a,62bをずらして用いる。この際、ディザマスク62,62a,62bをずらして複数色のインクに使用する場合、第1の閾値によって吐出された複数色のインクのドットが良好な分散性を有するようにディザマスク62,62a,62bのずらし量を決定すれば良い。こうすれば、目立ちやすい色のインクに対し第1の閾値によって形成されたドット(フラッシングドット)の全体としての分散性を良好にでき、画像の品質低下をさらに抑制できる。例えば、マゼンタインクに対応するインク量データに対してハーフトーン処理を行う場合は、シアンインクに対応するインク量データに対して配列方向に16画素分ずらしてディザマスク62,62,62bを使用する。こうすることで、第1の閾値によってノズル51から吐出された2色のインクが印刷媒体P上で混ざり合う可能性を低減できる。これにより、例えば混色により目立ちやすい色に変化する複数種のインク同士が混ざり合う可能性を低減できる。例えば、シアンインクとマゼンタインクが混ざり合うと青色となり目立ちやすい色となる。しかしながら、上記のようにディザマスク62,62a,62bをずらして使用することで第1の閾値によって吐出されたインク同士が混ざり合うことを防止でき、画像の品質が低下する可能性を低減できる。
例えば、少なくともブラックと他の色を用いて印刷媒体P上に画像を形成する場合において、第1の閾値によってドット形成有りと設定される画素をブラックと他の色で同じ位置になるように、ディザマスク62,62a,62bを画像データに配置してハーフトーン処理を行うことが好ましい。例えば、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローのインクを使用して画像を形成する場合、それぞれのインク色に対応するインク量データに対して同じディザマスク62,62a,62bを同じように使用する。すなわち、各インク量データに対して、画素をずらすことなく同一のディザマスク62,62a,62bを使用する。ブラックインクについては、他の色のインクが混ざった場合でも、当初よりも濃くなること(濃度上昇)が殆どない。すなわち、第1の閾値によって吐出されるブラックインクと他の色のインクが同じ画素位置に着弾するため、第1の閾値によって吐出された他の色のインクが目立つ可能性を低減できる。
ここで、イエローインクは上の他の色の対象から外し、ブラックインクと重なるようにディザマスク62,62a,62bを使用しなくても良い。イエローインクは、目立ちにくいからである。
上記実施例では、第1の閾値によって吐出される1回のインク量は特に限定されるものではないが、例えば、各ノズル51が大ドット、中ドット、小ドットのインクを画素毎に吐出可能な場合、第1の閾値によるインク吐出は小ドットで行なうことが好ましい。ここで、大ドット、中ドット、小ドットは、1回の吐出動作によって1画素の領域に吐出するインク量が互いに異なり、大ドット、中ドット、小ドットの順にインク量が少なくなる。上記の内容は、例えば、ハーフトーン処理部42,42aがドットデータを生成する際に、第1の閾値によってドット形成有りに設定したデータに対し、小ドットでノズル51に対してインク吐出を行わせるためのインク吐出量データを付加することで実現できる。第1の閾値によるインク吐出を小ドットで行なうことで、フラッシングドットをより目立ちにくくできる。ここで、大ドットのインク量が課題を解決するための手段に記載の「第2のドット形成量」に相当し、小ドットのインク量が課題を解決するための手段に記載の「第1のドット形成量」に相当する。
上記実施例では、32×64画素のディザマスク62,62a,62bを例に説明したが、ディザマスク62,62a,62bの大きさはこれに限定されるものではない。例えば、搬送方向のサイズが256画素以上であっても良い。ディザマスク62,62a,62bの搬送方向のサイズを256画素以上とすることで、第1の閾値によるインク吐出の割合を1/256以下にできるため、フラッシングドットの存在をより目立ちにくくできる。
上記実施例では、プリンター20,20aは擬似データ生成部48を有し、印刷処理の際に擬似画像データGaを生成するか否かを決定する工程(図2のステップS122)、及び、擬似画像データGaを生成する工程(図2のステップS126)を備えていたが、省略可能である。すなわち、印刷される画像の大きさに拘わらず、CMYK形式に変換した画像データGに対し、ハーフトーン処理を行っても良い。このようにしても、少なくとも画像を形成する領域において使用される複数のノズル51に対して、画像データに含まれるインク量データに拘わらず、少なくとも1回は第1の閾値によるインク吐出を行うことができる。
ディザマスク62,62a,62bの複数の格納要素に対する第1の閾値の格納方法は上記実施例に限定されるものではなく、列毎に少なくとも1つの第1の閾値が格納されていれば良い。ここで、第1の閾値が格納された格納要素(「特殊格納要素」とも呼ぶ。)と隣り合う格納要素には第1の閾値が格納されないように、ディザマスク62,62a,62bを作成することが好ましい。こうすることで、隣り合う画素にフラッシングドットが形成されることを防止でき、フラッシングドットをより目立ちにくくでき、画像の品質の低下をさらに抑制できる。
上記実施例では、プリンター20,20aの制御ユニット30,30aが、取得部41、ハーフトーン処理部42,42a、画像解析部43、擬似データ生成部48、ディザマスク62,62a,62bを備えていたが、プリンター20とは別の印刷用データ生成装置(例えば、パーソナルコンピューター)が各部41,42,42a,43,48,62,62a,62bを備えていても良い。すなわち、印刷用データ生成装置によって、図2に示すステップS110〜S130の処理を実行しても良い。
上記第2実施例は、1つの列に対して第1の閾値の格納数が異なる第1種のディザマスク62aと第2種のディザマスク62bとを用いて、インク色データ毎にいずれかのディザマスク62a、62bを選択する例を説明したが、これに代えて、以下に述べるように、第2種のディザマスク62bのみを用いて第2実施例と同様の効果を実現できる。
<条件2>
・Data値≧閾値ならば、ドット形成有りに設定
・Data値<閾値ならば、ドット形成無しに設定
30,30a…制御ユニット
40…CPU
41…取得部
42,42a…ハーフトーン処理部
43…画像解析部
46…印刷部
48…擬似データ生成部
50…ラインヘッド
50a〜50d…ノズル列
51…ノズル
55…インクカートリッジ
62,62a,62b…ディザマスク
65…対応テーブル
72…インク流路
74…モーター
80…プラテン
98…メモリーカードスロット
99…操作パネル
P…印刷媒体
G…画像データ
MC…メモリーカード
Ga…擬似画像データ
ORG…画像データ
Claims (13)
- 画像を印刷媒体上に印刷する印刷装置であって、
インクを吐出する複数のノズルが前記印刷媒体の搬送方向と直交する配列方向に配列されたノズル列を備えるラインヘッドと、
前記画像を表す画像データを取得する取得部と、
列方向にM個、行方向にN個の画素サイズを有するディザマスクであって前記画像データに拘わらず対応する画素をドット形成有りに設定するための第1の閾値を含む複数の異なる閾値からなるディザマスクを記憶する記憶部と、
前記画像を形成するためのドット配置パターンを表すドットデータを、前記画像データに前記ディザマスクを使用することで生成するハーフトーン処理部と、
前記生成されたドットデータを用いて、前記ラインヘッドによる印刷を実行する印刷部と、を備え、
前記ディザマスクは、前記第1の閾値を前記ディザマスクの列毎に少なくとも1つ有し、
前記配列方向にS個(但し、S≧M)、前記搬送方向にT個(但し、T≧N)並んだ画素群によって表される所定の画像を前記印刷部によって印刷媒体上に印刷したときに、
前記画素群は、前記搬送方向に沿った画素の並びである画素列毎に前記第1の閾値を用いてインクが着弾された画素を少なくとも1つ有する、印刷装置。 - 請求項1に記載の印刷装置であって、
前記画素群のうち、前記配列方向にM個、前記搬送方向にN個並んだ画素の集合である任意の画素ブロックは、前記搬送方向に沿った画素の並びである画素列毎に前記第1の閾値を用いてインクが着弾された画素を少なくとも1つ有する、印刷装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の印刷装置であって、
前記印刷装置は、2色のインクを用いて前記印刷媒体上に印刷可能であり、
前記ラインヘッドの前記ノズル列は、前記2色のインク毎に前記搬送方向にずれた位置に設けられ、
前記ハーフトーン処理部は、
前記第1の閾値によってドット形成有りと設定される画素が前記2色間で異なる位置となるように、前記ディザマスクをそれぞれ配置して前記2色の色毎の前記ドットデータを生成する、印刷装置。 - 請求項3に記載の印刷装置であって、
前記2色は、シアンとマゼンタである、印刷装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の印刷装置であって、
前記印刷装置は、ブラックと前記ブラック以外の他の一色を用いて前記印刷媒体上に印刷可能であり、
前記ラインヘッドのノズル列は、前記ブラックと前記他の一色のインク毎に前記搬送方向にずれた位置に設けられ、
前記ハーフトーン処理部は、
前記第1の閾値によってドット形成有りと設定される画素が、前記ブラックと前記他の一色で同一となるように、前記ディザマスクを配置して前記ブラックと前記他の一色の色毎の前記ドットデータを生成する、印刷装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の印刷装置であって、
前記印刷装置は、互いに特性の異なる複数種のインクを用いて前記印刷媒体上に印刷可能であり、
前記ラインヘッドの前記ノズル列は、前記複数種のインク毎に前記搬送方向にずれた位置に設けられ、
前記記憶部は、前記列毎に有する前記第1の閾値の個数が互いに異なる複数種の前記ディザマスクを記憶し、
前記ハーフトーン処理部は、
前記画像データに含まれ、前記複数種のインク毎にインク記録量を階調表現した複数種のインク量データ毎に、対応するインクの特性に応じて前記複数種のディザマスクのうちの1つを選択し、前記選択したディザマスクを使用する、印刷装置。 - 請求項6に記載の印刷装置であって、
前記複数種のインクは、
前記第1種のインクと、前記第1種のインクよりも同一割合の水分蒸発に伴う粘度上昇率が大きい第2種のインクとを含み、
前記複数種のディザマスクは、
第1種のディザマスクと、前記列毎に有する前記第1の閾値の個数が前記第1種のディザマスクよりも多い第2種のディザマスクとを含み、
前記ハーフトーン処理部は、
前記第1種のインク量データに対しては、前記第1種のディザマスクを選択して使用し、
前記第2種のインク量データに対しては、前記第2種のディザマスクを選択して使用する、印刷装置。 - 請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の印刷装置であって、
前記ラインヘッドの各ノズルは、1回の吐出動作によって1画素の領域に吐出するインクが所定量の第1のドット形成量と、前記第1のドット形成量よりも多い第2のドット形成量とを画素毎に選択的に吐出でき、
前記ハーフトーン処理部は、
前記ドットデータのうち、前記第1の閾値によってドット形成有りに設定される画素に対応するデータに対して、前記第1のドット形成量を前記ノズルによって吐出させるためのインク吐出量データを付加する、印刷装置。
印刷装置。 - 請求項1乃至請求項8のいずれか一項に記載の印刷装置であって、さらに、
前記印刷媒体上に印刷される前記画像の幅が、前記ノズル列の長さよりも小さい場合に、前記ノズル列の長さが印刷される前記画像の幅となるよう擬似画像データを生成すると共に、前記擬似画像データを前記画像データとみなして前記ハーフトーン処理部に前記ドットデータを生成させる擬似データ生成部を備え、
前記擬似データ生成部は、前記画像データと同一位置にある画素データについては前記画像データの前記画素データを用い、前記画像データに格納されていない新たな画素データについては前記第1の閾値の場合にのみドット形成有りとなるデータを用いることで前記擬似画像データを生成する、印刷装置。 - 請求項1乃至請求項9のいずれか一項に記載の印刷装置において、
前記ディザマスクは、前記閾値がそれぞれ格納される複数の格納要素のうち、前記第1の閾値が格納された特殊格納要素と隣り合う前記格納要素には前記第1の閾値は格納されていない、印刷装置。 - 請求項1乃至請求項10のいずれか一項に記載の印刷装置において、
前記ディザマスクは、ブルーノイズ特性とグリーンノイズ特性のいずれかの特性を有する、印刷装置。 - インクを吐出する複数のノズルが印刷媒体の搬送方向と直交する配列方向に配列されたノズル列を備えるラインヘッドを用いて、前記印刷媒体上に画像を印刷する印刷方法であって、
前記画像を表す画像データを取得する取得工程と、
前記画像データに拘わらず対応する画素をドット形成有りに設定するための第1の閾値を含む複数の異なる閾値からなるディザマスクであって、列方向にM個、行方向にN個の画素サイズを有するディザマスクを前記画像データに使用することで前記画像を形成するためのドット配置パターンを表すドットデータを生成するドットデータ生成工程と、
前記生成された前記ドットデータを用いて、前記ラインヘッドによる印刷を実行する印刷工程と、を備え、
前記ディザマスクは、前記第1の閾値を前記ディザマスクの列毎に少なくとも1つ有し、
前記配列方向にS個(但し、S≧M)、前記搬送方向にT個(但し、T≧N)並んだ画素群によって表される所定の画像を前記印刷工程によって印刷媒体上に印刷したときに、
前記画素群は、前記搬送方向に沿った画素の並びである画素列毎に前記第1の閾値を用いてインクが着弾された画素を少なくとも1つ有する、印刷方法。 - インクを吐出する複数のノズルが印刷媒体の搬送方向と直交する配列方向に配列されたノズル列を備えるラインヘッドを用いて、前記印刷媒体上に画像を印刷するためのドットデータを生成するための印刷用データ生成装置であって、
列方向にM個、行方向にN個の画素サイズを有するディザマスクであって前記画像を表す画像データに拘わらず対応する画素をドット形成有りに設定するための第1の閾値を含む複数の異なる閾値からなるディザマスクを記憶する記憶部と、
前記画像を形成するためのドット配置パターンを、前記ディザマスクを用いて生成するハーフトーン処理部と、を備え、
前記ディザマスクは、前記第1の閾値を前記ディザマスクの列毎に少なくとも1つ有し、
前記ハーフトーン処理部は、
前記配列方向にS個(但し、S≧M)、前記搬送方向にT個(但し、T≧N)並んだ画素群によって表される所定の画像を前記ラインヘッドによって印刷媒体上に印刷したときに、前記画素群が、前記搬送方向に沿った画素の並びである各画素列に、前記第1の閾値を用いてインク着弾した画素を少なくとも1つ含むように前記ドットパターンを生成する、印刷用データ生成装置。
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