JP5915203B2 - スタンプ及びスタンプの製造方法 - Google Patents
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Description
図1は、本実施形態に係るドットスタンプ1の斜視図を示す。図1に示すように、ドットスタンプ1は、ユーザによって押下される押下枠体2と、押下枠体2の移動方向を規制するガイド部3と、ドットスタンプ1の土台であって、捺印する用紙等に載置される脚枠体4とを備え、ドットスタンプ1によって捺印される印影を表した絵柄5が押下枠体2の上面に形成されている。後述するように、ドットスタンプ1は、電子ペンなどの読取装置が読み取り可能なコード化パターンと、当該コード化パターンの意味を示す絵柄、文字、又は記号などの表示とを、任意の用紙の任意の位置に対して同時に捺印することが可能なスタンプである。以後において、ドットスタンプ1が載置された用紙と平行な面上における脚枠体4の長手方向を「X軸」とし、脚枠体4の短手方向を「Y軸」とし、上述の用紙と垂直な方向を「Z軸」とする。
次に、ドットスタンプ1の製造方法について、図3を参照して説明する。図3は、第1実施形態に係るドットスタンプ1の製造工程を示すフローチャートの一例である。
次に、上述の実施形態に係るドットスタンプ1の応用例について図4を参照して説明する。図4は、ドットスタンプ1が使用された電子ペンシステムを示す。図4に示すように、電子ペンシステムは、ユーザが使用する電子ペン21と、電子ペン21から記入情報を受信するコンピュータ装置22と、ドットスタンプ1によって捺印されたスタンプ用紙23とを備える。
ドットスタンプ1の第1インキ吸蔵体10A及び第1カートリッジインキ吸蔵体11Aには、赤外線を吸収するカーボンを含んだインキが含浸され、第2インキ吸蔵体10B及び第2カートリッジインキ吸蔵体11Bには、赤外域に吸収性を持たないインキが含浸される。これにより、第1印版面90Aに形成されたドットパターンは、電子ペン21が読み取り可能な赤外線を吸収するカーボンにより捺印され、第2印版面90Bに形成された絵柄は、電子ペン21が読み取ることのできない赤外域に吸収性を持たないインキにより捺印される。以下では、電子ペンシステムの各構成要素について説明する。
スタンプ用紙23は、少なくとも一部にドットスタンプ1によって捺印するための領域を有し、当該領域にドットスタンプ1によって第1印影26Aと、第2印影26Bとが捺印される。なお、第1印影26Aが捺印される領域には、電子ペン1によるドットパターン(コード化パターン)の読み取りが阻害されないよう、赤外線を吸収するインクは印刷されていない。
次に、ドットにより構成されるドットパターン(コード化パターン)について図5及び図6を用いて説明する。ドットパターンは、アノト社の方式によるものである。図5は、ドットパターンのドットとそのドットが変換される値との関係を説明する図である。図5に示すように、ドットパターンの各ドットは、その位置によって所定の値に対応付けられている。すなわち、ドットの位置を仮想格子の基準位置(縦線及び横線の交差点)から上下左右のどの方向にシフトするかによって、各ドットは、0〜3の値に対応付けられている。また、各ドットの値は、さらに、X座標用の第1ビット値及びY座標用の第2ビット値に変換できる。このようにして対応付けられた情報の組合せにより、位置座標が決定されるよう構成されている。
次に、電子ペン21について図7を用いて説明する。図7は、電子ペン21の構造を示す概略図である。図7に示すように、電子ペン21は、その筐体101の内部に、ペン部104、LED105、CMOSカメラ106、圧力センサ107、CPU等により構成されるプロセッサ108、ROMやRAMといったメモリ109、リアルタイムクロック110、アンテナ等により構成される通信ユニット111及びバッテリー112を備える。ペン部104の先端は、ペン先部103となっており、ユーザは、電子ペン21のペン先部103を第1印影26A上に当接させる。
次に、コンピュータ装置22について再び図4を参照して説明する。コンピュータ装置22は、ハードウェアとして、電子ペン21とのデータ通信が可能なアンテナ装置、CPU等のプロセッサ、ROMやRAMといったメモリ、マウスやキーボード等で構成される。コンピュータ装置22は、例えば、PC(パーソナルコンピュータ)、iPad(登録商標)などのタブレットPCやPDA(Personal Data Assistance)等である。そして、コンピュータ装置22は、電子ペン21から受信した記入情報に基づいて所定の処理を行う。図4に示す例では、コンピュータ装置22は、第1印影26Aのドットパターンが示す座標データを含む記入情報を受信した場合、コンピュータ装置22の表示画面上に描かれているストロークを一括消去する。
本実施形態のドットスタンプ1によれば、読取装置が読み取り可能なインキが含浸される第1印版体9Aと、読取装置が読み取ることができないインキが含浸される第2印版体9Bとを備える。第1印版体9Aの第1印版面90Aには、コード化パターンが形成され、第2印版体9Bの第2印版面90Bには、上述のコード化パターンを意味する表示が形成されており、第1印版体9Aの第1印版面90A及び第2印版体9Bの第2印版面90Bは、面一の状態で保持される。従って、ドットスタンプ1を用いることで、ユーザは、任意の用紙の任意の位置に対して、コード化パターンと、当該コード化パターンが意味する絵柄などの表示とを同時に捺印することができる。また、ユーザは、第1印版体9Aを捺印する位置と、第2印版体9Bを捺印する位置との相対的な位置合わせを行う必要がない。
次に、本実施形態の変形例について説明する。以下の変形例は、任意に組み合わせて上述の実施形態に適用してもよい。
図1及び図2に示すドットスタンプ1の構成は一例であり、本発明が適用可能な構成は、これに限定されない。以下では、図1及び図2に示すドットスタンプ1の構成例(第1構成例)とは異なる他の構成例(第2構成例〜第4構成例)について説明する。
本実施形態では、第1印版体9Aには電子ペンなどの読取装置が読み取り可能なインキが含浸され、第2印版体9Bには読取装置が読み取り不可能なインキが含浸されていたが、本発明が適用可能な構成は、これに限定されない。これに代えて、第1印版体9Aと、第2印版体9Bとはそれぞれ異なるインキが含浸されていればよい。
図2のステップS103では、第1ホルダー6Aと第2ホルダー6Bとを熱融着させることで、これらを互いに接着させたが、本発明が適用可能な方法は、これに限定されない。
図2に示すドットスタンプ1の製造方法は、一例であり、本発明が適用可能な方法は、これに限定されない。図13は、本変形例に係るドットパターン1の製造工程を示すフローチャートの一例である。ステップS301、ステップS302、及びステップS306の各工程では、それぞれ、図2のステップS101、ステップS102、及びステップS105の各工程と同一処理が実行されるため、その説明を省略する。
上記の応用例において、電子ペン、ドットパターン(コード化パターン)、記入情報に、アノト方式を用いたが、アノト方式に限られなくともよい。
2…押下枠体
3…ガイド部
4、4x…脚枠体
5…絵柄
8、8x…バネストッパ
21…電子ペン
22…コンピュータ装置
23…スタンプ用紙
Claims (7)
- インキが含浸される第1印版体と、
前記第1印版体に含浸されるインキと異なるインキが含浸される第2印版体と、
前記第1印版体を保持固定する第1ホルダーと、
前記第2印版体を保持固定する第2ホルダーと、
を備え、
前記第1印版体の印版面及び前記第2印版体の印版面は、面一の状態で保持され、
前記第2ホルダーは、前記第1印版体の印版面と、前記第2印版体の印版面とが面一になるように前記第1ホルダーに対して熱融着している
ことを特徴とするスタンプ。 - 前記第1印版体の印版面には、コード化パターンが形成され、
前記第1印版体に含浸されるインキは、読取装置が読み取り可能なインキであり、
前記第2印版体の印版面には、前記コード化パターンを意味する表示が形成され、
前記第2印版体に含浸されるインキは、前記読取装置が読み取り不可能なインキであることを特徴とする請求項1に記載のスタンプ。 - 前記読取装置は、前記第1印版体の印版面に形成されたコード化パターンを読み取り可能な電子ペンであり、
前記第1印版体に含浸されるインキは、赤外線を吸収するインキであり、
前記第2印版体に含浸されるインキは、赤外線を吸収しないインキであることを特徴とする請求項2に記載のスタンプ。 - 前記第1印版体に含浸されるインキと、前記第2印版体に含浸されるインキとは、異なる色のインキであることを特徴とする請求項1に記載のスタンプ。
- 前記第1ホルダー及び前記第2ホルダーを、前記第1印版体の印版面及び前記第2印版体の印版面が対向する方向に遷移させるための押下枠体をさらに備え、
前記押下枠体がユーザにより押下された場合に、前記第1印版体による捺印と、前記第2印版体による捺印とが同時に行われることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のスタンプ。 - インキが含浸される第1印版体と、
前記第1印版体に含浸されるインキと異なるインキが含浸される第2印版体と、
前記第1印版体を保持固定する第1ホルダーと、
前記第2印版体を保持固定する第2ホルダーと、を備えるスタンプの製造方法であって、
前記第2ホルダーを、前記第1印版体の印版面と、前記第2印版体の印版面とが面一になるように前記第1ホルダーに対して熱融着させる固定工程を有することを特徴とするスタンプの製造方法。 - 前記第1印版体の印版面には、コード化パターンが形成され、
前記第2印版体の印版面には、前記コード化パターンを意味する表示が形成され、
前記固定工程より前に、読取装置が読み取り可能なインキが含浸されたインキ吸蔵体を前記第1ホルダーに格納し、当該第1ホルダーに前記第1印版体を取り付ける第1印版体取付工程と、
前記固定工程より前に、読取装置が読み取り不可能なインキが含浸されたインキ吸蔵体を前記第2ホルダーに格納し、当該第2ホルダーに前記第2印版体を取り付ける第2印版体取付工程と、
をさらに有することを特徴とする請求項6に記載のスタンプの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2012014219A JP5915203B2 (ja) | 2012-01-26 | 2012-01-26 | スタンプ及びスタンプの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2012014219A JP5915203B2 (ja) | 2012-01-26 | 2012-01-26 | スタンプ及びスタンプの製造方法 |
Publications (2)
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