JP5919669B2 - 複合基板およびその製造方法、ならびに半導体デバイスおよびその製造方法 - Google Patents
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Description
図1を参照して、本発明の一実施形態である複合基板1は、多結晶III族窒化物支持基板10と、多結晶III族窒化物支持基板10上に配置された中間GaN系膜30と、中間GaN系膜30上に配置された単結晶GaN系層21と、を含む。本実施形態の複合基板1は、多結晶III族窒化物支持基板10が低価格であり、単結晶GaN系層21が高品質であり、多結晶III族窒化物支持基板10、中間GaN系膜30および単結晶GaN系層21が高温NH3雰囲気下における耐久性が高く透明かつ導電性を有するため、複合基板1の単結晶GaN系層21上に高品質のGaN系半導体層を成長させて高品質の半導体デバイスを低コストで製造することができる。
多結晶III族窒化物支持基板10は、耐高温性および耐NH3性を有する低価格な基板であり、400nm〜450nmの波長領域の光に対して透明性を有し、また、導電性を有するため、本実施形態の複合基板1における支持基板として好適である。
中間GaN系膜30は、高温NH3雰囲気下における耐久性が高く透明性かつ導電性を有するため、本実施形態の複合基板1における中間層として好適である。ここで、中間GaN系膜30は、多結晶III族窒化物支持基板10と単結晶GaN系層21との間の貼り合わせによる接合強度を高めるために、それらの間に設けられるものである。
単結晶GaN系層21は、結晶が高品質で、高温NH3雰囲気下における耐久性が高く透明性かつ導電性を有するため、本実施形態の複合基板1における結晶成長用層として好適である。
図2を参照して、本発明の別の実施形態である半導体デバイス3は、実施形態1の複合基板1と、複合基板1の単結晶GaN系層21上に配置された少なくとも1層のGaN系半導体層40と、で形成される半導体積層体2を含む。本実施形態の半導体デバイス3は、実施形態1の複合基板1全体が高温NH3雰囲気下における耐久性が高く透明性かつ導電性を有し、さらに複合基板1の単結晶GaN系層21の結晶が高品質であるため、単結晶GaN系層21上に高品質の少なくともGaN系半導体層40が配置されており、高い特性を有する。
図3を参照して、本発明のさらに別の実施形態である半導体デバイス3は、図2に示す実施形態2の半導体デバイス3と同様に、実施形態1の複合基板1と、複合基板1の単結晶GaN系層21上に配置された少なくとも1層のGaN系半導体層40と、で形成される半導体積層体2を含む。本実施形態の半導体デバイス3は、実施形態1の複合基板1全体が高温NH3雰囲気下における耐久性が高く透明性かつ導電性を有し、さらに複合基板1の単結晶GaN系層21の結晶が高品質であるため、単結晶GaN系層21上に高品質の少なくともGaN系半導体層40が配置されており、高い特性を有する。
図4を参照して、本発明のさらに別の実施形態である複合基板の製造方法は、実施形態1の複合基板1の製造方法であって、多結晶III族窒化物支持基板10の一方の主面上に非結晶質の第1の中間GaN系層31を形成する工程(図4の(A−1)および(A−2))と、単結晶GaN系基板20の一方の主面側から所定の深さの位置にイオン注入領域20iを形成する工程(図4の(B−1)および(B−2))と、単結晶GaN系基板20のイオン注入領域20i側の主面上に非結晶質の第2の中間GaN系層32を形成する工程(図4の(B−3))と、第1の中間GaN系層31と第2の中間GaN系層32とを貼り合わせて中間GaN系膜30を形成することにより、中間GaN系膜30を介在させて多結晶III族窒化物支持基板10と単結晶GaN系基板20とを貼り合わせる工程(図4の(C−1))と、単結晶GaN系基板20をイオン注入領域20iにおいて単結晶GaN系層21と残りの単結晶GaN系基板22とに分離する工程(図4の(C−2))と、を含む。本実施形態の複合基板の製造方法により、実施形態1の複合基板1が効率よく製造できる。
図4の(A−1)および(A−2)を参照して、本実施形態の複合基板の製造方法は、多結晶III族窒化物支持基板10の一方の主面上に非結晶質の第1の中間GaN系層31を形成する工程を含む。
図4の(B−1)および(B−2)を参照して、本実施形態の複合基板の製造方法は、単結晶GaN系基板20の一方の主面側から所定の深さの位置にイオン注入領域20iを形成する工程を含む。
本工程は、単結晶GaN系基板20の一方の主面側からイオンIを注入することにより行なわれる。注入されるイオンIは、特に制限はないが、単結晶GaN系基板20の結晶の品質の低下を抑制する観点から、水素、ヘリウムなどの質量数の小さい元素のイオンが好ましい。イオンIが注入される深さ、すなわち、イオン注入領域20iが形成される深さは、特に制限はないが、その深さの精度が高い観点から、10nm以上1000nm以下程度が好ましい。
図4の(C−1)を参照して、本実施形態の複合基板の製造方法は、第1の中間GaN系層31と第2の中間GaN系層32とを貼り合わせて中間GaN系膜30を形成することにより、中間GaN系膜30を介在させて多結晶III族窒化物支持基板10と単結晶GaN系基板20とを貼り合わせる工程を含む。
図4の(C−2)を参照して、本実施形態の複合基板の製造方法は、単結晶GaN系基板20をイオン注入領域20iにおいて単結晶GaN系層21と残りの単結晶GaN系基板22とに分離する工程を含む。
図4の(C−2)および(B−1)を参照して、上述の単結晶GaN系基板を単結晶GaN系層21と残りの単結晶GaN系基板22とに分離する分離工程において得られた残りの単結晶GaN系基板をさらなる単結晶基板として用いて、下記の工程によりさらなる複合基板を製造することができる。
かかる残りの単結晶GaN系基板をさらなる単結晶基板として用いたさらなる複合基板の製造方法は、別の多結晶III族窒化物支持基板と、別の多結晶III族窒化物支持基板上に配置された別の中間GaN系膜と、別の中間GaN系膜上に配置されたさらなる単結晶GaN系層と、を含むさらなる複合基板の製造方法であって、別の多結晶III族窒化物支持基板の一方の主面上に非結晶質の別の第1の中間GaN系層を形成する工程と、さらなる単結晶GaN系基板の一方の主面側から所定の深さの位置にさらなるイオン注入領域を形成する工程と、さらなる単結晶GaN系基板のさらなるイオン注入領域側の主面上に非結晶質の別の第2の中間GaN系層を形成する工程と、別の第1の中間GaN系層と別の第2の中間GaN系層とを貼り合わせて別の中間GaN系膜を形成することにより、別の中間GaN系膜を介在させて別の多結晶III族窒化物支持基板とさらなる単結晶GaN系基板とを貼り合わせる工程と、さらなる単結晶GaN系基板をイオン注入領域においてさらなる単結晶GaN系層とさらなる残りの単結晶GaN系基板とに分離する工程と、を含む複合基板の製造方法である。
図4の(C−2)、(C−3)、(C−3−1)および(C−3−2)を参照して、本発明のさらに別の実施形態である半導体デバイスの製造方法は、多結晶III族窒化物支持基板10と、多結晶III族窒化物支持基板10上に配置された中間GaN系膜30と、中間GaN系膜30上に配置された単結晶GaN系層21と、を含む実施形態1の複合基板1を準備する工程と、複合基板1の単結晶GaN系層21上に少なくとも1層のGaN系半導体層40を成長させる工程と、を含む。本実施形態の半導体デバイスの製造方法においては、準備される複合基板1全体が高温NH3雰囲気下における耐久性が高く透明性かつ導電性を有し、さらに複合基板1の単結晶GaN系層21の結晶が高品質であるため、複合基板1の単結晶GaN系層21上に高品質の少なくともGaN系半導体層40を成長させることができ、高い特性を有する半導体デバイスが得られる。
図4の(C−2)を参照して、本実施形態の半導体デバイス3の製造方法は、多結晶III族窒化物支持基板10と、多結晶III族窒化物支持基板10上に配置された中間GaN系膜30と、中間GaN系膜30上に配置された単結晶GaN系層21と、を含む実施形態1の複合基板1を準備する工程を含む。かかる複合基板1を準備する工程は、実施形態4において説明したとおりであり、ここでは繰り返さない。
図4の(C−3)を参照して、本実施形態の半導体デバイス3の製造方法は、複合基板1の単結晶GaN系層21上に少なくとも1層のGaN系半導体層40を成長させる工程を含む。かかる工程により、複合基板1の単結晶GaN系層21上に少なくとも1層のGaN系半導体層40が形成された半導体積層体2が得られる。
1.単結晶GaN系基板内へのイオン注入
図4の(B−1)を参照して、直径50mmで厚さが400μmの表主面が(0001)面で転位密度が5×106cm-2の単結晶GaN基板(単結晶GaN系基板20)を準備した。
一方、図4の(A−1)を参照して、直径50mmで厚さが400μmの多結晶GaN支持基板(多結晶III族窒化物支持基板10)を準備した。
次いで、図4の(C−1)を参照して、第1の中間GaN層(第1の中間GaN系層31)の研磨後の主面と第2の中間GaN層(第2の中間GaN系層32)の研磨後の主面とを貼り合わせて、200℃の雰囲気温度下100kgf/cm2の圧力で1時間圧着させることにより、厚さ600nmの中間GaN膜(中間GaN系膜30)を介在させて多結晶GaN基板(多結晶III族窒化物支持基板10)と単結晶GaN基板(単結晶GaN系基板20)とを貼り合わせた。
次いで、図4の(C−2)を参照して、中間GaN膜(中間GaN系膜30)を介在させて多結晶GaN支持基板(多結晶III族窒化物支持基板10)と単結晶GaN基板(単結晶GaN系基板20)とが貼り合わされた基板を、NH3雰囲気中で700℃の雰囲気温度で2時間加熱することにより、単結晶GaN基板(単結晶GaN系基板20)を脆化したイオン注入領域20iで分離させて、厚さ400μmの多結晶GaN支持基板(多結晶III族窒化物支持基板10)上に形成された厚さ600nmの中間GaN膜(中間GaN系膜30)上に形成された表主面が(0001)面で厚さ200nmの単結晶GaN層(単結晶GaN系層21)が形成された複合基板1が得られた。
次いで、図5を参照して、上記で得られた複合基板1の単結晶GaN層(単結晶GaN系層21)上に、MOCVD法により、GaN系半導体層40として、厚さ2μmのn型GaN層(n型GaN系半導体層41)、厚さ5nmのIn0.12Ga0.88N井戸層および厚さ10nmのGaN障壁層で構成される6重のMQW(量位井戸構造)活性層43、厚さ20nmのp型Al0.07Ga0.93N層45aおよび厚さ100nmのp型GaNコンタクト層45b(これらの全体がp型GaN系半導体層45)を順次成長させた。GaN系半導体層40の成長温度は、n型GaN層が1050℃、In0.12Ga0.88N井戸層が750℃、GaN障壁層が850℃、p型Al0.07Ga0.93N層が1000℃、p型GaNコンタクト層が1000℃であった。なお、GaN系半導体層40の貫通転位密度は、CL(カソードルミネッセンス)法により測定したところ、5×106cm-2であった。
次いで、図5および6を参照して、得られた縦型のLED(半導体デバイス3,4)を、反射電極としてのAg電極の介在によりp側電極50pがp側リードフレーム60pに電気的に接続するように配置し、n側電極50nがボンディングワイヤ50wによりn側リードフレーム60nに電気的に接続して、p側ダウン構造の実装を行なった。
次いで、実装したLED(半導体デバイス4)の通電試験を行なった。測定には、発熱の影響を抑止するため、繰り返し周波数が10kHzでデューティ比が5%のパルス電源を用い、積分球を用いて、室温(25℃)で200A/cm2までの光出力を測定した。発光波長は450nmであった。得られた光出力L(mW)、光の波長λ(nm)、電流値I(mA)から、次の式(1)を用いて、外部量子効率を算出した。また、このときのLEDの動作電圧(V)を測定した。
図7および8を参照して、複合基板に替えて直径が50mmで厚さが400μmの表主面が(0001)面で転位密度が5×106cm-2の自立GaN支持基板100を用いて、この自立GaN支持基板100上に、実施例1と同様にして、GaN系半導体層40を成長させ、n側電極50nおよびp側電極50pを形成して縦型のLED(半導体デバイス3)を作製し、そのLEDについてp側ダウン構造の実装を行なった。なお、GaN系半導体層40の貫通転位密度は、5×106cm-2であった。
図9および10を参照して、複合基板に替えて直径が50mmで厚さが400μmの表主面が(0001)面のサファイア支持基板200を用いて、最初にサファイア基板の表主面を水素雰囲気中1000℃でクリーニングしたこと、次いで450℃で厚さ20nmの低温GaN層を成長させたこと、さらにn型GaN層(n型GaN系半導体層41)の厚さを5μmとしたこと以外は、実施例1と同様にして、GaN系半導体層40を成長させた。なお、GaN系半導体層40の貫通転位密度は、5×108cm-2であった。
図5および6を参照して、単結晶GaN系基板20として、直径50mmで厚さが400μmの表主面が(10−10)面で転位密度が5×106cm-2の単結晶GaN基板を用いたこと以外は、実施例1と同様にして、複合基板1を得た。得られた複合基板1の単結晶GaN層(単結晶GaN系層21)の表主面は(10−10)面であった。次いで、この複合基板1を用いて、実施例1と同様にして、GaN系半導体層40を成長させ、n側電極50nおよびp側電極50pを形成して縦型のLED(半導体デバイス3)を作製し、そのLEDについてp側ダウン構造の実装を行なった。
図7および8を参照して、複合基板に替えて直径が50mmで厚さが400μmの表主面が(10−10)面で転位密度が5×106cm-2の自立GaN支持基板100を用いて、この自立GaN支持基板100上に、実施例1と同様にして、GaN系半導体層40を成長させ、n側電極50nおよびp側電極50pを形成して縦型のLED(半導体デバイス3)を作製し、そのLEDについてp側ダウン構造の実装を行なった。なお、GaN系半導体層40の貫通転位密度は、5×106cm-2であった。
図5および6を参照して、単結晶GaN系基板20として、直径50mmで厚さが400μmの表主面が(20−21)面で転位密度が5×106cm-2の単結晶GaN基板を用いたこと以外は、実施例1と同様にして、複合基板1を得た。得られた複合基板1の単結晶GaN層(単結晶GaN系層21)の表主面は(20−21)面であった。次いで、この複合基板1を用いて、実施例1と同様にして、GaN系半導体層40を成長させ、n側電極50nおよびp側電極を形成して縦型のLED(半導体デバイス3)を作製し、そのLEDについてp側ダウン構造の実装を行なった。
図7および8を参照して、複合基板に替えて直径が50mmで厚さが400μmの表主面が(20−21)面で転位密度が5×106cm-2の自立GaN支持基板100を用いて、この自立GaN支持基板100上に、実施例1と同様にして、GaN系半導体層40を成長させ、n側電極50nおよびp側電極50pを形成して縦型のLED(半導体デバイス3)を作製し、そのLEDについてpダウン構造のフリップチップ型の実装を行なった。なお、GaN系半導体層40の貫通転位密度は、5×106cm-2であった。
図11および12を参照して、単結晶GaN系基板20として、直径50mmで厚さが400μmの表主面が(0001)面で転位密度が5×106cm-2の単結晶GaN基板を用いて、複合基板1を得た。得られた複合基板1の単結晶GaN層(単結晶GaN系層21)の表主面は(0001)面であった。次いで、この複合基板1を用いて、実施例1と同様にして、GaN系半導体層40を成長させた。なお、GaN系半導体層40の貫通転位密度は、5×106cm-2であった。次いで、GaN系半導体層40のp型GaNコンタクト層45b上に、実施例1と同様にして、p側電極50pを形成した。次いで、p側電極50pならびにGaN系半導体層40のp型GaNコンタクト層45b、p型Al0.07Ga0.93N層45aおよびMQW活性層43の一部をメサエッチングにより除去してn型GaN層(n型GaN系半導体層41)の一部を露出させ、その露出部分に、実施例1と同様にして、n側電極50nを形成し、チップ化して、p側電極50pにおける大きさが400μm×400μmの横型のLED(半導体デバイス3)を作製した。次いで、そのLEDについてpダウン構造のフリップチップ型の実装を行なった。
図13および14を参照して、複合基板に替えて直径が50mmで厚さが400μmの表主面が(0001)面で転位密度が5×106cm-2の自立GaN支持基板100を用いて、この自立GaN支持基板100上に、実施例1と同様にして、GaN系半導体層40を成長させた。なお、GaN系半導体層40の貫通転位密度は、5×106cm-2であった。次いで、GaN系半導体層40のp型GaNコンタクト層45b上に、実施例1と同様にして、p側電極50pを形成した。次いで、p側電極50pならびにGaN系半導体層40のp型GaNコンタクト層45b、p型Al0.07Ga0.93N層45aおよびMQW活性層43の一部をメサエッチングにより除去してn型GaN層(n型GaN系半導体層41)の一部を露出させ、その露出部分に、実施例1と同様にして、n側電極50nを形成し、チップ化して、p側電極50pにおける大きさが400μm×400μmの横型のLED(半導体デバイス3)を作製した。次いで、そのLEDについてpダウン構造のフリップチップ型の実装を行なった。
なお、多結晶III族窒化物支持基板と中間GaN系膜と単結晶GaN系層とを含む複合基板を用いたLEDおよび自立GaN支持基板を用いたLEDにおいては、GaN系半導体層の貫通転位密度が5×106cm-2程度と低いため、MQW活性層中の井戸層の厚さを3nm以下にすると100A/cm2以下の比較的低い電流密度での内部量子効率を高め、井戸層の厚さを5nm以上にすると100A/cm2より高い比較的高い電流密度での内部量子効率を高めることができる。
Claims (13)
- 多結晶GaN支持基板と、前記多結晶GaN支持基板上に配置された非結晶質の中間GaN系膜と、前記中間GaN系膜上に配置された単結晶GaN系層と、を含み、
前記多結晶GaN支持基板と前記単結晶GaN系層とが、前記中間GaN系膜を介在させて貼り合わされている複合基板。 - 前記中間GaN系膜は、ドーパントとして、酸素およびケイ素の少なくともいずれかを酸素およびケイ素の全体の濃度が1×1017cm-3以上5×1019cm-3以下で含む請求項1に記載の複合基板。
- 前記中間GaN系膜および前記単結晶GaN系層は、いずれもGaNで形成されている請求項1または請求項2に記載の複合基板。
- 前記単結晶GaN系層の主面は、(0001)面である請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の複合基板。
- 前記単結晶GaN系層の主面は、{10−10}面および{11−20}面からなる群から選ばれる1つの面である請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の複合基板。
- 前記単結晶GaN系層の主面は、{10−11}面、{20−21}面、{20−2−1}面および{10−1−1}面からなる群から選ばれる1つの面である請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の複合基板。
- 前記多結晶GaN支持基板の厚さが200μm以上1000μm以下の請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の複合基板。
- 請求項1に記載の複合基板と、前記複合基板の前記単結晶GaN系層上に配置された少なくとも1層のGaN系半導体層と、を含む半導体デバイス。
- 多結晶III族窒化物支持基板と、前記多結晶III族窒化物支持基板上に配置された中間GaN系膜と、前記中間GaN系膜上に配置された単結晶GaN系層と、を含む複合基板の製造方法であって、
前記多結晶III族窒化物支持基板の一方の主面上に非結晶質の第1の中間GaN系層を形成する工程と、
単結晶GaN系基板の一方の主面側から所定の深さの位置にイオン注入領域を形成する工程と、前記単結晶GaN系基板の前記イオン注入領域側の主面上に非結晶質の第2の中間GaN系層を形成する工程と、
前記第1の中間GaN系層と前記第2の中間GaN系層とを貼り合わせて前記中間GaN系膜を形成することにより、前記中間GaN系膜を介在させて前記多結晶III族窒化物支持基板と前記単結晶GaN系基板とを貼り合わせる工程と、
前記単結晶GaN系基板を前記イオン注入領域において前記単結晶GaN系層と残りの単結晶GaN系基板とに分離する工程と、を含む複合基板の製造方法。 - 前記残りの単結晶GaN系基板をさらなる単結晶GaN系基板として用いて、 別の多結晶III族窒化物支持基板と、前記別の多結晶III族窒化物支持基板上に配置された別の中間GaN系膜と、前記別の中間GaN系膜上に配置されたさらなる単結晶GaN系層と、を含むさらなる複合基板を製造する複合基板の製造方法であって、
前記別の多結晶III族窒化物支持基板の一方の主面上に非結晶質の別の第1の中間GaN系層を形成する工程と、前記さらなる単結晶GaN系基板の一方の主面側から所定の深さの位置にさらなるイオン注入領域を形成する工程と、前記さらなる単結晶GaN系基板の前記さらなるイオン注入領域側の主面上に非結晶質の別の第2の中間GaN系層を形成する工程と、前記別の第1の中間GaN系層と前記別の第2の中間GaN系層とを貼り合わせて別の中間GaN系膜を形成することにより、前記別の中間GaN系膜を介在させて前記別の多結晶III族窒化物支持基板と前記さらなる単結晶GaN系基板とを貼り合わせる工程と、前記さらなる単結晶GaN系基板を前記さらなるイオン注入領域においてさらなる単結晶GaN系層とさらなる残りの単結晶GaN系基板とに分離する工程と、を含む請求項9に記載の複合基板の製造方法。 - 半導体デバイスの製造方法であって、
多結晶GaN支持基板と、前記GaN支持基板上に配置された非結晶質の中間GaN系膜と、前記中間GaN系膜上に配置された単結晶GaN系層と、を含み、前記多結晶GaN支持基板と前記単結晶GaN系層とが、前記中間GaN系膜を介在させて貼り合わされている複合基板を準備する工程と、
前記複合基板の前記単結晶GaN系層上に少なくとも1層のGaN系半導体層を成長させる工程と、を含む半導体デバイスの製造方法。 - 前記GaN系半導体層を成長させる工程において、前記中間GaN系膜は非結晶質から結晶質に変質する請求項11に記載の半導体デバイスの製造方法。
- 前記GaN系半導体層を成長させる工程は、前記単結晶GaN系層上にn型GaN系半導体層を成長させるサブ工程と、前記n型GaN系半導体層上に多重量子井戸構造の活性層を成長させるサブ工程と、前記活性層上にp型GaN系半導体層を成長させるサブ工程と、を含む請求項11または請求項12に記載の半導体デバイスの製造方法。
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