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JP5927985B2 - 集計プログラム、集計装置及び集計方法 - Google Patents
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JP5927985B2 - 集計プログラム、集計装置及び集計方法 - Google Patents

集計プログラム、集計装置及び集計方法 Download PDF

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Description

本発明は、集計プログラム、集計装置及び集計方法に関する。
企業等の組織は、製品を生産する工場や製品を販売する販売店などの拠点を複数の地域や国にわたって展開している場合がある。これらの拠点では、拠点で導入される業務システム、業務システムが用いるコード体系や言語が異なる場合が多い。このことから、拠点間の垣根を越えて生産、販売や在庫を始めとする各種の業務に関する状況をグローバルに把握できる見える化が望まれている。
特開2001−195472号公報
上記の見える化の一例として、各拠点で導入された業務システムから業務の属性項目及び数値項目が対応付けられた業務データを収集した上で業務データに含まれる数値項目の値を所定の属性、例えば組織、期間や品目などの単位で集計することが考えられる。
ところが、各々の拠点で導入される業務システムは必ずしも同様のものであるとは限らない。このため、業務システムから収集された業務データに含まれる属性項目のコードを各拠点間で統一された統一コードに変換することが想定される。
このとき、属性項目のうちいずれかの属性項目のコードが統一コードとして登録されていない場合には、当該コードに対応する数値項目の値を他のいずれの業務データと集計すればよいかが判別できない。このように、統一コードにないコードの数値項目を集計から除外した場合には、総量が不正確となってしまう。
このことから、一部の属性項目が不明であっても総量が不正確になるのを抑制するために、統一コードにないコードをダミーコードへ変換した上で業務データのうちダミーコードを持つダミーデータ間で数値項目の値を集計することが想定される。
しかしながら、上記の想定技術では、統一コードが更新された場合に、集計の整合性が取れなくなってしまうという問題がある。
例えば、上記の想定技術では、統一コードが新たに追加されると、ダミーコードとされていた属性項目のコードが統一コードへ変換可能となる場合がある。この場合には、統一コードへ変換可能となった業務データの数値項目の値が改めて集計されることになる。ところが、ダミーデータの集計値には、依然として、統一コードの更新前に集計された数値項目の値が計上された状態のまま残る。このように、上記の想定技術では、統一コードの更新前後で数値項目の値が重複して計上される結果、集計が合わなくなってしまう。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、集計の整合性が取れなくなる事態を抑制できる集計プログラム、集計装置及び集計方法を提供することを目的とする。
本願の開示する集計プログラムは、コンピュータに、ネットワークを介して接続される拠点サーバから業務に関する属性項目及び数値項目が対応付けられた業務データを受け付ける処理を実行させる。さらに、前記コンピュータに、拠点サーバによって定義された属性項目の拠点コードと前記属性項目の拠点コードが各拠点サーバ間で統一された統一コードとを対応付けて記憶する統一コード記憶部に、前記業務データに含まれる属性項目の拠点コードが登録されていない場合に、当該属性項目の拠点コードをダミーコードへ変換する処理を実行させる。さらに、前記コンピュータに、前記業務データに含まれる属性項目の拠点コードが前記統一コード記憶部に登録されている場合に、当該属性項目の拠点コードを統一コードへ変換する処理を実行させる。さらに、前記コンピュータに、属性項目の拠点コードの変換履歴を記憶する変換履歴記憶部に記憶された変換履歴のうち前記ダミーコードへ変換された変換履歴に含まれる属性項目の拠点コードと、前記統一コードへ変換された業務データに含まれる属性項目の拠点コードとが一致する場合に、当該属性項目の拠点コードがダミーコードへ変換されたダミーデータの消込みデータであって前記ダミーデータに含まれる数値項目の値を消し込む消込みデータを生成する処理を実行させる。さらに、前記コンピュータに、前記業務データ、前記ダミーデータ及び前記消込みデータに含まれる属性項目の統一コード、前記ダミーデータ及び前記消込みデータに含まれる属性項目のダミーコードを用いて、前記業務データ、前記ダミーデータ及び前記消込みデータの数値項目の値を集計する処理を実行させる。
本願の開示する集計プログラムの一つの態様によれば、集計の整合性が取れなくなる事態を抑制できるという効果を奏する。
図1は、実施例1に係るモニタリングシステムの構成を示す図である。 図2は、実施例1に係るマスタサーバの機能的構成を示すブロック図である。 図3は、伝票データの一例を示す図である。 図4は、統一コードマスタの一例を示す図である。 図5は、集計用データの一例を示す図である。 図6は、変換履歴データの一例を示す図である。 図7は、サマリレベルデータの一例を示す図である。 図8は、品種マスタの一例を示す図である。 図9は、サマリデータの一例を示す図である。 図10は、集計用データの一例を示す図である。 図11は、サマリデータの一例を示す図である。 図12は、変換履歴データの一例を示す図である。 図13は、実施例1に係る集計処理の手順を示すフローチャートである。 図14は、実施例1及び実施例2に係る集計プログラムを実行するコンピュータの一例について説明するための図である。
以下に、本願の開示する集計プログラム、集計装置及び集計方法の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例は開示の技術を限定するものではない。そして、各実施例は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
[システム構成]
まず、本実施例に係るモニタリングシステムの構成について説明する。図1は、実施例1に係るモニタリングシステムの構成を示す図である。図1に示すモニタリングシステム1は、複数の地域や国にわたって拠点3A〜3Cを展開している企業の各種の業務に関する状況をモニタリングするモニタリングサービスを提供するものである。
図1に示すように、モニタリングシステム1には、マスタサーバ10と、拠点サーバ30A〜30Cと、本社端末50と、モニタリングサーバ70とが収容される。なお、図1の例では、3つの拠点サーバ、1つの本社端末をそれぞれ図示したが、開示のシステムは図示の構成に限定されない。すなわち、モニタリングシステム1は、任意の数の拠点サーバおよび本社端末を収容できる。以下では、拠点3A〜3Cの各拠点を区別なく総称する場合には「拠点3」と記載し、また、拠点サーバ30A〜30Cの各装置を区別なく総称する場合には、「拠点サーバ30」と記載する場合がある。
これらマスタサーバ10、拠点サーバ30、本社端末50及びモニタリングサーバ70の間は、ネットワーク9を介して相互に通信可能に接続される。かかるネットワーク9には、有線または無線を問わず、インターネット(Internet)、LAN(Local Area Network)やVPN(Virtual Private Network)などの任意の種類の通信網を採用できる。
このうち、拠点サーバ30は、製品を生産する工場や製品を販売する販売店等の拠点3に配設される業務管理向けのサーバ装置である。拠点サーバ30の一例としては、生産(Production)、販売(Sales)、在庫(Inventory)、いわゆる生販在であるPSIを始め、財務、調達、流通などの各種の業務データを管理するERP(Enterprise Resource Planning)サーバなどを採用できる。
かかる拠点サーバ30は、各種の業務の計画または実績に関する業務データをマスタサーバ10へアップロードする。このとき、拠点サーバ30は、業務データをリアルタイムでアップロードすることとしてもよいし、また、バッチ処理でアップロードすることとしてもかまわない。なお、以下では、一例として、拠点サーバ30が製品の販売計画に関する伝票データをマスタサーバ10へアップロードする場合を想定して以下の説明を行う。
ここで、拠点サーバ30がマスタサーバ10へアップロードする伝票データには、販売計画に関する属性が定義された属性項目および販売計画に関する数値が定義された数値項目が含まれる。
例えば、伝票データの属性項目の一例としては、伝票番号、拠点品目番号や販売予定日などが挙げられる。ここで言う「伝票番号」は、伝票データを識別する番号を指す。かかる伝票番号には、伝票の識別と併せて拠点3や拠点3内の部門の識別を兼ねた番号を採番することができる。また、拠点3や拠点3内の部門の識別情報を伝票番号に組み込まない場合には、拠点3や拠点3内の部門の識別情報を個別に伝票データに付加することもできる。さらに、「拠点品目番号」は、各々の拠点3A〜3Cにおいて製品の品目を識別する番号を指す。また、「販売予定日」は、製品の販売を予定する日程を指し、例えば、年月日を「yyyy/mm/dd」によって記述することができる。これらのうち、拠点品目番号は、拠点サーバ30にインストールされているERPパッケージによって異なるコード体系が付与される場合があるので、必ずしも各拠点3の間で共通されたコードが付与されるとは限らない。このように、拠点3でローカルに使用されるコードのことを以下では「拠点コード」と記載する場合がある。また、伝票データの数値項目の一例としては、製品の販売によって予定される売上高を指す予定売上高が挙げられる。
マスタサーバ10は、各種のマスタを管理するサーバ装置である。マスタサーバ10は、Webサーバとして実装することとしてもよいし、また、クラウドとして実装することもできる。
かかるマスタサーバ10は、後述する統一コードマスタ13bを用いて、拠点サーバ30から収集された伝票データに含まれる属性項目の拠点コードを各拠点3間で統一された統一コードに変換する。このように、拠点コードを統一コードへ変換するのは、拠点3で導入されるERPパッケージ、ERPパッケージが用いるコード体系の違いを吸収した上で各拠点3の伝票データを統括管理するためである。
また、マスタサーバ10は、各種の業務のモニタリングに用いるデータをモニタリングサーバ70へ通知する。このとき、マスタサーバ10は、伝票データに含まれる属性項目のコード体系が各拠点3の間で統一されたからといって各拠点サーバ30A〜30Cから収集された伝票データを直ちに送信するようなことはしない。なぜなら、企業が展開する拠点数や製品の品目数の拡大に伴って増大する伝票データをそのままモニタリングサーバ70へ送信したのでは、マスタサーバ10及びモニタリングサーバ70間の通信負荷も増大するからである。それゆえ、マスタサーバ10は、本社5の販売部門の担当者等によって設定されたサマリレベル、例えば組織、期間や製品名の粒度にしたがって伝票データを集計することによって伝票データをサマライズする。その上で、マスタサーバ10は、伝票データがサマライズされたサマリデータをモニタリングサーバ70へ通知する。このように、マスタサーバ10は、拠点サーバ30から収集された伝票データよりも組織、期間や製品名などの属性項目の粒度を大きくしたサマリデータを送信することによってマスタサーバ10及びモニタリングサーバ70間の通信負荷を軽減する。
モニタリングサーバ70は、マスタサーバ10から通知された伝票データのサマリデータを本社端末50等に公開するモニタリングサービスを提供するサーバ装置である。モニタリングサーバ70は、Webサーバとして実装することとしてもよいし、また、クラウドとして実装することもできる。
かかるモニタリングサーバ70は、伝票データのサマリデータをそのままレポートとして提供することもできるし、本社端末50から指定されたレポートの粒度にしたがってサマリデータをさらに集計した上でサマリデータのレポートを提供することもできる。さらに、モニタリングサーバ70は、本社端末50から予実比較のレポートの生成要求を受け付けた場合には、販売計画および販売実績に関するサマリデータとの数値比較が容易になるように、数値項目の値が併記された表やグラフなどの図表のレポートを生成することもできる。
また、モニタリングサーバ70は、組織に所属する特定の所属員に絞ってモニタリングサービスを解放する。例えば、モニタリングサーバ70は、本社端末50からアカウント名やパスワードなどのログインの認証情報の入力を受け付ける。そして、モニタリングサーバ70は、本社端末50から受け付けたログインの認証情報を用いて、本社端末50の利用者をログイン認証する。このとき、モニタリングサーバ70は、ログイン認証に成功した場合には、本社端末50の利用者が所属員であると認証し、モニタリングサービスを解放する。
本社端末50は、拠点3A〜3Cを統括するヘッドクオーターである本社5の所属員によって使用される端末装置である。かかる本社端末50の一例としては、パーソナルコンピュータを始めとする固定端末の他、携帯電話機、PHSやPDAなどの移動体端末も採用できる。例えば、本社端末50は、本社5の所属員、例えば販売部門、仕入部門や受注部門の担当者等によって利用される。なお、ここでは、本社5の所属員に本社端末50を通じてモニタリングサービスを提供する場合を想定するが、各拠点3の所属員、例えば販売部門、仕入部門や受注部門の管理者が使用する拠点端末を通じてモニタリングサービスを提供することとしてもかまわない。
[マスタサーバ10の構成]
続いて、本実施例に係るマスタサーバ10の機能的構成について説明する。図2は、実施例1に係るマスタサーバ10の機能的構成を示すブロック図である。図2に示すように、マスタサーバ10は、通信I/F(interface)部11と、記憶部13と、制御部15とを有する。なお、マスタサーバ10は、図2に示した機能部以外にも既知のサーバ装置が有する各種の機能部、例えば各種の入力デバイスや音声出力デバイスなどの機能部を有することとしてもかまわない。
通信I/F部11は、他の装置、例えば拠点サーバ30A〜30C、本社端末50やモニタリングサーバ70との間で通信制御を行うインタフェースである。かかる通信I/F部11の一態様としては、LANカードなどのネットワークインタフェースカードを採用できる。例えば、通信I/F部11は、拠点サーバ30から伝票データを受信したり、また、マスタサーバ10が生成した伝票データのサマリデータをモニタリングサーバ70へ送信したりする。
記憶部13は、制御部15で実行されるOS(Operating System)や伝票データを集計することによって伝票データのサマリデータを生成する集計プログラムなどの各種プログラムを記憶する記憶デバイスである。かかる記憶部13の一態様としては、フラッシュメモリなどの半導体メモリ素子、ハードディスク、光ディスクなどの記憶装置が挙げられる。なお、記憶部13は、上記の種類の記憶装置に限定されるものではなく、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)であってもよい。
記憶部13は、制御部15で実行されるプログラムの実行に必要なデータの一例として、伝票データ13aと、統一コードマスタ13bと、集計用データ13cと、変換履歴データ13dと、サマリレベルデータ13eと、品種マスタ13fとを記憶する。
このうち、伝票データ13aは、業務の計画または実績に関する業務データの一態様である販売計画に関する伝票を表すデータである。一例として、伝票データ13aは、拠点サーバ30から収集された伝票データが後述の受付部15aによって登録される。他の一例として、伝票データ13aは、伝票データ13aからサマリデータを生成するために、後述の変換部15bによって参照される。更なる一例として、伝票データ13aは、サマリデータがモニタリングサーバ70へ通知された場合に後述の通知部15eによって削除される。
かかる伝票データ13aの一態様としては、販売計画に関する属性が定義された属性項目および販売計画に関する数値が定義された数値項目が対応付けられたデータを採用できる。例えば、属性項目の一例としては、伝票番号、拠点品目番号や販売予定日などが挙げられる。また、数値項目の一例としては、製品の販売によって予定される売上高を指す予定売上高が挙げられる。
図3は、伝票データ13aの一例を示す図である。図3の例では、一例として、拠点サーバ30Aから収集された4つの伝票データを図示している。図3に示す伝票番号「D001」の伝票データの例では、2012年4月10日に拠点品目番号「L001」の製品の販売によって1000円の売上が見込まれる予定であることを示す。また、図3に示す伝票番号「D002」の伝票データの例では、2012年4月15日に拠点品目番号「L002」の製品の販売によって2000円の売上が見込まれる予定であることを示す。また、図3に示す伝票番号「D003」の伝票データの例では、2012年8月10日に拠点品目番号「L003」の製品の販売によって3000円の売上が見込まれる予定であることを示す。また、図3に示す伝票番号「D004」の伝票データの例では、2012年8月30日に拠点品目番号「L004」の製品の販売によって4000円の売上が見込まれる予定であることを示す。
統一コードマスタ13bは、属性項目の拠点コード及び統一コードの対応関係が定義されたマスタデータである。一例として、統一コードマスタ13bは、伝票データ13aに含まれる属性項目の拠点コードを統一コードへ変換するために、後述の変換部15bによって参照される。他の一例として、統一コードマスタ13bは、統一コードの新規登録、変更または削除などの更新が本社端末50によって実行される。
かかる統一コードマスタ13bの一態様としては、拠点品目番号と統一品目番号とが対応付けられたデータを採用できる。図4は、統一コードマスタ13bの一例を示す図である。図4の例では、異なる各々の拠点で使用される拠点品目番号の「L001」及び「M001」が同一の品目を指し、これらの品目番号が「S001」に統一されていることを示す。さらに、図4の例では、異なる各々の拠点で使用される拠点品目番号の「L002」及び「M002」が同一の品目を指し、これらの品目番号が「S002」に統一されていることを示す。なお、上記の統一コードは、必ずしも拠点コードと異なるコード体系である必要はなく、拠点コードのうちいずれかの拠点コードを統一コードに設定することもできる。
なお、図4の例では、製品の品目番号に関する拠点コード及び統一コードの対応関係を例示したが、製品の品目番号以外の拠点コード及び統一コードの対応関係が定義されたマスタを保持することとしてもかまわない。例えば、マスタサーバ10によって取引先に関する台帳データが収集される場合には、各拠点3の間で異なるコード体系の取引先番号が使用される場合がある。この場合には、開示の装置は、拠点取引先番号と統一取引先番号との対応関係が定義されたマスタを保持することとすればよい。
集計用データ13cは、後述の集計部15cによる集計に用いられるデータである。一例として、集計用データ13cは、属性項目の拠点コードが統一コードへ変換された伝票データが後述の生成部15cによって登録される。他の一例として、集計用データ13cは、属性項目の拠点コードが統一コードへ変換できずにダミーコードへ変換されたダミーデータが後述の生成部15cによって登録される。更なる一例として、集計用データ13cは、受付部15aによって受け付けられた伝票がダミーデータの訂正伝票である場合に、ダミーデータを消し込む消込みデータが後述の生成部15cによって登録される。他の一例として、集計用データ13cは、集計用データ13cに含まれる数値項目の値を集計することによってサマリデータを生成するために後述の集計部15dによって参照されるとともに、サマリデータの生成後に後述の集計部15dによって削除される。
かかる集計用データ13cの一態様としては、伝票番号、伝票区分、統一品目番号、販売予定日及び予定売上高が対応付けられたデータを採用できる。ここで言う「伝票区分」とは、伝票の区分を指す。かかる伝票の区分には、例えば、数値項目の値を足し込む黒伝票と、数値項目の値を消し込む赤伝票とが存在する。図5は、集計用データ13cの一例を示す図である。図5の例では、伝票番号「D001」〜「D004」の4つの伝票データが数値項目の集計の際にいずれも足し込みが実行される黒伝票であることを示す。このうち、伝票番号「D004」の伝票データは、統一品目番号にダミーコードが含まれたダミーデータであることを示す。
変換履歴データ13dは、属性項目の拠点コードの変換履歴を表すデータである。一例として、変換履歴データ13dは、属性項目の拠点コードを統一コードへ変換できた伝票データ13aが新規伝票またはダミーデータの訂正伝票であるのか否かを判別するために、後述の生成部15cによって参照される。他の一例として、変換履歴データ13dは、伝票データ13aからサマリデータが生成された場合に、伝票データ13aに含まれていた伝票番号に対応する変換履歴が後述の変換部15bによって最新の変換履歴へ更新される。
かかる変換履歴データ13dは、伝票番号、拠点品目番号、統一品目番号、販売予定日及び予定売上高が対応付けられたデータを採用できる。図6は、変換履歴データ13dの一例を示す図である。図6に示す変換履歴のうち伝票番号「D001」〜「D003」の変換履歴は、いずれも拠点品目番号を統一品目番号へ変換することができたことを示す。一方、伝票番号「D004」の変換履歴は、拠点品目番号を統一品目番号へ変換することができず、拠点品目番号がダミーコードへ変換されたことを示す。
サマリレベルデータ13eは、集計後の属性項目の粒度が定義されたデータである。一例として、サマリレベルデータ13eは、集計用データ13cに含まれる数値項目の値を集計する場合に、後述の集計部15dによって参照される。他の一例として、サマリレベルデータ13eは、組織、期間や製品名などの属性項目の種別および粒度の設定登録や設定変更が本社端末50によって実行される。かかるサマリレベルデータ13eの一態様としては、集計後の組織、期間及び製品名の粒度が対応付けられたデータを採用できる。図7は、サマリレベルデータ13eの一例を示す図である。図7の例では、集計用データ13cの数値項目を「組織」、「期間」および「製品名」の3つの単位を集計キーとして用いるとともに、集計後に粒度が「拠点」、「月次」および「品種」となるように集計すべき旨が設定されていることを示す。
品種マスタ13fは、製品の品種の統一コードである統一品種番号が定義されたマスタデータである。ここで言う「品種」とは、一定の共通性を持つ品目をシリーズにまとめた品目のグループを指し、シリーズ品目とも呼ばれる。一例として、品種マスタ13fは、同一の品種に含まれる統一品目番号に紐付けられた数値項目を集計するために、後述の集計部15dによって参照される。他の一例として、品種マスタ13fは、統一品種番号の新規登録、変更または削除などの更新が本社端末50によって実行される。かかる品種マスタ13fの一態様としては、統一品種番号および統一品目番号が対応付けられたデータを採用できる。図8は、品種マスタ13fの一例を示す図である。図8の例では、統一品目番号「S001」及び「S002」の製品がシリーズ品目であることを示す。
制御部15は、各種の処理手順を規定したプログラムや制御データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行する。制御部15は、図2に示すように、受付部15aと、変換部15bと、生成部15cと、集計部15dと、通知部15eとを有する。
このうち、受付部15aは、拠点サーバ30から伝票データを受け付ける処理部である。一態様としては、受付部15aは、前回にサマリデータの生成を行ってから所定の期間が経過するか、あるいは所定の定期時刻に至るまで、拠点サーバ10からアップロードされた伝票データを記憶部13へ登録する。なお、ここでは、後段の機能部に記憶部13へ蓄積させておいた伝票データを日次でバッチ処理させる場合を説明するが、所定数の伝票データが蓄積されたことを条件に集計処理を起動してもよいし、伝票データを受け付ける度に集計処理を起動してもかまわない。
変換部15bは、統一コードマスタ13bを用いて、伝票データに含まれる属性項目の拠点コードを変換する処理部である。一態様としては、変換部15bは、伝票データ13aに含まれる拠点品目番号が統一コードマスタ13bに登録されている場合に、当該拠点品目番号を統一品目番号へ変換する。また、変換部15bは、伝票データ13aに含まれる拠点品目番号が統一コードマスタ13bに登録されていない場合に、当該拠点品目番号をダミーコードへ変換する。その後、変換部15bは、変換履歴データ13dのうち伝票データ13aに含まれていた伝票番号に対応する変換履歴を最新の変換履歴へ更新する。このとき、変換部15bは、今回に変換を行った伝票番号及び拠点品目番号の組合せと同一の変換履歴が未登録である場合には、変換前後の拠点コード及び統一コードを含む変換履歴のレコードを新規に登録する。一方、変換部15bは、今回に変換を行った伝票番号及び拠点品目番号の組合せと同一の変換履歴が既登録である場合には、変換前後の拠点コード及び統一コードを含む変換履歴のレコードを上書き登録する。
生成部15cは、ダミーデータを消し込む消込みデータを生成する処理部である。一態様としては、生成部15cは、変換部15bによって拠点品目番号が統一品目番号へ変換された場合には、統一品目番号へ変換後の伝票データを集計用データ13cとして登録する。その上で、生成部15cは、変換履歴データ13dのうち統一品目番号へ変換された伝票データに含まれる伝票番号と同一の伝票番号を持ち、かつダミーコードへ変換された変換履歴を読み出す。そして、生成部15cは、先に読み出した変換履歴に含まれる拠点品目番号と、統一品目番号へ変換された伝票データに含まれる拠点品目番号とが一致するか否かを判定する。このとき、両者の拠点品目番号が一致する場合には、拠点サーバ30からアップロードされた伝票データが過去に受け付けたダミーデータの訂正伝票であると判別できる。この場合には、生成部15cは、過去にダミーデータとして集計された数値項目の値を消し込むために、ダミーデータに含まれる数値項目の値の正負を反転させた値を持つ数値項目を含んだ消込みデータ、いわゆる赤伝票を生成した上で消込みデータを集計用データ13cとして登録する。また、拠点品目番号が一致しない場合には、拠点サーバ30からアップロードされた伝票データが新規伝票であることを判別できるので、消込みデータを生成する必要はない。なお、生成部15cは、変換部15bによって拠点品目番号がダミーコードへ変換された場合には、ダミーコードを含むダミーデータを集計用データ13cとして登録する。
集計部15dは、サマリレベルデータ13eを用いて、集計用データ13cに含まれる数値項目の値を集計する処理部である。一態様としては、集計部15dは、全ての伝票データ13aについて集計用データ13cの登録が終了した場合に、サマリレベルデータ13eに粒度が設定されている属性項目を参照して、いずれの属性項目を集計キーとするかを特定する。そして、集計部15dは、集計キーとする属性項目の粒度を参照して、数値項目の値を集計する集計用データ13cをグループ化する。その上で、集計部15dは、先に決定された集計用データ13cのグループごとに、各々の集計用データ13cの数値項目の値を集計する。このように、集計用データ13cの数値項目の値が集計されることによって伝票データがサマライズされたサマリデータが生成される。
例えば、サマリレベルデータ13eに「組織」、「期間」及び「製品名」の全てに粒度が設定されている場合には、「組織」、「期間」及び「製品名」の3つの属性項目が集計キーとして特定される。この場合には、同一の拠点であり、販売予定日が同一の月に属し、かつ統一品目番号が同一の統一品種番号に属する集計用データ13cをグループ化する。このため、統一品目番号にダミーコードが付与されたダミーデータ及び消込みデータは、ダミーコードを持たない伝票データとはグルーピングされない。
より詳細には、図7に示すサマリレベルデータ13eを用いて、図5に示す集計用データ13cを集計する場合を想定する。この場合には、「組織」、「期間」及び「製品名」の3つの属性項目が集計キーとして特定される。そして、伝票番号「D001」及び伝票番号「D002」の集計用データ13cは、いずれも同一の拠点3から収集された伝票データであり、販売予定日が同一の4月に属し、かつ統一品目番号が品種マスタ13fにおいて同一の統一品種番号「A」に設定されている。よって、伝票番号「D001」及び伝票番号「D002」の集計用データ13cがグループ化される。一方、伝票番号「D003」及び伝票番号「D004」の集計用データ13cは、いずれも同一の拠点3から収集された伝票データであり、かつ販売予定日が同一の8月に属するものの、伝票番号「D004」の統一品種番号にダミーコードが付与されている。よって、伝票番号「D003」及び伝票番号「D004」の集計用データ13cはグループ化されない。このようにグループ化されなかった伝票番号「D003」及び伝票番号「D004」の集計用データ13cは集計も実行されない。
したがって、図9に示すサマリデータが生成されることになる。図9は、サマリデータの一例を示す図である。図9の例では、2012年4月に統一品種番号「A」の製品の販売によって3000円の売上が見込まれる予定であることを示す。さらに、図9の例では、2012年8月に統一品目番号「B」の製品の販売によって3000円の売上が見込まれる予定であることを示す。また、図9の例では、拠点品目番号は不明であるものの、2012年8月に製品の販売によって3000円の売上が見込まれる予定であることを示す。また、サマリレベルデータ13eに設定された粒度に合わせて集計されることによってサマリデータの粒度では再現できなくなった属性項目には、図9に示す「*」が挿入されることになる。例えば、図9の例では、品種に集計されることによって数値項目の値に品目の区別がなくなるので、集計時に統一品目番号の値には「*」が付与される。
また、サマリレベルデータ13eに「組織」及び「期間」の2つに「拠点」及び「月次」が設定されている場合には、「組織」及び「期間」が集計キーとして特定されるとともに、集計キーとする属性項目の粒度を「拠点」及び「月次」とすべき旨が特定される。この場合には、同一の拠点であり、かつ販売予定日が同一の月に属する集計用データ13cであれば、統一品目番号が相違したり、統一品目番号にダミーコードが付与されていても同一のグループにグループ化される。
通知部15eは、集計部15dによって集計用データ13cが集計されたサマリデータをモニタリングサーバ70へ通知する処理部である。一態様としては、通知部15eは、集計部15dによって集計されたサマリデータをモニタリングサーバ70へ通知する。その上で、通知部15eは、モニタリングサーバ70へのサマリデータの送信が完了すると、記憶部13から伝票データ13aを削除する。これによって、同一のサマリデータがモニタリングサーバ70へ複数回送信されることを抑制する。
[具体例]
ここで、図10〜図12を用いて、ダミーデータの消し込みの具体例を説明する。図10は、集計用データ13cの一例を示す図である。図11は、サマリデータの一例を示す図である。図12は、変換履歴データ13dの一例を示す図である。なお、ここでは、図4に示す統一コードマスタ13bに拠点品目番号「L004」及び統一品目番号「S004」の対応関係が追加された後に、図3に示す伝票番号「D004」のレコードを持つ伝票データがダミーデータの訂正伝票として改めて受け付けた場合を想定する。
このように、統一コードマスタ13bに拠点品目番号「L004」及び統一品目番号「S004」の対応関係が追加された後に伝票番号「D004」の伝票データを改めて受け付けると、伝票番号「D004」の伝票データに含まれる拠点品目番号「L004」は、前回のようにダミーコードへ変換されずに、統一品目番号「S004」に変換されることになる。すると、図10に示すように、伝票番号「D004」の伝票データが集計用データ13cとして登録されることになる。さらに、図6に示した変換履歴データ13dを参照すると、伝票番号「D004」及び拠点品目番号「L004」を持つ変換履歴が登録されているので、この時点でダミーデータの訂正伝票であると判別される。この場合には、図10に示すように、ダミーデータに含まれる予定売上高の値「4000」の正負を反転させた値「−4000」を持つ数値項目を含んだ消込みデータが生成され、当該消込みデータがさらに集計用データ13cとして登録される。
これらの集計用データ13cは、グループ化されないので、数値項目の集計は実行されないが、属性項目の粒度が品目から品種へ変更されるとともに販売予定日が月次に変更されてサマリデータとしてモニタリングサーバ70へ送信されることになる。
この結果、モニタリングサーバ70では、今回通知されたサマリデータを前回に通知されていた図9のサマリデータに足し合わせると、図11に示すように、サマリデータが更新されることになる。つまり、統一品種番号にダミーコードが付与され、かつ販売予定日が8月であるレコードへ消込みデータの予定売上高「−4000円」を足し合わせることによって図9では統一品種番号にダミーコードが含まれていたダミーデータのレコードの予定売上高がゼロとなって削除される。一方、統一品種番号が「B」であり、かつ販売予定日が8月のレコードへ予定売上高「4000円」を足し合わせることによって図9に示したサマリデータが通知された時点では予定売上高が3000円であった統一品種番号「B」のレコードの予定売上高が7000円に更新される。このように、統一コードへ変換可能となった伝票データの予定売上高の値が改めて集計されるとともに、ダミーデータの集計値からは統一コードの更新前に集計された予定売上高の値が消し込まれる。よって、統一コードの更新前後で予定売上高の値が重複して計上されるのを抑制できる。
さらに、図6に示した変換履歴のうち伝票番号「D004」及び統一品目番号「S004」を持つ上から4番目のレコードが図12に示す変換履歴に更新される。つまり、伝票番号「D004」の伝票データに含まれる拠点品目番号「L004」がダミーコードではなく、統一品目番号「S004」に変換されたので、変換履歴のうち変換後の値がダミーコードから「S004」に更新される。このため、以降にダミーコードの訂正伝票が受け付けられた場合にも消し込みデータが重複して生成されるのを抑制できる。
なお、制御部15には、各種の集積回路や電子回路を採用できる。また、制御部15が有する機能部の一部を別の集積回路や電子回路とすることもできる。例えば、集積回路としては、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)が挙げられる。また、電子回路としては、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)などが挙げられる。
[処理の流れ]
次に、本実施例に係る処理の流れについて説明する。図13は、実施例1に係る集計処理の手順を示すフローチャートである。この集計処理は、前回にサマリデータの生成を行ってから所定の期間が経過するか、あるいは所定の定期時刻になった場合に処理が起動される。
図13に示すように、変換部15bは、記憶部13から伝票データ13aを読み出す(ステップS101)。そして、変換部15bは、伝票データ13aに含まれる拠点品目番号に対応する統一品目番号を統一コードマスタ13bから検索する(ステップS102)。
このとき、統一コードマスタ13bから統一品目番号が検索できなかった場合(ステップS103否定)には、変換部15bは、当該拠点品目番号をダミーコードへ変換する(ステップS104)。そして、生成部15cは、ダミーコードを含むダミーデータを集計用データ13cとして記憶部13へ登録する(ステップS105)。
一方、統一コードマスタ13bから統一品目番号が検索できた場合(ステップS103肯定)には、変換部15bは、当該拠点品目番号を統一品目番号へ変換する(ステップS106)。そして、生成部15cは、統一品目番号へ変換後の伝票データを集計用データ13cとして記憶部13へ登録する(ステップS107)。
その後、生成部15cは、変換履歴データ13dのうち統一品目番号へ変換された伝票データに含まれる伝票番号と同一の伝票番号を持ち、かつダミーコードへ変換された変換履歴を読み出す(ステップS108)。
そして、生成部15cは、先に読み出した変換履歴に含まれる拠点品目番号と、統一品目番号へ変換された伝票データに含まれる拠点品目番号とが一致するか否かを判定する(ステップS109)。
このとき、両者の拠点品目番号が一致する場合(ステップS109肯定)には、拠点サーバ30からアップロードされた伝票データが過去に受け付けたダミーデータの訂正伝票であると判別できる。よって、生成部15cは、ダミーデータに含まれる数値項目の値の正負を反転させた値を持つ数値項目を含んだ消込みデータを生成した上で消込みデータを集計用データ13cとして登録する(ステップS110)。
一方、拠点品目番号が一致しない場合(ステップS109否定)には、拠点サーバ30からアップロードされた伝票データが新規伝票であることを判別できるので、消込みデータを生成せずにステップS111へ移行する。
その後、全ての伝票データ13aについて集計用データ13cの登録が終了するまで(ステップS111否定)、上記のステップS101〜ステップS110までの処理が繰り返し実行される。
そして、全ての伝票データ13aについて集計用データ13cの登録が終了すると(ステップS111肯定)、サマリレベルデータ13eを用いて、集計用データ13cに含まれる数値項目の値を集計する(ステップS112)。
続いて、通知部15eは、集計部15dによって集計用データ13cが集計されたサマリデータをモニタリングサーバ70へ通知する(ステップS113)。その後、変換部15bは、変換履歴データ13dのうち伝票データ13aに含まれていた伝票番号に対応する変換履歴を最新の変換履歴へ更新する(ステップS114)。最後に、通知部15eは、記憶部13から伝票データ13aを削除し(ステップS115)、処理を終了する。
[実施例1の効果]
上述してきたように、本実施例に係るマスタサーバ10は、ダミーコードから統一コードへ変換可能となった業務データの数値項目の値を統一コードを用いて集計するとともに、過去に集計されていたダミーデータの数値項目を消し込む。このため、本実施例に係るマスタサーバ10では、統一コードの更新前後で数値項目の値が重複して計上されるのを抑制できる。したがって、本実施例に係るマスタサーバ10によれば、集計の整合性が取れなくなる事態を抑制できる。
さて、これまで開示の装置に関する実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、以下では、本発明に含まれる他の実施例を説明する。
[業務データ]
例えば、上記の実施例1では、業務データの一例として販売計画に関する伝票データを収集する場合を例示したが、開示のシステムは、販売計画以外の業務データが収集される場合にも同様に適用できる。一例としては、開示の装置は、販売部門に関する業務データとして、販売計画以外にも、製品の調達予定または調達実績などの業務データを収集することもできる。他の一例としては、開示の装置は、生産部門に関する業務データとして、製造予定、製造実績、消費材料の使用予定、消費材料の使用実績や不良実績などに関する業務データを収集することもできる。更なる一例としては、開示の装置は、財務部門に関する業務データとして、各勘定科目の予算や残高などに関する業務データを収集することもできる。他の一例としては、開示の装置は、在庫管理部門に関する業務データとして、在庫、在庫調整や原価などに関する業務データを収集することもできる。
[消込みデータの生成タイミング]
上記の実施例1では、拠点サーバ30からダミーデータの訂正伝票が発行されることを条件にダミーデータの消込みデータを生成する場合を説明したが、必ずしも消込みデータの生成にダミーデータの訂正伝票が必要としない。例えば、開示の装置は、統一コードマスタ13bに拠点コード及び統一コードの対応付けが新たに追加された場合に、当該拠点コードを持つ変換履歴データ13dを対象に消込みデータを生成することもできる。この場合には、必ずしもダミーデータの訂正伝票を受け付ける必要はない。
[分散および統合]
また、図示した各装置の各構成要素は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、受付部15a、変換部15b、生成部15c、集計部15dまたは通知部15eをマスタサーバ10の外部装置としてネットワーク経由で接続するようにしてもよい。また、受付部15a、変換部15b、生成部15c、集計部15dまたは通知部15eを別の装置がそれぞれ有し、ネットワーク接続されて協働することで、上記のマスタサーバ10の機能を実現するようにしてもよい。
[集計プログラム]
また、上記の実施例で説明した各種の処理は、予め用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することによって実現することができる。そこで、以下では、図14を用いて、上記の実施例と同様の機能を有する集計プログラムを実行するコンピュータの一例について説明する。
図14は、実施例1及び実施例2に係る集計プログラムを実行するコンピュータの一例について説明するための図である。図14に示すように、コンピュータ100は、操作部110aと、スピーカ110bと、カメラ110cと、ディスプレイ120と、通信部130とを有する。さらに、このコンピュータ100は、CPU150と、ROM160と、HDD170と、RAM180と有する。これら110〜180の各部はバス140を介して接続される。
HDD170には、図14に示すように、上記の実施例1で示した受付部15a、変換部15b、生成部15c、集計部15d及び通知部15eと同様の機能を発揮する集計プログラム170aが予め記憶される。この集計プログラム170aについては、図2に示した各々の受付部15a、変換部15b、生成部15c、集計部15d及び通知部15eの各構成要素と同様、適宜統合又は分離しても良い。すなわち、HDD170に格納される各データは、常に全てのデータがHDD170に格納される必要はなく、処理に必要なデータのみがHDD170に格納されれば良い。
そして、CPU150が、集計プログラム170aをHDD170から読み出してRAM180に展開する。これによって、図14に示すように、集計プログラム170aは、集計プロセス180aとして機能する。この集計プロセス180aは、HDD170から読み出した各種データを適宜RAM180上の自身に割り当てられた領域に展開し、この展開した各種データに基づいて各種処理を実行する。なお、集計プロセス180aは、図2に示した受付部15a、変換部15b、生成部15c、集計部15d及び通知部15eにて実行される処理、例えば図13に示す処理を含む。また、CPU150上で仮想的に実現される各処理部は、常に全ての処理部がCPU150上で動作する必要はなく、処理に必要な処理部のみが仮想的に実現されれば良い。
なお、上記の集計プログラム170aについては、必ずしも最初からHDD170やROM160に記憶させておく必要はない。例えば、コンピュータ100に挿入されるフレキシブルディスク、いわゆるFD、CD−ROM、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」に各プログラムを記憶させる。そして、コンピュータ100がこれらの可搬用の物理媒体から各プログラムを取得して実行するようにしてもよい。また、公衆回線、インターネット、LAN、WANなどを介してコンピュータ100に接続される他のコンピュータまたはサーバ装置などに各プログラムを記憶させておき、コンピュータ100がこれらから各プログラムを取得して実行するようにしてもよい。
1 モニタリングシステム
3A,3B,3C 拠点
5 本社
9 ネットワーク
10 マスタサーバ
11 通信I/F部
13 記憶部
13a 伝票データ
13b 統一コードマスタ
13c 集計用データ
13d 変換履歴データ
13e サマリレベルデータ
13f 品種マスタ
15 制御部
15a 受付部
15b 変換部
15c 生成部
15d 集計部
15e 通知部
30A,30B,30C 拠点サーバ
50 本社端末
70 モニタリングサーバ

Claims (4)

  1. コンピュータに、
    ネットワークを介して接続される拠点サーバから業務に関する属性項目及び数値項目が対応付けられた業務データを受け付け、
    拠点サーバによって定義された属性項目の拠点コードと前記属性項目の拠点コードが各拠点サーバ間で統一された統一コードとを対応付けて記憶する統一コード記憶部に、前記業務データに含まれる属性項目の拠点コードが登録されていない場合に、当該属性項目の拠点コードをダミーコードへ変換し、
    前記業務データに含まれる属性項目の拠点コードが前記統一コード記憶部に登録されている場合に、当該属性項目の拠点コードを統一コードへ変換し、
    前記統一コード記憶部に新たに拠点コードと統一コードとの対応付けが追加された後に、再度、前記業務データを受け付けた場合、前記追加された対応付けを含む統一コード記憶部を参照して、前記業務データを前記ダミーコードへ変換する処理及び前記統一コードへ変換する処理のいずれかまたは両方を実行し、属性項目の拠点コードの変換履歴を記憶する変換履歴記憶部に記憶された変換履歴のうち前記ダミーコードへ変換された変換履歴に含まれる属性項目の拠点コードと、前記統一コードへ変換された業務データに含まれる属性項目の拠点コードとが一致する場合に、当該属性項目の拠点コードがダミーコードへ変換されたダミーデータの消込みデータであって前記ダミーデータに含まれる数値項目の値を消し込む消込みデータを生成し、
    前記業務データ、前記ダミーデータ及び前記消込みデータに含まれる属性項目の統一コード、前記ダミーデータ及び前記消込みデータに含まれる属性項目のダミーコードを用いて、前記業務データ、前記ダミーデータ及び前記消込みデータの数値項目の値を集計する
    処理を実行させることを特徴とする集計プログラム。
  2. 前記消込みデータを生成する処理として、
    前記ダミーデータに含まれる数値項目の値の正負を反転させた値を持つ数値項目を含んだ消込みデータを生成することを特徴とする請求項1に記載の集計プログラム。
  3. 拠点サーバによって定義された属性項目の拠点コードと前記属性項目の拠点コードが各拠点サーバ間で統一された統一コードとを対応付けて記憶する統一コード記憶部と、
    属性項目の拠点コードの変換履歴を記憶する変換履歴記憶部と、
    ネットワークを介して接続される拠点サーバから業務に関する属性項目及び数値項目が対応付けられた業務データを受け付ける受付部と、
    前記業務データに含まれる属性項目の拠点コードが前記統一コード記憶部に登録されている場合には、当該属性項目の拠点コードを統一コードへ変換し、前記業務データに含まれる属性項目の拠点コードが前記統一コード記憶部に登録されていない場合に、当該属性項目の拠点コードをダミーコードへ変換し、前記統一コード記憶部に新たに拠点コードと統一コードとの対応付けが追加された後に、再度、前記業務データを受け付けた場合、前記追加された対応付けを含む統一コード記憶部を参照して、前記業務データを前記ダミーコードへ変換する処理及び前記統一コードへ変換する処理のいずれかまたは両方を実行する変換部と、
    前記変換履歴記憶部に記憶された変換履歴のうち前記ダミーコードへ変換された変換履歴に含まれる属性項目の拠点コードと、前記統一コードへ変換された業務データに含まれる属性項目の拠点コードとが一致する場合に、当該属性項目の拠点コードがダミーコードへ変換されたダミーデータの消込みデータであって前記ダミーデータに含まれる数値項目の値を消し込む消込みデータを生成する生成部と、
    前記業務データ、前記ダミーデータ及び前記消込みデータに含まれる属性項目の統一コード、前記ダミーデータ及び前記消込みデータに含まれる属性項目のダミーコードを用いて、前記業務データ、前記ダミーデータ及び前記消込みデータの数値項目の値を集計する集計部と
    を有することを特徴とする集計装置。
  4. コンピュータが、
    ネットワークを介して接続される拠点サーバから業務に関する属性項目及び数値項目が対応付けられた業務データを受け付け、
    拠点サーバによって定義された属性項目の拠点コードと前記属性項目の拠点コードが各拠点サーバ間で統一された統一コードとを対応付けて記憶する統一コード記憶部に、前記業務データに含まれる属性項目の拠点コードが登録されていない場合に、当該属性項目の拠点コードをダミーコードへ変換し、
    前記業務データに含まれる属性項目の拠点コードが前記統一コード記憶部に登録されている場合に、当該属性項目の拠点コードを統一コードへ変換し、
    前記統一コード記憶部に新たに拠点コードと統一コードとの対応付けが追加された後に、再度、前記業務データを受け付けた場合、前記追加された対応付けを含む統一コード記憶部を参照して、前記業務データを前記ダミーコードへ変換する処理及び前記統一コードへ変換する処理のいずれかまたは両方を実行し、属性項目の拠点コードの変換履歴を記憶する変換履歴記憶部に記憶された変換履歴のうち前記ダミーコードへ変換された変換履歴に含まれる属性項目の拠点コードと、前記統一コードへ変換された業務データに含まれる属性項目の拠点コードとが一致する場合に、当該属性項目の拠点コードがダミーコードへ変換されたダミーデータの消込みデータであって前記ダミーデータに含まれる数値項目の値を消し込む消込みデータを生成し、
    前記業務データ、前記ダミーデータ及び前記消込みデータに含まれる属性項目の統一コード、前記ダミーデータ及び前記消込みデータに含まれる属性項目のダミーコードを用いて、前記業務データ、前記ダミーデータ及び前記消込みデータの数値項目の値を集計する
    処理を実行することを特徴とする集計方法。
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