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JP5929062B2 - スイッチ駆動機構 - Google Patents
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本発明はスイッチ駆動機構、例えば、自動車用スライド式自動ドアあるいは倉庫のスライド式大型自動ドアの開閉操作に使用できるスイッチ駆動機構である。
従来、スイッチ駆動機構としては、例えば、車両ドアを車両ボデーに対して閉状態で保持するラッチユニットに連係され前記ラッチユニットを作動させるレバーユニットと、該レバーユニットに連係され前記レバーユニットを作動させるインサイドハンドルユニットとを有する車両用ドア開閉装置において、前記インサイドハンドルユニットに前記レバーユニットを支持したことを特徴とする、車両用ドア開閉装置が開示されている(特許文献1参照)。
特開2001−182402号公報
しかしながら、前述の車両用ドア開閉装置では、ワイヤを介してスイッチの開閉操作を行っていたので、組み付け作業が繁雑であり、生産性が低いだけでなく、メンテナンスに手間がかかるという問題点がある。
また、ワイヤを介してスイッチの開閉操作を行っていたので、開放操作の完了後に閉鎖操作ができるだけであり、また、閉鎖操作の完了後に開放操作ができるだけであるので、使い勝手が悪いという問題点がある。
本発明は、前記問題点に鑑み、組み付け作業、メンテナンスが容易であるとともに、操作途中でも逆の操作に変更できる使い勝手の良いスイッチ駆動機構を提供することを課題とする。
本発明に係るスイッチ駆動機構は、
先端に嵌合孔を有する操作用突部を内向面に突設した開閉操作用ハンドルグリップと、
第1駆動用リブを備え、かつ、操作孔を備えた第1操作部材と
回動軸心を中心として嵌合用舌片および駆動用突起を突設し、前記回動軸心を中心として回動可能に支持するとともに、前記嵌合用舌片を前記開閉操作用ハンドルグリップの嵌合孔に嵌合する一方、前記駆動用突起を前記第1操作部材の操作孔に係合した回動操作片と、
前記第1操作部の第1駆動用リブで駆動可能な第1スイッチと
を備えるスイッチ駆動機構であって、
前記開閉操作用ハンドルグリップの一方側を引き上げることにより、前記操作用突部の嵌合孔に嵌合した回動操作片の嵌合用舌片を回動し、前記駆動用突起で第1操作部材をスライド移動させることにより、第1操作部材の第1駆動用リブで第1スイッチを駆動する構成としてある。
本発明のスイッチ駆動機構によれば、開閉操作用ハンドルグリップの一方側を引き上げ、回動操作片の駆動用突起で第1操作部材をスライド移動させることにより、前記第1操作部材の第1駆動用リブで第1スイッチを直接駆動できる。このため、組み付け作業、メンテナンスが容易なスイッチ駆動機構が得られる。
本発明に係る他のスイッチ駆動機構としては、
先端に嵌合孔を有する操作用突部を内向面に突設した開閉操作用ハンドルグリップと、
第1駆動用リブを備え、かつ、操作孔を備えた第1操作部材と、
第2駆動用リブを備え、かつ、前記第1操作部材をスライド移動可能に内蔵する第2操作部材と、
回動軸心を中心として嵌合用舌片および駆動用突起を突設し、前記回動軸心を中心として回動可能に支持するとともに、前記嵌合用舌片を前記開閉操作用ハンドルグリップの嵌合孔に嵌合する一方、前記駆動用突起を前記第1操作部材の操作孔に係合した回動操作片と
前記第2操作部の第2駆動用リブで駆動可能な第2スイッチと、
を備えるスイッチ駆動機構であって、
前記開閉操作用ハンドルグリップを一方側にスライド移動させることにより、前記操作用突部で回動操作片の嵌合用舌片を回動させることなく、前記操作用突部で第2操作部材を押圧してスライド移動させることにより、前記第2操作部材の第2駆動用リブで第2スイッチを駆動することを特徴とする構成としてある。
本発明のスイッチ駆動機構によれば、開閉操作用ハンドルグリップを一方側にスライド移動し、回動操作片を回動させることなく、操作用突部で第2操作部材をスライド移動させることにより、前記第2操作部材の第2駆動用リブで第2スイッチを直接駆動できる。このため、組み付け作業、メンテナンスが容易なスイッチ駆動機構が得られる。
本発明の実施形態としては、
前記開閉操作用ハンドルグリップの一方側を引き上げることにより、前記操作用突部の嵌合孔に嵌合した回動操作片の嵌合用舌片を回動し、前記駆動用突起で第1操作部材をスライド移動させることにより、第1操作部材の第1駆動用リブで第1スイッチを駆動する一方、
前記開閉操作用ハンドルグリップを一方側にスライド移動させることにより、前記操作用突部で回動操作片の嵌合用舌片を回動させることなく、前記操作用突部で第2操作部材を押圧してスライド移動させることにより、前記第2操作部材の第2駆動用リブで第2スイッチを駆動することを特徴とする構成としてもよい。
本実施形態によれば、開閉用ハンドルグリップの一方側を引き上げ、あるいは、開閉操作用ハンドルグリップを一方側にスライド移動させることにより、第1,第2スイッチを交互に切り換えることができる。このため、開放操作途中で閉鎖操作を行うことができる一方、閉鎖操作途中で開放操作を行うことができ、使い勝手の良いスイッチ駆動機構が得られる。
本発明の別の実施形態としては、前記開閉操作用ハンドルグリップが自動車用スライド式自動ドアのハンドルグリップであってもよい。
本実施形態によれば、自動車のスライド式自動ドアにおいて組み付け作業、メンテナンスが容易で、使い勝手の良いスイッチ駆動機構が得られる。
本発明の異なる実施形態としては、前記開閉操作用ハンドルグリップが建物用スライド式自動ドアのハンドルグリップであってもよい。
本実施形態によれば、例えば、倉庫等の建物の入り口に設置される大型のスライド式自動ドアにおいて、組み付け作業、メンテナンスが容易で、使い勝手の良いスイッチ駆動機構が得られるという効果がある。
図Aはスライド式自動ドアを備えた車輌の斜視図、図Bは図Aで示したスライド式自動ドアに装着したドアハンドル装置の拡大斜視図、図Cは図Bで示したドアハンドル装置に組み込まれたスイッチ駆動機構の拡大斜視図である。 図1Bで図示したドアハンドル装置の分解斜視図である。 図2で図示した分解斜視図の部分拡大斜視図である。 図1Bで図示したドアハンドル装置を異なる角度から視た分解斜視図である。 図4で図示した分解斜視図の部分拡大斜視図である。 図Aおよび図Bは図1Bで示したドアハンドル装置の開閉操作前の正面図および背面図である。 図Aは図6で示したドアハンドル装置の平面図、図Bは図AのB−B線断面図である。 図Aおよび図Bは図1Bで示したドアハンドル装置の開放操作後の正面図および背面図である。 図Aは図8で示したドアハンドル装置の平面図、図Bは図AのB−B線断面図である。 図Aおよび図Bは図1Bで示したドアハンドル装置の閉鎖操作後の正面図および背面図である。 図Aは図10で示したドアハンドル装置の平面図、図Bは図AのB−B線断面図である。
本発明に係るスイッチ駆動機構を、図1に示すように、自動車1のスライド式自動ドア2のドアハンドル装置3に適用した場合の実施形態について説明する。
本実施形態に係るドアハンドル装置3は、図2,3に示すように、ハンドルフレーム10にクランク部材20およびガイド部材25を介してハンドルグリップ30を組み付けるとともに、前記ハンドルグリップ30に操作されるスイッチ駆動機構40を、組み付けてある。
ハンドルフレーム10は、図4に示すように、その一端部に、クランク部材20を介してハンドルグリップ30を支持する軸受け部11を有する一方、その他端部に、後述するガイド部材25の支持用突部26およびハンドルグリップ30の操作用突部32を挿入できる開口部12を設けてある。また、前記ハンドルフレーム10は、他端部の内向面に後述する連結部材23を回動可能に支持する一対の軸受け部13a,13b(図5)を同一軸心上に設けてある。
前記クランク部材20は、一端部21を後述する前記ハンドルグリップ30の回動用腕部31の先端部に回動可能に連結する一方、他端部22を前記ハンドルフレーム10の軸受け部11に回動可能に支持される。
連結部材23は、その両端部23a,23bをハンドルフレーム10の軸受け部13a,13bにそれぞれ回動可能に嵌合するとともに、連結爪24を図示しないワイヤを介してスライド式自動ドア2のクロジャー(図示せず)に連結することにより、ハンドルグリップ30の操作感触を高めるという機能を有している。
ガイド部材25は、その内向面に支持用突部26を突設するとともに、外向面の一端側にガイド用テーパ面27を設けてある。
ハンドルグリップ30は、図4,5に示すように、一端側の内向面から回動用腕部31を延在し、その先端部を前記クランク部材の20の一端部21に回動可能に連結してある。また、前記ハンドルグリップ30は、その他端側の内向面から操作用突部32を突設するとともに、その先端部に略方形の嵌合孔33を設けてある。
スイッチ駆動機構40は、図3,5に示すように、メインフレーム41に略コ字形の抜け止め部材70を連結一体化することにより、第1操作部材60および第2操作部材66を2本のコイルバネ65を介してスライド移動可能に組み付けたものである。
すなわち、メインフレーム41は、図3に示すように、取付用基板42の一端側に枠体43を一体成形するとともに、前記枠体43の上下面の隣り合う縁部に係合爪部44をそれぞれ設けてある。また、前記取付用基板42は、その上面に操作レバー51を備えた第2スイッチ50を取り付けてある一方、その下面に操作レバー53を備えた第1スイッチ52を取り付けてある。
さらに、第1操作部材60を2本のコイルバネ65,65を介して第2操作部材66内にスライド移動可能に組み付けた後、前記第2操作部材66を前記枠体43内にスライド移動可能に嵌合する。さらに、略コ字形の抜け止め部材70の両側腕部71,71を前記メインフレーム41の枠体43に係合することにより、前記第1,第2操作部材60,66が抜け止めされる。このため、第1操作部材60と第2操作部材66とは相互に開離するように付勢されている。また、前記抜け止め部材70の中央部に突設した位置規制用突起72を第1操作部材60の位置規制孔61に挿入することにより、第1操作部材60が位置規制される。
前記第1操作部材60の内向面には第1スイッチ52の操作レバー53を駆動するための第1駆動用リブ62を設けてある一方、前記第2操作部材66の他端側縁部には第2スイッチ50の操作レバー51を駆動するための第2駆動用リブ67を設けてある。さらに、前記第1操作部材60は、後述する回動操作片80の駆動用突起82に係合可能な操作孔63を設けてある。
回動操作片80は回動用軸孔81を中心として駆動用突起82および嵌合用舌片83を放射状に突設し、前記ガイド部材25の支持用突部26の先端に回動可能に支持される。そして、前記駆動用突起82は第1操作部材60の操作孔63に係合する一方、前記嵌合用舌片83は前記ハンドルグリップ30に設けた操作用突部32の嵌合孔33に嵌合する。
なお、スイッチ駆動機構40は、通常、独立して組み立てられた状態で、メインフレーム41の係合爪部44を介し、前記ハンドルフレーム10の他端側に組み付けられる。
次に、前述の構成部材で構成されたドアハンドル装置3の操作方法について説明する。
図6および図7に図示するように、ハンドルグリップ30は静止状態にあり、第1スイッチ52および第2スイッチ50はいずれもオフ状態にある。このとき、図7Bに示すように、第1操作部材60の操作孔63に回動操作片80の駆動用突起82が係合しているので、前記回動操作片80はコイルバネ65のバネ力で時計回り方向に付勢されている。
そして、スライド式自動ドア2をスライド移動させて開放操作する場合には、図8および図9に図示するように、ハンドルグリップ30を引き起こすと、クランク部材20の一端部21を支点としてハンドルグリップ30が回動して引き起こされる(図9)。このため、操作用突部32の嵌合孔33に嵌合する回動操作片80の嵌合用舌片83が引き起こされるので、回動用軸孔81を中心として回動操作片80が回動する。この結果、駆動用突起82がコイルバネ65のバネ力に抗して第1操作部材60を一端側に引き込み、第1駆動用リブ62が第1スイッチ52の操作レバー53を押し下げる(図9B)。そして、第1スイッチ52がオンし、図示しない駆動モータが始動してスライド式自動ドア2をスライド移動させ、所定の位置までスライド式自動ドア2がスライド移動した後、前記駆動モータが停止する。
一方、スライド式自動ドア2を閉鎖操作する場合には、図10および図11に示すように、ガイド部材25のガイド用テーパ面27に沿ってハンドルグリップ30のガイド用テーパ面34をスライドさせると、図11Bに示すように、クランク部材20が他端部22を支点に回動して引き起こされるとともに、一端部21を支点としてハンドルグリップ30の回動用腕部31が回動する。同時に、ハンドルグリップ30の嵌合孔33内を回動操作片80が通過するとともに、前記操作用突部32が第2操作部材66の一端側の端面を押圧する。このとき、抜け止め部材70が第1操作部材60のスライド移動を規制する。この結果、第2操作部材66だけがコイルバネ65のバネ力に抗してスライド移動し、第2駆動用リブ67が第2スイッチ50の操作レバー51を押し下げ、第2スイッチ50がオンする(図10B)。そして、駆動モータが始動してスライド式自動ドア2を閉鎖するようにスライド移動し、スライド式自動ドア2が閉じられた後、駆動モータが停止する。
本実施形態では、ドアハンドルを開放途中であっても、ドアハンドルを閉鎖操作すれば、第1スイッチがオフとなった後、第2スイッチがオンし、中間位置で自動ドアを閉鎖できるだけでなく、閉鎖途中であっても、ドアハンドルの開放操作で自動ドアを開放できるので、使い勝手の良いスイッチが得られるという利点がある。
本発明に係るスイッチ駆動機構は、自動車用スライド式自動ドアに限らず、例えば、倉庫等の大型自動ドアの開閉に適用してもよいことは勿論である。
1 自動車
2 スライド式自動ドア
3 ドアハンドル装置
10 ハンドルフレーム
20 クランク部材
25 ガイド部材
26 支持用突部
27 ガイド用テーパ面
30 ハンドルグリップ
31 回動用腕部
32 操作用突部
33 嵌合孔
40 スイッチ駆動機構
41 メインフレーム
42 取付用基板
43 枠体
50 第2スイッチ
51 操作レバー
52 第1スイッチ
53 操作レバー
60 第1操作部材
62 第1駆動用リブ
63 操作孔
65 コイルバネ
66 第2操作部材
67 第2駆動用リブ
70 抜け止め部材
80 回動操作片
81 回動用軸孔
82 駆動用突起
83 嵌合用舌片

Claims (5)

  1. 先端に嵌合孔を有する操作用突部を内向面に突設した開閉操作用ハンドルグリップと、
    第1駆動用リブを備え、かつ、操作孔を備えた第1操作部材と
    回動軸心を中心として嵌合用舌片および駆動用突起を突設し、前記回動軸心を中心として回動可能に支持するとともに、前記嵌合用舌片を前記開閉操作用ハンドルグリップの嵌合孔に嵌合する一方、前記駆動用突起を前記第1操作部材の操作孔に係合した回動操作片と、
    前記第1操作部の第1駆動用リブで駆動可能な第1スイッチと
    を備えるスイッチ駆動機構であって、
    前記開閉操作用ハンドルグリップの一方側を引き上げることにより、前記操作用突部の嵌合孔に嵌合した回動操作片の嵌合用舌片を回動し、前記駆動用突起で第1操作部材をスライド移動させることにより、第1操作部材の第1駆動用リブで第1スイッチを駆動することを特徴とするスイッチ駆動機構。
  2. 先端に嵌合孔を有する操作用突部を内向面に突設した開閉操作用ハンドルグリップと、
    第1駆動用リブを備え、かつ、操作孔を備えた第1操作部材と、
    第2駆動用リブを備え、かつ、前記第1操作部材をスライド移動可能に内蔵する第2操作部材と、
    回動軸心を中心として嵌合用舌片および駆動用突起を突設し、前記回動軸心を中心として回動可能に支持するとともに、前記嵌合用舌片を前記開閉操作用ハンドルグリップの嵌合孔に嵌合する一方、前記駆動用突起を前記第1操作部材の操作孔に係合した回動操作片と
    前記第2操作部の第2駆動用リブで駆動可能な第2スイッチと、
    を備えるスイッチ駆動機構であって、
    前記開閉操作用ハンドルグリップを一方側にスライド移動させることにより、前記操作用突部で回動操作片の嵌合用舌片を回動させることなく、前記操作用突部で第2操作部材を押圧してスライド移動させることにより、前記第2操作部材の第2駆動用リブで第2スイッチを駆動することを特徴とするスイッチ駆動機構。
  3. 前記開閉操作用ハンドルグリップの一方側を引き上げることにより、前記操作用突部の嵌合孔に嵌合した回動操作片の嵌合用舌片を回動し、前記駆動用突起で第1操作部材をスライド移動させることにより、第1操作部材の第1駆動用リブで第1スイッチを駆動する一方、
    前記開閉操作用ハンドルグリップを一方側にスライド移動させることにより、前記操作用突部で回動操作片の嵌合用舌片を回動させることなく、前記操作用突部で第2操作部材を押圧してスライド移動させることにより、前記第2操作部材の第2駆動用リブで第2スイッチを駆動することを特徴とする請求項1または2に記載のスイッチ駆動機構。
  4. 前記開閉操作用ハンドルグリップが自動車用スライド式自動ドアのハンドルグリップであることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のスイッチ駆動機構。
  5. 前記開閉操作用ハンドルグリップが建物用スライド式自動ドアのハンドルグリップであることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のスイッチ駆動機構。
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