JP5938396B2 - アラミド繊維の染色方法 - Google Patents
アラミド繊維の染色方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5938396B2 JP5938396B2 JP2013507727A JP2013507727A JP5938396B2 JP 5938396 B2 JP5938396 B2 JP 5938396B2 JP 2013507727 A JP2013507727 A JP 2013507727A JP 2013507727 A JP2013507727 A JP 2013507727A JP 5938396 B2 JP5938396 B2 JP 5938396B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dyeing
- dye
- aramid
- dyed
- treatment step
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06P—DYEING OR PRINTING TEXTILES; DYEING LEATHER, FURS OR SOLID MACROMOLECULAR SUBSTANCES IN ANY FORM
- D06P3/00—Special processes of dyeing or printing textiles, or dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form, classified according to the material treated
- D06P3/02—Material containing basic nitrogen
- D06P3/04—Material containing basic nitrogen containing amide groups
- D06P3/24—Polyamides; Polyurethanes
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06P—DYEING OR PRINTING TEXTILES; DYEING LEATHER, FURS OR SOLID MACROMOLECULAR SUBSTANCES IN ANY FORM
- D06P5/00—Other features in dyeing or printing textiles, or dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form
- D06P5/22—Effecting variation of dye affinity on textile material by chemical means that react with the fibre
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06P—DYEING OR PRINTING TEXTILES; DYEING LEATHER, FURS OR SOLID MACROMOLECULAR SUBSTANCES IN ANY FORM
- D06P1/00—General processes of dyeing or printing textiles, or general processes of dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form, classified according to the dyes, pigments, or auxiliary substances employed
- D06P1/22—General processes of dyeing or printing textiles, or general processes of dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form, classified according to the dyes, pigments, or auxiliary substances employed using vat dyestuffs including indigo
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06P—DYEING OR PRINTING TEXTILES; DYEING LEATHER, FURS OR SOLID MACROMOLECULAR SUBSTANCES IN ANY FORM
- D06P1/00—General processes of dyeing or printing textiles, or general processes of dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form, classified according to the dyes, pigments, or auxiliary substances employed
- D06P1/30—General processes of dyeing or printing textiles, or general processes of dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form, classified according to the dyes, pigments, or auxiliary substances employed using sulfur dyes
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06P—DYEING OR PRINTING TEXTILES; DYEING LEATHER, FURS OR SOLID MACROMOLECULAR SUBSTANCES IN ANY FORM
- D06P3/00—Special processes of dyeing or printing textiles, or dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form, classified according to the material treated
- D06P3/02—Material containing basic nitrogen
- D06P3/04—Material containing basic nitrogen containing amide groups
- D06P3/24—Polyamides; Polyurethanes
- D06P3/243—Polyamides; Polyurethanes using vat or sulfur dyes, indigo
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06P—DYEING OR PRINTING TEXTILES; DYEING LEATHER, FURS OR SOLID MACROMOLECULAR SUBSTANCES IN ANY FORM
- D06P5/00—Other features in dyeing or printing textiles, or dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form
- D06P5/001—Special chemical aspects of printing textile materials
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06P—DYEING OR PRINTING TEXTILES; DYEING LEATHER, FURS OR SOLID MACROMOLECULAR SUBSTANCES IN ANY FORM
- D06P5/00—Other features in dyeing or printing textiles, or dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form
- D06P5/02—After-treatment
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06P—DYEING OR PRINTING TEXTILES; DYEING LEATHER, FURS OR SOLID MACROMOLECULAR SUBSTANCES IN ANY FORM
- D06P5/00—Other features in dyeing or printing textiles, or dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form
- D06P5/02—After-treatment
- D06P5/04—After-treatment with organic compounds
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Coloring (AREA)
Description
極性溶媒を含有する処理液で前記アラミド繊維を処理する溶媒処理工程と、
この溶媒処理工程後に、必要により前記アラミド繊維を熱処理する熱処理工程とを有しており、
前記各工程において、前記建染染料或いは前記硫化染料を還元・水溶化する薬剤、又は、操作を使用することなく、
下記に示す4つの染色操作、
染色操作1:染料付与工程→溶媒処理工程、
染色操作2:溶媒処理工程→染料付与工程、
染色操作3:染料付与工程→溶媒処理工程→熱処理工程、
染色操作4:溶媒処理工程→熱処理工程→染料付与工程、
のうち少なくとも1つの染色操作を1回以上備えており、
前記極性溶媒は、溶解度パラメーター(δ)の値が18〜32(MPa) 1/2 の範囲内にあることを特徴とする。
極性溶媒を含有する処理液で前記アラミド繊維を処理する溶媒処理工程と、
この溶媒処理工程後に、必要により前記アラミド繊維を熱処理する熱処理工程とを有しており、
前記各工程において、前記建染染料或いは前記硫化染料を還元・水溶化する薬剤、又は、操作を使用することなく、
下記に示す4つの染色操作、
染色操作1:染料付与工程→溶媒処理工程、
染色操作2:溶媒処理工程→染料付与工程、
染色操作3:染料付与工程→溶媒処理工程→熱処理工程、
染色操作4:溶媒処理工程→熱処理工程→染料付与工程、
のうち少なくとも1つの染色操作を1回以上備えており、
前記極性溶媒は、N−メチルピロリドン、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキシド、ベンジルアルコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、硫酸、ギ酸、乳酸、シュウ酸からなる群より選ばれた少なくとも1種であることを特徴とする。
当該染色方法の前に行う前染色工程又は後に行う後染色工程とを有しており、
前記前染色工程又は前記後染色工程において、前記アラミド繊維が建染染料及び硫化染料以外の染料で染色されてなることを特徴とする。
(1)第1実施形態
本第1実施形態に係る染色方法は、アラミド繊維に建染染料又は硫化染料を付与する染料付与工程と、極性溶媒を含有する処理液でアラミド繊維を処理する溶媒処理工程とを有している。これら染料付与工程と溶媒処理工程との順序は、特に限定するものではないが、染料付与工程後に溶媒処理工程を行うことが好ましい。本第1実施形態においては、まず、アラミド繊維に建染染料又は硫化染料を非還元状態で付与する染料付与工程を行い、続いて、建染染料又は硫化染料が付与されたアラミド繊維に対して極性溶媒を含有する処理液で処理する溶媒処理工程を行うこととする。
この染料付与工程で使用される建染染料は、通常、綿などの染色に使用される染料を使用することができる。また、本発明においては、染色液に分散させた状態で平均分散粒子径が数μm以下、好ましくは、1μm以下のスーパーファイン染料を使用することがよい。また、これらの建染染料の中でも特に、C.I.Vat Yellow 33、C.I.Vat Brown 1、C.I.Vat Red 1、C.I.Vat Violet 9、C.I.Vat Blue 4、C.I.Vat Blue 6、C.I.Vat Blue 20、C.I.Vat Green 1、C.I.Vat Green 3、C.I.Vat Black 8、C.I.Vat Black 25などの各染料を使用することがより好ましい。
染料付与工程後のアラミド繊維は、洗浄することなく続く溶媒処理工程に投入される。この溶媒処理工程においては、アラミド繊維が極性溶媒で処理される。本発明においては、極性溶媒を広く解釈し、溶媒分子構造中に極性の官能基を有する物質をいうものとする。例えば、極性溶媒のうち非プロトン性極性溶媒としては、N−メチルピロリドン、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキシド、アセトフェノン、メチルエチルケトン、アセトフェノン、N−ブチルフタルイミド、N−イソプロピルフタルアミド、N-メチルホルムアニリドなどを挙げることができる。これらの非プロトン性極性溶媒は、単独で使用してもよく、或いは、2種以上配合して、又は、後述のプロトン性極性溶媒と配合して使用するようにしてもよい。これらの非プロトン性極性溶媒の中で、アラミド繊維の収縮や物性低下を起こしにくく、且つ、建染染料又は硫化染料の染着に特に有効な溶媒としては、N−メチルピロリドン、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキシドが好ましい。
(2)第2実施形態
本第2実施形態に係る染色方法は、アラミド繊維に建染染料又は硫化染料を付与する染料付与工程と、極性溶媒を含有する処理液でアラミド繊維を処理する溶媒処理工程と、溶媒処理工程後のアラミド繊維を熱処理する熱処理工程とを有している。本第2実施形態において、これら一連の工程を総称して「染色操作3」という。なお、この染色操作3(染料付与工程→溶媒処理工程→熱処理工程)は、1回のみ行うようにしてもよく、或いは、必要により複数回繰り返すようにしてもよい。この染色操作を複数回繰り返すことにより、より濃色のアラミド繊維を得ることができる。
本第2実施形態における染料付与工程は、上記第1実施形態における染料付与工程と同様の操作を行う。
本第2実施形態における溶媒処理工程は、上記第1実施形態における溶媒処理工程と同様の操作を行う。但し、本第2実施形態においては、溶媒処理後のアラミド繊維は、洗浄、中和洗浄或いは還元洗浄されることなく、続く熱処理工程に導入される。
上述の溶媒処理工程後のアラミド繊維においては、建染染料又は硫化染料は既に染着している。ここで、熱処理を行うことにより、アラミド繊維に対する建染染料又は硫化染料の染着が更に進行し染色物がより堅牢となると考えられる。但し、極性溶媒として硫酸を使用した場合には、繊維強度が大きく低下するので熱処理を行うことができない。
(3)第3実施形態
本第3実施形態に係る染色方法は、上記第1実施形態又は上記第2実施形態において説明した染色操作1又は染色操作3の前に、アラミド繊維を建染染料及び硫化染料以外の染料により染色する前染色工程を有している。なお、前染色工程の後に行う上記染色操作1又は染色操作3は、1回のみ行うようにしてもよく、或いは、必要により複数回繰り返すようにしてもよい。この染色操作1又は染色操作3を複数回繰り返すことにより、より濃色のアラミド繊維を得ることができる。
本第3実施形態に係る染色方法においては、まず、未染色のアラミド繊維に対して前染色工程を行う。この前染色工程においては、建染染料及び硫化染料以外の染料を含有する染色液を使用する。この前染色工程の染色方法は、どのような方法であってもよいが、主として浸染による染色が行われる。この前染色工程で使用する染色液の処方は、使用される染料における通常の染色方法と同様にすればよい。従って、アラミド繊維自体を染色する場合には、アラミド繊維に対する従来の染色方法と同様、キャリヤなどを併用するようにしてもよい。一方、アラミド繊維が他の化学繊維或いは天然繊維との混合繊維であって、これら他の繊維を染色する場合には、当該他の繊維に対する通常の染色方法を行うようにすればよい。
本第3実施形態における染料付与工程は、上記第1実施形態又は上記第2実施形態における染料付与工程と同様の操作を行う。
本第3実施形態における溶媒処理工程は、上記第1実施形態又は上記第2実施形態における溶媒処理工程と同様の操作を行う。
本第3実施形態においては、必要により熱処理工程を行うようにしてもよい。なお、第3実施形態において熱処理工程を行う場合には、上記第2実施形態における熱処理工程と同様の操作を行う。
(4)第4実施形態
本第4実施形態に係る染色方法は、上記第1実施形態又は上記第2実施形態において説明した染色操作1又は染色操作3の後に、アラミド繊維を建染染料及び硫化染料以外の染料により染色する後染色工程を有している。なお、後染色工程の前に行う上記染色操作1又は染色操作3は、1回のみ行うようにしてもよく、或いは、必要により複数回繰り返すようにしてもよい。この染色操作を複数回繰り返すことにより、より濃色のアラミド繊維を得ることができる。
本第4実施形態における染料付与工程は、上記第1実施形態又は上記第2実施形態における染料付与工程と同様の操作を行う。
本第4実施形態における溶媒処理工程は、上記第1実施形態又は上記第2実施形態における溶媒処理工程と同様の操作を行う。
本第4実施形態においては、必要により熱処理工程を行うようにしてもよい。なお、第4実施形態において熱処理工程を行う場合には、上記第2実施形態における熱処理工程と同様の操作を行う。
本第4実施形態における後染色工程は、上記第3実施形態において説明した前染色工程と同様の操作を行う。但し、後染色工程で染色するアラミド繊維は、上記第3実施形態の前染色工程と異なり、上記染色操作1又は上記染色操作3により既に建染染料又は硫化染料で染色されている。
本実施例1は、N−メチル−2−ピロリドンを極性溶媒として使用し、上述の第2実施形態に基づいてアラミド繊維からなる織物(以下「アラミド織物」という)を染色した。本実施例1においては、パラ系アラミド繊維100重量%の20番手双糸を経糸と緯糸に使用した目付244g/m2の綾織物(以下「パラ系アラミド織物」という)と、パラ系共重合アラミド繊維100重量%の20番手双糸を経糸と緯糸に使用した目付244g/m2の綾織物(以下「パラ系共重合アラミド織物」という)と、メタ系アラミド繊維100重量%の40番手双糸を経糸と緯糸に使用した目付200g/m2の綾織物(以下「メタ系アラミド織物」という)とを使用した。これらのアラミド織物は、通常の方法で糊抜き、精練してから使用した。
染料付与は連続法で行い、試験用マングル装置を使用し、各アラミド織物に建染染料を含有する染色液をパッド・ニップして建染染料を付与した。このときのピックアップ率は、それぞれ、パラ系アラミド織物61重量%、パラ系共重合アラミド織物58重量%、メタ系アラミド織物67重量%であった。
極性溶媒として、N−メチル−2−ピロリドンを使用し、濃度60重量%の水溶液として処理した。処理液の付与には試験用マングル装置を使用し、染料付与工程後の各アラミド織物に連続法で溶媒処理を行った。このときの処理温度は20℃であった。処理はアラミド織物を処理液に1秒間浸漬し直ぐにマングルで搾液した。このときのピックアップ率は、それぞれ、パラ系アラミド織物59重量%、パラ系共重合アラミド織物59重量%、メタ系アラミド織物62重量%であった。
熱処理には試験用ベーキングボックス装置を使用し、溶媒処理後の各アラミド織物に105℃で5分間の乾熱処理を行って建染染料を各アラミド織物に付着した。熱処理後の各アラミド織物は、水洗及び湯洗により残留するN−メチル−2−ピロリドンを除去した後、乾燥した。
上記実施例1に対して、各アラミド織物に染料付与工程のみを行い溶媒処理工程と熱処理工程を行わないものを比較例1とした。具体的には、上記実施例1と同一の条件で染料付与を行い、建染染料付与後の各アラミド織物に対して還元洗浄を行った。この還元洗浄は、上記実施例1と同一の条件で行い、その後、湯洗、水洗を行って乾燥し、比較例1の各アラミド織物を得た。
染色された各アラミド織物の表面染色濃度をトータルK/S値として表わした。トータルK/S値が大きいほど、アラミド織物が濃色に染まっていることを示す。トータルK/Sとは、波長400nm〜700nmの測定範囲で20nm間隔に測定した16波長のK/S値16個を合計した値である。K/S値は、下記のKubelka−Munk式により、各波長における反射率Rから求められる。ここで、Kは吸光係数、Sは光散乱係数を表す。
なお、各波長における反射率Rの値は、積分球を搭載した分光光度計UV−3100(株式会社島津製作所製)を用いて測定した。各アラミド織物に対して、上式により計算して求めたトータルK/S値を表1に示す。
染色された各アラミド織物の濃色の度合いを上述のL*a*b*表色系における明度(L*値)で評価した。L*値は、100(白)〜0(黒)の範囲で表され、L*値が小さいほど濃色であると評価する。なお、L*値は、色彩色差計CR−200(ミノルタカメラ株式会社製)を用いて測定した。求めた各アラミド織物のL*値を表1に示す。
上記染色濃度(トータルK/S値)及び明度(L*値)以外に染色物の基本的評価項目として染色堅牢度を確認した。特にアラミド繊維の染色堅牢度で問題とされる耐光堅牢度(JIS L0842)を評価した。アラミド繊維の耐光堅牢度は、光照射による染料の変退色に加え、繊維自身の黄褐変が重なり評価しづらいことから、次のようにして評価した。各アラミド織物に対してブルースケールの4級照射を行い、その変化を変退色用グレースケールで級判定した。なお、級判定は、1級(不良)から5級(良好)の5段階に加え、各級の中間の評価も行った。例えば、3級と4級の間の評価は、3−4級とした。その評価結果を表1に示す。
本実施例2は、N−メチル−2−ピロリドンを極性溶媒として使用し、上述の第2実施形態に基づいてアラミド織物を染色した。本実施例2においては、メタ系アラミド繊維95重量%とパラ系共重合アラミド繊維5重量%を混紡した40番手双糸を経糸と緯糸に使用した目付160g/m2の綾織物(以下「混紡アラミド織物」という)を使用した。この混紡アラミド織物は、通常の方法で糊抜き、精練してから使用した。
上記実施例1に対して、使用する染料を下記の硫化染料に変更した以外は、上記実施例1と同様の操作を行った。このときのピックアップ率は80重量%であった。染色液には、硫化染料50g/Lを非還元の状態で分散し、マイグレーション防止剤としてタマノリを併用した。使用した硫化染料は、Asathio Blue RC200(旭化学工業株式会社製硫化染料、C.I.Sulphur Blue 7)であった。
本実施例2においては、極性溶媒として、上記実施例1と同じN−メチル−2−ピロリドンを使用したが、濃度を100重量%として処理した。処理液の付与には試験用マングル装置を使用し、染料付与工程後の混紡アラミド織物に連続法で溶媒処理を行った。このときの処理温度は50℃であった。処理は混紡アラミド織物を処理液に1秒間浸漬し直ぐにマングルで搾液した。このときのピックアップ率は、88重量%であった。
熱処理は上記実施例1と同様にして行い、試験用ベーキングボックス装置を使用し、溶媒処理後の混紡アラミド織物に105℃で5分間の乾熱処理を行って硫化染料を混紡アラミド織物に付着した。熱処理後の混紡アラミド織物は、湯洗及び水洗により残留するN−メチル−2−ピロリドンを除去した後乾燥し、実用的な染色濃度を有するネイビーブルーに染色された実施例2の混紡アラミド織物を得た。
上記実施例2に対して、混紡アラミド織物に染料付与工程のみを行い、溶媒処理工程と熱処理工程を行わないものを比較例2とした。具体的には、上記実施例2と同一の条件で染料付与工程を行い、硫化染料付与後の混紡アラミド織物に対して湯洗、水洗を行って乾燥し、ネイビーブルーに染色された比較例2の混紡アラミド織物を得た。
本実施例3は、N−メチル−2−ピロリドンを極性溶媒として使用し、上述の第2実施形態に基づいてアラミド織物を染色した。本実施例3においては、上記実施例1で得られた染色された各アラミド織物に対して、上記実施例1と同様の染色操作を複数回繰り返した。具体的には、上記実施例1を染色操作1回として、更に染料付与工程、溶媒処理工程及び熱処理工程を組み合わせた染色操作を繰り返して合計3回、合計5回及び合計7回の染色操作を行った。但し、還元洗浄は、最終の染色操作の後でのみ行った。
本実施例4は、N−メチル−2−ピロリドンを極性溶媒として使用し、上述の第2実施形態に基づいてアラミド織物を染色した。本実施例4においては、上記実施例1と同様の各アラミド織物に対して、上記実施例3と同様にして建染染料による染色操作を複数回繰り返した。但し、使用した建染染料は、Indanthren Brilliant Pink R(ダイスタージャパン株式会社製建染染料、C.I.Vat Red 1)であった。具体的には、上記実施例1と同様の染料付与工程、溶媒処理工程及び熱処理工程を組み合わせた染色操作を行ったものを染色操作1回として、更に同様の染色操作を繰り返して合計2回及び合計3回の染色操作を行った。但し、還元洗浄は、最終の染色操作の後でのみ行った。
本実施例5は、N−メチル−2−ピロリドンを極性溶媒として使用し、上述の第4実施形態(建染染料による染色→分散染料による後染色)に基づいてアラミド織物を染色した。本実施例5においては、上記実施例1で得られた建染染料で染色された各アラミド織物に対して、次に分散染料による後染色工程を行った。
染色は分散染料による浸染法で行い、高温高圧染色試験機ミニカラー(株式会社テクサム技研製)を使用して上記実施例1で得られた建染染料染色後の各アラミド織物を還元洗浄せずに染色した。染色液には、Dianix Blue FBL−E(ダイスタージャパン株式会社製分散染料、C.I.Disperse Blue 56)5%owfを使用し、pH5の酢酸/酢酸ナトリウム系緩衝液を併用した。
上記実施例5に対して、各アラミド織物に分散染料による染色のみを行ったものを比較例3とした。具体的には、本発明に係る染料付与工程、溶媒処理工程及び熱処理工程の染色操作をいずれも行うことなく、上記実施例5と同様の分散染料染色工程のみを行い、その後、実施例5と同様に還元洗浄、湯洗、水洗を行って乾燥し、ネイビーブルーに染色された比較例3の各アラミド織物を得た。
また、上記実施例5に対して、各アラミド織物に溶媒処理工程、熱処理工程及び分散染料染色工程のみを行ったものを比較例4とした。具体的には、建染染料を付与する染料付与工程を行わずに溶媒処理工程及び熱処理工程のみ行った後、上記実施例5と同様の分散染料染色工程を行い、その後、実施例5と同様に還元洗浄、湯洗、水洗を行って乾燥し、ネイビーブルーに染色された比較例4の各アラミド織物を得た。
本実施例6は、硫酸を極性溶媒として使用し、上述の第1実施形態に基づいてアラミド織物を染色した。本実施例6においては、上記実施例2と同じ混紡アラミド織物を使用した。この混紡アラミド織物は、通常の方法で糊抜き、精練してから使用した。
本実施例6においては、上記実施例1と同じ建染染料「Mikethren Blue BC super−fine」、又は、上記実施例4と同じ建染染料「Indanthren Brilliant Pink R」を使用した。染料付与工程における操作は、上記実施例1と同様に行った。このときのピックアップ率は80重量%であった。
硫酸処理は連続法で行い、試験用マングル装置を使用し、染料付与工程後の混紡アラミド織物に硫酸処理を行った。使用した硫酸水溶液の濃度は77重量%であり、処理温度は20℃であった。浸漬後、マングルで搾液してピックアップ率を156重量%とし、速やかに水洗してから炭酸ナトリウム水溶液で中和し水洗した。硫酸水溶液による浸漬時間は、30秒間であった。溶媒処理工程後の混紡アラミド織物は、十分水洗を行った後乾燥した。
上記実施例6に対して、混紡アラミド織物に染料付与工程のみを行い硫酸処理を行わずに比較例5とした。具体的には、上記実施例1と同一の条件で染料付与工程を行い、建染染料付与後の混紡アラミド織物に対して還元洗浄を行った。この還元洗浄は、上記実施例1と同一の条件で行い、その後、湯洗、水洗を行って乾燥し、比較例5の混紡アラミド織物を得た。
本実施例7は、硫酸を極性溶媒として使用し、上述の第1実施形態に基づいてアラミド織物を染色した。本実施例7においては、上記実施例6で得られた染色された混紡アラミド織物のうち、建染染料「Mikethren Blue BC super−fine」で染色された混紡アラミド織物に対して上記実施例6と同様の染色操作を複数回繰り返した。具体的には、上記実施例6を染色操作1回として、更に染料付与工程及び溶媒処理工程(硫酸処理工程)を組み合わせた染色操作を繰り返して合計3回、合計5回及び合計7回の染色操作を行った。但し、還元洗浄は、最終の染色操作の後でのみ行った。
これら極濃色の混紡アラミド織物は、表7に示すように、良好な耐光堅牢度を有している。更に、表7には示していないが、実施例7の染色された混紡アラミド織物においては、染色ムラや寸法変化、或いは、物性低下が大きく生じることなく、実用的な高性能繊維の性質を維持していた。
本実施例8は、硫酸を極性溶媒として使用し、上述の第1実施形態に基づいてアラミド織物を染色した。本実施例8においては、実施例6と同じ混紡アラミド織物に対して硫化染料による染色操作を行った。この混紡アラミド織物は、上記実施例6と同様に通常の方法で糊抜き、精練してから使用した。
本実施例8においては、上記実施例6に対して、使用する染料を下記の硫化染料に変更した以外は、上記実施例6と同様の操作を行った。このときのピックアップ率は80重量%であった。染色液には、硫化染料50g/Lを未還元の状態で分散し、マイグレーション防止剤としてタマノリを併用した。使用した硫化染料は、Asathiosol Yellow S−RR(旭化学工業株式会社製硫化染料、C.I.No.不明)、Asathiosol Bordeaux S−3B(旭化学工業株式会社製硫化染料、C.I.Sulphur Red 6)、Asathio Blue RC200(旭化学工業株式会社製硫化染料、C.I.Sulphur Blue 7)、Asathiosol Indigo Green S−BG(旭化学工業株式会社製硫化染料、C.I.Sulphur Blue 15)であった。
本実施例8においては、上記実施例6と同様にして染料付与工程後の混紡アラミド織物に硫酸処理を行った。使用した硫酸水溶液の濃度は77重量%であり、処理温度は20℃で浸漬時間は30秒間であった。このときのピックアップ率は156重量%であり、上記実施例6と同様にして水洗、中和、水洗を行って乾燥し、実用的な染色濃度を有する実施例8の混紡アラミド織物を得た。
上記実施例8に対して、混紡アラミド織物に染料付与工程のみを行い硫酸処理を行わずに比較例6とした。具体的には、上記実施例8と同一の条件で染料付与工程を行い、硫化染料付与後の混紡アラミド織物に対して水洗を行って乾燥し、比較例6の混紡アラミド織物を得た。
本実施例9は、硫酸を極性溶媒として使用し、上述の第1実施形態に基づいてアラミド織物を染色した。本実施例9においては、パラ系アラミド繊維を主体とするアラミド繊維として、パラ系アラミド繊維100重量%の20番手単糸を経糸と緯糸に使用した目付144g/m2の綾織物(以下「パラ系単糸アラミド織物」という)を使用した。このパラ系単糸アラミド織物は、通常の方法で糊抜き、精練してから使用した。
上記実施例9に対して、パラ系単糸アラミド織物に染料付与工程のみを行い硫酸処理を行わずに比較例7とした。具体的には、上記実施例9と同一の条件で染料付与工程を行い、建染染料付与後のパラ系単糸アラミド織物に対して、実施例1と同一の条件で還元洗浄を行った。その後、湯洗、水洗を行って乾燥し、比較例7のパラ系単糸アラミド織物を得た。
本実施例10は、硫酸を極性溶媒として使用し、上述の第1実施形態に基づいてアラミド織物を染色した。本実施例10においては、上記実施例9で得られた染色されたパラ系単糸アラミド織物のうち、建染染料「Mikethren Blue BC super−fine」で染色されたパラ系単糸アラミド織物に対して上記実施例9と同様の染色操作を複数回繰り返した。具体的には、上記実施例9を染色操作1回として、更に染料付与工程及び溶媒処理工程(硫酸処理工程)を組み合わせた染色操作を繰り返して合計3回、合計5回及び合計7回の染色操作を行った。但し、還元洗浄は、最終の染色操作の後でのみ行った。
本実施例11は、硫酸を極性溶媒として使用し、上述の第4実施形態に基づいてアラミド織物を染色した。本実施例11においては、上記実施例6と同じ混紡アラミド織物を使用した。この混紡アラミド織物は、通常の方法で糊抜き、精練してから使用した。
本実施例11においては、建染染料として、Mikethren Grey M super−fine(ダイスタージャパン株式会社製建染染料、C.I.Vat Black 8)60g/Lを使用した以外は、上記実施例1と同様の操作を行った。このときのピックアップ率は80重量%であった。
硫酸処理は連続法で行い、試験用マングル装置を使用し、染料付与工程後の混紡アラミド織物に硫酸処理を行った。使用した硫酸水溶液の濃度は80重量%であり、処理温度は20℃であった。浸漬後、マングルで搾液してピックアップ率を80重量%とし、速やかに水洗してから炭酸ナトリウム水溶液で中和し水洗した。硫酸水溶液による浸漬時間は、20秒間であった。本実施例11においては、溶媒処理工程(硫酸処理工程)後の混紡アラミド織物を乾燥することなく、続く分散染料による後染色工程に投入した。
染色は分散染料による浸染法で行い、高温高圧染色試験機ミニカラー(株式会社テクサム技研製)を使用して硫酸処理後の混紡アラミド織物を上述のように乾燥せずに染色した。染色液には、Kayalon Polyester Navy Blue NB−E(日本化薬株式会社製分散染料、C.I.No.不明)10%owfを使用し、pH5の酢酸/酢酸ナトリウム系緩衝液を併用した。
上記実施例11に対して、未染色の混紡アラミド織物に分散染料による染色工程のみを行ったものを比較例8とした。この比較例8において、分散染料による染色工程における条件は、上記実施例11と同様にして行った。
上記実施例11に対して、溶媒処理工程(硫酸処理工程)及び分散染料による染色工程のみを行ったものを比較例9とした。すなわち、比較例9は、硫酸処理を行った混紡アラミド織物を分散染料のみで染色したものである。この比較例9において、硫酸処理及び分散染料による染色の条件は、上記実施例11と同様にして行った。
本実施例12は、ベンジルアルコールを極性溶媒として使用し、上述の第1実施形態に基づいてアラミド織物を染色した。本実施例12においては、上記実施例1と同様のパラ系アラミド織物を使用した。このパラ系アラミド織物は、通常の方法で糊抜き、精練してから使用した。
本実施例12においては、上記実施例1と同様の操作で下記の建染染料を付与した。このときのピックアップ率は58重量%であった。染色液には、上記実施例11と同じ建染染料「Mikethren Grey M super−fine」50g/Lを非還元の状態で分散し、マイグレーション防止剤として、GERMADYE AM−X(RAON CHEMICAL株式会社製)10g/Lを併用した。
本実施例12においては、極性溶媒として、ベンジルアルコール(99.5%品)を希釈せずに使用した。処理液の付与には試験用マングル装置を使用し、染料付与工程後のパラ系アラミド織物に連続法で溶媒処理を行った。このときの処理温度は20℃であった。処理はパラ系アラミド織物を処理液に1秒間浸漬し直ぐにマングルで搾液した。このときのピックアップ率は、61重量%であった。なお、本実施例12においては、溶媒処理後の熱処理を行わず、溶媒処理工程後のパラ系アラミド織物を湯洗及び水洗して残留するベンジルアルコールを除去した後、還元洗浄を行った。この還元洗浄は、上記実施例1と同様にして行った。その後、湯洗、水洗を行って乾燥し、実用的な染色濃度を有するブラックに染色された実施例12のパラ系アラミド織物を得た。
本実施例13は、ベンジルアルコールを極性溶媒として使用し、上述の第1実施形態に基づいてアラミド織物を染色した。本実施例13においては、上記実施例12で得られた染色されたパラ系アラミド織物に対して上記実施例12と同様の染色操作を複数回繰り返した。具体的には、上記実施例12を染色操作1回として、更に染料付与工程及び溶媒処理工程を組み合わせた染色操作を繰り返して合計2回、合計3回及び合計4回の染色操作を行った。但し、還元洗浄は、最終の染色操作の後でのみ行った。
本実施例14は、4種類の極性溶媒、トリエチレングリコール、ギ酸、DL−乳酸及びシュウ酸をそれぞれ極性溶媒として使用し、上述の第2実施形態に基づいてアラミド織物を染色した。本実施例14においては、上記実施例1と同様のパラ系アラミド織物を使用した。このパラ系アラミド織物は、通常の方法で糊抜き、精練してから使用した。
本実施例14においては、上記実施例12と同様に建染染料「Mikethren Grey M super−fine」を使用し、上記実施例12と同様の操作を行った。このときのピックアップ率は58重量%であった。乾燥も、上記実施例12と同様の操作を行った。乾燥後のパラ系アラミド織物は、洗浄或いは還元洗浄を行うことなく、そのまま、続く各溶媒処理工程に投入した。
本実施例14においては、トリエチレングリコール(95%品)、ギ酸(98%品)及びDL−乳酸(85%品)は、いずれも希釈せずに使用した。一方、シュウ酸(2水和物)は、水で溶解し10重量%水溶液として使用した。処理液の付与には試験用マングル装置を使用し、染料付与工程後のパラ系アラミド織物に連続法で溶媒処理を行った。このときの処理温度は、いずれも20℃であった。処理はパラ系アラミド織物を処理液に1秒間浸漬し直ぐにマングルで搾液した。このときの各極性溶媒のピックアップ率は、それぞれ、トリエチレングリコール75重量%、ギ酸71重量%、DL−乳酸81重量%、シュウ酸水溶液75重量%であった。
熱処理には試験用ベーキングボックス装置を使用し、各溶媒処理後のパラ系アラミド織物に110℃で2分間の乾熱処理を行って建染染料をパラ系アラミド織物に付着した。熱処理後のパラ系アラミド織物は、湯洗及び水洗により残留する各極性溶媒を除去した後、乾燥した。
本実施例15は、5種類の極性溶媒、ベンジルアルコール、トリエチレングリコール、ギ酸、DL−乳酸及びシュウ酸をそれぞれ極性溶媒として使用し、上述の第3実施形態(分散染料による先染色→建染染料による染色)に基づいてアラミド織物を染色した。本実施例15においては、上記実施例1と同様のパラ系アラミド織物に対して、まず、分散染料により先染色工程を行った。次に、この先染色工程後のパラ系アラミド織物に対して、上記実施例12及び実施例14と同様の建染染料と各極性溶媒による染色操作を行った。
未染色のパラ系アラミド織物を通常の方法で糊抜き、精練してから、分散染料による染色を行った。染色は浸染法で行い、高温高圧染色試験機ミニカラー(株式会社テクサム技研製)を使用してパラ系アラミド織物を染色した。染色液には、Kayalon Polyester Black ECX−300(日本化薬株式会社製分散染料、C.I.No.不明)2.5%owfと、Kayalon Polyester Black TN−200(日本化薬株式会社製分散染料、C.I.No.不明)2.5%owfとを併用し、pH5の酢酸/酢酸ナトリウム系緩衝液を使用した。
本実施例16は、DL−乳酸を極性溶媒として使用し、上述の第3実施形態(カチオン染料による先染色→建染染料による染色)に基づいてアラミド織物を染色した。本実施例16においては、上記実施例1と同様のパラ系アラミド織物に対して、まず、カチオン染料により先染色工程を行った。次に、この先染色工程後のパラ系アラミド織物に対して、上記実施例14と同様の建染染料とDL−乳酸による染色操作を行った。
未染色のパラ系アラミド織物を通常の方法で糊抜き、精練してから、カチオン染料による染色を行った。染色は浸染法で行い、高温高圧染色試験機ミニカラー(株式会社テクサム技研製)を使用してパラ系アラミド織物を染色した。染色液には、Kayacryl Navy RP−ED(日本化薬株式会社製カチオン染料、C.I.No.不明)5.0%owfを使用し、硝酸ナトリウム25g/Lと市販のキャリアを併用し、pH5の酢酸/酢酸ナトリウム系緩衝液を使用した。
上記実施例16に対して、パラ系アラミド織物にカチオン染料による染色のみを行ったものを比較例10とした。具体的には、本発明に係る染料付与工程、溶媒処理工程及び熱処理工程の染色操作をいずれも行うことなく、上記実施例16と同様のカチオン染料による染色工程のみを行い、その後、実施例16と同様に還元洗浄、湯洗、水洗を行って乾燥し、ネイビーブルーに染色された比較例10のパラ系アラミド織物を得た。
(1)上記各実施例においては、染料付与工程後に溶媒処理工程を行っているが、これに限ることはなく、溶媒処理工程後に染料付与工程を行うようにしてもよい。
(2)上記各実施例においては、アラミド織物に建染染料又は硫化染料を含有する染色液を付与した後に当該アラミド織物を乾燥するが、これに限ることはなく、染色液を付与した後にアラミド織物を乾燥することなく溶媒処理工程に投入するようにしてもよい。
(3)上記各実施例においては、一部の鮮明な色相を除きネイビーブルー或いはブラックを多く使用しているが、これらの実施例は、あくまで濃色或いは極濃色が染色できることを示している。従って、使用する建染染料又は硫化染料の使用濃度と色相を変化させることにより、淡色から濃色まで、また、鮮やかな色相を含め豊富な色相の染色物を得ることができる。
(4)上記各実施例においては、染料付与工程で建染染料又は硫化染料を付与したアラミド繊維を洗浄することなく続く溶媒処理工程に投入した。しかし、染料付与工程後の建染染料又は硫化染料は、ある程度の親和性をもってアラミド繊維に付着している。従って、染料付与工程後のアラミド繊維を洗浄してから溶媒処理工程に投入するようにしてもよい。
(5)上記各実施例においては、染色操作後に還元洗浄を行うものもあるが、還元洗浄は必要な場合にのみ行うようにすればよく、また、還元洗浄の処方はアルカリ系に限るものではなく、酸性系の還元処方による還元洗浄を行うようにしてもよい。
(6)上記実施例14及び実施例15においては、極性溶媒として光学異性体の混合したDL‐乳酸を使用したが、これに限るものではなく、D‐乳酸或いはL‐乳酸を使用するようにしてもよい。
(7)上記実施例5、実施例11及び実施例15においては、分散染料の染色にキャリヤ或いは濃染剤を使用していない。本発明においては、前染色或いは後染色は、あくまでも補助的な染色であり、キャリヤなどを使用しなくてもよい。しかし、通常のアラミド染色で使用される各種キャリヤなどを併用して、更に濃色に染色するようにしてもよい。
(8)上記各実施例においては、アラミド織物に対して染色を行ったが、これに限るものではなく、編物、不織布などであってもよく、或いは、糸、ワタなどであってもよい。
Claims (3)
- アラミド繊維に建染染料(可溶化建染染料を除く)又は硫化染料から選ばれる水に不溶性の染料を付与する染料付与工程と、
極性溶媒を含有する処理液で前記アラミド繊維を処理する溶媒処理工程と、
この溶媒処理工程後に、必要により前記アラミド繊維を熱処理する熱処理工程とを有しており、
前記各工程において、前記建染染料或いは前記硫化染料を還元・水溶化する薬剤、又は、操作を使用することなく、
下記に示す4つの染色操作、
染色操作1:染料付与工程→溶媒処理工程、
染色操作2:溶媒処理工程→染料付与工程、
染色操作3:染料付与工程→溶媒処理工程→熱処理工程、
染色操作4:溶媒処理工程→熱処理工程→染料付与工程、
のうち少なくとも1つの染色操作を1回以上備えており、
前記極性溶媒は、溶解度パラメーター(δ)の値が18〜32(MPa)1/2の範囲内にあることを特徴とするアラミド繊維の染色方法。 - アラミド繊維に建染染料(可溶化建染染料を除く)又は硫化染料から選ばれる水に不溶性の染料を付与する染料付与工程と、
極性溶媒を含有する処理液で前記アラミド繊維を処理する溶媒処理工程と、
この溶媒処理工程後に、必要により前記アラミド繊維を熱処理する熱処理工程とを有しており、
前記各工程において、前記建染染料或いは前記硫化染料を還元・水溶化する薬剤、又は、操作を使用することなく、
下記に示す4つの染色操作、
染色操作1:染料付与工程→溶媒処理工程、
染色操作2:溶媒処理工程→染料付与工程、
染色操作3:染料付与工程→溶媒処理工程→熱処理工程、
染色操作4:溶媒処理工程→熱処理工程→染料付与工程、
のうち少なくとも1つの染色操作を1回以上備えており、
前記極性溶媒は、N−メチルピロリドン、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキシド、ベンジルアルコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、硫酸、ギ酸、乳酸、シュウ酸からなる群より選ばれた少なくとも1種であることを特徴とするアラミド繊維の染色方法。 - 請求項1又は2に記載のアラミド繊維の染色方法と、
当該染色方法の前に行う前染色工程又は後に行う後染色工程とを有しており、
前記前染色工程又は前記後染色工程において、前記アラミド繊維が建染染料及び硫化染料以外の染料で染色されてなることを特徴とするアラミド繊維の染色方法。
Applications Claiming Priority (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2011074295 | 2011-03-30 | ||
| JP2011074295 | 2011-03-30 | ||
| JP2011104846 | 2011-05-10 | ||
| JP2011104846 | 2011-05-10 | ||
| PCT/JP2012/058390 WO2012133662A1 (ja) | 2011-03-30 | 2012-03-29 | アラミド繊維の染色方法及び染色されたアラミド繊維 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPWO2012133662A1 JPWO2012133662A1 (ja) | 2014-07-28 |
| JP5938396B2 true JP5938396B2 (ja) | 2016-06-22 |
Family
ID=46931364
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2013507727A Expired - Fee Related JP5938396B2 (ja) | 2011-03-30 | 2012-03-29 | アラミド繊維の染色方法 |
Country Status (9)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US20140020190A1 (ja) |
| EP (1) | EP2692942A4 (ja) |
| JP (1) | JP5938396B2 (ja) |
| KR (1) | KR20140037833A (ja) |
| CN (1) | CN103459710B (ja) |
| BR (1) | BR112013025123A2 (ja) |
| CA (1) | CA2830147A1 (ja) |
| MX (1) | MX2013011267A (ja) |
| WO (1) | WO2012133662A1 (ja) |
Families Citing this family (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5993177B2 (ja) * | 2012-03-30 | 2016-09-14 | 帝人株式会社 | 高品位、高堅牢性芳香族ポリアミド繊維染色布帛および染色方法 |
| US20170037543A1 (en) * | 2014-04-14 | 2017-02-09 | Teijin Limited | Colored organic fiber, cloth, and garments, and method for producing cloth |
| JP6825803B2 (ja) * | 2015-02-05 | 2021-02-03 | セイコーエプソン株式会社 | インクジェット捺染用浸透液 |
| DE102015114501A1 (de) * | 2015-08-31 | 2017-03-02 | Gebrüder Otto Baumwollfeinzwirnerei GmbH & Co. KG | Farbige Textilien auf Basis von eingefärbten m-Aramid-Fasern, Verfahren zu deren Herstellung und deren Verwendung |
| CN105133378B (zh) * | 2015-09-25 | 2017-09-15 | 江南大学 | 一种聚酰亚胺纤维制品分散染料染色用导染剂 |
| JP6088109B1 (ja) * | 2015-10-28 | 2017-03-01 | 株式会社テザック | 染色ロープ及びその製造方法 |
| JPWO2017094477A1 (ja) * | 2015-12-02 | 2018-09-13 | 帝人株式会社 | 布帛および防護製品 |
| CN109763351A (zh) * | 2018-12-29 | 2019-05-17 | 江苏宝德新材料有限公司 | 一种改性聚芳噁二唑纤维的超高温染色方法 |
| JP2023507132A (ja) * | 2019-12-20 | 2023-02-21 | テイジン・アラミド・ビー.ブイ. | リサイクルのための連続的な方法 |
| JP2021152091A (ja) * | 2020-03-24 | 2021-09-30 | サカタインクス株式会社 | 捺染用処理液、捺染用希釈処理液、インクセット、およびインクジェット印刷方法 |
| CN112359614A (zh) * | 2020-10-12 | 2021-02-12 | 蓝星(成都)新材料有限公司 | 一种芳纶1414纤维的染色方法 |
| CN112359615B (zh) * | 2020-10-27 | 2022-12-16 | 武汉纺织大学 | 一种芳香族高性能纤维染色方法 |
| US12286749B2 (en) * | 2020-12-18 | 2025-04-29 | Archroma Ip Gmbh | Printing of fiber blends, woven and non-woven or knit fabric |
Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62268876A (ja) * | 1986-05-14 | 1987-11-21 | バ−リントン・インダストリ−ズ・インコ−ポレイテツド | アラミド繊維の成型品の捺染法および捺染用ペ−スト組成物 |
| JPH0345790A (ja) * | 1989-07-11 | 1991-02-27 | Seiren Co Ltd | 芳香族ポリアミド繊維の染色方法 |
| JPH0376879A (ja) * | 1989-08-14 | 1991-04-02 | Mitsui Toatsu Chem Inc | 芳香族ポリアミド繊維の染色方法 |
| JPH0987979A (ja) * | 1995-09-21 | 1997-03-31 | Teijin Ltd | パラ系アラミド繊維の染色加工方法 |
| JP2007262589A (ja) * | 2006-03-27 | 2007-10-11 | Teijin Techno Products Ltd | 易染性メタ型芳香族ポリアミド繊維およびその製造法 |
| JP2008133552A (ja) * | 2006-11-27 | 2008-06-12 | Toa Kasei Kk | 全芳香族ポリアミド繊維の染色方法及びその染色方法により染色されてなる全芳香族ポリアミド繊維染色物 |
Family Cites Families (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5237882A (en) | 1975-09-16 | 1977-03-24 | Mitsubishi Rayon Co | Method of dyeing aromatic polyester fiber |
| US4759770A (en) * | 1986-05-14 | 1988-07-26 | Burlington Industries, Inc. | Process for simultaneously dyeing and improving the flame-resistant properties of aramid fibers |
| US4705523A (en) * | 1986-05-14 | 1987-11-10 | Burlington Industries, Inc. | Process for improving the flame-retardant properties of printed shaped articles from aramid fibers |
| US4710200A (en) * | 1986-05-14 | 1987-12-01 | Burlington Industries, Inc. | Process for the continuous dyeing of poly(m-phenylene-isophthalamide) fibers |
| JP2787459B2 (ja) * | 1989-02-22 | 1998-08-20 | セーレン株式会社 | 芳香族ポリアミド繊維の染色方法 |
| US5092904A (en) * | 1990-05-18 | 1992-03-03 | Springs Industries, Inc. | Method for dyeing fibrous materials |
| US5427589A (en) * | 1993-03-03 | 1995-06-27 | Springs Industries, Inc. | Method for dyeing fibrous materials |
| US6132476A (en) * | 1998-04-20 | 2000-10-17 | Southern Mills, Inc. | Flame and shrinkage resistant fabric blends and method for making same |
| US6626963B2 (en) * | 2001-09-21 | 2003-09-30 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Process for restoring the appearance of pigmented or dyed para-aramid fabric |
| ITMI20051577A1 (it) * | 2005-08-12 | 2007-02-13 | Mascioni Spa | Procedimento di stampa e finissaggio su tessuti contenenti parzialmente o totalmente fibra aradimica in forma di filamento e-o fiocco |
| JP2010059556A (ja) | 2008-09-01 | 2010-03-18 | Shizuoka Prefecture | アラミド繊維の染色方法 |
-
2012
- 2012-03-29 JP JP2013507727A patent/JP5938396B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2012-03-29 MX MX2013011267A patent/MX2013011267A/es unknown
- 2012-03-29 US US14/007,819 patent/US20140020190A1/en not_active Abandoned
- 2012-03-29 WO PCT/JP2012/058390 patent/WO2012133662A1/ja not_active Ceased
- 2012-03-29 KR KR1020137028615A patent/KR20140037833A/ko not_active Abandoned
- 2012-03-29 CA CA2830147A patent/CA2830147A1/en not_active Abandoned
- 2012-03-29 BR BR112013025123A patent/BR112013025123A2/pt not_active IP Right Cessation
- 2012-03-29 CN CN201280016988.XA patent/CN103459710B/zh not_active Expired - Fee Related
- 2012-03-29 EP EP12763059.8A patent/EP2692942A4/en not_active Withdrawn
Patent Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62268876A (ja) * | 1986-05-14 | 1987-11-21 | バ−リントン・インダストリ−ズ・インコ−ポレイテツド | アラミド繊維の成型品の捺染法および捺染用ペ−スト組成物 |
| JPH0345790A (ja) * | 1989-07-11 | 1991-02-27 | Seiren Co Ltd | 芳香族ポリアミド繊維の染色方法 |
| JPH0376879A (ja) * | 1989-08-14 | 1991-04-02 | Mitsui Toatsu Chem Inc | 芳香族ポリアミド繊維の染色方法 |
| JPH0987979A (ja) * | 1995-09-21 | 1997-03-31 | Teijin Ltd | パラ系アラミド繊維の染色加工方法 |
| JP2007262589A (ja) * | 2006-03-27 | 2007-10-11 | Teijin Techno Products Ltd | 易染性メタ型芳香族ポリアミド繊維およびその製造法 |
| JP2008133552A (ja) * | 2006-11-27 | 2008-06-12 | Toa Kasei Kk | 全芳香族ポリアミド繊維の染色方法及びその染色方法により染色されてなる全芳香族ポリアミド繊維染色物 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| CN103459710A (zh) | 2013-12-18 |
| JPWO2012133662A1 (ja) | 2014-07-28 |
| CN103459710B (zh) | 2016-02-24 |
| CA2830147A1 (en) | 2012-10-04 |
| EP2692942A4 (en) | 2014-10-01 |
| MX2013011267A (es) | 2013-10-17 |
| US20140020190A1 (en) | 2014-01-23 |
| BR112013025123A2 (pt) | 2017-02-14 |
| WO2012133662A1 (ja) | 2012-10-04 |
| KR20140037833A (ko) | 2014-03-27 |
| EP2692942A1 (en) | 2014-02-05 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP5938396B2 (ja) | アラミド繊維の染色方法 | |
| US4981488A (en) | Nomex printing | |
| KR101221413B1 (ko) | 태섬사 폴리에스테르 직물의 투톤발현 염색방법 및 이에 의해 염색된 태섬사 폴리에스테르 직물 | |
| Kim et al. | Dyeing and fastness properties of vat dyes on meta-aramid woven fabric | |
| Pawar et al. | Solvent assisted dyeing of silk fabric using deep eutectic solvent as a swelling agent | |
| US10662580B1 (en) | Method for dyeing modacrylic/cellulosic blend fabrics | |
| JP6001398B2 (ja) | ポリアリレート繊維の染色方法 | |
| JP2019073834A (ja) | 難燃性布帛および繊維製品 | |
| CN104736644B (zh) | 酸性染料组合物及使用其的染色法 | |
| CN111253776A (zh) | 全棉与全棉混纺面料用藏青活性染料配方,及应用 | |
| US20070033748A1 (en) | Process for introducing vat dyes and chemicals into textiles | |
| CN110055773B (zh) | Pla/phbv共混丝/天丝交织物两浴法染色工艺 | |
| US20100319140A1 (en) | Method of dyeing high performance fabrics | |
| Millington | Colorfastness | |
| HK1191383A (en) | Method for dyeing aramid fibers and dyed aramid fibers | |
| JP2013204210A (ja) | 染色されたアラミド繊維およびアラミド繊維の染色方法 | |
| KR100743079B1 (ko) | 폴리아릴렌-1,3,4-옥사디아졸 섬유의 염색방법 | |
| JP5230894B2 (ja) | 複合素材の染色方法及びその方法により染色された複合素材 | |
| Bechtold et al. | Textile Coloration with Natural Dyes and Pigments | |
| JPH0987978A (ja) | パラ系アラミド繊維紡績糸を含む繊維構造物の染色加工方法 | |
| JPS63315681A (ja) | 芳香族ポリアミド繊維布帛の濃色堅牢着色法 | |
| KR20070001279A (ko) | 셀룰로스성 섬유재료를 건염 가능한 염료로 염색 또는날염하는 방법 | |
| JPH0351382A (ja) | 芳香族ポリアミド繊維の染色方法 | |
| JP3563533B2 (ja) | パラ系アラミド繊維の染色方法 | |
| JP2010163719A (ja) | ポリ乳酸繊維と綿又はセルロース系繊維との複合繊維構造物に対するシルケット加工方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20141104 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20141224 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150630 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150826 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20151215 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160126 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160419 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160516 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5938396 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313114 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |