JP5938457B2 - 音響装置 - Google Patents
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Description
する聴取エリアと音を聴取しない非聴取エリアを分離するために様々な手法が提案されて
いる。例えば、音の伝搬方向に聴取エリアと非聴取エリアを分離することが望まれている
。これについては、放射する音波が同一の音圧分布特性を有する2個のパラメトリックス
ピーカを用いて、それぞれのパラメトリックスピーカからの音波を干渉させることで、非
聴取エリアにおける音圧を相殺する方法がある。
相殺量が大きくなることで、聴取エリアにおいて干渉した合成音の音圧を十分に維持する
ことが難しい。
させることが可能な音響装置を提供する。
3信号を得る位相制御部と、前記第2信号に応じて、所定の第1制御点に向けて第1音波
を放射する第1スピーカと、音波を受ける面が凹状の第1湾曲反射面を有し、前記第1湾
曲反射面で反射する前記音波の集束点を前記第1制御点に有する第1反射部と、前記第3
信号に応じて、前記第1湾曲反射面に向けて第2音波を放射する第2スピーカと、を備え
る。
図1は、第1の実施形態に係る音響装置100の構成図である。本実施形態の音響装置
100は、例えば電子広告や展示場等における音声ガイダンスのために用いることができ
る。このような音声ガイダンスを、例えば一部の聴取者のみに伝えることが好ましい状況
では、視聴エリアを制限することが好ましい。すなわち、図12に示すように一般的なス
ピーカでは照射する音波が広がり、音声ガイダンスは周囲にいる全ての聴取者に伝わる。
用いる。これにより、音声ガイダンスを一部の聴取者のみに伝えることが可能になる。
で、音声ガイダンスが到達する距離を制御することができる。このとき、聴取者に対して
音声ガイダンスを聴かせたいエリアを聴取エリアと呼ぶ。また、聴取者に対して音声ガイ
ダンスを聴かせたくないエリアを非聴取エリアと呼ぶ。
する供給部10と、超音波帯の周波数を有する搬送波信号を生成する生成部20を備えて
いる。また、振幅変調部30は、供給部10が供給する音響信号を用いて、生成部20が
生成する搬送波信号に対して振幅変調する。位相制御部40は、振幅変調部30が振幅変
調した第1振幅変調信号の位相を制御して、互いの位相が略逆位相の第2振幅変調信号及
び第3振幅変調信号を得る。また、増幅部50は、第2振幅変調信号及び第3振幅変調信
号を増幅する。
、事前に定める所定の制御点に向けて第1音波を放射する。また、第2パラメトリックス
ピーカ70は、増幅部50が増幅した第3振幅変調信号に応じて第2音波を放射する。反
射部80は、第2パラメトリックスピーカ70が放射する第2音波を反射して、第2音波
を所定の制御点に集束する。
70が放射する第2音波は、空気中を伝搬するとともに波形歪みが発生し、音響信号と同
じ可聴音が復調される。ここで、第1音波より復調された可聴音を第1可聴音と呼び、第
2音波より復調された可聴音を第2可聴音と呼ぶ。
射する第1音波より復調された第1可聴音と、第2パラメトリックスピーカ70が放射し
て反射部80が反射する第2音波より復調された第2可聴音との合成音を音声ガイダンス
として聴取することができる。このとき、第1可聴音と第2可聴音の音圧分布の特性を異
ならせ、第1可聴音と第2可聴音を干渉させることで合成音の音圧分布を制御する。これ
により、聴取者が合成音を聴取可能な範囲を制御することができる。
から見て第1方向の所定の位置に制御点を予め定めることで、この制御点における第1可
聴音の音圧分布を急峻に減少させる。一旦制御点で減少した音圧はそれ以降も低い音圧に
保たれることが確かめられている。すなわち、本実施形態では、この現象を利用すること
で、聴取エリアと非聴取エリアの分離をはかるものである。
対して供給する。供給部10が音響信号を取得する方法としては様々なバリエーションが
考えられる。例えば、予めマイクロフォンにより音声等を録音することで音響信号を取得
することができる。また、例えば、TV、オーディオ機器或いはAV機器などのような、
地上放送又は衛星放送等により、音響信号を含むコンテンツ(例えば、音響信号のみを含
むコンテンツ、動画像や静止画像を伴う音響信号を含むコンテンツ、それらに更に他の関
連情報を含むコンテンツなど)(以下、単にコンテンツと呼ぶ)を取得することができる
。また、インターネット又はイントラネット若しくはホームネット等のネットワークを介
してコンテンツを取得してもよいし、CD、DVD、または内臓のディスク装置等の記録
媒体に格納されたコンテンツを読み込むことで取得してもよい。
波帯の周波数とは、少なくともヒトが聴取不可能な周波数であることが必要であるため、
例えば20kHz以上の周波数と定義する。
幅変調部30は、音響信号を用いて、搬送信号に対して振幅変調を行うことで、搬送波信
号が振幅変調された第1振幅変調信号を得る。ここでは、次式で表される信号S(t)を生成
する。
えば、SSB方式、MDSB方式、VSB方式などパラメトリックスピーカの音質改善が期待できる
手法を適用することも可能である。振幅変調部30は、この第1振幅変調信号を位相制御
部40に対して供給する。
第1振幅変調信号の位相を制御して、2つの信号が可聴エリア内で重なり合う際の位相が
互いに逆位相の(または逆位相に近い)第2振幅変調信号及び第3振幅変調信号を得る。
ことが好ましいが、制御点における合成音の音圧が予め定める所定の閾値(例えば、最小
可聴値:2×10-5 Pa)以下に納まる範囲の誤差であれば許容し得る。このとき、位相制御
部40は、例えば第2振幅変調信号の位相を第1振幅変調信号の位相と同一とし、第3振
幅変調信号の位相を第1振幅変調信号の位相から180°変化させることができる。位相
制御部40は、第2振幅変調信号及び第3振幅変調信号を増幅部50に対して供給する。
幅変調信号及び第3振幅変調信号の振幅を増幅することで、第2振幅変調信号の振幅が増
幅された第4振幅変調信号及び第3振幅変調信号の振幅が増幅された第5振幅変調信号を
得る。増幅部50は、第4振幅変調信号を第1パラメトリックスピーカ60に対して、第
5振幅変調信号を第2パラメトリックスピーカ70に対して供給する。
上)をもつ音波を、パラメトリックスピーカから放射できるレベルまで、振幅変調信号を
増幅する。また、好ましくは制御点における第1可聴音の音圧と第2可聴音の音圧が等し
くなるように第2振幅変調信号及び第3振幅変調信号を増幅する。
に応じて制御点に向けて第1音波を放射する。第1パラメトリックスピーカ60は第1面
積を持つ例えば円形の放射面を有しており、第1音波はこの放射面から放射される。第1
パラメトリックスピーカ60が放射する第1音波は、復調され第1可聴音となった後、第
1パラメトリックスピーカ60の放射面に水平な複数の断面を考えた際に各断面の中で第
1可聴音の音圧が最大となる点を結ぶ軸(指向軸)Aを有する。ここでは、指向軸Aは放射
面の中心を通る法線と一致する。また、ここでは、事前に定められる制御点が指向軸A上
に位置するように配置される。したがって、第1パラメトリックスピーカ60は、指向軸
Aの一方向である方向X1に位置する制御点に向けて第1音波を放射する。
指向軸Aを中心として、互いの成す角度が半値角θである2本の軸B、Cで囲まれる領域(
可聴エリア)を生成する。聴取者はこの可聴エリア内で聴取をすることが好ましい。なお
、半値角とは、軸上における音圧が指向軸Aにおける音圧の1/2に減衰する2本の軸の
成す角度である。このとき、方向X1及び半値角θは、例えば予め定められる聴取者の聴
取位置に基づいて事前に設定することができる。
に応じて第2音波を放射する。第2パラメトリックスピーカ70は第2面積を持つ例えば
円形の放射面を有しており、第2音波はこの放射面から放射される。なお、ここでは第2
面積は第1パラメトリックスピーカ60の第1面積と等しいものとする。第2パラメトリ
ックスピーカ70が放射する第2音波は、復調され第2可聴音となった後、第2パラメト
リックスピーカ70の放射面に水平な複数の断面を考えた際に各断面の中で第2可聴音の
音圧が最大となる点を結ぶ軸(指向軸)Dを有する。ここでは、指向軸Dは放射面の中心を
通る法線と一致する。
向軸Aと一致させて、かつ放射面を指向軸A及びDにおいて方向X1と逆の方向X2に向けて
配置される。したがって、第2パラメトリックスピーカ70は、方向X2に向けて第2音
波を放射する。なお、以下の説明では、指向軸A及び指向軸Dを合わせて指向軸とする。
射面に向けて凹状の反射面を有する湾曲部材である。また、反射面で受けた音波を反射す
る際の音波の集束点が制御点に一致するように設けられる。反射部80は、第2パラメト
リックスピーカ70が放射した第2音波を反射面で反射する。図3に示すように、反射部
80の反射面で反射された第2音波(第2可聴音)は集束点に集束されることで、この集
束点、すなわち制御点において第2可聴音の音圧分布は点状の最大のピークを持つ。反射
部80の材質としては、超音波を反射する材料であればよく、例えば金属を用いることが
できる。
得られる回転楕円面を採用し、その二次曲線としての性質を利用することで集束点位置を
設定する。この場合、2つの焦点を有する楕円の、一方の焦点から放射された音波は反射
されることで、他方の焦点に集束される性質を利用する。
焦点に第2パラメトリックスピーカ70が位置し、かつ反射部80からの距離が遠い第2
焦点が制御点に一致するように反射部80を設ける。すなわち、第2焦点(制御点)と集
束点を一致させる。これにより、第2可聴音の音圧分布は可聴エリア内の第2焦点(制御
点)において最大のピークを持つ。
ーカ70の設置位置により、第1可聴音と第2可聴音との間には行路差が生じることにな
る。したがって、位相制御部40は、この行路差を加味することで、第1パラメトリック
スピーカ60、第2パラメトリックスピーカ70、反射部80の位置関係に応じた第2振
幅変調信号及び第3振幅変調信号を得る。
2可聴音には、(式3)で表される行路差により生じるΔt1に、角度位相差を180°変
化させるためのΔt2を加えた次式により表される時間位相差Δtを与える。ここで、fsは
第1音響信号の周波数である。
、図5の横軸である距離rは、第1パラメトリックスピーカ60の位置を原点として、指
向軸上での第1可聴音が伝搬する方向への距離を示す。
が最大となる。そして、距離r1以降は音圧が徐々に減少する。また、第2可聴音は、制
御点である距離r2において音圧が最大となり、制御点を中心に山型の音圧分布となる。
て急峻に減少する。このように、反射部80が第2音波を反射することで、この第2音波
より復調された第2可聴音の音圧分布は、反射されない場合の音圧分布に比べて特性が変
化することになる。したがって、第1可聴音と第2可聴音の音圧分布は特性が異なる。こ
こでは、この音圧分布の特性が異なる2つの可聴音を可聴エリア内で干渉させることで、
可聴エリア内において第1パラメトリックスピーカ60を基準として制御点より近くの領
域では音圧を十分に維持し、かつ制御点においては音圧を急峻に減少させることができる
。前述したように第1可聴音の音圧は、一旦急峻に減少するとそれ以降には低い音圧に保
たれることが確かめられており、制御点より遠くの領域では音圧を十分に低減させること
ができる。すなわち、制御点を境界にして聴取エリアと非聴取エリアを分離することがで
きる。以下、詳細に説明する。
1可聴音と第2可聴音を干渉させることで第1可聴音の音圧が相殺される。図5に示すよ
うに、距離r2の手前(r<r2)までは、第1可聴音の音圧と第2可聴音の音圧との差
が大きい。この結果、第1可聴音の音圧が支配的となり、合成音の音圧はほぼ第1可聴音
の音圧と等しくなる。距離r2以降(r≧r2)では、第2可聴音が最大の音圧となるた
め、第1可聴音の音圧と第2可聴音の音圧との差が小さい。この結果、距離r2において
、合成音の音圧は急峻に減少する。すなわち、第2可聴音の音圧が距離r2において最大
となる山型の音圧分布を有するために、第1可聴音の音圧が相殺された場合でも、距離r
2の手前までは音圧を十分に維持し、距離r2以降は音圧を急峻に減少させることができ
る。このとき、距離r2の手前までの領域が、聴取者が聴取するための聴取エリア、距離
r2以降が、聴取者が聴取しない非聴取エリアとなる。
とができ、非聴取エリアにおいては音圧を急峻に減少させることができる。このとき、回
転楕円面を用いることで、集束点(制御点)における第2音波の集束効率を向上させるこ
とができ、集束点(制御点)における合成音の音圧をより低減させることができる。これ
により、聴取エリアと非聴取エリアを明確に分離することが可能となる。
ックスピーカ70の指向軸Dを一致させることを例に説明を行ったが、指向軸Aと指向軸D
は必ずしも一致させる必要はなく、第2音波(第2可聴音)の集束点が第1パラメトリッ
クスピーカ60の可聴エリア内の制御点に一致するように第1パラメトリックスピーカ6
0と第2パラメトリックスピーカ70を設ければよい。
本変形例では、反射部80の反射面として、放物線をその対称軸周りに回転させること
で得られる回転放物面を採用し、その二次曲線としての性質を利用することで集束点位置
を設定する。この場合、放物線から見て、放物線の焦点よりも近い位置から放射された音
波は反射されることで拡散し、焦点よりも遠い位置から放射された音波は所定の範囲内に
集束する性質を利用する。ここでは、第2可聴音の音圧分布が最大のピークとなる位置を
集束点とする。
との関係を、事前の実験やシミュレーション等により予め調べておくことができる。この
ように事前に調べられた関係に基づいて、集束点が制御点に一致するように反射部80を
設ける。これにより、第2可聴音の音圧分布は可聴エリア内の集束点(制御点)において
最大のピークを持つ。
図6は、第2の実施形態に係る音響装置200の構成図である。
ラメトリックスピーカ60と反射部80との移動させる可動部90を備える。可動部90
としては、例えば直線移動機構等の公知の技術を用いることができるので詳細な説明を省
略する。また、反射部80の反射面としては回転放物面を用いる。
て移動させることで、図7に示すように第2音波(第2可聴音)の集束点を指向軸に沿っ
て移動させることができる。すなわち、第2パラメトリックスピーカ70を反射部80に
近づけると、第2音波(第2可聴音)の集束点は指向軸に沿って反射部80から遠ざかる
方向に移動する。また、第2パラメトリックスピーカ70を反射部から遠ざけると、第2
音波(第2可聴音)の集束点は指向軸に沿って反射部80に近づく方向に移動する。
る位置を指向軸に沿って移動させることができ、聴取エリアと非聴取エリアの境の距離を
制御することが可能となる。すなわち、言い換えると聴取エリアの範囲を制御することが
できる。
図8は、第3の実施形態に係る音響装置300の構成図である。
号に加え、2つの信号が重なり合う際に第2振幅変調信号の位相に対して略逆位相となる
第6振幅変調信号を得る。また、増幅部50は、第6振幅変調信号を得て、第6振幅変調
信号の振幅を増幅することで、第6振幅変調信号の振幅が増幅された第7振幅変調信号を
得る。
カ60の指向軸Aと第2パラメトリックスピーカ70の指向軸Dが角度−θ1で交わるよう
に設けられる。ここでのθ1は図8中のz軸まわりのR方向に回転する角度を正と定義さ
れる。
に応じて第3音波を放射する。第3パラメトリックスピーカ75は第3面積を持つ例えば
円形の放射面を有しており、第3音波はこの放射面から放射される。なお、ここでは第3
面積は第2パラメトリックスピーカ70の第2面積と等しいものとする。第3パラメトリ
ックスピーカ75が放射する第3音波は、復調され第3可聴音となった後、第3パラメト
リックスピーカ75の放射面に水平な複数の断面を考えた際に各断面の中で第3可聴音の
音圧が最大となる点を結ぶ軸(指向軸)Eを有する。ここでは、指向軸Eは放射面の中心を
通る法線と一致する。
スピーカ60の指向軸Aと第3パラメトリックスピーカ75の指向軸Eが角度θ2で交わる
ように設けられる。ここでのθ2は図8中のz軸まわりのR方向に回転する角度を正と定
義される。なお、本実施形態では、θ2=θ1とする。
、すなわち第2可聴音及び第3可聴音の音圧の最大のピークが第1パラメトリックスピー
カ60の可聴エリア内に含まれるように反射する。これには、例えば2つの制御点を事前
に定めておき、第2音波(第2可聴音)及び第3音波(第3可聴音)の集束点が2つの制
御点に一致するように反射部80を設ける。ここでは反射部80を1つとして説明してい
るが、2つの反射部80を用いることができる。
可聴音)の集束点L2は、第1パラメトリックスピーカ60の指向軸Aに対して垂直な方向
であるy軸方向にそれぞれずれることになる。
び第3可聴音の合成音のy軸方向の音圧分布である。図10に示すように、第1可聴音と
位相差が180°(または180°に近い)の第2可聴音及び第3可聴音が第1可聴音と
合成されることで、y軸方向に沿って第1可聴音の音圧が相殺される。
方向に拡大することが可能となる。したがって、y軸方向においても聴取エリアと非聴取
エリアを明確に分離することができる。
カ75の2つのスピーカを用いることを例に説明を行ったが、指向軸が異なる方向を向く
さらに複数のスピーカを用いることができる。
配置する例を説明したが、さらに複数のパラメトリックスピーカを用いる場合には、空間
内で、すなわち、図8に示すz軸方向に設けることもできる。
2面積を第1パラメトリックスピーカ60の放射面の第1面積よりも大きくすることもで
きる。これにより、第2音波(第2可聴音)の集束点をy軸方向に拡大させることで、複
数のスピーカを設けることと同様に、非聴取エリアの範囲をy軸方向に拡大することがで
きる。
図11は、第4の実施形態に係る音響装置400の構成図である。
クスピーカ75が、指向軸D及び指向軸Eを第1パラメトリックスピーカ60の指向軸Aに
対してy軸方向にずらして、かつ指向軸D及び指向軸Eを指向軸Aと平行にして設けられる
。ここでは、図11中のy軸方向の距離L3の位置に第2パラメトリックスピーカ70を設
ける。また、距離−L3の位置に第3パラメトリックスピーカ75を設ける。
メトリックスピーカ60と第2パラメトリックスピーカ70及び第3パラメトリックスピ
ーカ75の指向軸が一致しない場合でも、反射部85は、第2音波(第2可聴音)の集束
点及び第3音波(第3可聴音)の集束点、すなわち第2可聴音及び第3可聴音の音圧の最
大のピークが第1パラメトリックスピーカ60の可聴エリア内に含まれるように反射する
ことができる。
して第2パラメトリックスピーカ70及び第3パラメトリックスピーカ75の指向軸をy
軸方向にずらすために、反射部85が反射した後復調される第2可聴音及び第3可聴音が
第1パラメトリックスピーカ60に妨げられることで音圧のピークが低減することを防ぐ
ことができる。したがって、非聴取エリアにおいて合成音の音圧をさらに減少させること
が可能となる。なお、反射部85の反射面としては、軸外し楕円面を用いることもできる
。
圧を十分に維持し、非聴取エリアにおいては音圧を急峻に減少させることが可能となる。
ていない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明
の要旨を逸脱しない範囲で、様々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実
施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同時に、特許請求の範囲に記載され
た発明とその均等の範囲に含まれるものである。
第1信号を得る振幅変調部と、前記第1信号の位相を制御して、互いの位相が略逆位相の
第2信号及び第3信号を得る位相制御部と、前記第2信号に応じて、所定の第1制御点に
向けて第1音波を放射する第1パラメトリックスピーカと、音波を受ける面が凹状の第1
湾曲反射面を有し、前記第1湾曲反射面で反射する前記音波の集束点を前記第1制御点に
有する第1反射部と、前記第3信号に応じて、前記第1湾曲反射面に向けて第2音波を放
射する第2パラメトリックスピーカと、を備える音響装置。
20・・・生成部
30・・・振幅変調部
40・・・位相制御部
50・・・増幅部
60・・・第1パラメトリックスピーカ
70・・・第2パラメトリックスピーカ
75・・・第3パラメトリックスピーカ
80、85・・・反射部
90・・・可動部
100、200、300、400・・・音響装置
Claims (8)
- 第1信号の位相を制御して、第1音波と第2音波とが可聴エリア内で互いの位相が略逆位相となる第2信号及び第3信号を得る位相制御部と、
前記第2信号に応じて、所定の第1制御点に向けて前記第1音波を放射する第1スピーカと、
音波を受ける面が凹状の第1湾曲反射面を有し、前記第1湾曲反射面で反射する前記音波の集束点を前記第1制御点に有する第1反射部と、
前記第3信号に応じて、前記第1湾曲反射面に向けて前記第2音波を放射する第2スピーカと、
を備える音響装置。 - 前記第1反射部は、第1焦点と、前記第1制御点の位置に第2焦点とを有する回転楕円面を前記第1湾曲反射面として有し、
前記第2スピーカは、前記第1焦点の位置に設けられる請求項1に記載の音響装置。 - 前記第1反射部は、第1焦点を有する回転放物面を前記第1湾曲反射面として有し、
前記第2スピーカは、前記第1反射部を基準として前記第1焦点よりも遠くの位置に設けられる請求項1に記載の音響装置。 - 前記第2信号及び前記第3信号を増幅する増幅部を備える請求項1乃至3いずれか1項に記載の音響装置。
- 前記第2スピーカは、前記第2音波を放射する方向に軸を有し、前記回転放物面の対称軸と前記軸を一致させて設けられ、
前記軸方向に前記第2スピーカを移動させる可動部をさらに備える請求項3に記載の音響装置。 - 前記位相制御部は、前記第1信号の位相を制御して、前記第1音波と第3音波とが可聴エリア内で前記第2信号の位相に対して略逆位相となる第4信号をさらに得て、
前記第1スピーカは、さらに所定の第2制御点に向けて前記第1音波を放射し、
音波を受ける面が凹状の第2湾曲反射面を有し、前記第2湾曲反射面で反射する前記音波の集束点を前記第2制御点に有する第2反射部と、
前記第4信号に応じて、前記第2湾曲反射面に向けて前記第3音波を放射する第3スピーカをさらに備える請求項1に記載の音響装置。 - 前記増幅部は、前記第4信号を増幅する請求項6に記載の音響装置。
- 前記第1信号の位相と、前記第2信号の位相または前記第3信号の位相のいずれか一方とが等しい請求項1乃至7いずれか1項に記載の音響装置。
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