JP5945302B2 - 車両のシート構造 - Google Patents
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Description
また、この場合、シート高さ調整機構と荷重伝達部材が同じシートに設けられないため、シート高さ調整機構が組み込まれる側のシートの構造を簡素化し、シートの軽量化を図ることができる。したがって、シート高さ調整機構によるシートの高さ調整を容易に行うことができる。また、シート高さ調整機構が組み込まれる側のシートに荷重伝達部材が配置されないため、シートの高さを調整する際に、シート高さ調整機構が荷重伝達部材と干渉しにくくなる。
この実施形態に係る車両の前席は、左シート1Lと右シート1Rが左右に隣接して配置されている。右シート1Rは車幅方向中央領域を中央シートとしても利用できるように、左シート1Lに比較して幅広に形成されている。右シート1Rは、車幅方向中央領域を中央シートとして利用しない場合には、背凭れ部の一部を前方に倒すことでアームレスト2として使用することができる。
また、左シート1Lと右シート1Rの各クッションフレーム6は、スライドレール10を介して車体フロア11に車体前後方向にスライド調整可能に取り付けられている。
右シート1Rの左右の側部フレーム7,7は、同図に示すように、前後一対のリンク12a,12bを介してスライドレール10に昇降調整可能に支持されている。前後のリンク12a,12bは平行リンクを成し、この実施形態におけるシート高さ調整機構12を構成している。
これらの図に示すように、左シート1Lの右側の側部フレーム7の後部側の右側面には、金属プレートから成る有底筒状の荷重伝達ボックス13(荷重伝達部材)が溶接等によって一体に結合されている。
なお、この実施形態の場合、左シート1Lと右シート1Rがスライドレール10によって前後方向に相対位置を調整された場合にも、右後部フレーム9Rの車幅方向内側の端面が底壁部13aの外側面と対向するように設定されている。
左シート1Lと右シート1Rの上下方向の相対位置が調整された場合には、左後部フレーム9Lと右後部フレーム9Rの軸線が上下方向と前後方向にずれることになる。しかし、左シート1Lの側部には、右後部フレーム9Rの車幅方向内側の端面が必ず底壁部13aの外側面と対向するように荷重伝達ボックス13が設けられているため、車体の側部から一方のシート1Lまたは1Rに衝撃荷重が入力されると、その荷重は、図8中の矢印で示すように、一方の後部フレーム9(9Lまたは9R)から荷重伝達ボックス13を介して他方の後部フレーム9(9Rまたは9L)に伝達されるとともに、シート1L,1Rを介して車体フロア11に迅速に伝達される。
また、この実施形態の場合、シート高さ調整機構12と荷重伝達ボックス13が右シート1Rと左シート1Lに分散して配置されることから、一方のシートにシート高さ調整機構12と荷重伝達ボックス13を集約して配置する場合に比較して、左右のシート1L,1Rの構造を簡素化することができる。したがって、シートの高さを調整する際に、シート高さ調整機構12が荷重伝達ボックス13と干渉するのを容易に抑制することができる。
特に、この実施形態においては、荷重伝達ボックス13の側壁部13aに車幅方向に延出する補強ビード14が設けられているため、側壁部13bの剛性を効率良く高めることができる。
なお、この実施形態においては、荷重伝達部材である荷重伝達ボックス13が左シート1Lの側部フレーム7に溶接等によって固定されているが、荷重伝達部材は側部フレーム7に一体に形成するようにしても良い。
1R…右シート(シート)
6…クッションフレーム
7…側部フレーム
9…後部フレーム(荷重入出力部材)
11…車体フロア
12…シート高さ調整機構
13…荷重伝達ボックス(荷重伝達部材)
13a…底壁部
13b…側壁部
Claims (7)
- 車両の室内に幅方向左右に並んで一対のシートが配置され、
前記一対のシートのそれぞれに車幅方向に沿って荷重入出力部材が設けられ、車体側方からの荷重入力時に、一方のシートの前記荷重入出力部材から他方のシートの前記荷重入出力部材に荷重が伝達される車両のシート構造において、
シート高さを調整するシート高さ調整機構が前記一対のシートの一方のみに設けられ、
前記一対のシートの相対移動位置に拘わらず、一方のシートの前記荷重入出力部材と他方のシートの前記荷重入出力部材の間の車幅方向の荷重伝達を可能にする荷重伝達部材が、前記一対のシートの他方のみに設けられていることを特徴とする車両のシート構造。 - 車両の室内に幅方向左右に並んで一対のシートが配置され、
前記一対のシートのそれぞれに車幅方向に沿って荷重入出力部材が設けられ、車体側方からの荷重入力時に、一方のシートの前記荷重入出力部材から他方のシートの前記荷重入出力部材に荷重が伝達される車両のシート構造において、
シート高さを調整するシート高さ調整機構が前記一対のシートの少なくともいずれか一方に設けられ、
前記一対のシートの少なくともいずれか一方には、前記一対のシートの相対移動位置に拘わらず、一方のシートの前記荷重入出力部材と他方のシートの前記荷重入出力部材の間の車幅方向の荷重伝達を可能にする荷重伝達部材が設けられており、
前記荷重伝達部材が設けられるシートは、シート側部の骨格部材である側部フレームを有し、
前記荷重伝達部材が設けられるシートの前記荷重入出力部材は、前記側部フレームを貫通して当該側部フレームに固定されるとともに、当該側部フレームを貫通してシート外側に突出した部分に前記荷重伝達部材が対向して設けられていることを特徴とする車両のシート構造。 - 車両の室内に幅方向左右に並んで一対のシートが配置され、
前記一対のシートのそれぞれに車幅方向に沿って荷重入出力部材が設けられ、車体側方からの荷重入力時に、一方のシートの前記荷重入出力部材から他方のシートの前記荷重入出力部材に荷重が伝達される車両のシート構造において、
シート高さを調整するシート高さ調整機構が前記一対のシートの少なくともいずれか一方に設けられ、
前記一対のシートの少なくともいずれか一方には、前記一対のシートの相対移動位置に拘わらず、一方のシートの前記荷重入出力部材と他方のシートの前記荷重入出力部材の間の車幅方向の荷重伝達を可能にする荷重伝達部材が設けられ、
前記荷重伝達部材は、当該荷重伝達部材が設けられるシートの前記荷重入出力部材の端面に当接する底壁部と、当該底壁部の外縁部から隣接するシートと離反する側に向かって延出する側壁部と、を有し、
前記側壁部は、前記シート高さ調整機構がシート高さを最大に変位させたときに、前記隣接するシートの前記荷重入出力部材の延長上に位置される部位に少なくとも設けられていることを特徴とする車両のシート構造。 - 前記荷重伝達部材が設けられるシートは、シート側部の骨格部材である側部フレームを有し、
前記荷重伝達部材が設けられるシートの前記荷重入出力部材は、前記側部フレームを貫通して当該側部フレームに固定されるとともに、当該側部フレームを貫通してシート外側に突出した部分に前記荷重伝達部材が対向して設けられていることを特徴とする請求項1に記載の車両のシート構造。 - 前記荷重伝達部材は、当該荷重伝達部材が設けられるシートの前記荷重入出力部材の端面に当接する底壁部と、当該底壁部の外縁部から隣接するシートと離反する側に向かって延出する側壁部と、を有し、
前記側壁部は、前記シート高さ調整機構がシート高さを最大に変位させたときに、前記隣接するシートの前記荷重入出力部材の延長上に位置される部位に少なくとも設けられていることを特徴とする請求項1,2,4のいずれか1項に記載の車両のシート構造。 - 前記荷重伝達部材は、当該荷重伝達部材が設けられるシートのシート側部の骨格部材である前記側部フレームに一体に結合されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の車両のシート構造。
- 前記荷重入出力部材と前記荷重伝達部材とは、車体フロアに支持されるシートクッションのクッションフレームに設けられていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の車両のシート構造。
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| JP2014144987A JP5945302B2 (ja) | 2014-07-15 | 2014-07-15 | 車両のシート構造 |
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- 2014-07-15 JP JP2014144987A patent/JP5945302B2/ja not_active Expired - Fee Related
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