JP5949040B2 - ネットワークストレージ装置、および録画データ蓄積プログラム - Google Patents
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Description
従来のサーバ型放送は、放送サーバからのストリーム放送を受信装置が受信して、送信されたストリームデータを録画した。この録画データを受信装置それぞれが保存せずに、受信装置が録画データを蓄積サーバに送信して、蓄積サーバが録画データを一元管理するシステムがあった。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態(以下、「本実施形態」と称する)につき詳細に説明する。なお、各図は、本発明について概略的に示してあるに過ぎない。よって、本発明は、図示例のみに限定されるものではない。また、各図において、共通する構成要素や同様な構成要素については、同一の符号を付し、それらの重複する説明を省略する。
図1に示すように、ストリーム放送録画システム1は、ストリームデータを送信する放送サーバ100と、ストリームデータを受信し記録(録画)する複数のSTB600(600−1,600−2,・・・)と、ストリームデータを受信し解析するストリーム解析装置300と、STB600から送信される録画データを記録し、STB600からの要求に応じて、記録した録画データを要求のあったSTB600に出力するネットワークストレージ200(NS)とを備える。ここで、STB600からネットワークストレージ200に対する録画データの要求は、特殊再生(例えば、ジャンプ再生)を含む。
また、STB600と、ストリーム解析装置300と、ネットワークストレージ200とは、(通信)ネットワーク500を介して通信可能に接続される。
ネットワーク400は、放送サーバ100が送信するストリームデータを、ストリーム解析装置300およびSTB600が受信するネットワークである。
ネットワーク500は、ネットワークストレージ200とストリーム解析装置300とを接続し、ネットワークストレージ200とSTB600とを接続するネットワークである。
放送サーバ100は、映像や音声などの放送信号をストリーム形式でネットワーク400に送信する装置である。本実施形態では、「MPEG−2 TS」の規格に沿って、放送信号をストリーム形式で送信する。この送出された信号をストリームデータとする。放送サーバ100が送出する放送信号については、詳細を後記する。
ネットワークストレージ200は、ストリーム解析装置300からの解析データと、STB600からの録画データとを蓄積し管理する装置である。詳細を後記する。
ストリーム解析装置300は、放送サーバ100から送信されるストリームデータを解析し、解析結果をネットワークストレージ200に出力する装置である。詳細を後記する。
STB600は、ストリーム形式で送信される放送信号を受信して、テレビで視聴可能な信号に変換する装置である。このSTB600は、ネットワーク400を介して放送サーバ100と接続し、ネットワーク500を介してネットワークストレージ200と接続され、放送サーバ100が送信するストリームデータを受信し、一時的に記録(録画)する。そして、STB600は、記録した録画データ(ストリームデータ)をネットワークストレージ200に送信する。その後、STB600は、ユーザからの要求に応じてネットワークストレージ200に録画データの送信を要求し、ネットワークストレージ200から録画データを受信する。これにより、STB600が受信した録画データをテレビに出力することで、テレビ画面にユーザが要求した映像を表示させることができる。
ここで、本実施形態において扱う信号およびデータについて説明する。
ここで、放送サーバ100が出力する放送信号について説明する。
MPEG−2で圧縮された映像信号は、1つのIピクチャ(Intra-coded Picture)と、複数のPピクチャ(Predictive-coded Picture)およびBピクチャ(Bidirectionally Predictive-coded Picture)とから成るGOP(Group Of Pictures)とよばれるフレームの集まりで構成される。以下、このフレームをGOPデータと称する。
複数のGOPデータで構成される映像信号は、符号化されて、ES(Elementary Stream)と呼ばれる符号化データ列に変換される。このESは、デコードや提示に都合のよいかたまりに区切られ、ヘッダ(PESヘッダ)が付加され、PES(Packetized Elementary Stream)パケットという可変長のパケットに納められる。そして、PESパケットは細かく分割され、188バイトの固定長のTS(Transport Stream)パケットに格納される。これらTSパケットには、映像や音声などのコンポーネントごとに異なる値のPID(Packet IDentifier)が付与される。さらに、映像信号以外のその他の音声信号などのコンポーネントと共に多重化されて、TS(放送信号)が作成される。放送サーバ100は、このTSをネットワーク400に送出(放送)する。これにより、ストリームデータを受信したSTB600は、PIDの値に基づいて、ストリームデータから番組を構成するパケットを抽出して、復号し、テレビで視聴可能な信号に変換する。
本発明のネットワークストレージ200は、録画データの重複判定をGOPデータ単位で行う。
ここで、受信した放送データ(MPEG−2 TS)をGOPデータに分割する方法、および、各GOPデータを識別するための各種値の取得方法について説明する。
ヘッダにあるPCR(Program Clock Reference)に値(図3)が書き込まれたTSパケットをPCRパケットと称する。このPCRパケットは、MPEG−2規格により、エンコード側(放送サーバ100)がストリームデータ(TSパケットの連続)を送出するときに、0.1秒間に少なくとも1つ組み込まれる。
TSパケットは、188バイト固定長のパケットであり、4バイト(32ビット)のヘッダと、アダプテーションフィールドとで構成される。TSパケットのヘッダの先頭から12ビット目から24ビット目までの13ビットには、PIDが格納される。このPIDからTSパケットを判定する。PIDが「0x0000」のTSパケットがPATであり、PIDが「0x0010〜0x1FFE」のTSパケットがPMTであり、その他各種ストリームのPIDが割り当てられている。
アダプテーションフィールドの12ビット目から16ビット目までのフラグ(flags)(5ビット)は、次に続くオプションフィールド(option field)の構成を示しており、フラグが立っている場合、そのフラグに応じた各種データがオプションフィールドに格納されていることを示している。このアダプテーションフィールドの12ビット目がPCR_flagであり、このフラグが立っている(1)場合、オプションフィールドにPCR値が格納されていることを示す。このPCR_flagが1のTSパケットをPCRパケットと称する。ここで、PCR値は、アダプテーションフィールドの先頭から48ビット(その内6ビットはreserved(予約))から取得することができる。
PAT、PMTなどのPSI(Program Specific Information)データは、TSパケットのペイロードにMPEG−2 セクション形式で格納される。PSIの13ビット目から24ビット目までの12ビットには、セクション長(section length)が格納されており、次のビットからの後続データのデータ長を示している。
65ビット目以降には、MPEG−2 TSに含まれる番組数分(=N番組)のセクションデータ(PAT section data)(1番組32ビットのセクションデータ)が格納されている。各セクションデータの先頭の16ビットが番組番号(program_number)を示しており、20ビット目から32ビット目までの13ビットが前記番組番号に対応するPIDを示している。このセクションデータにより、番組番号とPMTのPIDとの対応付けが可能となる。
さらに、このセクションデータ(PMT section data)の21ビット目〜32ビット目までの12ビットには、次のビットから続くプログラム情報のデータ長(program_info_length)(可変長)が格納されている。このデータ長をN1とする。
まず、ストリーム解析部360は、PID=0のTSパケットを検出して、PATのTSパケットを取得する。このPATのTSパケットには、ProgramID(番組番号)=0001と、その番組に対応するPMTのTSパケットのPID=16とが対応して格納されている。
MPEG−2 TSでは、PMTに記載されたストリームタイプがMPEG−2 VideoのTSパケットのペイロードを結合することで、メディア情報の単位であるPESパケットに分割することができる。
ここで、本明細書において定義する用語である「SGP」、「GTC」、「PTC」について、図5を用いて説明する。
ここで、GOPデータの先頭を含むPESパケットに対して、PESパケットデータの先頭を格納するTSパケット(先頭TSパケット)の手前に存在し、PCR値の最も大きいPCRパケットを範囲先端PCRパケットとする。また、範囲先端PCRパケットのPCR値をSGP、範囲先端PCRパケットから次の範囲先端PCRパケットの1つ手前となるTSパケットまでに存在するTSパケット一式をGOP分割データとし、GOP分割データのTSパケット数をGTCとする。
また、後記の図19において説明するが、PCRパケットから次のPCRパケットの1つ手前となるTSパケットまでに存在するTSパケットのパケット数をPTCとする。詳細は後記する図19を用いて説明する。
図6に示すように、ネットワークストレージ200は、NSDB管理部210と、NSDB220と、NS記憶部230と、解析データ受信部250と、ストレージ管理部260と、録画データ受信部270とを備える。
NSDB管理部210と、解析データ受信部250と、ストレージ管理部260と、録画データ受信部270とは、制御手段として機能し、例えば、CPU(Central Processing Unit)で構成される。各構成部の制御部としての機能は、CPUが不図示の記憶部に格納されるプログラムを展開し、実行することによって実現される。
NSDB220と、NS記憶部230とは、データやプログラムを記憶する構成部であり、例えば、HDD(Hard Disc Drive)、RAM(Random Access Memory)、光ディスク等の記憶手段である。
NSDB管理部210は、NSDB220に対する要求(データ作成、データ読み込み、データ更新、データ削除)に応じて、NSDB220に記憶されたデータ更新等の処理を行う。
NSDB220は、GOPテーブル221(図7)と、PCRテーブル222(図8)と、Blockテーブル223(図9)とを保持する。
GOPテーブル221は、ネットワークストレージ200にアップロードされた録画データのGOP分割データの情報(SGP、GTC等、図4,図5参照)を記憶する構成部である。図7に示すように、このGOPテーブル221には、GOP分割データの情報毎に1レコードが記憶され、GOP分割データの情報は、ProgramID、SGP、GTC、DataID、UserCount、およびGOPStatusで構成される。
SGPは、範囲先端PCRパケットのPCR値である。
GTCは、GOP分割データを構成するTSパケットのパケット総数である。
DataIDは、後記するBlockテーブル223のレコードを一意にする情報であり、NS記憶部230に蓄積されたGOP分割データの領域に係る情報である。
UserCountは、当該GOP分割データを含む録画を行ったSTB600の数である。これは、後記する図17のステップS405において、STB600から送信される〔ProgramID、Start−PCR、End−PCR、offset〕は、録画データのサイズを示し、このサイズに含まれるGOP分割データの情報に対して、UserCountが1加算される。
GOPStatusは、GOP分割データの利用可否情報である。“N(None)”、“U(Unavailable)”、“A(Available)”のいずれか一つが記録される。詳細を後記する。
PCRテーブル222は、PCRパケットの情報を記憶する構成部である。図8に示すように、このPCRテーブル222には、PCRパケット毎に1レコードのPCRパケットの情報が記憶され、このPCRパケットの情報は、ProgramID、PCR、およびPTCで構成される。
Blockテーブル223は、ブロック単位で区切られたNS記憶部230の記憶領域の情報を記憶する構成部である。図9に示すように、このBlockテーブル223には、DataID毎に1レコードの記憶領域の情報が記憶され、この記憶領域の情報は、DataID、NextID(次のDataID)、StorageID(記憶装置の識別番号)、BlockID(開始ブロック番号)、BlockCount(総ブロック数)、およびRefCounter(参照カウンタ)で構成される。
(NS記憶部230)
NS記憶部230は、録画データを記録する記憶部である。このNS記憶部230は、例えば、HDDなどの複数の記憶装置を組み合わせたものであり、NS200の制御部(解析データ受信部250、ストレージ管理部260、録画データ受信部270)に制御されて、NAS(Network Attached Storage)およびRAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)としての機能を実現している。
解析データ受信部250は、ストリーム解析装置300から送信される解析データを受信し、この解析データから一部のデータを抽出し、NSDB管理部210に出力する構成部である。解析データ受信部250が解析データから抽出するデータは、NSDB管理部210によりNSDB220のGOPテーブル221、PCRテーブル222に記録されているデータである。
つまり、解析データ受信部250は、GOPテーブル221の〔ProgramID、SGP、GTC〕、PCRテーブル222の〔PCR、PTC〕の値をストリーム解析装置300から送信される解析データから抽出する。
ストレージ管理部260は、NS記憶部230の記憶可能なデータ領域の使用状況をブロック単位で管理する。このストレージ管理部260は、複数の記憶装置(HDDなど)で構成されるNS記憶部230のデータ領域を、各記憶装置の識別番号(StorageID)と、ストレージ毎のブロック番号(BlockID)とで区分したブロック単位で、Blockテーブル223を用いて管理する。ここで、ストレージ管理部260は、NSDB220のBlockテーブル223のデータを更新するとき、NSDB管理部210に更新要求をして、NSDB管理部210に更新させる。
録画データ受信部270は、STB600から転送される録画データを受信すると共に、その録画データをNS記憶部230に記録する。このとき、録画データ受信部270は、NSDB管理部210を介してBlockテーブル223に基づき、NS記憶部230の記憶領域を確保し、そのNS記憶部230の記憶領域に録画データを記録する。
図10に示すように、ストリーム解析装置300は、ストリーム受信部350と、ストリーム解析部360と、ネットワークストレージ通信部370とを備える。
ストリーム受信部350は、ネットワーク400と接続され、放送サーバ100から送信されるストリームデータを受信し、ストリーム解析部360に出力する構成部である。
ストリーム解析部360は、ストリームデータを解析して、解析データを生成する構成部である。
このストリーム解析部360は、番組開始時点のストリームデータを構成するTSパケットの連続を監視し、PCRパケットを検出する(図2)。そして、PCRパケットの情報(SGP、GTC、およびPTCの各種値)を取得して、随時メモリ(不図示)に記録させる。そして、ストリーム解析部360は、番組終了後、ストリームデータから得られた、ProgramIDと、PCRパケットの情報(SGP、GTC、およびPTCの各種値)とで構成される解析データを生成する。そして、ストリーム解析部360は、解析データを、ネットワークストレージ通信部370を介してネットワークストレージ200に送信(通知)させる。
ネットワークストレージ通信部370は、ネットワーク500と接続され、ストリーム解析部360から取得した解析データをネットワークストレージ200に送信する構成部である。
図11に示すように、STB600は、STBDB管理部610と、STBDB620と、STB記憶部630と、入力制御部640と、操作入力部641と、ストリームデータ受信部650と、録画データ送信部660と、録画データ受信部670と、信号変換出力部680とを備える。
STBDB管理部610は、STBDB620に対する作成・読み込み・更新・削除の各要求を処理する。
STBDB620は、Fileテーブル621(図12)、Timeテーブル622(図13)を保持する。
Fileテーブル621は、STB600が受信したストリームデータの情報(STB記憶部630に記録された録画データの情報)を記憶する構成部である。図12に示すように、このFileテーブル621には、録画データ毎に1レコードの録画データの情報が記憶され、この録画データの情報は、ProgramID、file、Start−PCR、End−PCR、およびoffsetで構成される。
Start−PCRは、録画開始後、最初のPCRパケットのPCR値である。
End−PCRは、録画終了の直前に存在するPCRパケットのPCR値である。
offsetは、録画開始後、最初のPCRパケットが検出されるまでに存在するTSパケット(つまり、最初のTSパケットから最初のPCRパケットの1つ手前となるTSパケットまでに存在するTSパケット)の数である。
Timeテーブル622は、STB記憶部630に記録されたGOP分割データの位置サイズ情報を記憶する構成部である。図13に示すように、このTimeテーブル622には、録画データに含まれるGOP分割データ毎に1レコードのGOP分割データの位置サイズ情報が記憶され、このGOP分割データの位置サイズ情報は、ProgramID、SGP、time(録画データ先頭からの相対時間)、file(ファイル名)、position(GOP分割データ開始位置;録画データの先頭からの距離をTSパケットの数で示す)、およびLength(GOP分割データ長;単位はビット)で構成される。
(STB記憶部630)
STB記憶部630は、録画データを記録する記憶部である。このSTB記憶部630は、例えば、フラッシュメモリやHDD、光ディスクなどの記憶装置である。
操作入力部641は、ユーザからSTB600の操作指示を受け付ける構成部であり、ユーザに操作されたリモコンが出射する赤外線などの信号を受信したり、ユーザに操作キーから直接入力されたりすることで、STB600の操作指示を受け付ける。
入力制御部640は、操作入力部641に入力されたSTB600の操作指示(録画開始、録画停止、再生開始、再生停止、特殊再生操作(ジャンプ再生)、録画データのアップロード(ストリーム解析装置300への送信指示)など)を処理する構成部である。
ストリームデータ受信部650は、放送サーバ100からのストリームデータを受信すると共に、録画機能を実行しているときは、受信したストリームデータを、録画データとして、STB記憶部630に記憶する。
なお、ストリームデータ受信部650は、録画開始時、録画データをSTB記憶部630に記録する際に、その録画データに、各STB600で識別可能な一意のファイル名(file)を付与する。
録画データ送信部660は、録画データをネットワークストレージ200に送信(アップロード)する構成部である。
この録画データ送信部660は、STB記憶部630から録画データを取得し、その録画データをGOP分割データ毎に分割して、ネットワークストレージ200に送信する。このとき、録画データ送信部660は、ネットワークストレージ200に問い合わせて、ネットワークストレージ200に記録されていない(重複していない)GOP分割データのみを送信する。
録画データ受信部670は、ネットワークストレージ200に録画データの送信を要求し、取得する構成部である。
この録画データ受信部670は、入力制御部640からの再生指示に応じて、指示された録画データの送信をネットワークストレージ200に要求し、ネットワークストレージ200から送信される録画データを受信する構成部であり、特に、特殊再生時のデータ読み込み処理の制御に使用される。
信号変換出力部680は、録画データ受信部670が受信した録画データ(放送信号)をテレビで視聴可能な信号に変換して、STB600と接続されたテレビに出力する。
第1の実施形態におけるストリーム放送録画システムの動作について説明する。
以下、ストリーム放送録画システム1で実行される、(1)放送録画シーケンス(図14〜図16)と、(2)録画データアップロードシーケンス(図17〜図18、図20)と、(3)録画データ再生シーケンス(図21〜図23)と、(4)録画データ削除シーケンス(図24〜図25)とを説明する。
図14〜図16を用いて、放送録画シーケンスについて説明する。
図14は、放送サーバ100から送信されるストリームデータを受信したSTB600の録画処理動作を示すシーケンス図である。
図15は、放送サーバ100から送信されるストリームデータを受信したストリーム解析装置300の解析処理動作を示すシーケンス図であり、ストリーム解析装置300が解析したデータをネットワークストレージ200に送信する処理をも含めて図示されている。
図16は、ストリーム解析装置300から送信される解析データ(テーブル更新データ)を受信したネットワークストレージ200のテーブル更新処理動作を示すシーケンス図である。
まず、図14を用いて、放送サーバ100から送信されるストリームデータを受信したSTB600の録画処理動作について説明する。
ストリームデータ受信部650は、受信したストリームデータをモニタリングして最初のPCRパケットの情報をFileテーブル621の記録先レコードに記録する(ステップS106)と共に、受信したストリームデータをステップS102で生成したファイルに格納(書き込み)する(ステップS107)。
そして、ストリームデータ受信部650は、ファイルをクローズしたことを入力制御部640に通知して(ステップS111)、録画処理動作を終了する。
以上の処理により、録画開始から録画終了までのストリームデータが、STB記憶部630にステップS102で生成したfile「user1_0001−1」をファイル名とするファイルに格納される。また、ストリームデータのProgramID、Start−PCR、End−PCR、offsetが、STBDB620のFileテーブル621に記録される。
次に、図15を用いて、放送サーバ100から送信されるストリームデータを受信したストリーム解析装置300の解析処理動作について説明する。この図15には、放送開始から放送終了までの間、ストリーム解析装置300が行う解析処理動作が示されている。
ストリーム受信部350は、放送サーバ100からストリームデータを受信し(ステップS204)、ストリーム解析部360に出力する。
ストリーム解析部360は、ストリームデータをモニタリング(解析)し(ステップS205)、ストリームデータから抽出した(後記する)テーブル更新データをネットワークストレージ200に送信する(ステップS206)。これにより、ネットワークストレージ200では、GOPテーブル221(図7)およびPCRテーブル222(図8)のデータ更新が行われる。
そして、ストリーム解析部360は、ネットワークストレージ200の更新完了通知をストリーム受信部350に出力し(ステップS207)、ストリーム受信部350から、次のストリームデータを受け付ける。
図16を用いて、ストリーム解析装置300から送信されるネットワークストレージ200のテーブル更新処理動作について説明する。
まず、解析データ受信部250は、図15のステップS206の処理が行われ、ストリーム解析装置300から送信されるテーブル更新データを受信する(ステップS301)。このテーブル更新データは、〔ProgramID、SGP、GTC〕と、m個の〔PCR値、PTC〕とで構成される。
以上のステップS301〜ステップS306の処理をストリーム解析装置300からテーブル更新データ(図15のステップS206−1〜ステップS206−n)を受信するたびに行う。これにより、放送開始から放送終了までのGOP分割データの各種値が、ネットワークストレージ200に保存される。
ここで、GOPStatus(図7)について説明する。
GOPStatusはSGPに対応するGOP分割データの状態を示すものであり、“N(None)”、“U(Unavailable)”、“A(Available)”の3種類で状態を示す。“N”はSGPに対応するGOP分割データが存在しない状態を示し、“U”はSGPに対応するGOP分割データが存在するが、そのGOP分割データを利用することができない状態を示し、“A”はSGPに対応するGOP分割データが存在し利用可能な状態を示す。これらの状態は“N”→“U”、“U”→“A”に状態を変えることができ、逆に、“A”→“U”、“U”→“N”にも状態を変えることができる。
図17〜図18、図20を用いて、録画データアップロードシーケンスについて説明する。ここで録画データアップロードとは、STB600のSTB記憶部630のファイルを格納された録画データ(ストリームデータ)を、ネットワークストレージ200に送信することである。
まず、図17を用いて、STB600が録画データをネットワークストレージ200にアップロード(送信)する録画データアップロード処理動作について説明する。
この問い合わせによりネットワークストレージ200で行われる問い合わせ対応処理(図18)については、詳細を後記する。
このステップS405に示す問い合わせにより、録画データをアップロードしたときに重複するデータがあるか否かの判定結果(flag)がネットワークストレージ200から送信される。
ここで、GOP分割データの相対時刻は、各SGP(PCR値)を、SGP一覧の先頭にあるSGPで差分した値を、27kHzで除算して算出する。例えば、SGP=1000013500から、SGP=1000000000を差分して、27kHzで除算することで「0.5秒(00:00:00:500)」が得られる(図13,図35)。
図18を用いて、STB600から送信される問い合わせに対してネットワークストレージ200が行う問い合わせ対応処理について説明する。
まず、図17のステップS405の処理が行われ、録画データ受信部270は、STB600からの問い合わせ〔ProgramID、Start−PCR、End−PCR、offset〕を受信する(ステップS501)。
録画データ受信部270は、NSDB管理部210を介して、GOPテーブル(図7)を用いて、Start−PCRからEnd−PCRまでに存在するGOP分割データの検索を行う(ステップS502)。このとき、NSDB管理部210は、(Start−PCR≦SGP)かつ(次のGOP分割データのSGP(次のSGP)≦End−PCR)を満たすGOP分割データを検索する。
これにより、検出された全てのGOP分割データ情報(n個)が録画データ受信部270に出力される。
このとき、録画データ受信部270は、offset(の値)と、PTC(の値)とから、positionを算出する。この算出方法について図19を用いて説明する。
ここで、録画データのStart−PCRがPCR[a]であり、録画データに含まれる先頭のGOP分割データ(GOP#1)のSGP(#1)との間にPCR[b]、PCR[c]が存在するとする。この場合、positionの値は、録画データの先頭からGOP分割データの先頭までの距離をTSパケットの数で示したものであり、すなわち、録画データ先頭からStart−PCRまでのTSパケットのパケット総数であるoffsetと、PCR[a](Start−PCR)〜SGP(#1)までのTSパケットのパケット総数との合計の値である。
次に、録画データ受信部270は、NS記憶部230内の空き領域のうち、GOP分割データを書き込むための書込領域を、NSDB管理部210を介して、Blockテーブル223から検索する(ステップS506〜ステップS507)。なお、flagに“true”が指定されているGOP分割データのみを書き込み対象とする。(ここでは、全てのGOP分割データの個数をn、flag=“true”のGOP分割データの個数をk(n≧k)として説明する。)
次に、図20を用いて、STB600からアップロード(送信)される録画データを受信したネットワークストレージの200の録画データ書き込み対応処理動作について説明する。
次に、録画データ受信部270は、取得したDataIDをストレージ管理部260に出力し(ステップS604)、ストレージ管理部260に書き込み先の取得を依頼する。
そして、NSDB管理部210は変更完了通知をストレージ管理部260に出力し(ステップS613)、ストレージ管理部260は録画データ受信部270に転送する(ステップS614)。
録画データ受信部270は、録画データ書込完了通知をSTB600に送信し(ステップS618)、次のGOP分割データを送信するようSTB600に要求する。その要求に対して、GOP分割データの送信がなければ、ネットワークストレージ200は録画データ書き込み対応処理を終了する。
以上の処理により、〔ProgramID、SGP〕に対応するGOP分割データがネットワークストレージ200に保存され、STB600から読み込み可能な状態となる。
図21〜図23を用いて、録画データ再生シーケンスについて説明する。
次に、図21を用いて、ネットワークストレージ200から読み込んだ(取得した)録画データを再生するSTB600の録画データ再生処理動作について説明する。
ここで、再生開始時刻を指定しない再生開始指示であれば、録画開始時刻に当たる00:00:00:000の相対時刻が再生開始時刻となる。ここでは、s−timeで示す再生開始時刻を指定した場合について説明する。
録画データ受信部670は、入力制御部640からのジャンプ再生指示〔file、js−time(ジャンプ再生開始時刻)〕に応じて(ステップS709)、指定されたジャンプ先の時刻(js−time)をもつレコードを検索する。この検索処理において、録画データ受信部670は、再生開始位置を検出する(ステップS710)。そして、録画データ受信部670は、再生開始通知を入力制御部640に出力する(ステップS711)。
そして、録画データ受信部670は、入力制御部640に再生終了通知を出力し(ステップS716)、STB600は録画データ再生処理を終了する。
次に、図22を用いて、STB600から再生開始通知を受信したネットワークストレージ200の再生開始通知対応処理動作について説明する。
まず、録画データ受信部270は、図21のステップS704でSTB600から送信される再生開始通知〔ProgramID、SGP〕を受信する(ステップS801)。そして、録画データ受信部270は、NSDB管理部210を介し、GOPテーブル221から読み込み先(図18のステップS509で確保した書込領域)を検索する(ステップS802)。このとき、録画データ受信部270は、〔ProgramID、SGP〕を用いて、GOPテーブル221のレコードを検索して、対応するDataID(Blockテーブル223のキー値)を取得する(ステップS803)。
次に、録画データ受信部270は、取得したDataIDをストレージ管理部260に出力し(ステップS804)、ストレージ管理部260に読み込み先の取得を依頼する。
そして、録画データ受信部270は、録画データ読込先検出完了通知をSTB600に送信する(ステップS809)。
次に、図23を用いて、STB600から再生終了通知を受信したネットワークストレージ200の再生終了通知対応処理動作について説明する。
以上の処理により、録画データ再生中はRefCounterの値が0にならないため、データ読み込み時に該当ブロックのデータが削除されない。
図24〜図25を用いて、録画データ削除シーケンスについて説明する。
次に、図24を用いて、STB600のファイル削除処理動作について説明する。
まず、録画データ送信部660は、入力制御部640からのファイル削除指示(fileが指定される)に応じて(ステップS1001)、STBDB管理部610を介し、STBDB620のTimeテーブル622を検索し(ステップS1002)、GOP分割データのレコード〔ProgramID、SGP、time、file〕を取得する(ステップS1003)。
そして、録画データ送信部660は、〔ProgramID、SGP〕をネットワークストレージ200に送信して、録画データ削除を要求する(ステップS1004)。
そして、録画データ送信部660は、STBDB管理部610を介し、Fileテーブル621からステップS1003で取得したレコードのfileに該当する(一致する)レコードを削除する(ステップS1006)。
さらに、録画データ送信部660は、STB記憶部630にfileが残っている場合は、fileを合わせて削除する(ステップS1007)。
録画データ送信部660は、入力制御部640にファイル削除完了通知を出力し(ステップS1008)、STB600はfile削除処理を終了する。
次に、図25を用いて、STB600から録画データ削除要求を受信したネットワークストレージ200の録画データ削除処理動作について説明する。
一方、UserCountが0以外の場合、GOPStatusの値を“U”から“A”に変更することで、SGPに対応するGOP分割データが利用可能であることを示す。
NSDB管理部210は、録画データ受信部270に対して、UserCountが0となったDataIDのレコードを出力(返す)(ステップS1107)。図25の説明では、GOP分割データ個数をn、UserCountが0となったGOP分割データ個数をk(n≧k)とした。
図1に示すストリーム放送録画システム1において、放送サーバ100が送信(放送)するストリームデータを複数のSTB600が受信し記録(録画)する。つまり、同一番組のストリームデータを各STB600で受信することになるため、各STB600が記録したストリームデータ(録画データ)は重複度が高い。ここで、同一番組のストリームデータをダイレクト録画する場合、各STB600が受信するストリームデータを構成するTSパケットのProgramIDおよびPCR値は同一である。本発明はこのことを利用し、重複する録画データの検出を行う。
第2の状態は、STB600−1が録画データをネットワークストレージ200にアップロードするときの状態である。
第3の状態は、第2の状態の後で、すでにネットワークストレージ200にアップロードされている(第2の状態でSTB600−1がアップロードした)録画データと一部同じ(重複する)録画データを記録したSTB600−2が、ネットワークストレージ200に重複しない録画データをアップロードするときの状態である。
図29、図34、図39は、ネットワークストレージ200が備えるBlockテーブル223であり、図29は第1の状態時、図34は第2の状態時、図39は第3の状態時のBlockテーブル223を示す。
図36および図40は、STB600が備えるTimeテーブル622であり、図36は第2の状態時、図40は第3の状態時のTimeテーブル622を示す。
図28は、第1の状態時のネットワークストレージ200が備えるPCRテーブル222を示す。
図30は、第1の状態時のSTB600が備えるFileテーブル621を示す。
第1の状態について、図26〜図30を用いて説明する。
第1の状態は、番組の放送終了後、放送サーバ100が送信したストリームデータが、STB600−1およびSTB600−2に録画データとして記録され、ストリーム解析装置300により解析されて、解析結果がネットワークストレージ200に記録されているときの状態である。
ここで、STB600−1には、同じ番組の録画データが別々に記録されており(RD1−1とRD1−2)、しかも、PCR値が1000024300から1000029700までの位置において、録画データの一部が重複している。
PCRテーブル222には、ProgramIDと、PCRパケットのPCR値(PCR)と、そのPCRパケットから次のPCRパケットまでの間に存在するTSパケットのパケット総数(PTC)とが記録されている。
例えば、PCR値が1000000000のレコードは、そのPCR値のPCRパケットから、次のPCRパケット(PCR値が1000002700のPCRパケット)までの間に、31(=PTC)のTSパケットがあることを示している。
ネットワークストレージ200には、ストリーム解析装置300から送信された解析データのレコード〔ProgramID、SGP、GTC〕が保存されたGOPテーブル221(図27)と、PCRパケット間のTSパケットのパケット総数の一覧が保存されたPCRテーブル222(図28)と、未使用状態のNS記憶部230を示すBlockテーブル223(図29)とが存在する。
また、STB600−1には、2つの録画データがそれぞれファイルに格納されて「user1_0001−1」と、「user1_0001−2」とが存在する。そのファイル(録画データ)それぞれのStart−PCRおよびEnd−PCRが記録されたFileテーブル621−1(図30(a))が存在する。
一方、STB600−2には、1つの録画データが格納されたファイル「user2_0001−1」が存在し、Start−PCRおよびEnd−PCRが記録されたFileテーブル621−2(図30(b))が存在する。
第2の状態について、図31〜図36を用いて説明する。
第2の状態は、STB600−1が録画データ(RD1−1およびRD1−2)をネットワークストレージ200にアップロードするときの状態である。
このSTB600−1は、ネットワークストレージ200でGOP分割データが重複して記録されないように、重複しないGOP分割データをアップロードする。しかし、STB600−1は、ストリームデータを解析する機能を有していないため、放送サーバ100から受信したストリームデータのどこにGOP分割データが記録されているか、すなわち、GOP分割データの開始位置と終了位置とを検出することができない。
そのため、まず、STB600−1は、ネットワークストレージ200に、録画した録画データの情報(これからアップロードするGOP分割データに係る情報)を提供(送信)する。
以上により、STB600−1は、録画データ(ストリームデータ)からSGPを検出するだけで、ネットワークストレージ200から提供された情報に基づいて、GOP分割データを抽出することができる。そして、STB600−1は抽出したGOP分割データをネットワークストレージ200にアップロードする。
ここで、録画データからGOP分割データを抽出した後、録画データの先頭と末尾に残TSパケット(残先頭TSパケット、残末尾TSパケット)が発生する。STB600−1は、残TSパケットをSTB記憶部630から抽出するための情報をTimeテーブル622に格納する。ここで、STB600−1は、残TSパケットから得られる〔offset、PTC〕に基づき、残TSパケットのTSパケット数(position)を算出し、Timeテーブル622に格納する。これにより、STB記憶部630には、Timeテーブル622から得られるfile「user1−0001−1」の先頭から、position分のTSパケット、すなわち残先頭TSパケットが記録される。
さらに、STB600−1は、録画データRD1−2も、録画データRD1−1をアップロードしたときと同様に、ネットワークストレージ200に記録されたGOP分割データと重複しないように、重複しないGOP分割データをアップロードする。
ここで、positionは、offset+Start−PCR値が格納されたPCRパケットから範囲先端PCRパケットの1つ手前のTSパケットまでに存在するTSパケットのデータサイズである(図19参照)。
これにより、STB600−1は、図31(b)に示す[3]のGOP分割データを抽出し、ネットワークストレージ200にアップロードする。
ここで、録画データからGOP分割データを抽出した後、録画データの先頭と末尾で残TSパケット(残先頭TSパケット、残末尾TSパケット)が発生する。これも録画データRD1−1と同様に処理が行われ、STB記憶部630には、Timeテーブル622から得られるfile「user1−0001−1」の先頭から、position分のTSパケット、すなわち残先頭TSパケットが記録される。
ネットワークストレージ200は、GOP分割データを構成するTSパケット数(GTC)に基づき、NS記憶部230の記憶領域の割り当てをブロック単位で行う。このとき、ネットワークストレージ200は、GOP分割データが記憶された最初のブロックの識別番号(BlockID)と、使用するブロックの数(BlockCount)とを算出する。
そして、ネットワークストレージ200は、録画データを構成する順番で、各GOP分割データに一意のDataIDを付与する。
これらの〔DataID、BlockID、BlockCount〕をBlockテーブル223に記録する。
DataID「00000000」は空き領域が確保されたことを示しており、BlockID「00000001」から8000のブロックが空き領域(RefCounter=0)として確保されていることを示している。また、NextIDには、次に割り当て可能なブロック(空き領域)の情報が記録されたレコードのDataIDが記録される。
この図34のBlockテーブルにおいて、DataID「00000000」で示すレコードには、BlockCount=8000の空き領域があることを示す情報が記録されている。
そして、ネットワークストレージ200は、GOPテーブル221の更新を行い、図32に示すように、各GOP分割データに対応するGOPテーブル221の〔DataID、UserCount、GOPStatus〕が記録される。
図32に示すように、DataID「00000001」からDataID「00000020」に示すレコードが追加され、〔ProgramID,SGP,GTC〕には、各GOP分割データの情報が記録される。DataIDは、NS記憶部230に記録されたGOP分割データの順番が記録される。UserCountには1が記録される。GOPStatusには、“A(Available)”が記録される。
図35は、Timeテーブル622−1に記録されたデータを図示したものである。つまり、第2の状態時のSTB600−1がアップロードする録画データRD1(RD1−1およびRD1−2)を図示したものである。
第3の状態について、図37〜図40を用いて説明する。
第3の状態は、第2の状態の後で、すでにネットワークストレージ200にアップロードされている(第2の状態でSTB600−1がアップロードした)録画データと一部同じ(重複する)録画データを記録したSTB600−2が、ネットワークストレージ200に重複しない録画データをアップロードするときの状態である。
このSTB600−2は、ネットワークストレージ200でGOP分割データが重複して記録されないように、重複しないGOP分割データをアップロードする。
これにより、STB600−2は、図37に示す[21](DataID=0000021)のGOP分割データを抽出し、ネットワークストレージ200にアップロードする。
ここで、録画データからGOP分割データ抽出した後、録画データの先頭と末尾で残TSパケット(残先頭TSパケット、残末尾TSパケット)が発生する。これも録画データRD1と同様に処理が行われ、STB記憶部630には、Timeテーブル622から得られるfile「user2−0001−1」の先頭から、position分のTSパケット、すなわち残先頭TSパケットが記録される。
ネットワークストレージ200は、GOP分割データを構成するTSパケット数(GTC)に基づき、NS記憶部230の記憶領域の割り当てをブロック単位で行う。このとき、ネットワークストレージ200は、GOP分割データが記憶された最初のブロックの識別番号(BlockID)と、使用するブロックの数(BlockCount)とを算出する。
そして、ネットワークストレージ200は、録画データを構成する順番で、各GOP分割データに一意のDataIDを付与する。
これらの〔DataID、BlockID、BlockCount〕をBlockテーブル223に記録する。
そして、STB600−2からアップロードされたGOP[21]〜[40]が、DataID「00000021」からDataID「00000040」に示すレコードのブロックに記録されていることを示している。
この図39のBlockテーブルにおいて、DataID「00000000」で示すレコードには、BlockCount=8000の空き領域があることを示す情報が記録されている。
そして、ネットワークストレージ200は、GOPテーブル221の更新を行い、図38に示すように、各GOP分割データに対応するGOPテーブル221の〔DataID、UserCount、GOPStatus〕が記録される。
図38に示すように、DataID「00000021」からDataID「00000040」に示すレコードが追加され、〔ProgramID,SGP,GTC〕には、各GOP分割データの情報が記録される。DataIDは、NS記憶部230に記録されたGOP分割データの順番であり、図39と同じ数値が記録される。UserCountには、1が記録され、さらに、重複したDataID「00000002」〜「00000020」のレコードにおいて、数値がインクリメント(+1)されて記録される。GOPStatusには、“A(Available)”が記録される。
また、STB600内にTimeテーブル622を作成することにより、特殊再生に対するSTB600の処理が軽減されるという効果が得られる。
さらに、ネットワークストレージ200内でProgramID、SGPによるデータ重複の識別を、データ・デデュープを用いて行うことにより、従来よりも処理負荷の低いデータ重複の識別が可能となる。
例えば、VideoデータにH.264を使用した場合、H.264エンコード時の各種パラメータを適切に運用することにより、前記データ区切りを実現することが可能である。
なお、前記の適切な運用とは、例えば「デジタルテレビネットワーク機能仕様書 ストリーミング仕様書 コーデック編(デジタルテレビ情報化研究会)付録規定A H.264 | MPEG4−AVCの運用」などがある。
100 放送サーバ
200 ネットワークストレージ(NS)
210 NSDB管理部
220 NSDB
221 GOPテーブル
222 PCRテーブル
223 Blockテーブル
230 NS記憶部(録画データ記憶部)
250 解析データ受信部
260 ストレージ管理部
270 録画データ受信部
300 ストリーム解析装置
350 ストリーム受信部
360 ストリーム解析部
370 ネットワークストレージ通信部
400 ネットワーク(放送ネットワーク)
500 ネットワーク(通信ネットワーク)
600(600−1、600−2) STB
610 STBDB管理部
620 STBDB
621 Fileテーブル
621−1 STB600−1のFileテーブル
621−2 STB600−2のFileテーブル
622 Timeテーブル
622−1 STB600−1のTimeテーブル
622−2 STB600−2のTimeテーブル
630 STB記憶部
640 入力制御部
641 操作入力部
650 ストリームデータ受信部
660 録画データ送信部
670 録画データ受信部
680 信号変換出力部
Claims (10)
- ストリーム放送を受信可能な複数のSTBと通信可能に接続し、前記STBからアップロードされる、前記ストリーム放送を記録した録画データを、録画データ記憶部に蓄積するネットワークストレージ装置であって、
前記STBからのアップロード要求に含まれるPCRパケットのPCR値を用いてデータの範囲を示した前記録画データの範囲情報と、前記ストリーム放送に含まれるTSパケットを解析した解析データに含まれるGOPデータの検出位置とに基づき、当該録画データの範囲内にある全てのGOP分割データのGOP分割データ範囲情報を取得し、
前記STBに前記GOP分割データ範囲情報を送信し、
前記STBからアップロードされた前記GOP分割データを前記録画データ記憶部に蓄積する
ことを特徴とするネットワークストレージ装置。 - 前記録画データ記憶部に蓄積されたGOP分割データのGOP分割データ範囲情報を記録するGOPテーブルをさらに備え、
前記取得した当該録画データの範囲内にある全てのGOP分割データのGOP分割データ範囲情報のうち、前記GOPテーブルに記録されていないGOP分割データ範囲情報を前記STBに送信する
ことを特徴とする請求項1に記載されたネットワークストレージ装置。 - 前記解析データから、
前記ストリーム放送の識別番号であるProgramIDと、
第1のGOP分割データの先頭を含む先頭第1PESパケットに対して、その先頭第1PESパケットデータの先頭を含む先頭TSパケットの直前に存在する範囲先端PCRパケットのPCR値であるSGPと、
前記第1のGOP分割データを構成するTSパケットの総数であるGTCと、
前記第1のGOP分割データに割り当てられた識別番号であるDataIDと、
を抽出し、
前記GOPテーブルに、これらの項目で構成されるレコードを記録することを特徴とする請求項2に記載されたネットワークストレージ装置。 - 前記STBからのダウンロード要求に含まれる前記録画データの範囲情報と、前記GOPテーブルとに基づき、当該録画データの範囲内にある全てのGOP分割データのGOP分割データ範囲情報を取得し、
前記GOP分割データ範囲情報に基づき、前記録画データ記憶部から該当するGOP分割データを抽出して、前記STBに送信し、
前記録画データ記憶部に蓄積された録画データを前記STBに返送することを特徴とする請求項3に記載されたネットワークストレージ装置。 - 前記GOPテーブルは、さらにUserCountを含んで構成されるレコードを記録し、前記GOPテーブルに記録されたデータを更新するテーブル管理部と、
前記GOP分割データ範囲情報が前記GOPテーブルに記録されているか否かを判定する重複判定部と
をさらに備え、
前記テーブル管理部は、
前記録画データ記憶部にGOP分割データを蓄積するときに、そのGOP分割データに対応するGOPテーブルのレコードのUserCountの値を1にし、
前記取得した当該録画データの範囲内にある全てのGOP分割データのGOP分割データ範囲情報のうち、前記GOPテーブルに記録されていたGOP分割データに対応するGOPテーブルのレコードのUserCountの値をインクリメントさせ、
録画データ削除要求に応じて、前記録画データ記憶部から抽出したGOP分割データに対応するGOPテーブルのレコードのUserCountの値をデクリメントさせ、
前記重複判定部は、
前記録画データ記憶部にGOP分割データを蓄積するときに、
前記GOPテーブルのレコードのUserCountの値が1以上であれば、当該レコードのGOP分割データのGOP分割データ範囲情報は、前記GOPテーブルに記録されていると判定する
ことを特徴とする請求項4に記載されたネットワークストレージ装置。 - 前記解析データから、
前記ストリーム放送の識別番号であるProgramIDと、
第1のGOP分割データの先頭を含む先頭第1PESパケットに対して、その先頭第1PESパケットデータの先頭を含む先頭TSパケットの直前に存在する範囲先端PCRパケットのPCR値であるSGPと、
前記第1のGOP分割データを構成するTSパケットの総数であるGTCと、
前記第1のGOP分割データに割り当てられた識別番号であるDataIDと
で構成されるレコードを、前記ストリーム放送に含まれるGOP分割データの数だけ抽出し、
前記STBからのアップロード要求に含まれる前記録画データの範囲情報である、前記録画データ内に存在する最初のPCRパケットのStart−PCR値と、前記録画データ内に存在する最後のPCRパケットのEnd−PCR値と、前記録画データ内に存在する前記最初のPCRパケットより前にあるTSパケットの総数であるoffsetとを取得し、
前記解析データから抽出したレコードに基づき、
前記Start−PCR値のPCRパケットよりoffsetの数だけ前に存在するTSパケットから、前記End−PCR値のPCRパケットまでに存在するGOP分割データを検出し、検出GOP分割データのSGPと、GTCとを、前記GOP分割データ範囲情報として前記STBに送信する
ことを特徴とする請求項1に記載されたネットワークストレージ装置。 - 前記Start−PCR値のPCRパケットのPCR値をSGPとする検出GOP分割データについては、前記GOP分割データ範囲情報に、前記offsetとPTCとに基づいて算出されるpositionをさらに含めて、前記STBに送信することを特徴とする請求項6に記載されたネットワークストレージ装置。
- 前記STBからのダウンロード要求に含まれる前記録画データの範囲情報と、前記解析データとに基づき、当該録画データの範囲内にある全てのGOP分割データのGOP分割データ範囲情報を取得し、
前記GOP分割データ範囲情報に基づき、前記録画データ記憶部から該当するGOP分割データを抽出して、前記STBに送信し、
前記録画データ記憶部に蓄積された録画データを前記STBに返送することを特徴とする請求項1に記載されたネットワークストレージ装置。 - 前記ストリーム放送を受信可能なストリーム解析装置と通信可能に接続し、前記ストリーム解析装置から前記ストリーム放送を解析した前記解析データが送信されることを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれか一項に記載されたネットワークストレージ装置。
- ストリーム放送を受信可能な複数のSTBと通信可能に接続し、前記STBからアップロードされる、前記ストリーム放送を記録した録画データを、録画データ記憶部に蓄積するために、ネットワークストレージ装置のコンピュータを、
前記STBからのアップロード要求に含まれるPCRパケットのPCR値を用いてデータの範囲を示した前記録画データの範囲情報と、前記ストリーム放送に含まれるTSパケットを解析した解析データに含まれるGOPデータの検出位置とに基づき、当該録画データの範囲内にある全てのGOP分割データのGOP分割データ範囲情報を取得する手段、
前記STBに前記GOP分割データ範囲情報を送信する手段、および、
前記STBからアップロードされた前記GOP分割データを前記録画データ記憶部に蓄積させる手段、
として機能させることを特徴とする録画データ蓄積プログラム。
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