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JP5949591B2 - 撮像装置、制御方法、及び、プログラム - Google Patents
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撮像装置、制御方法、及び、プログラム Download PDF

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Description

本技術は、撮像装置、制御方法、及び、プログラムに関し、特に、確実に、所望の被写体を追尾対象として認識させることができるようにした撮像装置、制御方法、及び、プログラムに関する。
近年、デジタル一眼レフカメラやコンパクトデジタルカメラ等のデジタルスチルカメラが普及している。
これらのデジタルスチルカメラの中には、被写体を認識して追尾する機能が搭載されているものがある。このような追尾機能において、追尾対象を特定する方法の一つとして、オートフォーカス(Autofocus、以下、「AF」ともいう)を利用して、合焦した被写体を追尾対象として認識する方法がある。
本出願人は、オートフォーカスを用いた追尾機能により、被写体の顔に対する合焦状態を継続できる撮像装置を先に提案している(例えば、特許文献1参照)。
また、デジタルスチルカメラの中には、オートフォーカスを行う際に使用する、撮影エリアに設けられる測距エリア(以下、「AFエリア」という)を選択する機能を有しているものがある。ここでは、例えば、複数のAFエリアを使用する「ワイドAF」、複数のAFエリアを使用しながらもその配置を撮像エリアの上下左右あるいは中央部に偏在させる「ゾーンAF」、特定のAFエリアのみ使用する「ローカルAF」、又は撮像エリアの中央部のみ使用する「中央固定AF」などが選択可能となる。
特開2010−186004号公報
ところで、オートフォーカスにより合焦された被写体を追尾対象として認識する場合、ユーザが撮影したい被写体に対して確実に合焦させることが要求される。しかしながら、一般に、複数のAFエリアを使用するワイドAFなどを使用する場合に、撮影したい被写体の前方を遮る物体が存在したり、撮影したい被写体の近傍によりコントラストの高い物体が存在したりするようなときには、撮影したい被写体以外の物体に合焦してしまうことになる。
このような事象が発生した場合には、真に撮影したい被写体以外の物体を追尾対象として認識してしまうことになる。そのため、追尾対象となる被写体に的確に合焦させて、追尾対象が正しく認識されるようにするための技術が求められていた。
本技術はこのような状況に鑑みてなされたものであり、確実に、所望の被写体を追尾対象として認識させることができるようにするものである。
本技術の一側面の撮像装置は、被写体を撮像する撮像部と、撮像エリアに設けられる、前記被写体に対するオートフォーカスの合焦位置を定めるためのオートフォーカスエリアを設定するオートフォーカスエリア設定部と、前記オートフォーカスエリアに応じて、前記オートフォーカスを制御するオートフォーカス制御部とを備え、前記オートフォーカスエリアは、前記撮像エリア内の、あらかじめ定められた固定の位置に複数配置され、前記撮像エリア内における複数の前記オートフォーカスエリアのうち、前記オートフォーカスを行う際に使用するオートフォーカスエリアからなる配置パターンを、特定の配置パターンに切り替えるための複数のモードを有し、前記複数のモードは、通常のモードで設定される配置パターンを構成するオートフォーカスエリアよりも、広範囲なエリアに対応した複数のオートフォーカスエリアからなる配置パターンが設定されるワイドオートフォーカスモードを含み、前記オートフォーカスエリア設定部は、前記オートフォーカスを用いた追尾動作を行う場合であって、前記ワイドオートフォーカスモードが設定されている場合に、追尾対象となる前記被写体が認識されていないとき、前記ワイドオートフォーカスモードに応じたオートフォーカスエリアからなる配置パターンを、前記撮像エリアにおける中央部の任意の位置に配置されるオートフォーカスエリアからなる配置パターンに再設定する。
前記オートフォーカスエリア設定部は前記オートフォーカスを用いた追尾動作を行う場合であって、前記ワイドオートフォーカスモードが設定されていない場合に、ユーザにより設定されたモードに応じたオートフォーカスエリアからなる配置パターンを設定する。
前記オートフォーカスエリア設定部は、特定のモードに応じたオートフォーカスエリアからなる配置パターンを、前記中央部の任意の位置に配置される複数のオートフォーカスエリアからなる配置パターンに再設定する。
前記オートフォーカスエリア設定部は、特定のモードに応じたオートフォーカスエリアからなる配置パターンを、前記中央部の任意の位置に配置される1つのオートフォーカスエリアからなる配置パターンに再設定する。
追尾対象の前記被写体を認識する被写体認識部をさらに備え、前記オートフォーカスエリア設定部は、前記被写体認識部の認識結果に応じて、特定のモードに応じたオートフォーカスエリアからなる配置パターンを再設定する。
撮像装置は、独立した装置であってもよいし、1つの装置を構成している内部ブロックであってもよい。
本技術の一側面の制御方法又はプログラムは、前述した本技術の一側面の撮像装置に対応する制御方法又はプログラムである。
本技術の一側面の撮像装置、制御方法、及び、プログラムにおいては、撮像エリアに設けられる、被写体に対するオートフォーカスの合焦位置を定めるためのオートフォーカスエリアが設定され、オートフォーカスエリアに応じて、オートフォーカスが制御される。また、オートフォーカスエリアが、撮像エリア内の、あらかじめ定められた固定の位置に複数配置され、撮像エリア内における複数のオートフォーカスエリアのうち、オートフォーカスを行う際に使用するオートフォーカスエリアからなる配置パターンを、特定の配置パターンに切り替えるための複数のモードを有し、複数のモードは、通常のモードで設定される配置パターンを構成するオートフォーカスエリアよりも、広範囲なエリアに対応した複数のオートフォーカスエリアからなる配置パターンが設定されるワイドオートフォーカスモードを含んでいる。そして、オートフォーカスを用いた追尾動作を行う場合であって、ワイドオートフォーカスモードが設定されている場合に、追尾対象となる被写体が認識されていないとき、ワイドオートフォーカスモードに応じたオートフォーカスエリアからなる配置パターンが、撮像エリアにおける中央部の任意の位置に配置されるオートフォーカスエリアからなる配置パターンに再設定される。
本技術の一側面によれば、確実に、所望の被写体を追尾対象として認識させることができる。
本技術を適用したデジタルスチルカメラの一実施の形態の構成を示す図である。 追尾処理を説明するためのフローチャートである。 第1のAFエリア設定処理を説明するためのフローチャートである。 第2のAFエリア設定処理を説明するためのフローチャートである。 ワイドエリアの具体例を示す図である。 中央固定エリアの具体例を示す図である。 ゾーン中央エリアの具体例を示す図である。 コンピュータの構成例を示す図である。
以下、図面を参照しながら本技術の実施の形態について説明する。
<デジタルスチルカメラの構成例>
図1は、本技術を適用したデジタルスチルカメラの一実施の形態の構成を示す図である。
デジタルスチルカメラ10は、デジタル一眼レフカメラやデジタルコンパクトカメラ等、固体撮像素子により撮像された撮像画像を、デジタル信号の画像データとして記録するカメラである。
デジタルスチルカメラ10は、レンズ部11、イメージセンサ12、信号処理部13、表示制御部14、表示部15、被写体認識部16、被写体追尾部17、AFエリア設定部18、AF制御部19、画像圧縮部20、制御部21、及び、操作部22から構成される。また、デジタルスチルカメラ10には、撮像画像の画像データを記録するための記録メディア30が適宜装着される。
イメージセンサ12は、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサ等の固体撮像素子から構成される。イメージセンサ12は、レンズ部11を介して入射する被写体からの光を受光して光電変換を行い、光の受光量に応じたアナログの画像信号を、信号処理部13に供給する。
信号処理部13は、イメージセンサ12からのアナログの画像信号に増幅などのアナログ信号処理を適用し、さらに、その結果得られる画像信号をA/D(Analog/Digital)変換する。また、信号処理部13は、A/D変換により得られるデジタル信号で示される画像データに対し、ノイズ除去処理等のデジタル信号処理を適用し、その結果得られる画像データを、表示制御部14、被写体認識部16、及び、画像圧縮部20に供給する。
表示制御部14は、信号処理部13からの画像データに対応する撮像画像を、表示部15に表示させる。表示部15は、LCD(Liquid Crystal Display)や有機ELディスプレイ(OELD:Organic Electroluminescence Display)等から構成される。
被写体認識部16には、信号処理部13からの画像データのほか、AF制御部19から、被写体に対するオートフォーカスの合焦位置を示す情報(以下、「合焦位置情報」という)が供給される。例えば、合焦位置情報には、合焦位置を特定するためのイメージセンサ12上の位置を示す情報が含まれる。
被写体認識部16は、AF制御部19からの合焦位置情報に基づき、撮像画像の中の合焦位置に存在する被写体(物体)を、追尾対象として認識し、その特徴量を抽出する。被写体認識部16は、追尾対象の特徴量などの、追尾対象の被写体の認識結果を示す情報(以下、「追尾対象情報」という)を、被写体追尾部17に供給する。
被写体追尾部17は、被写体認識部16からの追尾対象情報に基づき、撮像画像内に存在する追尾対象の追尾処理を行う。例えば、この追尾処理では、被写体認識部16と被写体追尾部17とが協働することで、追尾対象情報として周期的に得られる追尾対象の特徴量に基づき、信号処理部13から周期的に出力される撮像画像内に存在する追尾対象が特定され、その追尾対象の撮像画像上の位置情報が得られる。
被写体追尾部17は、追尾処理の結果得られる位置情報に基づき、撮像画像内の追尾対象に重畳させる所定の形状の枠の重畳位置を示す情報(以下、「追尾枠情報」という)を、表示制御部14に供給する。
表示制御部14には、信号処理部13からの画像データのほか、被写体追尾部17からの追尾枠情報が供給される。表示制御部14は、被写体追尾部17からの追尾枠情報に基づき、撮像画像に対して追尾枠を重畳して表示させる。これにより、表示部15では、撮像画像上の追尾対象の被写体を追従するように、追尾枠が重畳表示される。
また、被写体追尾部17は、追尾処理の結果に基づき、追尾対象の状態を示す情報(以下、「追尾状態情報」という)を、AFエリア設定部18に供給する。この追尾状態情報には、追尾対象が認識済みであるか否かを示す情報が含まれる。
AFエリア設定部18は、被写体に対するオートフォーカスの合焦位置を定めるためのAFエリアを設定する。ここでは、前述した、「ワイドAF」、「ゾーンAF」、「ローカルAF」、又は「中央固定AF」などのオートフォーカスが機能する範囲に応じたAFエリアが設定される。
以下、ワイドAF時のAFエリアを「ワイドエリア」、ゾーンAF時のAFエリアを「ゾーンエリア」、ローカルAF時のAFエリアを「ローカルエリア」、中央固定AF時のAFエリアを「中央固定エリア」と称して説明する。また、ゾーンエリアのうち、撮像エリアにおける中央部のゾーンエリアを、「ゾーン中央エリア」と称するものとする。
また、AFエリア設定部18は、被写体追尾部17からの追尾状態情報に基づき、追尾対象の被写体が認識されていない場合、AFエリアを、中央固定エリア又はゾーン中央エリアに再設定する。さらに、AFエリア設定部18は、被写体追尾部17からの追尾状態情報に基づき、追尾対象の被写体が認識されている場合、AFエリアを、ワイドエリアに再設定する。
AFエリア設定部18は、設定(再設定)したAFエリアに関する情報(以下、「AFエリア情報」という)を、AF制御部19に供給する。
AF制御部19は、AFエリア設定部18からのAFエリア情報に基づき、レンズ部11内に配置されたレンズ群のうち、フォーカスレンズをその光軸方向に移動させることで、被写体にピントを合わせる。また、AF制御部19は、追尾対象の被写体の合焦位置を示す合焦位置情報を、被写体認識部16に供給する。
画像圧縮部20は、制御部21からの制御に従い、信号処理部13からの画像データを、JPEG(Joint Photographic Experts Group)方式等の所定の圧縮方式に従い圧縮する。画像圧縮部20は、圧縮された画像データを、記録メディア30に記録する。記録メディア30は、例えば、メモリカード等の記録媒体であり、デジタルスチルカメラ10に対して、容易に着脱可能になっている。
制御部21は、デジタルスチルカメラ10の各部の動作を制御する。また、制御部21は、操作部22からの信号に応じて、各種の処理を行う。
操作部22は、シャッタボタン、ズームボタン、モードダイヤル、電源スイッチ、設定画面を操作するための操作ボタンなどのデジタルスチルカメラ10に設けられた各種のボタンやスイッチ等に相当する。操作部22は、それらのボタン等が操作された場合、各操作に応じた信号を、制御部21に供給する。
以上のように構成されるデジタルスチルカメラ10においては、イメージセンサ12が、レンズ部11を介して入射する被写体からの光を受光して光電変換を行い、その結果得られるアナログの画像信号を出力する。イメージセンサ12が出力するアナログの画像信号は、信号処理部13を介することにより、デジタル信号の画像データとされ、表示制御部14に供給される。これにより、表示部15では、撮像画像がライブビュー表示される。
その後、ユーザがシャッタボタンを操作すると、その操作に応じた信号が、操作部22から制御部21に供給される。制御部21は、操作部22からシャッタボタンの操作に応じた信号が供給されると、信号処理部13及び画像圧縮部20を制御し、そのときA/D変換された画像データをJPEG方式で圧縮させ、その結果得られる画像データを、記録メディア30に記録させる。
以上のようにして、いわゆる写真撮影が行われる。
また、デジタルスチルカメラ10は、オートフォーカス機能を有しており、AF制御部19が、レンズ部11内に配置されたフォーカスレンズをその光軸方向に移動させることで、被写体に自動でピントが合わせられる。さらに、デジタルスチルカメラ10は、オートフォーカスを用いた追尾機能を有しているため、追尾対象の被写体を捕捉し、それにピントを合わせ続ける追尾動作を行うことができる。そこで、以下、デジタルスチルカメラ10により実行される追尾処理について説明する。
<追尾処理>
図2は、図1のデジタルスチルカメラ10により実行される追尾処理を説明するためのフローチャートである。
ステップS11において、制御部21は、ユーザにより追尾機能が有効に設定されているか否かを判定する。ステップS11において、追尾機能が有効であると判定された場合、処理はステップS12に進められる。なお、追尾機能が有効でない場合には、図2の追尾処理は行われずに処理は終了する。
ステップS12において、制御部21は、操作部22からの信号に基づき、追尾対象の被写体が指定されたか否かを判定する。
ここでは、例えばユーザは、表示部15にライブビュー表示中の撮像画像を見ながら、撮影したい被写体にピントが合った状態で、シャッタボタンの半押しなどの所定の操作を行うことで、その被写体を追尾対象として指定することができる。なお、このときのAF制御で用いられるAFエリア情報は、AFエリア設定部18により適宜設定されるものであり、その詳細な処理の内容については、図3及び図4のフローチャートを参照して後述する。
ステップS12においては、追尾対象が指定されるのを待って、処理はステップS13に進められる。
ステップS13において、被写体認識部16は、AF制御部19からの合焦位置情報に基づき、撮像画像から、ユーザにより指定された追尾対象の被写体を認識する。
ステップS14において、被写体追尾部17は、被写体認識部16からの追尾対象情報に基づき、撮像画像内に存在する追尾対象の追尾処理を行う。ここでは、例えば、追尾対象となる被写体が人物の顔である場合には、撮像画像から顔の器官を構成する特徴点の特徴量が抽出されるので、その特徴量に従い、追尾対象の人物が特定されることになる。
なお、撮像画像に含まれる人物等の被写体を認識し、その被写体を追尾対象として追尾する技術については、既に各種の技術が提案されており、ステップS13,S14の処理においては、それらの公知の技術のいずれかを採用することができる。
ステップS15において、AF制御部19は、AFエリア設定部18からのAFエリア情報に基づき、レンズ部11内に配置されたフォーカスレンズをその光軸方向に移動させることで、追尾対象となる被写体にピントを合わせる。
なお、このときのAF制御で用いられるAFエリア情報は、AFエリア設定部18により適宜設定されるものであり、その詳細な処理の内容については、図3及び図4のフローチャートを参照して後述する。
ステップS16において、制御部21は、追尾対象の被写体の追尾を終了するか否かを判定する。ステップS16において、追尾を継続すると判定された場合、処理はステップS13に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
すなわち、ステップS13乃至S16の処理が繰り返されることで、デジタルスチルカメラ10では、ユーザの狙った被写体にピントを合わせ続けて、表示部15にライブビュー表示中の撮像画像に、追尾対象の被写体を追従するように追尾枠を重畳表示することで、追尾動作が行われる。これにより、ユーザは、ライブビュー表示を確認しながら、所望の撮像画像が得られるタイミングでシャッタボタンを押すことで、撮影したい被写体を確実に撮影することができる。
また、ステップS16において、追尾対象の被写体の追尾を終了すると判定された場合、図2の追尾処理は終了する。
以上、追尾処理について説明した。
<AFエリア設定処理>
次に、AFエリア設定部18により実行されるAFエリア設定処理について説明する。
(第1のAFエリア設定処理)
まず、図3のフローチャートを参照して、第1のAFエリア設定処理について説明する。なお、AFエリア設定処理は、前述の写真撮影時や追尾処理の実行時など、所定のタイミングで繰り返し実行される。
ステップS51において、AFエリア設定部18は、制御部21からの制御に従い、ユーザにより追尾機能が有効に設定されているか否かを判定する。ステップS51において、追尾機能が有効であると判定された場合、処理はステップS52に進められる。
ステップS52において、AFエリア設定部18は、被写体追尾部17からの追尾状態情報に基づき、追尾対象の被写体が認識済みであるか否かを判定する。
ステップS52において、追尾対象の被写体が認識されていないと判定された場合、処理はステップS53に進められる。ステップS53において、AFエリア設定部18は、AFエリアを、中央固定エリア又はゾーン中央エリアに再設定する。
すなわち、撮像エリアの中央部以外のAFエリアが有効となっている場合、被写体が撮像エリアの中央部に存在しない場合でもピントが合ってしまう。この場合、撮影したい被写体の前方を遮る物体が存在するときに、その意図しない物体に中央部以外のAFエリアでピントが合ってしまう可能性が高い。つまり、追尾対象の被写体が認識されていないときに中央部以外のAFエリアが有効となっていると、撮影したい被写体以外の物体に合焦して、追尾対象を誤認識してしまう可能性が高くなる。
そこで、追尾対象の被写体が認識されていないときには、AFエリアを、中央固定エリアに再設定することで、被写体の前方を遮る物体の存在に関係なく、撮像エリアの中央部のAFエリアで、撮影したい被写体にピントを合わせることが可能となる。同様に、撮影したい被写体の近傍に、よりコントラストの高い物体が存在する場合にも、そのような物体の存在に関係なく、撮像エリアの中央部のAFエリアで、撮影したい被写体にピントを合わせることができる。
また、中央固定エリアの代わりに、ゾーン中央エリアにAFエリアを再設定することでも同様に、撮像エリアの中央部のAFエリアのみが有効化されることになるので、前方を遮る物体やコントラストの高い物体の存在に関係なく、中央部のAFエリアで、撮影したい被写体にピントを合わせることができる。
このように、追尾対象の被写体が認識されていない場合に、中央部のAFエリアのみ有効化することで、撮像エリア内の他の物体の存在に関係なく、確実に、撮影したい被写体を追尾対象として認識させることができる。
また、ステップS52において、追尾対象の被写体が認識されていると判定された場合、処理は、ステップS54に進められる。ステップS54において、AFエリア設定部18は、AFエリアを、ワイドエリアに再設定する。
すなわち、追尾対象の被写体が認識される前の処理(例えば、図2のステップS11乃至S12)においては、ステップS53の処理によって、AFエリアが中央固定エリア又はゾーン中央エリアに再設定される。一方、追尾対象の被写体が認識された後の処理(例えば、図2のステップS13乃至S16)においては、ステップS54の処理によって、AFエリアがワイドエリアに再設定されことになる。
換言すれば、デジタルスチルカメラ10において、追尾動作を行う追尾モードと、その準備を行うための追尾準備モードとでは、設定されるAFエリアが異なっているが、追尾動作が開始されて、追尾準備モードから追尾モードに遷移した後は、AFエリアは固定されることになる。
なお、ステップS51において、追尾機能が無効であると判定された場合、処理はステップS55に進められる。この場合、図2の追尾処理は行われないため、ステップS55において、AFエリア設定部18は、AFエリアを、ユーザ設定のAFエリアに設定する。
ここでは、例えば、ユーザによって、ワイドAFが設定されている場合には、AFエリアとしてワイドエリアが設定され、中央固定AFが設定されている場合には、AFエリアとして中央固定エリアが設定される。
ステップS53,S54,又はS55のいずれかの処理により、AFエリアが設定されると、図3のAFエリア設定処理は終了する。
以上、第1のAFエリア設定処理について説明した。
(第2のAFエリア設定処理)
前述の第1のAFエリア設定処理では、オートフォーカスが機能する範囲の設定の如何に関わらず、追尾対象の被写体が認識されていない場合には、強制的に撮像エリアの中央部のAFエリアのみを有効化するようにしたが、当該設定の内容に応じて中央部のAFエリアの有効化の有無を判断するようにしてもよい。そこで、次に、第2のAFエリア設定処理として、ワイドAFが設定されている場合に、中央部のAFエリアを有効化する場合について説明する。
図4は、第2のAFエリア設定処理について説明するためのフローチャートである。
ステップS91においては、図3のステップS51と同様に、ユーザにより追尾機能が有効に設定されているか否かが判定され、追尾機能が有効に設定されている場合、処理はステップS92に進められる。
ステップS92において、AFエリア設定部18は、制御部21からの制御に従い、オートフォーカスとして、ワイドAFが設定されているか否かを判定する。ステップS92において、ワイドAFが設定されていると判定された場合、処理は、ステップS93に進められる。
ステップS93においては、図3のステップS52と同様に、追尾対象の被写体が認識済みであるか否かが判定される。
ステップS93において、追尾対象の被写体が認識されていないと判定された場合、処理はステップS94に進められる。ステップS94において、AFエリア設定部18は、AFエリアを、中央固定エリア又はゾーン中央エリアに設定する。これにより、AFエリアは、ワイドエリアから、中央固定エリア又はゾーン中央エリアに変化することになる。
例えば、ワイドAFでは、撮像エリア内の複数のAFエリアのうち、任意のAFエリアをピント合わせに用いることになるが、AFエリアとしてワイドエリアが設定されると、被写体が撮像エリアの中央部に存在しない場合でもピントが合ってしまう。この場合、撮影したい被写体の前方を遮る物体が存在するときに、その意図しない物体に複数のAFエリアのどこかでピントが合ってしまう可能性が高い。すなわち、追尾対象の被写体が認識されていないときにワイドエリアを設定してしまうと、撮影したい被写体以外の物体に合焦して、追尾対象を誤認識してしまう可能性が高くなる。
そこで、追尾対象の被写体が認識されていないときには、ワイドエリアから中央固定エリアに、AFエリアを再設定することで、被写体の前方を遮る物体の存在に関係なく、撮像エリアの中央部のAFエリアで、撮影したい被写体にピントを合わせることが可能となる。同様に、撮影したい被写体の近傍に、よりコントラストの高い物体が存在する場合にも、そのような物体の存在に関係なく、撮像エリアの中央部のAFエリアで、撮影したい被写体にピントを合わせることができる。
また、中央固定エリアの代わりに、ゾーン中央エリアにAFエリアを再設定することでも同様の効果が得られることは前述したとおりである。
また、ステップS93において、追尾対象の被写体が認識されていると判定された場合、処理は、ステップS95に進められる。ステップS95において、AFエリア設定部18は、AFエリアを、ワイドエリアに設定する。これにより、AFエリアは、中央固定エリア又はゾーン中央エリアからワイドエリアに変化し、追尾処理が行われている間は、ワイドエリアに固定されたままになる。
なお、ステップS91において、追尾機能が無効であると判定された場合、又は、ステップS92において、ワイドAFが設定されていないと判定された場合、処理はステップS96に進められる。ステップS96においては、図3のステップS55と同様に、AFエリアが、ユーザ設定のAFエリアに設定される。つまり、ワイドAF以外のオートフォーカスが設定されている場合、AFエリアは、ユーザ設定のAFエリアに設定されることになる。
以上、第2のAFエリア設定処理では、ワイドAFが設定されている場合に、中央部のAFエリアのみを有効化する処理について説明した。これは、ワイドAFはピントが合わせやすいので、主に初心者が使用することが想定されるため、初心者のユーザが追尾機能を使用する場合に、確実に、所望の被写体を追尾対象とすることができるようにするためである。一方、ゾーンAFやローカルAFは主に上級者が使用することが想定されるため、上級者のユーザが追尾機能を使用する場合には、ユーザの意志を尊重して、追尾対象が未認識である場合に中央部のAFエリアのみを有効化するといったことはせずに、自身の設定したオートフォーカスで追尾対象を指定できるようにしている。
ただし、前述した第2のAFエリア設定処理は一例であって、ゾーンAFやローカルAFなど、ワイドAF以外のオートフォーカスが設定されている場合に、撮像エリアの中央部のAFエリアのみを有効化するようにしてもよい。
以上、第2のAFエリア設定処理について説明した。
<AFエリアの具体例>
次に、図5乃至図7を参照して、AFエリアの具体例を示す。図5乃至図7において、四角形の形状からなる固定パターンは、1つのAFエリアを表している。
なお、デジタルスチルカメラ10には、複数箇所における焦点状態検出が可能なAFセンサ(不図示)が設けられており、この例では、19個の焦点状態検出点に応じたAFエリアが示されている。また、AFエリアは、3つのグループを形成しており、左側の6つのAFエリア(A1乃至A6)と、中央の7つのAFエリア(A7乃至A13)と、右側の6つのAFエリア(A14乃至A19)とに区分できる。
(ワイドエリア)
図5には、ワイドエリアの具体例が示されている。図5に示すように、ワイドエリアは、左側の4つのAFエリア(A2,A4乃至A6)と、中央の7つのAFエリア(A7乃至A13)と、右側の4つのAFエリア(A14乃至A16,A18)から形成される。ワイドエリアでは、撮像エリア内の任意の位置に配置された15個のAFエリアのうち、任意のAFエリアをピント合わせに用いるため、追尾対象の被写体が認識されていない場合には、撮影したい被写体以外の物体に合焦してしまう可能性が高い。
(中央固定エリア)
図6には、中央固定エリアの具体例が示されている。中央固定エリアは、中央の1つのAFエリア(A10)のみから形成される。中央固定エリアでは、中央部の任意の位置に配置された1つのAFエリアのみをピント合わせに用いるため、被写体の前方を遮る物体の存在などに関係なく、中央部のAFエリアで、撮影したい被写体にピントを合わせることができる。
(ゾーン中央エリア)
図7には、ゾーン中央エリアの具体例が示されている。ゾーンエリアは、例えば、左側の6つのAFエリア(A1乃至A6)、中央の5つのAFエリア(A7,A9乃至A11,A13)、又は、右側の6つのAFエリア(A14乃至A19)など、上下左右あるいは中央部に偏在して配置された複数のAFエリアから形成される。そして、ゾーンエリアのうち、図中の実線の固定パターンで示した、中央の5つのAFエリア(A7,A9乃至A11,A13)を、ゾーン中央エリアと称しているのは、前述したとおりである。
ゾーン中央エリアでは、中央部の任意の位置に配置された5つのAFエリアのうち、任意のAFエリアをピント合わせに用いるため、被写体の前方を遮る物体の存在などに関係なく、中央部のAFエリアで、撮影したい被写体にピントを合わせることができる。
このように、中央固定エリア(図6)とゾーン中央エリア(図7)ではともに、中央部のAFエリアのみが有効化され、その有効なAFエリアで、撮影したい被写体にピントを合わせることができるが、2つのエリアを比較すれば、中央固定エリアは、ゾーン中央エリアよりも、中央部の有効化されたAFエリアの数が少ない分(中央部の任意の位置に配置される1つのAFエリアのみが有効化される)、被写体の前方を遮る物体の存在の影響を受けにくい。
一方、ゾーン中央エリアは、中央固定エリアよりも、中央部の有効化されたAFエリアの数が多い分(中央部の任意の位置に配置される複数のAFエリアが有効化される)、撮影したい被写体にピントの合う可能性が高くなる。
従って、中央部で有効化されるAFエリアは、それらの効果を考慮して設定することが好ましいが、いずれにしても、追尾対象の被写体が認識されていない場合には、ワイドエリア(図5)などの代わりに、中央固定エリア(図6)又はゾーン中央エリア(図7)が再設定されることで、確実に、所望の被写体を追尾対象として認識させることができる。
なお、追尾対象の被写体が認識されていない場合にAFエリアとして再設定される、中央固定エリアとゾーン中央エリアは一例であり、撮像エリアにおける中央部に含まれるエリアであれば、他のエリアが設定されるようにしてもよい。また、図5乃至図7に示したAFエリアは、ファインダ(不図示)内に表示されるほか、表示部15にて撮像画像とともに表示されるようにしてもよい。
以上、AFエリアの具体例について説明した。
以上のように、本技術によれば、オートフォーカスを用いた追尾動作を行う場合に、追尾対象となる被写体が認識されていないとき、AFエリアを、撮像エリアにおける中央部に再設定することで、確実に、所望の被写体を追尾対象として認識させることができる。
なお、前述の説明では、説明の都合上、ライブビュー表示用の画像データを取得するためのイメージセンサと、記録メディア30への記録用の画像データを取得するためのイメージセンサとが同一である場合の構成を説明したが、それらのイメージセンサを別々に設ける構成を採用することも可能である。
また、前述の説明では、オートフォーカスの方式については言及していないが、例えば、位相差AF、コントラストAF、又はそれらの組み合わせなど、各種の方式を採用することができる。ただし、位相差AFを採用する場合には、専用のAFセンサ(不図示)が設けられる。
また、前述の説明では、デジタルスチルカメラを例に説明したが、本技術は、例えば、デジタルビデオカメラ等の撮像機能を有する他の撮像装置に適用することもできる。
<本技術を適用したコンピュータの説明>
前述した一連の処理は、ハードウェアにより実行することもできるし、ソフトウェアにより実行することもできる。一連の処理をソフトウェアにより実行する場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータにインストールされる。ここで、コンピュータには、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータや、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどが含まれる。
図8は、前述した一連の処理をプログラムにより実行するコンピュータのハードウェアの構成例を示すブロック図である。
コンピュータ200において、CPU(Central Processing Unit)201,ROM(Read Only Memory)202,RAM(Random Access Memory)203は、バス204により相互に接続されている。
バス204には、さらに、入出力インタフェース205が接続されている。入出力インタフェース205には、入力部206、出力部207、記録部208、通信部209、及びドライブ210が接続されている。
入力部206は、キーボード、マウス、マイクロフォンなどよりなる。出力部207は、ディスプレイ、スピーカなどよりなる。記録部208は、ハードディスクや不揮発性のメモリなどよりなる。通信部209は、ネットワークインタフェースなどよりなる。ドライブ210は、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、又は半導体メモリなどのリムーバブルメディア211を駆動する。
以上のように構成されるコンピュータ200では、CPU201が、例えば、記録部208に記憶されているプログラムを、入出力インタフェース205及びバス204を介して、RAM203にロードして実行することにより、前述した一連の処理が行われる。
コンピュータ200(CPU201)が実行するプログラムは、例えば、パッケージメディア等としてのリムーバブルメディア211に記録して提供することができる。また、プログラムは、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送といった、有線又は無線の伝送媒体を介して提供することができる。
コンピュータ200では、プログラムは、リムーバブルメディア211をドライブ210に装着することにより、入出力インタフェース205を介して、記録部208にインストールすることができる。また、プログラムは、有線又は無線の伝送媒体を介して、通信部209で受信し、記録部208にインストールすることができる。その他、プログラムは、ROM202や記録部208に、あらかじめインストールしておくことができる。
なお、コンピュータ200が実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであっても良いし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要なタイミングで処理が行われるプログラムであっても良い。
ここで、本明細書において、コンピュータ200に各種の処理を行わせるためのプログラムを記述する処理ステップは、必ずしもフローチャートとして記載された順序に沿って時系列に処理する必要はなく、並列的あるいは個別に実行される処理(例えば、並列処理あるいはオブジェクトによる処理)も含むものである。
また、プログラムは、1のコンピュータにより処理されるものであってもよいし、複数のコンピュータによって分散処理されるものであってもよい。さらに、プログラムは、遠方のコンピュータに転送されて実行されるものであってもよい。
なお、本技術の実施の形態は、前述した実施の形態に限定されるものではなく、本技術の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
例えば、本技術は、1つの機能を、ネットワークを介して複数の装置で分担、共同して処理するクラウドコンピューティングの構成をとることができる。
また、前述のフローチャートで説明した各ステップは、1つの装置で実行する他、複数の装置で分担して実行することができる。
さらに、1つのステップに複数の処理が含まれる場合には、その1つのステップに含まれる複数の処理は、1つの装置で実行する他、複数の装置で分担して実行することができる。
なお、本技術は、以下のような構成をとることができる。
(1)
被写体を撮像する撮像部と、
撮像エリアに設けられる、前記被写体に対するオートフォーカスの合焦位置を定めるためのAFエリアを設定するAFエリア設定部と、
前記AFエリアに応じて、前記オートフォーカスを制御するAF制御部と
を備え、
前記AFエリア設定部は、前記オートフォーカスを用いた追尾動作を行う場合に、追尾対象となる前記被写体が認識されていないとき、前記AFエリアを、前記撮像エリアにおける中央部に再設定する
撮像装置。
(2)
前記AFエリア設定部は、前記AFエリアとして、前記撮像エリア内の任意の位置に配置される複数のAFエリアが設定されている場合、前記AFエリアを、前記中央部に再設定する
(1)に記載の撮像装置。
(3)
前記AFエリア設定部は、前記AFエリアを、前記中央部の任意の位置に配置される複数のAFエリアに再設定する
(2)に記載の撮像装置。
(4)
前記AFエリア設定部は、前記AFエリアを、前記中央部の任意の位置に配置される1つのAFエリアに再設定する
(2)に記載の撮像装置。
(5)
追尾対象の前記被写体を認識する被写体認識部をさらに備え、
前記AFエリア設定部は、前記被写体認識部の認識結果に応じて、前記AFエリアを再設定する
(1)乃至(4)の何れか一項に記載の撮像装置。
(6)
被写体を撮像する撮像部を備える撮像装置の制御方法において、
前記撮像装置が、
撮像エリアに設けられる、前記被写体に対するオートフォーカスの合焦位置を定めるためのAFエリアを設定し、
前記AFエリアに応じて、前記オートフォーカスを制御し、
前記オートフォーカスを用いた追尾動作を行う場合に、追尾対象となる前記被写体が認識されていないとき、前記AFエリアを、前記撮像エリアにおける中央部に再設定する
ステップを含む制御方法。
(7)
被写体を撮像する撮像部を備える撮像装置を制御するコンピュータに実行させるプログラムであって、
撮像エリアに設けられる、前記被写体に対するオートフォーカスの合焦位置を定めるためのAFエリアを設定し、
前記AFエリアに応じて、前記オートフォーカスを制御し、
前記オートフォーカスを用いた追尾動作を行う場合に、追尾対象となる前記被写体が認識されていないとき、前記AFエリアを、前記撮像エリアにおける中央部に再設定する
ステップを含むプログラム。
10 デジタルスチルカメラ, 11 レンズ部, 12 イメージセンサ, 13 信号処理部, 14 表示制御部, 15 表示部, 16 被写体認識部, 17 被写体追尾部, 18 AFエリア設定部, 19 AF制御部, 20 画像圧縮部, 21 制御部, 22 操作部, 30 記録メディア, 200 コンピュータ, 201 CPU

Claims (7)

  1. 被写体を撮像する撮像部と、
    撮像エリアに設けられる、前記被写体に対するオートフォーカスの合焦位置を定めるためのオートフォーカスエリアを設定するオートフォーカスエリア設定部と、
    前記オートフォーカスエリアに応じて、前記オートフォーカスを制御するオートフォーカス制御部と
    を備え、
    前記オートフォーカスエリアは、前記撮像エリア内の、あらかじめ定められた固定の位置に複数配置され、
    前記撮像エリア内における複数の前記オートフォーカスエリアのうち、前記オートフォーカスを行う際に使用するオートフォーカスエリアからなる配置パターンを、特定の配置パターンに切り替えるための複数のモードを有し、
    前記複数のモードは、通常のモードで設定される配置パターンを構成するオートフォーカスエリアよりも、広範囲なエリアに対応した複数のオートフォーカスエリアからなる配置パターンが設定されるワイドオートフォーカスモードを含み、
    前記オートフォーカスエリア設定部は、前記オートフォーカスを用いた追尾動作を行う場合であって、前記ワイドオートフォーカスモードが設定されている場合に、追尾対象となる前記被写体が認識されていないとき、前記ワイドオートフォーカスモードに応じたオートフォーカスエリアからなる配置パターンを、前記撮像エリアにおける中央部の任意の位置に配置されるオートフォーカスエリアからなる配置パターンに再設定する
    撮像装置。
  2. 前記オートフォーカスエリア設定部は、
    前記オートフォーカスを用いた追尾動作を行う場合であって、前記ワイドオートフォーカスモードが設定されていない場合に、ユーザにより設定されたモードに応じたオートフォーカスエリアからなる配置パターンを設定する
    請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記オートフォーカスエリア設定部は、特定のモードに応じたオートフォーカスエリアからなる配置パターンを、前記中央部の任意の位置に配置される複数のオートフォーカスエリアからなる配置パターンに再設定する
    請求項1又は請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記オートフォーカスエリア設定部は、特定のモードに応じたオートフォーカスエリアからなる配置パターンを、前記中央部の任意の位置に配置される1つのオートフォーカスエリアからなる配置パターンに再設定する
    請求項1又は請求項2に記載の撮像装置。
  5. 追尾対象の前記被写体を認識する被写体認識部をさらに備え、
    前記オートフォーカスエリア設定部は、前記被写体認識部の認識結果に応じて、特定のモードに応じたオートフォーカスエリアからなる配置パターンを再設定する
    請求項1乃至請求項4に記載の撮像装置。
  6. 被写体を撮像する撮像部を備える撮像装置の制御方法において、
    前記撮像装置が、
    撮像エリアに設けられる、前記被写体に対するオートフォーカスの合焦位置を定めるためのオートフォーカスエリアを設定し、
    前記オートフォーカスエリアに応じて、前記オートフォーカスを制御する
    ステップを含み、
    前記オートフォーカスエリアは、前記撮像エリア内の、あらかじめ定められた固定の位置に複数配置され、
    前記撮像エリア内における複数の前記オートフォーカスエリアのうち、前記オートフォーカスを行う際に使用するオートフォーカスエリアからなる配置パターンを、特定の配置パターンに切り替えるための複数のモードを有し、
    前記複数のモードは、通常のモードで設定される配置パターンを構成するオートフォーカスエリアよりも、広範囲なエリアに対応した複数のオートフォーカスエリアからなる配置パターンが設定されるワイドオートフォーカスモードを含み、
    前記オートフォーカスを用いた追尾動作を行う場合であって、前記ワイドオートフォーカスモードが設定されている場合に、追尾対象となる前記被写体が認識されていないとき、前記ワイドオートフォーカスモードに応じたオートフォーカスエリアからなる配置パターンを、前記撮像エリアにおける中央部の任意の位置に配置されるオートフォーカスエリアからなる配置パターンに再設定する
    ステップを含む制御方法。
  7. 被写体を撮像する撮像部を備える撮像装置を制御するコンピュータに実行させるプログラムであって、
    撮像エリアに設けられる、前記被写体に対するオートフォーカスの合焦位置を定めるためのオートフォーカスエリアを設定し、
    前記オートフォーカスエリアに応じて、前記オートフォーカスを制御する
    ステップを含み、
    前記オートフォーカスエリアは、前記撮像エリア内の、あらかじめ定められた固定の位置に複数配置され、
    前記撮像エリア内における複数の前記オートフォーカスエリアのうち、前記オートフォーカスを行う際に使用するオートフォーカスエリアからなる配置パターンを、特定の配置パターンに切り替えるための複数のモードを有し、
    前記複数のモードは、通常のモードで設定される配置パターンを構成するオートフォーカスエリアよりも、広範囲なエリアに対応した複数のオートフォーカスエリアからなる配置パターンが設定されるワイドオートフォーカスモードを含み、
    前記オートフォーカスを用いた追尾動作を行う場合であって、前記ワイドオートフォーカスモードが設定されている場合に、追尾対象となる前記被写体が認識されていないとき、前記ワイドオートフォーカスモードに応じたオートフォーカスエリアからなる配置パターンを、前記撮像エリアにおける中央部の任意の位置に配置されるオートフォーカスエリアからなる配置パターンに再設定する
    ステップを含むプログラム。
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