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JP5950776B2 - 時分割データ通信システムおよび時分割データ通信装置 - Google Patents
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JP5950776B2 - 時分割データ通信システムおよび時分割データ通信装置 - Google Patents

時分割データ通信システムおよび時分割データ通信装置 Download PDF

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この発明は、通信線を介して親機と子機との間でフレームを通信単位として時分割データ通信する複数の通信系を有し、前記通信系の通信線間の漏話防止が必要な時分割データ通信システム、および通信線を介して親機と子機との間でフレームを通信単位として時分割データ通信する複数の通信系を有し前記通信系の通信線間の漏話防止が必要な時分割データ通信システムにおいて前記親機として使用される時分割データ通信装置に関するものである。
ケーブル内の複数の通信回線間の漏話対策の事例は例えば特開平10−303872号公報(特許文献1)に開示されている。
通信線を介して親機と子機との間でフレームを通信単位として時分割データ通信する複数の通信系を有し、前記通信系の通信線間の漏話防止が必要な時分割データ通信システム、および通信線を介して親機と子機との間でフレームを通信単位として時分割データ通信する複数の通信系を有し前記通信系の通信線間の漏話防止が必要な時分割データ通信システムに使用される時分割データ通信装置は、特許文献1には開示されていないが、かかる時分割データ通信システムは、従来においては例えば図10に例示のように、集合ケーブル内の撚り対線を通信線として、親機Aと子機A1,A2・・・との間の時分割データ通信が行われると共に、親機Bと子機B1,B2・・・との間の時分割データ通信が行われる。
10−303872号公報(図2及びその説明)
図10に例示のように、集合ケーブル内の撚り対線を通信線として、親機Aと子機A1,A2・・・との間の時分割データ通信が行われると共に、親機Bと子機B1,B2・・・との間の時分割データ通信が行われる場合、親機Aと子機A1,A2・・・との間の時分割データ通信と、親機Bと子機B1,B2・・・との間の時分割データ通信とが同じ時間帯に重なると、通信線間で漏話が生じる。通信線間で漏話が生じると当該漏話により、例えば、通信エラー、通信断、スループット(通信の実効速度)の大幅低下、などの通信障害が生じる場合がある。
従って、通信線を介して親機と子機との間でフレームを通信単位として時分割データ通信する複数の通信系を有し、前記通信系の通信線間の漏話防止が必要な時分割データ通信システム、および通信線を介して親機と子機との間でフレームを通信単位として時分割データ通信する複数の通信系を有し前記通信系の通信線間の漏話防止が必要な時分割データ通信システムに使用される時分割データ通信装置では、図11に例示のように、親機A側の通信系および親機B側の通信系の何れもフレームを同じ長さの所定長(例えば固定長)とし、親機A側の通信系および親機B側の通信系で相互に時間帯が異なるフレームでデータ送受信を行うように調整することが好ましい。
この発明は、前述のような実情に鑑みてなされたもので、通信線を介して親機と子機との間でフレームを通信単位として時分割データ通信する複数の通信系を有し、前記通信系の通信線間の漏話防止が必要な時分割データ通信システム、および通信線を介して親機と子機との間でフレームを通信単位として時分割データ通信する複数の通信系を有し前記通信系の通信線間の漏話防止が必要な時分割データ通信システムにおける前記親機として使用される時分割データ通信装置において、通信線間の漏話防止が的確に行われることを可能にすることを目的とするものである。
この発明に係る時分割データ通信システムは、通信線を介して親機と子機との間でフレームを通信単位として時分割データ通信する複数の通信系を有し、前記通信系の通信線間の漏話防止が必要な時分割データ通信システムにおいて、前記各通信系で、所定長の第1のフレームとこの第1のフレームのフレーム長より短いフレーム長の第2のフレームとで前記フレームが構成されると共に前記第1フレーム内に第2のフレームが生成され、前記各通信系の前記第1のフレームの送信タイミングが同期化手段で同期化され、前記同期化された各通信系のそれぞれの前記第1のフレームに、対応する前記第2フレームがそれぞれの時間帯が重ならないように相互に排他的に生成され、前記相互に排他的に生成された前記各通信系の前記第2フレームにより、対応する前記通信系のデータ通信が行われるものである。
この発明に係る時分割データ通信装置は、通信線を介して親機と子機との間でフレームを通信単位として時分割データ通信する複数の通信系を有し前記通信系の通信線間の漏話防止が必要な時分割データ通信システムにおいて前記親機として使用される時分割データ通信装置であって、前記時分割データ通信装置で、所定長の第1のフレームとこの第1のフレームのフレーム長より短いフレーム長の第2のフレームとで前記フレームが構成されると共に前記第1フレーム内に第2のフレームが生成され、前記各通信系の前記第1のフレームの送信タイミングが同期化手段で同期化され、前記同期化された各通信系のそれぞれの前記第1のフレームに、対応する前記第2フレームがそれぞれの時間帯が重ならないように相互に排他的に前記時分割データ通信装置で生成され、前記相互に排他的に生成された前記各通信系の前記第2フレームにより、対応する前記通信系のデータ通信が前記時分割データ通信装置で行われるものである。
この発明は、通信線を介して親機と子機との間でフレームを通信単位として時分割データ通信する複数の通信系を有し、前記通信系の通信線間の漏話防止が必要な時分割データ通信システムにおいて、前記各通信系で、所定長の第1のフレームとこの第1のフレームのフレーム長より短いフレーム長の第2のフレームとで前記フレームが構成されると共に前記第1フレーム内に第2のフレームが生成され、前記各通信系の前記第1のフレームの送信タイミングが同期化手段で同期化され、前記同期化された各通信系のそれぞれの前記第1のフレームに、対応する前記第2フレームがそれぞれの時間帯が重ならないように相互に排他的に生成され、前記相互に排他的に生成された前記各通信系の前記第2フレームにより、対応する前記通信系のデータ通信が行われるので、複数の通信系の通信線間の漏話防止が、前記同期化および前記第2フレームにより、的確に行われることが可能となる効果がある。
また、この発明は、通信線を介して親機と子機との間でフレームを通信単位として時分割データ通信する複数の通信系を有し前記通信系の通信線間の漏話防止が必要な時分割データ通信システムにおいて前記親機として使用される時分割データ通信装置であって、前記時分割データ通信装置で、所定長の第1のフレームとこの第1のフレームのフレーム長より短いフレーム長の第2のフレームとで前記フレームが構成されると共に前記第1フレーム内に第2のフレームが生成され、前記各通信系の前記第1のフレームの送信タイミングが同期化手段で同期化され、前記同期化された各通信系のそれぞれの前記第1のフレームに、対応する前記第2フレームがそれぞれの時間帯が重ならないように相互に排他的に前記時分割データ通信装置で生成され、前記相互に排他的に生成された前記各通信系の前記第2フレームにより、対応する前記通信系のデータ通信が前記時分割データ通信装置で行われるので、複数の通信系の通信線間の漏話防止が、前記同期化および前記第2フレームにより、時分割データ通信装置自体で的確に行われることが可能となる効果がある。
この発明の実施の形態1を示す図で、時分割データ通信システムおよび時分割データ通信装置の構成の一例を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1を示す図で、各通信系の第1のフレームの送信タイミングの同期化を図る通信タイミング調整の概念の一例を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1を示す図で、親機(時分割データ通信装置)における各通信系の第1のフレームの送信タイミングの同期化を図る通信タイミング調整に係る事例を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1を示す図で、図1〜図3における各通信系の親機の第1のフレーム(スーパフレーム)の送信タイミングの同期化の概念を、基準通信タイミング情報および実通信タイミング情報(スーパフレームの開始タイミング(送信タイミング)の情報)を対象にして説明する説明図である。 この発明の実施の形態1を示す図で、親機A、親機B、親機Cの各通信系の第1のフレームを同じ長さの所定長(例えば固定長)とし第2のフレームを可変長とした事例を示す各フレーム相関図である。 この発明の実施の形態2を示す図で、親機A、親機B、親機Cの各通信系の同じ時間帯の第1のフレーム内に各通信系の可変長の第2のフレームを時間的に重ならないように生成した事例を示す各フレーム相関図である。 この発明の実施の形態1を示す図で、送信データに対し応答データを送信する場合の図5に対応する応答時間の説明図である。 この発明の実施の形態2を示す図で、送信データに対し応答データを送信する場合の図6に対応する応答時間の説明図である。 この発明の実施の形態2を示す図で、親機A、親機B、親機Cの各通信系の同じ時間帯の第1のフレーム内に各通信系の可変長の第2のフレームを時間的に重ならないように生成する場合に使用する各通信系の通信権の配分規則の事例を配分パターンを例として示す図である。 従来の時分割データ通信システムを示す概念図である。 発明が解決しようとする課題を説明するための図で、親機A側のフレーム単位の時分割データ通信と親機B側の時分割データ通信と漏話との関係を説明する図である。
実施の形態1.
以下この発明の実施の形態1を図1〜図5,図7により説明する。
図1は、時分割データ通信システムおよび時分割データ通信装置の構成の一例を示すブロック図であり、同図においては、図10における子機(時分割データ通信装置)の図示は省略し、親機として機能する時分割データ通信装置の一例および当該時分割データ通信装置を使用した時分割データ通信システムの一例を図示してある。
また、図1は、通信線1を介して対応する子機(図示省略)と時分割データ通信を行う親機Aの通信系における親機A、および通信線2を介して対応する子機(図示省略)と時分割データ通信を行う親機Bの通信系における親機Bの何れも、同じ構成および同じ機能の時分割データ通信装置3が使用されている事例を示してある。
時分割データ通信装置3は、親機A,Bの何れにおいても、図1に例示のように、送受信部31、通信タイミング生成部32、通信タイミング調整部33、送受信タイミング生成部34、および通信順序調整部35で構成されている。また、時分割データ通信装置3とは別に、親機(時分割データ通信装置3)A,Bに共通に使用される通信タイミングの同期化情報生成部4が設けられている。
送受信部31は、モデム機能(時分割データ通信機能)を実現するための動作を実現する機能部で、親機A,Bの何れにおいても、送信に必要な動作(例えば、送信信号生成、送信データの保持、送信データの加工、送信信号の変調、送信用の第1のフレームであるスーパフレームおよび送信用の第2のフレームであるサブフレームの各フレームの生成および組立て、等)、および受信に必要な動作(例えば、受信信号の復調、フレームの分解、モデム制御情報および受信データの抽出、等)を行う機能部である。
なお、第1のフレームであるスーパフレームは、従来、単にフレームと呼称されているフレームであるが、本実施の形態では第2のフレームであるサブフレームとの呼称上の区別をするため、第1のフレームであるスーパフレームは、原則的に「スーパフレーム」と記し、必要に応じて「スーパフレーム(第1のフレーム)」あるいは「第1のフレーム(スーパフレーム)」と記す。第2のフレームであるサブフレームは原則的に「サブフレーム」と記、必要に応じて「サブフレーム(第2のフレーム)」あるいは「第2のフレーム(サブフレーム)」と記す。図面には「スーパフレーム」「サブフレーム」と記す。)
通信タイミング生成部32は、親機A,Bの何れにおいても、親機と子機との間の送受信のためのスーパフレームおよびサブフレームに関わるタイミング(例えば、スーパフレームおよびサブフレームの開始タイミング(送信タイミング)、スーパフレームおよびサブフレームの各フレーム長、等)を生成する機能部である。
通信タイミング調整部33は、親機A,Bの何れにおいても、通信タイミングの同期化情報生成部4からの調整情報に従い自親機(自時分割データ通信装置)におけるスーパフレームの立ち上がりタイミングである開始タイミング(送信タイミング)を、各親機(時分割データ通信装置3)に共通の基準通信タイミング(スーパフレームの開始タイミングの基準となるタイミング)に合わせるように調整する機能部である。
送受信タイミング生成部34は、親機A,Bの何れにおいても、対応する親機(時分割データ通信装置3)において、どのデータを、いつ(何時)送受信するか、送受信データの送受信タイミングを生成する機能部である。
親機A,Bの何れにおいても、この送受信タイミング生成部34で生成された送受信タイミングの情報を得た送受信部31は、当該送受信タイミングの情報に従って、前述の送信に必要な動作および受信に必要な動作を行う。
通信順序調整部35は、親機A,Bの何れにおいても、他の親機の1スーパフレームの通信量(スーパフレーム内の1つ以上のサブフレームの通信量)と自親機の1スーパフレームの通信量(スーパフレーム内の1つ以上のサブフレームの通信量)とを比較し、予め各親機に共通に定めた規則(図9を使って事例を後述する)に従い、次の或いは後のスーパフレーム内のサブフレームの通信順序を調整および決定し、この決定に従って、送受信タイミング生成部34を介して送受信部31が通信(送信および受信)を実行する。
通信タイミングの同期化情報生成部4は、各親機(親機A、親機Bの各々)の通信に関わる情報、特にスーパフレームに関わるタイミング(例えば、スーパフレームの開始タイミング(送信タイミング)、スーパフレームのフレーム長、等)を入力し、各親機に共通の前記基準通信タイミングに、各親機(親機A、親機Bの各々)のスーパフレームの開始タイミング(送信タイミング)を合わせるための調整情報(例えば、前記基準通信タイミングと各親機(親機A、親機Bの各々)のスーパフレームの開始タイミング(送信タイミング)との時間的差分相当のクロック数など)を対応する親機に通知する。つまり、通信タイミングの同期化情報生成部4は、前記基準通信タイミングと親機Aのスーパフレームの開始タイミング(送信タイミング)との時間的差分の調整情報は親機Aの通信タイミング調整部33に、前記基準通信タイミングと親機Bのスーパフレームの開始タイミング(送信タイミング)との時間的差分の調整情報は親機Bの通信タイミング調整部33に、それぞれ通知する。
親機A,B,・・・の各通信タイミング調整部33は、通信タイミングの同期化情報生成部4からの前記調整情報(後述のδ)に従い自親機(自時分割データ通信装置)におけるスーパフレームの立ち上がりタイミングである開始タイミング(送信タイミング)を、各親機(時分割データ通信装置3)に共通の基準通信タイミング(スーパフレームの開始タイミングの基準となるタイミング)に合わせるように、つまり基準通信タイミングとの時間的差がなくなるように、調整する。
なお、前記基準通信タイミングは、前記通信タイミングの同期化情報生成部4で生成してもよいし、また、親機A,B,・・・のうちの任意の親機の通信タイミング(送信タイミング)を前記基準通信タイミングとして利用してもよい。
次に、図2によって、親機A,親機B,・・・の各通信系の第1のフレームの送信タイミングの同期化を図る通信タイミング調整の概念を説明する。
通信タイミングの同期化情報生成部4は、例えば図2に例示のような通信タイミング調整手段を有し、親機A,親機B,・・・の各々から実通信タイミング情報(前記スーパフレームの開始タイミング(送信タイミング))αを、通信タイミング調整用情報伝達経路(例えばLAN,シリアル、専用の信号線、等)を介して、各親機A,B,・・・からの実通信タイミング情報α(あるいはγ)とスーパフレームの基準通信タイミング情報βの生成部からの基準通信タイミング情報βとの比較、両者の通信タイミング差分δを抽出する差分抽出部に入力し、この差分抽出部で抽出した親機A,親機B,・・・の各々毎の差分情報(例えば、前記基準通信タイミングと各親機(親機A、親機Bの各々)のスーパフレームの開始タイミング(送信タイミング)との時間的差分相当のクロック数など))δ(
δ=α(あるいはγ)-β)を、前記通信タイミング調整用情報伝達経路を介して、前記対応する親機に通知する。前記動作を毎スーパフレームあるいは必要な周期で継続する(繰り返し継続的に行う)ことで、親機A,親機B,・・・の通信タイミング(前記スーパフレームの開始タイミング(送信タイミング))の同期を維持することができる。
この差分情報である調整情報δ(=α(あるいはγ)-β)に基づいて、前述のように、親機A,B,・・・の各通信タイミング調整部33は、通信タイミングの同期化情報生成部4からの前記調整情報δに従い自親機(自時分割データ通信装置)におけるスーパフレームの立ち上がりタイミングである開始タイミング(送信タイミング)を、各親機(時分割データ通信装置3)に共通の基準通信タイミング(スーパフレームの開始タイミングの基準となるタイミング)に合わせるように、つまり基準通信タイミングとの時間的差がなくなるように、調整する。
次に、図3によって、各親機(時分割データ通信装置)における各通信系の第1のフレームの送信タイミングの同期化を図る通信タイミング調整について説明する。
親機A,B,・・・の各々において、各通信タイミング生成部32で生成されたスーパフレームの開始タイミング(送信タイミング)αは、通信タイミングの同期化情報生成部4から送られてきた差分情報δ(=α-β)に基づいて、前述のように、親機A,B,・・・の各通信タイミング調整部33が、自親機(自時分割データ通信装置)におけるスーパフレームの立ち上がりタイミングである開始タイミング(送信タイミング)を、各親機(時分割データ通信装置3)に共通の基準通信タイミング(スーパフレームの開始タイミングの基準となるタイミング)に合わせるように、つまり基準通信タイミングとの時間的差がなくなるように、調整し、その調整結果のスーパフレーム開始タイミング(送信タイミング)γの情報を前述のように送受信タイミング生成部34を介して送受信部31に送ると共に、通信タイミングの同期化情報生成部4の前記通信タイミング調整手段に送る。
親機A,B,・・・の各々において、親機で生成する通信タイミングのもととなる水晶発振器は、一般に個体差を持っているので、前記通信タイミング調整は、1回目の調整で合わせ込めたとしても時間がたつとずれるため、継続的な調整を行うことが好ましい。そこで、通信タイミング生成部の出力と基準通信タイミングを毎スーパフレームで継続して比較し、前記差分δを各親機A,B,・・・の各々の通信タイミング調整部33にフィードバックし続けることで、通信タイミングの同期状態を確実に維持することができる。
このように、親機A,B,・・・の各々において、通信タイミングの同期化情報生成部4から通知してきた差分情報δに基づく各々の通信タイミング調整部33で前記調整が行われることにより、スーパフレームの開始タイミング(送信タイミング)を、前記基準通信タイミングに合わせることができ、前記調整を毎スーパフレームであるいは周期的に行うにより、各親機のスーパフレームの通信タイミング(送信タイミング)を常に的確に同期させることができる。
次に、図4によって、図1〜図3における各通信系の親機の第1のフレーム(スーパフレーム)の送信タイミングの同期化の概念を、基準通信タイミング情報および実通信タイミング情報(スーパフレームの開始タイミング(送信タイミング)の情報)を対象にして説明する。
図4の事例では、基準通信タイミング情報βに対し、親機Aのスーパフレームの開始タイミング(送信タイミング)の情報である親機A通信タイミング情報αとの前記差分情報δは親機Aの通信タイミング差分情報δAであり、しかも親機A通信タイミング情報αは基準通信タイミング情報βは位相が進んでいる。従って、図2,図3における通信タイミング調整手段からの通信タイミング差分情報δは、親機Aの通信タイミング調整部33に対しては−δAとなり、この−δAに基づいて、親機Aのスーパフレームの開始タイミング(送信タイミング)は遅らせる方向に親機Aの通信タイミング調整部33で調整されることによって基準通信タイミング情報βの通信タイミング(開始タイミング(立ち上がりタイミング))に、前述のようにして合わせられる。つまり、親機Aのスーパフレームの開始タイミング(送信タイミング)は、基準通信タイミング情報βの通信タイミングに対して同期化される。
同様に、基準通信タイミング情報βに対し、親機Bのスーパフレームの開始タイミング(送信タイミング)の情報である親機B通信タイミング情報αとの前記差分情報δは親機Aの通信タイミング差分情報δBであり、しかも親機A通信タイミング情報αは基準通信タイミング情報βは位相が遅れている。従って、図2,図3における通信タイミング調整手段からの通信タイミング差分情報δは、親機Bの通信タイミング調整部33に対しては+δBとなり、この+δBに基づいて、親機Bのスーパフレームの開始タイミング(送信タイミング)は進める方向に親機Bの通信タイミング調整部33で調整されることによって基準通信タイミング情報βの通信タイミング(開始タイミング(立ち上がりタイミング))に、前述のようにして合わせられる。つまり、親機Bのスーパフレームの開始タイミング(送信タイミング)は、基準通信タイミング情報βの通信タイミングに対して同期化される。
前述のようにして、親機Aのスーパフレームの開始タイミング(送信タイミング)が基準通信タイミング情報βの通信タイミングに対して同期化されると共に、親機Bのスーパフレームの開始タイミング(送信タイミング)が基準通信タイミング情報βの通信タイミングに対して同期化されることにより、親機Aのスーパフレームの開始タイミング(送信タイミング)と親機Bのスーパフレームの開始タイミング(送信タイミング)との同期化が図られる。
なお、前述の説明から判明するように、主として、通信タイミングの同期化情報生成部4と通信タイミング生成部32と通信タイミング調整部33とが同期化手段となる。また、親機A,B,・・・の何れにおいても、前述の同期化の実行には、送受信タイミング生成部34、送受信部31も関係することから、広義には送受信タイミング生成部34、送受信部31も同期化手段と言える。
前述のような構成、機能、動作により、その結果として例えば図5に例示のように、親機A、親機B、親機C、・・・の各通信系のスーパフレーム(第1のフレーム)を同じ長さの所定長(例えば固定長)とし、サブフレーム(第2のフレーム)を可変長としたデータ通信を、各通信系の通信データA,B,C,・・・を伝送する可変長のサブフレーム(第2のフレーム)が時間的に重ならないように各通信系のスーパフレーム(第1のフレーム)を通信でき、各通信系間の漏話を的確に防止できる。
なお、この図5の例では、図示のように、親機A、親機B、親機C、・・・の各通信系のスーパフレームの何れにおいても、送受信のデータの種類や一度に送るデータ量にもよるが親機A、親機B、親機C、・・・の何れの通信系においてもデータ通信がされていない「空き時間」が生じる可能性があり、その場合、スループット(通信の実効速度)が下がらないように工夫することができればより好ましい。
例えば、図7に例示のように、親機からの送信データAに対して子機からの応答データAがある通信系の場合、図5の事例の場合は、送信データAに対する応答データAの応答時間はほぼ3スーパフレームを要し、応答時間を短くするように工夫することができればより好ましい。
実施の形態2.
以下、実施の形態2を図6,図8,図9によって説明する。本実施の形態2は、前記スループット(通信の実効速度)が下がらないように、また応答時間が短くなるようにする事例である。なお、本実施の形態2における時分割データ通信システムおよび時分割データ通信装置の構成の一例を示すブロック図は図1と同じであり、図1を援用して説明する。
図6は、親機A、親機B、親機C、・・・の各通信系の同一時間帯のスーパフレーム(第1のフレーム)内に、各通信系の通信データA,B,C,・・・の可変長サブフレーム(第2のフレーム)を配した事例であり、図示のように、親機A、親機B、親機C、・・・の各通信系の同一時間帯のスーパフレーム(第1のフレーム)において、親機A、親機B、親機C、・・・の各通信系の何れも可変長サブフレーム(第2のフレーム)によるデータ通信が行われ、しかも、親機A、親機B、親機C、・・・の各通信系の可変長サブフレーム(第2のフレーム)が重ならい通信を実現する事例である。つまり、親機A、親機B、親機C、・・・の各通信系の同一時間帯のスーパフレーム(第1のフレーム)において、親機A、親機B、親機C、・・・の各通信系の何れも可変長サブフレーム(第2のフレーム)によるデータ通信が、前述の親機A、親機B、親機C、・・・の何れの通信系においてもデータ通信がされていない「空き時間」が生じることを抑制して行われるようにすることによりスループットを上げ、しかも各通信系の漏話も的確に防止できるデータ通信を実現することができる。
また、例えば、親機からの送信データAに対して子機からの応答データAがある通信系の場合、図5、図7の事例のでは、送信データAに対する応答データAの応答時間はほぼ3スーパフレームを要していたのに対し、図6の事例では、図8に例示のように、前記応答時間が、応答時間<1スーパフレーム長となり、応答時間を大幅に短くすることができ
る。
前述の図6および図8の事例を実現する手段の一例を図9に示してある。
親機A、親機B、親機Cの各通信系の同じ時間帯のスーパフレーム(第1のフレーム)内に各通信系の可変長のサブフレーム(第2のフレーム)を時間的に重ならないように生成する場合に使用する各通信系の通信権の配分規則の事例を配分パターンを例として示す図である。
親機A、親機B、親機Cの通信量は、各親機のその時々の必要な通信量、通信時間、優先データの有無の考慮の必要性の有無、等に依存して、例えば図9に例示のように、各通信系の親機A(図9では「親A」と表記)、親機B(図9では「親B」と表記)、親機C(図9では「親C」と表記)のスーパフレームにおける最大通信量を6とした場合、親A、親B、親Cの各通信系の同じ時間帯のスーパフレーム(第1のフレーム)内に各通信系の可変長の1つ以上のサブフレーム(第2のフレーム)を時間的に重ならないように生成するための通信権配分規則は、通信量比率を事例とした場合、配分パターン1(親A“6”,親B“0”,親C“0”),配分パターン2(親A“5”,親B“1”,親C“0”),・・・配分パターン8(親A“2”,親B“2”,親C“2”),・・・配分パターンn(親A“0”,親B“6”,親C“0”)(図示省略),・・・配分パターンx(親A“0”,親B“0”,親C“6”)(図示省略),・・・がある。
そこで、図1における通信順序調整部35は、漏話防止が必要な通信系の例えば親機A,B,親機Cの何れにおいても、相対的に漏話防止が必要な他の親機のスーパフレームの通信量と自親機のスーパフレームの通信量とを比較し、予め各親機に共通に定めた図9の通信権配分規則のどのパターンに該当するか判別し、該当するパターンの通信権配分に応じて、漏話防止が必要な通信系の例えば親機A,B,Cの次の或いは後の同じ時間帯の各親機対応のスーパフレーム内の1つ以上のサブフレームの通信順序を調整および決定し、この決定に従って、送受信タイミング生成部34を介して送受信部31が1つ以上のサブフレームを組立て通信(送信および受信)を実行する。
前述の図6および図8の事例は、図9のパターン7に対応して、漏話防止が必要な通信系の親機A,B,Cの同じ時間帯の各親機対応のスーパフレーム内におけるサブフレームの前記通信順序および調整の決定に従って、送受信タイミング生成部34を介して送受信部31がサブフレームを組立てた事例である。なお、親機間で前記決定が競合したら初期設定された固定順序で通信する。
なお、前記通信権配分規則は、図9に例示の通信権配分パターン以外に、例えば、漏話防止が必要な通信系の例えば親機A,B,Cの何れにおいても、相対的に漏話防止が必要な他の親機のスーパフレームの通信量と自親機のスーパフレームの通信量とから演算により、同じ時間帯の各親機対応のスーパフレーム内の各親機対応のサブフレームが重ならないようにしかも同じ時間帯の各親機対応のスーパフレーム内に何れの親機のサブフレームも存在しない空き時間を抑制するように、同じ時間帯の各親機対応のスーパフレーム内の各サブフレームの開始タイミング、サブフレーム長を導出し、この導出結果に基づいて、前述と同様に、漏話防止が必要な通信系の例えば親機A,B,C、・・・の送受信タイミング生成部34を介して送受信部31が1つ以上のサブフレームを組立て通信(送信および受信)を実行するようにしても、前述の図9に例示の通信権配分パターンを適用した場合と同様な効果を奏することができる。
また、本発明の実施の形態1,2は、より具体的な以下の特徴を持つ親機、子機間の時分割データ通信システムおよび時分割データ通信装置でもある。
近接した2対以上の撚り対線に各々親機が接続され、同一の撚り対線を介して親機と子機の間でデータ通信が行われ、また各々の撚り対線では独立したデータ通信が行われる構成において、
(1)同一の撚り対線上に1台以上の子機が接続でき、
(2)親機自身と自身に接続された1台以上の子機の通信量/可否を制御し、子機は親機の制御にしたがって通信を行ない、
(3)親機と子機間は固定長のスーパフレームを通信単位とし、さらに親機と1台以上の子機間の通信データは、親機が自身および1台以上の子機に割り当てる、上記スーパフレームを超えない範囲の送信データ量によって可変長のサブフレームでデータ通信が行われ、かつサブフレームは上記スーパフレーム長を超えない範囲で1スーパフレームに複数個配置でき(図6参照)、
(4)親機は、親機自身で、あるいは外部機能の支援を得て、撚り対線の同じ片端に接続される他の親機と「同期」する機能を備え、子機は自身の親機と同期することで前期同期の範囲で動作でき、
(5)親機は、漏話対策が必要な可能性のある撚り対線に接続されたすべての親機を同期させて各々のスーパフレームを同時動作させ、各々の親機の通信量に応じ、同時には1対の撚り対線に接続された親機と1台以上の子機間のデータ通信が行われる機能(「排他データ通信」)を備え、
(6)親機は、モデム(時分割データ通信装置)に対する設定等で「排他データ通信する親機を選択する」機能を備える(このことで同期した親機のうち、相互干渉で通信品質が低下する恐れのある親機のみ排他データ通信し他はしないことで干渉しない親機の不必要な性能低下を避けることができる)。
つまり、2本以上の近接する通信線に各々親機を接続する場合、実施の形態1、2で述べた方法により各々の親機の通信タイミングを同期させ、また、干渉量の測定あるいはモデム装置や配線状態などからの類推にもとづき、漏話による干渉が大きく通信断、実効速度(スループット)低下や通信誤りの発生が懸念される親機のみを選択し、選択された親機のみ実施の形態1、2で述べた通信順序調整にもとづく排他通信を行うことができ、そのことにより干渉を回避し、また干渉の懸念がない親機を選択せず設定しないことで、排他通信による不要な実効速度低下を防ぐことができる。さらに、モデム装置(時分割データ通信装置)の増設や通信線の配線の変更により、たとえば干渉する親機が増加した場合には、該当する親機を前記方法で選択し、該親機に前記設定を施すことで容易に必要な親機に干渉対策を施すことができる。
(7)前記(4)の具体的手法として、
(4−1)スーパフレームのタイミング情報(たとえば開始位置など)を対象親機から集め、
(4−2)基準タイミングに対する各親機のスーパフレームのタイミングの差分を検出し、
(4−3)差分を(たとえばクロック数および進み/遅れとして)各親機に通知する同期手段を用い、
(4−4)各親機はその差分がゼロかゼロに近づくよう、自身のスーパフレームのタイミングを修正し、
(4−5)各親機内のタイミング基準クロック間にある周波数偏差をキャンセルするため前記(4−4)を継続して行い、
差分がゼロかゼロに近い状態を維持する。
(8)前記(5)の具体的手法として、
(5−1)各親機は、通信に関わる情報(たとえばデータ量や優先通信データの有無など)を通信開始前に親機相互に通知し合う。各親機は、受け取った情報を元にあらかじめ定められた「規則」に従い、1スーパフレーム内の通信開始時間・通信時間・通信量などを判断し、通信時間が重複しないよう各々通信を行う。
(5−2)親A,B,C3台の場合の前記規則の一例を、図9に示す。なお規則は用途に応じ変えてよい。
例:
1スーパフレーム(固定長)内のデータ通信時間の1つ以上のサブフレーム(可変長)への配分について、以下の配分パターンを規定する。配分パターンには、同時には1台の親機(よびそれに接続される子機)のみ1つ以上のサブフレームで通信できるようなパターンを規定する。各々の親機は自身と他の親機の通信要求量を比較し、その比率が最も近い配分パターンNo.を選択する。1スーパフレームに入りきらない量は、次スーパフレーム
であらためて前記規則に照らし配分パターンを選択し1つ以上のサブフレームで通信する(図5,6,7,8参照)。
また、本発明の実施の形態1は、より概念的な以下の特徴を時分割データ通信システムおよび時分割データ通信装置でもある。
(概念的特徴1)通信線1,2を介して親機と子機との間でフレームを通信単位として時分割データ通信する複数の通信系を有し、前記通信系の通信線間の漏話防止が必要な時分割データ通信システムにおいて、
前記各通信系で、所定長の第1のフレームとこの第1のフレームのフレーム長より短いフレーム長の第2のフレームとで前記フレームが構成されると共に前記第1フレーム内に1つ以上の第2のフレームが生成され、
前記各通信系の前記第1のフレームの送信タイミングが同期化手段4,33で同期化され、
前記同期化された各通信系のそれぞれの前記第1のフレームに、対応する前記第2フレームがそれぞれの時間帯が重ならないように相互に排他的に生成され、
前記相互に排他的に生成された前記各通信系の1つ以上の前記第2フレームにより、対応する前記通信系のデータ通信が行われる。
(概念的特徴2)通信線1,2を介して親機と子機との間でフレームを通信単位として時分割データ通信する複数の通信系を有し、前記通信系の通信線間の漏話防止が必要な時分割データ通信システムにおいて、
前記各通信系で、所定長の第1のフレームとこの第1のフレームのフレーム長より短いフレーム長の第2のフレームとで前記フレームが構成されると共に前記第1フレーム内に1つ以上の第2のフレームが生成され、
前記各通信系の前記第1のフレームの送信タイミングが同期化手段4,33で同期化され、
前記同期化された各通信系の同じ時間帯のそれぞれの前記第1のフレームに、対応する1つ以上の前記第2フレームがそれぞれの時間帯が重ならないように相互に排他的に生成され、
前記同じ時間帯の前記第1のフレーム内に前記相互に排他的に生成された前記各通信系の1つ以上の前記第2フレームにより、対応する前記通信系のデータ通信が行われる。
(概念的特徴3)通信線1,2を介して親機と子機との間でフレームを通信単位として時分割データ通信する複数の通信系を有し、前記通信系の通信線間の漏話防止が必要な時分割データ通信システムにおいて、
前記各通信系の前記親機の各々で、所定長の第1のフレームとこの第1のフレームのフレーム長より短いフレーム長の第2のフレームとで前記フレームが構成されると共に前記第1フレーム内に1つ以上の第2のフレームが生成され、
前記各通信系の前記第1のフレームの送信タイミングが同期化手段4,33で同期化され、
前記同期化された各通信系の同じ時間帯のそれぞれの前記第1のフレームに、対応する1つ以上の前記第2フレームがそれぞれの時間帯が重ならないように相互に排他的に前記各通信系の前記親機の各々で生成され、
前記同じ時間帯の前記第1のフレーム内に前記相互に排他的に生成された前記各通信系の1つ以上の前記第2フレームにより、対応する前記通信系のデータ通信が行われる。
(概念的特徴4)概念的特徴1〜3の何れか一の時分割データ通信システムにおいて、前記第2のフレームのフレーム長が可変である。
(概念的特徴5)概念的特徴2または3の時分割データ通信システムにおいて、前記第2のフレームのフレーム長が可変であり、前記各通信系の同じ時間帯の前記第1のフレームにおいて、一の通信系以外の他の通信系の通信量がゼロの場合には前記一の通信系の前記第2のフレームのフレーム長全長に亘って1つ以上の前記第2フレームを使って前記一の通信系の通信が行われる。
(概念的特徴6)概念的特徴2〜5の何れか一の時分割データ通信システムにおいて、前記第2のフレームが前記第1のフレーム内の任意の時間帯に生成される。
(概念的特徴7)概念的特徴2〜6の何れか一の時分割データ通信システムにおいて、前記各通信系の同じ時間帯の前記第1のフレームにおける1つ以上の前記第2のフレームの各々の通信量が前記各通信系相互間で通信され、前記各通信系の同じ時間帯の前記第1のフレームにおける前記第2のフレームの各々の前記通信量あるいはその合計量に応じたフレーム長の1つ以上の前記第2のフレームが、対応する前記各通信系の同じ時間帯の前記第1のフレームに生成される。
(概念的特徴8)概念的特徴7の時分割データ通信システムにおいて、前記各通信系の同じ時間帯の前記第1のフレームにおける前記第2のフレームの各々の前記通信量の比に応じて予め定められた通信権の配分規則に応じて、前記各通信系の同じ時間帯の前記第1のフレームにおける前記第2のフレームの各々の前記通信量に応じたフレーム長の1つ以上の前記第2のフレームが、対応する前記各通信系の同じ時間帯の前記第1のフレームに生成される。
(概念的特徴9)通信線1,2を介して親機と子機との間でフレームを通信単位として時分割データ通信する複数の通信系を有し前記通信系の通信線間の漏話防止が必要な時分割データ通信システムにおいて前記親機として使用される時分割データ通信装置3であって、
前記時分割データ通信装置3で、所定長の第1のフレームとこの第1のフレームのフレーム長より短いフレーム長の第2のフレームとで前記フレームが構成されると共に前記第1フレーム内に1つ以上の第2のフレームが生成され、
前記各通信系の前記第1のフレームの送信タイミングが同期化手段4,33で同期化され、
前記同期化された各通信系のそれぞれの前記第1のフレームに、対応する1つ以上の前記第2フレームがそれぞれの時間帯が重ならないように相互に排他的に前記時分割データ通信装置3で生成され、
前記相互に排他的に生成された前記各通信系の1つ以上の前記第2フレームにより、対応する前記通信系のデータ通信が前記時分割データ通信装置3で行われる。
(概念的特徴10)通信線1,2を介して親機と子機との間でフレームを通信単位として時分割データ通信する複数の通信系を有し前記通信系の通信線間の漏話防止が必要な時分割データ通信システムにおいて前記親機として使用される時分割データ通信装置3であって、
前記時分割データ通信装置3で、所定長の第1のフレームとこの第1のフレームのフレーム長より短いフレーム長の第2のフレームとで前記フレームが構成されると共に前記第1フレーム内に1つ以上の第2のフレームが生成され、
前記各通信系の前記第1のフレームの送信タイミングが同期化手段4,33で同期化され、
前記同期化された各通信系の同じ時間帯のそれぞれの前記第1のフレームに、対応する1つ以上の前記第2フレームがそれぞれの時間帯が重ならないように相互に排他的に前記時分割データ通信装置3で生成され、
前記同じ時間帯の前記第1のフレーム内に前記相互に排他的に生成された前記各通信系の1つ以上の前記第2フレームにより、対応する前記通信系のデータ通信が前記時分割データ通信装置3で行われる。
(概念的特徴11)概念的特徴9または10の時分割データ通信装置において、前記第2のフレームのフレーム長が可変である。
(概念的特徴12)概念的特徴10の時分割データ通信装置において、前記第2のフレームのフレーム長が可変であり、前記各通信系の同じ時間帯の前記第1のフレームにおいて、一の通信系以外の他の通信系の通信量がゼロの場合には前記一の通信系の前記第1のフレームのフレーム長全長に亘って1つ以上の前記第2のフレームを使って前記一の通信系の通信が前記時分割データ通信装置で行われる。
(概念的特徴13)概念的特徴10〜12の何れか一の時分割データ通信装置において、1つ以上の前記第2のフレームが前記第1のフレーム内の任意の時間帯に生成される。
(概念的特徴14)概念的特徴10〜13の何れか一の時分割データ通信装置において、 前記各通信系の同じ時間帯の前記第1のフレームにおける1つ以上の前記第2のフレームの各々の通信量あるいはその合計量が前記各通信系相互間で通信され、前記各通信系の同じ時間帯の前記第1のフレームにおける1つ以上の前記第2のフレームの各々の前記通信量に応じたフレーム長の1つ以上の前記第2のフレームが、対応する前記各通信系の同じ時間帯の前記第1のフレームに前記時分割データ通信装置で生成される。
(概念的特徴15)概念的特徴14の時分割データ通信装置において、前記各通信系の同じ時間帯の前記第1のフレームにおける1つ以上の前記第2のフレームの各々の前記通信量あるいはその合計量に応じ、通信権の配分規則に基づいて、前記各通信系の同じ時間帯の前記第1のフレームにおける1つ以上の前記第2のフレームの各々の前記通信量に応じたフレーム長の1つ以上の前記第2のフレームが、対応する前記各通信系の同じ時間帯の前記第1のフレームに前記時分割データ通信装置で生成される。
(概念的特徴16)概念的特徴14の時分割データ通信装置において、前記各通信系の同じ時間帯の前記第1のフレームにおける1つ以上の前記第2のフレームの各々の前記通信量あるいはその合計量の比に応じて予め定められた通信権の配分規則に応じて、前記各通信系の同じ時間帯の前記第1のフレームにおける1つ以上の前記第2のフレームの各々の前記通信量に応じたフレーム長の1つ以上の前記第2のフレームが、対応する前記各通信系の同じ時間帯の前記第1のフレームに前記時分割データ通信装置で生成される。
(概念的特徴17)概念的特徴9に記載の時分割データ通信装置において、前記同期化された各通信系のそれぞれの前記第1のフレームに、対応する前記第2フレームがそれぞれの時間帯が重ならないように相互に排他的に前記時分割データ通信装置で生成され、前記相互に排他的に生成された前記各通信系の前記第2フレームにより、対応する前記通信系のデータ通信が前記時分割データ通信装置で行われる機能の選択設定が可能であり、前記通信線間の漏話防止が必要でない通信系の時分割データ通信装置では、前記同期化された各通信系のそれぞれの前記第1のフレームに、対応する前記第2フレームがそれぞれの時間帯が重ならないように相互に排他的に前記時分割データ通信装置で生成され、前記相互に排他的に生成された前記各通信系の前記第2フレームにより、対応する前記通信系のデータ通信が前記時分割データ通信装置で行われる機能の選択設定がされないことを特徴とする時分割データ通信装置である。
(概念的特徴18)概念的特徴10に記載の時分割データ通信装置において、前記同期化された各通信系の同じ時間帯のそれぞれの前記第1のフレームに、対応する前記第2フレームがそれぞれの時間帯が重ならないように相互に排他的に前記時分割データ通信装置で生成され、前記同じ時間帯の前記第1のフレーム内に前記相互に排他的に生成された前
記各通信系の前記第2フレームにより、対応する前記通信系のデータ通信が前記時分割データ通信装置で行われる機能の選択設定が可能であり、前記通信線間の漏話防止が必要でない通信系の時分割データ通信装置では、前記同期化された各通信系の同じ時間帯のそれぞれの前記第1のフレームに、対応する前記第2フレームがそれぞれの時間帯が重ならないように相互に排他的に前記時分割データ通信装置で生成され、前記同じ時間帯の前記第1のフレーム内に前記相互に排他的に生成された前記各通信系の前記第2フレームにより、対応する前記通信系のデータ通信が前記時分割データ通信装置で行われる機能の選択設定がされないことを特徴とする時分割データ通信装置。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、実施の形態を適宜、変形することができる。
なお、各図中、同一符合は同一または相当部分を示す。
1 通信線、
2 通信線、
3 時分割データ通信装置、
31 送受信部、
32 通信タイミング生成部、
33 通信タイミング調整部(同期化手段)、
34 送受信タイミング生成部、
35 通信順序調整部、
4 通信タイミングの同期化情報生成部(同期化手段)。

Claims (18)

  1. 通信線を介して親機と子機との間でフレームを通信単位として時分割データ通信する複数の通信系を有し、前記通信系の通信線間の漏話防止が必要な時分割データ通信システムにおいて、
    前記各通信系で、所定長の第1のフレームとこの第1のフレームのフレーム長より短いフレーム長の第2のフレームとで前記フレームが構成されると共に前記第1フレーム内に第2のフレームが生成され、
    前記各通信系の前記第1のフレームの送信タイミングが同期化手段で同期化され、
    前記同期化された各通信系のそれぞれの前記第1のフレームに、対応する前記第2フレームがそれぞれの時間帯が重ならないように相互に排他的に生成され、
    前記相互に排他的に生成された前記各通信系の前記第2フレームにより、対応する前記通信系のデータ通信が行われる
    ことを特徴とする時分割データ通信システム。
  2. 通信線を介して親機と子機との間でフレームを通信単位として時分割データ通信する複数の通信系を有し、前記通信系の通信線間の漏話防止が必要な時分割データ通信システムにおいて、
    前記各通信系で、所定長の第1のフレームとこの第1のフレームのフレーム長より短いフレーム長の第2のフレームとで前記フレームが構成されると共に前記第1フレーム内に第2のフレームが生成され、
    前記各通信系の前記第1のフレームの送信タイミングが同期化手段で同期化され、
    前記同期化された各通信系の同じ時間帯のそれぞれの前記第1のフレームに、対応する前記第2フレームがそれぞれの時間帯が重ならないように相互に排他的に生成され、
    前記同じ時間帯の前記第1のフレーム内に前記相互に排他的に生成された前記各通信系の前記第2フレームにより、対応する前記通信系のデータ通信が行われる
    ことを特徴とする時分割データ通信システム。
  3. 通信線を介して親機と子機との間でフレームを通信単位として時分割データ通信する複数の通信系を有し、前記通信系の通信線間の漏話防止が必要な時分割データ通信システムにおいて、
    前記各通信系の前記親機の各々で、所定長の第1のフレームとこの第1のフレームのフレーム長より短いフレーム長の第2のフレームとで前記フレームが構成されると共に前記第1フレーム内に第2のフレームが生成され、
    前記各通信系の前記第1のフレームの送信タイミングが同期化手段で同期化され、
    前記同期化された各通信系の同じ時間帯のそれぞれの前記第1のフレームに、対応する前記第2フレームがそれぞれの時間帯が重ならないように相互に排他的に前記各通信系の前記親機の各々で生成され、
    前記同じ時間帯の前記第1のフレーム内に前記相互に排他的に生成された前記各通信系の前記第2フレームにより、対応する前記通信系のデータ通信が行われる
    ことを特徴とする時分割データ通信システム。
  4. 請求項1から請求項3の何れか一に記載の時分割データ通信システムにおいて、
    前記第2のフレームのフレーム長が可変である
    ことを特徴とする時分割データ通信システム。
  5. 請求項2または請求項3に記載の時分割データ通信システムにおいて、
    前記第2のフレームのフレーム長が可変であり、
    前記各通信系の同じ時間帯の前記第1のフレームにおいて、一の通信系以外の他の通信系の通信量がゼロの場合には前記一の通信系の前記第2のフレームのフレーム長全長に亘って1つ以上の前記第2のフレームを使って前記一の通信系の通信が行われる
    ことを特徴とする時分割データ通信システム。
  6. 請求項2から請求項5の何れか一に記載の時分割データ通信システムにおいて、
    前記第2のフレームが前記第1のフレーム内の任意の時間帯に生成される
    ことを特徴とする時分割データ通信システム。
  7. 請求項2から請求項6の何れか一に記載の時分割データ通信システムにおいて、
    前記各通信系の同じ時間帯の前記第1のフレームにおける前記第2のフレームの各々の通信量が前記各通信系相互間で通信され、
    前記各通信系の同じ時間帯の前記第1のフレームにおける前記第2のフレームの各々の前記通信量に応じたフレーム長の前記第2のフレームが、対応する前記各通信系の同じ時間帯の前記第1のフレームに生成される
    ことを特徴とする時分割データ通信システム。
  8. 請求項7に記載の時分割データ通信システムにおいて、
    前記各通信系の同じ時間帯の前記第1のフレームにおける前記第2のフレームの各々の前記通信量の比に応じて予め定められた通信権の配分規則に応じて、前記各通信系の同じ時間帯の前記第1のフレームにおける前記第2のフレームの各々の前記通信量に応じたフレーム長の前記第2のフレームが、対応する前記各通信系の同じ時間帯の前記第1のフレームに生成される
    ことを特徴とする時分割データ通信システム。
  9. 通信線を介して親機と子機との間でフレームを通信単位として時分割データ通信する複数の通信系を有し前記通信系の通信線間の漏話防止が必要な時分割データ通信システムにおいて前記親機として使用される時分割データ通信装置であって、
    前記時分割データ通信装置で、所定長の第1のフレームとこの第1のフレームのフレーム長より短いフレーム長の第2のフレームとで前記フレームが構成されると共に前記第1フレーム内に第2のフレームが生成され、
    前記各通信系の前記第1のフレームの送信タイミングが同期化手段で同期化され、
    前記同期化された各通信系のそれぞれの前記第1のフレームに、対応する前記第2フレームがそれぞれの時間帯が重ならないように相互に排他的に前記時分割データ通信装置で生成され、
    前記相互に排他的に生成された前記各通信系の前記第2フレームにより、対応する前記通信系のデータ通信が前記時分割データ通信装置で行われる
    ことを特徴とする時分割データ通信装置。
  10. 通信線を介して親機と子機との間でフレームを通信単位として時分割データ通信する複数の通信系を有し前記通信系の通信線間の漏話防止が必要な時分割データ通信システムにおいて前記親機として使用される時分割データ通信装置であって、
    前記時分割データ通信装置で、所定長の第1のフレームとこの第1のフレームのフレーム長より短いフレーム長の第2のフレームとで前記フレームが構成されると共に前記第1フレーム内に第2のフレームが生成され、
    前記各通信系の前記第1のフレームの送信タイミングが同期化手段で同期化され、
    前記同期化された各通信系の同じ時間帯のそれぞれの前記第1のフレームに、対応する前記第2フレームがそれぞれの時間帯が重ならないように相互に排他的に前記時分割データ通信装置で生成され、
    前記同じ時間帯の前記第1のフレーム内に前記相互に排他的に生成された前記各通信系の前記第2フレームにより、対応する前記通信系のデータ通信が前記時分割データ通信装置で行われる
    ことを特徴とする時分割データ通信装置。
  11. 請求項9または請求項10に記載の時分割データ通信装置において、
    前記第2のフレームのフレーム長が可変である
    ことを特徴とする時分割データ通信装置。
  12. 請求項10に記載の時分割データ通信装置において、
    前記第2のフレームのフレーム長が可変であり、
    前記各通信系の同じ時間帯の前記第1のフレームにおいて、一の通信系以外の他の通信系の通信量がゼロの場合には前記一の通信系の前記第1のフレームのフレーム長全長に亘って前記第1の通信系の前記第2のフレームを使って前記一の通信系の通信が前記時分割データ通信装置で行われる
    ことを特徴とする時分割データ通信装置。
  13. 請求項10から請求項12の何れか一に記載の時分割データ通信装置において、
    前記第2のフレームが前記第1のフレーム内の任意の時間帯に生成される
    ことを特徴とする時分割データ通信装置
  14. 請求項10から請求項13の何れか一に記載の時分割データ通信装置において、
    前記各通信系の同じ時間帯の前記第1のフレームにおける前記第2のフレームの各々の通信量が前記各通信系相互間で通信され、
    前記各通信系の同じ時間帯の前記第1のフレームにおける前記第2のフレームの各々の前記通信量に応じたフレーム長の前記第2のフレームが、対応する前記各通信系の同じ時間帯の前記第1のフレームに前記時分割データ通信装置で生成される
    ことを特徴とする時分割データ通信装置。
  15. 請求項14に記載の時分割データ通信装置において、
    前記各通信系の同じ時間帯の前記第1のフレームにおける前記第2のフレームの各々の前記通信量に応じ、通信権の配分規則に基づいて、前記各通信系の同じ時間帯の前記第1のフレームにおける前記第2のフレームの各々の前記通信量に応じたフレーム長の前記第2のフレームが、対応する前記各通信系の同じ時間帯の前記第1のフレームに前記時分割データ通信装置で生成される
    ことを特徴とする時分割データ通信装置。
  16. 請求項14に記載の時分割データ通信装置において、
    前記各通信系の同じ時間帯の前記第1のフレームにおける前記第2のフレームの各々の前記通信量の比に応じて予め定められた通信権の配分規則に応じて、前記各通信系の同じ時間帯の前記第1のフレームにおける前記第2のフレームの各々の前記通信量に応じたフレーム長の前記第2のフレームが、対応する前記各通信系の同じ時間帯の前記第1のフレームに前記時分割データ通信装置で生成される
    ことを特徴とする時分割データ通信装置。
  17. 請求項9に記載の時分割データ通信装置において、
    前記同期化された各通信系のそれぞれの前記第1のフレームに、対応する前記第2フレームがそれぞれの時間帯が重ならないように相互に排他的に前記時分割データ通信装置で生成され、前記相互に排他的に生成された前記各通信系の前記第2フレームにより、対応する前記通信系のデータ通信が前記時分割データ通信装置で行われる機能の選択設定が可能であり、
    前記通信線間の漏話防止が必要でない通信系の時分割データ通信装置では、前記同期化された各通信系のそれぞれの前記第1のフレームに、対応する前記第2フレームがそれぞれの時間帯が重ならないように相互に排他的に前記時分割データ通信装置で生成され、前記相互に排他的に生成された前記各通信系の前記第2フレームにより、対応する前記通信系のデータ通信が前記時分割データ通信装置で行われる機能の選択設定がされない
    ことを特徴とする時分割データ通信装置。
  18. 請求項10に記載の時分割データ通信装置において、
    前記同期化された各通信系の同じ時間帯のそれぞれの前記第1のフレームに、対応する前記第2フレームがそれぞれの時間帯が重ならないように相互に排他的に前記時分割データ通信装置で生成され、前記同じ時間帯の前記第1のフレーム内に前記相互に排他的に生成された前記各通信系の前記第2フレームにより、対応する前記通信系のデータ通信が前記時分割データ通信装置で行われる機能の選択設定が可能であり、
    前記通信線間の漏話防止が必要でない通信系の時分割データ通信装置では、前記同期化された各通信系の同じ時間帯のそれぞれの前記第1のフレームに、対応する前記第2フレームがそれぞれの時間帯が重ならないように相互に排他的に前記時分割データ通信装置で生成され、前記同じ時間帯の前記第1のフレーム内に前記相互に排他的に生成された前記各通信系の前記第2フレームにより、対応する前記通信系のデータ通信が前記時分割データ通信装置で行われる機能の選択設定がされない
    ことを特徴とする時分割データ通信装置。
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