JP5952609B2 - 非接触型データ受送信体 - Google Patents
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Description
リネンタグとしては、無線通信用のICチップと、送受信アンテナとを備え、送受信アンテナの少なくとも一部が、金属線を用いて構成される織布、不織布または金網からなるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
本発明の非接触型データ受送信体において、前記基材は、ポリエチレンテレフタレート、グリコール変性ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリフッ化ビニル、ポリフッ化ビニリデン、ポリ4フッ化エチレン、ナイロン6、ナイロン6,6、ポリ塩化ビニル、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリビニルアルコール、ビニロン、ポリメタクリル酸メチル、ポリメタクリル酸エチル、ポリアクリル酸エチル、ポリアクリル酸ブチル、ポリスチレン、ポリカーボネート、ポリアリレートおよびポリイミドからなる群から選択される少なくとも1種からなることが好ましい。
本発明の非接触型データ受送信体において、前記ICチップと前記第一アンテナを被覆する保護層が設けられたことが好ましい。
本発明の非接触型データ受送信体において、前記第二アンテナを構成する導電性繊維は、樹脂に導電性カーボンまたは白色系金属酸化物を練り込んで複合紡糸した繊維、または、繊維に金属からなる薄膜をコーティングした繊維からなることが好ましい。
なお、本実施の形態は、発明の趣旨をより良く理解させるために具体的に説明するものであり、特に指定のない限り、本発明を限定するものではない。
図1は、本発明の非接触型データ受送信体の第一実施形態を示す概略図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A線に沿う断面図である。
本実施形態の非接触型データ受送信体10は、基材11、基材11の一方の面11aに設けられ、互いに電気的に接続されたICチップ12および第一アンテナ13を有するインレット20と、第一アンテナ13に対して未接着状態で対向して配設されたブースター用の第二アンテナ30とから概略構成されている。
また、第二アンテナ30は、インレット20を構成する基材11の一方の面11a側に設けられている。
第二アンテナ30は、非接触ICカードなどの非接触ICモジュールに利用できる極超短波帯〈UHF〉やマイクロ波帯の電波帯の周波数(300MHz〜30GHz)の1/2波長に相当する長さとなっている。すなわち、放射素子31,32の長手方向における長さは、1/4波長に相当する長さとなっている。
なお、このように、第二アンテナ30とICチップ12が接触しないようにするために、放射素子31と放射素子32の間には、非導電性繊維から構成される織布または不織布からなる絶縁部40が設けられていてもよい。
また、本発明におけるポリマー型導電インクとしては、熱硬化型の他にも、光硬化型、浸透乾燥型、溶剤揮発型といった公知のものが用いられる。
さらに、第一アンテナ13をなす金属メッキとしては、銅メッキ、銀メッキ、金メッキ、白金メッキなどが挙げられる。
繊維(A)としては、導電性カーボンや白色系金属酸化物からなる導電層が繊維の表面全面に設けられているもの、導電性カーボンや白色系金属酸化物からなる導電層が繊維の内部(例えば、長手方向に沿う中心部)に隠蔽されているもの、導電性カーボンや白色系金属酸化物からなる導電層が繊維の表面の一部に露出しているものなどが挙げられる。
また、第二アンテナ30が導電性繊維からなり、可撓性に優れるので、第二アンテナ30を衣類などに縫い付けて、非接触型データ受送信体10を衣類などに固定したとしても、外力が加えられることにより、第二アンテナ30が断線することがない。
図2は、本発明の非接触型データ受送信体の第二実施形態を示す概略図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のB−B線に沿う断面図である。図2において、図1に示した非接触型データ受送信体10と同一の構成要素には同一符号を付して、その説明を省略する。
本実施形態の非接触型データ受送信体50は、基材11、基材11の一方の面11aに設けられ、互いに電気的に接続されたICチップ12および第一アンテナ13を有するインレット20と、基材11の一方の面11a側に設けられ、第一アンテナ13と未接着状態で対向して配設されたブースター用の第二アンテナ30と、基材11の他方の面11b側に設けられ、インレット20および第二アンテナ30と重なるように配設された、織布または不織布からなる繊維部材51とから概略構成されている。
さらに、インレット20は、袋状部材52の内部に収容されている。
例えば、繊維部材51として導電性繊維を用いれば、繊維部材51も第二アンテナ30と同様にアンテナとして機能させることができる。これにより、基材11の一方の面11a側および他方の面11b側にブースター用のアンテナが設けられるので、第一実施形態のように、基材11の一方の面11a側のみにブースター用のアンテナが設けられた場合よりも通信距離を長くすることができる。
図3は、本発明の非接触型データ受送信体の第三実施形態を示す概略図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のC−C線に沿う断面図である。図3において、図1に示した非接触型データ受送信体10と同一の構成要素には同一符号を付して、その説明を省略する。
本実施形態の非接触型データ受送信体60は、基材11、基材11の一方の面11aに設けられ、互いに電気的に接続されたICチップ12および第一アンテナ13を有するインレット20と、基材11の一方の面11a側に設けられ、第一アンテナ13と未接着状態で対向して配設されたブースター用の第二アンテナ30と、基材11の他方の面11b側に設けられ、第一アンテナ13と未接着状態で対向して配設されたブースター用の第二アンテナ70と、インレット20、第二アンテナ30および第二アンテナ70を収容する織布または不織布からなる袋状部材80とから概略構成されている。
第二アンテナ70は、非接触ICカードなどの非接触ICモジュールに利用できる極超短波帯〈UHF〉やマイクロ波帯の電波帯の周波数(300MHz〜30GHz)の1/2波長に相当する長さとなっている。すなわち、放射素子71,72の長手方向における長さは、1/4波長に相当する長さとなっている。
さらに、インレット20は、袋状部材80の内部に収容されている。
図4は、本発明の非接触型データ受送信体の第四実施形態を示す概略平面図であり、第二アンテナを示す概略図である。
第二アンテナ90は、例えば、絶縁性の繊維状部材101の一方の面101aに設けられ、互いに対向し、間隔を隔てて配置され、その対向する側において、第一アンテナと対向する一対の放射素子91,92からなるダイポールアンテナである。また、放射素子91は、繊維状部材101の長手方向に沿って並列に形成された複数の線状の導電体91aから構成されている。同様に、放射素子92は、繊維状部材101の長手方向に沿って並列に形成された複数の線状の導電体92aから構成されている。
また、第二アンテナ90は、第二アンテナ30と同様の導電性繊維から構成される織布または不織布から構成されている。
図5は、本発明の非接触型データ受送信体の第五実施形態を示す概略平面図であり、第二アンテナを示す概略図である。
第二アンテナ110は、例えば、絶縁性の繊維状部材121の一方の面121aに設けられ、互いに対向し、間隔を隔てて配置され、その対向する側において、第一アンテナと対向する一対の放射素子111,112からなるダイポールアンテナである。また、放射素子111,112は、第一アンテナと対向する部分を基端とし、繊維状部材121の長手方向に沿って、繊維状部材121の端部方向に蛇行しているメアンダ状のアンテナである。
また、第二アンテナ110は、第二アンテナ30と同様の導電性繊維から構成される織布または不織布から構成されている。
図6は、本発明の非接触型データ受送信体の第六実施形態を示す概略平面図であり、第二アンテナを示す概略図である。
第二アンテナ130は、例えば、絶縁性の繊維状部材141の一方の面141aに設けられ、互いに対向し、間隔を隔てて配置され、その対向する側において、第一アンテナと対向する一対の放射素子131,132からなるダイポールアンテナである。また、放射素子131,132は、その外形を形成する線状の導電体からなり、内側の領域が中抜きされたループ状のアンテナである。
また、第二アンテナ130は、第二アンテナ30と同様の導電性繊維から構成される織布または不織布から構成されている。
図7は、本発明の非接触型データ受送信体の第七実施形態を示す概略平面図であり、第二アンテナを示す概略図である。
第二アンテナ150は、例えば、絶縁性の繊維状部材161の一方の面161aに設けられ、互いに対向し、間隔を隔てて配置され、その対向する側において、第一アンテナと対向する一対の放射素子151,152からなるダイポールアンテナである。また、放射素子151,152は、繊維状部材161の長手方向に沿って形成された長方形状の導電体から構成されている。
また、第二アンテナ150は、第二アンテナ30と同様の導電性繊維から構成される織布または不織布から構成されている。
図8は、本発明の非接触型データ受送信体の第八実施形態を示す概略平面図であり、第二アンテナを示す概略図である。
第二アンテナ170は、例えば、絶縁性の繊維状部材181の一方の面181aに設けられ、互いに対向し、間隔を隔てて配置され、その対向する側において、第一アンテナと対向する一対の放射素子171,172からなるダイポールアンテナである。
また、第二アンテナ170は、第二アンテナ30と同様の導電性繊維から構成される織布または不織布から構成されている。
Claims (5)
- 基材、該基材の一方の面に設けられ、互いに電気的に接続されたICチップおよび第一アンテナを有するインレットと、前記第一アンテナに対して未接着状態で対向して配設されたブースター用の第二アンテナと、を備え、
前記第二アンテナは導電性繊維からなり、
前記第一アンテナと前記第二アンテナが未接着状態で対向して配置され、静電結合によって電気的な接続を保つことができる位置に設けられ、
前記第一アンテナを構成する2つの放射素子の間に、非導電性繊維から構成される織布または不織布からなる絶縁部が設けられ、
前記基材が、前記第二アンテナに縫い付けられていることを特徴とする非接触型データ受送信体。 - 前記第二アンテナは袋状に形成された織布または不織布の内面の少なくとも一部を構成し、前記インレットは前記袋状の織布または不織布の内部に収容されたことを特徴とする請求項1に記載の非接触型データ受送信体。
- 前記基材は、ポリエチレンテレフタレート、グリコール変性ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリフッ化ビニル、ポリフッ化ビニリデン、ポリ4フッ化エチレン、ナイロン6、ナイロン6,6、ポリ塩化ビニル、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリビニルアルコール、ビニロン、ポリメタクリル酸メチル、ポリメタクリル酸エチル、ポリアクリル酸エチル、ポリアクリル酸ブチル、ポリスチレン、ポリカーボネート、ポリアリレートおよびポリイミドからなる群から選択される少なくとも1種からなることを特徴とする請求項1または2に記載の非接触型データ受送信体。
- 前記ICチップと前記第一アンテナを被覆する保護層が設けられたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の非接触型データ受送信体。
- 前記第二アンテナを構成する導電性繊維は、樹脂に導電性カーボンまたは白色系金属酸化物を練り込んで複合紡糸した繊維、または、繊維に金属からなる薄膜をコーティングした繊維からなることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の非接触型データ受送信体。
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