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JP5953577B2 - 折り加工された用紙の高精度計数方法 - Google Patents
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JP5953577B2 - 折り加工された用紙の高精度計数方法 - Google Patents

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Description

本発明は、折り加工された用紙の枚数の計数方法に関するものであり、詳しくはカタログ、パンフレット、説明書などの印刷物の折り加工された用紙の枚数の高精度計数方法に関するものである。
カタログ、パンフレット、説明書などの多数枚の同一種類の印刷物においては、所定の大きさに整理するために折り加工機で折り加工することが行われており、その状態で所定の枚数に整理するために計数することが必要となっている。このような折り加工された用紙の計数方法としては、特許文献1,2に記載されているように、用紙の背部を、カラーテレビカメラやモノクロテレビカメラで撮像して映像情報を得たり、輝度計などを用いて輝度情報を得た後、得られた映像情報や輝度情報を二値化または三値化して計数する方法が提案されている。
しかし、折り加工された複数の用紙の同一性が高い場合には、色の強さや明るさは各用紙ともほぼ同様の傾向にあるので、二値化または三値化する場合には、それぞれの用紙の基準値を容易に設定することができるが、実際には、用紙を揃え置く状態に微妙な変化がある場合や、折り目形状の微妙な差異が少なくなく、この場合には、色の強さや明るさの情報に微妙なノイズが発生し、誤計数を生じることが少なくない。このように必然的に生じる用紙を揃え置く状態に微妙変動によって、得られた映像情報や輝度情報にノイズが発生し、誤計数を生じる場合が生じることがあり、正確な計数を必要とする場合の問題点となっている。
また、折り加工された複数の用紙の撮像時などにおいて、照明装置からの光の照射具合や光源からの距離により均一に光が当たらず、計数対象の映像情報が均一ではない状態であるのにも関わらず、比較する基準値が一定値であるため、誤差が生じることも多くなっている。特に、最近においては、光源からの距離を長くして多数枚の用紙の計数が必要になってきているが、この場合には、一層正確な計数状況を加えた用紙の計数方法の提供が必要となってきており、本発明者の発明である特許文献3や特許文献4によっても不十分となっている。
特開昭61−272892号公報 特開平3−238579号公報 特許第3765112号公報 特開2007−22052号公報
本発明は、折り加工された複数の用紙において
用紙を揃え置く状態に微妙な変化がある場合や折り目形状に差異がある多数枚の用紙の計数において、正確で安定した高精度の計数を行うと共に、計数状況を付加した正確で安定した高精度の計数をも可能とする用紙枚数の計数方法の提供を目的とするものである。
本発明は、上記目的を達成するものであって、折り加工された複数の用紙を背部が同一平面に並ぶように揃え、揃えた複数の用紙を両側から押さえ板で押さえ、背部の前方斜めより光を照射して背間の凹部に影部、背部に非影部を生じさせ、前記の両側の押さえ板と、前記の揃えた複数の用紙の背部を前方よりカラーテレビカメラで、前記の凹部の影部が、前記のカラーテレビカメラから得られるカラー画像信号の水平走査線と直角になるように撮像し、得られた画像信号の背部撮像部の水平走査線1本分の信号の赤・緑・青の色の強さを、一方端から他方端まで前記のカラーテレビカメラの最小解像単位ごとに前記のカラーテレビカメラの解像度の数の構成されるデジタル信号の各構成点に対応させて順次記憶させ、記憶された赤・緑・青の3色の水平走査線1本分の構成点を均一に4以上に分割し、赤、緑、青ごとに分割された範囲の上部基準値を設定もしくはあらかじめ設定された下限線の値を下限値として採用して、赤、緑、青ごとにそれぞれの分割された範囲で、範囲内の構成点の色の強さの最大値から平均値を減算した値を2で除算した値に平均値を加算して上部基準値を求めるとともに、赤、緑、青ごとに分割された範囲の下部基準値を設定もしくは平均値から最小値を減算した値を2で除算した値を平均値から減算して下部基準値を求め、上部基準値を分割範囲の中央の上部構成点位置の値とし、かつ両端の値をあらかじめ設定された端部上部基準の値として一方端から順に分割範囲の中央の上部構成点位置の値を次々に結び、他端まで結んで上部基準屈曲線を形成するとともに、下部基準値を分割範囲の中央の下部構成点位置の値とし、かつ両端の値をあらかじめ設定された端部下部基準の値として一方端から順に分割範囲の中央の下部構成点位置の値を次々に結び、他端まで結んで下部基準屈曲線を形成し、上部基準屈曲線上の値を構成点に対応する上部基準値として採用するとともに、下部基準屈曲線上の値を構成点に対応する下部基準値として採用し、一方端から他方端まで前記水平走査線1本分の構成点の色の強さの測定信号を順次それぞれの構成点ごとに、構成点の値と対応する下部基準値と比較して、初回は初めて下部基準値より色が強くなり、下部基準値より色が弱くなることなく上部基準値より色が強くなった後、下部基準値より色が弱くなった場合に非影部と判定し、次回以降は下部基準値より色が弱くなった状態から、下部基準値より色が強くなり、下部基準値より色が弱くなることなく上部基準値より色が強くなった後、下部基準値より色が弱くなった場合に非影部と判定し、判定された非影部を用紙の背部とし、背部の数を積算して用紙の枚数を計数することを特徴とする折り加工された用紙の高精度計数方法であり、折り加工された複数の用紙を背部が同一平面に並ぶように揃え、揃えた複数の用紙を両側から押さえ板で押さえ、背部の前方斜めより光を照射して背間の凹部に影部、背部に非影部を生じさせ、前記の両側の押さえ板と、前記の揃えた複数の用紙の背部を前方よりモノクロテレビカメラで、前記の凹部の影部が、前記のモノクロテレビカメラから得られるモノクロ画像信号の水平走査線と直角になるように撮像し、得られた画像信号の背部撮像部の水平走査線1本分の信号の輝度の強さを、一方端から他方端まで前記のモノクロテレビカメラの最小解像単位ごとに前記のモノクロテレビカメラの解像度の数の構成されるデジタル信号の各構成点に対応させて順次記憶させ、記憶された輝度の水平走査線1本分の構成点を均一に4以上に分割し、分割された範囲の上部基準値を設定もしくはあらかじめ設定された下限線の値を下限値として採用して、範囲内の構成点の輝度の強さの最大値から平均値を減算した値を2で除算した値に平均値を加算して上部基準値を求めるとともに、赤、緑、青ごとに分割された範囲の下部基準値を設定もしくは平均値から最小値を減算した値を2で除算した値を平均値から減算して下部基準値を求め、上部基準値を分割範囲の中央の上部構成点位置の値とし、かつ両端の値をあらかじめ設定された端部上部基準の値として一方端から順に分割範囲の中央の上部構成点位置の値を次々に結び、他端まで結んで上部基準屈曲線を形成するとともに、下部基準値を分割範囲の中央の下部構成点位置の値とし、かつ両端の値をあらかじめ設定された端部下部基準の値として一方端から順に分割範囲の中央の下部構成点位置の値を次々に結び、他端まで結んで下部基準屈曲線を形成し、上部基準屈曲線上の値を構成点に対応する上部基準値として採用するとともに、下部基準屈曲線上の値を構成点に対応する下部基準値として採用し、一方端から他方端まで前記水平走杳線1本分の構成点の輝度の強さの測定信号を順次それぞれの構成点ごとに、構成点の値と対応する下部基準値と比較して、初回は初めて下部基準値より輝度が強くなり、下部基準値より輝度が弱くなることなく上部基準値より輝度が強くなった後、下部基準値より輝度が弱くなった場合に非影部と判定し、次回以降は下部基準値より輝度が弱くなった状態から、下部基準値より輝度が強くなり、下部基準値より輝度が弱くなることなく上部基準値より輝度が強くなった後、下部基準値より輝度が弱くなった場合に非影部と判定し、判定された非影部を用紙の背部とし、背部の数を積算して用紙の枚数を計数することを特徴とする折り加工された用紙の高精度計数方法であり、折り加工された複数の用紙を背部が同一平面に並ぶように揃え、揃えた複数の用紙を両側から押さえ板で押さえ、背部の前方斜めより光を照射して背間の凹部に影部、背部に非影部を生じさせ、前記の両側の押さえ板と、前記の揃えた複数の用紙の背部を前方よりカラーテレビカメラで、前記の凹部の影部が、前記のカラーテレビカメラから得られるカラー画像信号の水平走査線と直角になるように撮像し、得られた画像信号の背部撮像部の水平走査線1本分のアナログ信号の赤・緑・青の色の強さを、一方端から他方端までカラーアナログ−デジタル変換回路によって、前記のカラーテレビカメラの最小解像単位ごとに多値化した値に変換し、変換された赤・緑・青の色の強さの値を、一方端から他方端まで、前記のカラーテレビカメラの解像度の数の構成されるデジタル信号の各構成点に対応させて順次記憶させ、記憶された赤・緑・青の3色の水平走査線1本分の構成点を均一に4以上に分割し、赤、緑、青ごとに分割された範囲の上部基準値を設定もしくはあらかじめ設定された下限線の値を下限値として採用して、赤、緑、青ごとにそれぞれの分割された範囲で、範囲内の構成点の色の強さの最大値から平均値を減算した値を2で除算した値に平均値を加算し上部基準値を求めるとともに、赤、緑、青ごとに分割された範囲の下部基準値を設定もしくは平均値から最小値を減算した値を2で除算した値を平均値から減算し下部基準値を求め、上部基準値を分割範囲の中央の上部構成点位置の値とし、かつ両端の値をあらかじめ設定された端部上部基準の値として一方端から順に分割範囲の中央の上部構成点位置の値を次々に結び、他端まで結んで上部基準屈曲線を形成するとともに、分割された範囲の下部基準値を設定もしくは下部基準値を分割範囲の中央の下部構成点位置の値とし、かつ両端の値をあらかじめ設定された端部下部基準の値として一方端から順に分割範囲の中央の下部構成点位置の値を次々に結び、他端まで結んで下部基準屈曲線を形成し、上部基準屈曲線上の値を構成点に対応する上部基準値として採用するとともに、下部基準屈曲線上の値を構成点に対応する下部基準値として採用し、一方端から他方端まで前記水平走査線1本分の構成点の色の強さの測定信号を順次それぞれの構成点ごとに、構成点の値と対応する下部基準値と比較して、初回は初めて下部基準値より色が強くなり、下部基準値より色が弱くなることなく上部基準値より色が強くなった後、下部基準値より色が弱くなった場合に非影部と判定し、次回以降は下部基準値より色が弱くなった状態から、下部基準値より色が強くなり、下部基準値より色が弱くなることなく上部基準値より色が強くなった後、下部基準値より色が弱くなった場合に非影部と判定し、判定された非影部を用紙の背部とし、背部の数を積算して用紙の枚数を計数することを特徴とする折り加工された用紙の高精度計数方法である。
本発明の折り加工された用紙の枚数計数方法によれば、用紙を揃え置く状態に微妙な乱れなどの変化がある場合や、折り目形状の微妙な差異が生じている場合などによって生じるノイズの影響を受けることがなく、誤計数を防止し、安定した高精度の計数を行うことが可能である。
折り加工された用紙の一例を示す平面図である。 折り加工された複数の用紙1の枚数を計数する手段を示す説明図である。 X軸に水平走査線構成点をとり、Y軸に信号の強さをとって表示したグラフである。 照射距離が長くなり、中央部から両端に向かって信号の強さが減少した場合のグラフである。 4分割された各部分の平均値を○、上部基準値を△、下部基準値を▽、端部上部基準値を▲、端部下部基準値を▼で示し、基準となる点を結び上部基準屈曲線、下部基準屈曲線を示したグラフである。 8分割された各部分の平均値を○、上部基準値を△、下部基準値を▽、端部上部基準値を▲、端部下部基準値を▼で示し、基準となる点を結び上部基準屈曲線、下部基準屈曲線を示したグラフである。 構成点間を結んだ線分と上部及び下部基準屈曲線との交差を示したグラフである。 構成点間を結んだ線分にノイズが生じた例を示したグラフである。 構成点間を結んだ線分にノイズが生じた例を示したグラフで、従来方法の屈曲線C−Cでは、ノイズの影響が除去できない例のグラフである。
以下、図面に基づいて本発明の実施態様を詳細に説明する。
図1は所望の大きさに折り加工された用紙の一例であって、1は二つ折りされた用紙、2は二つ折りされた用紙1の背部であり、背部2は図のように半円形状になる。
図2は、折り加工された複数の用紙1の枚数を計数する手段を示すものであって、折り加工された複数の用紙1を背部2が同一平面に並ぶように揃え、両側から押さえ板3で押さえ、背部2の前方の斜め方向から照明装置4で光を照射して背部の凸部に非影部(輝部)5を、背間の凹部に影部6を生じさせる。照明装置4は、右方又は左方のいずれか一方に配置してあれば良いが、右方と左方の両斜め方向に配置して、両斜め方向から照射すると、均一な照明が可能である。揃えた複数の用紙1の背部2と両側の押さえ板3とを、その前方に固定配置したテレビカメラ7で、すべての影部6が撮像されるように影部6とテレビカメラ信号の水平走査線と直角となるように撮像する。テレビカメラ7の位置は左右が均一に撮像することができるように複数の用紙1の中央であることが望ましい。得られた画像は画像モニター8で画像の状態を確認し、良好な画像を得るようにする。
次に、テレビカメラ7がアナログ方式のカラーテレビカメラの場合には、カラーテレビカメラから得られたアナログカラー画像信号をカラーアナログーデジタル変換回路9によって、赤、緑、青の色の強さを多値化したデジタル信号に変換し、コンピュータ10に送り、多値化したデジタル化信号のそれぞれの色の強さを、水平走査線を構成する各構成点に対応する多値化した色信号に変換する。カメラがデジタル方式の場合にはデジタル信号を直接コンピュータ10に送り、演算に使用してもよい。また得られたデジタル信号の三色すべてを計数に使用することもできるし、用紙の色に応じてもっとも強く現れる最適の色信号を選び、代表する信号とすることもできる。特に、用紙の色が紺色・青色系統の場合には、青色信号だけが鮮明にあらわれ、赤・緑色の色の強さは不鮮明になるので、誤計数を防止するために計数に使用しない方がよい場合が多い。紺色・青色系統の用紙色の場合には、モノクロカメラを使用すると、計数が難しくなるので、これらの色の用紙の計数には、カラーテレビカメラを使用することが望ましい。
テレビカメラ7がモノクロテレビカメラの場合には、得られた画像信号をカラーアナログーデジタル変換回路9をモノクロアナログーデジタル回路に変更し、前記モノクロアナログーデジタル回路に送り、アナログ輝度信号を多値化した輝度信号に変換し、図2のコンピュータ10に送り、画像信号の輝度を水平走査線を構成する各構成点に対する多値化した信号に変換する。この場合にも、デジタル方式のモノクロテレビカメラも使用可能である。以下の説明では、カラーテレビカメラについて、説明するが、モノクロテレビカメラも同様に適用される。
変換された赤・緑・青の色の強さの値を、一方端から他方端まで、前記のアナログカラーテレビカメラの解像度の数の構成されるデジタル信号の各構成点に対応させて順次記憶させ、揃えた複数の用紙1の計数にさいしては、一方の押さえ板3から複数の用紙1を経て他方の押さえ板3に至るまでの水平走査線を構成する各構成点の信号の強さを、影部6と直交する方向に水平走査線1本分検出し、コンピュータモニター11で、図3に示すよにX軸に水平走査線構成点をとり、Y軸に信号の強さをとって表示し、水平走査線構成点の各点に対する信号の強さを示す点を直線で結ぶグラフを表示する。このグラフでは、非影部(輝部)5と影部6が山部と谷部を形成して振幅するように現れ、非影部(輝部)5と影部6をその信号の強さの差として知ることができる。
図4は、デジタル信号の各構成点の色の強さを直線で結んだ詳細を示すグラフであり、計数対象の幅が広いため、中央部と端部で照明のあたり方が異なるためグラフ全体の中央部が高く、両端部で低くなる場合のグラフである。
図5は、水平走査線を4以上に分割した場合の4分割の例であって、あらかじめ設定された下限線の値を下限値として採用して、赤、緑、青ごとにそれぞれの分割された範囲で、範囲内の構成点の色の強さの平均値、最大値、最小値を演算し、最大値から平均値を減算した値を2で除算した値に平均値を加算して△で示す上部基準値を求め、次いで、前記上部基準値を分割範囲の中央の上部構成点位置の値とし、かつ両端の値をあらかじめ設定された▲で示す端部上部基準値として一方端から順に分割範囲の中央の構成点位置の値を次々に結び、他端まで結んで上部基準屈曲線を形成するとともに、平均値から最小値を減算した値を2で除算した値に平均値を加算して▽で示す下部基準値を求め、次いで、前記下部基準値を分割範囲の中央の下部構成点位置の値とし、かつ両端の値をあらかじめ設定された▼で示す端部下部基準値として一方端から順に分割範囲の中央の構成点位置の値を次々に結び、他端まで結んで下部基準屈曲線を形成し、それぞれの線上の値をそれぞれの構成点に対応する基準値として採用する。屈曲線は、曲線であっても条件により直線でも良い。上記の上部基準値、下部基準値は、グラフ形状に合わせて補正設定しても良い。
図6は、水平走査線を8分割した場合の例であって、あらかじめ設定された下限線の値を下限値として採用して、赤、緑、青ごとにそれぞれの分割された範囲で、範囲内の構成点の色の強さの平均値、最大値、最小値を演算し、最大値から平均値を減算した値を2で除算した値に平均値を加算して△で示す上部基準値を求め、次いで、前記上部基準値を分割範囲の中央の上部構成点位置の値とし、かつ両端の値をあらかじめ設定された▲で示す端部上部基準値として一方端から順に分割範囲の中央の構成点位置の値を次々に結び、他端まで結んで上部基準屈曲線を形成するとともに、平均値から最小値を減算した値を2で除算した値に平均値を加算して▽で示す下部基準値を求め、次いで、前記下部基準値を分割範囲の中央の下部構成点位置の値とし、かつ両端の値をあらかじめ設定された▼で示す端部下部基準値として一方端から順に分割範囲の中央の構成点位置の値を次々に結び、他端まで結んで下部基準屈曲線を形成し、それぞれの線上の値をそれぞれの構成点に対応する基準値として採用する。屈曲線は、曲線であっても条件により直線でも良い。上記の上部基準値、下部基準値は、グラフ形状に合わせて補正設定しても良い。図6の8分割の屈曲線は、図5の4分割の屈曲線と比較すると、本例の場合は、分割数が多くて、一層、適正な屈曲線が演算されていることがわかる。
図7は、水平走査線一本分の構成点をp1からp34まで表し、各構成点を直線で結び,上部基準屈曲線A−A、下部基準屈曲線B−Bを表した図で非影部の判定方法を説明する。
この方法は、一方端から他方端まで前記水平走査線1本分の構成点の色の強さの測定信号を順次それぞれの構成点ごとに、構成点の値と対応する下部基準値と比較して、初回は初めて下部基準値より色が強くなり、下部基準値より色が弱くなることなく上部基準値より色が強くなった後、下部基準値より色が弱くなった場合に非影部と判定し、次回以降は下部基準値より色が弱くなった状態から、下部基準値より色が強くなり、下部基準値より色が弱くなることなく上部基準値より色が強くなった後、下部基準値より色が弱くなった場合に非影部と判定するのであるが、更に図7で具体的に述べる。
即ち、構成点p3とp4の間で初めて下部基準屈曲線B−Bを上方向に越え、下部基準屈曲線B−Bを下方向に越えることなく構成点p5とp6の間で上部基準屈曲線A−Aを上方向に越え、構成点p11とp12の間で下部基準屈曲線B−Bを下方向に越えることで非影部と判定し、以降は下部基準屈曲線Bよりp12のように構成点が低い状態から、構成点p12とp13の間のように下部基準屈曲線B−Bを上方向に越え、下部基準屈曲線B−Bを下に越えることなく構成点p14とp15の間のように上部基準屈曲線A−Aを上方向に越え、構成点p20とp21の間のように下部基準屈曲線B−Bを下方向に越えることで新たな非影部を検出し、構成点を最後の点まで同じ方法で非影部の検出を続け、検出された非影部の個数を積算し、非影部を用紙の背部分として、積算された背部分の個数を用紙の枚数とする。
図8は、ノイズが発生した例で、水平走査線一本分の構成点をp1からp34まで表し、各構成点を直線で結び上部基準屈曲線A−A、下部基準屈曲線B−Bを表した図で、構成点p9、p10、p11及び、p12、p13、p14でノイズが発生している。構成点p3とp4の間で下部基準屈曲線B−Bを上方向に越え、下部基準屈曲線B−Bを下方向に越えることなく構成点p5とp6の間で上部基準屈曲線A−Aを上方向に越え、p7以降,下方向に進んだ後、p10で上方向に進み、構成点p11とp12の間で下部基準屈曲線B−Bを下方向に越えるため、一つの非影部を判定される。
図9に示す従来方法の屈曲線C−Cで二値化方法での背部判定では、二つの非影部分と判定されて、誤計数が生じる。また、構成点p12、p13、p14部分でのノイズは、p12が下部基準線B−Bの下にあり、p12、p13間で下部基準屈曲線B−Bを上方向に越えるが、上部基準屈曲線A−Aを上方向に越えることなくp13、p14間で下部基準屈曲線B−Bを下方向に越えるため、非影部と判定されず、p14からp21で非影部と判定されるため、誤計数のない計数が行える。従来方法の屈曲線C−Cでは、二値化による判定方法では、このノイズ部分において一つの非影部分と判定されるため、誤計数が生じる。なお、図9のノイズが発生した例では、従来方法で設定可能な屈曲線では、ほとんどの場合でノイズの影響を受け誤差を生じるのである。本方法では、このような誤計数が防止可能なのである。
以上のように、計数に使用する基準を走査線の形状に合わせた二つの基準屈曲線、上部基準屈曲線A−Aと下部基準屈曲線B−Bを用いることで、用紙の不揃いや折りの差異によるノイズの発生の影響を受けることが少ない安定した正確な計数が可能である。
1 二つ折りされた用紙
2 背部
3 押さえ板
4 照明装置
5 非影部
6 影部
7 テレビカメラ
8 画像モニター
9 カラーアナログーデジタル変換回路
10 コンピュータ
11 コンピュータモニター

Claims (3)

  1. 折り加工された複数の用紙を背部が同一平面に並ぶように揃え、揃えた複数の用紙を両側から押さえ板で押さえ、背部の前方斜めより光を照射して背間の凹部に影部、背部に非影部を生じさせ、前記の両側の押さえ板と、前記の揃えた複数の用紙の背部を前方よりカラーテレビカメラで、前記の凹部の影部が、前記のカラーテレビカメラから得られるカラー画像信号の水平走査線と直角になるように撮像し、得られた画像信号の背部撮像部の水平走査線1本分の信号の赤・緑・青の色の強さを、一方端から他方端まで前記のカラーテレビカメラの最小解像単位ごとに前記のカラーテレビカメラの解像度の数の構成されるデジタル信号の各構成点に対応させて順次記憶させ、記憶された赤・緑・青の3色の水平走査線1本分の構成点を均一に4以上に分割し、赤、緑、青ごとに分割された範囲の上部基準値を設定もしくはあらかじめ設定された下限線の値を下限値として採用して、赤、緑、青ごとにそれぞれの分割された範囲で、範囲内の構成点の色の強さの最大値から平均値を減算した値を2で除算した値に平均値を加算して上部基準値を求めるとともに、赤、緑、青ごとに分割された範囲の下部基準値を設定もしくは平均値から最小値を減算した値を2で除算した値を平均値から減算して下部基準値を求め、上部基準値を分割範囲の中央の上部構成点位置の値とし、かつ両端の値をあらかじめ設定された端部上部基準の値として一方端から順に分割範囲の中央の上部構成点位置の値を次々に結び、他端まで結んで上部基準屈曲線を形成するとともに、下部基準値を分割範囲の中央の下部構成点位置の値とし、かつ両端の値をあらかじめ設定された端部下部基準の値として一方端から順に分割範囲の中央の下部構成点位置の値を次々に結び、他端まで結んで下部基準屈曲線を形成し、上部基準屈曲線上の値を構成点に対応する上部基準値として採用するとともに、下部基準屈曲線上の値を構成点に対応する下部基準値として採用し、一方端から他方端まで前記水平走査線1本分の構成点の色の強さの測定信号を順次それぞれの構成点ごとに、構成点の値と対応する下部基準値と比較して、初回は初めて下部基準値より色が強くなり、下部基準値より色が弱くなることなく上部基準値より色が強くなった後、下部基準値より色が弱くなった場合に非影部と判定し、次回以降は下部基準値より色が弱くなった状態から、下部基準値より色が強くなり、下部基準値より色が弱くなることなく上部基準値より色が強くなった後、下部基準値より色が弱くなった場合に非影部と判定し、判定された非影部を用紙の背部とし、背部の数を積算して用紙の枚数を計数することを特徴とする折り加工された用紙の高精度計数方法。
  2. 折り加工された複数の用紙を背部が同一平面に並ぶように揃え、揃えた複数の用紙を両側から押さえ板で押さえ、背部の前方斜めより光を照射して背間の凹部に影部、背部に非影部を生じさせ、前記の両側の押さえ板と、前記の揃えた複数の用紙の背部を前方よりモノクロテレビカメラで、前記の凹部の影部が、前記のモノクロテレビカメラから得られるモノクロ画像信号の水平走査線と直角になるように撮像し、得られた画像信号の背部撮像部の水平走査線1本分の信号の輝度の強さを、一方端から他方端まで前記のモノクロテレビカメラの最小解像単位ごとに前記のモノクロテレビカメラの解像度の数の構成されるデジタル信号の各構成点に対応させて順次記憶させ、記憶された輝度の水平走査線1本分の構成点を均一に4以上に分割し、分割された範囲の上部基準値を設定もしくはあらかじめ設定された下限線の値を下限値として採用して、範囲内の構成点の輝度の強さの最大値から平均値を減算した値を2で除算した値に平均値を加算して上部基準値を求めるとともに、赤、緑、青ごとに分割された範囲の下部基準値を設定もしくは平均値から最小値を減算した値を2で除算した値を平均値から減算して下部基準値を求め、上部基準値を分割範囲の中央の上部構成点位置の値とし、かつ両端の値をあらかじめ設定された端部上部基準の値として一方端から順に分割範囲の中央の上部構成点位置の値を次々に結び、他端まで結んで上部基準屈曲線を形成するとともに、下部基準値を分割範囲の中央の下部構成点位置の値とし、かつ両端の値をあらかじめ設定された端部下部基準の値として一方端から順に分割範囲の中央の下部構成点位置の値を次々に結び、他端まで結んで下部基準屈曲線を形成し、上部基準屈曲線上の値を構成点に対応する上部基準値として採用するとともに、下部基準屈曲線上の値を構成点に対応する下部基準値として採用し、一方端から他方端まで前記水平走査線1本分の構成点の輝度の強さの測定信号を順次それぞれの構成点ごとに、構成点の値と対応する下部基準値と比較して、初回は初めて下部基準値より輝度が強くなり、下部基準値より輝度が弱くなることなく上部基準値より輝度が強くなった後、下部基準値より輝度が弱くなった場合に非影部と判定し、次回以降は下部基準値より輝度が弱くなった状態から、下部基準値より輝度が強くなり、下部基準値より輝度が弱くなることなく上部基準値より輝度が強くなった後、下部基準値より輝度が弱くなった場合に非影部と判定し、判定された非影部を用紙の背部とし、背部の数を積算して用紙の枚数を計数することを特徴とする折り加工された用紙の高精度計数方法。
  3. 折り加工された複数の用紙を背部が同一平面に並ぶように揃え、揃えた複数の用紙を両側から押さえ板で押さえ、背部の前方斜めより光を照射して背間の凹部に影部、背部に非影部を生じさせ、前記の両側の押さえ板と、前記の揃えた複数の用紙の背部を前方よりカラーテレビカメラで、前記の凹部の影部が、前記のカラーテレビカメラから得られるカラー画像信号の水平走査線と直角になるように撮像し、得られた画像信号の背部撮像部の水平走査線1本分のアナログ信号の赤・緑・青の色の強さを、一方端から他方端までカラーアナログ−デジタル変換回路によって、前記のカラーテレビカメラの最小解像単位ごとに多値化した値に変換し、変換された赤・緑・青の色の強さの値を、一方端から他方端まで、前記のカラーテレビカメラの解像度の数の構成されるデジタル信号の各構成点に対応させて順次記憶させ、記憶された赤・緑・青の3色の水平走査線1本分の構成点を均一に4以上に分割し、赤、緑、青ごとに分割された範囲の上部基準値を設定もしくはあらかじめ設定された下限線の値を下限値として採用して、赤、緑、青ごとにそれぞれの分割された範囲で、範囲内の構成点の色の強さの最大値から平均値を減算した値を2で除算した値に平均値を加算し上部基準値を求めるとともに、赤、緑、青ごとに分割された範囲の下部基準値を設定もしくは平均値から最小値を減算した値を2で除算した値を平均値から減算し下部基準値を求め、上部基準値を分割範囲の中央の上部構成点位置の値とし、かつ両端の値をあらかじめ設定された端部上部基準の値として一方端から順に分割範囲の中央の上部構成点位置の値を次々に結び、他端まで結んで上部基準屈曲線を形成するとともに、分割された範囲の下部基準値を設定もしくは下部基準値を分割範囲の中央の下部構成点位置の値とし、かつ両端の値をあらかじめ設定された端部下部基準の値として一方端から順に分割範囲の中央の下部構成点位置の値を次々に結び、他端まで結んで下部基準屈曲線を形成し、上部基準屈曲線上の値を構成点に対応する上部基準値として採用するとともに、下部基準屈曲線上の値を構成点に対応する下部基準値として採用し、一方端から他方端まで前記水平走査線1本分の構成点の色の強さの測定信号を順次それぞれの構成点ごとに、構成点の値と対応する下部基準値と比較して、初回は初めて下部基準値より色が強くなり、下部基準値より色が弱くなることなく上部基準値より色が強くなった後、下部基準値より色が弱くなった場合に非影部と判定し、次回以降は下部基準値より色が弱くなった状態から、下部基準値より色が強くなり、下部基準値より色が弱くなることなく上部基準値より色が強くなった後、下部基準値より色が弱くなった場合に非影部と判定し、判定された非影部を用紙の背部とし、背部の数を積算して用紙の枚数を計数することを特徴とする折り加工された用紙の高精度計数方法。
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