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JP5953806B2 - 自動販売機の制御装置 - Google Patents
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本発明は、自動販売機の制御装置に関し、より詳細には、予め設定された種類毎の商品群の中から各商品群より選択された商品をセット商品として販売する自動販売機に適用される制御装置に関するものである。
従来、予め設定された種類毎の商品群の中から各商品群より選択された商品をセット商品として販売する自動販売機が知られている。このような自動販売機においては、利用者によりまとめ買い選択ボタンが押下操作されることにより、この利用者によるまとめ買い商品の選択を受け付け、まとめ買いをする商品が選択されると、選択された商品の合計金額以上の金銭が投入された場合に、選択された商品を払い出すようにしていた(例えば、特許文献1参照)。
特開平6−131539号公報
ところで、上述した特許文献1に提案されている自動販売機においては、まとめ買いをする商品が選択されて選択された商品の合計金額以上の金銭が投入された場合に、選択された商品を払い出すようにしていたために、1つ目の商品を払い出した後、2つ目以降の商品の払い出しの際に商品詰まり等の不具合が生じてしまうと、釣銭の返却ができない虞れがあった。
本発明は、上記実情に鑑みて、セット商品の販売に際して商品詰まり等が発生しても釣銭を確実に返却することができる自動販売機の制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る自動販売機の制御装置は、予め設定された種類毎の商品群の中から各商品群より選択された商品をセット商品として販売する自動販売機に適用される制御装置であって、投入金額が、最初に選択された第1商品を販売する場合に該投入金額の中から釣銭の支払いが可能で、かつセット商品のうち前記第1商品を除く第2商品の販売ができない場合に該投入金額から前記第1商品の価格を減算した額を前記投入金額の中から釣銭として支払いが可能なときにのみ、セット商品の販売を許容する制御手段を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、制御手段が、投入された金額が最初に選択された商品の価格に対して釣銭が払出可能で、かつセット商品の価格に対して釣銭が払出可能である場合にのみ、セット商品の販売を許容するので、セット商品の販売に際して商品詰まり等が発生しても釣銭を確実に返却することができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態1である制御装置を適用した自動販売機を示すブロック図である。 図2は、図1に示した制御手段が実施するセット商品販売処理の処理内容を示すフローチャートである。 図3は、図2に示した払出制御処理の処理内容を示すフローチャートである。 図4は、本発明の実施の形態2である制御装置を適用した自動販売機を示すブロック図である。 図5は、図4に示した制御手段が実施するセット商品販売処理の処理内容を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る自動販売機の制御装置の好適な実施の形態について詳細に説明する。
<実施の形態1>
図1は、本発明の実施の形態1である制御装置を適用した自動販売機を示すブロック図である。ここで例示する制御装置は、缶やペットボトル等の容器に入れられた飲料商品や、箱型の容器に入れられた菓子商品を販売する自動販売機に適用されるものである。
図には明示していないが、自動販売機の本体キャビネットには、複数の商品収納ラックが設けられており、これらの商品収納ラックにコラムが設定されている。コラムは、同一種類の商品が収容される収容単位であり、販売する商品に応じて1、若しくは複数の商品収納ラックが対応している。商品収納ラックには、それぞれに収容した商品の払出制御を行うためのベンドメック10が設けられているとともに、個々のベンドメック10に商品の売り切れを検出する売切センサ11が設けられている。
図1に示すように、上記自動販売機には、コラムに対応した商品選択ボタン12、販売可能ランプ13及び売切ランプ14が設けられているとともに、貨幣処理装置15、一体表示器16及び払出センサ17が設けられている。
商品選択ボタン12は、利用者が購入商品を選択するためのもので、図には明示しないが、本体キャビネットの前面開口を開閉する外扉の前面に商品見本とともに配設されている。個々の商品選択ボタン12は、利用者によって押下操作された場合にそれぞれの出力信号を後述の制御手段30に対して出力する。
販売可能ランプ13は、それぞれ商品選択ボタン12に対応して設けられており、該商品選択ボタン12に内蔵された光源である。これら販売可能ランプ13は、制御手段30から与えられる点灯指令により点灯(常時点灯あるいは点滅点灯)するものである。売切ランプ14は、利用者に対して商品が売り切れであるか否かを表示するためのもので、個々の商品選択ボタン12に対応して設けられている。
貨幣処理装置15は、コインメカニズムやビルバリデータと称されるものであり、利用者によって貨幣が投入された場合にこれを鑑別し、その鑑別結果を後述の制御手段30に出力するものである。
一体表示器16は、投入金額や釣銭金額等、商品を購入する場合に必要となるデータを表示するためのもので、例えば液晶表示器によって構成されている。
払出センサ17は、ベンドメック10の駆動により商品が外扉に設けられた図示せぬ商品取出口を臨む取出部位に払い出されたか否かを検出するものであり、取出部位の近傍に配設されている。
また、上記自動販売機には、リモコン20が設けられている。リモコン20は、商品収納ラックに対するコラムの設定や、コラムと商品選択ボタン12との対応付け、販売価格の設定等、商品の販売に関わる各種設定や確認を行うためのものである。図には明示していないが、このリモコン20は、自動販売機の管理者やルート作業者と称されるオペレータが操作するものであり、施錠された外扉を解錠して開放した場合にのみ操作することが可能である。
自動販売機の制御手段30は、図1に示すように、売切センサ11、貨幣処理装置15、商品選択ボタン12、払出センサ17、リモコン20から出力信号が与えられた場合、予めメモリ40に格納したプログラムやデータに従ってベンドメック10、販売可能ランプ13、売切ランプ14、一体表示器16、リモコン20の動作を制御するもので、入力制御部31及び通常販売制御部32を備えて構成されている。
入力制御部31は、各機器から与えられる指令や信号を入力して処理するものである。通常販売制御部32は、商品の通常販売に関わる処理を統括的に制御するものである。具体的には、リモコン20の操作により商品収納ラックに対してコラムが設定され、更にコラムに対して商品選択ボタン12及び販売価格(通常販売価格)が対応付けられた場合、通常販売制御部32によってコラムの番号と商品収納ラックと商品選択ボタン12と販売価格とが互いに対応付けられ、これらがメモリ40に格納されることになる。
図2は、上述した制御手段30が実施するセット商品販売処理の処理内容を示すフローチャートである。以下の説明においては、図2に示すように商品A〜Fが対象商品であって、商品A及びBは、缶容器に入れられた飲料商品で、商品Cはペットボトル容器に入れられた飲料商品であり、商品D〜Fは、紙製の箱容器に入れられた菓子商品である。つまり、商品A〜Cが同一の種類(飲料)の商品群に属しており、商品D〜Fが同一の種類(菓子)の商品群に属している。そして、商品A〜Fの個々の価格は「120円」とし、商品A〜Cのいずれか1つと、商品D〜Fのいずれか1つとの組合せからなるセット商品の価格は「200円」として説明する。
利用者により飲料商品A〜Cのいずれかの商品選択ボタン12が押下操作された場合(ステップS101:Yes)、より具体的には、商品Aの商品選択ボタン12が押下操作された場合、制御手段30は、商品Aの販売可能ランプを点滅点灯させる(ステップS102)。
そして、利用者により商品D〜Fのいずれかの商品選択ボタン12が押下操作された場合(ステップS103:Yes)、より具体的には、商品Dの商品選択ボタン12が押下操作された場合、制御手段30は、商品Dの販売可能ランプを点滅点灯させ(ステップS104)、入金待ち状態となる(ステップS105)。
所定の待機時間が経過するまでに貨幣処理装置15に投入された金銭の額(入金額)が商品Aの価格(「120円」)に対して釣銭払い出し可能であり(ステップS106:Yes,ステップS107:No)、かつ所定の待機時間が経過するまでに入金額がセット商品の価格(「200円」)に対して釣銭払い出し可能である場合(ステップS108:Yes,ステップS109:No)、より具体的には投入された金銭が、10円玉5枚、50円玉1枚、100円玉1枚である場合、制御手段は、セット商品の販売が可能であるとして払出制御処理を実施する(ステップS110)。
一方、投入された金銭が、100円玉2枚のように、上記待機時間が経過するまでに入金額が商品Aの価格(「120円」)に対して釣銭払い出し不可能である場合(ステップS106:No,ステップS107:Yes)、あるいは上記待機時間が経過するまでに入金額がセット商品の価格(「200円」)に対して釣銭払い出し可能である場合(ステップS108:No,ステップS109:Yes)、制御手段は、セット商品の販売が不可であるとして、手順をリターンさせて今回のセット商品販売処理を終了する。
図3は、図2に示した払出制御処理の処理内容を示すフローチャートである。この図3に示すように、払出制御処理において制御手段30は、優先的に飲料商品である商品Aのコラムのベンドメック10に払出指令を与え(ステップS111)、予め設定された払出時間内に払出センサ17より払出が検出された場合(ステップS112:Yes,ステップS114:No)、菓子商品である商品Dのコラムのベンドメック10に払出指令を与える(ステップS113)。
ここで上記払出時間内に払出センサ17より商品Aの払出が検出されない場合(ステップS112:No,ステップS114:Yes)、制御手段30は、貨幣処理装置15に対して返金指令を与えて(ステップS115)、その後に手順をリターンさせて今回の払出制御処理を終了する。これによれば、上記ステップS105で投入された金銭が貨幣処理装置15により返却されることとなる。
上記ステップS113の処理を行った制御手段30のセット販売制御部33は、予め設定された払出時間内に払出センサ17より払出が検出された場合(ステップS116:Yes,ステップS118:No)、貨幣処理装置15に釣銭払出指令を与えて(ステップS117)、その後に手順をリターンさせて今回の払出制御処理を終了する。これによれば、選択されたセット商品(例えば商品A及びD)を利用者に販売することができる。
一方、上記払出時間内に払出センサ17より菓子商品の払出が検出されない場合(ステップS116:No,ステップS118:Yes)、制御手段30は、貨幣処理装置15に対して入金額から飲料商品(商品A)の価格を減算した釣銭の払出指令を与えて(ステップS119)、その後に手順をリターンさせて今回の払出制御処理を終了する。これによれば、菓子商品により商品詰まりが生じても飲料商品を販売することができる。
このようにして払出制御処理を行った制御手段30は、その後に手順をリターンさせて今回のセット商品販売処理を終了する。
以上説明したような本実施の形態1である自動販売機の制御装置によれば、制御手段30が、投入された金額が最初に選択された商品Aの価格に対して釣銭が払出可能で、かつセット商品の価格に対して釣銭が払出可能である場合にのみ、セット商品の販売を許容するので、セット商品の販売に際して商品詰まり等が発生しても釣銭を確実に返却することができる。
上記制御装置によれば、制御手段30が、飲料商品(商品A〜C)を優先的に払い出すので、商品詰まりの発生しにくい商品を先に払い出すこととなり、セット商品の販売に際して菓子商品(商品D〜F)による商品詰まり等が発生してもセット商品以外の商品(飲料商品)の販売機会を確保することができる。しかも、飲料商品は、菓子商品に対して強度が高いので、菓子商品が先に払い出されることによる不具合、すなわち菓子商品の破損や菓子商品を取り出そうとする利用者が飲料商品により怪我をする等の虞れがない。
また、上記制御装置によれば、制御手段30が、選択された商品が飲料商品と菓子商品とである場合、菓子商品の払い出しが予め設定された払出時間を超えるときには商品詰まりが発生したとして、投入金額から飲料商品の価格を減算した金額を釣銭として返却させるので、これによっても飲料商品を良好に販売することができ、販売機会を確保することができる。
<実施の形態2>
図4は、本発明の実施の形態2である制御装置を適用した自動販売機を示すブロック図である。尚、上述した実施の形態1と同様の構成を有するものには同一の符号を付して説明する。
ここで例示する制御装置は、缶やペットボトル等の容器に入れられた飲料商品や、箱型の容器に入れられた菓子商品を販売する自動販売機に適用されるものである。
図には明示していないが、自動販売機の本体キャビネットには、複数の商品収納ラックが設けられており、これらの商品収納ラックにコラムが設定されている。コラムは、同一種類の商品が収容される収容単位であり、販売する商品に応じて1、若しくは複数の商品収納ラックが対応している。商品収納ラックには、それぞれに収容した商品の払出制御を行うためのベンドメック10が設けられているとともに、個々のベンドメック10に商品の売り切れを検出する売切センサ11が設けられている。
図4に示すように、上記自動販売機には、コラムに対応した商品選択ボタン12、販売可能ランプ13及び売切ランプ14が設けられているとともに、貨幣処理装置15、一体表示器16、セット販売ボタン17、セット販売ランプ18及び払出センサ19が設けられている。
商品選択ボタン12は、利用者が購入商品を選択するためのもので、図2に一部を拡大して示すように、本体キャビネットの前面開口を開閉する外扉の前面に商品見本とともに配設されている。個々の商品選択ボタン12は、利用者によって押下操作された場合にそれぞれの出力信号を後述の制御手段30′に対して出力する。
販売可能ランプ13は、それぞれ商品選択ボタン12に対応して設けられており、該商品選択ボタン12に内蔵された光源である。これら販売可能ランプ13は、制御手段30′から与えられる点灯指令により点灯(常時点灯あるいは点滅点灯)するものである。売切ランプ14は、利用者に対して商品が売り切れであるか否かを表示するためのもので、個々の商品選択ボタン12に対応して設けられている。
貨幣処理装置15は、コインメカニズムやビルバリデータと称されるものであり、利用者によって貨幣が投入された場合にこれを鑑別し、その鑑別結果を後述の制御手段30′に出力するものである。
一体表示器16は、投入金額や釣銭金額等、商品を購入する場合に必要となるデータを表示するためのもので、例えば液晶表示器によって構成されている。
セット販売ボタン17は、外扉の前面に配設されており、利用者に押下操作された場合にセット販売指令を制御手段30′に与えるものである。セット販売ランプ18は、セット販売ランプ18に内蔵された光源であり、制御手段30′から与えられる点灯指令により点灯(常時点灯あるいは点滅点灯)するものである。ここで、セット販売とは、予め設定された種類毎の商品群の中から各商品群より選択された商品をセット商品として販売することであり、本実施の形態2においては、飲料商品の中から選択された商品と、菓子商品の中から選択された商品とをセット商品として販売することである。
払出センサ19は、ベンドメック10の駆動により商品が外扉に設けられた図示せぬ商品取出口を臨む取出部位に払い出されたか否かを検出するものであり、取出部位の近傍に配設されている。
また、上記自動販売機には、リモコン20が設けられている。リモコン20は、商品収納ラックに対するコラムの設定や、コラムと商品選択ボタン12との対応付け、販売価格の設定等、商品の販売に関わる各種設定や確認を行うためのものである。図には明示していないが、このリモコン20は、自動販売機の管理者やルート作業者と称されるオペレータが操作するものであり、施錠された外扉を解錠して開放した場合にのみ操作することが可能である。
自動販売機の制御手段30′は、図4に示すように、売切センサ11、貨幣処理装置15、商品選択ボタン12、セット販売ボタン17、払出センサ19、リモコン20から出力信号が与えられた場合、予めメモリ40に格納したプログラムやデータに従ってベンドメック10、販売可能ランプ13、売切ランプ14、セット販売ランプ18、一体表示器16、リモコン20の動作を制御するもので、入力制御部31、通常販売制御部32、セット販売制御部33を備えて構成されている。
入力制御部31は、各機器から与えられる指令や信号を入力して処理するものである。通常販売制御部32は、商品の通常販売に関わる処理を統括的に制御するものである。具体的には、リモコン20の操作により商品収納ラックに対してコラムが設定され、更にコラムに対して商品選択ボタン12及び販売価格(通常販売価格)が対応付けられた場合、通常販売制御部32によってコラムの番号と商品収納ラックと商品選択ボタン12と販売価格とが互いに対応付けられ、これらがメモリ40に格納されることになる。
また、通常販売制御部32は、セット商品の販売が許容されている場合には、セット販売ボタン17を有効化してセット販売ランプ18を常時点灯させる一方、商品が売切や準備中等でセット商品の販売が禁止されている場合には、セット販売ボタン17を無効化させてセット販売ランプ18を消灯させる。
更に、通常販売制御部32は、貨幣処理装置15に貨幣が投入された場合、投入貨幣が販売価格以上となった時点で該当する商品選択ボタン12を有効化して販売可能ランプ13を点灯する。商品選択ボタン12が押下操作された場合、押下操作された商品選択ボタン12の販売可能ランプ13を点滅点灯させてから対応するコラムの商品収納ラックに設けられたベンドメック10を動作させて商品を1つずつ払い出す動作を行い、売切センサ11を通じて商品収納ラックの商品を監視し、商品無しを検出した場合、対応するコラムの売切ランプ14を点灯して売切状態であることを報知する処理を行う。
セット販売制御部33は、セット販売ランプ18が押下操作された場合に、後述するようなセット商品の販売に関わる処理を統括的に制御するものである。
図5は、上述した制御手段30′が実施するセット商品販売処理の処理内容を示すフローチャートである。以下の説明においては、図5に示すように商品A〜Fが対象商品であって、商品A及びBは、缶容器に入れられた飲料商品で、商品Cはペットボトル容器に入れられた飲料商品であり、商品D〜Fは、紙製の箱容器に入れられた菓子商品である。つまり、商品A〜Cが同一の種類(飲料)の商品群に属しており、商品D〜Fが同一の種類(菓子)の商品群に属している。そして、商品A〜Fの個々の価格は「120円」とし、商品A〜Cのいずれか1つと、商品D〜Fのいずれか1つとの組合せからなるセット商品の価格は「200円」として説明する。
利用者にセット販売ボタン17が押下操作された場合(ステップS201:Yes)、制御手段30′のセット販売制御部33は、セット販売ランプ18を点滅点灯させ(ステップS202)、入金待ち状態となる(ステップS203)。
その後、貨幣処理装置15に投入された金銭の額(入金額)がセット商品の価格(「200円」)以上となる場合(ステップS204:Yes)、制御手段30′は、商品A〜Fの販売可能ランプ13を点灯させる(ステップS205)。
利用者により飲料商品A〜Cのいずれかの商品選択ボタン12が押下操作された場合(ステップS206:Yes)、より具体的には、商品Aの商品選択ボタン12が押下操作された場合、制御手段30′は、商品Aの販売可能ランプを点滅点灯させる(ステップS207)。
そして、利用者により商品D〜Fのいずれかの商品選択ボタン12が押下操作された場合(ステップS208:Yes)、より具体的には、商品Dの商品選択ボタン12が押下操作された場合、制御手段30′は、商品Dの販売可能ランプを点滅点灯させる(ステップS209)。
そして、入金額が商品Aの価格(「120円」)に対して釣銭払い出し可能であり、かつ入金額がセット商品の価格(「200円」)に対して釣銭払い出し可能である場合(ステップS210:Yes,ステップS211:Yes)、より具体的には投入された金銭が、10円玉5枚、50円玉1枚、100円玉1枚である場合や、先に100円玉が2枚投入された後に50円玉1枚、10円玉3枚が追加された場合、制御手段30′は、実施の形態1で説明した払出制御処理を実施する(ステップS110)。
その一方、入金額が商品Aの価格(「120円」)に対して釣銭払い出しが不可能である場合(ステップS210:No)、あるいは入金額がセット商品の価格(「200円」)に対して釣銭払い出し不可能である場合(ステップS211:No)、制御手段30′は、手順をステップS203に移行して入金待ち状態となる。
払出制御処理を行った制御手段30′は、上記ステップS207及びステップS208で一部を点滅点灯させた販売可能ランプ13を消灯させるとともにセット販売ランプ18を常時点灯させて(ステップS212,ステップS213)、その後に手順をリターンさせて今回のセット商品販売処理を終了する。
以上説明したような本実施の形態2である自動販売機の制御装置によれば、制御手段30′が、投入された金額が最初に選択された商品Aの価格に対して釣銭が払出可能で、かつセット商品の価格に対して釣銭が払出可能である場合にのみ、セット商品の販売を許容するので、セット商品の販売に際して商品詰まり等が発生しても釣銭を確実に返却することができる。
以上、本発明の好適な実施の形態1及び2について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、種々の変更を行うことができる。
上述した実施の形態1においては、実施の形態2のようなセット販売ボタンが設けられていないが、本発明においては、実施の形態1のような制御処理を行う制御装置が適用された自動販売機においても実施の形態2におけるセット販売ボタンが設けられていても構わない。すなわち、本発明においては、セット販売ボタンの押下操作を契機として実施の形態1におけるセット商品販売処理を行ってもよい。
上述した実施の形態1においては、払出制御処理において払出時間が経過したか否かを判断していたが、この実施の形態1においては、払出時間の経過の判断は必ずしも必須の処理内容ではない。つまり、払出時間の経過を判断しなくても、払出指令に基づくベンドメック10の動作の有無を判断するようにしてもよい。
上述した実施の形態2においては、セット商品販売処理において、入金額が商品Aの価格(「120円」)に対して釣銭払い出しが不可能である場合(ステップS210:No)、あるいは入金額がセット商品の価格(「200円」)に対して釣銭払い出し不可能である場合(ステップS211:No)、手順をステップS203に移行して入金待ち状態となっていたが、本発明においては、一体表示器16等に、どのような金種を投入すれば商品を購入できるかを表示させることで入金を促すようにしてもよい。
上述した実施の形態2においては、セット商品販売処理において商品選択よりも先に入金された場合の処理内容について説明しているが、かかる実施の形態2におけるセット商品販売処理においても、商品選択が入金よりも先に行われても構わない。
10 ベンドメック
11 売切センサ
12 商品選択ボタン
13 販売可能ランプ
14 売切ランプ
15 貨幣処理装置
16 一体表示器
17 払出センサ
20 リモコン
30 制御手段
31 入力制御部
32 通常販売制御部
40 メモリ

Claims (1)

  1. 予め設定された種類毎の商品群の中から各商品群より選択された商品をセット商品として販売する自動販売機に適用される制御装置であって、
    投入金額が、最初に選択された第1商品を販売する場合に該投入金額の中から釣銭の支払いが可能で、かつセット商品のうち前記第1商品を除く第2商品の販売ができない場合に該投入金額から前記第1商品の価格を減算した額を前記投入金額の中から釣銭として支払いが可能なときにのみ、セット商品の販売を許容する制御手段を備えたことを特徴とする自動販売機の制御装置。
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