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JP5960447B2 - 冷蔵庫 - Google Patents
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この発明は冷蔵庫に関し、特に、機械室の天井を形成する天井部を支持する支持部材を備えた冷蔵庫に関する。
従来、機械室の天井を形成する天井部を支持する支持部材を備えた冷蔵庫が知られている。図8および図9は、天井部を支持する支持部材を備えた従来の冷蔵庫の構造の一例を示した図である。図10〜図12は、図8に示した従来の冷蔵庫の支持部材および補強部材の構造を説明するための斜視図である。従来の冷蔵庫1001は図8に示すように、断熱箱体1002を備えている。断熱箱体1002の下部には例えば野菜室1003が設けられている。
断熱箱体1002は外箱1010と、外箱1010内に配置される内箱1011と、外箱1010および内箱1011の間に充填される発泡断熱材1012とを含む。外箱1010は一対の側面部1010a(図9参照)、下面部1010bおよび背面部1010cを含む。内箱1011は野菜室1003などの貯蔵室を形成する。
断熱箱体1002の背面側の下方には図8および図9に示すように、冷凍サイクルを運転する圧縮機(図示せず)などが配置される機械室1004が設けられている。機械室1004の側面は外箱1010の側面部1010aが延設されることにより形成されている。機械室1004の前面および天井は外箱1010の下面部1010bにより形成されている。下面部1010bは機械室1004の前面を形成する前面部1010dと、機械室1004の天井を形成する天井部1010eとを含む。機械室1004の背面は後方カバー部材(図示せず)により形成されている。後方カバー部材はネジ1030により背面部1010cに固定される。
機械室1004の左右両側には、断熱箱体1002の背面側の下部を支持する板金製の支持部材1020が設けられている。支持部材1020は図10に示すように、上下方向に延びる背面部1020aおよび一対の側面部1020bを含む。背面部1020aは図8に示すように、ネジ1031により断熱箱体1002に固定される。支持部材1020の一方の側面部1020bの上端1020c(図10参照)に天井部1010eが設置され、断熱箱体1002が支持される。
また、背面部1020aには図11に示すように、板金製の補強部材1021がネジ1032により取り付けられている。補強部材1021には図8および図12に示すように、断熱箱体1002の天井部1010eを支持する支持片1021aが形成されている。
支持片1021aは板厚方向を水平に配して支持部材1020の側面部1020bから前方に延びる。支持片1021aの上端は側面部1020bの上端1020cと同じ高さに配される。これにより、側面部1020bの上端1020cおよび支持片1021a上に天井部1010eが設置され、断熱箱体1002の支持強度を向上することができる。
なお、断熱箱体の下方に機械室が設けられた冷蔵庫は、例えば特許文献1に開示されている。
特開2006−78114号公報
しかしながら、上記従来の冷蔵庫1001によると、支持部材1020および支持片1021a上に設置される天井部1010eの設置面積(支持面積)が小さい。このため、落下試験を行った際の衝撃により、支持部材1020および支持片1021aが天井部1010eを突き破る場合がある。従って、外箱1010の下面部1010bを厚く形成する必要があり、冷蔵庫1001のコストが増加するという問題点があった。また、補強部材1021が設けられるため、部品点数が増加して組立作業が煩雑になるという問題点もあった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の目的は、コストおよび部品点数を削減して耐衝撃性を向上させることが可能な冷蔵庫を提供することである。
上記目的を達成するために、この発明の冷蔵庫は、外箱と内箱との間に発泡断熱材を充填した断熱箱体と断熱箱体の下方に設けられた機械室とを備えた冷蔵庫であって、外箱は機械室の天井を形成する天井部を含み、機械室の左右両側には天井部を支持する板金製の支持部材が設けられ、支持部材には天井部に面して水平方向に折り曲げられる支持部が設けられ、支持部上に天井部が設置される。
この発明の冷蔵庫では、支持部材には天井部に面して水平方向に折り曲げられる支持部が設けられ、支持部上に天井部が設置される。これにより、天井部は支持部により面で支持される。また、支持部は支持部材を折り曲げることにより形成される。
上記冷蔵庫において、好ましくは、支持部には上方向に折り曲げられるとともに天井部に突き刺さる爪部が設けられている。このように構成すれば、天井部が前後方向に移動するのを抑制することができる。
上記支持部に爪部が設けられている冷蔵庫において、好ましくは、支持部は断熱箱体の幅方向の内側に延びるように形成され、支持部には爪部が幅方向に沿って複数形成されている。このように構成すれば、爪部により天井部の内側(中央側)を支持することができるとともに、多くの爪部により天井部を支持することができる。これにより、天井部の撓みを抑制することができる。
上記支持部に爪部が設けられている冷蔵庫において、好ましくは、爪部は支持部の先端に設けられている。このように構成すれば、爪部を容易に形成することができる。
本発明によると、支持部材には天井部に面して水平方向に折り曲げられる支持部が設けられ、支持部上に天井部が設置される。これにより、天井部は支持部により面で支持される。すなわち、天井部を支持する部分の面積を大きくすることができる。このため、落下試験での衝撃により支持部が天井部を突き破るのを抑制することができるので、断熱箱体が損傷するのを抑制することができる。なお、天井部を厚く形成する必要がないので、冷蔵庫のコストは増加しない。また、支持部は支持部材を折り曲げることにより形成される。これにより、部品点数が増加するのを抑制することができるとともに、組立作業が煩雑になるのを抑制することができる。このため、冷蔵庫のコストを削減することができる。
本発明の第1実施形態の冷蔵庫の構造を概略的に示した断面図である。 図1に示した本発明の第1実施形態の冷蔵庫の機械室周辺の構造を示した断面図である。 図1に示した本発明の第1実施形態の冷蔵庫の機械室周辺の構造を示した背面図である。 図1に示した本発明の第1実施形態の冷蔵庫の支持部材の構造を示した斜視図である。 図1に示した本発明の第1実施形態の冷蔵庫の支持部材の構造を示した背面図である。 図1に示した本発明の第1実施形態の冷蔵庫の支持部材の支持部周辺の構造を示した拡大斜視図である。 本発明の第2実施形態の冷蔵庫の支持部材の構造を示した斜視図である。 従来の冷蔵庫の構造の一例を示した断面図である。 図8に示した従来の冷蔵庫の構造を示した背面図である。 図8に示した従来の冷蔵庫の支持部材の構造を示した斜視図である。 図8に示した従来の冷蔵庫の支持部材に補強部材を取り付けた状態を示した斜視図である。 図8に示した従来の冷蔵庫の補強部材の構造を示した斜視図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、理解を容易にするために、断面図であってもハッチングを施さない場合がある。
(第1実施形態)
図1〜図6を参照して、本発明の第1実施形態による冷蔵庫1の構造について説明する。冷蔵庫1は図1に示すように、断熱箱体2を備えている。断熱箱体2には上側から順に冷蔵室3、冷凍室4および野菜室5が設けられている。冷蔵室3は貯蔵物を冷蔵保存し、冷凍室4は貯蔵物を冷凍保存する。野菜室5は冷蔵室3よりも少し高い温度に維持され、野菜等の貯蔵物を冷蔵保存する。
冷蔵室3は回動式の扉3aによって開閉される。冷凍室4および野菜室5はそれぞれ収納ケース(図示せず)と一体に形成される引出式の扉4aおよび5aによって開閉される。
冷凍室4および冷蔵室3の背面にはダンパ6を介して連通する第1冷気通路7および第2冷気通路8が設けられている。第1冷気通路7には冷却器11および送風機12が配置されているとともに、冷凍室4に臨む吐出口7aが設けられている。第2冷気通路8には冷蔵室3に臨む吐出口8aが設けられている。
野菜室5の後方には断熱箱体2に隣接して機械室9が設けられ、機械室9内には冷凍サイクルを運転する圧縮機10が設置されている。圧縮機10には冷媒が流通する冷媒管(図示せず)を介して凝縮器(図示せず)、キャピラリチューブ(図示せず)、冷却器11が順に接続され、冷媒管は圧縮機10に戻る。これにより、冷凍サイクルが運転され、冷却器11が第1冷気通路7を流通する空気と熱交換して冷気が生成される。
送風機12を駆動すると第1冷気通路7に空気が流通する。この時、ダンパ6を開くと第2冷気通路8に冷気が流通する。第1冷気通路7および第2冷気通路8を流通する冷気はそれぞれ吐出口7aおよび8aを介して冷凍室4および冷蔵室3に吐出される。
冷凍室4には冷気を第1冷気通路7に戻す戻り口(図示せず)が設けられている。冷蔵室3には野菜室5に連通する連通路(図示せず)が導出され、野菜室5には冷気を第1冷気通路7に戻す戻り口(図示せず)が設けられている。
断熱箱体2は外箱20と、外箱20内に配置される内箱21と、外箱20および内箱21の間に充填される発泡断熱材22とを含む。外箱20は上面部20a、一対の側面部20b(図3参照)、下面部(ボトムプレート)20cおよび背面部20dを含む。内箱21は冷蔵室3、冷凍室4および野菜室5を形成する。発泡断熱材22は例えば硬質発泡ウレタンにより形成されている。
機械室9は断熱箱体2の下方に形成されている。図2および図3に示すように、機械室9の前面および天井は外箱20の下面部20cにより形成される。下面部20cは機械室9の前面を形成する前面部20eと、機械室9の天井を形成する天井部20fとを含む。機械室9の側面は外箱20の側面部20bが延設されることにより形成される。機械室9の背面は後方カバー部材(図示せず)により形成される。後方カバー部材はネジ40により背面部20dに固定される。下面部20c、側面部20bおよび後方カバー部材は板金製である。なお、図2のハッチング領域は発泡断熱材22を示している。
機械室9の左右両側には、断熱箱体2の背面側の下部を支持する板金製の支持部材30が設けられている。支持部材30は図4に示すように、上下方向に延びる背面部30aと、断熱箱体2の幅方向の内側に配置される内側面部30bと、断熱箱体2の幅方向の外側に配置される外側面部30cと、底面部30dとを含んでいる。背面部30aは図2に示すように、ネジ41により断熱箱体2に固定される。
内側面部30bには図5および図6に示すように、水平方向で、かつ、断熱箱体2の幅方向の内側に折り曲げられた支持部30eが設けられている。この支持部30eは板厚方向を鉛直に配して天井部20fに面する。支持部30e上に天井部20fが設置され、支持部30eは天井部20fを下側から支持する。また、支持部30eの折り曲げ部分には、上下方向の強度を向上させるためにリブ30fが設けられている。
支持部30eの先端には上方向に折り曲げられた爪部30gが設けられている。爪部30gは図2および図3に示すように板厚が薄く形成された天井部20fに突き刺さっており、天井部20fの前後方向の移動を抑制する。なお図6に示すように、爪部30gの折り曲げ部分(底部)は切り欠かれており、爪部30gが天井部20fから抜け出すのを抑制している。
本実施形態では、上記のように、支持部材30には天井部20fに面して水平方向に折り曲げられる支持部30eが設けられ、支持部30e上に天井部20fが設置される。これにより、天井部20fは支持部30eにより面で支持される。すなわち、天井部20fを支持する部分の面積を大きくすることができる。このため、落下試験での衝撃により支持部30eが天井部20fを突き破るのを抑制することができるので、断熱箱体2が損傷するのを抑制することができる。なお、天井部20fを厚く形成する必要がないので、冷蔵庫1のコストは増加しない。また、支持部30eは支持部材30を折り曲げることにより形成される。これにより、部品点数が増加するのを抑制することができるとともに、組立作業が煩雑になるのを抑制することができる。このため、冷蔵庫1のコストを削減することができる。
また、支持部30eには上方向に折り曲げられるとともに天井部20fに突き刺さる爪部30gが設けられている。これにより、天井部20fが前後方向に移動するのを抑制することができる。冷蔵庫1の組立工程では、冷蔵庫1を前に倒して冷蔵庫1の前面が下方(地面方向)を向いた状態で作業が進められる。このため、支持部30eに爪部30gを設けて天井部20fに突き刺すことによって、組立工程において天井部20fが冷蔵庫1の前面側(地面方向)に移動するのを抑制することができる。これにより、冷蔵庫1の組立作業性を向上させることができる。
また、爪部30gは支持部30eの先端に設けられる。これにより、爪部30gを容易に形成することができる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態では図7に示すように、支持部材30の支持部30eは断熱箱体2の幅方向の内側に延びるように形成されている。支持部30eには爪部30gが断熱箱体2の幅方向に沿って複数(例えば2つ)形成されている。
第2実施形態のその他の構造は、上記第1実施形態と同様である。
本実施形態では、上記のように、支持部30eは断熱箱体2の幅方向の内側に延びるように形成され、支持部30eには爪部30gが幅方向に沿って複数形成される。これにより、爪部30gにより天井部20fの内側(中央側)を支持することができるとともに、多くの爪部30gにより天井部20fを支持することができる。これにより、天井部20fの撓みを抑制することができる。
第2実施形態のその他の効果は、上記第1実施形態と同様である。
上記第1および第2実施形態では、支持部を断熱箱体の幅方向の内側に折り曲げて形成した例について説明したが、支持部を断熱箱体の幅方向の外側に折り曲げて形成してもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、支持部に爪部を設けた例について説明したが、支持部に爪部を設けなくてもよい。
1 冷蔵庫
2 断熱箱体
9 機械室
20 外箱
20f 天井部
21 内箱
22 発泡断熱材
30 支持部材
30e 支持部
30g 爪部

Claims (4)

  1. 外箱と内箱との間に発泡断熱材を充填した断熱箱体と前記断熱箱体の下方に設けられた機械室とを備えた冷蔵庫であって、
    前記外箱は前記機械室の天井を形成する天井部を含み、
    前記機械室の左右両側には前記天井部を支持する板金製の支持部材が設けられ、
    前記支持部材は、
    垂直な第1の平面部と、
    前記第1の平面部に対して直角に折り曲げられた垂直な第2の平面部と、
    前記第2の平面部に対して直角に折り曲げられ、機械室の幅方向に水平で機械室中心方向に延びる支持部と、
    前記支持部と前記第2の平面部に連続して形成されたリブ
    を有し、
    前記第1の平面部、前記第2の平面部、前記支持部及び前記リブは一体に形成され、
    前記第1の平面部は前記支持部よりも上方に延在する延在部を有し、
    前記支持部は前記天井部に面し、前記支持部上に前記天井部が設置されるとともに前記延在部に前記外箱の背面が固定されることを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記支持部上に、前記第2の平面部と平行となる方向に折り曲げられた第1の爪部を有し、
    前記第1の平面部、前記第2の平面部、前記支持部、前記第1の爪部及び前記リブは一体に形成され、
    前記リブは、前記支持部の下側に突出するとともに、前記第2の平面部における前記支持部が設けられた側に突出し、
    前記延在部には水平方向に貫通した穴が設けられ、
    前記外箱は、前記天井部に前記第1の爪部が係合するとともに、前記背面に前記穴を通したネジにより、前記支持部材に固定されたことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記支持部には上方向に折り曲げられた第2の爪部が更に形成され、
    前記第2の爪部は前記第1の爪部よりも前記第2の平面部に近い位置に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記第1の爪部は前記支持部の先端に設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の冷蔵庫。
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