JP5960656B2 - フライホイール回生システム及びその制御方法 - Google Patents
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Description
本発明は、車両の運動エネルギーをフライホイールで回生するフライホイール回生技術に関する。
車両の燃費・電費を向上させるには、車両が減速する時に車両の運動エネルギーを電気的又は機械的に回生し、回生したエネルギーを発進時や加速時に利用するのが有効である。
特許文献1は、変速機の入力軸にクラッチ(以下、フライホイールクラッチ)によって断続可能なフライホイールを設け、車両が減速する時にフライホイールクラッチを締結して駆動輪から入力される回転でフライホイールを回転させ、車両の運動エネルギーをフライホイールの運動エネルギーに変換するフライホイール回生システムを開示している。
このようなフライホイール回生システムにおいては、フライホイールクラッチを解放すれば回生した運動エネルギーをフライホイールに保存することができ、また、発進時や加速時にフライホイールクラッチを締結すれば、フライホイールに保存された運動エネルギーを放出させ、車両の発進や加速に利用することができる。
車両のパワートレインが、フライホイールクラッチと駆動輪との間に前進クラッチを有する構成の場合、発進時にはフライホイールクラッチと前進クラッチとを締結する必要がある。
しかしながら、これら2つのクラッチを同時に締結すると、フライホイールクラッチの発熱率[kW](=締結トルク容量×差回転)が大きくなり、発熱率が上限を超えて大きくなるとフライホイールクラッチの耐久性が低下する可能性がある(図4参照)。
フライホイールクラッチの締結完了後に前進クラッチの締結を開始するようにすれば、フライホイールクラッチの発熱を抑えることができるが、前進クラッチの締結が遅れる分、車両の発進応答性が悪くなる。
本発明は、このような技術的課題に鑑みてなされたもので、発進時のフライホイールクラッチの発熱を抑えつつ車両の発進応答性の低下を抑えることのできるフライホイール回生システムを提供することを目的とする。
本発明のある態様によれば、フライホイールと、前記フライホイールから駆動輪に至るまでの動力伝達経路に設けられるフライホイールクラッチと、前記動力伝達経路の前記フライホイールクラッチと前記駆動輪との間に設けられる前進クラッチとを備え、車両減速中、前記フライホイールクラッチを締結して前記車両の運動エネルギーを回生するフライホイール回生システムであって、前記フライホイールクラッチ及び前記前進クラッチが解放された状態から前記フライホイールクラッチ及び前記前進クラッチを締結して前記車両を発進させる場合に、前記フライホイールクラッチ、前記前進クラッチの順に締結を開始し、前記前進クラッチの締結開始時期を前記フライホイールクラッチの発熱率が最大になる時以降かつ前記フライホイールクラッチが完全締結する時より前に設定する発進制御手段を備えたフライホイール回生システムが提供される。
また、本発明の別の態様によれば、上記フライホイール回生システムの制御方法が提供される。
これらの態様によれば、フライホイールクラッチの発熱を抑えて耐久性が低下するのを抑えつつ、発進応答性の低下を抑えることができる。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。なお、以下の説明において「発進」には、車速ゼロからの発進の他、車両が完全に停車しない状態からの再加速も含まれる。
図1は、本発明の実施形態に係るフライホイール回生システムを備えた車両100の全体構成を示している。
車両100は、動力源としてのエンジン1と、回生用のフライホイール2と、エンジン1の出力回転を無段階に変速する無段変速機(以下、CVT)3と、CVT3の出力回転を減速する終減速装置4と、差動装置5と、左右の駆動輪6と、油圧回路7と、コントローラ8とを備えている。
エンジン1とCVT3の入力軸3inとの間には、エンジンクラッチCL1が設けられている。エンジンクラッチCL1は、供給される油圧によって締結トルク容量を制御可能な油圧式クラッチである。
CVT3と終減速装置4との間には、発進・前進時に締結され、CVT3を介して入力されるエンジン1又はフライホイール2からの回転を終減速装置4に伝達する前進クラッチCL2が設けられている。前進クラッチCL2は、供給される油圧によって締結トルク容量を制御可能な油圧式クラッチである。前進クラッチCL2は、図1では単独で設けられているが、詳細には、CVT3と終減速装置4の間に設けられる有段変速機又は前後進切換機構において前進状態を実現するクラッチ(ブレーキ含む)の一つである。
CVT3の入力軸3inには図示しないベルト、ギヤ等を介してオイルポンプ10が接続されている。オイルポンプ10は、CVT3の入力軸3inが回転すると油圧を発生させるギヤポンプ式又はベーンポンプ式のオイルポンプである。オイルポンプ10が発生した油圧は後述する油圧回路7へと送られ、油圧回路7からCVT3のプーリ、エンジンクラッチCL1、前進クラッチCL2に供給される。
CVT3の入力軸3inには、さらに、一対の減速ギヤ列11、12を介してフライホイール2が接続されている。フライホイール2は、金属製の円筒体又は円盤であり、回転時の風損を低減するために真空又は減圧された容器内に収容されている。
減速ギヤ列11と減速ギヤ列12との間にはフライホイールクラッチCLfwが設けられている。フライホイールクラッチCLfwは、クラッチアクチュエータ13によって締結・解放を切り換えることのできる電動クラッチである。クラッチアクチュエータ13に代えて電動オイルポンプを設け、フライホイールクラッチCLfwを、電動オイルポンプで発生した油圧によって締結トルク容量を制御可能な油圧式クラッチとしてもよい。
油圧回路7は、後述するコントローラ8からの信号を受けて動作するソレノイド弁等で構成され、CVT3、エンジンクラッチCL1、前進クラッチCL2及びオイルポンプ10と油路を介して接続される。油圧回路7は、オイルポンプ10で発生した油圧を元圧として、CVT3のプーリ、エンジンクラッチCL1及び前進クラッチCL2で必要とされる油圧を生成し、生成した油圧をCVT3のプーリ、エンジンクラッチCL1及び前進クラッチCL2に供給する。
ブレーキ14は、ブレーキペダル15とマスターシリンダ16とが機構的に独立している電子制御式ブレーキである。運転者がブレーキペダル15を踏み込むと、ブレーキアクチュエータ17がマスターシリンダ16のピストンを変位させ、要求減速度(運転者が要求する減速度、以下同じ)に応じた油圧がブレーキ14に供給され、制動力が発生する。なお、図示は省略するが、ブレーキ14は従動輪にも設けられている。
コントローラ8は、CPU、RAM、入出力インターフェース等で構成され、コントローラ8には、エンジン1の回転速度を検出する回転速度センサ21、CVT3の入力軸3inの回転速度Ninを検出する回転速度センサ22、フライホイール2の回転速度Nfwを検出する回転速度センサ23、車速VSPを検出する車速センサ24、アクセルペダル25の開度APOを検出するアクセル開度センサ26、運転者によるブレーキペダル15の踏み込み量及び踏み込み加速度を検出するブレーキセンサ27等からの信号が入力される。
コントローラ8は、入力される信号に基づき各種演算を行い、CVT3の変速、クラッチCL1、CL2、CLfwの締結・解放、ブレーキアクチュエータ17を制御する。特に、運転者がブレーキペダル15を踏み込み、車両100が減速する時は、コントローラ8は、フライホイールクラッチCLfw及び前進クラッチCL2を締結し、駆動輪6から入力される回転でフライホイール2を回転させ、車両100が持つ運動エネルギーをフライホイール2の運動エネルギーに変換することで、車両100の運動エネルギーを回生する。
回生中、コントローラ8は、ブレーキセンサ27で検出されるブレーキペダル15の踏み込み量及び踏み込み加速度、車速VSP等に基づき、所定のマップを参照して要求減速度を演算し、要求減速度に応じた制動力(回生ブレーキ)が得られるようフライホイールクラッチCLfwの締結トルク容量を制御する。フライホイールクラッチCLfwを締結する前で回生ブレーキを発生できない場合や回生ブレーキのみでは要求減速度を実現できない場合は、コントローラ8はブレーキアクチュエータ17を動作させてブレーキ14の制動力を増大させて要求減速度が実現されるようにする。
回生された運動エネルギーは、フライホイールクラッチCLfwを解放することによってフライホイール2に保存することができる。そして、フライホイール2に運動エネルギーが保存されている状態でフライホイールクラッチCLfwを締結すれば、フライホイール2に保存されている運動エネルギーを車両100の発進や加速に利用することができる。
ところで、フライホイール2に保存されている運動エネルギーで車両100を発進させる場合、フライホイールクラッチCLfwに加え、前進クラッチCL2を締結する必要があるが、これら2つの摩擦要素を締結する順番はフライホイールクラッチCLfw、前進クラッチCL2の順である。
これは、フライホイールクラッチCLfwを先に締結しないとオイルポンプ10が駆動されず、前進クラッチCL2を締結させるのに必要な油圧を前進クラッチCL2に供給することができないからである。
また、フライホイールクラッチCLfwの耐久性が低下するのを防止するためである。前進クラッチCL2、フライホイールクラッチCLfwの順に締結すると、フライホイールクラッチCLfw締結時のイナーシャはフライホイールクラッチCLfwの出力側要素から駆動輪6までの全部材となりフライホイールクラッチCLfw締結時のフライホイールクラッチCLfwの負担が大きい。フライホイールクラッチCLfwを先に締結すれば、フライホイールクラッチCLfw締結時のイナーシャが終減速装置4、差動装置5及び駆動輪6分小さくなるので、フライホイールクラッチCLfw締結時のフライホイールクラッチCLfwの負担を下げることができる。
さらに、本実施形態では、以下に説明する発進制御を行うことにより、フライホイールクラッチCLfwの発熱(特に、発熱率)を抑え、フライホイールクラッチCLfwの耐久性が低下するのを防止する。
図2は、コントローラ8が行う発進制御の内容を示したフローチャートである。
なお、この発進制御を行う前提として、フライホイール2に車両100を発進させるのに必要な運動エネルギーが保存されている必要があり、フライホイール2の回転速度Nfwから車両100を発進させることが可能と判断された場合に実行される。
これによると、まず、S11では、コントローラ8は、車速センサ24、アクセル開度センサ26、ブレーキセンサ27から入力される信号に基づき、車両100の発進要求があるか判断する。発進要求は、車速ゼロの停車状態でブレーキペダル15から足が離されて車両100を発進させる場合の他、車両100が停車する前にアクセルペダル25が踏み込まれて車両100を再加速させる場合にもありと判断される。発進要求ありと判断された場合は、フライホイールクラッチCLfwに保存されている運動エネルギーを利用して車両100を発進させるべく、処理がS12に進む。発進要求なしと判断された場合は、車両100を発進させる必要がないので、処理が終了する。
S12では、コントローラ8は、フライホイールクラッチCLfwの締結トルク容量を増大させる。これにより、締結トルク容量と入力側要素と出力側要素の差回転との積で決まるフライホイールクラッチCLfwの発熱率(仕事率)[kW]も増大する。
S13では、コントローラ8は、フライホイールクラッチCLfwの発熱率が最大になったかを、変化率が略ゼロになったかに基づき判断する。このような判断が可能なのは、フライホイールクラッチCLfwの発熱率は、フライホイールクラッチCLfwの締結トルク容量が増大するにつれて増大し、そのスリップ率が収束するにつれて減少する傾向があり、フライホイールクラッチCLfwの発熱率が最大になるところではその変化率がゼロになるからである。
フライホイールクラッチCLfwの発熱率の変化率(微少時間での変化量)が略ゼロでフライホイールクラッチCLfwの発熱率が最大になったと判断された場合は処理がS14に進む。そうでない場合は、処理がS12に戻り、フライホイールクラッチCLfwの締結トルク容量をさらに増大させる。
S14では、コントローラ8は、前進クラッチCL2の締結トルク容量を増大させて前進クラッチCL2の締結を開始する。
S15では、コントローラ8は、フライホイールクラッチCLfwの締結トルク容量を制御する。具体的には、コントローラ8は、フライホイールクラッチCLfwの締結トルク容量が前進クラッチCL2の締結トルク容量よりも大きくなるように、フライホイールクラッチCLfwの締結トルク容量を制御し、フライホイールクラッチCLfwが前進クラッチCL2に負けてスリップしないようにする。
S16では、コントローラ8は、フライホイールクラッチCLfwの締結が完了したか判断する。フライホイールクラッチCLfwの締結が完了していない場合は処理がS17に進む。
S17では、コントローラ8は、フライホイールクラッチCLfwの発熱率が上限に達しているか判断される。上限はフライホイールクラッチCLfwが焼損する発熱率に対して若干低い値(=焼損発熱率−余裕代)に設定される。
フライホイールクラッチCLfwの発熱率が上限に達している場合は、処理がS18に進み、フライホイールクラッチCLfw及び前進クラッチCL2のそれぞれの締結トルク容量をそのときの値に維持し、フライホイールクラッチCLfwの発熱率が上限値よりも小さくなるまでS17、S18の処理を繰り返して待機する。
フライホイールクラッチCLfwの発熱率が上限に達していない場合は処理がS14に戻り、前進クラッチCL2の締結トルク容量がさらに増大される。これにより、フライホイールクラッチCLfwの発熱率が上限を超えない範囲で前進クラッチCL2の締結トルク容量を最大限増やすことができる。
一方、S16でフライホイールクラッチCLfwの締結が完了していると判断された場合は、フライホイールクラッチCLfwの発熱を考慮する必要がなくなるので、処理がS19に進んで、前進クラッチCL2の締結が完了するまで前進クラッチCL2の締結トルク容量の増大が繰り返され(S19、S20)、前進クラッチCL2の締結が完了したら処理が終了する。
続いて、上記発進制御を行うことによる作用効果について説明する。
図3は、上記発進制御を行う場合の発進時の様子を示したタイムチャートである。
時刻t11では、フライホイールクラッチCLfwの締結が開始される。フライホイールクラッチCLfwが締結されることでオイルポンプ10が駆動されて後に締結される前進クラッチCL2で必要になる油圧を確保することができる。また、前進クラッチCL2が解放されて終減速装置4、差動装置5及び駆動輪6が切り離されているので、フライホイールクラッチCLfwが締結することで回転を開始する部分のイナーシャが小さくなり、フライホイールクラッチCLfwの負担を抑えることができる。
フライホイールクラッチCLfwの締結トルク容量が増大するにつれてフライホイールクラッチCLfwの発熱率が増大し、時刻t12で最大になると、前進クラッチCL2の締結が開始される。
時刻t12以降、前進クラッチCL2の締結トルク容量が増大するが、フライホイールクラッチCLfwの発熱率が最大となる時期を過ぎており、かつ、前進クラッチCL2の締結トルク容量の増大がフライホイールクラッチCLfwの発熱率の上限を超えないように行われるので、フライホイールクラッチCLfwの発熱率が上限を超えることはない。
なお、時刻t12以降、フライホイールクラッチCLfwの締結トルク容量の増加速度が大きくなっているのは、フライホイールクラッチCLfwの締結トルク容量が前進クラッチCL2の締結トルク容量を下回らないように制御されるからである。
フライホイールクラッチCLfwの締結が完了する前に前進クラッチCL2の締結が開始され、また、フライホイールクラッチCLfwの発熱率が上限に達しない間は前進クラッチCL2の締結トルク容量の増大が繰り返されるので、フライホイールクラッチCLfwに対して前進クラッチCL2の締結開始が遅れることによる発進応答性の低下は最小限に抑えられる。
時刻t13では、フライホイールクラッチCLfwの入力側回転速度と出力側回転速度とが一致し、フライホイールクラッチCLfwの締結が完了する。時刻t13以降は、前進クラッチCL2が締結するまでその締結トルク容量が増大されるが、フライホイールクラッチCLfwは既に締結を完了しているので、その発熱が問題になることはない。
このように、本実施形態では、フライホイールクラッチCLfw及び前進クラッチCL2が解放された状態からフライホイールクラッチCLfw及び前進クラッチCL2を締結して車両100を発進させる場合に、フライホイールクラッチCLfw、前進クラッチCL2の順に締結を開始し、前進クラッチCL2の締結開始時期をフライホイールクラッチCLfwの発熱率が最大になる時以降かつフライホイールクラッチCLfwが完全締結する時よりも前に設定した。これにより、フライホイールクラッチCLfwの発熱を抑えて耐久性が低下するのを抑えつつ、発進応答性の低下を抑えることができる(請求項1、4に対応する効果)。
また、フライホイールクラッチCLfwの発熱率の変化率に基づきフライホイールクラッチCLfwの発熱率が最大になったか判断するようにした。これにより、フライホイールクラッチCLfwの発熱率が最大になる時を正確に判断し、フライホイールクラッチCLfwの発熱率が最大になる時以降に前進クラッチCL2の締結を開始させることができる(請求項2に対応する効果)。
なお、フライホイールクラッチCLfwの発熱率が最大になったかはフライホイールクラッチCLfwの発熱率の変化率が略ゼロになったか判断し、好適には、ゼロになったかで判断する。
前進クラッチCL2の締結を、フライホイールクラッチCLfwの発熱率の変化率がゼロになる前に開始すると、フライホイールクラッチCLfwの発熱率が上限を超えてフライホイールクラッチCLfwの耐久性が低下し、ゼロになった後に開始すると、フライホイールクラッチCLfwの発熱率が上限に対して余裕があるにも関わらず前進クラッチCL2が締結されない期間があり、発進応答性が低下する。フライホイールクラッチCLfwの発熱率の変化率がゼロになった時にライホイールクラッチCLfwの発熱率が最大になったと判断して前進クラッチCL2の締結を開始すれば、これらの問題を防止することができる。
また、フライホイールクラッチCLfwが完全締結するまでの間、フライホイールクラッチCLfwの発熱率が上限に達していないか判断し、上限に達していなければ前進クラッチCl2の締結トルク容量の増大を繰り返すようにした。これにより、前進クラッチCL2が締結を完了するまでの時間を短縮し、発進応答性の低下をさらに抑えることができる(請求項3に対応する効果)。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一部を示したものに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
例えば、上記実施形態では、車両100は動力源としてエンジン1のみを備えているが、動力源としてエンジン1とモータとを備えていてもよいし、エンジン1に代えてモータのみを備えていてもよい。
また、車両100は変速機としてCVT3を備えているが、変速機の種類はこれに限定されず、CVT3に代えて有段変速機を備えていてもよい。
1 エンジン
2 フライホイール
3 CVT(変速機)
3in 入力軸
8 コントローラ(発進制御手段)
10 オイルポンプ
CL1 エンジンクラッチ
CL2 前進クラッチ
CLfw フライホイールクラッチ
2 フライホイール
3 CVT(変速機)
3in 入力軸
8 コントローラ(発進制御手段)
10 オイルポンプ
CL1 エンジンクラッチ
CL2 前進クラッチ
CLfw フライホイールクラッチ
Claims (4)
- フライホイールと、前記フライホイールから駆動輪に至るまでの動力伝達経路に設けられるフライホイールクラッチと、前記動力伝達経路の前記フライホイールクラッチと前記駆動輪との間に設けられる前進クラッチとを備え、車両減速中、前記フライホイールクラッチを締結して前記車両の運動エネルギーを回生するフライホイール回生システムであって、
前記フライホイールクラッチ及び前記前進クラッチが解放された状態から前記フライホイールクラッチ及び前記前進クラッチを締結して前記車両を発進させる場合に、前記フライホイールクラッチ、前記前進クラッチの順に締結を開始し、前記前進クラッチの締結開始時期を前記フライホイールクラッチの発熱率が最大になる時以降かつ前記フライホイールクラッチが完全締結する時より前に設定する発進制御手段、
を備えたことを特徴とするフライホイール回生システム。 - 請求項1に記載のフライホイール回生システムであって、
前記発進制御手段は、前記フライホイールクラッチの発熱率の変化率に基づき前記フライホイールクラッチの発熱率が最大になったか判断する、
ことを特徴とするフライホイール回生システム。 - 請求項1又は2に記載のフライホイール回生システムであって、
前記発進制御手段は、前記フライホイールクラッチが完全締結するまでの間、前記フライホイールクラッチの発熱率が上限に達していないか判断し、上限に達していなければ前記前進クラッチの締結トルク容量を増大する、
ことを特徴とするフライホイール回生システム。 - フライホイールと、前記フライホイールから駆動輪に至るまでの動力伝達経路に設けられるフライホイールクラッチと、前記動力伝達経路の前記フライホイールクラッチと前記駆動輪との間に設けられる前進クラッチとを備え、車両減速中、前記フライホイールクラッチを締結して前記車両の運動エネルギーを回生するフライホイール回生システムの制御方法であって、
前記フライホイールクラッチ及び前記前進クラッチが解放された状態から前記フライホイールクラッチ及び前記前進クラッチを締結して前記車両を発進させる場合に、前記フライホイールクラッチ、前記前進クラッチの順に締結を開始し、前記前進クラッチの締結開始時期を前記フライホイールクラッチの発熱率が最大になる時以降かつ前記フライホイールクラッチが完全締結する時より前に設定する、
ことを特徴とするフライホイール回生システムの制御方法。
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Applications Claiming Priority (1)
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