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JP5962064B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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JP5962064B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本明細書に開示される発明は、トナーを用いて画像を形成する画像形成装置において、トナーを回収する技術に関する。
従来から、トナーを用いて用紙等に画像を形成する画像形成装置において、画像を形成後、像担持体に残留したトナーを回収する技術が知られている(例えば、特許文献1)。この技術では、像担持体に残留したトナーをトナーと逆極性の電位に帯電したクリーニングローラを用いて除去した後、クリーニングローラをトナーと同一極性の電位に帯電させ、クリーニングローラに堆積したトナーを像担持体に戻し、像担持体に戻されたトナーを現像器を用いて回収させる。画像形成装置では、クリーニングローラと現像器との間に帯電ローラが配置されていることがあり、像担持体に戻されたトナーが帯電ローラと対峙する位置を通過する際にトナーが帯電ローラに付着してしまうと、帯電ローラを用いて像担持体をムラなく帯電させることができない。従来技術では、像担持体に戻されたトナーが帯電ローラの近傍を通過する際に、帯電ローラをトナーと同一極性の電位に帯電させておくことにより、帯電ローラにトナーが付着することを抑制する技術が開示されている。
特開平7−56407号公報
しかし、像担持体は誘電体であるため、クリーニングローラから像担持体にトナーを戻す際に、クリーニングローラが帯電したトナーと同一極性の電位により、像担持体上のトナーが戻された部分では、トナーと同一極性の電位に帯電してしまうことがある。そのため、当該部分が帯電ローラと対峙する位置を通過する際に、帯電ローラをトナーと同一極性の電位に帯電させたとしても、当該部分の電位の絶対値が帯電ローラの電位の絶対値よりも大きいと、帯電ローラにトナーが付着することを抑制することができない。
本明細書に開示される発明は、トナーを用いて画像を形成する画像形成装置において、帯電部にトナーが付着することを抑制する技術を開示する。
本明細書によって開示される画像形成装置は、軸周りに回転し、所定極性に帯電したトナーを担持する担持体と、前記担持体に接触して前記担持体を帯電させる帯電部と、前記担持体に接触して前記担持体から前記トナーを回収する回収部と、前記回収部及び前記帯電部の電位を調整する調整部と、制御部と、を備え、前記制御部は、前記回収部に前記トナーの極性と同一極性の電位を印加させ、前記回収部から前記担持体に前記トナーを放出する放出処理と、放出された前記トナーが付着する前記担持体上の付着部が前記帯電部に対峙する位置を通過する際、前記トナーの極性と同一極性の電位であり、前記回収部から前記付着部に前記トナーを放出する際の前記回収部の電位の絶対値より大きい電位を、前記帯電部に印加させる印加処理と、を実行させる。
この画像形成装置では、制御部は、印加処理において、帯電部に、トナーと同一極性の電位であり、回収部から戻されたトナーが付着する付着部が帯電部に対峙する位置を通過する際の帯電部の電位の絶対値が、回収部から付着部にトナーを戻す際の回収部の電位の絶対値以上となる電位を印加させる。そのため、回収部から担持体にトナーを戻す際にその際の回収部の電位近くまで帯電した付着部が、担持体の回転により帯電部に対峙する位置に移動した場合でも、トナーと帯電部とが電気的に反発する。よって、回収部から担持体に戻されたトナーが帯電部に付着することを抑制することができる。
また、上記の画像形成装置では、前記制御部は、前記印加処理において、前記帯電部に対峙した前記担持体の対峙部が前記回収部に対峙する位置を通過する際、前記対峙部が前記帯電部に対峙した際の前記帯電部の電位の絶対値より大きい電位を、前記回収部に印加させる構成としてもよい。
この画像形成装置では、制御部は、印加処理において、回収部に、対峙部が回収部に対峙する位置を通過する際の回収部の電位の絶対値が、対峙部が帯電部に対峙した際の帯電部の電位の絶対値よりも大きい電位を印加させる。そのため、帯電部に対峙した際にその際の帯電部の電位近くまで帯電した対峙部が、担持部の回転により回収部に対峙する位置に移動した場合でも、トナーと対峙部とが電気的に引きつけあう。よって、回収部から担持体にトナーを放出しやすくすることができる。
また、上記の画像形成装置では、前記担持体は、所定の回転方向に回転し、前記帯電部は、前記担持体の回転にあわせて回転し、前記回収部は、前記担持体に接触して前記担持体の回転にあわせて回転し、前記担持体の前記回転方向における前記帯電部に接触する位置から前記回収部に接触する位置までの外周距離が、前記回収部の全外周距離よりも短い構成としてもよい。
この画像形成装置では、印加処理において、帯電部に接触することでその際の帯電部の電位近くまで帯電した担持体上の対峙部が担持体の回転により回収部と接触する位置に移動するよりも先に、回収部が全周に亘って担持体と接触し、回収部がトナーを担持体に戻し終える。この画像形成装置によれば、対峙部の電位の絶対値が回収部の電位の絶対値より高い場合でも、回収部から対峙部にトナーを戻す事象が発生しない。よって、回収部から担持体にトナーを放出しやすくすることができる。
また、上記の画像形成装置では、前記制御部は、前記印加処理において、前記帯電部と前記回収部との電位差を一定に維持し、時間の経過に伴って前記帯電部及び前記回収部の電位の絶対値を上昇させる構成としてもよい。
この画像形成装置によれば、制御部は、印加処理において、帯電部と回収部との電位差を一定に維持することから、印加処理における制御部の処理負担を軽減することができる。また、制御部は、印加処理において、時間の経過に伴って帯電部及び回収部の電位の絶対値を上昇させるので、帯電部と回収部との電位差を一定に維持した場合でも、回収部から戻されたトナーが付着した付着部が帯電部に対峙する位置を通過する際の帯電部の電位の絶対値が、回収部から付着部にトナーを戻す際の回収部の電位の絶対値以上とすることができる。
また、上記の画像形成装置では、前記担持体に担持されたトナーを転写対象物に転写する転写部を更に備え、前記調整部は、前記転写部の電位を調整しており、前記制御部は、前記回収部に前記トナーと逆極性の電位を印加させ、前記担持体から前記回収部に前記トナーを回収させる回収処理を更に実行し、前記回収処理において、前記転写部に前記トナーの極性と逆極性の電位を印加させ、前記帯電部に前記トナーの極性と同一極性の規定電位を印加させて、前記転写対象物に前記トナーを転写させ、前記印加処理において、前記帯電部に前記規定電位の絶対値以下の電位を印加させる構成としてもよい。
この画像形成装置では、制御部は、印加処理において、帯電部に、その絶対値が転写対象物へのトナー転写に用いられる規定電位の絶対値以下となる電位を印加させる。そのため、印加処理中に帯電部の電位の絶対値が、規定電位の絶対値を超えて上昇し、印加処理中に帯電部に対峙する位置を通過する担持体が損傷してしまうことを抑制することができる。
また、上記の画像形成装置では、前記担持体に担持されたトナーを転写対象物に転写する転写部を更に備え、前記調整部は、前記転写部の電位を調整しており、前記制御部は、前記回収部に前記トナーと逆極性の電位を印加させ、前記担持体から前記回収部に前記トナーを回収させる回収処理を更に実行し、前記回収処理において、前記転写部に前記トナーの極性と逆極性の電位を印加させ、前記帯電部に前記トナーの極性と同一極性の規定電位を印加させて、前記転写対象物に前記トナーを転写させ、前記印加処理において、前記帯電部に前記規定電位を印加させる構成としてもよい。
この画像形成装置では、制御部は、印加処理において、帯電部に、その絶対値が転写対象物へのトナー転写に用いられる規定電位と等しい電位を印加させる。そのため、印加処理中に帯電部の電位の絶対値が規定電位の絶対値を超え、印加処理中に帯電部に対峙する位置を通過する担持体が損傷してしまうことを抑制することができる。また、印加処理において帯電部の電位を回収処理における帯電部の電位と異なる電位に調整する必要がなく、印加処理における制御部の処理負担を軽減することができる。
本明細書によって開示される画像形成装置によれば、帯電部にトナーが付着することを抑制することができる。
プリンタの断面図 実施形態1の感光体周辺の拡大図 実施形態1の感光体周辺の拡大図 プリンタのブロック図 印刷処理を示すフローチャート クリーニング処理及び電位印加処理を示すフローチャート 実施形態1の電位印加タイミングを示すタイムチャート 実施形態2の感光体周辺の拡大図 実施形態2の電位印加処理を示すフローチャート 実施形態2の電位印加タイミングを示すタイムチャート
<実施形態1>
実施形態1を、図1ないし図7を用いて説明する。
1.プリンタの機械的構成
図1は、本実施形態のプリンタ10の概略構成を示す側断面図である。図1に示すように、プリンタ10は、単色のトナーを用いてモノクロ画像を形成する直接転写方式のレーザプリンタであり、ケーシング12内に構成されている。プリンタ10は、画像形成装置の一例である。
ケーシング12の内底部には供給トレイ14が設けられており、供給トレイ14に、用紙等のシート材16が積載されている。供給トレイ14は、ケーシング12に対して開閉可能に構成されている。シート材16は、ユーザによって供給トレイ14に供給され、ケーシング12内に格納されると、押圧板18によってピックアップローラ20に押圧される。シート材16は、ピックアップローラ20が回転すると、搬送経路28に沿って供給ローラ22及びレジストローラ24へとシート材16が搬送される。シート材16は、レジストローラ24によって斜行補正が行われた後に、画像形成部30へと搬送される。
画像形成部30は、一対の支持ローラ32、34と、ベルト36と、転写ローラ37と、を含んで構成されている。ベルト36は、支持ローラ32、34の間に架設されており、リング状をしている。転写ローラ37は、リング状のベルト36内部に配置されている。支持ローラ32、34は反時計回りに回転し、それに伴ってベルト36が移動する。転写ローラ37は、転写部の一例である。
ベルト36の上側には、画像形成ユニット40が設けられている。画像形成ユニット40は、スキャナ部42とプロセス部44を含んで構成されている。プロセス部44は、現像器46、感光体48、ドラムクリーナ52、帯電ローラ54等を含んで構成されている。現像器46は、内部にトナーが充填されているとともに現像ローラ56が設けられており、現像ローラ56を介して感光体48に正に帯電したトナーを供給する。感光体48は、担持体の一例であり、ドラムクリーナ52は、回収部の一例であり、帯電ローラ54は、帯電部の一例である。
図2、3に、感光体48周辺の構造を拡大して示す。感光体48は円筒形状をしており、矢印59に示すように、軸48A周りに回転する。感光体48は、導電性の軸48Aの周囲を誘電体48Bが覆っており、軸48Aに接地電位が印加されている。帯電ローラ54は、帯電位置P1において感光体48に接触し、感光体48の回転により連れ回る。帯電ローラ54は、正電位を印加され、帯電位置P1において感光体48の表面を一定の正電位に帯電させる。現像ローラ56は、感光体48の周方向において帯電位置P1と異なる供給位置P2において感光体48に接触し、感光体48の回転により連れ回る。
ドラムクリーナ52は、感光体48の周方向において帯電位置P1及び供給位置P2と異なり、かつ感光体48の回転方向において帯電位置P1から供給位置P2までの間に位置しない回収位置P3において感光体48に接触し、感光体48の回転により連れ回る。ドラムクリーナ52は、負電位を印加されると、回収位置P3において感光体48に供給されたトナーを回収する。また、ドラムクリーナ52は、正電位を印加されると、回収したトナーを感光体48に放出する。
また、図1に示すように、スキャナ部42は、プロセス部44の感光体48の上部に配置されている。スキャナ部42は、後述する中央処理装置(図4参照、以下、CPU)62によってRAM66(図4参照)から送られる画像データに基づき、感光体48の回転方向において帯電位置P1から供給位置P2までの間の感光体48にレーザ光Lを照射する。これによって、帯電ローラ54によって一定の正電位に帯電した感光体48の表面の電位が部分的に下がり、電位の低下によって感光体48の表面に形成すべき画像に対応した静電潜像が形成される。そして、この静電潜像に正に帯電したトナーが供給されることで、静電気力によって感光体48がトナーを担持し、感光体48の表面にトナー像が形成される(図2参照)。
感光体48の表面に形成されたトナー像が、ベルト36に対峙するとともに、感光体48の回転方向において供給位置P2から回収位置P3までの間に位置する転写位置P4(図2参照)を通過する際、転写ローラ37に負の転写バイアスが印加され、感光体48上のトナー像が、シート材16上に転写される。この結果、シート材16上に画像が形成される。シート材16上に形成された画像は、定着器50に送られ、シート材16上に形成された画像が定着された後に、搬送ローラ26により排出トレイ38へと搬送される。つまり、ピックアップローラ20、供給ローラ22、レジストローラ24、搬送ローラ26により、供給トレイ14に載置されたシート材16を搬送経路28に沿って排出トレイ38へと搬送する搬送部29が形成されている。
一方、転写位置P4においてシート材16上に転写されずに感光体48に残ったトナーは、回収位置P3において、負電位を印加されたドラムクリーナ52によって回収される。ドラムクリーナ52は、シート材16への画像形成が終了し、シート材16への画像形成が行われない非画像形成期間において正電位を印加され、感光体48に一周に亘って接触することで、回収したトナーを再び感光体48に放出する(図3参照)。感光体48に放出されたトナーは、帯電位置P1を介して供給位置P2に運ばれ、現像器へと戻される。
上述したように、感光体48では、導電性の軸48Aの周囲を誘電体48Bが覆っている。そのため、非画像形成期間において、回収位置P3で正電位を印加されたドラムクリーナ52に接触すると、誘電体48Bが接地電位が印加された軸48Aとの間で分極する。この結果、感光体48のドラムクリーナ52に接触した部分、つまりドラムクリーナ52から放出されたトナーが付着した付着部48Dは、ドラムクリーナ52と同等の正の電位を有することとなる。そのため、正の電位を有する付着部48Dが、感光体48の回転により帯電ローラ54に接触し、付着部48Dに付着したトナーが帯電ローラ54に付着した場合、帯電ローラ54を用いて感光体48の表面を一定の正電位に帯電させることができない。
本実施形態のプリンタ10は、転写ローラ37、ドラムクリーナ52、帯電ローラ54に印加する電位を調整する電位調整回路58(図1参照)を有し、後述するようにドラムクリーナ52及び帯電ローラ54に印加する電位を調整することで、トナーが帯電ローラ54に付着するのを防止する。電位調整回路58は、調整部の一例である。
なお、本実施形態のプリンタ10では、図3に示すように、感光体48の回転方向における帯電位置P1から回収位置P3までの外周距離L1が、ドラムクリーナ52の全外周距離L2に比べて長く設定されている。そのため、非画像形成期間において、感光体48の帯電ローラ54に接触して正の電位を有した接触部48Eが、感光体48の回転により回収位置P3に到達する前にドラムクリーナ52が感光体48に一周に亘って接触し、ドラムクリーナ52から感光体48へのトナーの放出が終了する。そのため、本実施形態のプリンタ10では、ドラムクリーナ52から接触部48Eに対してトナーが放出されることがない。接触部48Eは、対峙部の一例である。
2.プリンタの電気的構成
図4は、プリンタ10の電気的構成を概略的に示すブロック図である。図4に示すように、プリンタ10は、プリンタ10の各部を制御するASIC(特定用途向け集積回路)60を含む。ASIC60は、CPU62と、ROM64と、RAM66と、駆動回路68と、を備え、バス70を介して搬送部29、スキャナ部42、電位調整回路58の他、電源スイッチや各種設定ボタン、通信回線からなり、ユーザからの操作指令等を受け付ける入力部71、LEDからなりプリンタ10の状況を表示する出力部72に接続されている。図4に点線で示すCPU62とROM64とを併せた範囲74が、制御部の一例である。
ROM64には、プリンタ10の動作を制御するための各種のプログラムが記憶されており、CPU62は、ROM64から読み出したプログラムに従って各部の制御を行う。具体的には、CPU62は、電位調整回路58を制御し、電位調整回路58は、CPU62からの制御に基づいて、転写ローラ37、ドラムクリーナ52、帯電ローラ54に印加する電位を調整する。RAM66には、画像形成時にスキャナ部42に送信する画像データが記憶されている。
駆動回路68は、モータMに接続されており、CPU62からの命令に基づいてパルス信号をモータMに送信する。駆動回路68から入力されるパルス信号に応じてモータMが回転すると、これに従って搬送部29が駆動し、搬送経路28に沿ってシート材16をステップ搬送する。つまり、CPU62は、シート材16を搬送する際に、駆動回路68を介してパルス信号をモータMに送信し、これに従って搬送部29はシート材16を搬送する。
3.印刷処理
次に、図5ないし図7を参照して、プリンタ10の印刷処理について説明する。図5は、CPU62が所定のプログラムに従って実行する印刷処理のフローチャートを示し、図7は、印刷処理において、電位調整回路58が、CPU62からの制御に基づいて、転写ローラ37、ドラムクリーナ52、帯電ローラ54に印加する電位のタイムチャートを示す。図7において、Vtrは、転写ローラ37に印加された電位を意味し、Vclは、ドラムクリーナ52に印加された電位を意味し、Vchは、帯電ローラ54に印加された電位を示す。
また、図7には、上記電位とともに、感光体48の電位であるVdm1を示す。Vdm1は、感光体48の電位のうち、帯電ローラ54に接触する部分の感光体48の帯電ローラ54と接触する前の電位を示す。
図7及び以下の説明において、感光体48が位置PAから位置PBまで回転するのに必要な期間を期間TABと記載する。例えば、感光体48が帯電位置P1から転写位置P4まで回転するのに必要な期間を期間T14と記載し、感光体48が回収位置P3から帯電位置P1まで回転するのに必要な期間をT31と記載し、感光体48が帯電位置P1から回収位置P3まで回転するのに必要な期間をT31と記載し、感光体48が回収位置P3から供給位置P2まで回転するのに必要な期間をT31と記載する。
CPU62は、処理を開始すると、まず、画像形成処理を実行する。画像形成処理において、CPU62は、まず、電位調整回路58を制御し、経過時間t1に帯電ローラ54に+1500Vを印加する(S2、図7LE1)とともに、スキャナ部42を制御し、帯電ローラ54により一定の電位に帯電した感光体48の表面にレーザ光Lを照射して静電潜像を形成する。この結果、経過時間t1から期間T12後、感光体48の表面にトナー像の形成が開始される(図2参照)。画像形成処理は、回収処理を含む。
CPU62は、経過時間t1から期間T14経過した経過時間t2に、転写ローラ37に−1000Vを印加し(S4、図7LE2)、感光体48の表面に形成されたトナー像を、経過時間t2にあわせて転写位置P4まで搬送されたシート材16に転写し、シート材16に画像を形成する。また、CPU62は、経過時間t1から期間T13経過した経過時間t3に、ドラムクリーナ52に−800Vを印加し(S6、図7LE3)、シート材16に転写されずに感光体48に残留したトナーを電気的に引きつけて感光体48からドラムクリーナ52に回収する(図2参照)。以後、ドラムクリーナ52に回収されたトナーを残留トナーと称する。
CPU62は、シート材16への画像形成が終了するのを待機し(S8:NO)、搬送経路28に沿って配置された各種センサ(図示されず)等を用いてシート材16への画像形成が終了したことを検出すると(S8:YES)、経過時間t4に帯電ローラ54の電位を接地電位に戻す。CPU62は、経過時間t4から期間T14経過後、転写ローラ37の電位を接地電位に戻し、経過時間t4から期間T13経過後、ドラムクリーナ52の電位を接地電位に戻す(S10)。CPU62は、経過時間t4から期間T13よりも長い期間を経過した経過時間t5に、画像形成処理を終了する。これにより、画像形成処理終了時において、感光体48の電位Vdm1が接地電位となる。
画像形成処理終了時、CPU62は、クリーニング処理及び電位印加処理を実行する(S12)。クリーニング処理期間及び電位印加処理期間が、非画像形成期間に相当する。図6は、CPU62が所定のプログラムに従って実行するクリーニング処理及び電位印加処理のフローチャートを示す。クリーニング処理と電位印加処理は、同一のCPU62により独立して実行される。以下の説明では、クリーニング処理を実行するCPU62を形式的にCPU62Aと称し、電位印加処理を実行するCPU62を形式的にCPU62Bと称する。クリーニング処理及び電位印加処理は、放出処理及び印加処理を含む。
クリーニング処理及び電位印加処理において、CPU62Bは、まず、経過時間t5に帯電ローラ54の電位を画像形成処理期間と同じ+1500Vに設定し(S22)、ドラムクリーナ52の電位を画像形成処理期間と極性の異なる+800Vに設定し(S24)、転写ローラ37の電位を画像形成処理期間と極性の異なる+1000Vに設定する(S25)。CPU62Bは、これらの電位設定処理が終了すると、RAM66に設定されたクリーニングフラグをオンする(S26)。
CPU62Aは、クリーニングフラグがオンするのを待機しており(S42:NO)、クリーニングフラグがオンすると(S42:YES)、感光体48の回転を開始する(S44)。感光体48の回転が開始されることで、感光体48に接触するドラムクリーナ52、帯電ローラ54、及び転写ローラ37が連れ回りを開始する。CPU62Aは、感光体48の回転速度を監視しており、感光体48の回転速度が規定速度に達すると、駆動フラグをオンする(S46)。
CPU62Bは、クリーニングフラグをオンした後、RAM66に設定された駆動フラグがオンするのを待機しており(S28:NO)、駆動フラグがオンすると(S28:YES)、経過時間t5より後の経過時間t6において、S22、S24、S25において設定された電位を帯電ローラ54、ドラムクリーナ52、及び転写ローラ37に印加する(S30、図7LE4〜6)。これにより、ドラムクリーナ52に回収された残留トナーがドラムクリーナ52と電気的に反発し、残留トナーが感光体48に放出される(図3参照)。
また、感光体48のうち、放出された残留トナーが付着した付着部48Dの電位が、ドラムクリーナ52と同等の電位まで上昇する。そして、経過時間t6から期間T31経過した経過時間t7に、付着部48Dが帯電位置P1に通過し、図7の矢印76に示すように、帯電ローラ54とドラムクリーナ52と同等の電位まで上昇した付着部48D(図7LE7参照)が接触する。
本実施形態では、クリーニング処理及び電位印加処理において、帯電ローラ54にドラムクリーナ52よりも高い電位を印加しているので、帯電ローラ54の電位は付着部48Dの電位よりも高い。そのため、付着部48Dに付着した残留トナーは帯電ローラ54と電気的に反発し、残留トナーは付着部48Dに付着した状態が維持される。付着部48Dに付着した残留トナーは、帯電位置P1を通過後に供給位置P2に到達し、供給位置P2において現像器46に回収される。
ドラムクリーナ52は、経過時間t6からドラムクリーナ52の1回転に必要な期間T3経過した経過時間t8に、残留トナーを感光体48に放出し終える。現像器46は、経過時間t8から期間T32経過した経過時間t9に、残留トナーを回収し終える。なお、現像器46により回収しきれなかった残留トナーは、感光体48の回転により転写位置P4を通過することとなるが、転写ローラ37にはトナーと同じ極性のプラスの電位が印加されているので、残留トナーがベルト36に付着するのが抑制されている。
CPU62Aは、経過時間t6から期間T3と期間T32との合計期間が経過するのを待機しており(S48:NO)、合計期間が経過してすると(S48:YES)、経過時間t8に駆動フラグをオフする(S50)。CPU62Aは、感光体48の回転を停止し(S52)、クリーニング処理を終了する。これにより、感光体48に接触するドラムクリーナ52及び帯電ローラ54の回転も停止する。
CPU62Bは、帯電ローラ54及びドラムクリーナ52に設定電位を印加した後、駆動フラグがオフするのを待機しており(S32:NO)、駆動フラグがオフすると(S32:YES)、経過時間t8に帯電ローラ54及びドラムクリーナ52の電位を接地電位に戻す(S34)。CPU62Bは、クリーニングフラグをオフし(S36)、電圧印加処理を終了する。
4.本実施形態の効果
(1)本実施形態のプリンタ10では、CPU62Bは、電圧印加処理において、帯電ローラ54に、トナーと同じ極性のプラスの電位であり、ドラムクリーナ52よりも高い電位を印加する。ドラムクリーナ52に接触した感光体48の付着部48Dは、ドラムクリーナ52に印加された電位よりも高い電位となることがなく、ドラムクリーナ52に印加された電位と同等の電位までしか上昇しない。そのため、帯電位置P1において付着部48Dが帯電ローラ54と接触した場合でも、帯電ローラ54の電位は付着部48Dの電位よりも確実に高く設定することができ、残留トナーは帯電ローラ54と電気的に反発する。よって、このプリンタ10では、付着部48Dに付着した残留トナーが帯電ローラ54に付着することを抑制することができる。
(2)本実施形態のプリンタ10では、感光体48の回転方向における帯電位置P1から回収位置P3までの外周距離L1が、ドラムクリーナ52の全外周距離L2に比べて長く設定されている。そのため、クリーニング処理及び電位印加処理期間において、感光体48が帯電ローラ54に接触し、帯電ローラ54に印加された電位と同等の電位まで上昇した接触部48Eが回収位置P3に到達する前に、ドラムクリーナ52が一回転し、ドラムクリーナ52から感光体48への残留トナーの放出が終了する。よって、このプリンタ10では、ドラムクリーナ52から接触部48Eにトナーを放出することがなく、ドラムクリーナ52の電位と接触部48Eの電位との高低関係によらず、ドラムクリーナ52から感光体48に残留トナーを放出しやすくすることができる。
(3)本実施形態のプリンタ10では、CPU62Bは、電位印加処理において、帯電ローラ54に画像形成処理における電位と同じ電位を印加する。そのため、クリーニング処理及び電位印加処理期間において帯電ローラ54に印加する電位が、画像形成処理において帯電ローラ54に印加する電位よりも高くなり、電位印加処理期間に帯電位置P1を通過する感光体48が損傷してしまうことを抑制することができる。また、電位印加処理期間において、帯電ローラ54に印加する電位を画像形成処理における電位と異なる電位に調整する必要がなく、CPU62Bの処理負担を軽減することができる。
(4)本実施形態のプリンタ10では、CPU62Bは、電圧印加処理において、転写ローラ37に、トナーと同じ極性のプラスの電位を印加する。そのため、現像器46によって回収されずに付着部48Dに残った残留トナーが転写位置P4を通過する際に、残留トナーがベルト36に付着することを抑制することができる。
<実施形態2>
実施形態2を、図8ないし10を用いて説明する。本実施形態は、外周距離L1と外周距離L2の長短の関係、及び印刷処理においてCPU62Bが実行する電位印加処理が実施形態1と異なる。以下の説明では、実施形態1と同一の内容については重複した記載を省略する。
1.プリンタの機械的構成
図8に、本実施形態の感光体48周辺の構造を拡大して示す。本実施形態のプリンタ10では、感光体48の回転方向における帯電位置P1から回収位置P3までの外周距離L1が、ドラムクリーナ52の全外周距離L2に比べて短く設定されている。そのため、非画像形成期間において、ドラムクリーナ52が感光体48に一周に亘って接触し、ドラムクリーナ52から感光体48へのトナーの放出が終了する前に、感光体48の帯電ローラ54に接触して正の電位を有した接触部48Eが、感光体48の回転により回収位置P3に到達する。つまり、本実施形態のプリンタ10では、ドラムクリーナ52から接触部48Eに対してトナーが放出されることがある。
そのため、正の電位を有する接触部48Eが、ドラムクリーナ52に印加された電位よりも高い場合、ドラムクリーナ52から接触部48Eにトナーを放出することができず、現像器46にトナーを回収することができない。本実施形態のプリンタ10は、後述するようにドラムクリーナ52及び帯電ローラ54に印加する電位を調整することで、トナーが帯電ローラ54に付着するのを防止するとともに、現像器46にトナーが回収されないのを抑制する。
2.電位印加処理
次に、図9、10を参照して、プリンタ10の印刷処理のうち、電位印加処理について説明する。図9は、CPU62が所定のプログラムに従って実行する電位印加処理のフローチャートを示し、図10は、印刷処理において、電位調整回路58が、CPU62からの制御に基づいて、転写ローラ37、ドラムクリーナ52、帯電ローラ54に印加する電位のタイムチャートを示す。図10には、上記電位とともに、感光体48の電位であるVdm1、Vdm2を示す。Vdm2は、感光体48の電位のうち、ドラムクリーナ52に接触する部分の感光体48の帯電ローラ54と接触する前の電位を示す。
電位印加処理において、CPU62Bは、まず、経過時間t6に帯電ローラ54の電位を+500Vに設定し(S62)、ドラムクリーナ52の電位を画像形成処理期間と極性の異なる+300Vに設定し(S64)、転写ローラ37の電位を画像形成処理期間と極性の異なる+300Vに設定する(S65)。CPU62Bは、経過時間t6においてS62、S64、S65において設定された電位を帯電ローラ54、ドラムクリーナ52、及び転写ローラ37に印加すると(S30、図7LE4〜6)、経過時間t6からの電位印加時間tvを計測する。
CPU62Bは、電位印加時間tvが予め定められた規定時間tk経過するのを待機しており(S66:NO)、規定時間tk経過すると(S66:YES)、帯電ローラ54、ドラムクリーナ52、及び転写ローラ37の電位を、共に単位電位である50V上昇させる(S68、S70、S71)。CPU62Bは、帯電ローラ54及びドラムクリーナ52の電位を上昇させると、電位印加時間tvをリセットし、電位印加時間tvが規定時間tk経過する度に電位の上昇を繰り返す。これによって、帯電ローラ54とドラムクリーナ52の電位は、その電位差VSが一定に維持されたまま、時間の経過に従って上昇を続ける(図9LE4〜6)。
次に、CPU62Bは、帯電ローラ54とドラムクリーナ52の電位差VSを調整する(S72)。CPU62Bは、接触部48Eが回収位置P3に到達するまでの期間T13を規定時間で除した期間数Nに単位電位を積した基準電位差VKを算出する。CPU62Bは、電位差VSを基準電位差VKと比較する。CPU62Bは、電位差VSが基準電位差KV以下の場合(S72:NO)、電位差VSを単位電位と比較する(S74)。CPU62Bは、電位差VSが単位電位より大きい場合(S74:YES)、ドラムクリーナ52の電位のみをさらに単位電位上昇させ(S76)、電位差VSが基準電位差KVより大きくなるように調整する。
電位印加処理期間において、帯電ローラ54に接触した接触部48Eの電位は、帯電ローラ54と同等の電位まで上昇する。そして、経過時間t6から期間T13経過した経過時間t10に、接触部48Eが回収位置P3に通過し、図10の矢印78に示すように、ドラムクリーナ52と付着部48D(図7LE8参照)が接触する。そして、ドラムクリーナ52と付着部48Dが接触した際に、ドラムクリーナ52から付着部48Dに残留トナーが放出される。
本実施形態では、電位印加処理において、電位差VSが基準電位差KVよりも大きくなるように調整している。そのため、例え接触部48Eの電位が、帯電ローラ54と接触した際のドラムクリーナ52の電位より高い場合であっても、接触部48Eが帯電位置P1から回収位置P3に移動する期間T13にドラムクリーナ52はN回に亘って単位電位の電位の上昇を繰り返すことで、ドラムクリーナ52と接触部48Eが接触する際のドラムクリーナ52の電位が接触部48Eの電位の電位よりも高くなる。そのため、ドラムクリーナ52に回収されていた残留トナーは接触部48Eと電気的に引きつけられ、残留トナーは接触部48Eに放出される。
一方、CPU62Bは、電位差VSが単位電位以下である場合(S74:NO)、ドラムクリーナ52の電位を上昇させることなく、S32の処理に進む。これにより、電位印加処理において、帯電ローラ54の電位がドラムクリーナ52の電位よりも高い関係が維持され、帯電ローラ54と付着部48Dが接触する際の帯電ローラ54の電位が付着部48Dの電位の電位よりも高く維持される。そのため、本実施形態においても、付着部48Dに付着した残留トナーは帯電ローラ54と電気的に反発し、残留トナーは帯電ローラ54に付着しない。
CPU62Bは、電位差VSが基準電位差KVより大きい(S72:YES)か、あるいは電位差VSが基準電位差KV以下であり、かつ電位差VSが単位電位以下である場合(S72:NO、S74:NO)、駆動フラグがオフしたか否かを判断しており(S32)、駆動フラグがオフしていないと判断する場合(S32:YES)、帯電ローラ54の電位を確認する(S78)。CPU62Bは、帯電ローラ54の電位が+1450V以下であるかを確認し、帯電ローラ54の電位が+1450V以下である場合(S78:YES)、S66からの処理を繰り返す。一方、帯電ローラ54の電位が+1450Vよりも高い場合(S78:NO)、S32からの処理を繰り返し、帯電ローラ54とドラムクリーナ52の電位を上昇させない。これによって、帯電ローラ54の電位が上昇し、画像形成処理期間の電位である+1500Vを超えることが抑制される。
ドラムクリーナ52は、経過時間t6から期間T3経過した経過時間t8に、残留トナーを感光体48に放出し終える。現像器46は、経過時間t8から期間T32経過した経過時間t9に、残留トナーを回収し終える。なお、現像器46により回収しきれなかった残留トナーは、感光体48の回転により転写位置P4を通過することとなるが、転写ローラ37にはトナーと同じ極性のプラスの電位が印加されるとともに、帯電ローラ54及びドラムクリーナ52の電位の上昇にあわせてその電位が上昇されているので、残留トナーがベルト36に付着するのが抑制されている。
3.本実施形態の効果
(1)本実施形態のプリンタ10では、CPU62Bは、電圧印加処理において、ドラムクリーナ52と接触部48Eが接触する際のドラムクリーナ52の電位が接触部48Eの電位の電位よりも高くなるように調整する。そのため、ドラムクリーナ52と接触部48Eが接触した場合に、残留トナーは接触部48Eと電気的と引きつけあう。よって、ドラムクリーナ52から接触部48Eに残留トナーを放出しやすくすることができる。
(2)本実施形態のプリンタ10では、CPU62Bは、電位印加処理において、電位印加時間tvが規定時間tk経過すると、帯電ローラ54及びドラムクリーナ52の電位を、共に単位電位上昇させ、帯電ローラ54とドラムクリーナ52の電位差VSを一定に維持する。そのため、帯電ローラ54及びドラムクリーナ52の電位を独立して制御する必要がなく、電圧印加処理におけるCPU62Bの処理負担を軽減することができる。
(3)本実施形態のプリンタ10では、CPU62Bは、電位印加処理において、帯電ローラ54に画像形成処理における電位よりも低い電位を印加する。そのため、クリーニング処理及び電位印加処理期間において帯電ローラ54に印加する電位が、画像形成処理において帯電ローラ54に印加する電位よりも高くなり、クリーニング処理及び電位印加処理期間に帯電位置P1を通過する感光体48が損傷してしまうことを抑制することができる。
(4)本実施形態のプリンタ10では、CPU62Bは、電圧印加処理において、転写ローラ37に、トナーと同じ極性のプラスの電位を印加するとともに、帯電ローラ54及びドラムクリーナ52の電位の上昇にあわせてその電位を上昇させる。そのため、現像器46によって回収されずに付着部48Dに残った残留トナーが転写位置P4を通過する際に、残留トナーがベルト36に付着することを抑制することができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような種々の態様も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、プリント機能を有するプリンタ10を用いて説明を行ったが、本発明はこれに限られない。例えば、プリント機能とともに、スキャナ機能、コピー機能、ファクシミリ機能などのうちの少なくとも1つの機能を更に備えた複合機であっても良い。また、カラー画像を形成するプリンタ10に用いられてもよい。
(2)上記実施形態では、制御部がCPU62とROM64とを併せた範囲74である例を用いて説明を行ったが、制御部がお互いに異なるCPU、ASICや、各種処理を実行する専用の機器などを用いて構成されていても良い。
(3)また、CPU62が実行するプログラムが必ずしもROM64に記憶されている必要はなく、CPU62自身に記憶されていてもよければ、他の記憶装置に記憶されていても良い。
(4)上記実施形態では、現像器46が正に帯電したトナーを感光体48に供給し、この正に帯電したトナーを用いて画像形成部30がシート材16に画像を形成する例を用いて示したが、本発明はこれに限られない。例えば、現像器46が負に帯電したトナーを感光体48に供給する場合には、上記実施形態に示された電位の極性を逆にすることで、上記実施形態と同一の効果を得ることができる。
(5)上記実施形態では、電位印加処理において、ドラムクリーナ52と帯電ローラ54に対する電位の印加開始が同時である例を用いて示したが、必ずしも同時に電位の印加を開始しなくてもよい。CPU62Bは、経過時間t6にドラムクリーナ52に電位の印加を開始し、ドラムクリーナ52から感光体48の付着部48Dに残留トナーの放出を開始してから期間T31経過した経過時間t7に帯電ローラ54に電位の印加を開始してもよい。
(6)上記実施形態では、ドラムクリーナ52から感光体48に放出された残留トナーが現像器46へと戻される例を用いて示したが、本発明はこれに限られない。感光体48に放出された残留トナーは、帯電位置P1及び供給位置P2を通過した後に転写位置P4にまで運ばれ、ベルト36に更に放出されてもよい。この場合、ベルト36に放出された残留トナーは、支持ローラ32、34の間に架設されたベルト36の一部に設けられたトナーボックス(図示されていない)により回収される。
10:プリンタ、37:転写ローラ、46:現像器、48:感光体、48D:付着部、48E:接触部、52:ドラムクリーナ、54:帯電ローラ、56:現像ローラ、58:電位調整回路、60:ASIC、62:CPU、64:ROM、66:RAM、P1:帯電位置、P2:供給位置、P3:回収位置、P4:転写位置

Claims (5)

  1. 軸周りに回転し、所定極性に帯電したトナーを担持する担持体と、
    前記担持体に接触して前記担持体を帯電させる帯電部と、
    前記担持体に接触して前記担持体から前記トナーを回収する回収部と、
    前記回収部及び前記帯電部の電位を調整する調整部と、
    制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記回収部に前記トナーの極性と同一極性の電位を印加させ、前記回収部から前記担持体に前記トナーを放出する放出処理と、
    放出された前記トナーが付着する前記担持体上の付着部が前記帯電部に対峙する位置を通過する際、前記トナーの極性と同一極性の電位であり、前記回収部から前記付着部に前記トナーを放出する際の前記回収部の電位の絶対値より大きい電位を、前記帯電部に印加させ、前記帯電部に対峙した前記担持体の対峙部が前記回収部に対峙する位置を通過する際、前記対峙部が前記帯電部に対峙した際の前記帯電部の電位の絶対値より大きい電位を、前記回収部に印加させる印加処理と、
    を実行させる画像形成装置。
  2. 軸周りに所定の回転方向に回転し、所定極性に帯電したトナーを担持する担持体と、
    前記担持体の回転にあわせて回転し、前記担持体に接触して前記担持体を帯電させる帯電部と、
    前記担持体の回転にあわせて回転し、前記担持体に接触して前記担持体から前記トナーを回収する回収部と、
    前記回収部及び前記帯電部の電位を調整する調整部と、
    制御部と、
    を備え、
    前記担持体の前記回転方向における前記帯電部に接触する位置から前記回収部に接触する位置までの外周距離が、前記回収部の全外周距離よりも短く、
    前記制御部は、
    前記回収部に前記トナーの極性と同一極性の電位を印加させ、前記回収部から前記担持体に前記トナーを放出する放出処理と、
    放出された前記トナーが付着する前記担持体上の付着部が前記帯電部に対峙する位置を通過する際、前記トナーの極性と同一極性の電位であり、前記回収部から前記付着部に前記トナーを放出する際の前記回収部の電位の絶対値より大きい電位を、前記帯電部に印加させる印加処理と、
    を実行させる画像形成装置。
  3. 軸周りに回転し、所定極性に帯電したトナーを担持する担持体と、
    前記担持体に接触して前記担持体を帯電させる帯電部と、
    前記担持体に接触して前記担持体から前記トナーを回収する回収部と、
    前記回収部及び前記帯電部の電位を調整する調整部と、
    制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記回収部に前記トナーの極性と同一極性の電位を印加させ、前記回収部から前記担持体に前記トナーを放出する放出処理と、
    放出された前記トナーが付着する前記担持体上の付着部が前記帯電部に対峙する位置を通過する際、前記トナーの極性と同一極性の電位であり、前記回収部から前記付着部に前記トナーを放出する際の前記回収部の電位の絶対値より大きい電位を、前記帯電部に印加させ、前記帯電部と前記回収部との電位差を一定に維持し、時間の経過に伴って前記帯電部及び前記回収部の電位の絶対値を上昇させる、印加処理と、
    を実行させる画像形成装置。
  4. 軸周りに回転し、所定極性に帯電したトナーを担持する担持体と、
    前記担持体に接触して前記担持体を帯電させる帯電部と、
    前記担持体に接触して前記担持体から前記トナーを回収する回収部と、
    前記担持体に担持されたトナーを転写対象物に転写する転写部と、
    前記転写部、前記回収部及び前記帯電部の電位を調整する調整部と、
    制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記回収部に前記トナーの極性と同一極性の電位を印加させ、前記回収部から前記担持体に前記トナーを放出する放出処理と、
    放出された前記トナーが付着する前記担持体上の付着部が前記帯電部に対峙する位置を通過する際、前記トナーの極性と同一極性の電位であり、前記回収部から前記付着部に前記トナーを放出する際の前記回収部の電位の絶対値より大きい電位を、前記帯電部に印加させる印加処理と、
    を実行させ
    前記回収部に前記トナーと逆極性の電位を印加させ、前記担持体から前記回収部に前記トナーを回収させる回収処理を更に実行させ、
    前記回収処理において、前記転写部に前記トナーの極性と逆極性の電位を印加させ、前記帯電部に前記トナーの極性と同一極性の規定電位を印加させて、前記転写対象物に前記トナーを転写させ、
    前記印加処理において、前記帯電部に前記規定電位の絶対値未満の電位を印加させる、画像形成装置。
  5. 請求項1または請求項2に記載の画像形成装置であって、
    前記担持体に担持されたトナーを転写対象物に転写する転写部を更に備え、
    前記調整部は、前記転写部の電位を調整しており、
    前記制御部は、
    前記回収部に前記トナーと逆極性の電位を印加させ、前記担持体から前記回収部に前記トナーを回収させる回収処理を更に実行し、
    前記回収処理において、前記転写部に前記トナーの極性と逆極性の電位を印加させ、前記帯電部に前記トナーの極性と同一極性の規定電位を印加させて、前記転写対象物に前記トナーを転写させ、
    前記印加処理において、前記帯電部に前記規定電位を印加させる、画像形成装置。
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