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JP5962212B2 - 情報表示装置 - Google Patents
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Description

本発明は、情報表示装置に関する。
近年、PC等に保存されている資料をプロジェクタに投影しながら会議を進めることが頻繁に行われている。プロジェクタは持ち運び可能であり、使用される会議室内の環境に応じて、明るさ、色の濃さ、色合い等の設定情報を設定する必要がある。そこで、プロジェクタを使用する際、そのプロジェクタの位置に適した設定に設定情報を自動制御する技術が既に知られている。
例えば、特許文献1には、プロジェクタの位置情報とその位置における設定情報を予め保存し、プロジェクタを使用する際にプロジェクタの位置に対応する設定情報を読み出すことにより、そのプロジェクタの位置に適した設定に設定情報を自動制御する技術が開示されている。特許文献1では、使用する位置情報はプロジェクタの配置位置であり、その場所や傾きに基づき投影画像の補正等の設定を行う。
また、特許文献2には、MFP(Multifunction Peripheral)においてサーバに保存されている汎用情報(スケジュール情報など)に基づき印刷設定情報を作成する技術が開示されている。
しかしながら、特許文献1、2では、自己のプロジェクタの設定情報を自動制御する際に他のプロジェクタの設定情報を利用することは想定されていない。
一方、自己のプロジェクタの設定情報を自動制御する際、他のプロジェクタの設定情報を利用すれば、より迅速に、使用環境に適した設定情報を設定することができる。
上記課題に鑑み、本発明の目的とするところは、他の情報表示装置の設定情報を利用して自己の情報表示装置の位置に対応する設定情報を設定することが可能な情報表示装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、
位置情報を取得する位置取得部と、
ネットワークを介して他の情報表示装置と通信する通信部と、
ユーザからの操作に応じて、前記他の情報表示装置の記憶部に記憶された設定管理情報に基づき前記位置情報に対応する設定情報を定める設定管理部と、
情報を表示する表示部と、
前記設定情報を使用して前記表示部に表示する情報の出力を制御する制御部と、
を備える情報表示装置が提供される。
本発明によれば、他の情報表示装置の設定情報を使用して自己の情報表示装置の位置に対応する設定情報を設定することができる。
第1〜第6実施形態に係るシステム構成図。 第1〜第4実施形態に係るプロジェクタの内部構成図。 変形例に係るシステム構成図。 変形例に係るプロジェクタの内部構成図。 第1〜第4実施形態に係る設定管理情報の一例を示した図。 第1〜第6実施形態に係る位置情報変換テーブルの一例を示した図。 第1〜第3実施形態に係る設定管理情報を保存するシーケンス図。 第1〜第3実施形態に係る設定情報を決定するシーケンス図。 第1及び第2実施形態に係る設定情報決定処理を示したフローチャート。 第1実施形態に係る設定情報決定を説明するための図。 第2実施形態に係る設定情報決定を説明するための図。 第3実施形態に係る設定情報決定処理を示したフローチャート。 第3実施形態に係る設定情報決定を説明するための図。 第4実施形態に係る制御パラメータ変換情報の一例を示した図。 第4実施形態に係る設定情報を決定するシーケンス図。 第4実施形態に係る設定情報決定処理を示したフローチャート。 第4実施形態に係る設定情報決定を説明するための図。 第4実施形態に係る設定情報決定を説明するための図。 第4実施形態に係る設定情報決定を説明するための図。 第5実施形態に係るプロジェクタの内部構成図。 第5実施形態に係る時間帯定義情報の一例を示した図。 第5実施形態に係る設定管理情報の一例を示した図。 第5実施形態に係る設定情報決定処理を示したフローチャート。 第6実施形態に係るプロジェクタの内部構成図。 第6実施形態に係る設定管理情報の一例を示した図。 第6実施形態に係る設定情報決定処理を示したフローチャート。
以下、本発明の好適な実施形態について添付の図面を参照しながら説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複した説明を省く。
[システムの全体構成]
以下、第1〜第6実施形態に係る情報表示システムについて、図1を参照しながら説明する。第1〜第6実施形態に係る情報表示システム1では、通信機能及び表示機能を有する情報表示装置10、情報表示装置40及び情報表示装置50がネットワーク30を介して接続されている。情報表示装置10、情報表示装置40及び情報表示装置50は、通信機能及び表示機能を有していれば、同一の装置であっても異なる装置であってもよい。以下の実施形態では、各情報表示装置としてプロジェクタを一例に挙げ、図2以下では情報表示装置10、情報表示装置40及び情報表示装置50をプロジェクタ10、プロジェクタ40及びプロジェクタ50に置き換えて説明する。しかし、情報表示装置はプロジェクタに限られず、タブレット型の機器等、持ち運び可能な電子機器であり得る。また、本実施形態では、自己のプロジェクタの設定情報として光量(明るさ)を例に挙げて説明するが、色の濃さ、色合い等を設定情報として自動制御してもよい。
本実施形態では、任意のプロジェクタが、ネットワーク30上の他のプロジェクタ内の記憶領域に記憶された設定管理情報から所望の設定情報を取得する。ネットワーク30としては、アナログ回線、ADSL回線、デジタル回線(ISDN回線)、光ファイバー利用回線等の固定電話回線や、携帯電話回線、PHS回線等の移動電話回線、インターネット等を使用し得る。
本実施形態では、プロジェクタ10、プロジェクタ40及びプロジェクタ50は同じ構成を有する。よって、図2では、プロジェクタ10及びプロジェクタ40の内部構成を示し、プロジェクタ50の内部構成は省略する。なお、以下では、説明の便宜上、プロジェクタ10が設定情報を自動制御する自己のプロジェクタとして機能し、プロジェクタ40が他のプロジェクタとして機能することとして説明する。ただし、プロジェクタ10、40、50のいずれも自己のプロジェクタとして機能することができ、プロジェクタ10、40、50のいずれも他のプロジェクタとして機能することができる。
プロジェクタ10は、操作部11、位置取得部12、通信部13、設定管理部14、制御部15、表示部16及び記憶部17を有している。
操作部11は、例えばリモコンから構成され、ユーザからの操作を受け付ける。
位置取得部12は、プロジェクタ10が配置された位置情報を取得する。位置取得部12は、例えば、GPS(Global Positioning System)を用いてプロジェクタ10の位置を示す座標を取得する。
通信部13は、例えば通信回路及びアンテナから構成され、ネットワーク30を介して他のプロジェクタと通信する。
設定管理部14は、例えば図示しないCPUによりその機能を実行され、操作部11を用いたユーザ操作に応じて他のプロジェクタの記憶部に記憶された設定管理情報から位置情報に対応した設定情報を取得し、自己のプロジェクタの設定情報とする。
制御部15は、例えば図示しないCPUによりその機能を実行され、プロジェクタ10全体を制御する。制御部15は、例えば設定情報を使用して表示部16に表示する情報の出力(光量)を制御する。
表示部16は、例えばディスプレイから構成され、制御された光量にて情報をディスプレイに表示する。
記憶部17は、例えば図示しないRAMやROM等のメモリから構成され、プロジェクタ10の各機能を実現するためのプログラムや各種データを記憶する。
記憶部17に記憶される設定管理情報の一例を図5に示す。設定管理情報140は、位置情報141と設定情報142とから構成される。ただし、設定管理情報は位置情報と設定情報の他に更なる情報を含んでもよい。
設定管理情報140は、設定管理部14により管理される。設定管理情報140はプロジェクタ10の電源が切られる際に自動的に保存される。記憶部17は、以前に自己のプロジェクタを使用した際の設定情報を設定管理情報140に記憶する。よって、設定情報142は、ユーザが前回又はそれ以前に設定した値である。また、位置情報141はプロジェクタ10が使用されていた位置であり、位置取得部12より取得される。
図5では、位置情報141としてA会議室、B会議室が設定され、それぞれの会議室に対応した設定情報142としてレベル5、レベル3が設定されている。ここでは、以前にプロジェクタ10がA会議室にて使用された際の光量と、B会議室にて使用された際の光量とをレベルの高低で示している。本実施形態では、設定情報142のレベルが高いほど明るく表示されるように制御される。
位置情報は、GPS等から送信された座標情報を変換することにより得られる。例えば、図6に位置情報変換テーブル120の一例を示したように、位置情報変換テーブル120では、座標情報121と位置情報122とを関連づけて記憶している。位置取得部12は、GPS等から送信された座標情報を位置情報としての会議室名に変換し、位置情報変換テーブル120に記憶する。位置情報変換テーブル120は、プロジェクタ10内の記憶部17あるいはネットワーク30上の記憶装置に保持されている。
プロジェクタ40は、操作部41、位置取得部42、通信部43、設定管理部44、制御部45、表示部46及び記憶部47を有している。プロジェクタ40の各部の機能はプロジェクタ10の各部の機能と同一であるため、ここでは説明を省略する。
[システムの全体構成の変形例]
なお、情報表示システム1の変形例としては、図3に示した構成を採用することもできる。変形例に係る情報表示システム1は、通信機能を有する情報表示装置10が、ネットワーク30を介して外部の記憶装置20と接続され、外部の記憶装置20から設定管理情報を取得する構成である。外部の記憶装置20は、情報表示装置10を管理する特定サーバ上の記憶領域であってもよく、クラウドコンピューテイング上の記憶領域を利用してもよい。
上記変形例に係る情報表示装置(プロジェクタ10)は、図4に示したように、操作部11、位置取得部12、通信部13、設定管理部14、制御部15及び表示部16を有している。本変形例に係る情報表示装置10は、内部に記憶部17を有していない点で内部に記憶部17を有する上記図2の情報表示装置10と異なる。
変形例に係る情報表示システム1では、プロジェクタ10の通信部13はネットワーク30を介して外部の記憶装置20と通信する。設定管理部14は、ユーザ操作に応じて、外部の記憶装置20に記憶された他のプロジェクタ40、50の設定管理情報から、位置取得部12により取得された位置情報に対応する設定情報を取得し、自己のプロジェクタ10の設定情報として決定する。
制御部15は、決定された設定情報を使用して表示部16に表示する情報の出力(光量)を制御する。例えば、制御部15は、決定された設定情報を使用して表示部16に情報を表示する際の光量を制御する。表示部16は制御された光量にて情報をディスプレイに表示する。
[設定管理情報を保存するシーケンス]
次に、設定管理情報を保存する処理について、図7の設定管理情報を保存するシーケンスを参照しながら説明する。設定管理情報の保存処理は、プロジェクタの電源が切られる際に以下の手順で実行される。なお、設定管理情報の保存処理は、すべてのプロジェクタ10、40、50において実行され得る。実行の結果、各プロジェクタの記憶部に記憶された設定管理情報には、新たな設定情報が位置情報に対応付けられて保存される。以下ではプロジェクタ10の動作について説明し、同様に動作するプロジェクタ40、50の動作については説明を省略する。
0.ユーザ操作により、プロジェクタ10の電源が切られる。
0.1.操作部11は、電源オフに応じて設定内容の保存を設定管理部14に要求する。
0.2.設定管理部14は、位置取得部12からプロジェクタ10の位置情報を取得する。
0.3.設定管理部14は、取得した位置情報に今回のプロジェクタ10の設定情報を対応付けて記憶部17に保存する。たとえば、今回、設定レベルをレベル5に設定して会議室Aにてプロジェクタ10を使用した場合、図5に示したように、位置情報141がA会議室、設定情報142がレベル5の設定管理情報140が記憶部17に保存される。
[設定情報を決定するシーケンス]
次に、設定情報の決定処理について、図8の設定情報を決定するシーケンスを参照しながら説明する。設定情報の決定処理は、プロジェクタの電源が投入される際に以下の手順で実行される。なお、設定情報の決定処理は、すべてプロジェクタ10、40、50において実行され得る。ここでは自己のプロジェクタをプロジェクタ40(設定情報取得側)、他のプロジェクタをプロジェクタ10(設定提供側)とし、プロジェクタ40の動作について説明する。自己のプロジェクタをプロジェクタ10、50とした場合の動作については同様であるためここでは説明を省略する。
1.ユーザ操作によりプロジェクタ40の電源が投入され、プロジェクタ40が起動する。
1.1.操作部41は、電源オンに応じて設定情報の取得を設定管理部44に要求する。
1.2.設定管理部44は、位置取得部42からプロジェクタ40の位置情報を取得する。
1.3.設定管理部44は、取得した現在のプロジェクタ40の位置情報が自プロジェクタの記憶部47の位置情報に含まれているかを検索し、含まれていればその設定情報を取得する。その場合、次に説明する2.〜2.6.の処理を行うことなく、1.4.の処理を実行してもよいし、更に2.〜2.6.の処理を行うこともできる。取得した位置情報に対応する設定情報が記憶部47の位置情報に含まれていない場合は、2.〜2.6.の処理を行う必要がある。
2.取得した位置情報に対応する設定情報が記憶部47の位置情報に含まれていない場合、現在のプロジェクタ40の位置情報に対応した設定情報を他のプロジェクタ10から取得する。
2.1.まず、設定管理部44は、現在の位置情報に対する設定情報の取得を他のプロジェクタ10に要求する。他のプロジェクタは、プロジェクタ10に限られないがここではプロジェクタ10を例に挙げて説明する。
2.2.通信部43は、この要求を他のプロジェクタ10の通信部13に送信し、通信部13はこの要求を受信する。
2.3.通信部13は、この要求を他のプロジェクタ10の設定管理部14に伝える。
2.4.設定管理部14は、記憶部17から送信されたプロジェクタ40の現在の位置情報に対応する設定情報を取得する。通信部13は、取得された設定情報を、通信部43を介してプロジェクタ40に送信する。なお、プロジェクタ40の現在の位置情報が記憶部17に保存された位置情報に含まれない場合には、取得通信部13はその旨を通知する。
2.5.プロジェクタ40の設定管理部44は、プロジェクタ10から送られた設定情報を現在のプロジェクタ40の位置情報に対応する設定情報として決定する。
2.6.設定管理部44は、決定された設定情報を位置情報に対応付けて記憶部47に保存する。なお、図3及び図4に示した変形例の場合には、通信部43は、決定された設定情報を外部の記憶装置20に送信し、決定された設定情報を位置情報に対応付けて外部の記憶装置20に保存させる。
1.4.設定管理部44により設定情報が決定すると、操作部41は、設定管理部44に情報の表示を要求する。
1.5.設定管理部44は、記憶部47から現在のプロジェクタ40の位置に対応する設定情報を取得する。
1.6.制御部45は、取得した設定情報に基づき表示部46に表示する情報の出力(光量)を制御する。
1.7.表示部46は、制御部45の出力制御に従い所望の情報をディスプレイに表示する。
前述の通り、以上の2.〜2.6.の処理は、他のプロジェクタ50に対して実行することもできる。その場合、設定管理部44は、取得した位置情報に対応する設定情報を他のプロジェクタ50の記憶部から取得することができる。よって、設定管理部44が取得可能な設定情報の個数は、複数個であり得る。
また、他のプロジェクタ10、50以外の他のプロジェクタが存在する場合にも、通信可能な図示しない他のプロジェクタと通信し、同様の方法で該当する設定情報を取得してもよい。また、取得した位置情報に対応する設定情報が記憶部47に記憶されている場合であっても、他のプロジェクタから更に設定情報を取得してもよい。
次に、複数の設定情報を取得した場合の設定情報の決定方法も含めて、設定情報の決定方法の具体例について第1〜第6実施形態に分けて記載する。なお、第1〜第6実施形態に記載された設定情報の決定方法は、単独でもそれらを組み合わせても使用可能である。
[設定情報の決定方法]
<第1実施形態>
次に、設定情報の具体的決定方法について第1〜第6実施形態を順に説明する。まず、第1実施形態に係る設定情報の決定方法について、図9に示した設定情報の決定処理のフローチャートに基づき説明する。第1実施形態では、プロジェクタ40が他のプロジェクタ10の記憶部17に記憶された設定管理情報を用いて自己の位置(ここではA会議室)に対応する設定情報を定める。
前提として、本実施形態では、プロジェクタ10の記憶部17には、図10に示した設定管理情報140が予め記憶され、プロジェクタ40の記憶部47には、紙面左側の設定管理情報440が予め記憶されていると仮定する。
ユーザがA会議室に入り、プロジェクタ40の電源を投入すると、まず、ステップS90にて設定管理部44は、位置取得部42から位置情報を取得する。その際、設定管理部44は、取得した位置情報が自己の記憶部47の設定管理情報440に記憶されているかを検索する。取得した位置情報が自己の記憶部47に記憶されている場合、設定管理部44は、その位置情報に対応する設定情報をプロジェクタ40の設定情報として決定し、本処理を終了するか、またはステップS92に進む。
取得した位置情報(A会議室)がプロジェクタ40の記憶部47に記憶されていない場合(または記憶されていてもステップS92に進んだ場合)、図8に示した2.の枠内の処理を実行する。その結果、2.の枠内にて他のプロジェクタが行う設定情報の決定処理に基づき、プロジェクタ40は、他のプロジェクタ10から決定された設定情報を取得する。
ここでは、図10に示したように、設定管理情報140には位置情報141がA会議室である場合の設定情報142が存在する。よって、設定管理部14は、設定情報を「レベル5」と決定し、通信部13は、設定情報「レベル5」をプロジェクタ40に送信する。
ステップS94では、プロジェクタ40が取得した設定情報が複数存在するかを判定する。ここでは、取得した設定情報は複数ではないため、ステップS95に進み、取得した他のプロジェクタ10の設定情報「レベル5」を自己のプロジェクタ40の設定情報として決定し、本処理を終了する。
以上に説明したように、第1実施形態に係る設定情報の決定方法によれば、図10に示したように、A会議室で使用されるプロジェクタ40は、他のプロジェクタ10に記憶された設定情報を利用して、所望の情報を「レベル5」の明るさで投影する。また、このときの設定情報は、位置情報であるA会議室に対応付けて記憶部47に記憶される。その結果、記憶部47の設定管理情報440には、B会議室、C会議室に対応した設定情報に加えて、A会議室に対応した設定情報が蓄積される。このようにして、プロジェクタ40の設定管理情報440もまた、プロジェクタ10、50が使用される際の設定情報として利用され得る。
特に、初めてプロジェクタが使用される場所において、自己のプロジェクタの設定情報が存在しないために、位置情報と結びついた自己のプロジェクタの設定情報(履歴情報)が自動設定できない場合であっても、他のプロジェクタの設定情報を利用することにより、自己のプロジェクタの位置に適した設定情報を迅速に自動設定することができる。
また、図1に示した情報表示システムでは、図3に示した変形例の情報表示システムと比較して、ネットワーク30上に記憶装置20を用意する必要なく、他のプロジェクタの設定情報を取得して、自己のプロジェクタの設定情報としてプロジェクタ同士が相互に設定情報を利用し合うことができる利点がある。
<第2実施形態>
次に、第2実施形態に係る設定情報の決定方法について、再度図9を参照しながら説明する。第2実施形態では、プロジェクタ50が複数の他のプロジェクタ10、40の記憶部17、47に記憶された設定管理情報を用いて自己の位置情報(ここではA会議室)に対応する設定情報を定める。
前提として、本実施形態では、プロジェクタ10の記憶部17には、図11に示した設定管理情報140が予め記憶され、プロジェクタ40の記憶部47には、図11に示した設定管理情報440が予め記憶されていると仮定する。更に、プロジェクタ50の記憶部には、図11の紙面左側に示した設定管理情報540が予め記憶されていると仮定する。
ユーザがA会議室に入り、プロジェクタ50の電源を投入すると、まず、ステップS90にてプロジェクタ50の設定管理部は、プロジェクタ50の位置取得部から位置情報を取得する。その際、プロジェクタ50の設定管理部は、取得した位置情報が自己の記憶部の設定管理情報540に記憶されているかを検索する。取得した位置情報が自己の記憶部に記憶されている場合、プロジェクタ50の設定管理部は、その記憶されている位置情報に対応する設定情報をプロジェクタ50の設定情報として決定し、本処理を終了するか、またはステップS92に進む。
取得した位置情報(A会議室)がプロジェクタ50の記憶部に記憶されていない場合(または記憶されていてもステップS92に進んだ場合)、図8に示した2.の枠内の処理を実行する。その結果、2.の枠内にて他のプロジェクタが行う設定情報の決定処理に基づき、プロジェクタ50は、他のプロジェクタ10、40から決定された設定情報を取得する。
ここでは、図11に示したように、設定管理情報140には位置情報141がA会議室である場合の設定情報142が存在する。よって、設定管理部14は、設定情報を「レベル5」と決定し、通信部13は、設定情報「レベル5」をプロジェクタ40に送信する。
また、図11に示したように、設定管理情報440には位置情報441がA会議室である場合の設定情報442が存在する。よって、設定管理部44は、設定情報を「レベル4」と決定し、通信部43は、設定情報「レベル4」をプロジェクタ50に送信する。
ステップS94では、プロジェクタ50が取得した設定情報が複数存在するかを判定する。本実施形態では、取得した設定情報は複数であるため、ステップS96に進み、取得した他のプロジェクタ10、40の設定情報のうち、最大値「レベル5」を自己のプロジェクタ50の設定情報として決定し、本処理を終了する。
以上に説明したように、第2実施形態に係る設定情報の決定方法によれば、A会議室で使用されるプロジェクタ50は、他のプロジェクタ10、40に記憶された設定情報のうちの最大値を利用して、所望の情報を「レベル5」の明るさで投影する。このようにしてプロジェクタの設定値としてより明るい方を採用することにより、情報をより視覚的に見易い状態で表示できる。
また、このときの設定情報は、プロジェクタ50のA会議室における設定情報としてプロジェクタ50の記憶部に記憶される。その結果、プロジェクタ50の記憶部の設定管理情報540には、B会議室、C会議室に対応した設定情報に加えて、位置情報であるA会議室に対応した設定情報が蓄積される。プロジェクタ50の設定情報もまた、プロジェクタ10、40が使用される際の設定情報として利用され得る。
<第3実施形態>
次に、第3実施形態に係る設定情報の決定方法について、図12を参照しながら説明する。第3実施形態では、プロジェクタ毎に省エネ情報を記憶部に保存している場合の例である。省エネ情報はユーザ操作によりプロジェクタに設定される情報であり、設定時に記憶部に保存される。省エネ情報は、通常モード又はエコモードのいずれかに設定される。
ここでは、図13に示したようにプロジェクタ10に記憶された設定管理情報140、及びプロジェクタ40に記憶された設定管理情報440に基づき、A会議室におけるプロジェクタ50の設定情報を決定する場合を考える。プロジェクタ50の記憶部には、図13に示した設定管理情報540が予め記憶されていると仮定する。
ユーザがA会議室に入り、プロジェクタ50の電源を投入すると、まず、ステップS120にてプロジェクタ50の設定管理部は、プロジェクタ50の位置取得部から位置情報を取得する。また、ステップS122にてプロジェクタ50の設定管理部は、省エネ情報を取得する。その際、プロジェクタ50の設定管理部は、取得した位置情報が自己の記憶部の設定管理情報540に記憶されているかを検索する。取得した位置情報が自己の記憶部に記憶されている場合、プロジェクタ50の設定管理部は、その記憶されている位置情報に対応した設定情報をプロジェクタ50の設定情報として決定し、本処理を終了する。もちろん、処理を終了せずにステップS124に進むこともできる。
取得した位置情報(例えばA会議室)に対応する設定情報がプロジェクタ50の記憶部に記憶されていない場合(ステップS124に進んだ場合も含む)、図8に示した2.の枠内の処理を実行する。その結果、2.の枠内にて他のプロジェクタが行う設定情報の決定処理に基づき、プロジェクタ50は、他のプロジェクタ10、40から決定された設定情報を取得する。
ここでは、図13に示したように、設定管理情報140には位置情報がA会議室である場合の設定情報が存在する。よって、設定管理部14は、設定情報を「レベル5」と決定し、通信部13は、設定情報「レベル5」をプロジェクタ40に送信する。
また、図13に示したように、設定管理情報440には位置情報がA会議室である場合の設定情報が存在する。よって、設定管理部44は、設定情報を「レベル4」と決定し、通信部43は、設定情報「レベル4」をプロジェクタ50に送信する。
ステップS126では、プロジェクタ50が取得した設定情報が複数存在するかを判定する。ここでは、取得した設定情報は複数であるため、ステップS128に進み、設定管理部44は、省エネ情報がエコモードであるかを判定する。
省エネ情報がエコモードに設定されている場合、設定管理部44は、ステップS130に進み、取得した他のプロジェクタ10、40の設定情報のうち、最小値「レベル4」を自己のプロジェクタ50の設定情報として決定し、本処理を終了する。
省エネ情報が通常モードに設定されている場合、設定管理部44は、ステップS132にて第2実施形態と同様に取得した他のプロジェクタ10、40の設定情報のうち、最大値「レベル5」を自己のプロジェクタ50の設定情報として決定し、本処理を終了する。
以上に説明したように、第3実施形態に係る設定情報の決定方法によれば、省エネ情報が通常モードの場合は、複数のプロジェクタから取得した複数の設定情報のうち、最も明るい値を採用するため、プロジェクタ50により決定される設定情報は第2実施形態と同様となる。
一方、省エネ情報がエコモードの場合は、複数のプロジェクタから取得した複数の設定情報のうち、最も暗い値を採用する。このため、ユーザが省エネを希望している場合には、図13に示したように、プロジェクタ50により決定される設定情報は最小値「レベル4」に設定され、その明るさで情報が投影され、消費電力の低減を図ることができる。このようにして本実施形態では、プロジェクタ50の設定にユーザの意思を反映させ、省エネルギー化を図ることができる。
なお、複数の設定情報がない場合には、ステップS134にて取得した他のプロジェクタの設定情報が自己のプロジェクタの設定情報として利用される。
<第4実施形態>
次に、第4実施形態に係る設定情報の決定方法について、図15の設定情報を決定するシーケンスを参照しながら説明する。第4実施形態では、プロジェクタ毎に制御パラメータ変換情報を記憶部に保存している場合の例である。制御パラメータ変換情報の一例を図14に示す。制御パラメータ変換情報170は、ユーザが設定する設定情報171と、実際にプロジェクタを制御するための制御パラメータ172から構成される。第4実施形態では、制御パラメータ変換情報170により、設定情報を決定する際に各機種の特性を考慮する。これにより、本実施形態では、異なる機種の設定情報を利用した場合にも、他のプロジェクタに保持された設定情報を利用して、自己のプロジェクタの機種に適した設定情報を求めることができる。制御パラメータ変換情報170は、予めプロジェクタ内部に保存されており変更されることはい。
図15の設定情報の決定処理は、プロジェクタの電源が投入される際に以下の手順で実行される。ここでは自己のプロジェクタをプロジェクタ40(設定情報取得側)、他のプロジェクタをプロジェクタ10(設定提供側)とし、プロジェクタ40の動作について説明する。
1.ユーザ操作によりプロジェクタ40の電源が投入され、プロジェクタ40が起動する。
1.1.操作部41は、電源オンに応じて設定情報の取得を設定管理部44に要求する。
1.2.設定管理部44は、位置取得部42からプロジェクタ40の位置情報を取得する。
1.3.設定管理部44は、取得した位置情報が記憶部47に記憶されているかを検索し、記憶されていればその位置情報に対応した設定情報を取得する。その場合、次に説明する2.〜2.6.の処理を行うことなく、1.4.の処理を実行する。もちろん、次に説明する2.〜2.6.の処理を行った後に1.4.の処理を実行してもよい。
2.取得した位置情報に対応する設定情報が記憶部47に記憶されていない場合、現在のプロジェクタ40の位置に対応した設定情報を他のプロジェクタ10から取得する。
2.1.まず、設定管理部44は、制御パラメータに応じた現在の位置情報に対する設定情報の取得を他のプロジェクタ10に要求する。
2.2.通信部43は、この要求を他のプロジェクタ10の通信部13に送信し、通信部13はこの要求を受信する。
2.3.通信部13は、この要求を他のプロジェクタ10内の設定管理部14に伝える。
2.4.設定管理部14は、記憶部17から送信されたプロジェクタ40の現在の位置情報に対応する設定情報を取得する。
2.5.設定管理部14は、制御パラメータ変換情報170に基づき取得された設定情報を制御パラメータに変換する。通信部13は、変換された制御パラメータを、通信部43を介してプロジェクタ40に送信する。例えば、図17では、設定情報が「レベル5」の場合、制御パラメータ変換情報170の設定情報171に対応する制御パラメータ172「750ルクス」に変換される。
2.6.プロジェクタ40の設定管理部44は、制御パラメータ変換情報470に基づき、プロジェクタ10から送られた制御パラメータに対応する設定情報を決定する。例えば、図17では、制御パラメータ472「750ルクス」に対応する設定情報471「レベル3」が決定される。
2.7.設定管理部44は、決定された設定情報を位置情報に対応付けて記憶部47に保存する。
1.4.設定管理部44により設定情報が決定すると、操作部41は、設定管理部44に情報の表示を要求する。
1.5.設定管理部44は、記憶部47から現在のプロジェクタ40の位置に対応する設定情報を取得する。
1.6.制御部45は、設定情報を使用して表示部46に表示する情報の出力(光量)を制御する。
1.7.表示部46は、制御部45の制御に従い情報をディスプレイに表示する。
本実施形態では、性能の異なるプロジェクタ10、プロジェクタ40においても、プロジェクタ10の設定情報に基づき、A会議室におけるプロジェクタ40の設定情報を決定することができる。
更に、本実施形態の動作のうち、図15の2.6.に示した、制御パラメータ変換情報470に基づきプロジェクタ10から送られた制御パラメータに対応する設定情報を決定する動作について、図16に示した設定情報の決定処理のフローチャートに基づき説明する。
前提として、本実施形態では、プロジェクタ10の記憶部17には、図17に示した設定管理情報140及び制御パラメータ170が予め記憶され、プロジェクタ40の記憶部47には、設定管理情報440及び制御パラメータ470が予め記憶されていると仮定する。図17の紙面左側の設定管理情報440は設定情報取得前の状態を示し、紙面の右側の設定管理情報440は設定情報取得後の状態を示している。
プロジェクタ40の設定管理部44は、制御パラメータ変換情報470に基づき、プロジェクタ10から送られた制御パラメータに対応する設定情報を決定する(図15の2.6.)。まず、図16のステップS160にて、設定管理部44は、他のプロジェクタ10から取得した制御パラメータと等しい制御パラメータに対応する設定情報が自己の記憶部47に記憶された制御パラメータ変換情報470に存在するかを判定する。
存在する場合、ステップS162にて、設定管理部44は、その設定情報を自プロジェクタ40の設定情報として決定する。図17は、設定管理情報140から取得された設定情報142の「レベル5」に基づき、制御パラメータ変換情報170の設定情報171の「レベル5」から制御パラメータ172の「750ルクス」が変換され、プロジェクタ40に送信された場合を示す。この場合、設定管理部44は、制御パラメータ変換情報470に基づき、制御パラメータ472の「750ルクス」に対応する設定情報471の「レベル3」を自プロジェクタ40の設定情報として決定する。
一方、再び図16に戻り、ステップS160にて他のプロジェクタ10から取得した制御パラメータと等しい制御パラメータに対応する設定情報が制御パラメータ変換情報470に存在しないと判定された場合、ステップS164に進み、設定管理部44は、他のプロジェクタ10から取得した制御パラメータよりも大きい制御パラメータに対応する設定情報が制御パラメータ変換情報470に存在するかを判定する。
存在する場合、ステップS166にて、設定管理部44は、取得した制御パラメータよりも大きい制御パラメータのうち最小値の制御パラメータに対応する設定情報を自プロジェクタ40の設定情報として決定する。
例えば、このようにステップS160→ステップS164→ステップS166と進む処理の一例を図18に示す。図18の紙面左側の設定管理情報440は設定情報取得前の状態を示し、紙面の右側の設定管理情報440は設定情報取得後の状態を示している。
図18では、プロジェクタ10の位置情報141「A会議室」における設定情報142は「レベル5」である。図18の制御パラメータ変換情報170によれば、設定情報171「レベル5」の制御パラメータ172は「750ルクス」である。よって、プロジェクタ40は「750ルクス」という制御パラメータを取得する。
そして、設定管理部44では、制御パラメータ変換情報470に基づき、制御パラメータ472の「750ルクス」を設定情報に変換する。このとき、制御パラメータ変換情報470には、「750ルクス」の制御パラメータ472が存在しない。よって、設定管理部44は、取得した制御パラメータ「750ルクス」よりも大きい制御パラメータ472「1000ルクス」及び「1500ルクス」のうち最小値「1000ルクス」を選択し、その制御パラメータに対応する設定情報「レベル4」を自プロジェクタ40の設定情報として決定する。これにより、プロジェクタ40の記憶部47に記憶される設定管理情報440は図17の紙面右側のように更新される。
再度図16に戻り、ステップS164にて他のプロジェクタ10から取得した制御パラメータよりも大きい制御パラメータに対応する設定情報が制御パラメータ変換情報470に存在しない場合について説明する。この場合、ステップS168にて、設定管理部44は、自プロジェクタ40の最大値を自プロジェクタ40の設定情報として決定する。
例えば、このようにステップS160→ステップS164→ステップS168と進む処理の一例を図19に示す。図19の紙面左側の設定管理情報440は設定情報取得前の状態を示し、紙面の右側の設定管理情報440は設定情報取得後の状態を示している。
図19では、A会議室おけるプロジェクタ10の設定情報「レベル5」に対応する制御パラメータである「750ルクス」よりも大きい制御パラメータが、制御パラメータ変換情報470に存在しない。この場合、設定管理部44は、制御パラメータ変換情報470に存在する最大値である「レベル5」を設定情報として決定する。これにより、プロジェクタ40の記憶部47に記憶される設定管理情報440は図19の紙面右側のように更新される。
以上に説明したように、第4実施形態に係る設定情報の決定方法によれば、制御パラメータを用いて各機種の特性を考慮しながら設定情報を決定する。このため、同じ性能の情報表示装置が存在しない場合であっても、異なる機種の他のプロジェクタに保持された設定情報を利用して、自己のプロジェクタの機種に適した設定情報を求めることができる。
また、情報を取得した他のプロジェクタの制御パラメータと同値である設定情報が自己のプロジェクタの制御パラメータに存在しない場合でも、プロジェクタ毎の性能に適した設定情報を決定することができる。
更に、情報を取得した他のプロジェクタよりも性能が低いプロジェクタであって、取得した制御パラメータが設定情報の最大値よりも大きい場合でも、性能が低いプロジェクタに対してより適切な設定情報を決定することができる。
<第5実施形態>
次に、第5実施形態に係る設定情報の決定方法について説明する。第5実施形態に係るプロジェクタ10は、図2に示したプロジェクタ10の機能に加えて、更に時間管理部18の機能を有する。すなわち、図20に示したように、プロジェクタ10は、操作部11、位置取得部12、通信部13、設定管理部14、制御部15、表示部16、記憶部17及び時間管理部18を有している。
ここでは、新たに追加された時間管理部18の機能を中心に説明する。時間管理部18は時刻情報を取得するタイマー機能を持っている。時間管理部18はこのタイマー機能を用いて、時刻情報を時間帯情報と対応させて管理する。図21には、記憶部17に保存された時間帯定義情報180の一例が示されている。時間帯定義情報180は、時刻情報181と時間帯情報182とを対応させて記憶している。時間帯情報182は、午前、午後、夜間というように、時刻情報181に応じて時間帯を定義した情報である。
図22には、設定管理情報の一例として、プロジェクタ40の設定管理情報440が示されている。本実施形態では、設定管理情報440には、位置情報441及び設定情報442に加えて、時間帯情報443が追加されている。これにより、例えば位置情報がA会議室であっても時間帯によって設定情報442のレベルを変えることができる。
第5実施形態に係る設定情報の決定方法について、具体的に図23のフローチャートを参照しながら説明する。
ユーザがA会議室に入り、プロジェクタ10の電源を投入すると、まず、ステップS230にて設定管理部14は、位置取得部12から位置情報を取得する。また、ステップS232にて設定管理部14は、タイマー機能を用いて取得した現在時刻が含まれる時間帯情報を取得する。その際、設定管理部14は、取得した位置情報及び時間帯情報に対応する設定情報が自己の記憶部17の設定管理情報140に記憶されているかを検索する。取得した位置情報及び時間帯情報に対応する設定情報が自己の記憶部17に記憶されている場合、設定管理部14は、その記憶されている設定情報をプロジェクタ10の設定情報として決定し、本処理を終了する。もちろん、処理を終了せずにステップS234に進むこともできる。
一方、取得した位置情報及び時間帯情報に対応する設定情報がプロジェクタ10の記憶部17に記憶されていない場合(またはステップS234に進んだ場合)、設定管理部14は、ステップS234にて、位置情報及び時間帯情報に基づき他のプロジェクタから決定された設定情報を取得する。
ここでは、図22に示したように、他のプロジェクタ40の設定管理情報440には位置情報が「A会議室」である場合、3つの時間帯「午前」、「午後」、「夜間」のうち、プロジェクタ10から取得した時間帯情報に合致した設定情報が選択され、プロジェクタ10に送られる。
例えば、プロジェクタ10から他のプロジェクタ40に送信された位置情報が「A会議室」及び時間帯情報が「午前」の場合、設定情報は「レベル5」に決定される。
よって、設定管理部44は、設定情報を「レベル5」と決定し、通信部43は、設定情報「レベル5」をプロジェクタ10に送信する。このようにして設定管理部14は、プロジェクタ10の位置情報及びプロジェクタ10が使用される時間帯情報に応じた他のプロジェクタ40の設定情報「レベル5」を取得する。
次に、プロジェクタ10が取得した設定情報が複数存在するか、ステップS236にて判定する。ここでは、取得した設定情報は複数ではないため、ステップS240に進み、設定管理部14は、取得した他のプロジェクタの設定情報「レベル5」を自己のプロジェクタ50の設定情報として決定し、本処理を終了する。
なお、プロジェクタ10が取得した設定情報が複数存在する場合には、ステップS238に進み、設定管理部14は、取得した複数の他のプロジェクタの設定情報のうち同じ時間帯に属する設定情報であって最大値のものを自己のプロジェクタの設定情報として決定し、本処理を終了する。
本実施形態では、記憶部17に設定情報を保存する際、位置情報とともにその時点の時刻情報を時間管理部18から取得する。時間管理部18では、記憶部17に保存されている時間帯定義情報180から、その時点の時刻情報181に基づき時間帯情報182を取得し、位置情報及び設定情報と対応させて記憶部17に保存する。
以上に説明したように、第5実施形態に係る設定情報の決定方法によれば、位置情報に加えて時間帯情報も合わせて設定情報を決定するため、他のプロジェクタの設定情報に基づき、よりプロジェクタの使用環境に近い環境を示す設定情報を決定できる。
なお、上記実施形態では、他のプロジェクタへ設定情報を要求する際、位置情報とともにその時点の時刻情報を送信したが、位置情報のみ送信し、他のプロジェクタが、自己のタイマー機能を用いてその時点の時刻情報を自ら求め、求められたその時点の時刻情報から時間帯情報を算出し、送信された位置情報と算出された時間帯情報に基づき、設定情報を決定してもよい。
<第6実施形態>
次に、第6実施形態に係る設定情報の決定方法について説明する。第6実施形態に係るプロジェクタ10は、図2に示したプロジェクタ10の機能に加えて、更に明るさ取得部19の機能を有する。すなわち、図24に示したように、プロジェクタ10は、操作部11、位置取得部12、通信部13、設定管理部14、制御部15、表示部16、記憶部17及び明るさ取得部19を有している。
ここでは、新たに追加された明るさ取得部19の機能を中心に説明する。明るさ取得部19は、周囲の明るさを検出するセンサ(図示せず)を有し、センサ検出値からプロジェクタの周囲の明るさ情報を算出する。図25には、設定管理情報の一例として、プロジェクタ40の設定管理情報440が示されている。設定管理情報440は、位置情報441及び設定情報442に加えて明るさ情報444が追加されている。図25に示したように、例えば位置情報がA会議室であっても明るさ情報444によって設定情報442のレベルを変えることができる。
第6実施形態に係る設定情報の決定方法について、具体的に図26のフローチャートを参照しながら説明する。
ユーザがA会議室に入り、プロジェクタ10の電源を投入すると、まず、ステップS260にて設定管理部14は、位置取得部12から位置情報を取得する。また、ステップS262にて設定管理部14は、センサにより検出されたセンサ値からプロジェクタ10が置かれた位置の明るさ情報を取得する。その際、設定管理部14は、取得した位置情報及び明るさ情報に対応する設定情報が自己の記憶部17の設定管理情報140に記憶されているかを検索する。取得した位置情報及び明るさ情報に対応する設定情報が自己の記憶部17に記憶されている場合、設定管理部14は、その記憶されている設定情報をプロジェクタ10の設定情報として決定し、本処理を終了する。もちろん、処理を終了せずにステップS264に進むこともできる。
一方、取得した位置情報及び明るさ情報に対応する設定情報がプロジェクタ10の記憶部17に記憶されていない場合(またはステップS264に進んだ場合)、設定管理部14は、ステップS264にて、位置情報及び明るさ情報に基づき他のプロジェクタから決定された設定情報を取得する。
他プロジェクタに設定情報を要求する場合は、位置情報と合わせて明るさ情報も他プロジェクタに送信する。設定情報を提供する他のプロジェクタでは、送信された位置情報と明るさ情報が一致するものを設定情報として定め、プロジェクタ10に送信する。一致する明るさ情報がない場合は、送信された明るさ情報より大きい明るさ情報のうち、レベルが最小のものを設定情報として定め、プロジェクタ10に送信する。
ここでは、図25に示したように、他のプロジェクタ40の設定管理情報440には位置情報441が「A会議室」である場合、2つの明るさ情報444「2000ルクス」、「500ルクス」のうち、プロジェクタ10から取得した明るさ情報に合致した設定情報を選択する。プロジェクタ10から取得した位置情報が「A会議室」及び明るさ情報が「500ルクス」の場合、設定情報442「レベル3」が選択される。
よって、設定管理部44は、設定情報を「レベル3」と決定し、通信部43は、設定情報「レベル3」及び明るさ情報「500ルクス」をプロジェクタ10に送信する。このようにしてプロジェクタ10の設定管理部14は、プロジェクタ10の位置情報及びプロジェクタ10が使用される明るさの環境に応じた他のプロジェクタ40の設定情報「レベル3」を取得する。
また例えば、プロジェクタ10から取得した位置情報が「A会議室」及び明るさ情報が「700ルクス」の場合、設定管理情報440に一致する明るさ情報が存在しない。その場合、他のプロジェクタ40は、取得した明るさ情報より大きい明るさ情報のうち、レベルが最小のものを設定情報とする。その場合、図25では、設定情報は「レベル5」に決定される。
よって、その場合には設定管理部44は、設定情報を「レベル5」と決定し、通信部43は、設定情報「レベル5」及び明るさ情報「2000ルクス」をプロジェクタ10に送信する。
このようにして設定管理部14は、プロジェクタ10の位置情報及びプロジェクタ10が使用される明るさの環境により適した設定情報を他のプロジェクタ40から取得する。
次に、ステップS266には設定管理部14は、プロジェクタ10が取得した設定情報が複数存在するかを判定する。取得した設定情報が複数ではない場合、ステップS268に進み、設定管理部14は、取得した他のプロジェクタの設定情報を自己のプロジェクタ50の設定情報として決定し、本処理を終了する。
プロジェクタ10が取得した設定情報が複数存在する場合には、ステップS270に進み、設定管理部14は、明るさ情報が一致するかを判定する。
プロジェクタ10から他のプロジェクタ40に送信された明るさ情報が「500ルクス」の場合であって、他のプロジェクタ40から「レベル3」及び明るさ情報「500ルクス」を取得している場合、設定管理部14は、明るさ情報と一致する他のプロジェクタの設定情報があると判定し、ステップS272にて明るさ情報が一致する他のプロジェクタ40の設定情報「レベル3」を自己のプロジェクタの設定情報として決定し、本処理を終了する。
一方、プロジェクタ10から他のプロジェクタ40に送信された明るさ情報が「700ルクス」の場合であって、他のプロジェクタ40から「レベル5」及び明るさ情報「2000ルクス」を取得している場合、設定管理部14は、取得した複数の他のプロジェクタの設定情報のうち明るさ情報と一致する設定情報がないと判定し、ステップS274にて、取得した明るさ情報より大きい明るさ情報のうち、レベルが最小の設定情報「レベル5」を自己のプロジェクタの設定情報として決定し、本処理を終了する。
以上に説明したように、第6実施形態に係る設定情報の決定方法によれば、位置情報に加えて明るさ情報も合わせて設定情報を決定するため、他のプロジェクタの設定情報に基づき、よりプロジェクタの使用環境に近い環境を示す設定情報を決定できる。
以上に説明したように、上記各実施形態に係る情報表示システム1によれば、他のプロジェクタの設定情報を利用して自己のプロジェクタの位置に対応する設定情報を設定することができる。
上記各実施形態に係る情報表示システム1では、個々のプロジェクタにおいて、電源を切る際に、位置情報と結び付けて設定情報を、ネットワーク30上のサーバあるいはプロジェクタ本体内の記憶領域に保存する。そして、あるプロジェクタの電源投入時に、ネットワーク30を介して他のプロジェクタに記憶された設定情報またはサーバ上に記憶された設定情報を受信し、受信した設定情報を利用して、あるプロジェクタの配置場所において最適な設定情報を決定する。
これによれば、他のプロジェクタにて保存されている設定情報に基づき、その場所に適した設定をすることができる。特に、たとえ初めてプロジェクタが使用される場所であっても、他のプロジェクタにて保存されている設定情報を利用して、プロジェクタの場所に適した設定をすることができる。使用する位置情報はプロジェクタが使用される会議室などであり、使用される環境に応じて情報を表示する際の明るさを調整することができる。
以上、添付図面を参照しながら情報表示システムの好適な実施形態について詳細に説明したが、情報表示システムの技術的範囲はかかる例に限定されない。情報表示システムの技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に上述した情報表示システムの技術的範囲に属する。
なお、情報表示装置には、図示しないCPUが内蔵されている。CPUにより実行される各機能を実現するためのプログラムは、はじめから図示しないコンピュータに備えられた図示しないROMあるいはHDD等の記憶手段に格納されてもよいし、記録媒体であるCD−ROMあるいはフレキシブルディスク,SRAM,EEPROM,メモリカード等の不揮発性記録媒体(メモリ)に記録され、メモリに記録されたプログラムをコンピュータにインストールしてCPUに実行させるか、又はCPUにそのメモリからこのプログラムを読み出して実行させてもよい。さらに、ネットワークに接続され、プログラムを記録した記録媒体を備える外部機器あるいはプログラムを記憶手段に記憶した外部機器からダウンロードすることもできる。
1 情報表示システム
10,40,50 情報表示装置
11,41 操作部
12,42 位置取得部
13,43 通信部
14,44 設定管理部
15,45 制御部
16,46 表示部
17 記憶部
20 記憶装置
30 ネットワーク
120 位置情報変換テーブル
140,440,540 設定管理情報
141,441,541 位置情報
142,442,542 設定情報
170,470 制御パラメータ変換情報
特開2010−243845号公報 特開2007−299148号公報

Claims (13)

  1. 位置情報を取得する位置取得部と、
    ネットワークを介して複数の他の情報表示装置と通信する通信部と、
    ユーザからの操作に応じて、前記複数の他の情報表示装置の記憶部に記憶された設定管理情報に基づき前記位置情報に対応する複数の設定情報を定める設定管理部と、
    情報を表示する表示部と、
    前記定められた複数の設定情報のうちの最大値を使用して前記表示部に表示する情報の出力を制御する制御部と、
    を備える情報表示装置。
  2. 位置情報を取得する位置取得部と、
    ネットワークを介して外部の記憶装置と通信する通信部と、
    ユーザからの操作に応じて、前記外部の記憶装置に記憶された複数の他の情報表示装置の設定管理情報に基づき前記位置情報に対応する複数の設定情報を定める設定管理部と、
    情報を表示する表示部と、
    前記定められた複数の設定情報のうちの最大値を使用して前記表示部に表示する情報の出力を制御する制御部と、
    を備える情報表示装置。
  3. 前記定められた設定情報を記憶する記憶部を更に有することを特徴とする請求項1に記載の情報表示装置。
  4. 前記通信部は、
    前記定められた設定情報を前記外部の記憶装置に送信することを特徴とする請求項2に記載の情報表示装置。
  5. ユーザ操作により設定された省エネ情報を記憶する記憶部を更に有し、
    前記設定管理部は、
    前記記憶部に記憶された前記省エネ情報を取得し、
    前記制御部は、
    前記省エネ情報が省エネルギーモードに設定されている場合、前記複数の設定情報のうちの最小値に基づき前記表示部に表示する情報の出力を制御し、
    前記省エネ情報が通常モードに設定されている場合、前記複数の設定情報のうちの最大値を使用して前記表示部に表示する情報の出力を制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報表示装置。
  6. 前記設定管理部は、
    前記他の情報表示装置の記憶部に記憶された、前記他の情報表示装置を制御するための第1の制御パラメータを取得し、前記第1の制御パラメータに基づき前記定められた設定情報を自己の情報表示装置用の設定情報に変換し、
    前記制御部は、
    前記変換された自己の情報表示装置用の設定情報を使用して前記表示部に表示する情報の出力を制御することを特徴とする請求項1又は3に記載の情報表示装置。
  7. 前記設定管理部は、
    記外部の記憶装置に記憶された、前記他の情報表示装置を制御するための第1の制御パラメータを取得し、前記第1の制御パラメータに基づき前記定められた設定情報を自己の情報表示装置用の設定情報に変換し、
    前記制御部は、
    前記変換された自己の情報表示装置用の設定情報を使用して前記表示部に表示する情報の出力を制御することを特徴とする請求項2又は4に記載の情報表示装置。
  8. 前記設定管理部は、
    前記第1の制御パラメータと前記自己の情報表示装置を制御するための第2の制御パラメータとを比較し、前記定められた設定情報に対応する第1の制御パラメータと一致する第2の制御パラメータが検出された場合、第2の制御パラメータに対応する設定情報を前記自己の情報表示装置用の設定情報とすることを特徴とする請求項6又は7に記載の情報表示装置。
  9. 前記設定管理部は、
    前記第1の制御パラメータと前記自己の情報表示装置を制御するための第2の制御パラメータとを比較し、前記定められた設定情報に対応する第1の制御パラメータと一致する第2の制御パラメータが検出されなかった場合であって、該定められた設定情報に対応する第1の制御パラメータより大きい値を有する第2の制御パラメータが存在する場合、該第2の制御パラメータの最小値に対応する設定情報を前記自己の情報表示装置用の設定情報とすることを特徴とする請求項6又は7に記載の情報表示装置。
  10. 前記設定管理部は、
    前記第1の制御パラメータと前記自己の情報表示装置を制御するための第2の制御パラメータとを比較し、前記定められた設定情報に対応する第1の制御パラメータと一致する第2の制御パラメータが検出されなかった場合であって、該定められた設定情報に対応する第1の制御パラメータより大きい値を有する第2の制御パラメータが存在しない場合、該第2の制御パラメータの最大値に対応する設定情報を前記自己の情報表示装置用の設定情報とすることを特徴とする請求項6又は7に記載の情報表示装置。
  11. 前記設定管理部は、
    前記設定管理情報に基づき前記位置情報に対応する設定情報を定める際、該設定管理情報に含まれる時間帯情報を用いて現在時刻を含む時間帯の設定情報を定めることを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の情報表示装置。
  12. 前記設定管理部は、
    前記設定管理情報に基づき前記位置情報に対応する設定情報を定める際、該設定管理情報に含まれる明るさ情報を用いて現在の明るさに一致する又は現在の明るさより大きい明るさ情報のうちの最小値の設定情報を定めることを特徴とする請求項1〜11のいずれか一項に記載の情報表示装置。
  13. 前記制御部は、
    前記設定情報を使用して前記表示部の光量を制御することを特徴とする請求項1〜12のいずれか一項に記載の情報表示装置。
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