JP5964402B2 - 配電用工具 - Google Patents
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しかし、ねじ軸に設けられた雄ねじ部は、先端から末端まで比較的短い一定のピッチを有しており、ねじ軸の先端を電線等に当接させてこれを完全に締め付けるまでには、多数回に亘ってねじ軸を回動させることが必要であった。その結果、握力の低下や作業の長時間化を招き、作業者の疲労が増大したり、作業効率が低下したりするという課題があった。さらに、この疲労増大によって、締め付け作業の途中に、電線挟持部が電線から外れて落下し、作業の確実性や安全性を損なう場合があるという課題もあった。
したがって、このような課題を解決するためには、例えば、電線等に対する締め付けを開始する際、ねじ軸を粗動させることにより迅速な締め付けを可能とするとともに、電線等にねじ軸の先端が当接する直前には、ねじ軸を微動させることにより正確な締め付けを可能とする手段が必要となる。
そこで、このような解決手段として、近年、先端工具に関する技術ではないものの、ねじ軸を迅速かつ正確に回動させるための技術が開発されており、それに関して既に考案が開示されている。
以下、特許文献1に開示された考案について説明する。特許文献1に開示された測量機回転軸の微動固定装置に関する考案は、測量機本体に螺合した微動ネジ筒と、微動ネジ筒に同軸に螺合した微動ツマミと、微動ツマミの微動ネジ筒に対する一方向への回転によって係合し、以後同方向の回転においては微動ツマミと微動ネジ筒とを一体に回転させる第1のストッパ手段と、微動ツマミの微動ネジ筒に対する他方向への回転によって係合し、以後同方向の回転によって微動ツマミと微動ネジ筒とを一体に回転させる第2のストッパ手段と、微動ツマミの微動ネジ筒に対する螺進螺退運動を縮小して測量機の固定軸の軸方向進退運動に変換するとともに微動ツマミと微動ネジ筒の一体の螺進螺退運動をそのまま固定軸の軸方向進退運動に伝達する変換伝達手段と、からなることを特徴とする。
このような特徴を備えた測量機回転軸の微動固定装置においては、微動ツマミを一方向へ回転させると、第1のストッパ手段を介して微動ネジ筒が微動ツマミと一緒に粗動ネジによって螺進し、変換伝達手段によって固定軸が押圧される。また、微動ツマミを他方向へ回転させると、第2のストッパ手段を介して微動ツマミは微動ネジによって螺進し、変換伝達手段によってこの螺進量が縮小され固定軸に伝達される。したがって、視準作業が正確かつ迅速となり、作業性の良い精密測量が可能となる。
これに対し、間接活線工具を介して配電用工具を操作する場合、このような微調整を伴う回動操作を行うことは、通常困難である。したがって、微動固定装置を配電用工具に対し容易に適用することはできない。
上記構成の配電用工具においては、例えば、係止部材と軸体による電線の挟持を開始する際には、まず屈曲部を電線の上から係止し、次いで筒状体の軸孔の他端面から軸孔に挿入された軸体を、間接活線工具を回動操作することで一方向に回動させると、軸孔に形成された第1の雌ねじ部に対して軸体に形成された第1の雄ねじ部が螺合する。そのため、軸体は、屈曲部の内周側へ向かって軸孔の長手方向に沿ってスライドする。
そして、そのまま軸体のスライドを継続させると、第1の雌ねじ部に対する第1の雄ねじ部の螺合に代わって、軸孔に形成された第2の雌ねじ部に対して軸体に形成された第2の雄ねじ部が螺合し、軸体はさらに屈曲部の内周側へ向かってスライドする。その結果、屈曲部と軸体との間に電線が挟持される。
一方、係止部材と軸体による電線の挟持を解除する際には、前述した方向と逆の方向に間接活線工具を操作して軸体を回動させると、第2の雌ねじ部に対する第2の雄ねじ部の螺合が継続されつつ、軸体は屈曲部の内周側から離隔する方向へスライドする。その結果、屈曲部と軸体との間から電線が自在に取り外される。
さらに、第1の雄ねじ部のピッチが第2の雄ねじ部のピッチよりも長い場合では、第1の雄ねじ部が第1の雌ねじ部に螺合すると同時に、第2の雄ねじ部が第2の雌ねじ部に螺合すると、軸体の回動が不可能となることから、第1の雄ねじ部が第1の雌ねじ部に螺合する場合は、第2の雄ねじ部が第2の雌ねじ部に螺合しないように構成されることが必要となる。
このような構成の配電用工具において、「リード角」とはねじ面の傾斜を表す角度である。
上記構成の配電用工具においては、請求項1記載の発明の作用に加えて、第1及び第2の雄ねじ部の各ねじ面の摩擦係数が同等であり、第1の雄ねじ部にかかる荷重と第2の雄ねじ部にかかる荷重がほぼ同等の場合に、第2の雄ねじ部を締め付けるに必要な力の方が、第1の雄ねじ部を締め付けるに必要な力よりも、小さい。すなわち、第2の雄ねじ部の方が第1の雄ねじ部よりも締め付け易い傾向となる。
また、上記の条件下では、第2の雄ねじ部を緩めるに必要な力の方が、第1の雄ねじ部を緩めるに必要な力よりも、大きい。すなわち、第2の雄ねじ部の方が第1の雄ねじ部よりも緩み難い傾向となる。
このような構成の配電用工具においては、請求項1又は請求項2記載の発明の作用に加えて、軸孔に形成された第1の雌ねじ部に第1の雄ねじ部が螺合すると同時に、第2の雌ねじ部に第2の雄ねじ部が螺合するという状態が回避されるため、第1の雌ねじ部に対する第1の雄ねじ部の螺合と、第2の雌ねじ部に対する第2の雄ねじ部の螺合と、が互いに独立して行われる。したがって、軸体の粗動と微動とが交互に可能となる。
このような構成の配電用工具においては、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の発明の作用に加えて、弾性体が可動端部を軸体に接近させる方向に付勢することから、常に、可動端部が軸体に側方から接触することとなる。すなわち、軸体の表面が複数の可動部材によって均等に押圧され、軸孔に対して軸体が傾斜することが防止される。
このような構成の配電用工具においては、請求項3,4記載の発明の作用に加えて、複数の係合溝に可動端部が係合されるため、第1の雄ねじ部の第1の雌ねじ部に対する螺合と、第2の雄ねじ部の第2の雌ねじ部に対する螺合と、がそれぞれ緩んで、軸体が係止部材から離れる方向に降下することが防止される。また、第1の雄ねじ部の方が第2の雄ねじ部よりもリード角が大であってより緩み易いため、この降下防止作用はより顕著である。
さらに、軸体のスライドを開始した際、軸体は粗動することから、軸体が比較的短い一定のピッチを有している従来技術と比較して、軸体がそれぞれ同じ距離をスライドする場合に必要な回動数を減少させることが可能である。そのため、作業量が減少し、作業者の疲労を軽減することができる。また、屈曲部と軸体との間に電線が挟持される直前等には、軸体は微動することから、より正確に電線等に対し軸体を当接させることが可能であるとともに、この後の過度の締め付けによる電線等の損傷を防止することができる。
また、本請求項記載の配電用工具は、係止部材と、筒状体と、軸体と、からなる簡易な構成である。したがって、本請求項記載の配電用工具を、比較的容易に、かつ安価に製造することができる。
図1(a)及び図1(b)に示すように、本発明の第1の実施例に係る配電用工具1は、間接活線工具50の先端50aに取付具51を介して装着される配電用工具であって、電線52に対して係止可能な屈曲部3を有する係止部材2と、この係止部材2を端面4aにおいて支持するとともに、この端面4aと端面4bに開口する軸孔5が穿設される筒状体4と、端部6aが屈曲部3の内周側3aへ対向し、端部6bが取付具51に連結されるとともに、軸孔5の内部へ挿入され、この軸孔5の長手方向に沿ってスライドする軸体6と、を備える。
軸孔5は、筒状体4の端面4a及び端面4b寄りに、それぞれ雌ねじ部7,8が形成される。雌ねじ部7,8のピッチは、それぞれP3,P4であり、ピッチP3はピッチP4よりも長い。さらに、ねじ山の高さについては雌ねじ部8の方が雌ねじ部7よりも高く、ねじ山の角度については雌ねじ部8の方が雌ねじ部7よりも小さい。
そして、軸体6は、端部6a及び端部6b寄りに、雌ねじ部7,8にそれぞれ螺合する雄ねじ部9,10が形成される。さらに、端部6aには、電線52を押圧する押圧部11が取り付けられる。この押圧部11は軸体6と共回りする構成である。
また、軸孔5の長さL1は、雄ねじ部9の末端から雄ねじ部10の先端までの長さL2と等しい。
なお、間接活線工具50と軸体6は、いずれも同一の長手方向に沿った中心軸Cを有する。
図2に示すように、軸体6に形成された雄ねじ部9のピッチP1は、雄ねじ部10のピッチP2よりも長い。そのため、雄ねじ部9が雌ねじ部7に螺合すると同時に、雄ねじ部10が雌ねじ部8に螺合すると、軸体6の中心軸Cを中心とする回動が不可能となることから、雄ねじ部9が雌ねじ部7に螺合する場合は、雄ねじ部10が雌ねじ部8に螺合しないように構成されることが必要となる。この構成については、図3において詳細に説明する。
また、ねじ山の高さについては雄ねじ部10の方が雄ねじ部9よりも高く、ねじ山の角度については雄ねじ部10の方が雄ねじ部9よりも小さく、また雄ねじ部9の長さと雄ねじ部10の長さはほぼ等しい。
さらに、雄ねじ部10のリード角θ2は、雄ねじ部9のリード角θ1よりも小である。具体的には、リード角θ2は5度であり、リード角θ1は25度である。
なお、雄ねじ部9の有効径d1の長さと雄ねじ部10の有効径d2の長さの関係は、(d1/d2)=2/3である。なお、有効径とは、ねじ溝の幅がねじ山の幅に等しくなるような仮想的な円筒の直径である。したがって、雄ねじ部10のピッチP2に対する雄ねじ部9のピッチP1の比率Kは、約3.6となる。ただし、比率K=(P1/P2)=(d1/d2)・[(tanθ1)/(tanθ2)]によって算出される。したがって、雄ねじ部9,10がそれぞれ螺合する雌ねじ部7,8におけるピッチの比率(P3/P4)も、約3.6である。
図3(a)乃至図3(c)は、いずれも電線52に係止部材2の屈曲部3が係止され、筒状体4の軸孔5の内部に軸体6が挿入された状態を示している。
このうち、図3(a)に示すように、係止部材2と押圧部11による電線52の挟持を開始する際には、筒状体4の雌ねじ部7と軸体6の雄ねじ部9が螺合し、押圧部11と電線52との間隔Hが最大となっている。このとき、間接活線工具50の中心軸Cを中心としてこれをα方向へ回動させると、軸体6が屈曲部3の内周側3aの方向に向かって上昇する。
また、間接活線工具50をβ方向へ回動させることで、軸体6が電線52から離隔する方向へ下降し、係止部材2と押圧部11による電線52の挟持が解除される。さらに、間接活線工具50のβ方向への回動を継続することによって、軸体6は図3(a)に示される配置に戻る。
また、雄ねじ部10のリード角θ2は、雄ねじ部9のリード角θ1よりも小である(図2参照)ために、雄ねじ部9を締め付ける力の方が雄ねじ部10を締め付ける力よりも強い力が必要となるが、雄ねじ部10の方が雄ねじ部9よりもそれぞれ雌ねじ部8及び雌ねじ部7に対して緩み難い。よって、図3(c)に示すように、押圧部11が電線52に当接した場合に、軸体6が電線52から離隔する方向へ下降することが防止される。
一方で、図3(c)から図3(a)の配置に戻る際には、雄ねじ部9を緩める力の方が雄ねじ部10を緩める力よりも弱い力で足りる。すなわち、雄ねじ部9の方が雄ねじ部10よりもそれぞれ雌ねじ部7及び雌ねじ部8に対して緩み易い。
さらに、有効径d1,d2の長さについては雄ねじ部10の有効径d2の方が雄ねじ部9の有効径d1よりも長く、ねじ山の高さについても雄ねじ部10の方が雄ねじ部9よりも高い。加えて、雄ねじ部9の長さと雄ねじ部10の長さはほぼ等しいことから、雄ねじ部9のねじ山にかかるせん断応力は、雄ねじ部10のねじ山にかかるせん断応力よりも大きくなる傾向にあると考えられる。
なぜなら、[せん断応力]=[中心軸C方向に沿った荷重/(π・おねじの山の径・ねじの全長)],[おねじの山の径]≒[有効径+ねじ山の高さ]で表わされるからである。したがって、雄ねじ部10の方が、雄ねじ部9よりも、中心軸C方向に沿った荷重に対する強度が高いものと考えられる。なお、電線52を締め付ける最終段階では、雄ねじ部10が雌ねじ部8に対して螺合しているので、雄ねじ部10の方が、雄ねじ部9よりも、中心軸C方向に沿った荷重に対する強度が高いことは、配電用工具1の破損防止という点で、特に有効である。
ただし、雄ねじ部9を締め付ける力の方が雄ねじ部10を締め付ける力よりも強い力が必要となる。しかし、このような場合は、間接活線工具50の回動を開始した直後であるため、作業者の疲労がなく、作業者の負担はそれほど重いものではないものと考えられる。また、図3(c)に示すように、電線52に押圧部11が当接する直前に、リード角θ2の小さい雄ねじ部10が雌ねじ部8に螺合しているので、小さい力で雄ねじ部10を締め付けることができる。このように、配電用工具1によれば、電線52の把持作業が完了する間際において、作業者の疲労を抑制することが可能である。
また、本実施例に係る配電用工具1は、係止部材2と、筒状体4と、軸体6と、からなる簡易な構成である。このうち、軸体6にはそれぞれピッチの異なる雄ねじ部9,10を形成し、筒状体4にはこれらがそれぞれ螺合する雌ねじ部7,8を形成することが必要であるが、このような雄ねじ部9,10や雌ねじ部7,8は、例えばダイスやタップといった金属加工用工具を使用した従来技術により形成される。したがって、配電用工具1を、比較的容易に、かつ安価に製造することができる。
図4に示すように、本発明の第2の実施例に係る配電用工具12は、筒状体13は、雌ねじ部7と雌ねじ部8との境界付近において、軸孔5の表面に開口部14aが開口するとともに、この開口部14aの反対側に奥部14bが設けられる複数の孔部14と、この複数の孔部14にそれぞれ収容される可動部材15と、を備える。
可動部材15は、開口部14aを通過して軸体6に接近又は軸体6から離隔する球形状の可動端部16と、一端17aがこの可動端部16に連結されるとともに他端17bが奥部14bの付近に固着され、この可動端部16を軸体に接近させる方向に付勢する弾性体17と、からなる。配電用工具12におけるこれ以外の構成については、実施例1に係る配電用工具1と同様である。
図5(a)に示すように、実施例2に係る配電用工具12においては、複数の孔部14は、軸孔5の長軸Dを中心として180度毎に配置される。なお、軸孔5の長軸Dと、軸体6の中心軸C(図1参照)は、同一軸である。
図5(b)に示すように、実施例2の第1の変形例に係る配電用工具12aにおいては、複数の孔部14は、軸孔5の長軸Dを中心として120度毎に配置される。配電用工具12aにおけるこれ以外の構成については、実施例2に係る配電用工具12と同様である。
図6(a)に示すように、実施例2に係る配電用工具12においては、後述する体部6cは、表面に凹凸部分等が形成されない円柱形状をなしている。
これに対し、図6(b)に示すように、実施例2の第2の変形例に係る配電用工具12bにおいては、軸体6は、雄ねじ部9の末端と雄ねじ部10の先端の間に体部6cが形成される。この体部6cは、可動端部16が係合可能な複数の係合溝18が、中心軸Cに沿って並列して形成される。配電用工具12bにおけるこれ以外の構成については、実施例2に係る配電用工具12と同様である。
本実施例の配電用工具12,12a,12bにおいては、可動端部16を軸体に接近させる方向に付勢する弾性体17によって、可動端部16は、軸体6の表面に側方から接触する。なお、図4に示すように、可動端部16が雄ねじ部9のねじ山に接触する際、弾性体17が収縮するので、可動端部16は、軸体6のスライドに伴い移動するねじ山を乗り越えることが可能である。すなわち、軸体6の形状や軸体6が軸孔5に対しスライドしている最中か否かに関わらず、可動端部16の軸体6に対する接触が継続される。
また、図5に示すように、複数の可動部材15は、軸孔5の長軸Dを中心として一定角度毎に配置される複数の孔部14にそれぞれ収容されるため、それぞれの可動端部16が軸体6に側方から接触すると、軸体6の中心軸Cと軸孔5の長軸Dとが一致した状態が保持されつつ、軸体6の表面が複数の可動部材15によって均等に押圧される。したがって、軸孔5に対して軸体6が傾斜することが防止される。ただし、軸体6に対する可動端部16の押圧は、軸体6のスライドや回動を阻害する程度に強いものではない。配電用工具12,12a,12bにおけるこれ以外の作用については、実施例1に係る配電用工具1と同様である。
Claims (5)
- 間接活線工具の取付具用先端に取付具を介して装着される配電用工具であって、
電線に対して係止可能な屈曲部を有する係止部材と、
この係止部材を一端面において支持するとともに、この一端面と他端面に開口する軸孔が穿設される筒状体と、
第1の端部が前記屈曲部の内周側へ対向し、第2の端部が前記取付具に連結されるとともに、前記軸孔の内部へ挿入され、この軸孔の長手方向に沿ってスライドする軸体と、を備え、
前記軸孔は、前記一端面及び前記他端面寄りに、それぞれ第1及び第2の雌ねじ部が形成され、
前記軸体は、前記第1の端部及び前記第2の端部寄りに、前記第1及び第2の雌ねじ部にそれぞれ螺合する第1及び第2の雄ねじ部が形成され、
前記第1の雄ねじ部のピッチは、前記第2の雄ねじ部のピッチよりも長く、
前記第1の雄ねじ部が前記第1の雌ねじ部に螺合する場合は、前記第2の雄ねじ部が前記第2の雌ねじ部に螺合しないように構成されることを特徴とする配電用工具。 - 前記第2の雄ねじ部のリード角は、前記第1の雄ねじ部のリード角よりも小であることを特徴とする請求項1記載の配電用工具。
- 前記軸孔の長さは、前記第1の雄ねじ部の末端から前記第2の雄ねじ部の先端までの長さ以下であることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の配電用工具。
- 前記筒状体は、前記第1の雌ねじ部と前記第2の雌ねじ部との境界付近において、
前記軸孔の表面に開口部が開口するとともに、この開口部の反対側に奥部が設けられる複数の孔部と、
この複数の孔部にそれぞれ収容される可動部材と、を備え、
前記複数の孔部は、前記軸孔の長軸を中心として一定角度毎に配置され、
前記可動部材は、前記開口部を通過して前記軸体に接近又は前記軸体から離隔する可動端部と、一端がこの可動端部に連結されるとともに他端が前記奥部の付近に固着され、前記可動端部を前記軸体に接近させる方向に付勢する弾性体と、からなることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の配電用工具。 - 前記筒状体は、前記第1の雌ねじ部と前記第2の雌ねじ部との境界付近において、
前記軸孔の表面に開口部が開口するとともに、この開口部の反対側に奥部が設けられる複数の孔部と、
この複数の孔部にそれぞれ収容される可動部材と、を備え、
前記複数の孔部は、前記軸孔の長軸を中心として一定角度毎に配置され、
前記可動部材は、前記開口部を通過して前記軸体に接近又は前記軸体から離隔する可動端部と、一端がこの可動端部に連結されるとともに他端が前記奥部の付近に固着され、前記可動端部を前記軸体に接近させる方向に付勢する弾性体と、からなり、
前記軸体は、前記第1の雄ねじ部の前記末端と前記第2の雄ねじ部の前記先端の間に体部が形成され、
この体部は、前記可動端部が係合可能な複数の係合溝が、その長手方向に沿って並列して形成されることを特徴とする請求項3記載の配電用工具。
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