JP5969966B2 - ロンジ配材取付装置 - Google Patents
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Description
板材上の所定位置に所定姿勢でロンジを位置決めして溶接する際に、ロンジの上面に押し当て可能なロンジ押当具を用いてロンジを板材に押し付ける一方、前記ロンジ押当具の左右両側に配されてロンジを左右に跨ぐようにして板材を吸着する一対の板材吸着具を用いて前記ロンジ押当具からロンジに付与される押付力に対抗する反力を板材に付与するようにしたロンジ配材取付装置において、
前記ロンジの左右側における板材の上下の傾きに倣うように前記一対の板材吸着具を前記ロンジの左右側に傾動させる傾動機構を設けることを特徴とするものである(第1発明)。
図1に示されるロンジ配材取付装置1は、コンベヤ2上に載置されている板材(鋼板材)3上の所定位置に所定姿勢で横断面がL形、T形またはI形(本例ではT形)の条材であるロンジ(鋼材ロンジ)4を位置決めして溶接する装置であって、Y軸駆動機構5,5によってY軸方向に走行自在でX軸方向に延設されるクレーンガーダ6を備えている。このクレーンガーダ6上には、2台のトロリ7,7が互いに所定間隔を有してX軸方向に走行自在に設置されている。
各トロリ7には、昇降機構8が装備され、この昇降機構8の昇降柱8aの下端側には、関節機構9およびY軸調整機構10を介して、X軸方向に延設される主ビーム11が吊り下げられている。
主ビーム11は、トロリ7,7によってX軸方向に移動され、昇降機構8,8によって上下方向(Z軸方向)に移動され、関節機構9,9によってX軸廻りの傾斜が可能となり、Y軸調整機構10,10によってY軸方向に調整移動される。
主ビーム11には、8基のロンジ吊上ユニット12,12,・・・、4基のセンタリングユニット13,13,13,13、3基の溶接ユニット14,14,14および11基の加圧ユニット15,15,・・・がそれぞれ所定の配置で装備されている。
図2(a)に示されるように、ロンジ吊上ユニット12は、電磁力の作用によってロンジ4を吸着する電磁吸着器21を備えている。この電磁吸着器21は、主ビーム11にチェーンホイスト22を介して昇降自在に支持されている。さらに、この電磁吸着器21は、チェーンホイスト22を挟んでX軸方向に並設される一対のばねバランサ23,23を介して主ビーム11に吊り下げ支持されており、これらばねバランサ23,23による平衡強制力の作用にてX軸方向に平行に保たれるようになっている。
図2(b)に示されるように、センタリングユニット13は、主ビーム11に2段位置決め機構24を介して設けられる側面クランパ25を備えて構成されている。
側面クランパ25は、ロンジ4の長辺側の面を押しローラ25aと支えローラ25bとによって挟持してロンジ4を垂直に立てる役目をする。この側面クランパ25の高さ位置は、2段位置決め機構24により、ロンジ4の長辺長さに応じて2段階に位置決めされる。
図2(c)に示されるように、溶接ユニット14は、主ビーム11にX軸駆動機構26を介して吊り下げられる基台27を備えている。
基台27には、昇降機構28を介してトーチベース29が設けられ、トーチベース29には、押出機構30によってロンジ4をY軸方向で挟むように押し出される脚部材31が設けられ、脚部材31の下端部には、板材3とロンジ4との間の隅(交叉のコーナ)を溶接するための溶接トーチ32が設けられている。
この溶接ユニット14においては、板材3とロンジ4との隅肉溶接を所定ピッチで実行し、所定長さに亘って仮付け溶接することができるようになっている。
加圧ユニット15は、反力付与装置40と、ロンジ押付装置41とが組み合わされて構成されている。
反力付与装置40は、主ビーム11に沿ってX軸方向に移動自在なキャリア42と、このキャリア42の下方に配される昇降体43とを備えている。
各エアシリンダ44a,44bとキャリア42とは、ヒンジ47a,47bを介して接合されている。ヒンジ47a,47bは、エアシリンダ本体に設けられた一対の支軸45,45が、キャリア42に設けられたブラケット48に回動自在に支持されることによって構成されている。
昇降体43の下面側には、一対の板材吸着具58a,58bが吊り下げられている。これら板材吸着具58a,58bは、板材3上でX方向に沿って置かれるロンジ4を間に挟むようにして受け入れるのに十分な距離を有してY軸方向に並設されている。
引上棒59側のブラケット61と磁石体60側の一対のブラケット62a,62bとは、ピン63によって連結されている。
ブラケット61とピン63との間には、スラストブシュ64aを備えたスライド機構付きの球面軸受64が介在されている。球面軸受64は、ピン63の任意の方向の傾動運動を支持する役目をするのは勿論のこと、ピン63の軸線方向の運動や、ピン63の軸線回りの運動を支持する役目も兼ねるものであり、この球面軸受64により、引上棒59に対し磁石体60が、任意の方向に傾動可能であるのは言うまでもなく、ピン63の軸線に沿ってY軸方向にスライド可能であるとともに、ピン63の軸線を基準としてX軸方向に揺動可能とされている。
こうして、ピン63の両端部分に嵌められた圧縮コイルばね65a,65bのそれぞれの付勢力を磁石体60に対し作用させることにより、磁石体60にY軸方向の負荷が作用しないときに、磁石体60をそのY軸方向の中心部が引上棒59の真下である中立位置に位置させるようにされている。
図3に示されるように、反力付与装置40においては、キャリア42、昇降体43、一対のエアシリンダ44a,44bおよび4つのヒンジ47a,47b,55a,55bによる四節リンク、並びに昇降体43の傾動を許容しつつリニアシャフト51と昇降体43とを連結するフローティングジョイン53によって一対の板材吸着具58a,58bをロンジ4の左右側に傾動させる傾動機構67が構築されている。
図7に示されるように、ロンジ押付装置41は、板材3にロンジ4を押し付ける装置であって、図4に示されるように、減速機68を介して昇降体43に装着されるロンジ押当具69を備えている。このロンジ押当具69は、昇降体43の下面中央部に設けられた挿通孔70を通して昇降体43の内部からロンジ4の上面に向かって突出可能に配される棒状部材であり、上下方向に延設されてその外周にねじ部が設けられてなる押当棒71と、この押当棒71の下端側に配される当接部72とを備えて構成されている。
押当座73の上面側には、ブラケット75が突設され、このブラケット75を挟むようにY軸方向に所定間隔を有して一対のブラケット76a,76bが押当棒71の下端側に垂設されている。
押当座73側のブラケット75と押当棒71側の一対のブラケット76a,76bとは、ピン77によって連結されている。
ブラケット75とピン77との間には、球面軸受78が介在されており、この球面軸受78により、押当棒71に対し当接部72が、任意の方向に傾動可能であるとともに、ピン77の軸線を基準としてX軸方向に揺動可能とされている。
まず、Y軸駆動機構5,5にてクレーンガーダ6をY軸方向に走らせてロンジ配材取付装置1を図示されないロンジ置場まで移動させ、そのロンジ置場に置かれているロンジ4の短辺側の面を電磁吸着器21(図2(a)参照)で吸着し、ホイスト22(図2(a)参照)の巻き上げにより上昇させてロンジ4を所定高さで止め、側面クランパ25(図2(b)参照)でロンジ4の長辺側の面を挟持してロンジ4を垂直に立てる。
次いで、Y軸駆動機構5,5によるクレーンガーダ6と昇降機構8,8の協働にてロンジ4を板材3のマーキング位置近傍まで移動させ、ロンジ4の最下端をマーキング位置の真上で平行になるようにY軸調整機構10,10にて主ビーム11の位置を調整する。このとき、ロンジ4は、その最下端が板材3の上表面からわずかに離れた高さ位置に止められる。
次いで、図6に示されるように、一対のエアシリンダ44a,44bを伸長させて昇降体43を下降させ、一対の板材吸着具58a,58bのそれぞれの磁石体60,60が板材3に接触した所でその昇降体43の下降動作を停止させる。
次いで、電動モータ80(図4参照)を一方向に回転作動させてロンジ押当具69をロンジ4の上面に向かって下降させ、図7に示されるように、ロンジ押当具69における当接部72がロンジ4の上面に接触した所でそのロンジ押当具69の下降動作を一旦停止させる。
こうして、ロンジ押付装置41によって板材3にロンジ4を押し付け、この押付力に対抗する反力を反力付与装置40によって板材3に付与することにより、板材3とロンジ4との間に隙間を生じさせることなく、ロンジ4の全体を板材3に密着させる。
そして、電磁吸着器21(図2(a)参照)への通電を遮断した後、板材3とロンジ4との隅肉溶接を3基の溶接ユニット14,14,14で実行し、各溶接ユニット14あたり所定長さに亘って仮付け溶接する。
図8に示されるように、ロンジ4の左右側で板材3の一方側(図8において左側)が他方側(同図において右側)よりも相対的に低くなるように板材3が上下に傾いている場合のロンジ加圧動作は以下の通りである。
本実施形態のロンジ配材取付装置1によれば、ロンジ4の左右側において板材3が上下に傾いている場合でも、その板材3の上下の傾きに倣うように一対の板材吸着具58a,58bが傾動機構67によってロンジ4の左右側に傾動されるので、板材3を一対の板材吸着具58a,58bで確実に吸着することができる。これにより、板材3にロンジ4を押し付けると同時にその押付力に対抗する反力を板材3に確実に付与して板材3とロンジ4との間に隙間が生じるのを確実に防ぐことができ、板材3へのロンジ4の溶接を適切に行うことができる。
また、引上棒59に対し磁石体60がロンジ4の左右方向にスライド可能とされるので、図8,9に示されるように、傾きに合わせて磁石体60のスライド位置が変わり、一対の板材吸着具58a,58bをロンジ4の左右側に傾動させて板材3に接触させる動作をよりスムーズに行うことができる。
3 板材
4 ロンジ
40 反力付与装置
41 ロンジ押付装置
42 キャリア
44a,44b エアシリンダ
47a,47b ヒンジ(キャリア側)
55a,55b ヒンジ(昇降体側)
58a,58b 板材吸着具
59 引上棒
60 磁石体
67 傾動機構
69 ロンジ押当具
Claims (2)
- 板材上の所定位置に所定姿勢でロンジを位置決めして溶接する際に、ロンジの上面に押し当て可能なロンジ押当具を用いてロンジを板材に押し付ける一方、前記ロンジ押当具の左右両側に配されてロンジを左右に跨ぐようにして板材を吸着する一対の板材吸着具を用いて前記ロンジ押当具からロンジに付与される押付力に対抗する反力を板材に付与するようにしたロンジ配材取付装置において、
前記ロンジの左右側における板材の上下の傾きに倣うように前記一対の板材吸着具を前記ロンジの左右側に傾動させる傾動機構を設けることを特徴とするロンジ配材取付装置。 - 各板材吸着具は、上下方向に延設される引上棒の下端側に磁石体がその引上棒に対し前記ロンジの左右方向にスライド可能に装着されてなるものである請求項1に記載のロンジ配材取付装置。
Priority Applications (1)
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| JP2013193201A JP5969966B2 (ja) | 2013-09-18 | 2013-09-18 | ロンジ配材取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2013193201A JP5969966B2 (ja) | 2013-09-18 | 2013-09-18 | ロンジ配材取付装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
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| JP5969966B2 true JP5969966B2 (ja) | 2016-08-17 |
Family
ID=52816404
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP2013193201A Active JP5969966B2 (ja) | 2013-09-18 | 2013-09-18 | ロンジ配材取付装置 |
Country Status (1)
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2013
- 2013-09-18 JP JP2013193201A patent/JP5969966B2/ja active Active
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