JP5979722B2 - 加熱設備の温度制御システムおよびその温度制御方法 - Google Patents
加熱設備の温度制御システムおよびその温度制御方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5979722B2 JP5979722B2 JP2013119910A JP2013119910A JP5979722B2 JP 5979722 B2 JP5979722 B2 JP 5979722B2 JP 2013119910 A JP2013119910 A JP 2013119910A JP 2013119910 A JP2013119910 A JP 2013119910A JP 5979722 B2 JP5979722 B2 JP 5979722B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating
- exhaust
- hot air
- furnace
- damper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Incineration Of Waste (AREA)
Description
特許文献1には、その従来の技術として、乾燥炉あるいは発泡炉などの中低温の熱で稼働される熱設備101に対して中低温の熱風を供給する熱風炉102と、この熱風炉102から供給される熱風を利用してワークWに対して所定の乾燥や発泡作業を実施する熱設備101で発生した臭気ガスを取り出して燃焼ないし熱分解させて脱臭する脱臭炉103とから構成された脱臭システムが記載されている(0002)。
また、請求項13の加熱設備の温度制御方法に係る発明は、上記目的を達成するため、内部に所定の温度の熱風が供給される加熱炉と、該加熱炉から排出した熱風を設定温度となるよう所定の出力で加熱して前記加熱炉に還流させる加熱手段と、前記加熱炉で発生したガスを捕集して燃焼処理するガス燃焼処理炉とを備えた加熱設備の温度制御方法であって、前記ガス燃焼処理炉から排出された排気の熱を、前記加熱炉から前記加熱手段へ送られる熱風に伝熱させる循環熱風加熱用熱交換器と、前記ガス燃焼処理炉から排出された排気の前記循環熱風加熱用熱交換器への供給を制御する排気供給制御ダンパと、前記ガス燃焼処理炉から排出された排気を前記循環熱風加熱用熱交換器に送るための流路に設けられて、前記循環熱風加熱用熱交換器に送る排気の流量を調整する排気バランスダンパと、を設けておき、前記加熱手段の出力に基づいて前記排気供給制御ダンパおよび排気バランスダンパの開閉を制御することを特徴とする。
請求項1の加熱設備の温度制御システムに係る発明によれば、設定温度に対して加熱手段によって加熱されて加熱炉に還流される熱風の温度に応じて、加熱手段の出力を制御するとともに、この出力に応じて排気供給制御ダンパの開閉を制御し、またガス燃焼処理炉の風量を調整して安定して保つよう排気バランスダンパの開閉を制御するため、簡単な構成で、ガス燃焼処理炉から排出された排気の熱を効率よく回収して利用することができ、したがって、加熱手段の出力を必要最小限に抑えることができ、また、加熱炉の温度を応答性がよく高い精度で制御することができる。そして、従来の技術のように蓄熱体を設けることに起因して必要であった大きなスペースや設備コストを低減することができる。
また、請求項13の加熱設備の温度制御方法に係る発明では、循環熱風加熱用熱交換器と、排気供給制御ダンパおよび排気バランスダンパとを設けておき、設定温度に対して加熱手段によって加熱されて加熱炉に還流される熱風の温度に応じて、加熱手段の出力を制御する。そして、前記加熱手段の出力に基づいて前記排気供給制御ダンパおよび排気バランスダンパの開閉を制御する。このとき、排気供給制御ダンパを開くよう制御すると、ガス燃焼処理炉から排出される排気の風量が減少するよう変動し、排気供給制御ダンパを閉じるよう制御すると、ガス燃焼処理炉から排出される排気の風量が増大するよう変動する傾向が生じる。しかしながら、これらの変動の傾向は、いずれの場合でも、排気バランスダンパを補正調整するようその開閉を制御することにより回避され、ガス燃焼処理炉から排出され循環熱風加熱用熱交換器に供給される排気の風量が大きく変動することなく、安定した風量に保たれる。
請求項13の加熱設備の温度制御方法に係る発明によれば、設定温度に対して加熱手段によって加熱されて加熱炉に還流される熱風の温度に応じて、加熱手段の出力を制御するとともに、この出力に応じて排気供給制御ダンパの開閉を制御し、またガス燃焼処理炉の風量を安定して保つよう排気バランスダンパの開閉を制御するため、簡単な構成で、ガス燃焼処理炉から排出された排気の熱を効率よく回収して利用することができ、したがって、加熱手段の出力を必要最小限に抑えることができ、また、加熱炉の温度を応答性がよく高い精度で制御することができる。そして、従来の技術のように蓄熱体を設けることに起因して必要であった大きなスペースや設備コストを低減することができる。
請求項2の加熱設備の温度制御システムに係る発明は、請求項1に記載の発明において、前記ダンパ制御手段は、前記加熱手段の出力と、前記排気供給制御ダンパの開閉を判断するために予め設定された加熱手段の出力の上限値および下限値とを比較することにより、前記排気供給制御ダンパの開閉を制御し、また、前記ガス燃焼処理炉から排出される排気の風量を調整するよう前記排気バランスダンパの開閉を制御するものであることを特徴とする。
請求項2の発明では、排気供給制御ダンパの開閉を判断するために、加熱手段の出力の上限値および下限値を予め設定し、ダンパ制御手段に入力しておく。ダンパ制御手段は、設定温度に対して加熱炉から排出した熱風と加熱手段によって加熱されて加熱炉に還流される熱風との温度に基づいて制御される加熱手段の出力を、その上限値および下限値と比較する。加熱手段の出力が設定された下限値よりも低い場合には、ダンパ制御手段によって排気供給制御ダンパを閉じるように制御し、ガス燃焼処理炉から排出される排気の循環熱風加熱用熱交換器への供給量を減少させる。加熱手段の出力が設定された上限値よりも高い場合には、ダンパ制御手段によって排気供給制御ダンパを開くように制御し、ガス燃焼処理炉から排出される排気の循環熱風加熱用熱交換器への供給量を増大させる。また、加熱手段の出力が設定された下限値以上上限値以下の範囲にある場合には、ダンパ制御手段によって排気供給制御ダンパの動作を禁止するよう制御する。排気供給制御ダンパの開閉を容易に且つ確実に応答性よく高い精度で制御することが具現化できる。また、上記のいずれの場合でも、排気供給制御ダンパの動作によって引き起こされたガス燃焼処理炉から排出される排気の風量の変化は、ダンパ制御手段によって排気バランスダンパが補正動作することにより、予め決められた上限値と下限値とによって定められた変動範囲に収束される。そのため、ガス燃焼処理炉の風量が大きく変動することなく、安定した状態に保たれる。
請求項3の発明では、ダンパ制御手段に、一定値または所定の範囲のガス燃焼処理炉から排出される排気の風量が設定され、入力されている。この風量を所定の範囲とする場合には、その風量の上限値および下限値が設定される。ガス燃焼処理炉から排出される排気の風量が設定された下限値よりも低い場合には、ダンパ制御手段によって排気バランスダンパを閉じるように制御し、ガス燃焼処理炉から排出される排気の循環熱風加熱用熱交換器への供給量を増大させる。風量が設定された上限値よりも高い場合には、ダンパ制御手段によって排気バランスダンパを開くように制御し、ガス燃焼処理炉から排出される排気の循環熱風加熱用熱交換器への供給量を減少させる。また、風量が設定された下限値以上上限値以下の範囲にある場合には、ダンパ制御手段によって排気バランスダンパの動作を禁止するよう制御する。これにより、排気供給制御ダンパの動作によって引き起こされることとなるガス燃焼処理炉から排出される排気の風量の変化を補正して、風量を予め決められた変動範囲に収束させ、安定に保つことが具現化できる。
請求項4の発明では、ガス加熱用熱交換器により、ガス燃焼処理炉から排出される排気の熱を、加熱炉から捕集してガス燃焼処理炉で燃焼処理するガスに伝熱させる。加熱炉から捕集したガスを予め加熱した状態となることから、かかるガスをガス燃焼処理炉で確実に燃焼処理することができるとともに、ガス燃焼処理炉に必要なエネルギーを低減させることができる。
請求項5の発明では、空気添加手段により加熱炉から排出され循環熱風加熱用熱交換器に送られる熱風に大気中の新鮮な空気を添加する場合に、添加空気加熱用熱交換器が、ガス燃焼処理炉から排出され循環熱風加熱用熱交換器で加熱炉から加熱手段に送られる熱風に伝熱させた排気の熱を、さらに、空気添加手段により添加される空気に伝熱させることから、ガス燃焼処理炉から排出された排気の熱をさらに効率よく回収して利用することができ、したがって、加熱手段の出力を必要最小限に抑えることができ、また、加熱炉の温度を精度よく制御することができる。
請求項6の発明では、加熱炉がその熱需要によって区分された複数のゾーンを設定され、各ゾーン毎の熱需要に応じて設定された温度の熱風を供給する。そのため、各ゾーン毎に、前記加熱手段と、前記循環熱風加熱用熱交換器と、前記排気供給制御ダンパとがそれぞれ設けられる。各ゾーンの加熱手段が設定値よりも高い場合には、そのゾーンと対応する排気供給制御ダンパを開くように制御して、ガス燃焼処理炉から排出される排気をそのゾーンと対応する循環熱風加熱用熱交換器に供給し、ガス燃焼処理炉から排出された排気の熱をそのゾーンから加熱手段に送られる熱風に伝熱させる。一方、各ゾーンの加熱手段の出力が設定値とほぼ等しい場合には、排気供給制御ダンパの開度を維持して、ガス燃焼処理炉から排出される排気の熱を循環熱風加熱用熱交換器によってそのゾーンから対応する加熱手段に送られる熱風に伝熱させる量を維持する。また、各ゾーンの加熱手段の出力が設定値よりも低い場合には、そのゾーンと対応する排気供給制御ダンパを閉じるように制御して開度を低下させ、ガス燃焼処理炉から排出された排気の熱を、そのゾーンから対応する加熱手段に送られる熱風に対して循環熱風加熱用熱交換器によって伝熱させる量を減少させる。上記いずれの場合でも、各ゾーンにおいて、排気バランスダンパを補正調整するようその開閉を制御することにより、排気供給制御ダンパの開閉に伴って風量が大きく変動することなく、安定した風量に保たれる。
請求項6によれば、熱需要の大きさによって区分された各ゾーンの加熱手段によって加熱されて加熱炉に還流される熱風との温度に応じて、排気供給制御ダンパの開閉を制御することによって、ガス燃焼処理炉から排出された排気を循環熱風加熱用熱交換器に供給して各ゾーンから対応する加熱手段へ送られる熱風に伝熱させることができる。そのため、簡単な構成で、加熱炉を区分され設定された複数のゾーンの熱需要に応じて、ガス燃焼処理炉から排出された排気の熱を効率よく回収して利用することができ、したがって、加熱手段の出力を必要最小限に抑えることができ、また、各ゾーンの温度を応答性よく高い精度で制御することができる。
請求項7の発明では、加熱炉の区分された複数のゾーンによって熱需要が異なる場合、かかるゾーンのうちで熱需要の多いゾーンと対応する循環熱風加熱用熱交換器から順に、ガス燃焼処理炉から排出された排気を供給して、必要に応じてその熱を各ゾーンから加熱手段へ送られる熱風に順に伝熱させることができ、したがって、加熱炉内のゾーンによって異なる熱需要に応じて、ガス燃焼処理炉から排出された排気の熱を効率よく回収して利用して熱風の温度を調整し、各ゾーンに供給することができる。
請求項8の発明では、加熱炉の区分された複数のゾーンの熱需要が同じである場合、ガス燃焼処理炉から排出された排気の熱を、複数のゾーンの前記循環熱風加熱用熱交換器に並列で分配供給することにより、各ゾーンの循環熱風加熱用熱交換器にガス燃焼処理炉から排出された排気を均等に供給して、必要に応じてその熱を各ゾーンから加熱手段へ送られる熱風に均等に伝熱させることができ、したがって、ガス燃焼処理炉から排出された排気の熱を効率よく回収して利用して熱風の温度を調整し、各ゾーンに供給することができる。
請求項9の発明では、加熱手段の出力を、前記加熱炉から排出した熱風の温度を測定する排出温度測定手段と、前記加熱炉に還流させる熱風の温度を測定する還流温度測定手段との少なくともいずれか一方の測定結果に基づいて調整する。そのため、加熱手段の出力を正確に調整して、加熱炉に還流させる熱風の温度を精度よく制御することが具現化できる。
請求項10の発明では、風量測定手段により前記ガス燃焼処理炉と前記排気バランスダンパとの間の経路により前記循環熱風加熱用熱交換器に送られる排気の風量を測定する。そして、前記ダンパ制御手段は、前記加熱手段の出力に基づいて前記排気供給制御ダンパの開閉を制御するとともに、前記風量測定手段の測定結果に基づいて前記排気バランスダンパの開閉を制御する。これにより、ガス燃焼処理炉から排出される排気を安定した風量で送ることが具現化される。
請求項11の発明では、排気バランスダンパの開閉を判断するために、前記ガス燃焼処理炉と前記排気バランスダンパとの間における排気の流量の上限値および下限値を予め設定し、ダンパ制御手段に入力しておく。風量測定手段により測定された前記ガス燃焼処理炉と前記排気バランスダンパとの間の経路により送られる排気の風量の測定結果を、予め入力された風量の上限値および下限値と比較する。風量の測定結果が設定された下限値よりも低い場合には、ダンパ制御手段によって排気バランスダンパを閉じるように制御し、ガス燃焼処理炉から排出され循環熱風加熱用熱交換器および排気供給制御ダンパに送られる排気の風量を増大させる。風量の測定結果が設定された上限値よりも高い場合には、ダンパ制御手段によって排気バランスダンパを開くように制御し、ガス燃焼処理炉から排出され循環熱風加熱用熱交換器および排気供給制御ダンパに送られる排気の風量を減少させる。また、風量の測定結果が設定された下限値以上上限値以下の範囲にある場合には、ダンパ制御手段によって排気バランスダンパを閉じるように制御し、ガス燃焼処理炉から排出され循環熱風加熱用熱交換器および排気供給制御ダンパに送られる排気の風量を増大させる。ダンパ制御手段によって排気バランスダンパの動作を禁止するよう制御する。排気バランスダンパの開閉を容易に且つ確実に応答性よく高い精度で制御して、排気供給制御ダンパの動作に関わらず、排気を上限値と下限値との間の範囲の安定した風量で送ることが具現化できる。
請求項12の発明では、前記排気供給制御ダンパの開閉による排気の風量の変化と、前記排気バランスダンパの開閉による排気の風量の変化とが反比例することを利用して、前記ダンパ制御手段は、前記排気供給制御ダンパの開閉動作と前記排気バランスダンパの開閉動作とが逆となるよう制御する。そのため、排気供給制御ダンパと排気バランスダンパとを開閉させる制御が単純化され容易となる。
請求項14の発明では、排気供給制御ダンパの開閉を判断するために、加熱手段の出力の上限値および下限値を予め設定しておく。設定温度に対して加熱炉から排出した熱風と加熱手段によって加熱されて加熱炉に還流される熱風との温度にに基づいて加熱手段の出力を制御し、そして、この加熱手段の出力とその上限値および下限値とを比較する。加熱手段の出力が設定された下限値よりも低い場合には、排気供給制御ダンパを閉じるように制御し、ガス燃焼処理炉から排出される排気の循環熱風加熱用熱交換器への供給量を減少させる。加熱手段の出力が設定された上限値よりも高い場合には、排気供給制御ダンパを開くように制御し、ガス燃焼処理炉から排出される排気の循環熱風加熱用熱交換器への供給量を増大させる。また、加熱手段の出力が設定された下限値以上上限値以下の範囲にある場合には、排気供給制御ダンパの動作を禁止するよう制御する。により、排気供給制御ダンパの開閉を容易に且つ確実に応答性よく高い精度で制御することが具現化できる。また、上記のいずれの場合でも、排気供給制御ダンパの動作によって引き起こされたガス燃焼処理炉から排出される排気の風量の変化は、排気バランスダンパが補正動作することにより、予め決められた上限値と下限値とによって定められた変動範囲に収束される。そのため、ガス燃焼処理炉の風量が大きく変動することなく、安定した状態に保たれる。
請求項15の発明では、ガス燃焼処理炉から排出される排気の風量を一定値または所定の範囲で予め設定しておく。この風量を所定の範囲とする場合には、その風量の上限値および下限値が設定される。ガス燃焼処理炉から排出される排気の風量が設定された下限値よりも低い場合には、排気バランスダンパを閉じるように制御し、ガス燃焼処理炉から排出される排気の循環熱風加熱用熱交換器への供給量を増大させる。風量が設定された上限値よりも高い場合には、排気バランスダンパを開くように制御し、ガス燃焼処理炉から排出される排気の循環熱風加熱用熱交換器への供給量を減少させる。また、風量が設定された下限値以上上限値以下の範囲にある場合には、排気バランスダンパの動作を禁止するよう制御する。これにより、排気供給制御ダンパの動作によって引き起こされるガス燃焼処理炉から排出される排気の風量の変化を補正して、風量を予め決められた変動範囲に収束させ、安定に保つことが具現化できる。
請求項16の発明では、ガス燃焼処理炉から排出される排気の熱を、加熱炉から捕集してガス燃焼処理炉で燃焼処理するガスに伝熱させることにより、加熱炉から捕集したガスを予め加熱し燃焼処理することとなる。そのため、加熱炉から捕集したガスをガス燃焼処理炉で確実に燃焼処理することができ、また、ガス燃焼処理炉に必要なエネルギーを低減させることができる。
請求項17の発明では、加熱炉から排出され循環熱風加熱用熱交換器に送られる熱風に大気中の新鮮な空気を添加する場合に、ガス燃焼処理炉から排出され循環熱風加熱用熱交換器で加熱炉から加熱手段に送られる熱風に伝熱させた排気の熱を、さらに添加される空気に伝熱させることから、ガス燃焼処理炉から排出された排気の熱をさらに効率よく回収して利用することができ、したがって、加熱手段の出力を必要最小限に抑えることができ、また、加熱炉の温度を精度よく制御することができる。
請求項18の発明では、加熱炉の熱需要によって区分した複数のゾーンを設定し、各ゾーン毎の熱需要に応じて設定された温度の熱風を供給する。そのため、前記加熱手段と、前記循環熱風加熱用熱交換器と、前記排気供給制御ダンパおよび排気バランスダンパとをそれぞれ設ける。加熱炉に供給する熱風の温度を制御する際には、各ゾーンから排出させた熱風と各加熱手段によって加熱して各ゾーンに還流させる熱風との温度をそれぞれ検出する。各ゾーンの加熱手段が設定値よりも高い場合には、そのゾーンと対応する排気供給制御ダンパを開くように制御して、ガス燃焼処理炉から排出される排気をそのゾーンと対応する循環熱風加熱用熱交換器に供給し、ガス燃焼処理炉から排出された排気の熱をそのゾーンから加熱手段に送られる熱風に伝熱させる。一方、各ゾーンの加熱手段の出力が設定値とほぼ等しい場合には、排気供給制御ダンパの開度を維持して、ガス燃焼処理炉から排出される排気の熱を循環熱風加熱用熱交換器によってそのゾーンから対応する加熱手段に送られる熱風に伝熱させる量を維持する。また、各ゾーンの加熱手段の出力が設定値よりも低い場合には、そのゾーンと対応する排気供給制御ダンパを閉じるように制御して開度を低下させ、ガス燃焼処理炉から排出された排気の熱を、そのゾーンから対応する加熱手段に送られる熱風に対して循環熱風加熱用熱交換器によって伝熱させる量を減少させる。上記いずれの場合でも、各ゾーンにおいて、排気バランスダンパを補正調整するようその開閉を制御することにより、排気供給制御ダンパの開閉に伴って風量が大きく変動することなく、安定した風量に保たれる。
請求項18によれば、熱需要の大きさによって区分した各ゾーン毎にそれぞれ、検出した加熱炉から排出させた熱風と加熱手段によって加熱して加熱炉に還流させる熱風との温度に応じて、排気供給制御ダンパを開閉制御することによって、ガス燃焼処理炉から排出させた排気を循環熱風加熱用熱交換器に供給して、各ゾーンから対応する加熱手段へ送られる熱風に伝熱させることができる。そのため、簡単な構成で、加熱炉を区分され設定された複数のゾーンの熱需要に応じて、ガス燃焼処理炉から排出された排気の熱を効率よく回収して利用することができ、したがって、加熱手段の出力を必要最小限に抑えることができ、また、各ゾーンの温度を応答性よく高い精度で制御することができる。
請求項19の発明では、加熱炉の区分した複数のゾーンによって熱需要が異なる場合、かかるゾーンのうちで熱需要の多いゾーンと対応する循環熱風加熱用熱交換器から順に、ガス燃焼処理炉から排出された排気を供給して、必要に応じてその熱を各ゾーンから加熱手段に送る熱風に順に伝熱させることができ、したがって、加熱炉内のゾーンによって異なる熱需要に応じて、ガス燃焼処理炉から排出された排気の熱を効率よく回収して利用して熱風の温度を調整し、各ゾーンに供給することができる。
請求項20の発明では、加熱炉の区分した複数のゾーンの熱需要が同じである場合、ガス燃焼処理炉から排出された排気の熱を、複数のゾーンの循環熱風加熱用熱交換器に並列で分配供給することにより、各ゾーンの循環熱風加熱用熱交換器にガス燃焼処理炉から排出した排気を均等に供給して、必要に応じてその熱を各ゾーンから加熱手段に送る熱風に均等に伝熱させることができ、したがって、ガス燃焼処理炉から排出させた排気の熱を効率よく回収して利用して熱風の温度を調整し、各ゾーンに供給することができる。
請求項21の発明では、前記加熱炉から排出した熱風の温度と、前記加熱炉に還流させる熱風の温度との少なくともいずれか一方を測定し、該測定結果に基づいて前記加熱手段の出力を調整することにより、加熱手段の出力を正確に調整して、加熱炉に還流させる熱風の温度を精度よく制御することが具現化できる。
請求項22の発明では、前記ガス燃焼処理炉と前記排気バランスダンパとの間の排気の風量を測定し、該排気の風量の測定結果に基づいて前記排気バランスダンパの開閉を制御することにより、ガス燃焼処理炉から排出される排気を安定した風量で送ることが具現化される。
請求項23の発明では、排気バランスダンパの開閉を判断するために、ガス燃焼処理炉と前記排気バランスダンパとの間における排気の流量の上限値および下限値を予め設定しておく。そして、測定された前記ガス燃焼処理炉と前記排気バランスダンパとの間の排気の風量の測定結果を、予め入力された風量の上限値および下限値と比較する。風量の測定結果が設定された下限値よりも低い場合には、排気バランスダンパを閉じるように制御し、ガス燃焼処理炉から排出され循環熱風加熱用熱交換器および排気供給制御ダンパに送られる排気の風量を増大させる。風量の測定結果が設定された上限値よりも高い場合には、排気バランスダンパを開くように制御し、ガス燃焼処理炉から排出され循環熱風加熱用熱交換器および排気供給制御ダンパに送られる排気の風量を減少させる。また、風量の測定結果が設定された下限値以上上限値以下の範囲にある場合には、排気バランスダンパを閉じるように制御し、ガス燃焼処理炉から排出され循環熱風加熱用熱交換器および排気供給制御ダンパに送られる排気の風量を増大させる。ダンパ制御手段によって排気バランスダンパの動作を禁止するよう制御する。排気バランスダンパの開閉を容易に且つ確実に応答性よく高い精度で制御して、排気供給制御ダンパの動作に関わらず、排気を上限値と下限値との間の範囲の安定した風量で送ることが具現化できる。
請求項24の発明では、前記排気供給制御ダンパの開閉による排気の風量の変化と、前記排気バランスダンパの開閉による排気の風量の変化とが反比例することを利用して、前記ダンパ制御手段は、前記排気供給制御ダンパの開閉動作と前記排気バランスダンパの開閉動作とが逆となるよう制御する。そのため、排気供給制御ダンパと排気バランスダンパとを開閉させる制御が単純化され容易となる。
本発明の加熱設備の温度制御システムは、概略、内部に所定の温度の熱風が供給される加熱炉1と、加熱炉1から排出した熱風を設定温度となるよう所定の出力で加熱して加熱炉1に還流させる加熱手段2と、加熱手段2の出力を制御して加熱炉1に還流する熱風を所定の温度に加熱させる制御手段3と、加熱炉1から排出した熱風と加熱手段2によって加熱されて加熱炉1に還流される熱風との温度をそれぞれ検出する排出温度測定手段および還流温度測定手段としてセンサ4、5と、加熱炉1で発生したガスを捕集して燃焼処理するガス燃焼処理炉6と、ガス燃焼処理炉6から排出された排気の熱を、加熱炉1から加熱手段2へ送られる熱風に伝熱させる循環熱風加熱用熱交換器7と、ガス燃焼処理炉6から排出された排気の循環熱風加熱用熱交換器7への供給を制御する排気供給制御ダンパ8と、ガス燃焼処理炉6から排出された排気を循環熱風加熱用熱交換器7に送るための流路32に設けられて、循環熱風加熱用熱交換器7に送る排気の流量を調整する排気バランスダンパ9と、加熱手段2の出力に基づいて排気供給制御ダンパ8および排気バランスダンパ9の開閉を制御するダンパ制御手段10とを備えている。
そして、ダンパ制御手段10は、加熱手段2の出力と、排気供給制御ダンパ8の開閉を判断するために予め設定された加熱手段2の出力の上限値および下限値とを比較することにより、排気供給制御ダンパ8の開閉を制御してガス燃焼処理炉6から排出された排気の循環熱風加熱用熱交換器7への供給量を制御するとともに、排気バランスダンパ9の開閉を制御して循環熱風加熱用熱交換器7に送る排気の流量を調整するよう構成されている。
さらに、この実施の形態においては、ガス燃焼処理炉6から排出される排気の熱を、加熱炉1から捕集しガス燃焼処理炉6で燃焼処理するガスに伝熱させるガス加熱用熱交換器11を備えている。
さらにまた、この実施の形態においては、加熱炉1から排出され循環熱風加熱用熱交換器7に送られる熱風に大気中の空気を制御可能に添加する空気添加手段12と、ガス燃焼処理炉6から排出され循環熱風加熱用熱交換器7で加熱炉1から加熱手段2に送られる熱風に伝熱させた排気の熱を、空気添加手段12により添加される空気に伝熱させる添加空気加熱用熱交換器13とを備えている。
本発明における加熱設備は、概略、内部に所定の温度の熱風が供給される加熱炉1と、加熱炉1から排出した熱風を設定温度となるよう所定の出力で加熱して加熱炉1に還流させる加熱手段2と、加熱炉1で発生したガスを捕集して燃焼処理するガス燃焼処理炉6と
を備えているもので、その温度を制御するために、ガス燃焼処理炉6から排出された排気の熱を、加熱炉1から加熱手段2へ送られる熱風に伝熱させる循環熱風加熱用熱交換器7と、ガス燃焼処理炉6から排出された排気の循環熱風加熱用熱交換器7への供給を制御する排気供給制御ダンパ8と、ガス燃焼処理炉6から排出され循環熱風加熱用熱交換器7に送られる排気の流量を調整する排気バランスダンパ9とを予め設けておき、加熱手段2の出力に基づいて排気供給制御ダンパ8および排気バランスダンパ9の開閉を制御して、循環熱風加熱用熱交換器7で、ガス燃焼処理炉6から排出された排気の熱を、加熱炉1から加熱手段2へ送られる熱風に伝熱させることを可能とするものである。
そして、排気供給制御ダンパ8の開閉を判断するための、加熱手段2の出力の上限値および下限値を予め設定しておき、加熱手段2の出力と、加熱手段2の出力の上限値および下限値とを比較することにより、排気供給制御ダンパ8の開閉を制御する。
さらに、ガス燃焼処理炉6から排出される排気の熱を、加熱炉1から捕集しガス燃焼処理炉6で燃焼処理するガスに伝熱させる。
さらにまた、加熱炉1から排出され循環熱風加熱用熱交換器7に送られる熱風に大気中の空気を制御可能に添加する場合に、ガス燃焼処理炉6から排出され循環熱風加熱用熱交換器7で加熱炉1から加熱手段2に送られる熱風に伝熱させた排気の熱を、空気に伝熱させる。
なお、図3のS9は、排気供給制御ダンパ8の開閉動作に伴い脱臭炉6からの排気の流量(風量)が変化するのを抑制して加熱設備全体の熱系が不安定になるのを回避することができればよく、排気バランスダンパ9の開閉度を排気供給制御ダンパ8の開閉度と相反させる逆の操作に代えて、上述したように脱臭炉6と排気バランスダンパ9との間の排気を送るための流路に、この排気の流量を測定するために、圧力センサまたは風速センサからなる流量測定手段70を設けて、図9に示す制御アルゴリズムを適用して排気バランスダンパ9の開閉を制御することもできる。ここで、図9に示した排気バランスダンパ9の開閉動作のための制御アルゴリズムを、排気供給制御ダンパ8と比較しつつ説明する。排気供給制御ダンパ8の開閉動作の制御は、熱風の温度によって決定される間接加熱炉26の出力に基づく。この熱風の温度の変化は、比較的緩慢であり、排気供給制御ダンパ8の開閉動作から遅延する。そして、間接加熱炉制御ユニット42が決定する間接加熱炉26の出力の信号に含まれるノイズはほとんどないといえる。これに対して、流路32を流れる排気の、流量測定手段70により検出される圧力または風速の測定値は、排気供給制御ダンパ8の開閉動作に従って比較的急激に変化し、また、排気の流れの乱れにより、比較的広い周波数帯域のノイズを常時含んでいる。そのため、排気バランスダンパ9を適切に開閉動作させるために、図9に示すように、流量測定手段70により検出される圧力または風速の測定値に対して、不感帯上限値と不感帯下限値によって決定される不感帯には、不感帯上限値から所定の値だけ低い幅を有する上限動作隙間と、不感帯下限値から所定の値だけ高い幅を有する下限動作隙間とが設定されている。そして、流量測定手段70により検出される圧力または風速の測定値が、上限動作隙間よりも下の値から不感帯上限値を越えて増加する場合には、タイマにより不感帯上限値を越えてから所定時間経過後に排気バランスダンパ9を開動作させ(開回転ON)、また、不感帯上限値よりも上の値から上限動作隙間を越えて減少する場合には、タイマにより不感帯上限値を越えてから所定時間経過後に排気バランスダンパ9の閉動作を停止させる(開回転OFF)。さらに、流量測定手段70により検出される圧力または風速の測定値が、下限動作隙間よりも上の値から不感帯下限値を越えて減少する場合には、タイマにより不感帯下限値を越えてから所定時間経過後に排気バランスダンパ9を閉動作させ(閉回転ON)、また、不感帯下限値よりも下の値から下限動作隙間を越えて増加する場合には、タイマにより不感帯下限値を越えてから所定時間経過後に排気バランスダンパ9の閉動作を停止させる(閉回転OFF)。このように、図9に示した排気バランスダンパ9の開閉動作の制御アルゴリズムは、図3に示した排気供給制御ダンパ8の開閉動作の制御アルゴリズムとは異なる。そのため、図9に示した制御アルゴリズムを適用することにより、流量測定手段70により検出される排気の圧力または風速の測定値から上限値および下限値付近での細かい変動によるチャタリングを回避させて、排気の流量が予め設定された上限値と下限値の間に収まるように、排気バランスダンパ9の開閉を適切に制御することができる。
この実施の形態における加熱設備の温度制御システムは、概略、乾燥炉1内が複数のゾーン(図6では昇温ゾーン1Aと温度保持ゾーン1Bの2つのゾーン)に区分されており、各ゾーン1A、1B毎に、加熱手段2A、2Bと、循環熱風加熱用熱交換器7A、7Bと、排気供給制御ダンパ8A、8Bおよび排気バランスダンパ9A、9Bとをそれぞれ備えている。
本発明における加熱設備は、概略、乾燥炉1内が複数のゾーン1A、1Bに区分されており、各ゾーン1A、1B毎に、加熱手段2A、2Bと、循環熱風加熱用熱交換器7A、7Bと、排気供給制御ダンパ8A、8Bを設けておき、各ゾーン1A、1B毎に設定された温度にしたがって、各ゾーン1A、1Bから加熱手段2A、2Bに送られる熱風と加熱手段2A、2Bから各ゾーン1A、1Bに還流される熱風との温度に基づいて加熱手段2A、2Bの出力をそれぞれ制御するとともに、この加熱手段2A、2Bの出力に基づいて排気供給制御ダンパ8A、8Bおよび排気バランスダンパ9A、9Bの開閉をそれぞれ制御して、各ゾーン1A、1Bと対応する循環熱風加熱用熱交換器7A、7Bで、ガス燃焼処理炉6から排出された排気の熱を、乾燥炉1A、1Bから加熱手段2A、2Bへ送られる熱風にそれぞれ伝熱させることを可能とする。
この実施の形態における加熱設備の温度制御システムは、図6に示した実施の形態と同様に、乾燥炉1内が複数のゾーン1A、1Bに区分されている。しかしながら、この実施の形態では、図6に示した実施の形態のように機能や目的などによって各ゾーン1A、1Bの名称を付けることなく、便宜上、第1ゾーン1Aおよび第2ゾーン1Bと称することとする。第1ゾーン1Aは、第2ゾーン1Bと比較して、熱需要が多いものとする。なお、上述した実施の形態と同様または相当する部分については同じ符号を付してその説明を省略し、また、各ゾーン1A、1Bにおける同じ構成については符号の後にA、Bを付して区別することとして、異なる部分についてのみ説明することとする。
本発明における加熱設備は、概略、乾燥炉1内が第1ゾーン1Aと第2ゾーン1Bの複数に区分されており、各ゾーン1A、1B毎に、加熱手段2A、2Bと、循環熱風加熱用熱交換器7A、7Bは、図6に示した実施の形態と同様である。そして、この実施の形態では、第1ゾーン1Aが第2ゾーン1Bと比較して熱需要が高い、すなわち設定温度が高いため、脱臭炉6から排出された排気を、第1ゾーン1Aと対応する循環熱風加熱用熱交換器7Aに供給し、その後、第2ゾーン1Bと対応する循環熱風加熱用熱交換器7Bに供給して、各ゾーン1A、1Bからその加熱手段2A、2Bに送られる熱風に脱臭炉6の排熱を順次伝熱させる。
この実施の形態では、脱臭炉6から排出されガス加熱用熱交換器11を通った排気を送るための流路の、各ゾーン1A、1Bと対応して排熱供給ダクト32A、32Bに分岐する分岐点32aよりも上流に、圧力センサまたは風速センサからなる流量測定手段70が取り付けられている。また、分岐点32aと流量測定手段70との間には、排熱バランスダンパ9を有する排熱排出ダクト34が分岐して接続されている。排熱バランスダンパ9は、図9に示した制御アルゴリズムにしたがってその開閉動作を制御される。このように構成されていることにより、各ゾーン1A、1Bの熱需要に応じて排気供給制御ダンパ8A、8Bの開閉動作に伴って、脱臭炉6から送られる排気の流量(風量)が変動するのを、図9に示した上限値と下限値の間の範囲に抑えるよう、それぞれ制御することができる。その結果、各ゾーン1A、1Bの排気供給制御ダンパ8A、8Bによる、各循環熱風加熱用熱交換器7A、7Bおよび添加空気加熱用熱交換器13A、13Bへの排気の供給を安定させ、加熱設備全体の温度の制御精度を高めることができる。
この実施の形態における加熱設備の温度制御システムは、図7に示した実施の形態と同様に、乾燥炉1内が第1ゾーン1Aと第2ゾーン1Bの複数に区分されている。しかしながら、図7に示した実施の形態では、乾燥炉1内の熱需要が第1ゾーン1Aと第2ゾーン1Bとで異なっており、脱臭炉6から排出された排気の熱を、比較的熱需要の多い第1ゾーン1Aと対応する循環熱風加熱用熱交換器7Aから、比較的熱需要の少ない第2ゾーン1Bと対応する循環熱風加熱用熱交換器7Bに、順に供給するよう構成されていたのに対し、この実施の形態では、乾燥炉1内の熱需要が第1ゾーン1Aと第2ゾーン1Bとで同じであり、脱臭炉6から排出された排気の熱を、第1ゾーン1Aと対応する循環熱風加熱用熱交換器7Aと、第2ゾーン1Bと対応する循環熱風加熱用熱交換器7Bとで、並列に分配供給して、各ゾーン1A、1Bからそれぞれ対応する加熱手段2A、2Bに送られる熱風にそれぞれ伝熱させるよう構成されている。
本発明における加熱設備は、概略、乾燥炉1内が第1ゾーン1Aと第2ゾーン1Bの複数に区分されており、各ゾーン1A、1B毎に、加熱手段2A、2Bと、循環熱風加熱用熱交換器7A、7Bと、排気供給制御ダンパ8A、8Bを設けておくことは、図7に示した実施の形態と同様である。そして、この実施の形態では、第1ゾーン1Aと第2ゾーン1Bとで、熱需要が同程度であり、脱臭炉6から排出された排気の熱を、第1ゾーン1Aと対応する循環熱風加熱用熱交換器7Aと、第2ゾーン1Bと対応する循環熱風加熱用熱交換器7Bとで、並列に分配供給して、各ゾーン1A、1Bからそれぞれ対応する加熱手段2A、2Bに送られる熱風にそれぞれ伝熱させる。
Claims (24)
- 内部に所定の温度の熱風が供給される加熱炉と、
該加熱炉から排出した熱風を設定温度となるよう所定の出力で加熱して前記加熱炉に還流させる加熱手段と、
前記加熱炉で発生したガスを捕集して燃焼処理するガス燃焼処理炉と、
を備えた加熱設備の温度制御システムであって、
前記ガス燃焼処理炉から排出された排気の熱を、前記加熱炉から前記加熱手段へ送られる熱風に伝熱させる循環熱風加熱用熱交換器と、
前記ガス燃焼処理炉から排出された排気の前記循環熱風加熱用熱交換器への供給を制御する排気供給制御ダンパと、
前記ガス燃焼処理炉から排出された排気を前記循環熱風加熱用熱交換器に送るための流路に設けられた排気バランスダンパと、
前記加熱手段の出力に基づいて前記排気供給制御ダンパの開閉を制御し、また、前記ガス燃焼処理炉から排出される排気の風量を調整するように前記排気バランスダンパの開閉を制御するダンパ制御手段と
を備えていることを特徴とする加熱設備の温度制御システム。 - 前記ダンパ制御手段は、前記加熱手段の出力と、前記排気供給制御ダンパの開閉を判断するために予め設定された加熱手段の出力の上限値および下限値とを比較することにより、前記排気供給制御ダンパの開閉を制御し、また、前記ガス燃焼処理炉から排出される排気の風量を調整するよう前記排気バランスダンパの開閉を制御するものであることを特徴とする請求項1に記載の加熱設備の温度制御システム。
- 前記ダンパ制御手段は、前記ガス燃焼処理炉から排出される排気の風量が一定値または所定の範囲となるように前記排気バランスダンパの開閉を調整するものであることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の加熱設備の温度制御システム。
- 前記ガス燃焼処理炉から排出される排気の熱を、前記加熱炉から捕集し前記ガス燃焼処理炉で燃焼処理するガスに伝熱させるガス加熱用熱交換器をさらに備えていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の加熱設備の温度制御システム。
- 前記加熱炉から排出され前記循環熱風加熱用熱交換器に送られる熱風に大気中の空気を制御可能に添加する空気添加手段と、
前記ガス燃焼処理炉から排出され前記循環熱風加熱用熱交換器で前記加熱炉から前記加熱手段に送られる熱風に伝熱させた排気の熱を、前記空気添加手段により添加される空気に伝熱させる添加空気加熱用熱交換器とをさらに備えていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の加熱設備の温度制御システム。 - 前記加熱炉がそれぞれ所定の温度の熱風が供給される複数のゾーンに区分されており、
各ゾーン毎に、前記加熱手段と、前記循環熱風加熱用熱交換器と、前記排気供給制御ダンパとを備えていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の加熱設備の温度制御システム。 - 前記ガス燃焼処理炉から排出された排気の熱を、前記複数のゾーンのうちの熱需要の多いゾーンから順に前記循環熱風加熱用熱交換器に供給して、各ゾーンからその加熱手段に送られる熱風にそれぞれ伝熱させることを特徴とする請求項6に記載の加熱設備の温度制御システム。
- 前記ガス燃焼処理炉から排出された排気の熱を、前記複数のゾーンの前記循環熱風加熱用熱交換器に並列で分配供給して、各ゾーンからその加熱手段に送られる熱風にそれぞれ伝熱させることを特徴とする請求項6に記載の加熱設備の温度制御システム。
- 前記加熱炉から排出した熱風の温度を測定する排出温度測定手段と、前記加熱炉に還流させる熱風の温度を測定する還流温度測定手段との少なくともいずれか一方を備え、
前記加熱手段は、前記排出温度測定手段および前記還流温度測定手段の少なくともいずれか一方の測定結果に基づいて、その出力が調整されるものであることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の加熱設備の温度制御システム。 - 前記ガス燃焼処理炉と前記排気バランスダンパとの間の排気を前記循環熱風加熱用熱交換器に送るための流路に、該排気の風量を測定する風量測定手段をさらに有しており、
前記ダンパ制御手段は、前記加熱手段の出力に基づいて前記排気供給制御ダンパの開閉を制御するとともに、前記風量測定手段の測定結果に基づいて前記排気バランスダンパの開閉を制御するものであることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の加熱設備の温度制御システム。 - 前記ダンパ制御手段は、前記風量測定手段により測定された排気の風量の測定結果と、前記排気バランスダンパの開閉を判断するために予め設定された前記ガス燃焼処理炉と前記排気バランスダンパとの間における排気の風量の上限値および下限値とを比較することにより、前記排気バランスダンパの開閉を制御するものであることを特徴とする請求項10に記載の加熱設備の温度制御システム。
- 前記ダンパ制御手段は、前記排気供給制御ダンパの開閉と逆に前記排気バランスダンパの開閉を制御するものであることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の加熱設備の温度制御システム。
- 内部に所定の温度の熱風が供給される加熱炉と、
該加熱炉から排出した熱風を設定温度となるよう所定の出力で加熱して前記加熱炉に還流させる加熱手段と、
前記加熱炉で発生したガスを捕集して燃焼処理するガス燃焼処理炉と
を備えた加熱設備の温度制御方法であって、
前記ガス燃焼処理炉から排出された排気の熱を、前記加熱炉から前記加熱手段へ送られる熱風に伝熱させる循環熱風加熱用熱交換器と、
前記ガス燃焼処理炉から排出された排気の前記循環熱風加熱用熱交換器への供給を制御する排気供給制御ダンパと、
前記ガス燃焼処理炉から排出された排気を前記循環熱風加熱用熱交換器に送るための流路に設けられて、前記循環熱風加熱用熱交換器に送る排気の風量を調整する排気バランスダンパと、
を設けておき、
前記加熱手段の出力に基づいて前記排気供給制御ダンパおよび排気バランスダンパの開閉を制御することを特徴とする加熱設備の温度制御方法。 - 前記排気供給制御ダンパの開閉を判断するための前記加熱手段の出力の上限値および下限値を予め設定しておき、
前記加熱手段の出力と、前記加熱手段の出力の上限値および下限値とを比較することにより、前記排気供給制御ダンパの開閉を制御して前記ガス燃焼処理炉から排出された排気の前記循環熱風加熱用熱交換器への供給量を制御するとともに、排気バランスダンパの開閉を制御して前記循環熱風加熱用熱交換器に送る排気の風量を調整することを特徴とする請求項13に記載の加熱設備の温度制御方法。 - 前記循環熱風加熱用熱交換器に送る排気の風量が一定値または所定の範囲となるように排気バランスダンパの開閉を制御することを特徴とする請求項13または14のいずれかに記載の加熱設備の温度制御方法。
- 前記ガス燃焼処理炉から排出される排気の熱を、前記加熱炉から捕集し前記ガス燃焼処理炉で燃焼処理するガスに伝熱させることを特徴とする請求項13〜15のいずれか1項に記載の加熱設備の温度制御方法。
- 前記加熱炉から排出され前記循環熱風加熱用熱交換器に送られる熱風に大気中の空気を制御可能に添加し、
前記ガス燃焼処理炉から排出され前記循環熱風加熱用熱交換器で前記加熱炉から前記加熱手段に送られる熱風に伝熱させた排気の熱を、前記空気に伝熱させることを特徴とする請求項13〜16のいずれか1項に記載の加熱設備の温度制御方法。 - 前記加熱炉を、それぞれ所定の温度の熱風が供給される複数のゾーンに区分し、
各ゾーン毎に、前記加熱手段と、前記循環熱風加熱用熱交換器と、前記排気供給制御ダンパおよび排気バランスダンパとを設けておき、
各ゾーン毎に設定された温度にしたがって、各ゾーンの前記熱風の温度に基づいて前記加熱手段の出力をそれぞれ制御し、該加熱手段の出力に基づいて前記排気供給制御ダンパの開閉を制御して前記ガス燃焼処理炉から排出された排気の前記循環熱風加熱用熱交換器への供給量を制御するとともに、排気バランスダンパの開閉を制御して前記循環熱風加熱用熱交換器に送る排気の風量を調整することを特徴とする請求項13〜17のいずれか1項に記載の加熱設備の温度制御方法。 - 前記ガス燃焼処理炉から排出された排気の熱を、前記複数のゾーンのうちの設定温度が高いゾーンから順に前記循環熱風加熱用熱交換器に供給して、各ゾーンからその加熱手段に送られる熱風にそれぞれ伝熱させることを特徴とする請求項18に記載の加熱設備の温度制御方法。
- 前記ガス燃焼処理炉から排出された排気の熱を、前記複数のゾーンの前記循環熱風加熱用熱交換器に並列で分配供給して、各ゾーンからその加熱手段に送られる熱風にそれぞれ伝熱させることを特徴とする請求項18に記載の加熱設備の温度制御方法。
- 前記加熱炉から排出した熱風の温度と、前記加熱炉に還流させる熱風の温度との少なくともいずれか一方を測定し、
該測定結果に基づいて前記加熱手段の出力を調整することを特徴とする請求項13〜20のいずれか1項に記載の加熱設備の温度制御方法。 - 前記ガス燃焼処理炉と前記排気バランスダンパとの間の排気の風量を測定し、
該排気の風量の測定結果に基づいて前記排気バランスダンパの開閉を制御することを特徴とする請求項13〜21のいずれか1項に記載の加熱設備の温度制御方法。 - 前記排気バランスダンパの開閉を判断するために前記ガス燃焼処理炉と前記排気バランスダンパとの間における排気の風量の上限値および下限値を予め設定しておき、
前記測定された排気の風量の測定結果と、前記排気の風量の上限値および下限値とを比較することにより、前記排気バランスダンパの開閉を制御することを特徴とする請求項22に記載の加熱設備の温度制御方法。 - 前記排気供給制御ダンパの開閉と逆に前記排気バランスダンパの開閉を制御することを特徴とする請求項13〜23のいずれか1項に記載の加熱設備の温度制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2013119910A JP5979722B2 (ja) | 2013-06-06 | 2013-06-06 | 加熱設備の温度制御システムおよびその温度制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2013119910A JP5979722B2 (ja) | 2013-06-06 | 2013-06-06 | 加熱設備の温度制御システムおよびその温度制御方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2014238199A JP2014238199A (ja) | 2014-12-18 |
| JP5979722B2 true JP5979722B2 (ja) | 2016-08-31 |
Family
ID=52135485
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2013119910A Active JP5979722B2 (ja) | 2013-06-06 | 2013-06-06 | 加熱設備の温度制御システムおよびその温度制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP5979722B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106322407A (zh) * | 2016-08-31 | 2017-01-11 | 合肥恒力装备有限公司 | 一种废气焚烧装置、方法 |
| KR20240018592A (ko) | 2021-06-07 | 2024-02-13 | 가부시키가이샤 다이키샤 | 도장용 건조 설비 |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5191057A (en) * | 1975-02-10 | 1976-08-10 | Netsupukansohoho oyobi sochi | |
| JPS5839352Y2 (ja) * | 1976-08-27 | 1983-09-05 | トヨタ自動車株式会社 | 排ガス燃焼式塗装用乾燥炉 |
| JPH0621579Y2 (ja) * | 1988-01-27 | 1994-06-08 | トリニティ工業株式会社 | 熱風循環式塗装乾燥炉 |
| JPH11138755A (ja) * | 1997-11-07 | 1999-05-25 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 印刷機のドライヤ |
| JP2004232890A (ja) * | 2003-01-28 | 2004-08-19 | Honda Motor Co Ltd | 乾燥装置 |
-
2013
- 2013-06-06 JP JP2013119910A patent/JP5979722B2/ja active Active
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2014238199A (ja) | 2014-12-18 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN101324399B (zh) | 供热量可调的烘干室废气焚烧烟气供热系统 | |
| CN104178623A (zh) | 一种热处理炉的炉膛压力控制系统和方法 | |
| JP5979722B2 (ja) | 加熱設備の温度制御システムおよびその温度制御方法 | |
| AU2016263357B2 (en) | Modular air drier | |
| KR101593623B1 (ko) | 배기가스 재순환 댐퍼와 연계된 연동감응식 비례제어 보일러 | |
| JP2017089990A (ja) | 乾燥設備並びにその運転方法 | |
| JP2016070545A (ja) | 乾燥設備並びにその運転方法 | |
| JP7093709B2 (ja) | 焼却炉 | |
| JP2022076571A (ja) | システム制御装置及び制御方法 | |
| JP5184980B2 (ja) | 塗装装置 | |
| JP2013221677A (ja) | 加熱炉の燃焼空気圧力制御方法 | |
| JP6371658B2 (ja) | 乾燥設備並びにその運転方法 | |
| CN104728857B (zh) | 基于燃烧器热负荷的燃煤锅炉二次风门挡板控制方法 | |
| JP2005238012A (ja) | 塗装設備 | |
| JP7429527B2 (ja) | 空調システム | |
| JP3188389B2 (ja) | 塗料の連続乾燥焼付方法 | |
| JP7645998B2 (ja) | 塗装用乾燥設備 | |
| CN105135471A (zh) | 富氧燃烧系统运行模式的切换控制装置和方法 | |
| JP5130779B2 (ja) | 連続塗装設備での溶剤排気処理方法及び排気ファン制御装置 | |
| NL2020825B1 (nl) | Installatie en werkwijze voor het drogen van wasgoed | |
| CN106179911B (zh) | 一种基于余热回收的汽车烘干室加热区温控系统 | |
| JP3043372B2 (ja) | 塗装乾燥炉 | |
| JP7641803B2 (ja) | 乾燥設備および乾燥設備のvoc濃度制御方法 | |
| JPH05149108A (ja) | 複合サイクル発電プラントのドラムレベル制御装置 | |
| JPS63190677A (ja) | 被塗物乾燥装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150817 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160525 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160629 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160721 |
|
| R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5979722 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |