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JP5980420B2 - ソフトウェア試験装置、ソフトウェア試験方法、及びプログラム - Google Patents
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JP5980420B2 - ソフトウェア試験装置、ソフトウェア試験方法、及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、ソフトウェア試験装置、ソフトウェア試験方法、及びプログラムに関する。
機器を制御するソフトウェアの試験を支援する技術として、特許文献1には、試験対象であるプログラムを評価用プログラムに変換し、その評価用プログラムに基づいて、評価項目データと評価結果の期待値データとを自動的に生成する技術が開示されている。
特開2001−117794号公報
近年、空調機器や照明機器といった設備機器及び設備機器システムの多機能化が進んでいる。これに伴い、ユーザ操作の受付、自動運転や自動停止、他の設備機器との連動等を制御する設備機器の制御ソフトウェアも、複雑化している。このため、設備機器の制御ソフトウェアに対する試験作業において、制御ソフトウェアを構成する複数のプログラムが並列に実行された場合、すなわち複数にプログラムが競合する場合の設備機器の動作を検証する必要がある。しかし、動作試験において、並列に実行させるプログラムの組合せの数は非常に多く、さらに、プログラムを実行させるタイミングも考慮すると、試験パターンは無数に考えられるため、試験作業を担当する担当者に大きな負荷を与えてしまう。しかし、特許文献1に記載の技術では、複数のプログラムが競合する場合の動作試験のための評価項目を作成することは困難である。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、並行して実行される複数のプログラムの競合試験の効率化を図ることが可能なソフトウェア試験装置、ソフトウェア試験方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るソフトウェア試験装置は、
行して実行される複数のプログラムの競合試験を実行するソフトウェア試験装置であって、
前記複数のプログラム毎に、該プログラムの試験内容を表す単一試験情報を取得する単一試験情報取得部と、
前記複数のプログラムの組み合わせに基づいて、前記競合試験において並行して実行されるプログラムのグループを生成し、前記生成されたグループに属するプログラム毎に、前記単一試験情報取得部により取得された単一試験情報を特定し、特定した単一試験情報を統合することにより、前記生成されたグループに属するプログラムの競合試験の内容を表す競合試験情報を生成する競合試験情報生成部と
備えることを特徴とする。
本発明によれば、並列して実行される複数のプログラムそれぞれの試験内容を表す単一試験情報を統合して、その複数のプログラムの競合試験の内容を表す競合試験情報を生成するため、並行して実行される複数のプログラムの競合試験の効率化を図ることができる。
本発明の実施形態に係るソフトウェア試験システムの全体構成の一例を示す概略ブロック図である。 単一試験情報DBに格納されるデータの一例を示す図である。 単一試験シーケンス情報の一例を示す図である。 競合試験情報DBに格納されるデータの一例を示す図である。 ソフトウェア試験装置の制御部の機能構成の一例を示すブロック図 単一試験情報生成処理のフローチャートの一例である。 競合試験情報生成処理のフローチャートの一例である。 競合試験情報生成部による競合させるプログラムのグループの生成方法の一例を説明する図である。 競合試験情報生成部による競合試験シーケンス情報の生成方法の一例を説明する図である。 競合試験実行処理のフローチャートの一例である。
本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るソフトウェア試験システム1の全体構成を示す概略ブロック図である。図1に示すように、ソフトウェア試験システム1は、設備機器100と、設備機器100と通信可能に接続されるソフトウェア試験装置200と、から構成される。設備機器100は、ソフトウェア試験装置200と、有線又は無線にて通信可能に接続されている。
設備機器100は、ソフトウェア試験装置200により試験される対象となる機器である。設備機器100は、例えば、空調機器、照明機器といった機器である。なお、図1では、1つの設備機器100を図示しているが、ソフトウェア試験装置200が試験する対象となる設備機器100は複数であってもよい。
また、図1に示すように、設備機器100は、設備機器100全体を制御する制御部110と、制御部110の制御のもと駆動する駆動部120と、各種データを記憶する記憶部130と、外部の装置と通信する通信部140と、から構成され、各部はバス150により接続されている。
より詳細には、制御部110は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、CPUが生成したデータを一時的に格納するRAM(Random Access Memory)、現在時刻を計時するタイマから構成され、設備機器100の全体の制御を行う。具体的には、制御部110は、記憶部130に記憶された制御ソフトウェア131を実行することにより、駆動部120の運転を制御する。また、制御部110は、制御ソフトウェア131の実行に必要な各種の情報を、通信部140を介して、外部から取得してもよい。
駆動部120は、制御部110による制御のもと、電源(図示せず)から電力の供給を受けて駆動する。駆動部120は、例えば、モータ、LED(Light Emitting Diode)といったアクチュエータから構成される。
記憶部130は、不揮発性の半導体メモリ等の記録媒体から構成され、設備機器100の制御に用いられる各種データを記憶する。具体的には、記憶部130は、制御ソフトウェア131と、通信データ132と、内部データ133と、を記憶する。
制御ソフトウェア131は、設備機器100の動作を制御するためのソフトウェアである。具体的には、制御ソフトウェア131は、複数のプログラムから構成され、制御部131は、その複数のプログラムのうち1つを単独で実行することにより、又は、その複数のプログラムのうち2つ以上を並列して実行することにより、設備機器100の動作を制御する。
通信データ132は、設備機器100を構成する各部同士が通信するデータと、設備機器100が通信部140を介して外部の装置と通信するデータと、の履歴から構成される。より具体的には、通信データ132は、例えば、設備機器100が備える図示しないセンサ(温度センサ、圧力センサ等)の出力値、駆動部120への入力値、図示しないリモコンにより入力される設備機器100の各種設定(運転モード設定、スケジュール設定等)を表すデータ、を含む。また、通信データ132は、データ毎に、通信を行った装置を識別するデータ、その通信を行った時刻を表すデータを含む。
内部データ133は、制御ソフトウェア131中で変数として定義されているデータの履歴から構成される。より具体的には、内部データ133は、例えば、制御ソフトウェア131を構成するプログラムのレジスタのデータや、メモリのデータを含む。また、内部データ132は、データ毎に、そのデータが用いられるプログラムや変数を識別するデータ、そのデータが変化した時刻を表すデータを含む。
通信部140は、ソフトウェア試験装置200や図示しない外部の装置と、無線又は有線による通信を行うためのインターフェースから構成される。
次に、本実施形態に係るソフトウェア試験装置200の構成について詳細に説明する。
図1に示すように、ソフトウェア試験装置200は、外部の装置と通信する通信部210と、ユーザからの入力を受け付ける入力部220と、各種データを表示する表示部230と、各種データを記憶する記憶部240と、ソフトウェア試験装置200全体を制御する制御部250とを備え、各部はバス260により接続されている。
通信部210は、設備機器100と、無線又は有線による通信を行うためのインターフェースから構成される。
入力部220は、ボタン、タッチパネル、キーボード等の入力装置から構成される。入力部220は、ユーザからの操作入力を受け付け、受け付けた操作入力に対応する操作入力信号を制御部250に出力する。
表示部230は、CRT(Cathode Ray Tube)や液晶ディスプレイ等の表示装置から構成され、制御部250から供給される文字や画像等のデータを表示する。
記憶部240は、ハードディスクドライブや、フラッシュメモリ、SSD(Solid State Drive)のような、書き込み可能な記憶装置から構成される。具体的には、記憶部240は、設備機器100から取得した通信データ132及び内部データ133を格納する履歴DB(データベース)241と、単一試験情報を格納する単一試験情報DB242と、競合試験情報を格納する競合試験情報DB243と、を記憶する。
より詳細には、履歴DB241は、通信部210を介して設備機器100から取得した通信データ132及び内部データ133を記憶する。
単一試験情報DB242は、後述する制御部250の単一試験情報生成部251により生成された単一試験情報を格納する。ここで、単一試験情報は、制御ソフトウェアを構成するプログラム毎に、そのプログラムの試験内容を表す情報である。
図2に、単一試験情報DB242に格納されるデータの一例を示す。図2に示すように、単一試験情報DB242は、単一試験IDと、その単一試験IDにより識別される事前入力情報と、単一試験シーケンス情報と、出力判定情報と、を含む単一試験情報を格納する。
単一試験IDは、1つのプログラムの試験を実行する際の試験項目を識別する情報である。
事前入力情報は、単一試験IDにより識別される試験を実行する前に設備機器100に入力される情報である。例えば、設備機器100が空調機器であって、制御ソフトウェア131が、冷房運転中に室内温度が予め設定された温度以下になった場合に、冷房運転を停止するという設備機器100の動作を制御するプログラムを含んでいるとする。このプログラムの試験を実行する場合、実行前に設備機器100は冷房運転を行っている必要がある。従って、このプログラムの試験に対応する事前入力情報は、設備機器100に冷房運転を開始するよう指示する通信データ132、又は内部データ133を含む。
単一試験シーケンス情報は、単一試験IDにより識別される試験において、設備機器100に入力される入力情報と、その入力情報を設備機器100に入力するタイミングを表す時刻情報と、を含む。図3は、試験シーケンス情報の一例を表す図である。図3に示す単一試験シーケンス情報では、時刻t=tstartで試験が開始され、時刻t=tendで試験が終了する。また、時刻t=t1,t2,t3において、それぞれ入力データDi1,Di2,Di3が設備機器100に入力される。なお、出力データDo1,Do2,Do3は、入力データDi1,Di2,Di3が設備機器100に入力された結果、設備機器100から出力されるデータである。ソフトウェア試験装置200は、これらの出力データDo1,Do2,Do3を設備機器100から受信し、試験結果を検証する際に用いる。
出力判定情報は、単一試験IDにより識別される試験を実行することにより設備機器100から出力される出力情報が正常か否かを判定するための情報である。具体的には、出力判定情報は、単一試験IDにより識別される試験の対象であるプログラムが正常である場合に、その試験を実行することにより設備機器100から出力される出力情報を含む。ソフトウェア試験装置200は、設備機器100からの出力情報と、出力判定情報とを比較することにより、試験の対象であるプログラムが正常か否かを判定する。
図1に戻って、競合試験情報DB243は、後述する制御部250の競合試験情報生成部252により生成された競合試験情報を格納する。ここで、競合試験情報は、複数のプログラムの競合試験の内容を表す情報である。
図4に、競合試験情報DB243に格納されるデータの一例を示す。図4に示すように、競合試験情報DB243は、競合試験IDと、その競合試験IDにより識別される事前入力情報と、競合試験シーケンス情報と、出力判定情報と、を含む競合試験情報を格納する。競合試験IDは、複数のプログラムの競合試験を実行する際の試験項目を識別する情報である。事前入力情報は、競合試験IDにより識別される試験を実行する前に設備機器100に入力される情報である。競合試験シーケンス情報は、競合試験IDにより識別される試験において、設備機器100に入力される入力情報と、その入力情報を設備機器100に入力するタイミングを表す時刻情報と、を含む。出力判定情報は、競合試験IDにより識別される試験を実行することにより設備機器100から出力される出力情報が正常か否かを判定するための情報である。競合試験情報に含まれる事前入力情報、競合試験シーケンス情報、及び出力判定情報の詳細については、後述する。
図1に戻って、制御部250は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、CPUが実行するプログラムを格納するROM(Read Only Memory)、CPUが生成したデータを一時的に格納するRAM(Random Access Memory)、現在時刻を計時するタイマから構成され、ソフトウェア試験装置200の全体の制御を行う。
図5は、制御部250の機能構成の一例を示すブロック図である。図5に示すように、制御部250は、単一試験情報を取得する単一試験情報取得部251、競合試験情報を生成する競合試験情報生成部252、競合試験を実行する試験実行部253、試験実行部253により実行された競合試験の結果を検証する試験結果検証部254、として機能する。
単一試験情報取得部251は、制御ソフトウェア131を構成する複数のプログラム毎に、単一試験情報を取得する。具体的には、単一試験情報取得部251は、通信部210を介して、設備機器100から通信データ132及び内部データ133を取得し、履歴DB241に格納する。そして、単一試験情報取得部251は、履歴DB241に格納された通信データ132及び内部データ133に基づいて、単一試験情報を生成し、単一試験情報DB242に格納する。例えば、単一試験情報取得部251は、履歴DB241に格納されたデータを、単一試験情報DB242に対応付けるテーブルを有し、そのテーブルに基づいて、履歴DB241に格納されたデータから単一試験情報を生成する。
競合試験情報生成部252は、単一試験情報DB242に格納された単一試験情報に基づいて、競合試験情報を生成する。具体的には、競合試験情報生成部252は、制御ソフトウェア131に含まれる複数のプログラムの組み合わせに基づいて、競合試験において並行して実行されるプログラムのグループを生成する。そして、競合試験情報生成部252は、生成されたグループに属するプログラム毎に、単一試験情報DB242に格納された単一試験情報を特定する。そして、競合試験情報生成部252は、特定した単一試験情報を統合することにより、生成されたグループに属するプログラムの競合試験の内容を表す競合試験情報を生成し、競合試験情報DB243に格納する。
試験実行部253は、競合試験情報DB243に格納された競合試験情報に基づいて、複数のプログラムの競合試験を実行する。具体的には、試験実行部253は、機競合試験情報DB243に格納されている事前入力情報を設備機器100に通信部210を介して入力する。次に、試験実行部253は、競合試験シーケンス情報に基づいて、競合試験情報に含まれる入力情報を、その入力情報に対応する時刻情報が表すタイミングで設備機器100に通信部210を介して入力する。
試験結果検証部254は、試験実行部253が実行した競合試験の結果を検証する。具体的には、試験結果検証部254は、競合試験情報に基づいて競合試験を実行することにより設備機器100から出力された出力情報を、その競合試験情報に含まれる出力判定情報と比較することにより、競合試験の対象であるプログラムが正常か否かを判定する。
次に、本実施形態に係るソフトウェア試験装置200の動作について説明する。
まず、ソフトウェア試験装置200の制御部250が実行する単一試験情報生成処理について説明する。単一試験情報生成処理は、例えば制御部250のCPUがROMに記憶されたプログラムを読み込むことにより実行される。
図6は、ソフトウェア試験装置200の制御部250が実行する単一試験情報生成処理のフローチャートの一例である。単一試験情報生成処理は、例えば、ユーザにより、入力部220を介して処理の実行開始を示す操作入力が入力されたことを契機として開始する。
単一試験情報取得部251は、通信部210を介して、設備機器100から通信データ132及び内部データ133を取得する(ステップS11)。そして、単一試験情報取得部251は、取得したデータを、履歴DB241に格納する。
単一試験情報取得部251は、履歴DB241に格納された通信データ132及び内部データ133に基づいて、単一試験情報を生成する(ステップS12)。そして、単一試験情報取得部251は、生成した単一試験情報を、単一試験情報DB242に格納する。そして、単一試験情報生成処理を終了する。
次に、ソフトウェア試験装置200の制御部250が実行する競合試験情報生成処理について説明する。競合試験情報生成処理は、例えば制御部250のCPUがROMに記憶されたプログラムを読み込むことにより実行される。
図7は、ソフトウェア試験装置200の制御部250が実行する競合試験情報生成処理のフローチャートの一例である。競合試験情報生成処理は、例えば、ユーザにより、入力部220を介して処理の実行開始を示す操作入力が入力されたことを契機として開始する。
まず、競合試験情報生成部252は、制御ソフトウェア131を構成するプログラムの組合せに基づいて、競合試験において並行して実行されるプログラムのグループを生成する(ステップS21)。
ここで、競合試験情報生成部252による競合させるプログラムのグループの生成方法の一例について、図8を用いて説明する。図8において、制御ソフトウェア131は、プログラムP1〜P3を含む複数のプログラムから構成されている。競合試験情報生成部252は、制御ソフトウェア131を構成する複数のプログラムの組合せに基づいて、グループG1〜G4といった、競合させるプログラムのグループを生成する。例えば、グループG1には、プログラムP1とプログラムP2とが属している。従って、グループG1に対応する競合試験では、プログラムP1とプログラムP2を競合させる。
次に、競合試験情報生成部252は、ステップS21において生成したグループ毎に、そのグループに属するプログラムに対応する単一試験情報を単一試験情報DB242から取得する(ステップS22)。
次に、競合試験情報生成部252は、グループ毎に、ステップS22において取得した単一試験情報に含まれる事前入力情報を統合して、そのグループに対応する競合試験で用いる事前入力情報を生成する(ステップS23)。そして、競合試験情報生成部252は、生成した事前入力情報を競合試験情報DB243に格納する。
例えば、プログラムP1に対応する単一試験情報に含まれる事前入力情報がA1、プログラムP2に対応する単一試験情報に含まれる事前入力情報がA2である場合、グループG1に対応する競合試験において用いられる事前入力情報は、A1及びA2である。
次に、競合試験情報生成部252は、グループ毎に、ステップS22において取得した単一試験情報に含まれる出力判定情報を統合して、そのグループに対応する競合試験で用いる出力判定情報を生成する(ステップS24)。そして、競合試験情報生成部252は、生成した出力判定情報を競合試験情報DB243に格納する。
例えば、プログラムP1に対応する単一試験情報に含まれる出力判定情報がB1、プログラムP2に対応する単一試験情報に含まれる事前入力情報B2である場合、グループG1に対応する競合試験において用いられる出力判定情報は、B1及びB2である。
次に、競合試験情報生成部252は、グループ毎に、ステップS22において取得した単一試験情報に含まれる単一試験シーケンス情報を統合して、そのグループに対応する競合試験で用いる競合試験シーケンス情報を生成する(ステップS25)。そして、競合試験情報生成部252は、生成した競合試験シーケンス情報を競合試験情報DB243に格納する。そして、競合試験情報生成処理を終了する。
ここで、競合試験情報生成部252による競合試験シーケンス情報の生成方法の一例について、図9を用いて説明する。図9に示す例では、グループG1に属するプログラムP1及びプログラムP2の競合試験で用いる競合試験シーケンス情報の生成について説明する。プログラムP1に対応する単一試験情報及びプログラムP2に対応する単一試験情報は、それぞれ図9に示す単一試験シーケンスSa1及び単一試験シーケンスSa2を含む。このとき、競合試験情報生成部252は、単一試験シーケンスSa1に含まれる入力データD11〜D13、及び、単一試験シーケンスSa2に含まれる入力データD21〜D23について、それらの入力データが設備機器100に入力される順序及びタイミングのうち少なくともいずれか一方がそれぞれ異なる複数の競合試験シーケンス情報を生成する。図9では、競合試験情報生成部252が、単一試験シーケンスSa1及び単一試験シーケンスSa2に基づいて生成した、2つのパターンの競合試験シーケンス情報Sb1,Sb2を例として図示している。
次に、ソフトウェア試験装置200の制御部250が実行する競合試験実行処理について説明する。競合試験実行処理は、例えば制御部250のCPUがROMに記憶されたプログラムを読み込むことにより実行される。
図10は、ソフトウェア試験装置200の制御部250が実行する競合試験実行処理のフローチャートの一例である。競合試験実行処理は、例えば、ユーザにより、入力部220を介して処理の実行開始を示す操作入力が入力されたことを契機として開始する。
まず、試験実行部253は、競合試験情報DB243から、競合試験を実行する対象となる競合試験情報を取得する(ステップS301)。なお、競合試験を実行する対象となる競合試験情報は、例えば、入力部220を介してユーザにより選択される。
次に、試験実行部253は、ステップS301において取得された競合試験情報に含まれる事前入力情報を設備機器100に出力する(ステップS302)。
次に、試験実行部253は、ステップS301において取得された競合試験情報に含まれる競合試験シーケンス情報に基づいて、競合試験を開始する(ステップS303)。
次に、試験実行部253は、設備機器100から出力情報を受信したか否かを判定する(ステップS304)。設備機器100から出力情報を受信したと判定した場合(ステップS304;Yes)、試験実行部253は、その受信した出力情報を例えばRAMに記録する(ステップS305)。
設備機器100から出力情報を受信していないと判定した場合(ステップS304;No)、試験実行部253は、ステップS301において取得された競合試験情報に含まれる競合試験シーケンス情報のうち、設備機器100に出力していない入力情報があるか否かを判定する(ステップS306)。
設備機器100に出力していない入力情報があると判定した場合(ステップS306;Yes)、その入力情報に対応する時刻情報に基づいて、その入力情報を設備機器100に出力する時刻になったか否かを判定する(ステップS307)。入力情報を設備機器100に出力する時刻になっていないと判定した場合(ステップS307;No)、処理をステップS304に戻す。
入力情報を設備機器100に出力する時刻になったと判定した場合(ステップS307;Yes)、試験実行部253は、その入力情報を設備機器100に出力する(ステップS308)。そして、処理をステップS304に戻す。
設備機器100に出力していない入力情報がないと判定した場合(ステップS306;No)、試験実行部253は、競合試験を終了する。そして、試験結果検証部254は、ステップS301において取得された競合試験情報に含まれる出力判定情報と、ステップS305において記録された出力情報と、に基づいて試験結果を検証する(ステップS309)。
そして、試験結果検証部254は、ステップS309における検証結果を表示部230に表示する(ステップS310)。そして、競合試験実行処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態のソフトウェア試験装置200は、まず、並列して実行される複数のプログラムそれぞれの試験内容を表す単一試験情報を取得する。そして、取得した単一試験情報を統合して、その複数のプログラムの競合試験の内容を表す競合試験情報を生成するため、並行して実行される複数のプログラムの競合試験の効率化を図ることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は本実施形態によって限定されるものではない。
例えば、上記の実施形態において、単一試験情報生成部251は、履歴DB241に格納された通信データ及び内部データに基づいて、単一試験情報を生成したが、単一試験情報の生成方法は、これに限られない。例えば、単一試験情報の一部又は全部の情報を、ユーザが、例えば入力部220を介して、入力してもよい。
また、競合試験情報生成部252は、競合試験情報を生成する際、入力情報を設備機器100に入力する順序及びタイミングのうち少なくともいずれか一方を制約する制約条件を満たすように、競合試験情報を生成してもよい。このような制約条件は、例えば、予めユーザにより入力部220を介して入力され、記憶部に240に記憶されていてもよい。
また、上記の実施形態において、設備機器100は、通信データ132と内部データ133の両方を記憶するが、いずれか一方でもよい。この場合、ソフトウェア試験装置200は、設備機器100に記憶された、通信データ132と内部データ133のいずれか一方のデータを用いて、競合試験情報を生成し、競合試験を実行できる。
また、上記の実施形態において、ソフトウェア試験装置200は、設備機器100を試験対象としているが、設備機器シミュレータを試験対象としてもよい。
なお、上記実施の形態において、ソフトウェア試験装置200が実行するプログラムは、フレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk Read-Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)、MO(Magneto-Optical Disk)等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納されて配布されてもよい。そして、そのプログラムがパーソナルコンピュータ等の情報処理装置にインストールされることにより、上述の処理を実行する各装置が構成されてもよい。
また、プログラムは、インターネット等の通信ネットワーク上の所定のサーバ装置が有するディスク装置等に格納されてもよい。そして、プログラムは、例えば、搬送波に重畳されて、ダウンロードされてもように構成されてもよい。
また、上述の機能を、OS(Operating System)が分担して実現する場合又はOSとアプリケーションとの協働により実現する場合、OSの機能を実現する部分以外のプログラムのみが、記録媒体に格納されて配布されてもよく、また、ダウンロードされてもよい。
本発明は、本発明の広義の精神と範囲に逸脱することなく、様々な実施の形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施形態は、本発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。つまり、本発明の範囲は、実施の形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。そして、特許請求の範囲内及びそれと同等の発明の意義の範囲内で施される様々な変形が、本発明の範囲内とみなされる。
本発明は、複数のプログラムのうち少なくともいずれか2つ以上のプログラムを並行して実行する設備機器において、並行して実行される該プログラムの競合試験を実行するソフトウェア試験システムに適する。
1 ソフトウェア試験システム、100 設備機器、110 制御部、120 駆動部、130 記憶部、131 制御ソフトウェア、132 通信データ、133 内部データ、140 通信部、150 バス、200 ソフトウェア試験装置、210 通信部、220 入力部、230 表示部、240 記憶部、241 履歴DB、242 単一試験情報DB、243 競合試験情報DB、250 制御部、251 単一試験情報取得部、252 競合試験情報生成部、253 試験実行部、254 試験結果検証部、260 バス

Claims (10)

  1. 行して実行される複数のプログラムの競合試験を実行するソフトウェア試験装置であって、
    前記複数のプログラム毎に、該プログラムの試験内容を表す単一試験情報を取得する単一試験情報取得部と、
    前記複数のプログラムの組み合わせに基づいて、前記競合試験において並行して実行されるプログラムのグループを生成し、前記生成されたグループに属するプログラム毎に、前記単一試験情報取得部により取得された単一試験情報を特定し、特定した単一試験情報を統合することにより、前記生成されたグループに属するプログラムの競合試験の内容を表す競合試験情報を生成する競合試験情報生成部と
    備えるソフトウェア試験装置。
  2. 設備機器において前記複数のプログラムの競合試験を実行し、
    前記単一試験情報取得部は、前記複数のプログラム毎に、該プログラムの試験において前記設備機器に入力する入力情報と、該入力情報を前記設備機器に入力するタイミングを表す時刻情報と、を含む単一試験情報を取得し、
    前記競合試験情報生成部は、前記生成されたグループに属するプログラム毎に特定された単一試験情報に含まれる入力情報及び時刻情報に基づいて、前記生成されたグループに属するプログラムの競合試験において該入力情報を前記設備機器に入力する順序及びタイミングのうち少なくともいずれか一方がそれぞれ異なる複数の競合試験パターンを、前記競合試験情報として生成する、
    請求項1に記載のソフトウェア試験装置。
  3. 前記生成されたグループに属するプログラムの競合試験において該入力情報を前記設備機器に入力する順序及びタイミングのうち少なくともいずれか一方を制約する制約条件を表す制約情報を入力する入力部をさらに備え、
    前記競合試験情報生成部は、前記入力部により入力された制約情報が表す制約条件を満たすように、前記競合試験パターンを生成する、
    請求項2に記載のソフトウェア試験装置。
  4. 前記単一試験情報取得部は、前記設備機器が他の機器から受信する通信データを、前記入力情報として取得する、
    請求項2又は3に記載のソフトウェア試験装置。
  5. 前記単一試験情報取得部は、前記プログラムにおいて変数として定義されている内部データを、前記入力情報として取得する、
    請求項2又は3に記載のソフトウェア試験装置。
  6. 前記単一試験情報取得部は、前記複数のプログラム毎に、該プログラムの試験を実行する前に前記設備機器に入力する事前入力情報を含む単一試験情報を取得し、
    前記競合試験情報生成部は、前記生成されたグループに属するプログラム毎に特定された単一試験情報に含まれる事前入力情報を、前記生成されたグループに属するプログラムの競合試験前の実行前に前記設備機器に入力する事前入力情報として含む競合試験情報を生成する、
    請求項2から5のいずれか1項に記載のソフトウェア試験装置。
  7. 前記単一試験情報取得部は、前記複数のプログラム毎に、該プログラムの試験を実行することにより前記設備機器から出力された出力情報が正常か否かを判定するための出力判定情報を含む単一試験情報を取得し、
    前記競合試験情報生成部は、前記生成されたグループに属するプログラム毎に特定された単一試験情報に含まれる出力判定情報を、前記生成されたグループに属するプログラムの競合試験を実行することにより前記設備機器から出力された出力情報が正常か否かを判定するための出力判定情報として含む競合試験情報を生成する、
    請求項2から6のいずれか1項に記載のソフトウェア試験装置。
  8. 前記グループ毎に、前記競合試験情報生成部により生成された競合試験情報に基づいて、該グループに属するプログラムの競合試験を実行する試験実行部をさらに備える、
    請求項1から7のいずれか1項に記載のソフトウェア試験装置。
  9. 行して実行される複数のプログラムの競合試験を実行するソフトウェア試験方法であって、
    前記複数のプログラム毎に、該プログラムの試験内容を表す単一試験情報を取得する単一試験情報取得ステップと、
    前記複数のプログラムの組み合わせに基づいて、前記競合試験において並行して実行されるプログラムのグループを生成し、前記生成されたグループに属するプログラム毎に、前記単一試験情報取得ステップにおいて取得された単一試験情報を特定し、特定した単一試験情報を統合することにより、前記生成されたグループに属するプログラムの競合試験の内容を表す競合試験情報を生成する競合試験情報生成ステップと
    有するソフトウェア試験方法。
  10. 行して実行される複数のプログラムの競合試験を実行するソフトウェア試験装置に、
    前記複数のプログラム毎に、該プログラムの試験内容を表す単一試験情報を取得する単一試験情報取得ステップと、
    前記複数のプログラムの組み合わせに基づいて、前記競合試験において並行して実行されるプログラムのグループを生成し、前記生成されたグループに属するプログラム毎に、前記単一試験情報取得ステップにおいて取得された単一試験情報を特定し、特定した単一試験情報を統合することにより、前記生成されたグループに属するプログラムの競合試験の内容を表す競合試験情報を生成する競合試験情報生成ステップと
    実行させるプログラム。
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