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JP5981766B2 - 電磁開閉器 - Google Patents
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Description

本発明は、直流電流路に介挿された可動接触子及び一対の固定接触子を備えた電磁開閉器に関し、固定接触子及び可動接触子がギャップを保って対向する開極状態及び両者が接触する閉極状態を検出できるようにしたものである。
従来、電磁継電器や電磁接触器などの電磁開閉器では、封止容器内に、所定間隔を保って一対の固定接触子を配置すると共に、一対の固定接触子に対して可動接触子を接離可能に配置するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
そして、一対の固定接触子に対して可動接触子が所定ギャップを介して対向している釈放状態では、一対の固定接触子間の直流電流路が遮断された開極状態となっている。これに対して、可動接触子を例えば電磁石装置などの駆動部で駆動して、一対の固定接触子に接触させた投入状態では、一対の固定接触子間に直流電流路が形成されて閉極状態となる。
特開平9−259728号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された従来例にあっては、一対の固定接触子とこれに接離可能に配置された可動接触子とを封止容器内に配置するようにしており、可動接触子の可動状態を外部から視認することができないため、投入状態としたときに可動接触子が動作しない場合や、釈放状態としたときに可動接触子が一対の固定接触子から離間しない場合を確認することができないという未解決の課題がある。
そこで、本発明は上記従来例の未解決の課題に着目してなされたものであり、一対の固定接触子に対して可動接触子が接触しているか否かを監視することができる電磁開閉器を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明に係る電磁開閉装置の第1の態様は、接点収納ケース内に所定間隔を保って固定配置された直流電流路に介挿される一対の固定接触子と、該一対の固定接触子に対して接離可能に配設された可動接触子と、該可動接触子を可動させる電磁石ユニットとを備えている。また、電磁開閉装置は、前記一対の固定接触子のそれぞれに個別に接続された一対のコンデンサと、該一対のコンデンサの他端に接続した抵抗と、該抵抗の両端のインピーダンスを測定して、前記一対の固定接触子に対して前記可動接触子が所定ギャップを介して対向している開極状態及び前記一対の固定接触子に前記可動接触子が接触している閉極状態を検出する接触状態検出部とを備えている。
この第1の態様によると、直流電流路を開閉する一対の固定接触子に個別にコンデンサが接続され、これらコンデンサの他端に抵抗を接続する。この抵抗の両端のインピーダンスを測定することにより、一対の固定接触子に対する可動接触子の接触状態及び非接触状態を正確に検出することができる。
また、本発明に係る電磁開閉器の第2の態様は、前記コンデンサが前記一対の固定接触子の前記接点収納ケースから突出する端部に嵌合させる誘電体リングで構成されている。
この第2の態様によると、一対の固定接触子に誘電体リングを嵌合させることにより、コンデンサを形成することができ、誘電体リングの厚みを調整することにより、インピーダンスを調整することができる。
また、本発明に係る電磁開閉器の第3の態様は、前記一対のコンデンサの合成インピーダンスと前記抵抗のインピーダンスとが一致するように調整されている。
この第3の態様によると、前記抵抗の両端のインピーダンスを、可動接触子が一対の固定接触子に接触している場合の値に対して可動接触子が一対の固定接触子に接触している場合に半分の値とすることができる。
また、本発明に係る電磁開閉器の第4の態様は、前記接触状態検出部が、一端が前記抵抗の一端に接続され、他端が接地に接続されたパルス信号発生部と、該パルス信号発生部と接地との間と前記抵抗の他端との間に接続された電圧制限抵抗と、前記抵抗及び前記電圧制限抵抗の接続点の電位と基準電位とを比較する比較部とを備えている。
この第4の態様によると、一対の固定接触子に対して可動接触子が接触していない開極状態では、パルス信号発生部で発生する所定周波数のパルス電圧が抵抗と電圧制限抵抗とで分割した値となる。この開極状態から可動接触子を一対の固定接触子に接触させる閉極状態とすると、抵抗に対して一対のコンデンサの直列回路が並列に接続されることになり、抵抗の両端のインピーダンスが減少する。このインピーダンスの変化を比較部で検出することにより、開極状態及び閉極状態を表す接点接触検出信号を得ることができる。
本発明によれば、一対の固定接触子に個別にコンデンサを介して抵抗の両端に接続することにより、抵抗の一対の固定接触子に対する可動接触子の接離状態を抵抗の両端のインピーダンス変化で正確に検出することができる。
本発明を電磁接触器に適用した場合の第1の実施形態を示す断面図である。 可動接触子及び一対の固定接触子で構成される接点機構の開閉状態を検出する回路構成図であり、(a)は開極状態の回路構成図、(b)は閉極状態の回路構成図である。 インピーダンス変化検出回路を示す回路図である。 コンデンサの構成例を示す図であり、(a)は分解斜視図、(b)はコンデンサの装着状態を示す斜視図、(c)はコンデンサの容量調整の説明図である。 接触状態検出部の他の例を示す回路図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の接点装置を電磁開閉器としての電磁接触器に適用した場合の第1の実施形態を示す断面図である。この図1において、1は例えば合成樹脂製の外装ケースである。この外装ケース1は、下端面が開放された有底筒体1aと、この有底筒体1aの下端面を閉塞する底板1bとで構成されている。
外装ケース1内には、接点機構を配置した接点装置2と、この接点装置2を駆動する電磁石装置としての電磁石ユニット3とが電磁石ユニット3を底板1b上に配置した関係で直列に収納されている。
接点装置2は、接点収納ケース4を有する、この接点収納ケース4は、セラミックス、合成樹脂等で形成される下端を開放した桶状体4aとその開放端面に密着固定された金属製の接合部材4b、桶状体4aの側面を覆う金属筒体4cとで構成されている。そして、接合部材4bが電磁石ユニット3の上部磁気ヨーク22の上面にロー付け、溶接等によって気密状態で固定されている。
桶状体4aの上面には、長手方向に所定間隔を保って断面円形の貫通孔5a,5bが設けられ、これら貫通孔5a,5b内に例えば銅製の一対の固定接触子6a,6bが挿通されて接着剤等によって固定されている。
この固定接触子6a,6bのそれぞれは、上部側の大径頭部7とこの大径頭部7と同軸的に連接された下部側の小径円柱部8とで構成されている。
これら固定接触子6a,6bが小径円柱部8を桶状体4aの貫通孔5a,5b内に挿通した状態で桶状体4aに接着剤等によって貫通孔5a,5bを密封するように固定されている。
また、接点装置2は、固定接触子6a,6bの小径円柱部8の下端面に比較的狭い所定のギャップを隔てて可動接触子11が接離可能に対向配置されている。そして、可動接触子11は接触子ホルダ13に接触スプリング14によって上方に付勢されて装着されている。接触子ホルダ13は、後述する電磁石ユニット3の可動プランジャ25に連結されて上下方向に駆動される。
さらに、固定接触子6a,6bの大径頭部7には外部接続端子板15a,15bがビス止めされている。
電磁石ユニット3は、側面から見てU字形状の磁気ヨーク21を有し、この磁気ヨーク21の底板部21aの中央部に下端を開放した円筒部21bが形成されている。この磁気ヨーク21の上面側が上部磁気ヨーク22によって連接されている。
磁気ヨーク21の円筒部21bの外周面には励磁コイル23を巻装したコイルホルダ24が装着され、円筒部21bの内周面には可動プランジャ25を摺動可能に内装した有底円筒状のキャップ26が配設されている。このキャップ26の底面には、可動プランジャ25の底面と接触して可動プランジャ25の下降時の衝撃を吸収するゴム座27が配設されている。
可動プランジャ25には、中心部に連結軸28が嵌合され、この連結軸28の頭部が上部磁気ヨーク22に形成された貫通孔29を通じて上方に延長され、接触子ホルダ13に連結されている。
また、可動プランジャ25の連結軸28の周囲にスプリング挿通孔30が形成され、このスプリング挿通孔30と上部磁気ヨーク22との間に可動プランジャ25を下方に付勢する復帰スプリング31が装着されている。
そして、桶状体4a、接合部材4b及び金属筒体4cで構成される接点収納ケース4、上部磁気ヨーク22及びキャップ26で構成される密封空間内に水素ガス、窒素ガス、水素及び窒素の混合ガス、空気、SF等のアーク消弧ガスが封入されている。
そして、前述した一対の固定接触子6a及び6bに対して所定ギャップを介して可動接触子11が対向している開極状態と、一対の固定接触子6a及び6bに可動接触子11が切所している閉極状態とが、図2に示すように、接触状態検出部50によって検出される。
この一対の固定接触子6a及び6bと可動接触子11との接触状態の検出は、図2に示すように、一対の固定接触子6a及び6bに個別にコンデンサ42A及び42Bの一端が接続されている。これらコンデンサ42A及び42bの他端間に抵抗43が接続されている。そして、検出抵抗43の両端から測定端子44A及び44Bが導出されている。
そして、測定端子44A及び44Bに接触状態検出部50が接続され、この接触状態検出部50によって検出抵抗43の両端のインピーダンスを検出して、可動接触子11の接触状態を検出するようにしている。
この接触状態検出部50は、図3に示すように、測定端子44Aに接続される接続端子51Aと測定端子44Bに接続される接続端子51Bとを備えている。
接続端子51A及び接地間にパルス電圧信号を出力するパルス信号発生部52が介挿されている。そして、パルス信号発生部52と接地との接続点と前記接続端子51Bとの間に電圧制限抵抗53が介挿されている。この電圧制限抵抗と接続端子51Bとの接続点に比較部としての比較器54の反転入力端子が接続されている。この比較器54の非反転入力端子には基準電圧Vbが供給されている。
したがって、比較器54の出力端子から反転入力端子に入力される電圧Vinが非反転入力端子に入力される基準電圧Vbより高いときにローレベルの接点状態検出信号Vcが出力され、逆に反転入力端子に供給される電圧が非反転入力端子に供給される基準電圧Vbより低い場合にはハイレベルの接触状態検出信号Vcが出力される。
そして、比較器54から出力される接触状態検出信号Vcが例えばレベルを反転するインバータ55を介して発光ダイオード56を駆動するダイオード駆動回路57に供給され、このダイオード駆動回路57で接触状態検出信号Vcがローレベルであるときに発光ダイオード56を点灯する。
次に、上記実施形態の動作を説明する。
今、外部接続端子板15aが例えば大電流を供給する直流電力供給源に接続され、外部接続端子板15bが負荷に接続されているものとする。
この状態で、電磁石ユニット3における励磁コイル23が非通電状態にあって、電磁石ユニット3で可動プランジャ25を可動させる励磁力を発生していないものとする。この状態では、可動プランジャ25が復帰スプリング31によって、上部磁気ヨーク22から離れる下方向に付勢されて、ゴム座27に当接した状態となる。このため、可動プランジャ25に連結軸28を介して連結された接触子ホルダ13に支持された可動接触子11は、固定接触子6a,6bの小径円柱部8の下端面から所定のギャップを挟んで対向しており、接点装置2が開極(釈放)状態となっている。
この接点装置2の開極状態から、電磁石ユニット3の励磁コイル23に通電すると、この電磁石ユニット3で励磁力を発生させて、可動プランジャ25を復帰スプリング31に抗して上方に押し上げる。これに応じて、可動プランジャ25に連結軸28を介して連結されている接触子ホルダ13が上方に移動し、可動接触子11が固定接触子6a,6bの小径円柱部8の底面に接触スプリング14の接触圧で接触する。
このため、外部電力供給源の大電流iが外部接続端子板15a、固定接触子6a、可動接触子11、固定接触子6b及び外部接続端子板15bを通じて負荷に供給される閉極(投入)状態となる。
この接点装置2の閉極状態から、負荷への電流供給を遮断する場合には、電磁石ユニット3の励磁コイル23への電圧印加を停止する。
これによって、電磁石ユニット3で可動プランジャ25を上方に移動させる励磁力がなくなることにより、可動プランジャ25が復帰スプリング31の付勢力によって下降する。この可動プランジャ25が下降することにより、連結軸28を介して連結された接触子ホルダ13が下降し、これに応じて接触スプリング14で接触圧を与えている間は可動接触子11が固定接触子6a,6bに接触している。その後、接触スプリング14の接触圧がなくなった時点で可動接触子11が固定接触子6a,6bから下方に離間する開極状態となる。
この開極状態となると、固定接触子6a,6bと可動接触子11との間にアークが発生する。このアークは、図示しないアーク消弧用永久磁石によって大きく引き伸ばされて消弧される。
このようにして、電磁石ユニット3の励磁コイル23を非通電状態及び通電状態に制御することにより、接点装置2が一対の固定接触子6a及び6bから可動接触子11が所定ギャップを保って離間している開極状態と、一対の固定接触子6a及び6bに可動接触子11が接触する閉極状態とに動作される。
そして、接点装置2が開極状態にあるときには、図2(a)に示すように、一対の固定接触子6a及び6b間が開極されているので、測定端子44A及び44B間のインピーダンスは抵抗43のインピーダンスRのみとなる。
これに対して接点装置2が閉極状態にあるときには、図2(b)に示すように、一対の固定接触子6a及び6b間が可動接触子11によって導通されているので、抵抗Rと並列にコンデンサ42A及び42Bとの並列回路となる。このため、コンデンサ42A及び42BのインピーダンスをRcとすると、測定端子44A及び44b間のインピーダンスはR×2Rc/(R+2Rc)となり、抵抗43のインピーダンスRより小さい値となる。
このとき、コンデンサ42A及び42BのインピーダンスRcは、パルス信号発生部42のパルス電圧信号の周波数をfとし、コンデンサ42A及び42Bの容量をCとすると、
Rc=1/2πfC
となる。
ここで、コンデンサ42A及び42Bの容量C及びパルス電圧信号の周波数fの少なくとも一方を調整してコンデンサ42A及び42Bの合成インピーダンス2Rcを抵抗43のインピーダンスRと一致させると、閉極時のインピーダンスをR/2とすることができ、開極時のインピーダンスRの半分とすることができる。
これらを纏めると下記表1で表すことができる。
Figure 0005981766
このため、接触状態検出部50では、接点装置2の開極状態では、パルス信号発生部52から所定周波数のパルス電圧信号を出力すると、このときのパルス電圧信号は、抵抗43と電圧制限抵抗53とで分圧されて、比較器54の反転入力端子に供給される。
ここで、接点装置2が閉極状態となると、前述したようにインピーダンスが開極時のインピーダンスに比較して小さくなる。このため、比較器54の反転入力端子に入力される電圧が大きくなる。
したがって、比較器54の非反転入力端子に供給される基準電圧Vbは、開極時に反転入力端子に供給される電圧より高い電圧で且つ閉極時に反転入力端子に供給される電圧より低い電圧に設定されている。
このため、接点装置2の開極時には、比較器54の反転入力端子に供給される電圧Vinが基準電圧Vbより低い値となるので、比較器54から開極状態を表すハイレベルの接触状態検出信号Vcが出力される。
一方、接点装置2の閉極時には、比較器54の反転入力端子に供給される電圧Vinが基準電圧Vbより高い値となるので、比較器54から閉極状態を表すローレベルの接触状態検出信号Vcが出力される。
したがって、比較器54から出力される接触状態検出信号Vcをインバータ55で反転して例えば発光ダイオード56を駆動する駆動回路57に供給することにより、開極時に発光ダイオードを消灯し、閉極時に発光ダイオードを点灯させることができ、可動接触子11の接触状態を正確に表示することができる。このため、可動接触子11の接触状態の監視を電磁接触器の外部で正確に行うことができる。
また、一対の固定接触子6a及び6b間のインピーダンス測定用回路として一対の固定接触子6a及び6bに個別にコンデンサ42A,42Bを接続するようにしているので、これらコンデンサ42A及び42Bによって一対の固定接触子6a及び6bに流れる直流電流を遮断することができ、接触状態検出部50に高電流が影響することを防止することができる。
次に、本発明の第2の実施形態について図4を参照して説明する。
この第2の実施形態では、一対の固定接触子6a及び6bに接続するコンデンサの構成を変更したものである。
すなわち、第2の実施形態では、図4(a)に示すように、内径を一対の固定接触子6a及び6bの外装ケース1から突出する端部の外径と等しいか又はこれより僅かに小さくし、外周面に電極部61を形成した扁平な円筒状の誘電体リング62A及び62Bを用意する。
そして、これら誘電体リング62A及び62Bを、図4(b)に示すように、一対の固定接触子6a及び6bの外装ケース1から突出する端部の外周面に嵌合させる。これにより、誘電体リング62A及び62Bの内周面に接触する固定接触子6a及び6bと、誘電体リング62A及び62Bと、この誘電体リング62A及び62Bの外周面に形成された電極部61とでコンデンサが形成される。
そして、誘電体リング62A及び62Bの電極部61間に抵抗63を接続すると共に、測定端子64A及び64Bを導出することにより、前述した第1の実施形態と同様のインピーダンス測定用の回路構成とすることができる。
この場合には、図4(c)に示すように、誘電体リング62A及び62Bの厚みを調整することにより、静電容量Cを調整することができる。
その他の構成については前述した第1の実施形態と同様の構成を有する。
このように、上記第2の実施形態によると、一対の固定接触子6a及び6bに外周面に電極部61を形成した誘電体リング62A及び62Bを嵌合させてコンデンサを形成している。このため、前述した第1の実施形態のように一対の固定接触子6a及び6bに単体のコンデンサを接続する必要がなく、単に誘電体リング62A及び62Bを一対の固定接触子6a及び6bに嵌合させるだけで良いので、全体の構成を簡略化することができると共に、小型化が可能となる。
しかも、誘電体リング62A及び62Bの電極部61に予め抵抗63を接続すると共に、測定端子44A及び44Bを導出するようにユニット化しておくことにより、インピーダンス測定部の組付けをより容易に行うことができる。
なお、上記第1及び第2の実施形態においては、インピーダンス変化検出回路を図3に示す構成とした場合について説明したが、これに限定されるものではなく、図5に示す自動平衡ブリッジ回路を適用することもできる。この自動平衡ブリッジ回路は、図5に示すように、接続端子71Aに正弦波交流電圧を発生する正弦波信号発生部70を接続し、接続端子71Bに帰還抵抗72を出力側及び反転入力側間に介挿したオペアンプ73で構成される反転増幅器74の反転入力端子及び帰還抵抗72の接続点を接続する。また、オペアンプ73の非反転入力端子は接地されている。
そして、接続端子71Aの電圧V1とオペアンプ73の出力電圧V2とを検出部75に供給する。この検出部75では、電圧V1及びV2を正弦波信号発生部70の位相情報を利用して複素数として求め、これら電圧の比(V1/V2)に帰還抵抗72の抵抗値Rrを乗算して測定端子44A及び44B間のインピーダンスを算出し、算出したインピーダンスを予め設定した可動接触子11の接触状態を判別可能なインピーダンス閾値と比較することにより、可動接触子11の接触状態を表す接触状態検出信号Vcを得る。
また、上記第1及び第2の実施形態においては、接触状態検出部から出力される接触状態検出信号Vcに基づいて発光ダイオード56を駆動する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、他の表示素子を駆動するようにしてもよく、さらには接触状態検出信号を電磁開閉器の開閉を制御する制御盤に供給して表示画面に接触状態を表示したり、異常検出回路に供給して、電磁開閉器の異常判断を行うようにしたりしてもよい。
また、上記第1及び第2の実施形態においては、接点収納ケース4を桶状体4a、接合部材4b及び金属筒体4cで構成する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、金属製の桶状体の内側に絶縁筒体を配置するようにしてよく、任意の構成とすることができる。
さらに、上記実施形態においては、接点収納ケース4にガスを封入する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、遮断する電流値が少ない場合にはガスの封入を省略することができる。
また、上記実施形態においては、可動接触子11が固定接触子6a及び6bに下側から対向する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、固定接触子6a及び6bの接点部を接点収納ケース4の下側に配置し、これら接点部に対して上側から可動接触子11を対向させるようにしてもよい。
さらに、電磁石ユニット3の構成も上記実施形態に限定されるものではなく、接触子ホルダ13を電磁力で可動させることができれば任意の構成を適用することができる。
さらに、上記実施形態においては、本発明を電磁接触器に適用した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、電磁継電器や他の構成の電磁開閉器に本発明を適用することができる。
1…外装ケース、2…接点装置、3…電磁石ユニット、4…接点収納ケース、4a…桶状体、4b…接合部材、4c…金属筒体、6a,6b…固定接触子、11…可動接触子、12…アーク足移動促進部、12a,12b…テーパー面、13…接触子ホルダ、14…接触スプリング、15a,15b…外部接続端子板、21…磁気ヨーク、22…上部磁気ヨーク、23…励磁コイル、24…コイルホルダ、25…可動プランジャ、26…キャップ、28…連結軸、31…復帰スプリング、42A,42B…コンデンサ、43…抵抗、44A,44B…測定端子、50…接触状態検出部、51A,51B…接続端子、52…パルス信号発生部、53…電圧制限抵抗、54…比較器、56…発光ダイオード、57…ダイオード駆動回路、61…電極部、62A,62B…誘電体リング、63抵抗、64A,64B…測定端子、70…正弦波信号発生部、72…帰還抵抗、73…オペアンプ、74…反転増幅器、75…検出部

Claims (4)

  1. 接点収納ケース内に所定間隔を保って固定配置された直流電流路に介挿される一対の固定接触子と、
    該一対の固定接触子に対して接離可能に配設された可動接触子と、
    該可動接触子を可動させる電磁石ユニットと、
    前記一対の固定接触子のそれぞれに個別に接続された一対のコンデンサと、
    該一対のコンデンサの他端に接続した抵抗と、
    該抵抗の両端のインピーダスを検出して、前記一対の固定接触子に対して前記可動接触子が所定ギャップを介して対向している開極状態及び前記一対の固定接触子に前記可動接触子が接触している閉極状態を検出する接触状態検出部とを備え
    前記一対のコンデンサの合成インピーダンスと前記抵抗のインピーダンスとが一致するように調整されていることを特徴とする電磁開閉器。
  2. 前記接触状態検出部は、一端が前記抵抗の一端に接続され、他端が接地に接続されたパルス信号発生部と、該パルス信号発生部と接地との間と前記抵抗の他端との間に接続された電圧制限抵抗と、前記抵抗及び前記電圧制限抵抗の接続点の電位と基準電位とを比較する比較部とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の電磁開閉器。
  3. 接点収納ケース内に所定間隔を保って固定配置された直流電流路に介挿される一対の固定接触子と、
    該一対の固定接触子に対して接離可能に配設された可動接触子と、
    該可動接触子を可動させる電磁石ユニットと、
    前記一対の固定接触子のそれぞれに個別に接続された一対のコンデンサと、
    該一対のコンデンサの他端に接続した抵抗と、
    該抵抗の両端のインピーダスを検出して、前記一対の固定接触子に対して前記可動接触子が所定ギャップを介して対向している開極状態及び前記一対の固定接触子に前記可動接触子が接触している閉極状態を検出する接触状態検出部と、を備え、
    前記接触状態検出部は、一端が前記抵抗の一端に接続され、他端が接地に接続されたパルス信号発生部と、該パルス信号発生部と接地との間と前記抵抗の他端との間に接続された電圧制限抵抗と、前記抵抗及び前記電圧制限抵抗の接続点の電位と基準電位とを比較する比較部とを備えていることを特徴とする電磁開閉器。
  4. 前記コンデンサは前記一対の固定接触子の前記接点収納ケースから突出する端部に嵌合させる誘電体リングで構成されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の電磁開閉器。
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