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JP5984017B2 - キャビネット - Google Patents
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JP5984017B2 - キャビネット - Google Patents

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Description

本発明は、キャビネットに関する。
特許文献1には、カウンタートップの取付構造が開示されている。この取付構造では、L字形状の取付具を介して、キャビネット上面にカウンタートップが固定される。この取付具は、戸当たり幕板の内面側に固定される。
特開平7−213361公報
ところで、この種のキャビネットでは、その収納棚や収納扉等の前面に、左右に長尺な取手が配置してある。そして、このキャビネットでは、全体の意匠性向上のため、前記取手との整合性を考慮して、戸当たり幕板の上端とカウンタートップの前端との間に、前記取手を模した取手形状部を配置することができる。このものでは、取手形状部によって、戸当たり幕板周辺の外観形状を、その左右や上下に位置する収納棚や収納扉等の外観形状に近づけることができる。
しかしながら、この場合では、施工現場において、取手形状部と取付具とを夫々ねじ等で戸当たり幕板に固定した後、取付具を介してカウンタートップを戸当たり幕板に固定している。このため、施工現場では、例えば、戸当たり幕板の取付作業、取手形状部の取付作業、取付具の取付作業、カウンタートップの取付作業の4つの作業を行う必要があり、施工現場で作業に要する時間(施工時間)が長くなり易いという問題がある。
そこで、前記事情を鑑みて、本発明は、施工現場での施工を行い易くしたキャビネットを提案することを課題とする。
前記課題を解決するために本発明は、前面に前開口を有し内部を収納空間とする本体部と、前記本体部の前面の上部に取り付ける幕板と、前記本体部の上方に取り付けるカウンタと、このカウンタに前記幕板を取り付ける取付部材とを備え、前記取付部材は、左右に長尺で下部の前面に前記幕板を取り付ける縦片部と、この縦片部の上端に設けられ前記カウンタの下方に取り付ける取付部とで形成され、前記縦片部に、前記幕板の上部とその上方に位置する前記カウンタの前部との間に露出する取手形状部を一体に設けたものであることを特徴とする。
また、前記取付部は、前記縦片部の上端から前方に突出した横片部で形成され、この横片部は、平面視において前記取手形状部に比べて前方に前記カウンタへの取付部位を有するものであることが好ましい。
また、前記本体部は、上面に上開口を有し、前記取付部は、前記縦片部から後方に突出した横片部で形成され、この横片部は、平面視において前記上開口と重なる位置に前記カウンタへの取付部位を有するものであることが好ましい。
また、前記本体部は、前記前面の上端に至るまで開口する前記前開口と、上面に形成され前記開口に前端が連通する上開口とを有し、前記カウンタは、前記収納空間に配置する下突出部を有し、前記上開口を覆う状態で、前記本体部に取り付けられ、前記幕板は、前記前開口の上部を覆う状態で、前記カウンタに前記取付部材を介して脱着自在に取り付けられるものであることが好ましい。
また、前記前開口が、前記前面の上端に至るまで開口し、前記本体部に、前記幕板を側方側から保持する保持部を設け、前記幕板に、前記保持部に脱着自在で保持される被保持部を設けたものであることが好ましい。
本発明は、取付部材を幕板に取り付けることで、取手形状部及び取付部材の両方を幕板に取り付けることができる。このため、本発明は、施工現場において、取付部材の取付作業を行うことで、取手形状部も配置することができて、施工現場での作業工数を削減することができる。これによって、本発明は、施工時間を短縮し易くすることができて、キャビネットを設置し易くすることができる。
実施形態のキャビネットの側断面図である。 図1の領域Bを拡大した側断面図である。 本体部の側断面図である。 カウンタの側面図である。 取付部材を取り付けた幕板を示し、(a)が被保持部を省略した斜視図であり、(b)が幕板上部側の側面図である。 キャビネットの斜視図である。 変形例における取付部材を取り付けた幕板を示し、(a)が被保持部を省略した斜視図であり、(b)が幕板上部側の側面図である。
以下、本発明を添付図面に基づいて説明する。本実施形態のキャビネット1は、例えばキッチン等に設けてあり、所謂キッチンキャビネットとなっている。キャビネット1は、図1や図6に示すように、平面視矩形で箱形状となっており、キッチン等の床面に載置される等で設置される。以下、この設置された姿勢を基準にキャビネット1を説明する。
キャビネット1は、平面視矩形で箱状の本体部2を備える。本体部2は、図3に示すように、前面2a及び上面2bに矩形状の開口を有する。前面2aの開口は、前面2aにおいて、下端部から上端に至るまで開口して形成される。上面2bの開口は、上面2bにおいて、後端部(後端を含まない)から前端に至るまで開口して形成される。このため、前面2aの開口は、その上端が、上面2bの開口の前端に連通する。
以下、前面2aの開口を前開口4とし、上面2bの開口を上開口5とする。そして、前面2aにおける下端部は、下端を含まない下端より上方の部位であり、上面2bにおける後端部は、後端を含まない後端より前方の部位である。
本体部2は、その内部(箱の内側)が収納空間3となっている。収納空間3は、上開口5及び前開口4に連通する。言い換えると、収納空間3は、本体部2の前面2a及び上面2bに開口する。本体部2は、上面2b(上開口5)の略全体が、カウンタ10に覆われる。
カウンタ10は、図4に示すように、平面視矩形の板状部11で形成される。そして、カウンタ10は、図1に示すように、板状部11で上開口5を覆う状態で、本体部2に取り付けられる。
板状部11は、その左右の全長が、本体部2の左右の全長と略同じ寸法になっている。そして、板状部11は、その前後の全長が、本体部2の前後の全長に比べて若干長くなっており、前端縁11aが、本体部2より前方に突出して位置する。前端縁11aには、垂下片12が設けてあり、垂下片12は板状部11の下面から下方に突出して形成される。垂下片12は、板状部11を本体部2に取り付けた状態において、前開口4より前方に位置しており、前開口4の上端を覆う。
板状部11は、本体部2に取り付けた状態において、前端縁11a以外の残りの端縁(左右の両側端縁及び後端縁11b)の下面が、本体部2の両側面2cの上端(上面2bの両側端)及び後面2dの上端(上面2bの後端)に当接される。言い換えると、カウンタ10は、前端縁11aを除く他の端縁が、本体部2の上端部(上面2bの両側端及び上面2bの後端)に載置される。これによって、板状部11は、上開口5を覆う。そして、板状部11は、この状態において、その後部の両側が固定部材15を介して本体部2に固定される。これによって、カウンタ10は、上面2b(本体部2)上方に固定される。
更に、カウンタ10は、図4に示すように、下突出部13を有する。下突出部13は、板状部11の下面より下方に突出して設けてある。更に、下突出部13は、前後において、板状部11の略中央に位置する。そして、下突出部13は、図6に示すように、左右において、板状部11の片側に偏って(後述の第1収納空間3a側に)位置する。下突出部13は、例えば、板状部11から下方に凹んだシンクとなっている。また、下突出部13は、図1に示すように、板状部11を本体部2に取り付けた状態において、収納空間3(後述の第1収納空間3a)に配置される。
また、本体部2は、図1に示すように、収納空間3を左右に区画する仕切り壁7を有する。このため、収納空間3は、仕切り壁7によって、第1収納空間3aと第2収納空間(図示せず)とに区画される。言い換えると、本実施形態において、第1収納空間3a及び前記第2収納空間は左右に仕切り壁7を介して隣接する。そして、第1収納空間3a及び前記第2収納空間は各々、その左右に位置する側面(本体部2の側面2c)のうちの一方が、仕切り壁7で形成される。
第1収納空間3aには、図1に示すように、例えば、下突出部13及び収納棚20が収納される。収納棚20は、第1収納空間3aにおいて、下突出部13より下方に配置される。言い換えると、下突出部13は、第1収納空間3aの上部に収納され、収納棚20は、第1収納空間3aの下部に収納される。
収納棚20は、上下に2段並んで設けてある。言い換えると、第1収納空間3aの下部には、下側の収納棚21と上側の収納棚22とが配置される。2段の収納棚20は各々、前開口4を介して第1収納空間3aから出し入れ自在となっている。
収納棚20は夫々、例えば、棚本体23(本説明では、その前部のみ図示)と、棚本体23を前後にスライド移動自在で支持する支持部24とを備える。支持部24は、前後に長尺なレール形状となっており、両側面2cの第1収納空間3a側に固定してある。棚本体23は、支持部24に沿って前方にスライド移動することで、第1収納空間3aから突出させることできる。そして、棚本体23は、第1収納空間3aから突出した状態において、支持部24に沿って後方にスライド移動することで、第1収納空間3aに収納させることができる。
また、下側の収納棚21は、棚本体23の前部の上端に、下方に凹む溝(図示せず)が設けてある。この溝は、棚本体23の前部の左右の幅と略同寸(或いは若干小寸)で形成される。そして、この溝は、その上部が前方に開口しており、前方から利用者の指等を溝内に挿通可能になっている。このため、下側の収納棚21は、前記溝が棚本体23のスライド移動の操作部になっている。
上側の収納棚22は、棚本体23の前部の上端部或いは上端に、金属製の取手25が設けてある。取手25は、左右に長尺で形成されており、その断面形状(左右に直交する断面形状)が下向き矩形のU字になっている。そして、取手25は、U字の前辺の下端と、棚本体23の前部の上端との間が前後に開口しており、前方から利用者の指等をU字の内側に挿通可能になっている。言い換えると、上側の収納棚22は、棚本体23のスライド移動(収納空間3に対する出し入れ)の操作部として取手25を備える。
更に、両収納棚20は、棚本体23を第1収納空間3aに入れた(収納した)状態において、その前部が前開口4を覆う。このとき、前開口4は、その上部が上側の収納棚22の前部(取手25の上端)より上方に位置する。言い換えると、各収納棚20を収納空間3に収納した状態において、前開口4は、その上部が、いずれの収納棚20の前部にも覆われない。そして、前開口4の上部は、幕板30及び幕板30用の取付部材40(詳細は後述する)によって覆われる。
幕板30は、図5に示すように、板状になっており、その左右の全長が上下の幅に比べて長尺になっている。図1に示すように、幕板30は、その板面で、第1収納空間3aにおける前開口4の上部を覆う。言い換えると、幕板30は、板面を前後に向けた状態で、本体部2の前面2a上部に配置される。詳しくは、図6に示すように、幕板30の左右の全長が、第1収納空間3aにおける前開口4の左右の全長と、略同じ寸法になっている。そして、幕板30の上下の幅は、第1収納空間3aにおける前開口4の上部の全長に比べて小さい寸法(小寸)になっている。
また、幕板30は、前側の板面(前板面)が、意匠性を有する外観面(意匠面)となっており、この外観面は、収納棚20の前部と略同じ意匠になっている。言い換えると、幕板30と収納棚20の前部とは、同じ色や同じ柄(模様)となっている。更に、幕板30は、例えば、収納棚20の前部と同じ部材で形成される。そして、幕板30は、図2に示すように、取付部材40を介してカウンタ10に取り付けられる。
図5に示すように、取付部材40は、その下部が、幕板30の後側の板面(後板面)に取り付けられる。そして、図2に示すように、取付部材40は、その上部がカウンタ10の下部前方部位(前部下面)に取り付けられる。これによって、施工現場において、幕板30はカウンタ10に取り付けられる。
更に、図5に示すように、取付部材40は、左右に長尺な板状になっており、その断面形状(左右に直交する断面形状)が、上下逆向きのL字状になっている。言い換えると、取付部材40は、前後に板面が向く縦片部41と、縦片部41の上端に設けられ上下に板面が向く横片部42とを一体で有しており、縦片部41と横片部42とで形成される。
縦片部41は、その下部の左右の全長が、幕板30(前開口4)の左右の全長に比べて若干小さい寸法になっている。そして、縦片部41の下部は、前後に貫通した貫通孔43a(第1の貫通孔)が設けてある。貫通孔43aは、左右に沿った一直線上に、複数並んで設けてあり、各々ねじやビス等の固着具43b(第1の固着具)が挿通可能になっている。施工現場において、固着具43bは、その軸部を貫通孔43aに挿通して、幕板30の前記後板面に固着される。これによって、施工現場において、縦片部41が、幕板30に取り付けられる。
更に、縦片部41は、その上部(前記下部より上方の部位)の左右の全長が、幕板30の左右の全長と略同じ寸法になっている。そして、縦片部41の前記下部を幕板30に取り付けた状態において、縦片部41の前記上部は、幕板30の上方に位置する。このため、この状態において、縦片部41の前記上部は、前開口4の幕板30の上端より上方の部位を覆う。
また、縦片部41の前記上部には、取手形状部50が一体に設けてある。なお、この一体に設けてあるとは、例えば、一体成形等によって縦片部41に取手形状部50を一体に形成した場合と、製造時等の施工現場に持ち込む前に縦片部41に取手形状部50を固定して一体化した場合との両方の意味を含む。
取手形状部50は、例えば金属製となっている。取手形状部50は、左右に長尺で形成されており、その左右の全長が、図6に示すように、第1収納空間3aにおける前開口4(縦片部41の前記上部)の左右の全長と略同じ寸法になっている。そして、図5に示すように、取手形状部50は、その断面形状(左右に直交する断面形状)が下向き矩形のU字になっており、図6に示すように、その外観形状が、取手25の外観形状と略同じ形状になっている。言い換えると、取手形状部50は、取手25を模した外観形状になっている。このため、図2に示すように、取手形状部50は、U字の前辺の下端と、幕板30の上端との間が前後に開口している。
更に、取手形状部50は、その上端が、縦片部41の上端より下方に位置する。そして、取手形状部50は、正面視(前後に視た状態)において、カウンタ10の垂下片12と幕板30との上下の間に位置する。このため、取手形状部50は、縦片部41の前記間に位置する部位(前開口4の前記間に位置する部位)を覆う。言い換えると、取手形状部50は、正面視において、幕板30の上部とカウンタ10の前部との間でキャビネット1の外観に露出する。そして、縦片部41の取手形状部50より上方の部位は、正面視において、垂下片12に覆われて、キャビネット1の外観に露出しない。
横片部42は、縦片部41の上端から前後の一方に突出して形成されており、その上面2bがカウンタ10の前部に当接される。例えば、横片部42は、図2や図5に示すように、後方に突出しており、縦片部41に比べて後方で、板状部11の前部下面に当接される。そして、この状態で、横片部42は、平面視(上下に透過して視た状態)において、上開口5上に位置する(上開口5に重なって位置する)。
更に、横片部42は、図5に示すように、左右の略中央に、上下に貫通した貫通孔44a(第2の貫通孔)が設けてある。貫通孔44aは、前後において、縦片部41から所定の距離離れた位置に形成されており、ねじ等の固着具44b(第2の固着具)を上下に挿通可能になっている。図2に示すように、施工現場において、固着具44bは、その軸部を貫通孔44aに挿通して、板状部11の前部下面に脱着自在で固着される。これによって、横片部42は、施工現場において、カウンタ10前部の下方に取り付けられる。すなわち、横片部42は、取付部材40をカウンタ10に取り付ける取付部46になっている。そして、横片部42は、貫通孔44aを設けた部位が、カウンタ10への取付部位46aになっている。
また、幕板30の側端には、図5(b)に示すように、被保持部54が設けてある。そして、本体部2の側面2cの第1収納空間3a側には、図3に示すように、被保持部54保持用の保持部55が設けてある。被保持部54は、保持部55に対して脱着自在になっている。言い換えると、図2に示すように、幕体は、その両側方(被保持部54)が脱着自在で本体部2(保持部55)に保持される。
前記第2収納空間には、例えば、上下3段の収納棚が収納される。この3段の収納棚のうち、最下段の収納棚95は、第1収納空間3aの下側の収納棚21と略同じ構成になっており、上下における中間の収納棚96は、第1収納空間3aの上側の収納棚22と略同じ構成になっている。このため、キャビネット1は、前記第2収納空間における前開口の下部が、最下段の収納棚95及び中間の収納棚96の前部で覆われる。
そして、前記3段の収納棚のうち、最上段の収納棚97は、前記第2収納空間における前開口(前面2a)の上部に配置される。このため、キャビネット1は、前記第2収納空間における前開口の上部が、最上段の収納棚97の前部で覆われる。
また、中間の収納棚96及び最上段の収納棚97は、その前部の上端部或いは上端に、取手25が設けてある。そして、取手25は、その外観形状が、上側の収納棚22の取手25や取手形状部50の外観形状と、略同じ形状になっている。更に、最上端の収納棚97の取手25は、その長手方向が、左右において、取手形状部50の長手方向と一直線上に並ぶ。そして、中間の収納棚96の取手25は、その長手方向が、左右において、上側の収納棚22の取手25の長手方向と一直線上に並ぶ。
このように、キャビネット1は、取付部材40を幕板30に取り付けることで、取手形状部50及び取付部材40の両方を幕板30に取り付けることができる。このため、キャビネット1は、施工現場において、取付部材40の取付作業を行うことで、取手形状部50の取付作業を省略することができて、施工現場での作業工数を削減することができる。言い換えると、キャビネット1は、取付部材40に取手形状部50を一体に設けたことで、施工現場において、取手形状部50を取付部材40(縦片部41)や幕板30に取り付ける作業を省くことができる。これによって、キャビネット1は、施工時間(施工現場における作業時間)を短縮し易くすることができて、キャビネット1を設置し易くする(施工し易くする)ことができる。
更に、取手形状部50は、幕板30とカウンタ10(垂下片12)との間に露出する。そして、取手形状部50は、その外観形状が、取手形状部50と上下に並ぶ上側の収納棚22の外観形状や、取手形状部50と左右に並ぶ最上段の収納棚97等の取手25の外観形状と、略同じ形状になっている。このため、キャビネット1は、その外観(前面形状)を見た利用者に、一体感のある外観印象を与え易くすることができる。言い換えると、キャビネット1は、利用者が外観を視た際に、幕板30の上部(取手形状部50)と収納棚20の取手25との外観における違和感を与え難くすることができる。
また、取付部材40は、縦片部41が取手形状部50と板状部11との間の前開口4を覆う。このため、キャビネット1は、取手形状部50の上方にパッキン部材等を取り付けなくても、取手形状部50の上面2bに付着した塵等の第1収納空間3aへの侵入を抑制することができる。これによって、キャビネット1は、前記パッキン部材の取付作業を廃する等で、施工を行い易くしたり、取手形状部50の上面2bの清掃で済む等、前記塵の除去等の清掃を行い易くしたりすることができる。
そして、縦片部41は、正面視において、取手形状部50より上方に位置する部位が垂下片12に隠れて位置する。このため、キャビネット1は、その外観において、縦片部41を目立ち難くすることができる。そして、取付部材40は、横片部42が縦片部41の後方に突出し、取付部位46aが収納空間3(上開口5)に位置する。このため、キャビネット1は、その外観において、横片部42を目立ち難くすることができる。
すなわち、キャビネット1は、その外観において、取付部材40が目立ち難くなっている。このため、キャビネット1は、その外観印象に取付部材40を影響し難くすることができて、前記一体感のある外観印象を保ち易くすることができる。
更に、キャビネット1は、幕板30と取付部材40とで前開口4の上部を覆うため、所謂横桟を幕板30とは別に設けずに済む。このため、キャビネット1は、施工現場での作業工数を削減する等で、施工を行い易くすることができる。
そして、キャビネット1は、前記横桟を別に設けなくて済むため、幕板30を取り付ける前や取り外した状態において、前開口4の上部を開放可能とすることができる。このため、キャビネット1は、板状部11を本体部2の前記上端縁に載置した状態で、カウンタ10を本体部2の両側面2c上端(上面2bの両側端)に沿って前後にスライド移動させることができる。これによって、キャビネット1は、下突出部13を前開口4の上部から第1収納空間3aに配置することができて、施工現場での施工を行い易くすることができる。
更に、カウンタ10は、その交換時等において、前開口4を開放した状態で板状部11を前方にスライド移動させることで、下突出部13を第1収納空間3aから前方に引き出すことができる。これによって、キャビネット1は、前記交換時等において、その作業現場(キャビネット1設置場所)での作業を行い易くすることができる。
また、幕板30は、被保持部54及び保持部55によって、本体部2に対して前後及び左右において位置規定される。このため、幕板30は、取付部材40を介してカウンタ10に取り付けた状態において、保持部55での被保持部54の保持によって、前後や左右への撓みを抑制し易くすることができる。これによって、キャビネット1は、その利用時等において、幕板30の変形や破損等を生じ難くすることができて、キャビネット1の使い勝手を良くし易くすることができる。更に、幕板30は、左右において本体部2で保持されるため、前記前桟としての機能を兼ねることができる。これによって、キャビネット1は、本体部2における前面2a上部を補強することができる。
そして、幕板30は、本体部2に対して固着されず脱着自在の保持に留まるため、カウンタ10から取り外し、被保持部54を保持部55から離脱させることで、前開口4の上部から取り除くことができる。言い換えると、キャビネット1は、固着具44bを取り外すだけで、幕板30を本体部2及びカウンタ10から容易に取り外して、前開口4の上部を開放させることができる。
また、取付部材40は、例えば、図7に示すように、横片部42を縦片部41から前方に突出して形成してもよい。この場合、横片部42及び固着具44bは、垂下片12と縦片部41との間に位置する。言い換えると、横片部42及び固着具44bは、正面視において、垂下片12に比べて後方で且つ縦片部41に比べて前方に位置する。このため、横片部42及び固着具44bは、正面視において、垂下片12に覆われて、キャビネット1の外観に露出しない。
このように、横片部42を前方に突出させた場合では、取付部材40のカウンタ10への脱着を本体部2より前方で行うことができる。このため、キャビネット1は、取付部材40のカウンタ10への脱着時において、収納空間3における収納棚20を含む収納物の有無の影響を受け難くすることができる。これによって、キャビネット1は、施工現場での施工を行い易くすることができる。
更に、垂下片12は、平面視において、幕板30に比べて前方に位置する。そして、横片部42の取付部位46a(貫通孔44a)は、平面視において、取手形状部50及び幕板30に比べて前方に位置する。このため、取付部材40は、カウンタ10への取付時に、例えば、ドライバー等の固着具44b用の工具の使用に、取手形状部50等を干渉し難くすることができる。
なお、本発明は、前述した実施形態の構成のみに限定されるものではなく、本発明の意図する範囲内であれば、適宜の設計変更を行うことが可能である。例えば、本体部2は、仕切り壁7を備えない等で、収納空間3として第1収納空間3aのみを有したものであってもよい。この場合、カウンタ10は、第1収納空間3aの上方のみを覆うものであればよい。また例えば、収納空間3は、二つに限らず、三つ以上に区画されてもよい。この場合、第1収納空間3a以外の他の収納空間には、前記収納棚に限らず、食洗機や、こんろ等の調理機器や、前方に開口した凹所等を設けてもよい。また例えば、貫通孔44aは、横片部42の左右の中央に一つ設けたものに限らず、左右に所定の間隔を置いて複数設けたもの等であってもよい。
また例えば、キャビネット1は、収納棚20の代りに、開閉自在な扉(収納扉)で前開口4の下部を覆うものであってもよく、この場合、左右に長尺な取手25が前記収納扉に設けられる。すなわち、取手形状部50は、収納棚20の前部や前記収納扉等の前開口4を開放可能で閉塞する閉塞部材の開閉操作用の取手25を模した外観形状となっている。また例えば、取手形状部50は、本体部2に隣接して他の収納装置等が配置される場合、この収納装置における前記閉塞部材の取手等と略同じ形状(略同じ意匠)のものが好ましい。
1 キャビネット
2 本体部
2a 前面
2b 上面
2c 側面
3 収納空間
3a 第1収納空間
4 前開口
5 上開口
10 カウンタ
11 板状部
12 垂下片
13 下突出部
20 収納棚
25 取手
30 幕板
40 取付部材
41 縦片部
42 横片部
46 取付部
46a 取付部位
50 取手形状部
54 被保持部
55 保持部

Claims (5)

  1. 前面に前開口を有し内部を収納空間とする本体部と、前記本体部の前面の上部に取り付ける幕板と、前記本体部の上方に取り付けるカウンタと、このカウンタに前記幕板を取り付ける取付部材とを備え、
    前記取付部材は、左右に長尺で下部の前面に前記幕板を取り付ける縦片部と、この縦片部の上端に設けられ前記カウンタの下方に取り付ける取付部とで形成され、
    前記縦片部に、前記幕板の上部とその上方に位置する前記カウンタの前部との間に露出する取手形状部を一体に設けたものであることを特徴とするキャビネット。
  2. 前記取付部は、前記縦片部の上端から前方に突出した横片部で形成され、
    この横片部は、平面視において前記取手形状部に比べて前方に前記カウンタへの取付部位を有するものであることを特徴とする請求項1記載のキャビネット。
  3. 前記本体部は、上面に上開口を有し、
    前記取付部は、前記縦片部から後方に突出した横片部で形成され、
    この横片部は、平面視において前記上開口と重なる位置に前記カウンタへの取付部位を有するものであることを特徴とする請求項1記載のキャビネット。
  4. 前記本体部は、前記前面の上端に至るまで開口する前記前開口と、上面に形成され前記開口に前端が連通する上開口とを有し、
    前記カウンタは、前記収納空間に配置する下突出部を有し、前記上開口を覆う状態で、前記本体部に取り付けられ、
    前記幕板は、前記前開口の上部を覆う状態で、前記カウンタに前記取付部材を介して脱着自在に取り付けられるものであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項記載のキャビネット。
  5. 前記前開口が、前記前面の上端に至るまで開口し、
    前記本体部に、前記幕板を側方側から保持する保持部を設け、
    前記幕板に、前記保持部に脱着自在で保持される被保持部を設けたものであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項記載のキャビネット。
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