JP5984641B2 - インクジェット記録用圧着原紙 - Google Patents
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Description
水性顔料インク中の色材顔料は、色材染料と比較して感圧接着剤組成物の塗工層内への吸収性が悪く、該塗工層上に色材顔料が残存し易い。このため、塗工層上に残存した色材顔料がシーラーで圧着されそのまま保持される間に対向面に転移し、圧着葉書を剥離した際に転移した色材顔料により文字やバーコードの判読が困難になるという問題がある。
吸収性の悪い水性顔料インクを吸収させるためにシリカ等の吸水性の高い填料の配合比率を高くすると、インク付着量を多くした場合、印字された該塗工層の強度が弱くなるために、圧着原紙をシーラーで圧着して封滅処理をする際に、シーラーの加圧ロールに塗工層や色材顔料が剥ぎ取られてロールを汚し、場合によっては加圧ロールに蓄積した汚れが圧着原紙を汚すという問題が発生する。このため、シーラーで圧着葉書を封滅処理する際に加圧ロールが汚れない程度の表面強度が必要となる。
水性顔料インク中の色材顔料は色材染料と異なり水に不溶であるので、インク中に色材顔料を安定に分散させるために色材顔料の比率を上げることができず、鮮明な発色が得られにくい。また、発色濃度を上げる方法の一つとしてインク吸収性の高いシリカ等の填料の配合率を増やすというものもあるが、圧着葉書としての適切な接着力を保持させるためには印字面(圧着原紙においては感圧接着剤塗工面)への填料の配合量を一般的なインクジェット記録用紙程に上げることができない。
鮮明な発色を得るために印字部へのインク付着量を増やすと滲みが発生してしまい、特にEAN128のようなバーコードを印字する場合にバーコードを読み取れないという問題がある。
感圧接着剤組成物の調整:微粒子充填剤として吸油量が140ml/100gである沈降法シリカ(商品名:カープレックスFPS101/エボニックデグサジャパン社製)100重量部を水に添加して十分に分散した後、バインダーとして完全ケン化型ポリビニルアルコール(以下、「完全ケン化型PVA」と略)(商品名:ポバールV/日本酢ビ・ポバール社製)25重量部、非剥離性感圧接着剤として天然ゴムにメタクリル酸メチルを重合した天然ゴム系ラテックス(商品名:サイビノールFB943/サイデン化学社製)120重量部を混合し、硫酸マグネシウム10重量部を加えて、感圧接着剤組成物となる塗料を作成した。
インクジェット記録用圧着原紙の製造:作成した塗料を、エアーナイフコータにて米坪113g/m2のフォーム用紙の両面に各々の面の塗工量が乾燥重量で6.0g/m2となるように塗工し、インクジェット記録用圧着原紙を得た。
実施例1において、吸油量が140ml/100gである沈降法シリカを、吸油量が180ml/100gである沈降法シリカ(商品名:ニップシールE−74P/東ソー・シリカ社製)に変更した以外は、実施例1と同様にしてインクジェット記録用圧着原紙を得た。
実施例1において、吸油量が140ml/100gである沈降法シリカを、吸油量が250ml/100gである沈降法シリカ(商品名:ニップシールE−170/東ソー・シリカ社製)に変更した以外は、実施例1と同様にしてインクジェット記録用圧着原紙を得た。
実施例1において、吸油量が140ml/100gである沈降法シリカ100重量部を、吸油量が140ml/100gである沈降法シリカ50重量部と吸油量が180ml/100gである沈降法シリカ50重量部との混合物に変更した以外は、実施例1と同様にしてインクジェット記録用圧着原紙を得た。
実施例1において、吸油量が140ml/100gである沈降法シリカ100重量部を、吸油量が140ml/100gである沈降法シリカ50重量部と吸油量が250ml/100gである沈降シリカ50重量部との混合物に変更した以外は、実施例1と同様にしてインクジェット記録用圧着原紙を得た。
感圧接着剤組成物の調整:微粒子充填剤として吸油量が140ml/100gである沈降法シリカを75重量部と、吸油量が300〜330ml/100gで細孔容積が2.0ml/gであるゲル法シリカ(商品名:サイロジェットP−407/グレースデビソン社製)25重量部を水に添加して十分に分散した後、バインダーとして完全ケン化型PVA25重量部、非剥離性感圧接着剤として天然ゴムにメタクリル酸メチルを重合した天然ゴム系ラテックス120重量部を混合し、硫酸マグネシウム10重量部を加えて、感圧接着剤組成物となる塗料を作成した。
インクジェット記録用圧着原紙の製造:作成した塗料を、エアーナイフコータにて米坪113g/m2のフォーム用紙の両面に各々の面の塗工量が乾燥重量で6.0g/m2となるように塗工し、インクジェット記録用圧着原紙を得た。
実施例6において、吸油量が140ml/100gである沈降法シリカの配合量を50重量部に変更し、吸油量が300〜330ml/100gで細孔容積が2.0ml/gであるゲル法シリカの配合量を50重量部に変更した以外は、実施例6と同様にしてインクジェット記録用圧着原紙を得た。
実施例6において、吸油量が140ml/100gである沈降法シリカの配合量を25重量部に変更し、吸油量が300〜330ml/100gで細孔容積が2.0ml/gであるゲル法シリカの配合量を75重量部に変更した以外は、実施例6と同様にしてインクジェット記録用圧着原紙を得た。
実施例7において、バインダーを完全ケン化型PVAから部分ケン化型ポリビニルアルコール(商品名:PVA−217:クラレ社製)25重量部に変更した以外は、実施例7と同様にしてインクジェット記録用圧着原紙を得た。
実施例7において、硫酸マグネシウムの配合量を5重量部に変更した以外は、実施例7と同様にしてインクジェット記録用圧着原紙を得た。
感圧接着剤組成物の調整:微粒子充填剤として吸油量が140ml/100gである沈降法シリカを50重量部と、吸油量が300〜330ml/100gで細孔容積が2.0ml/gであるゲル法シリカ50重量部を水に添加して十分に分散し、ブロッキング防止剤としてレーザー回折法による平均粒径が21μmである小麦粉澱粉8重量部を分散した後、バインダーとして完全ケン化型PVA25重量部、非剥離性感圧接着剤として天然ゴムにメタクリル酸メチルを重合した天然ゴム系ラテックス120重量部を混合し、硫酸マグネシウム10重量部を加えて、感圧接着剤組成物となる塗料を作成した。
インクジェット記録用圧着原紙の製造:作成した塗料を、エアーナイフコータにて米坪113g/m2のフォーム用紙の両面に各々の面の塗工量が乾燥重量で6.0g/m2となるように塗工し、インクジェット記録用圧着原紙を得た。
実施例11において、小麦粉澱粉の配合量を15重量部に変更した以外は、実施例11と同様にしてインクジェット記録用圧着原紙を得た。
実施例6において、吸油量が140ml/100gである沈降法シリカの配合量を20重量部に変更し、吸油量が300〜330ml/100gで細孔容積が2.0ml/gであるゲル法シリカの配合量を80重量部に変更した以外は、実施例6と同様にしてインクジェット記録用圧着原紙を得た。
実施例7において、完全ケン化型PVAの配合量を10重量部に変更した以外は、実施例7と同様にしてインクジェット記録用圧着原紙を得た。
実施例7において、硫酸マグネシウムの配合量を1重量部に変更した以外は、実施例7と同様にしてインクジェット記録用圧着原紙を得た。
実施例1において、微粒子充填剤を吸油量が120ml/100gである沈降法シリカ(商品名:ニップシールE−75/東ソー・シリカ社製)100重量部に変更した以外は実施例1と同様にしてインクジェット記録用圧着原紙の原紙を得た。
実施例1において、微粒子充填剤を吸油量が255ml/100gである沈降法シリカ(商品名:カープレックスFPS−1/エボニックデグサジャパン社製)100重量部に変更した以外は実施例1と同様にしてインクジェット記録用圧着原紙の原紙を得た。
実施例7において、微粒子充填剤を吸油量が255ml/100gである沈降法シリカ50重量部と、吸油量が300〜330ml/100gで細孔容積が2.0ml/gであるゲル法シリカ50重量部とに変更した以外は、実施例7と同様にしてインクジェット記録用圧着原紙を得た。
実施例7において、微粒子充填剤を吸油量が140ml/100gである沈降法シリカ50重量部と、吸油量が280ml/100gで細孔容積が2.0ml/gであるゲル法シリカ(商品名:ガシルシリカHP39/PQコーポレーション社製)50重量部とに変更した以外は、実施例7と同様にしてインクジェット記録用圧着原紙を得た。
実施例7において、微粒子充填剤を吸油量が140ml/100gである沈降法シリカ50重量部と、吸油量が300ml/100gで細孔容積が1.8ml/gであるゲル法シリカ(商品名:サイロジェットP−508/グレースデビソン社製)50重量部とに変更した以外は、実施例7と同様にしてインクジェット記録用圧着原紙を得た。
実施例7において、硫酸マグネシウムの代わりにポリアミンエピクロルヒドリン樹脂(商品名:DK6850/星光PMC社製)20重量部を配合した以外は、実施例7と同様にしてインクジェット記録用圧着原紙を得た。
実施例7において、バインダーを酢酸ビニルとエチレンの共重合体エマルジョン(商品名:スミカフレックス401HQ/住化ケムテックス社製)25重量部に変更した以外は、実施例7と同様にしてインクジェット記録用圧着原紙を得た。
実施例7において、バインダーをスチレンとブタジエンの共重合体エマルジョン(商品名:L7063/旭化成社製)25重量部に変更した以外は、実施例7と同様にしてインクジェット記録用圧着原紙を得た。
実施例7において、バインダーをアクリル系樹脂(商品名:サイビノールEK65/サイデン化学社製)25重量部に変更した以外は、実施例7と同様にしてインクジェット記録用圧着原紙を得た。
各実施例及び比較例において、巻取ったインクジェット記録用圧着原紙を巻戻す際のインクジェット記録用圧着原紙表面と裏面の貼付きの程度を、○、△、×の3段階で官能評価した。
○ 容易に剥がれ、良好である(耐ブロッキングが非常に良好)
△ わずかな貼り付きが感じられるが、実用上問題ない程度に剥がれる
× 剥がれにくく、実用に供し得ない(耐ブロッキング性に劣る)
各実施例及び比較例で得られたインクジェット用圧着原紙を23℃×50%RHの条件下で24時間調湿して水分含有率が7.0%となるようにした上で、感圧接着剤塗工層を設けた親展面に、インクジェットプリンタ(PX−101/セイコーエプソン株式会社製)にTruepressJet520(大日本スクリーン製造社製)用水性顔料インクを用いてフルカラーインクジェット記録を行った。、インクは、TruepressJet520用水性顔料インクを用いた。その後、10cm×10cmにカットした試験片を3枚重ねてドライシーラ(MS−9200II/大日本印刷株式会社製)にて感圧接着剤塗工層を設けた親展面同士を加圧接着した。
先にも述べたように、本発明のインクジェット記録用圧着原紙においては、水性顔料インクを用いてインクジェット印刷を行った場合であっても対向面にインクが転移しないことを目的の一つとしており、実施例においても対向面へのインク転移の評価を重視している。このため、加圧接着する際に可能な範囲で出来るだけ高い負荷をかけた上で転移の評価を行うものであるが、剥離強度が150g/25mm巾を超えるような高い加圧を加えるとインクジェット記録用圧着原紙が破れる虞がある。この点を考慮して、ドライシーラによる加圧は、接着直後の剥離強度が120〜140g/25mm巾となるようにシーラーギャップを設定して行った。こうして得られた圧着試験片の圧着面同士を剥離し、以下の要領で各種評価を行った。
印刷直後の圧着面の記録画像の滲みを、○、△、×の3段階で目視にて評価した。なお、発明者等の知見によれば、印刷直後と圧着して剥離した後とで滲み状態に変化が見られることはほとんどない。
○ 滲みが無く良好である
△ やや滲みがあるが、実用上問題がないレベルである
× 滲みがありバーコードの読み取りなどの点で、実用に供し得ない
印刷直後の圧着面の記録画像の発色濃度を、◎、○、△、×の4段階で目視にて評価した。なお、発明者等の知見によれば、印刷直後と圧着して剥離した後とで発色濃度に変化が見られることはほとんどない。
◎ 発色濃度が非常に高く良好である
○ 発色濃度が高く、実用上問題がないレベルである
△ 発色濃度が低く、実用に供し得ない
× 発色濃度が非常に低くバーコードの読み取りなどができず、実用に供し得ない
剥離後に、一方の圧着面に印刷された記録画像が対向面(もう一方の圧着面)に転移していないかを、◎、○、△、×の4段階で目視にて評価した。
◎ 対向面への転移がまったく見られず、良好である
○ 対向面への転移がごくわずかに見られるが、実用上問題がないレベルである
△ 対向面への転移がはっきり見られ、実用に供し得ない
× 対向面への転移が多く見られ、実用に供し得ない
圧着葉書用紙を、ドライシーラを用いて葉書10,000枚相当分を圧着した後、前記シーラの加圧ロールの汚れ具合を、◎、○、△、×の4段階で目視にて評価した。
◎ 加圧ロールの表面に汚れがなく、良好である
○ 加圧ロールの表面が少し曇る程度で、実用上問題がないレベルである
△ 加圧ロールの表面に印字部のインク部分が取られて汚れており、実用に供し得ない
× 加圧ロールの表面に印字部のインク部分が取られて汚れが酷く、圧着原紙に汚れが転写して実用に供し得ない
まず、微粒子充填剤として用いる沈降法シリカの吸油量について検証を行う。実施例1〜5にて得られたインクジェット記録用圧着原紙は、微粒子充填剤として吸油量が140〜250ml/100gである沈降法シリカのみを用いたものであり、滲み、発色濃度、加圧ロールの汚れ、対向面への転移、耐ブロッキング性のいずれにおいても実用上問題のないものであった。
次に、微粒子充填剤として沈降法シリカと併用して用いるゲル法シリカの吸油量及び細孔容積について検証を行う。実施例7で得られたインクジェット記録用圧着原紙は、微粒子充填剤として、吸油量140ml/100gの沈降法シリカ50重量部と、吸油量300〜330ml/100gで且つ細孔容積2.0ml/gであるゲル法シリカ50重量部とを用いたものであり、滲み、加圧ロールの汚れ、対向面への転移、耐ブロッキング性のいずれにおいてもが実用上問題がなく、また、発色性に優れ発色濃度が良好なものであった。
次に、非晶質シリカとして、沈降法シリカとゲル法シリカとを併用する場合の配合比率について検証を行う。実施例6〜8、及び比較例1は、沈降法シリカとゲル法シリカとの適切な配合比率を検証するために両者の配合比率のみを変更して検証を行ったものである。なお、実施例6〜8、及び比較例1では、吸油量140ml/100gの沈降法シリカと、吸油量300〜330ml/100g、且つ細孔容積2.0ml/gであるゲル法シリカとを用いて配合比率の検証を行っている。
次に、硫酸マグネシウム配合の有無についての検証を行う。実施例7では、微粒子充填剤100重量部に対して硫酸マグネシウムを10重量部配合したところ、滲み、加圧ロールの汚れ、対向面への転移、耐ブロッキング性については実用上問題のないことに加えて、発色濃度が良好なインクジェット記録用圧着原紙が得られた。
続いて、硫酸マグネシウムの配合量について検証を行う。実施例7では、微粒子充填剤100重量部に対して硫酸マグネシウムを10重量部配合したところ、滲み、加圧ロールの汚れ、対向面への転移、耐ブロッキング性のいずれについても実用上問題がなく、加えて、発色濃度が良好なインクジェット記録用圧着原紙が得られた。
次に、実施例7,9、比較例10〜12に基づいてバインダーの種類についての検証を行う。なお、実施例7,9、及び比較例10〜12では、いずれも微粒子充填剤100重量部に対して25重量部のバインダーを配合している。
続いて、ポリビニルアルコールの配合量についての検証を行う。実施例7では、微粒子充填剤100重量部に対してポリビニルアルコール25重量部を配合したところ、滲み、加圧ロールの汚れ、対向面への転移、耐ブロッキング性のいずれについても実用上問題はないことに加えて、発色濃度が良好なインクジェット記録用圧着原紙が得られた。
次に、小麦粉澱粉の配合量についての検証を行う。実施例11では、微粒子充填剤100重量部に対して小麦粉澱粉8重量部を配合したところ、滲み、加圧ロールの汚れ、対向面への転移については実用上問題がないことに加え、発色濃度及び耐ブロッキング性が特に良好なものであった。特に、耐ブロッキング性については、小麦粉澱粉を配合していない以外は同様の構成である実施例7よりも優れていたことから、小麦粉澱粉を配合したことで耐ブロッキング性が向上したものと考えられる。
以上(1)〜(8)の検証の結果より、本発明のインクジェット記録用圧着原紙において感圧接着剤組成物には、微粒子充填剤としては吸油量が140〜250ml/100gである沈降法シリカ(A)を用い、バインダーとしては微粒子充填剤100重量部あたり15〜30重量部のポリビニルアルコールを用い、更に、微粒子充填剤100重量部に対して5〜15重量部の硫酸マグネシウムを用いることで、滲み、発色濃度、加圧ロールの汚れ、対向面への転移、耐ブロッキング性のいずれについても実用上問題がないインクジェット記録用圧着原紙を得ることが可能であると考えられる。
1a 圧着葉書用紙表面
1b 圧着葉書用紙裏面
2 宛名面
3 圧着面
4 基紙
5 感圧接着剤塗工層
6 親展情報
7 宛名情報
10 三つ折りタイプの親展性を有する圧着葉書用紙
10a 圧着葉書用紙表面
10b 圧着葉書用紙裏面
11 宛名面
12 圧着面
13 基紙
14 本願の構成による感圧接着剤塗工層
Claims (7)
- 基紙の少なくとも一方の面に、非剥離性感圧接着剤基剤と微粒子充填剤とバインダーとを含む感圧接着剤組成物を塗工して感圧接着剤塗工層を設けてなり、水性顔料用インクジェットプリンタに用いるインクジェット記録用圧着原紙であって、
前記微粒子充填剤としては、少なくとも非晶質シリカを用い、
前記非晶質シリカとしては、ISO 787−5に基づいて測定した吸油量が140〜250ml/100gである沈降法シリカ(A)を含み、
前記バインダーとしては、ポリビニルアルコールが乾燥重量で微粒子充填剤100重量部に対して15〜30重量部の範囲で配合されており、
さらに、前記感圧接着剤組成物には、硫酸マグネシウムが乾燥重量で微粒子充填剤100重量部に対して5〜15重量部の範囲で配合されており、
前記非晶質シリカとして、さらに、ISO 787−5に基づいて測定した吸油量が300〜330ml/100gで且つ水銀圧入法に基づいて測定した細孔容積が2.0ml/g以上であるゲル法シリカ(B)を含み、
前記沈降法シリカ(A)と前記ゲル法シリカ(B)とは、重量比が、沈降法シリカ(A):ゲル法シリカ(B)=100:0〜25:75の範囲となるように配合されている、
ことを特徴とする水性顔料用インクジェットプリンタに用いるインクジェット記録用圧着原紙。 - 前記感圧接着剤組成物には、さらに、ブロッキング防止剤として小麦粉澱粉が、乾燥重量で微粒子充填剤100重量部に対して30重量部以内の範囲で配合されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の水性顔料用インクジェットプリンタに用いるインクジェット記録用圧着原紙。 - 前記非晶質シリカは、感圧接着剤組成物100重量部に対して30〜45重量部の範囲で配合されるものであることを特徴とする請求項1又は2に記載の水性顔料用インクジェットプリンタに用いるインクジェット記録用圧着原紙。
- 前記非剥離性感圧接着剤基剤は、微粒子充填剤100重量部に対して乾燥重量で100〜150重量部の範囲で配合されるものであることを特徴とする請求項1に記載の水性顔料用インクジェットプリンタに用いるインクジェット記録用圧着原紙。
- 水性顔料用インクジェットプリンタに用いるインクジェット記録用圧着原紙の基紙表面に塗工して用いる感圧接着剤組成物であって、
非剥離性感圧接着剤基剤と微粒子充填剤とバインダーとを含み、
前記微粒子充填剤としては、少なくとも非晶質シリカを用い、
前記非晶質シリカとしては、ISO 787−5に基づいて測定した吸油量が140〜250ml/100gである沈降法シリカ(A)を含み、
前記バインダーとしては、ポリビニルアルコールが乾燥重量で微粒子充填剤100重量部に対して15〜30重量部の範囲で配合されており、
さらに、前記感圧接着剤組成物には、硫酸マグネシウムが乾燥重量で微粒子充填剤100重量部に対して5〜15重量部の範囲で配合されており、
前記非晶質シリカとして、さらに、ISO 787−5に基づいて測定した吸油量が300〜330ml/100gで且つ水銀圧入法に基づいて測定した細孔容積が2.0ml/g以上であるゲル法シリカ(B)を含み、
前記沈降法シリカ(A)と前記ゲル法シリカ(B)とは、重量比が、沈降法シリカ(A):ゲル法シリカ(B)=100:0〜25:75の範囲となるように配合されている、
ことを特徴とする水性顔料用インクジェットプリンタに用いるインクジェット記録用圧着原紙の基紙表面に塗工して用いる感圧接着剤組成物。 - ブロッキング防止剤として、小麦粉澱粉が乾燥重量で微粒子充填剤100重量部に対して30重量部以内の範囲で配合されている、
ことを特徴とする請求項5に記載の感圧接着剤組成物。 - 基紙を用意するステップと、
基紙の少なくとも一方の面に、非剥離性感圧接着剤基剤と微粒子充填剤とバインダーとを含む感圧接着剤組成物を塗工して感圧接着剤塗工層を設けるステップと、を含む水性顔料用インクジェットプリンタに用いるインクジェット記録用圧着原紙の製造方法であって、
前記微粒子充填剤としては、少なくとも非晶質シリカを用い、
前記非晶質シリカとしては、ISO 787−5に基づいて測定した吸油量が140〜250ml/100gである沈降法シリカ(A)を含み、
前記バインダーとしては、ポリビニルアルコールが乾燥重量で微粒子充填剤100重量部に対して15〜30重量部の範囲で配合されており、
さらに、前記感圧接着剤組成物には、硫酸マグネシウムが乾燥重量で微粒子充填剤100重量部に対して5〜15重量部の範囲で配合されており、
前記非晶質シリカとして、さらに、ISO 787−5に基づいて測定した吸油量が300〜330ml/100gで且つ水銀圧入法に基づいて測定した細孔容積が2.0ml/g以上であるゲル法シリカ(B)を含み、
前記沈降法シリカ(A)と前記ゲル法シリカ(B)とは、重量比が、沈降法シリカ(A):ゲル法シリカ(B)=100:0〜25:75の範囲となるように配合されている、
ことを特徴とする水性顔料用インクジェットプリンタに用いるインクジェット記録用圧着原紙の製造方法。
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