以下、図1〜図11を用いて、本発明の実施形態に係る冷蔵庫100を説明する。
(冷蔵庫100の概要)
まず、図1〜図11を用いて、実施形態に係る冷蔵庫100の概要を説明する。図1は冷蔵庫100を示す正面図である。図2は冷蔵庫100の右側面断面図である。
図1〜図3に示すように、本実施形態の冷蔵庫100では、最上段に、チルド室1(間接冷却室に相当)を含む冷蔵室2(貯蔵室の一種)が配される。冷蔵室2の下側の左側に製氷室3が配される。又、冷蔵室2の下側の右側には上部冷凍室4が配される。又、製氷室3と上部冷凍室4の下方には下部冷凍室5が配される。更に、下部冷凍室5の下方(冷蔵庫100の最下段)には野菜室6が配される。
図1に示すように、冷蔵室2は観音開きの扉101を有する。使用者は扉101を開いて冷蔵保存する貯蔵物の出し入れを行う。製氷室3、上部冷凍室4、下部冷凍室5、野菜室6は手前側に引き出すことができ、冷凍保存するものや野菜などを出し入れすることができる。尚、野菜室6は野菜の貯蔵に適した温度(約8℃)に維持される。
図2に示すように、上部冷凍室4には、冷凍保存する貯蔵物を収納する収納ケース41が設けられる。下部冷凍室5にも、冷凍保存する貯蔵物を収納する収納ケース51が設けられる。又、野菜室6にも野菜を貯蔵する2段式の収容ケース61が設けられる。
(冷蔵室2内の構成)
次に、図2、図3を用いて、実施形態に係る冷蔵庫100の冷蔵室2内部を説明する。図3は冷蔵庫100の正面断面図である。
図2、図3に示すように、冷蔵室2内には、冷蔵室2内の空間を仕切る複数の仕切棚21、22、23、24が設けられる。仕切棚21〜24の上面には冷蔵保存する貯蔵物を載置できる。又、図2に示すように、冷蔵室2の扉101には収納ポケット25(複数個あるが同じ符号を付す)が設けられる。これらにより、適切に冷蔵室2内の空間を仕分けて、冷蔵庫100の使い勝手を向上させる。
また、冷蔵室2内の下部(最下段の仕切棚24と製氷室3及び上部冷凍室4の間)には、チルド室1、及び、卵ケース26と小物ケース27が設けられる(図5、図6参照)。便宜上、図2では、チルド室1のみ図示する。又、図3では、チルド室1、卵ケース26、小物ケース27の図示は便宜上省略している。
チルド室1はチルド温度帯(約0〜2℃程度)で維持される。例えば、チルド室1には乳製品、練り製品、発酵食品、加工品、肉、魚などが貯蔵される。卵ケース26には鶏卵が収容される。小物ケース27に貯蔵するものに特に限定はないが、小物ケース27は小瓶やバターなどの小物をまとめて貯蔵するのに便利である。
(冷気の生成と循環)
図2〜図4を用いて、実施形態に係る冷蔵庫100での冷気の生成と循環の一例を説明する。図4は冷蔵庫100の冷気の流れの一例を示す冷気回路図である。
まず、冷蔵庫100の背面下方に、冷却器71と、冷却器71に接続された圧縮機72が設けられる。圧縮機72には凝縮器、膨張器(いずれも不図示)が接続される。圧縮機72の駆動によりイソブタン等の冷媒が循環して冷凍サイクルが運転される。これにより、冷凍サイクルの低温側となる冷却器71での熱交換により冷気が生成される。圧縮機72は冷蔵室2または上部冷凍室4又は下部冷凍室5の室内温度が設定温度に対して高温側の上限温度よりも上昇すると駆動され、設定温度に対して低温側の下限温度になると停止される。
上部冷凍室4や下部冷凍室5の背後に第1通風路73が設けられる。第1通風路73内に冷却器71が配される。又、冷蔵室2の背後には第1通風路73と接続される冷蔵室通風路74(貯蔵室通風路に相当)が設けられる。生成された冷気は第1通風路73と冷蔵室通風路74をとおり各室に供給される。
第1通風路73内には、第1送風機75が配される。冷却器71で生成された冷気は第1送風機75により送り出される。例えば、第1送風機75により送り出された冷気は第1通風路73を介して製氷室3、上部冷凍室4、下部冷凍室5に供給される。
第1通風路73は製氷室3の背面に設けられた製氷室吹出口81と、上部冷凍室吹出口82(図3参照)に接続される。冷却器71で生成された冷気は、第1送風機75の駆動により矢印A(図3参照)に示すように第1通風路73を上昇して製氷室3に送り出される。又、冷却器71で生成された冷気は、第1送風機75の駆動により矢印B(図3参照)に示すように第1通風路73を上昇して上部冷凍室4に送り出される。これにより、製氷室3や上部冷凍室4が冷やされる。
そして、製氷室3や上部冷凍室4には下部冷凍室5が接続される。製氷室3及び上部冷凍室4を経た冷気は下部冷凍室5にも流れ込む。これにより、製氷室3、上部冷凍室4に加え、下部冷凍室5内も冷却される。下部冷凍室5の後方下部には、空気を導き、第1通風路73の冷却器71に冷気を戻す戻り通風路76(図2参照)が設けられる。そして、戻り通風路76を介して冷気が冷却器71に戻る。
又、冷蔵室通風路74内には、第2送風機77が配される。冷却器71で生成された冷気も第2送風機77により、送り出される。例えば、第2送風機77により送り出された冷気は冷蔵室通風路74を介して冷蔵室2、チルド室1、野菜室6に対して供給される。
第1通風路73の上部は冷蔵室通風路74と接続される。第1通風路73と冷蔵室通風路74の間には冷蔵室ダンパ78が設けられる。第1通風路73の上部で冷蔵室通風路74方向に分岐した冷気は第2送風機77の駆動により冷蔵室ダンパ78を介して矢印C(図3参照)に示すように冷蔵室通風路74を流れる。又、冷蔵室通風路74は冷蔵室2の奥側の複数の冷蔵室吹出口83(貯蔵室吹出口に相当)と接続される。これにより、冷蔵室通風路74を流れる冷気は冷蔵室2内に吹き出される(図3において、冷蔵室通風路74の一例を破線で図示)。
又、冷蔵室通風路74はチルド室1の背面側に設けられた背面吹出口80とつながっている。これにより、冷蔵室通風路74を流れる冷気は矢印D(図3参照)に示すように、チルド室1の後方からも吹き出される。
冷蔵室2の背面下部には冷蔵室2下方の冷気を集め、野菜室6方向に送り出す戻り口84が設けられる。戻り口84は野菜室6と野菜室用通風路79(図3参照)で接続される。このように、冷蔵室通風路74に導かれた冷気は冷蔵室2及びチルド室1を流通した後、野菜室6に流入する。野菜室6に流入した冷気は野菜室6内を流れ戻り通風路76を介して冷却器71に戻る。冷蔵室2、チルド室1、野菜室6が冷却され、設定温度になると冷蔵室ダンパ78は閉じられる。
実施形態の冷蔵庫100では、冷気回路的に、製氷室3や上部冷凍室4と冷蔵室2はそれぞれ並列に配される(図4参照)。又、製氷室3や上部冷凍室4は下部冷凍室5と直列に配される。又、野菜室6は冷蔵室2と直列に配される。そして、冷却器71や圧縮機72や第1送風機75や第2送風機77や各種通風路が冷蔵室2やチルド室1に冷気を生成し、冷気を送り出す冷却部として機能する。
(チルド室1の概要)
次に、図5、図6を用いて、実施形態に係る冷蔵庫100のチルド室1の概要を説明する。図5はチルド室の斜視図である。図6はチルド室1上部の仕切棚24を除いた状態の斜視図である。
上述のように、冷蔵室2内の最下段の仕切棚24と冷蔵室2の底面2aとの間の空間のうち、右側にチルド室1が設けられる。言い換えると、冷蔵室2内にチルド室1が設けられる。本実施形態でのチルド室1は従来のものとは異なり、密閉性を高め、間接冷却により冷蔵を行う貯蔵室である。具体的に、チルド室1内に冷気を流すことによりチルド室1の室内を冷やすのではなく、周囲の冷気によって冷やすことにより(間接冷却により)、チルド室1内の温度が下げられる。
具体的に、チルド室1は貯蔵物(食材)を収容し、前後方向で移動可能なケース部11と、仕切棚24の下方であってケース部11の上方に設けられ、ケース部11を格納した状態としたときケース部11を覆う(ケース部11に被せられる)カバー部12と、を含む。図5、図6に示すように、カバー部12は下面が開口された箱形の形状である。又、ケース部11も上面が開口された箱形の形状である。
ケース部11は正面/背面方向(前後方向)で引き出したり、引き出した後、押し入れて格納状態としたりすることができる。ケース部11の出し入れのため、ケース部11の正面部分の下方には、指を引っかけるための取手部13が設けられる。
そして、カバー部12の下端部分とケース部11の上端部分の間の隙間がなくなるように、ケース部11は格納状態とされる。そのため、カバー部12の下端縁部とケース部11の上端縁部の上下方向からみたサイズは同じとされる。
具体的に、ケース部11を格納状態としたとき、カバー部12はケース部11とカバー部12の間からの冷気の流入出を防ぐようにケース部11を覆う(図5、図6、図8等参照)。より詳しく言えば、カバー部12の正面部分(前部分)の下端縁部12Fの辺の長さと、ケース部11の正面部分(前部分)の上端縁部11Fの辺の長さは等しい、又は、ほぼ等しい。又、カバー部12の背面部分(後部分)の下端縁部12Bの辺の長さと、ケース部11の背面部分(後部分)の上端縁部11Bの辺の長さは等しい、又は、ほぼ等しい。更に、又、カバー部12の左右側面部分(左右部分)の下端縁部12R、12Lの辺の長さと、ケース部11の左右側面部(左右部分)の上端縁部11R、11Lの辺の長さは等しい、又は、ほぼ等しい。
そして、ケース部11のうち、ケース部11の左右方向でカバー部12と対向するケース部側対向部(本実施形態では上端縁部11R、11L)と、カバー部12のうち、カバー部12の左右方向でケース部11と対向するカバー部側対向部(本実施形態では、下端縁部12R、12L)の間の隙間が無くなるように、ケース部11は格納される。又、ケース部11のうち、ケース部11の正面側でカバー部12と対向するケース部側対向部(本実施形態では上端縁部11F)と、カバー部12のうち、カバー部12の正面側でケース部11と対向するカバー部側対向部(本実施形態では、下端縁部12F)の間の隙間が無くなるように、ケース部11は格納される。又、ケース部11のうち、ケース部11の背面側でカバー部12と対向するケース部側対向部(本実施形態では上端縁部11B)と、カバー部12のうち、カバー部12の背面側でケース部11と対向するカバー部側対向部(本実施形態では、下端縁部12B)の間の隙間が無くなるように、ケース部11は格納される。
尚、ケース部11を格納状態としたとき、カバー部12とケース部11との間の隙間が無くなるように、シール部材14が設けられる(詳細は後述)。
又、カバー部12は仕切棚24に取り付けられる。そのため、冷蔵室2内では、カバー部12は仕切棚24にぶら下げられている状態となる。例えば、カバー部12の上面、又は、仕切棚24の下方のいずれか一方に、嵌め合わせ用の係合爪(不図示)が複数設けられる。そして、いずれか他方に、係合爪が嵌め込まれる係合部(不図示)が設けられる。これにより、仕切棚24や冷蔵室2やケース部11に対し、決まった位置にカバー部12が位置するように、カバー部12が固定、支持される。
(チルド室1の間接冷却)
次に、図7、図8を用いて、チルド室1の間接冷却の詳細を説明する。図7はチルド室1の奥側の冷蔵室2の壁面部分2bの一例を示す説明図である。図8はチルド室1部分の模型的右側面断面図である。
図7に示すように、チルド室1の奥側の冷蔵室2の奥側の壁面部分2bに背面吹出口80(冷蔵室吹出口83の一種ともいえる)が設けられる。背面吹出口80の左右方向の幅は適宜定めることができる(例えば、チルド室1の横幅に対し、数分の1〜十数分の1程度)。又、背面吹出口80は1つとは限らず、間隔を設けつつ、2つ以上設けてもよい。
又、チルド室1の奥側の冷蔵室2の壁面部分2bであって、背面吹出口80よりも右側に戻り口84が設けられる。図7に示すように、戻り口84には、野菜室6や冷却器71などに向けて冷蔵室2内の冷気を送り出すファン85を設けることができる。
そして、図8に示すように、チルド室1の背面側に設けられた背面吹出口80はカバー部12(チルド室1)の背面に向けて冷気を吹き出す。この冷気によりチルド室1は室内が間接冷却される。尚、冷気は戻り口84に集まってくるので、チルド室1よりも上方で複数の冷蔵室吹出口83から冷蔵室2に吹き出された冷気もチルド室1周辺に降りてきて、チルド室1を間接的に冷却する。
そして、図8に示すように、仕切棚24とカバー部12との間に設けられ、カバー部12の上面と接し(カバー部12の上面を通路の壁面として用い)、背面吹出口80からの冷気を、チルド室1の背面側から前面側に向けて通す第1通路15が設けられる。尚、図8では、背面吹出口80から吹き出され、第1通路15を伝う冷気の流れを白抜矢印で図示する。
具体的に、仕切棚24とカバー部12の上面との間の空間が第1通路15として用いられる。これにより、カバー部12の上面の(ほぼ)全面にわたって第1通路15が形成される。言い換えると、カバー部12の上面のうち平坦部分を第1通路15として用いる。これにより、カバー部12の上面は全体的に冷気と接する。従って、効率よくチルド室1を冷やすことができる。
ここで、図8に示すように、カバー部12の上面に接しつつ、チルド室1の正面側にまで送られた冷気はチルド室1の側面から下方に流れる。言い換えると、第1通路15は第1通路15に流れ込んだ冷気をチルド室1の側面に流す。
具体的に、カバー部12の上面の縁部分には、第1通路15に流れ込んだ冷気をチルド室1の側面に流すためのガイド壁16が設けられる(図6参照)。ガイド壁16はカバー部12の上面の左右の縁部分に設けられる。ガイド壁16はカバー部12の上面から仕切棚24方向にのび、仕切棚24と接するか、若しくは、ガイド壁16と仕切棚24の間に隙間が設けられる。
又、ガイド壁16はカバー部12の上面の左右の縁部分のうち、背面から前後方向の中央位置よりも正面側に設けられた終点位置16aまでの間に立設される。これにより、冷気はある程度、チルド室1(カバー部12)の前方(正面側)に送られたのち、チルド室1の左右両側面(冷蔵室2の右側面方向や卵ケース26とチルド室1の間)に流れる。このように、冷気がチルド室1と接する面積を稼ぐので、間接冷却でもチルド室1の室内を十分に冷やすことができる。
又、図8に示すように、冷蔵室2の下面(底面2a)とケース部11との間に設けられ(ケース部11の下方に設けられ)、ケース部11の下面と接し(ケース部11の下面を通路の壁面として用い)、チルド室1の前面側から戻り口84に向けて冷気を通す第2通路17を含む。尚、図8では、チルド室1の全面側から戻り口84に向かう冷気の流れを網掛矢印で図示する。
具体的に、冷蔵室2の下面(底面2a)とケース部11の間の空間が第2通路17として用いられる。これにより、ケース部11の下面に第2通路17が形成される。言い換えると、ケース部11の下面(底面)うち平坦部分を第2通路17として用いる。これにより、ケース部11の下面も冷気に接触させることができる。従って、効率よくチルド室1を冷やすことができる。
尚、第2通路17を設けつつケース部11を載置するため、冷蔵室2の底面2aの一部は盛り上がった形状としてもよい。この盛り上げ部分にケース部11がのせられ、ケース部11を安定した状態で格納することができる。
又、背面吹出口80はチルド室1の背面側かつ戻り口84よりも上方に設けられる。又、背面吹出口80はチルド室1の中央よりも左に偏って設けられ、戻り口84はチルド室1の中央よりも右側に設けられる。これにより、背面吹出口80から吹き出された冷気をカバー部12の上面で、ケース部11の出し入れ方向(前後方向)に対し、斜め方向で冷気を流すことができる。言い換えると、カバー部12と接する表面積を稼ぎつつ冷気を流すことができ、効率よくチルド室1を間接冷却することができる。
尚、背面吹出口80をチルド室1の中央よりも右側に設けた場合、戻り口84はチルド室1の中央よりも左側に設けるようにしてもよい。
(シール部材14)
次に、図8〜図11を用いて、実施形態に係るチルド室1のカバー部12とケース部11の間の隙間をふさぐシール部材14を説明する。図9(a)は図8の破線囲い部分A部分の位置に対応するカバー部12とケース部11の右側面部分の隙間をふさぐシール部材14Rの一例を説明するための説明図であり、(b)は図8の破線囲い部分A部分を拡大して前方から見た図であり、カバー部12とケース部11の左側面部分の隙間をふさぐシール部材14Lの一例を説明するための説明図である。図10は図8の破線囲い部分Bを拡大した図であり、カバー部12とケース部11の前部分の隙間をふさぐシール部材14Fの一例を説明するための説明図である。図11は図8の破線囲い部分Cを拡大した図であり、カバー部12とケース部11の後部分の隙間をふさぐシール部材14Bの一例を説明するための説明図である。
〈チルド室1の左右側面部分での隙間のシール〉
まず、図8、図9を用いて、本実施形態のチルド室1の左右側面部分でのカバー部12とケース部11の隙間のシールについて説明する。
まず、図9(a)や図9(b)に示すように、本実施形態のチルド室1には、カバー部12の左右方向での下端縁部12R、12L(カバー部側対向部)に、カバー部12の一部として取り付けられ、ケース部11の左右方向での上端縁部11R、11L(ケース部側対向部)とカバー部12の左右方向での下端縁部12R、12Lの間の隙間をふさぐシール部材14R、14Lが設けられる。シール部材14R、14Lはチルド室1への空気の流入と流出を防ぐパッキンである。
シール部材14R、14Lはコ字状(凹状)の形状であり、カバー部12の下端縁部12R、12L(カバー部側対向部)に凹み部分が嵌め込まれる。これにより、シール部材14R、14Lはカバー部12の一部として、カバー部12に取り付けられる。
尚、シール部材14R、14Lはケース部11の左右方向での上端縁部11R、11L(ケース部側対向部)に、ケース部11の一部として取り付けられてもよい(シール部材14R、14Lはケース部11側に取り付けてもよい)。尚、図9(a)、図9(b)でケース部11側にシール部材14R、14Lを設けた場合の一例を、破線で例示している。
これらのシール部材14R、14Lにより、ケース部11を格納状態としたとき(カバー部12でケース部11を覆う状態としたとき)、チルド室1の側面部分でのチルド室1内への空気の流入やチルド室1からの空気の流出が防がれる。従って、チルド室1の密閉性を高めることができる。
ここで、ケース部11の左右方向での上端縁部11R、11L(ケース部側対向部)は、正面側ほど高くなり、背面側ほど低くなるように斜めの形状とされる(傾斜した形状である)。ケース部11の上端縁部11R、11Lの傾斜に対応し、カバー部12の左右方向での下端縁部12R、12L(カバー部側対向部)は背面側ほど低くなるように斜めとされ、正面側ほど高くなるように斜めの形状とされる(傾斜した形状である)。
傾斜の角度は適宜定めることができる。本実施形態の冷蔵庫100では、傾斜の角度はケース部11を引き出すときにカバー部12に引っかからず、又、十分な収容量を確保するために、水平面に対し、5〜15度程度の角度とされる。より好ましくは、水平面に対し、7〜9度程度の傾斜とすることが好ましい。
これにより、シール部材14R、14Lとケース部11の上端縁部11R、11Lが摩擦している状態が続かず、軽い力でスムーズにケース部11を引き出すことができる。又、シール部材14R、14Lとケース部11の上端縁部11R、11Lが摩擦している状態が続かず、軽い力でスムーズにケース部11を格納状態に戻すことができる。又、シール部材14R、14Lの摩擦によって劣化しづらい。又、摩擦によってシール部材14R、14Lがカバー部12の下端縁部12R、12Lから外れることもない。
〈チルド室1の正面部分での隙間のシール〉
次に、図10を用いて、本実施形態のチルド室1の正面部分でのカバー部12とケース部11の隙間のシールについて説明する。
まず、図10に示すように、本実施形態のチルド室1には、カバー部12の正面側上部分(カバー部側対向部)にカバー部12の一部として取り付けられ、ケース部11の正面側上部分(ケース部側対向部)とカバー部12の正面側上部分との間の隙間をふさぐシール部材14Fが設けられる。具体的には、シール部材14Fはカバー部12の正面側下端縁部12Fに、カバー部12の一部として取り付けられる。シール部材14Fもチルド室1への空気の流入と流出を防ぐパッキンである。
シール部材14Fはコ字状(凹状)の形状であり、カバー部12の正面側上部分(正面側下端縁部12F、カバー部側対向部)に凹み部分が嵌め込まれる。これにより、シール部材14Fはカバー部12の一部として、カバー部12に取り付けられる。
尚、シール部材14Fはケース部11の正面側上部分(ケース部11の正面側上端縁部11F、ケース部側対向部)に、ケース部11の一部として取り付けられてもよい(シール部材14Fはケース部11側に取り付けてもよい)。尚、図11でケース部11側にシール部材14Fを設けた場合の一例を、破線で例示している。
このシール部材14Fにより、ケース部11を格納状態としたとき(カバー部12でケース部11を覆う状態としたとき)、チルド室1の正面部分(前部分)でのチルド室1内への空気の流入やチルド室1からの空気の流出が防がれる。従って、チルド室1の密閉性を高めることができる。
ここで、ケース部11の正面側上部分(上端縁部11F、ケース部側対向部)はシール部材14Fと前後方向で接する。仕切棚24の撓み(仕切棚に係る荷重)の影響によって、カバー部12の形状も撓む(カバー部12の一部が下方向に膨らむ)場合がある。しかし、ケース部11の正面側上部分(上端縁部11F)とカバー部12の正面側上部分(下端縁部12F)はシール部材14Fを介して、前後方向で、接するので、ケース部11の出し入れに要する力は、カバー部12の形状の撓みによらず、ほとんど変わらない。
〈チルド室1の背面部分での隙間のシール〉
次に、図8、図11を用いて、本実施形態のチルド室1の背面部分でのカバー部12とケース部11の隙間のシールについて説明する。
まず、図11に示すように、本実施形態のチルド室1には、カバー部12の背面側下端縁部12B(カバー部側対向部)にカバー部12の一部として取り付けられ、ケース部11の背面側の上端縁部11B(ケース部側対向部)とカバー部12の背面側下端縁部12Bとの間の隙間をふさぐシール部材14Bが設けられる。具体的には、シール部材14Bはカバー部12の背面側下端縁部12Bに、カバー部12の一部として取り付けられる。シール部材14Bもチルド室1への空気の流入と流出を防ぐパッキンである。
シール部材14Bはコ字状(凹状)の形状であり、カバー部12の背面側下端縁部12Bに凹み部分が嵌め込まれる。これにより、シール部材14Bはカバー部12の一部として、カバー部12に取り付けられる。
尚、シール部材14Bはケース部11の背面側上端縁部11B(ケース部側対向部)に、ケース部11の一部として取り付けてもよい(シール部材14Bをケース部11側に取り付けてもよい)。尚、図11でケース部11側にシール部材14Bを設けた場合の一例を、破線で例示している。
このシール部材14Bにより、ケース部11を格納状態としたとき(カバー部12でケース部11を覆う状態としたとき)、チルド室1の背面部分(後部分)でのチルド室1内への空気の流入やチルド室1からの空気の流出が防がれる。従って、チルド室1の密閉性を高めることができる。
ここで、ケース部11の上端縁部11Bはシール部材14Bと前後方向で接する。仕切棚24の撓み(仕切棚に係る荷重)の影響によって、カバー部12の形状も撓む(カバー部12の一部が下方向に膨らむ)場合がある。しかし、ケース部11の上端縁部11Bとカバー部12の下端縁部12Bはシール部材14Bを介して、前後方向で、接するので、ケース部11の出し入れに要する力は、カバー部12の形状の撓みによらず、ほとんど変わらない。
(チルド室1での結露防止)
次に、図7、図8、図11を用いて、実施形態に係るチルド室1の結露防止の一例を説明する。
上述のように、チルド室1の背面に背面吹出口80が設けられる(図7、図8参照)。図8に示すように、背面吹出口80はチルド室1(カバー部12)に向けて冷気を吹き出す。
もし、背面吹出口80から吹き出された冷気がカバー部12(カバー部12の背面)に直接当たると、チルド室1のうち、冷気が吹き付けられた部分の温度が大きく低下する。ここで、本実施形態のチルド室1は密閉性が高いので、従来のチルド室とは異なり、チルド室内の水分が逃げない。そのため、温度低下部分に対応するチルド室1の内側の位置で結露が生じてしまう場合がある。少なくとも、背面吹出口80から吹き出された冷気がカバー部12に直接当たると、チルド室1内で結露が生じやすくなる。結露が生じ、水滴が下方に垂れると、貯蔵物を濡らす場合や、チルド室1内に水が溜まる場合がある。
そこで、図8に示すように、本実施形態の冷蔵庫100では、背面吹出口80とチルド室1(カバー部12)の間に、背面吹出口80からの冷気が直接的にチルド室1(カバー部12)に吹き当たることを妨げる(避ける)ための防止部材9が設けられる。
防止部材9は背面吹出口80の冷気の吹き出し方向(略水平方向)に対し、吹き出された冷気がチルド室1本体に直接当たらないように上下方向で設けられる。
そして、防止部材9の上端の位置は背面吹出口80の上端以上の位置であり、防止部材9の下端の位置は背面吹出口80の下端以上に下側に位置し、防止部材9の左端の位置は背面吹出口80の左端以上に左側に位置し、防止部材9の右端の位置は背面吹出口80の右端以上に右側に位置する。図7では、正面方向からみた防止部材9の形状の一例を網掛の領域で図示している。このように、防止部材9の背面吹出口80と向かい合う面の面積は背面吹出口80の開口面積よりも広い面積である。そして、防止部材9は正面方向からみて背面吹出口80を覆うような位置に設けられる。
ここで、図8に示すように、防止部材9はカバー部12と一体的に成形されている。尚、防止部材9はカバー部12(チルド室1)と必ずしも一体的に形成される必要は無い。例えば、冷蔵室2の壁面に支持されるなどにより、防止部材9はカバー部12(チルド室1)と別体としてもよい。
本実施形態では、カバー部12の背面側の下端縁部12Bの近傍から水平方向にのびる延伸部91が設けられ、チルド室1の背面側での、延伸部91の端部が上方向(水平方向)に折り曲げられて略垂直方向にのびる防壁部92が設けられる。この延伸部91と防壁部92が防止部材9となる。又、延伸部91によってカバー部12の背面部からある程度離れた位置に防壁部92が設けられる。そのため、防壁部92とカバー部12の背面との間には間隔9Dが設けられる。尚、防止部材9の強度確保のため防止部材9の上端は折り曲げられている。
冷蔵室2に設けられ、冷蔵室2を仕切る仕切棚24と仕切り棚の下方に設けられた(取り付けられた)カバー部12との間に、背面吹出口80から吹き出され、防止部材9に当たった冷気の一部を、チルド室1の背面側から前面側に向けて通す第1通路15が設けられている。具体的に、防止部材9に当たった背面吹出口80からの冷気の一部は上方に向かう。背面吹出口80からの冷気が戻り口84方向ではなく、第1通路15方向に向かうように、背面吹出口80と戻り口84の間に間仕切18(図8参照)を設けるようにしてもよい。この第1通路15によって、カバー部12(チルド室1)の上面を効率的、広範囲にわたって冷やすことができる。
又、防止部材9に吹き当てられ、上方向に向かった冷気のうち一部は、防止部材9とカバー部12の背面の間(間隔9D)に入り込む。そのため、カバー部12の背面部分は冷気により室内が間接冷却される。しかし、カバー部12に冷気を直接吹き当てる場合に比べ、防止部材9で迂回した後にカバー部12の背面と冷気が接する。従って、カバー部12の背面部分の温度が他の部分に比べて大きく低下せず、チルド室1の内部で結露を生じさせることはない。
更に、上述のように、背面吹出口80に対向して防止部材9が設けられ、防止部材9の防壁部92とカバー部12の背面の間の間隔9Dは、カバー部12(チルド室1)の左右方向では抜けている。そのため、防止部材9の防壁部92とカバー部12の背面の間の間隔9Dに入り込んだ冷気は滞らず、いずれ第1通路15方向に抜けてゆく。従って、カバー部12の背面の一部のみが冷やされることもない。
ここで、背面吹出口80から吹き出す冷気の流速が速すぎると、防止部材9があっても、チルド室1の背面側で生じる冷気の流れや乱流によって、カバー部12の背面の内部が集中的に冷える部分が生ずる可能性がある。そこで、本実施形態の冷蔵庫100では、背面吹出口80の開口面積は吹き出される冷気が予め定められた流速以下となる開口面積とされる。
具体的に、図7に示すように、本実施形態の背面吹出口80は横長で幅広い開口面積とされる。従来の冷蔵庫100では、チルド室1を積極的に冷やすため、チルド室1を冷やすための吹出口の開口面積を意図的に狭くして流速を稼ぐ場合があった。このような背景から、従来、チルド室1を冷やすための吹出口の流速が予め定められた流速以下となるようにするという考えは無いといえる。
しかし、本実施形態の冷蔵庫100ではチルド室1の密閉性を高めており、背面吹出口80からの冷気の流速が速すぎるとチルド室1内で結露が生ずる可能性がある。そこで、本実施形態の冷蔵庫100では、背面吹出口80の開口面積(断面積)は吹き出される冷気が予め定められた流速(チルド室1内で結露が生じない流速)以下となる開口面積とされる。
背面吹出口80の位置などを勘案しつつ、チルド室1内で結露が生じないときの背面吹出口80からの冷気の流速を実験等により経験的に求め、背面吹出口80の開口面積を定めればよい。又、背面吹出口80の開口面積は結露が生じないと認められる開口面積以上であればよい。
更に、チルド室1の内部での結露を防ぐため、背面吹出口80から吹き出される冷気の流量自体を制限してもよい。
上述のように、冷蔵室2には背面吹出口80とともに、複数の冷蔵室吹出口83が設けられる。これらの各吹出口には、背面吹出口80と冷蔵室吹出口83には冷気を流し、それぞれの吹出口から冷気を吹き出させる冷蔵室通風路74が接続される。そして、図3に示すように、冷蔵室通風路74のうちの背面吹出口80への通風経路は背面吹出口80への冷気の流量をある程度、制限する形状とされる。
具体的に、冷蔵室通風路74は背面吹出口80からの冷気の流速が予め定められた流速を下回るように、背面吹出口80への冷気の流量を制限する。例えば、冷蔵室通風路74では、背面吹出口80への冷気の通路が狭められる。これにより、他の冷蔵室吹出口83に比べ、相対的に冷気の流速や流量を減らすことができる。
(変形例)
次に、図12を用いて、変形例を説明する。図12は変形例を説明するためのチルド室11部分の模型的右側面断面図である。
防止部材9の上端の位置は背面吹出口80の上端以上の位置である例を説明した。この場合、背面吹出口80から吹き出された冷気は防止部材9の防壁部92によって、第1通路15に向けて導かれる。しかし、背面吹出口80から吹き出される冷気の流量や流速により、チルド室1(カバー部12)の背面と防止部材9の間に冷気を多めに流したい場合もある。
そこで、図12に示すように、防止部材9の上端の位置(防壁部92の上端位置)を背面吹出口80の上端の位置と同じ高さとする。言い換えると、上記の実施形態よりも防止部材9(防壁部92)の上端位置を下げる。これにより、防止部材9とカバー部12の背面との間の間隔9Dに十分な冷気を流すことができる。
このようにして、実施形態に係る冷蔵庫1001は冷気を生成し、冷気を送り出す冷却部(冷却器71、圧縮機72、第1通風路73、冷蔵室通風路74、第1送風機75、第2送風機77など)と、冷蔵室2と、貯蔵物を収容し、前後方向で移動可能なケース部11と、ケース部11の上方に設けられケース部11を格納した状態としたときケース部11を覆うカバー部12と、を含み、冷蔵室2内に設けられ、ケース部11及びカバー部12周辺の冷気により室内が間接冷却される間接冷却室(チルド室1)と、冷蔵室2内に設けられ、間接冷却室の背面側に冷却部が生成した冷気を吹き出す背面吹出口80と、背面吹出口80と間接冷却室の間に、背面吹出口80から吹き出された冷気が直接間接冷却室に当たることを妨げる防止部材9と、を含む。
これにより、背面吹出口80からの冷気は間接冷却室(チルド室1)に直接吹き当たらない。従って、密閉性を高めた間接冷却室の一部が集中的に冷やされることにより、間接冷却室の内部(集中的に冷やされた部分に対応する位置)での結露発生を防ぐことができる。又、結露が間接冷却室に溜まることによる不快感を使用者に与えることがない。
又、ケース部11にカバー部12を被せるだけで、密閉性が高く食材の乾燥が生じ難い間接冷却室(チルド室1)を設けることができる。しかも、低圧室のように減圧を伴う場合に比べ、強度のある部材や補強部材を用いることなく、簡易に間接冷却室の密閉性を高めることができ、冷気の入り込みを減らすことができる。
又、背面吹出口80の開口面積は吹き出される冷気が予め定められた流速以下となる開口面積とされる。これにより、間接冷却室(チルド室1)の背面に向けて吹き当たる冷気の勢いを減らし、間接冷却室背面での局所的な温度低下による結露発生を更に防止することができる。又、背面吹出口80の開口面積は吹き出される冷気が予め定められた流速以下となるほど広く設定される。従って、間接冷却室の背面側が幅広い範囲で冷えやすくなり、間接冷却室内部での結露発生の抑制効果を高めることができる。
又、防止部材9はカバー部12と一体的に成形されている。これにより、防止部材9を適切な位置に冷蔵室2内に設けるための構成、部材を無くすことができ、冷蔵庫100の製造コストを削減し、生産工程の短縮化を図ることができる。
又、防止部材9の上端の位置は背面吹出口80の上端以上の位置であり、防止部材9の下端の位置は背面吹出口80の下端以上の位置であり、防止部材9の左端の位置は背面吹出口80の左端以上に左側に位置し、防止部材9の右端の位置は背面吹出口80の右端以上に右側に位置する。これにより、背面吹出口80から吹き出された冷気の全てを間接冷却室(チルド室1)の背面に直接吹き当たらないようにすることができる。従って、間接冷却室の局所的な温度低下による結露発生を防止することができる。
又、冷蔵室2には冷蔵室2を仕切る仕切棚24が設けられ、仕切棚24の下方にカバー部12が設けられ、仕切棚24とカバー部12との間に、背面吹出口80から吹き出され、防止部材9に当たった冷気の一部を、間接冷却室(チルド室1)の背面側から前面側に向けて通す第1通路15が設けられる。これにより、背面吹出口80から吹き出された冷気の一部を間接冷却室(チルド室1)の前面方向に導くことで、間接冷却室の背面部分で冷気が溜まることを防ぐことができる。従って、間接冷却室(チルド室1)の背面部分のみが冷やされることを防ぎ、間接冷却室(チルド室1)の上面や前面を含めて冷やすことができる。従って、間接冷却室(チルド室1)内での目立つほどの結露の発生を抑制することができる。
尚、防止部材9の上端の位置は背面吹出口80の上端の位置と同じ高さであってもよい。これにより、間接冷却室(チルド室1)の背面と防止部材9の間にもある程度の冷気を導いて、結露が生じない程度に間接冷却室の背面部分を冷やすことができる。従って、まんべんなく間接冷却室を冷やすことができる。
又、冷蔵室2には背面吹出口80とともに、複数の冷蔵室吹出口83が設けられ、背面吹出口80と冷蔵室吹出口83には冷気を流し、それぞれの吹出口から冷気を吹き出させる冷蔵室通風路74が接続され、冷蔵室通風路74のうちの背面吹出口80への通風経路は背面吹出口80からの冷気の流速が予め定められた流速を下回るように、背面吹出口80への冷気の流量を制限する。これにより、間接冷却室(チルド室1)の背面に向けて吹き当たる風の勢いや量を減らし、間接冷却室背面での局所的な温度低下による結露発生を更に防止することができる。
次に、他の実施形態を説明する。上記の実施形態では、間接冷却室として、チルド室11を例に挙げて説明した。しかし、チルド室11に限られず、他の冷蔵庫100に設けられる貯蔵室(例えば、氷点下数度程度の貯蔵室)を間接冷却室としてもよい。
又、上記の実施形態では、シール部材(14R、14L、14F、14B)を設け、カバー部12とケース部11の隙間を埋める例を説明した。しかし、ケース部11を格納状態としたとき(カバー部12とケース部11を重ねたとき)、カバー部12の下端縁部とケース部11の上端縁部を接するようにカバー部12とケース部11を成形してチルド室1の密閉性を高めてもよい。言い換えると、重ね合わせたとき、カバー部12とケース部11の隙間が無くなる、又は、隙間が生ずるとしても予め定められた許容範囲の隙間となるようにカバー部12とケース部11を成形してもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。