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JP5999927B2 - 折戸 - Google Patents
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JP5999927B2 - 折戸 - Google Patents

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Description

本発明は、折戸に関する。
従来の折戸として、図8に示すように、吊元側から奇数番目のパネル90の上部にガイド部91a,91b,91cを設け、上レール92の吊元側に設けたガイドプレート93のガイド溝93a,93bに各ガイド部を案内することで、折畳み扉の開閉する際のパネルの動きを規制して、折畳み扉の開閉操作をスムーズに行えるようにしたものがある。吊元側から3番目のパネルのガイド部91bと5番目のパネルのガイド部91cは、折畳み状態において上レール92から同じ距離だけ見込み方向に離れた位置に設けてあって、ガイドプレートの同じガイド溝93bに案内している。そのため、3番目以降のガイド部を案内するガイド溝93bは、吊元側の端部に上レールと平行なストレート部94が設けてあると共に、中間部に幅広部95を設けている。そのようにガイド溝93bにストレート部94や幅広部95が設けてあると、ガイド部91b,91cの規制が緩くなってパネル90にがたつきが生じ、図9に示すように、折畳み扉を閉める際にパネル90同士が衝突して音がする不都合があった。
本発明は以上に述べた実情に鑑み、より静かにスムーズに開閉できる折戸の提供を目的とする。
上記の課題を達成するために請求項1記載の発明による折戸は、上枠と、複数のパネルを折畳み自在に連結した折畳み扉を備え、上枠はレールと、レールの吊元側に設けたガイドプレートを有し、折畳み扉は、吊元側から奇数番目のパネルの上部にガイド部が設けてあり、ガイドプレートは、吊元側に位置する第1パネルのガイド部を案内する第1パネル用ガイド溝と、上枠のレールの吊元側端部から連続し吊元側から3番目以降のパネルのガイド部を案内する第3以降パネル用ガイド溝とを有し、第3以降パネル用ガイド溝は、折畳み扉を折り畳んだ状態で最も戸先側のガイド部が位置する位置から第3パネルのガイド部が位置する位置までの範囲が、吊元側に向かうにつれてレールから遠ざかる方向に傾斜しており、折畳み扉を折り畳んだ状態で、第3パネルのガイド部が第1パネルのガイド部よりもレールから遠い位置にあり、第3パネル以降のパネルのガイド部は、吊元側から離れたものほどレールから近い位置にあることを特徴とする。
請求項1記載の発明による折戸は、折畳み扉を折り畳んだ状態で第3パネル以降のパネルのガイド部を、吊元側から離れたものほどレールに近い位置となるように見込み方向にずらして配置したことで、第3以降パネル用ガイド溝の溝幅を小さくすることができ、さらに第3以降パネル用ガイド溝は、折畳み扉を折り畳んだ状態で最も戸先側のガイド部が位置する位置から第3パネルのガイド部が位置する位置までの範囲が、吊元側に向かうにつれてレールから遠ざかる方向に傾斜していることで、開閉時のパネルのがたつきが抑えられ、パネルが跳ね出すときの動きを正確に規制できるので、より静かでスムーズな開閉が可能になる。
折畳み扉を折り畳んだ状態で下方より見た横断面図である。 (a)は本発明の折戸の一実施形態を示す平面図、(b)は同正面図である。 (a)は図2のA−A断面図、(b)は折畳み扉を折り畳んだときの状態を示す。 図3(a)の吊元側を拡大した図である。 (a)は図2のB−B断面図、(b)は図2のC−C断面図、(c)は図2のD−D断面図である。 折畳み扉を折り畳む途中の状態を示す横断面図である。 折畳み扉をのばす途中の状態を示す横断面図である。 従来の折戸の横断面図であって、折畳み扉を折り畳んだ状態で下方より見た図である。 図8に示す折戸の折畳み扉を折り畳む途中の状態を示す横断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1〜5は、本発明の折戸の一実施形態を示している。本折戸は、道路と敷地の境界に設置され、車庫前のゲートとして用いられるものである。
本折戸は、図2に示すように、上枠1と左右の竪枠10a,10bとからなる門型の枠を地面Gから立設し、その枠内に折畳み扉3を設置してあり、図2中に仮想線で示すように、折畳み扉3を右側の竪枠10aに沿わせて折り畳むことで、左右の竪枠10a,10b間の間口を開放できるようになっている。左右の竪枠10a,10bの根元間には、下枠11が地面Gに埋め込んで設けてある。
折畳み扉3は、図3に示すように、吊元側から第1〜第6の6枚のパネル2a,2b,2c,2d,2e,2fを主継手12及び副継手13を介して連結し、吊元側端部に吊元框14を連結し、戸先側端部に戸先框15を連結して構成され、各連結部で折れ曲がるようになっている。戸先框15には、上下方向の中間部に引手16が設けてある。主継手12と戸先框15と吊元框14の上端部には走行具17が設けてあり、走行具17は図5に示すように、上枠1の下面側に設けたメインレール18に案内されている。主継手12と戸先框15と吊元框14の下端部にはガイドピン19が下方に突出して設けてあり、ガイドピン19は図2(b)に示すように、下枠11と係合している。よって、主継手12と戸先框15と吊元框14は、折畳み扉3の開閉時に上下枠1,11に沿って移動する。副継手13は、折畳み扉3を折り畳んだときには、敷地側に飛び出す。
上枠1は、図1,5に示すように、メインレール18の敷地側に沿って第1サブレール4が設けてあり、そのさらに敷地側に第2サブレール20が設けてある。第1・第2サブレール4,20の吊元側端部と竪枠10aとの間には、ガイドプレート5が敷地側に張り出して設けてある。ガイドプレート5には、図4に示すように、第1パネル用ガイド溝7と第3以降パネル用ガイド溝8とが設けてある。各ガイド溝7,8は、吊元側に向かうにつれてメインレール18から敷地側に遠ざかるようにS字状に緩やかに湾曲して形成されている。第3以降パネル用ガイド溝8は、戸先側端部が第1サブレール4と連続している。
図3(a)と図4に示すように、第1パネル2aと第3パネル2cと第5パネル2eの上部の吊元寄りの位置には、ブラケット21が敷地側に突出して設けられ、各ブラケット21にガイドローラー6a,6b,6cが設けてある。折畳み扉3を閉じた(のばした)状態では、第1パネル2aのガイドローラー6aはガイドプレート5の第1パネル用ガイド溝7の戸先側端部位置に係合しており、第3・第5パネル2c,2eのガイドローラー6b,6cは、上枠1の第1サブレール4に係合している。
引手16を吊元側に押して折畳み扉3を折り畳む際には、第1パネル2aのガイドローラー6aはガイドプレート5の第1パネル用ガイド溝7内を吊元側に向かって移動し、それに伴って第1パネル2aとこれに連結された第2パネル2bが敷地側に跳ね出される動きをサポートする。第3パネル2cと第5パネル2eのガイドローラー6b,6cは、上枠1の第1サブレール4からガイドプレート5の第3以降パネル用ガイド溝8へと順次移動し、第3以降パネル用ガイド溝8内を吊元側に移動することで、第3・第5パネル2c,2eとこれに連結された第4・第5パネル2d,2fが敷地側に跳ね出される動きをサポートする。各ガイド溝7,8がS字状に湾曲して形成されていることで、各パネル2a,2b,2c,2d,2e,2fの動きは、動き始めと終わりがゆっくりで、途中で早く大きく動く。
折畳み扉3が完全に折り畳まれた状態では、図1に示すように、第3パネル2cのガイドローラー6bは第1パネル2aのガイドローラー6aに対して敷地側に30mmずれた位置にあり、第5パネル2eのガイドローラー6cは第3パネル2cのガイドローラー6bに対して道路側に15mmずれた位置にある。このように、第5パネル2eのガイドローラー6cを第3パネル2cのガイドローラー6bに対して道路側にずらして配置すると、第5パネル2eのガイドローラー6cの軌跡26aの敷地側への膨らみが小さくなり、且つ第3パネル2cのガイドローラー6bの軌跡26bに近付くため、第3以降パネル用ガイド溝8の溝幅を小さくすることができる。さらに第3以降パネル用ガイド溝8は、第5パネル2eのガイドローラー6cが位置する位置から第3パネル2cのガイドローラー6bが位置する位置までの範囲が、吊元側に向かうにつれて第1サブレール4から遠ざかる方向に緩やかに傾斜した傾斜部9となっている。この傾斜部9は、ガイドローラー6bの径よりも若干広い、ほぼ一定の溝幅で形成されている。
図6は、折畳み扉3が折り畳まれる途中の状態を示しており、上述のように第3以降パネル用ガイド溝8の吊元側にほぼ一定の溝幅の傾斜部9を設けたことと、第5パネル2eのガイドローラー6cを第3パネル2cのガイドローラー6bに対して道路側にずらして配置することで第3以降パネル用ガイド溝8の溝幅を小さくしたことで、第3〜第6パネル2c,2d,2e,2fが折り畳まれる際の各パネルの動きを正確に規制し、各パネルのがたつきが抑えられることから、パネル2a,2b,2c,2d,2e,2f同士の衝突音を抑えて静かにスムーズに折り畳むことができる。
また、第3パネル2cのガイドローラー6bが第3以降パネル用ガイド溝8の傾斜部9に案内されていることで、第2パネル2bと第3パネル2cを繋いでいる主継手12にガイドローラー6bを介して扉を押す力が伝わるので、この主継手12が停滞することなく吊元側に移動し、吊元側のパネル(第1〜第4パネル2a,2b,2c,2d)同士が近接する前に、それよりも戸先側のパネル(第5パネル2e)のガイドローラー6cが第3以降パネル用ガイド溝8内に進入し、戸先側のパネル(第5パネル2e、第6パネル2f)が跳ね出され、これにより扉を押す力の一部が跳ね出す力に変換され、扉を押す力が弱められるため、吊元側のパネル同士が接触する際の勢いも弱められるため、より静かに折り畳むことができる。
図7は、折畳み扉3をのばす途中の状態を示しており、第3以降パネル用ガイド溝8の溝幅を小さくしたことで、折畳み扉3をのばす際も静かでスムーズである。
さらに本折戸は、図3(a)に示すように、第1パネル2aと第3パネル2cと第5パネル2eの上部の副継手13寄りの位置に、ブラケット22が敷地側に突出して設けてあり、各ブラケット22にばたつき防止ローラー23a,23b,23cが設けてある。ばたつき防止ローラー23a,23b,23cは、図5(a)に示すように、上枠1の第2サブレール20に係合している。これにより、折畳み扉3をのばして閉鎖した状態のときに、上下枠1,11と係合していない副継手13付近が風などにより見込み方向にばたつくのを規制している。
なお第2サブレール20は、図1,4に示すように、吊元側端部の敷地側の側壁を切除した切除部24が設けてあり、折畳み扉3を折り畳む際には、ばたつき防止ローラー23a,23b,23cはその切除部24から敷地側に抜け出る。また、第2サブレール20の吊元側端部には進入ガイド25が設けてあり、折畳み扉3を折り畳んだ状態からのばす際には、ばたつき防止ローラー23a,23b,23cが進入ガイド25にガイドされて確実に第2サブレール20に進入できるようにしている。
本発明は以上に述べた実施形態に限定されない。折畳み状態における第1・第3・第5パネルのガイドローラー6a,6b,6cの見込み方向のずらし量は、適宜変更することができる。ガイドプレート5の第3以降パネル用ガイド溝8の傾斜部9は、見込み方向にずれたガイドローラー6b,6c間を繋ぐように設けてあればよく、その形状は直線的に傾斜したものであってもよいし湾曲したものであってもよい。折畳み扉3のパネルの数は6枚に限らず、8枚以上連結したものであってもよい。パネルを8枚連結した場合は、折り畳んだ状態で第7パネルのガイドローラーを第5パネルのガイドローラーよりもレールに近付けて配置し、第3以降パネル用ガイド溝は、折り畳んだ状態で第7パネルのガイドローラーが位置する位置から第3パネルのガイドローラーが位置する位置までの範囲を、吊元側に向かうにつれてレールから遠ざかる方向に傾斜させる。折戸の設置場所や用途は任意である。
1 上枠
2a,2b,2c,2d,2e,2f パネル
3 折畳み扉
4 第1サブレール(レール)
5 ガイドプレート
6a,6b,6c ガイドローラー(ガイド部)
7 第1パネル用ガイド溝
8 第3以降パネル用ガイド溝
9 傾斜部

Claims (1)

  1. 上枠と、複数のパネルを折畳み自在に連結した折畳み扉を備え、上枠はレールと、レールの吊元側に設けたガイドプレートを有し、折畳み扉は、吊元側から奇数番目のパネルの上部にガイド部が設けてあり、ガイドプレートは、吊元側に位置する第1パネルのガイド部を案内する第1パネル用ガイド溝と、上枠のレールの吊元側端部から連続し吊元側から3番目以降のパネルのガイド部を案内する第3以降パネル用ガイド溝とを有し、第3以降パネル用ガイド溝は、折畳み扉を折り畳んだ状態で最も戸先側のガイド部が位置する位置から第3パネルのガイド部が位置する位置までの範囲が、吊元側に向かうにつれてレールから遠ざかる方向に傾斜しており、折畳み扉を折り畳んだ状態で、第3パネルのガイド部が第1パネルのガイド部よりもレールから遠い位置にあり、第3パネル以降のパネルのガイド部は、吊元側から離れたものほどレールから近い位置にあることを特徴とする折戸。
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