JP6000745B2 - 視空間構成計画能力における能力開発システム、能力開発方法、能力開発プログラム及び記録媒体 - Google Patents
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Description
本発明のメソッドを、分かりやすく要約すれば、一般的に絵心がないと称される描画が極めて苦手な人(視空間的な構成計画の能力が低いと考えられるもの)でも、明示的かつ意識的な指導により、視空間的かつ科学的に正確な図画の理解・分析・表現へと繋ぐ方法論であると言える。繰り返しになるが、ツールとして、図画を描かせ、数値化のために描かれた図画を採点するが、図画の描画能力の向上が本発明のメソッドの目的なのではない。
(A)各課題の描画の進め方に関する詳しい説明つきのデモンストレーション映像があり、それをステップ毎に小分けにして、トレーニングを進めていく(意図や計画の理解、共感、ミラーニューロンの機能)。
(B)スモール・ステップアップ方式で、生物学的な機序を踏まえた上で、具体的な図示・言語・記号による説明で注意の焦点を明確に誘導し、学習を円滑化する(注意と視覚野の活性と抑制)。
(C)論理的かつ科学的に体系化された戦略・方略を、主目標・副目標といった視空間的な目標設定を計画性をもって学習できるように工夫している(前頭極と展望記憶と文脈記憶、副目標と主目標の相互作用)。
(D)図画の誤差を数値化(mm単位、ピクセル単位)して、どこがどのようにずれているのかが客観的に分かる採点システムを導入しており、それにより学習者のレベルや特徴などが容易に把握でき、改善のポイントが明確にできる。
トレーニングモードが起動されると、まず、トレーニングを行なう学習者に対して課題画像の選択が要求される(図7aのステップS1)。記憶部32であるHDD14には、課題の難易度に応じた複数の課題画像が格納されており、学習者は、表示部30であるタッチパネル式ディスプレイ20に表示された難易度に応じた複数の課題画像から1つの画像を入力部31であるタッチパネル式ディスプレイ20にスタイラスペン又は指でタッチすることにより、選択を行なう。同様に、難易度に応じた課題条件を選択する。即ち、基準を点で設定すること及び基準点の難易度を選択し、課題画像への書き込みがありか無しかの選択を行なう。
(1)斜線効果:斜線は、垂直線や水平線の場合に比して、知覚・認識・記憶の精度が低いことが知られている。これは、神経科学の電気生理学実験やfMRI(機能的磁気共鳴画像法)による実験から、人間においてはもちろん、サルや猫でも共通に見られ、生物学的な基盤に共通した視知覚の法則である。このため、課題画像として、ほぼ斜線で構成された図形を用いている。
(2)頭頂葉による、大きさ、長さ、量、数、比率、角度の知覚・認識:三次元世界の視空間的な知覚・認識は、頭頂葉で行われる。単純な線画でも、遠近法などの三次元性が知覚できる(絵画的手がかりがある)のは、頭頂間溝のCIP領域(頭頂間溝外側壁後方部)のニューロン機能によるものである。このように、絵画、図画及び描画において頭頂葉の機能は中核をなしていると考えられ、頭頂葉の障害で図画の位置関係がバラバラになり、知覚できなくなったという症例が数多く報告されている。
次いで、課題画像の選択がなされたかどうかが判別される(図7aのステップS2)。課題画像の選択がなされた場合(YESの場合)又は学習者がタッチパネル式ディスプレイ20に表示されている次へのアイコン40gをクリックした場合、その選択された課題画像50を表示部30であるタッチパネル式ディスプレイ20に表示する(図7aのステップS3)。
(1)頭頂葉の大きさ、長さ、量、数、比率、角度の知覚・認識:前述した内容と同様である。
(2)縮尺の相違による難易度:等倍模写であれば、課題の横にスライドして図画の長さや幅をおおよそ把握できるので比較的簡単に模写できるが、課題画像と縮尺の異なる図画を描画することは、等倍の図画を模写する場合よりはるかに高い難易度となる。そのため、美術の歴史の中でも、下書きを簡単かつ機械的に拡大するための道具や方法が、数多く考案されている。グリッドメソッドも、下絵の拡大法として活用されたものである。
(3)ストラテジー型学習の脳の神経回路:OECD教育研究革新センター(CERI)の報告によると、ストラテジー型学習の方が、ドリル型学習よりも、より正確な理解を可能とし、その理解を他にも応用することができるとされている。この結果から、ドリル型学習の神経回路は、ストラテジー型学習の神経回路と比較して効率が悪いと考えられる。異なる指導法によって効率の異なる神経回路が形成される可能性があるという事実は、いかに指導法が重要であるかということが言える。
図10a(B)のごとく課題画像50、基準点51及び52が表示された場合、又は学習者がタッチパネル式ディスプレイ20に表示されている次へのアイコン40gをクリックした場合、学習者に対して課題画像50にマークを記入することが要求される(図7aのステップS4)。
(1)テクストン:ユレシュ(Julesz)は、知覚心理学や計算科学の知見を総括し、テクスチャを構成する部分的な要素(テクストン)として、線の色、太さ、方向、端、線の交差部分を、意識的に注意を向けなくても目に飛び込んでくると報告している。
(2)変化盲と選択盲(注意と意識・記憶):変化盲は、視覚対象の変化に対して人間は驚くほど鈍感で、いかに世界をよく見ることが難しいかを示している。これは、自分が選択した対象でも、変化したことに気づけない程である(選択盲)。
(3)心的イメージと視空間ワーキングメモリ:イメージというと頭の中で自由に描けて、記憶しておけるような印象があるが、科学的にはイメージとは非常に曖昧で、イメージの持続時間も記憶できる量も少ないことが分かっている。
(4)注意と脳活性の変化:注意を向けた空間や属性に相当する脳領域が賦活し、その代わり、それ以外の脳領域の活性が抑制される。また、苧阪らは、トップダウンの意識が視覚的注意機能に影響を与えることを、fMRIを用いて脳活動の変化の記録から、その一連の機構を明らかにしている。
次いで、マークの記入がなされたかどうかが判別される(図7aのステップS5)。マークの記入がなされた場合(YESの場合)又は学習者がタッチパネル式ディスプレイ20に表示されている次へのアイコン40gをクリックした場合、次に、課題画像50に補助線を記入することが要求される(図7aのステップS6)。
(1)斜線効果:前述した内容と同様である。
(2)頭頂葉の大きさ、長さ、量、数、比率、角度の知覚・認識:前述した内容と同様である。
(3)頭頂葉と計算及び算数:数の処理を遂行しているのは、頭頂葉の頭頂間溝である。
(4)注意と脳活性の変化:前述した内容と同様である。
(5)網膜地図と心的イメージ:実際に見ていなくても、(目を閉じてイメージを想像するなど)そのイメージに対応する脳領域が賦活する。そのイメージの形が、視覚野のニューロンの賦活の分布にも同じように現れることが明らかとなっている。ただし、実際に目で見た場合と、目を閉じてイメージした場合とでは、目で見た場合の方が、一般的に視覚野の活性度合いは大きく、イメージも明瞭であると報告されている。
次いで、垂直補助線及び水平補助線の記入がなされたかどうかが判別される(図7aのステップS7)。垂直補助線及び水平補助線の記入がなされた場合(YESの場合)又は学習者がタッチパネル式ディスプレイ20に表示されている次へのアイコン40gをクリックした場合、練習画像に関して、補助線長さを決定し記入することが要求される(図7bのステップS8)。
(1)斜線効果:前述した内容と同様である。
(2)頭頂葉の大きさ、長さ、量、数、比率、角度の知覚・認識:前述した内容と同様である。
(3)頭頂葉と計算及び算数:前述した内容と同様である。
(4)注意と脳活性の変化:前述した内容と同様である。
(5)網膜地図と心的イメージ:前述した内容と同様である。
(6)人間の知の基盤である前頭極(AREA10)の機能(前頭極と展望記憶と文脈記憶、副目標と主目標の相互作用):動物の中で最も人間が発達している脳領域である前極前頭皮質が、他の前頭前野の領域と異なっている特徴的な機能としては、いくつかの副目標の先に主目標があるような課題(主目標と副目標には相互関係があることが前提)を行なわせたとき、主目標を意識している間、左右の前極前頭皮質だけが特異的に賦活することが実験から分かった。現在ある課題を遂行しながらその先の課題を意識するという計画立てや論理立てに必要な機能を担っていると考えられる。
次いで、水平補助線57の長さ及び記入がなされたかどうかが判別される(図7bのステップS11)。水平補助線57の記入がなされた場合(YESの場合)又は学習者がタッチパネル式ディスプレイ20に表示されている次へのアイコン40gをクリックした場合、練習画像に関して、外枠を記入することが要求される(図7bのステップS12)。
しかしながら、基本設計図となるこの段階で、大きな誤差(ミス)があると、後のステップで誤差がますます大きくなり、全面的に修正していかなければならないこととなる。そのため、このマッピングの途中段階で、学習者が、タッチパネル式ディスプレイ20に表示されている、途中段階における誤差チェックを行なうためのボタン40oを押し、大きなミスがあれば、その部分を指摘してくれる機能を活用することが望ましい。この途中段階における誤差チェックは、このボタン40oを押すことにより、図11に示す処理ルーチンが起動する。
(1)斜線効果:前述した内容と同様である。
(2)頭頂葉の大きさ、長さ、量、数、比率、角度の知覚・認識:前述した内容と同様である。
(3)頭頂葉と計算及び算数:前述した内容と同様である。
(4)注意と脳活性の変化:前述した内容と同様である。
(5)学習と情動、記憶と情動:学習において感情や情動は、大きく影響する。ポジティブな感情や気持ちの伴った情報などは、効果的に記憶できるが、ネガティブな感情の伴った情報は、記憶の効率が悪い。脳の記憶は、解剖学的に神経ネットワークが形成されるほど物理的変化のあるものであり、学習や行為・行動・思考・計画などあらゆる人間活動や知的活動の基盤となる。よって、いかにネガティブな感情のレッテル付けを抑えて学習できるかどうかが教育において重要なテーマである。
次に、練習画像に関して、補助線を追加記入することが要求される(図7bのステップS14)。
(1)頭頂葉の大きさ、長さ、量、数、比率、角度の知覚・認識効果:前述した内容と同様である。
(2)頭頂葉と計算、算数:前述した内容と同様である。
(3)注意と脳活性の変化:前述した内容と同様である。
(4)子どもの脳の発達とワーキングメモリ:ワーキングメモリとは、脳の一時的なメモ帳のようなもので、暗算や電話番号の一時的な記憶などの、極めて短期間の作業用の記憶である。子どもは脳の発達の個人差が多く、ワーキングメモリも大人に比べると容量が小さい。子どもの学習では、いかにワーキングメモリの容量を多く使わずに、思考・計画といった高次知的活動の教育ができるかが鍵となる。
(5)全体と部分との視覚的フォーカスの移行:全体と部分とへ、同時に注意を向けることはできない。全体・部分にフォーカスを合わせるときは脳の活性領域も変化する。本能力開発システムは、図画の全体と部分の双方を高い精度で模写できるような構成計画の方略である。
次いで、補助線の追加記入がなされたかどうかが判別される(図7bのステップS15)。補助線の追加記入がなされた場合(YESの場合)又は学習者がタッチパネル式ディスプレイ20に表示されている次へのアイコン40gをクリックした場合、練習画像に関して、マークを記入することが要求される(図7cのステップS16)。
(1)注意と脳活性の変化:前述した内容と同様である。
(2)子どもの脳の発達とワーキングメモリ:前述した内容と同様である。
次いで、練習画像作成終了かどうかが判別される(図7cのステップS19)。練習画像作成が終了した場合(YESの場合)又は学習者がタッチパネル式ディスプレイ20に表示されている課題の終了・採点モードへの移行のためのボタン40qを押した場合、採点モードに移行し、トレーニングプログラムモードが終了する。
(1)網膜地図と心的イメージと想像:前述した内容と同様である。
(2)人間の知の基盤である前頭極(AREA10)の機能(前頭極と展望記憶と文脈記憶、副目標と主目標の相互作用):前述した内容と同様である。
(3)方略の長期記憶化やチャンキングに伴う自動化:何度も反復して学習した内容であったり、いくつかの情報をパッケージにして効果的に記憶を構成することで、ワーキングメモリの容量オーバーにならずに、複雑な認知活動であっても頭の中だけで処理することができるようになる。例を挙げれば、頭の中でそろばんを弾いて桁数の多い計算を暗算するようなケースが当てはまる。この際、闇雲に複雑な認知活動を繰り返しているだけでは、いつまでたってもチャンキングによる自動化はほとんど成立しない。よって、いかに分かりやすくシンプルに体系立てられた戦略や方略で学習するかが、効率的にチャンキングによる自動化を達成するポイントとなる。
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 HDD
15 音声処理部
16 画像処理部
17 入出力インタフェース
18 ディスク駆動装置
19 スピーカ
20 タッチパネル式ディスプレイ
21 プリンタ
22 BR/DVD/CD
30 表示部
31 入力部
32 記憶部
33 演算部
33a 課題画像表示手段
33b 課題画像マーク記入要求手段
33c 課題画像補助線記入要求手段
33d 練習画像補助線記入要求手段
33e 練習画像マーク記入要求手段
33f 練習画像作成要求手段
33g 誤差チェック手段
33h 採点手段
33h1 誤差検出手段
33d1 長さ決定及び垂直水平補助線記入要求手段
33d2 外枠記入要求手段
33d3 補助線追加記入要求手段
40 画面
40a 課題画像領域
40b 練習画像領域
40c 課題難易度領域
40d 条件難易度領域
40e 時間表示領域
40f 戻りのアイコン
40g 次へのアイコン
40h マッピングイメージ作成用のペン(複数色)のアイコン
40i 練習画像作成用のペン(黒色)のアイコン
40j 消しゴムツール用のアイコン
40k 画像回転ツール用のアイコン
40l マッピングイメージ表示・消去用のアイコン
40m ヒント・アドバイスを表示するためのボタン
40n デモンストレーション(動画)を表示するためのボタン
40o 途中段階における誤差チェックを行なうためのボタン
40p コメントの表示領域
40q 課題の終了・採点モードへの移行のためのボタン
50 課題画像
51、52 基準点
53、63 マーク
54、56、58、60、61 垂直補助線
55、57、59、62 水平補助線
64 練習画像
P1〜P11 基準画像の採点ポイント
P1′〜P11′ 練習画像の採点ポイント
Claims (14)
- 斜線及び非直角の交線を主に含む課題画像を課題画像領域に、学習者による練習画像を練習画像領域にそれぞれ表示可能な表示部と、前記表示部に表示すべき内容を入力可能な入力部と、複数の課題画像をあらかじめ記憶している記憶部と、前記表示部、前記入力部及び前記記憶部に電気的に接続されている演算部とを備えており、
前記演算部は、前記記憶部に記憶されている複数の課題画像から選択された模写すべき課題画像及び該課題画像の課題画像用基準を該記憶部から読み出して前記表示部の前記課題画像領域に表示する課題画像表示手段と、該課題画像表示手段によって表示された課題画像の端、交点、頂点及び/又は傾きの大きい位置へのマークの記入を学習者に要求する課題画像マーク記入要求手段と、学習者によって記入された少なくとも1つのマークを各垂直補助線及び各水平補助線が通過するように、複数の垂直補助線及び複数の水平補助線の記入を学習者に要求する課題画像補助線要求手段と、前記練習用画像領域に表示され前記課題画像用基準とは縮尺が異なる練習画像用基準に基づき、前記課題画像の複数の垂直補助線及び複数の水平補助線に対応する複数の垂直補助線及び複数の水平補助線を練習画像領域に記入することを学習者に要求する練習画像補助線要求手段と、学習者によって記入された前記練習画像領域の複数の垂直補助線及び複数の水平補助線上の、前記課題画像のマークと対応する位置へのマークの記入を学習者に要求する練習画像マーク記入要求手段と、学習者によって記入された前記練習画像領域のマーク間を線で繋ぎ、練習画像を作成することを学習者に要求する練習画像作成要求手段とを備えていることを特徴とする視空間構成計画能力における能力開発システム。 - 前記練習画像補助線要求手段が、前記練習画像用基準から垂直補助線の長さ及び水平補助線の長さを決めて少なくとも1つの垂直補助線及び少なくとも1つの水平補助線の記入を学習者に要求する長さ決定要求手段と、学習者によって決定した長さに基づいて、練習画像の外枠の記入を学習者に要求する外枠記入要求手段と、学習者によって記入された外枠内で必要とする垂直補助線及び水平補助線の追加を学習者に要求する補助線追加要求手段とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の能力開発システム。
- 前記演算部が、学習者が記入した練習画像領域における垂直補助線及び水平補助線に所定値以上の誤差がある場合に、誤差が発生していることを通知する誤差発生通知手段をさらに備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の能力開発システム。
- 前記課題画像用基準が複数の課題画像用基準点で規定されており、前記練習画像用基準が前記複数の課題画像用基準点間の間隔とは異なる間隔を有する複数の練習画像用基準点で規定されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の能力開発システム。
- 前記演算部が、前記作成された練習画像と前記課題画像との誤差を検出して採点する採点手段をさらに備えていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の能力開発システム。
- 前記採点手段が、前記練習画像用基準に縮尺を合わせて前記課題画像を重畳し、作成された練習画像における端、交点、頂点又は傾きの大きい位置と、重畳した課題画像における対応する端、交点、頂点又は傾きの大きい位置との距離的差分の総和を検出する誤差検出手段を備えていることを特徴とする請求項5に記載の能力開発システム。
- 斜線及び非直角の交線を主に含む課題画像を課題画像領域に、学習者による練習画像を練習画像領域にそれぞれ表示可能な表示部と、前記表示部に表示すべき内容を入力可能な入力部と、複数の課題画像をあらかじめ記憶している記憶部と、前記表示部、前記入力部及び前記記憶部に電気的に接続されている演算部とを備えたコンピュータにより、視空間構成計画能力における能力開発を行なう方法であって、
前記記憶部に記憶されている複数の課題画像から選択された模写すべき課題画像及び該課題画像の課題画像用基準を該記憶部から読み出して前記表示部の前記課題画像領域に表示する課題画像表示手順と、該課題画像表示手順によって表示された課題画像の端、交点、頂点及び/又は傾きの大きい位置へのマークの記入を学習者に要求する課題画像マーク記入要求手順と、学習者によって記入された少なくとも1つのマークを各垂直補助線及び各水平補助線が通過するように、複数の垂直補助線及び複数の水平補助線の記入を学習者に要求する課題画像補助線要求手順と、前記練習用画像領域に表示され前記課題画像用基準とは縮尺が異なる練習画像用基準に基づき、前記課題画像の複数の垂直補助線及び複数の水平補助線に対応する複数の垂直補助線及び複数の水平補助線を練習画像領域に記入することを学習者に要求する練習画像補助線要求手順と、学習者によって記入された前記練習画像領域の複数の垂直補助線及び複数の水平補助線上の、前記課題画像のマークと対応する位置へのマークの記入を学習者に要求する練習画像マーク記入要求手順と、学習者によって記入された前記練習画像領域のマーク間を線で繋ぎ、練習画像を作成することを学習者に要求する練習画像作成要求手順とを備えていることを特徴とする視空間構成計画能力における能力開発方法。 - 前記練習画像補助線要求手順が、前記練習画像用基準から垂直補助線の長さ及び水平補助線の長さを決めて少なくとも1つの垂直補助線及び少なくとも1つの水平補助線の記入を学習者に要求する長さ決定要求手順と、学習者によって決定した長さに基づいて、練習画像の外枠の記入を学習者に要求する外枠記入要求手順と、学習者によって記入された外枠内で必要とする垂直補助線及び水平補助線の追加を学習者に要求する補助線追加要求手順とを備えていることを特徴とする請求項7に記載の能力開発方法。
- 学習者が記入した練習画像領域における垂直補助線及び水平補助線に所定値以上の誤差がある場合に、誤差が発生していることを通知する誤差発生通知手順をさらに備えていることを特徴とする請求項7又は8に記載の能力開発方法。
- 前記課題画像用基準が複数の課題画像用基準点で規定されており、前記練習画像用基準が前記複数の課題画像用基準点間の間隔とは異なる間隔を有する複数の練習画像用基準点で規定されていることを特徴とする請求項7から9のいずれか1項に記載の能力開発方法。
- 前記作成された練習画像と前記課題画像との誤差を検出して採点する採点手順をさらに備えていることを特徴とする請求項7から10のいずれか1項に記載の能力開発方法。
- 前記採点手順が、前記練習画像用基準に縮尺を合わせて前記課題画像を重畳し、作成された練習画像における端、交点、頂点又は傾きの大きい位置と、重畳した課題画像における対応する端、交点、頂点又は傾きの大きい位置との距離的差分の総和を検出する誤差検出手順を備えていることを特徴とする請求項11に記載の能力開発方法。
- 斜線及び非直角の交線を主に含む課題画像を課題画像領域に、学習者による練習画像を練習画像領域にそれぞれ表示可能な表示部と、前記表示部に表示すべき内容を入力可能な入力部と、複数の課題画像をあらかじめ記憶している記憶部と、前記表示部、前記入力部及び前記記憶部に電気的に接続されている演算部とを備えたコンピュータを、
前記記憶部に記憶されている複数の課題画像から選択された模写すべき課題画像及び該課題画像の課題画像用基準を該記憶部から読み出して前記表示部の前記課題画像領域に表示する課題画像表示手段と、該課題画像表示手段によって表示された課題画像の端、交点、頂点及び/又は傾きの大きい位置へのマークの記入を学習者に要求する課題画像マーク記入要求手段と、学習者によって記入された少なくとも1つのマークを各垂直補助線及び各水平補助線が通過するように、複数の垂直補助線及び複数の水平補助線の記入を学習者に要求する課題画像補助線要求手段と、前記練習用画像領域に表示され前記課題画像用基準とは縮尺が異なる練習画像用基準に基づき、前記課題画像の複数の垂直補助線及び複数の水平補助線に対応する複数の垂直補助線及び複数の水平補助線を練習画像領域に記入することを学習者に要求する練習画像補助線要求手段と、学習者によって記入された前記練習画像領域の複数の垂直補助線及び複数の水平補助線上の、前記課題画像のマークと対応する位置へのマークの記入を学習者に要求する練習画像マーク記入要求手段と、学習者によって記入された前記練習画像領域のマーク間を線で繋ぎ、練習画像を作成することを学習者に要求する練習画像作成要求手段として機能させるための視空間構成計画能力における能力開発プログラム。 - 斜線及び非直角の交線を主に含む課題画像を課題画像領域に、学習者による練習画像を練習画像領域にそれぞれ表示可能な表示部と、前記表示部に表示すべき内容を入力可能な入力部と、複数の課題画像をあらかじめ記憶している記憶部と、前記表示部、前記入力部及び前記記憶部に電気的に接続されている演算部とを備えたコンピュータを、
前記記憶部に記憶されている複数の課題画像から選択された模写すべき課題画像及び該課題画像の課題画像用基準を該記憶部から読み出して前記表示部の前記課題画像領域に表示する課題画像表示手段と、該課題画像表示手段によって表示された課題画像の端、交点、頂点及び/又は傾きの大きい位置へのマークの記入を学習者に要求する課題画像マーク記入要求手段と、学習者によって記入された少なくとも1つのマークを各垂直補助線及び各水平補助線が通過するように、複数の垂直補助線及び複数の水平補助線の記入を学習者に要求する課題画像補助線要求手段と、前記練習用画像領域に表示され前記課題画像用基準とは縮尺が異なる練習画像用基準に基づき、前記課題画像の複数の垂直補助線及び複数の水平補助線に対応する複数の垂直補助線及び複数の水平補助線を練習画像領域に記入することを学習者に要求する練習画像補助線要求手段と、学習者によって記入された前記練習画像領域の複数の垂直補助線及び複数の水平補助線上の、前記課題画像のマークと対応する位置へのマークの記入を学習者に要求する練習画像マーク記入要求手段と、学習者によって記入された前記練習画像領域のマーク間を線で繋ぎ、練習画像を作成することを学習者に要求する練習画像作成要求手段として機能させるための視空間構成計画能力における能力開発プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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