JP6001376B2 - 空調システム - Google Patents
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Description
本発明の空調システムは、屋外に設置されて所定温度の冷水を供給する熱源と、室内に設置されて供給された前記冷水を用いて室内気を冷却する空調機と、前記冷水を前記熱源および前記空調機の間で循環させる冷水ポンプ部と、が設けられ、熱源には、気体冷媒を圧縮して高圧にする圧縮機と、高圧の前記気体冷媒の熱を屋外気に放出させることにより前記気体冷媒を凝縮させて液冷媒とする凝縮器と、高圧の前記液冷媒を膨張させて低圧にする膨張弁と、前記冷水から熱を奪い低圧の前記液冷媒を蒸発させる蒸発器と、前記凝縮器に前記屋外気を通風させるファン部と、前記凝縮器に水を散水する散水装置と、少なくともが備えられた空調システムであって、前記ファン部によって前記凝縮器に通風される前記屋外気の温度を測定する温度センサと、前記ファン部から発生する騒音に関する情報を取得する騒音情報取得部と、前記少なくとも前記冷水が前記所定温度を保つように前記圧縮機、前記ファン、および、前記冷水ポンプ部を制御する制御部と、が更に設けられ、前記制御部は、前記騒音に関する情報の値が所定の開始閾値以上か否かを判定する開始判定処理と、前記騒音に関する情報の値が前記所定の閾値以上であると判定した場合には、前記温度センサにより取得された前記屋外気の温度を記録する記録処理と、前記散水装置から前記凝縮器に水を散水させる制御を実行する散水処理と、該散水処理を実行している際に前記温度センサにより取得された散水開始後の前記屋外気の温度が、記録された前記屋外気の温度に基づく停止温度以下であるか否かを判定する停止判定処理と、前記屋外気の温度が前記停止温度以下であると判定された場合には、前記散水処理を停止させる制御を実行する散水停止処理と、を行うことを特徴とする。
このように散水処理を開始した時の屋外気の温度と、停止温度との間に差を設けることで、短い時間で散水処理の開始と停止を繰り返すハンチングの発生を抑制できる。
このようにファンの回転数を騒音に関する情報として取得することにより、騒音そのものを測定する場合と比較して容易に取得することができる。つまり、ファン部が発生する騒音そのものを測定する場合、他の機器から発生する騒音も同時に測定するおそれがあり、騒音の大きさを正確に測定することが困難であった。これに対して、ファンの回転数は取得する際にノイズが混入しにくく、正確な値を取得しやすい。さらに、ファンの回転数はファン部から発生する騒音の大きさとの関係性が深く、騒音そのものを測定する最寄り正確に測定することが可能である。
このように騒音測定部を配置する位置を、熱源が配置される領域の中心から最も近い敷地境界とすることにより、騒音が敷地外に与える影響を抑制しやすくなる。
以下、本発明の第1の実施形態に係る空調システムついて図1から図3を参照しながら説明する。本実施形態の空調システム1はデータセンタの空調に用いられるものであり、データセンタのフロアに設置されたサーバやコンピュータ(以下、「サーバ等」と表記する。)から発生する大量の熱を処理するものである。
次に、本発明の第1の実施形態の第1変形例について図4を参照しながら説明する。本変形例の空調システムの基本構成は、第1の実施形態と同様であるが、第1の実施形態とは、散水を停止する際の判定処理が異なっている。本変形例では、図4を用いて散水を停止する際の判定処理について説明し、空調システムのその他の構成要素等の説明を省略する。
次に、本発明の第1の実施形態の第2変形例について図5から図7を参照しながら説明する。本変形例の空調システムの基本構成は、第1の実施形態と同様であるが、第1の実施形態とは、騒音計を用いて散水処理の開始判定を行っている点が異なっている。よって、本実施形態においては、図5から図7を用いて騒音計を用いた判定処理について説明し、空調システムのその他の構成要素等の説明を省略する。
空調システム1の空冷チラー20の運転が開始されると、チラー制御部29は騒音計(騒音測定部)41から騒音の大きさを示す信号の取得を開始する。例えば、ファン部25から発生する騒音の周波数成分のうち、最も強度が高い周波数帯域についての騒音の大きさを示す信号や、騒音の波形を示す信号などを取得する。
次に、本発明の第2の実施形態について図8から図10を参照して説明する。本実施形態の空調システムの基本構成は、第1の実施形態と同様であるが、第1の実施形態とは、複数の空冷チラーを備えている点、複数の空冷チラーの冷水ポンプ部を相互に制御する点が異なっている。よって、本実施形態においては、図8から図10を用いて第1の実施形態と異なる点を中心に説明する。
空調システム101の運転が開始されると、統合制御部129は3つの空冷チラー20におけるファン駆動部25cからファン周波数の取得を開始する。そして、統合制御部129の判定部129aは、記憶部129bに予め記憶された閾値a(第1閾値)以上であるファン周波数が存在するか否かを判定する処理を実行する(S111:第1判定処理)。
Claims (11)
- 屋外に設置されて所定温度の冷水を供給する熱源と、室内に設置されて供給された前記冷水を用いて室内気を冷却する空調機と、前記冷水を前記熱源および前記空調機の間で循環させる冷水ポンプ部と、が設けられ、
熱源には、気体冷媒を圧縮して高圧にする圧縮機と、高圧の前記気体冷媒の熱を屋外気に放出させることにより前記気体冷媒を凝縮させて液冷媒とする凝縮器と、高圧の前記液冷媒を膨張させて低圧にする膨張弁と、前記冷水から熱を奪い低圧の前記液冷媒を蒸発させる蒸発器と、前記凝縮器に前記屋外気を通風させるファン部と、前記凝縮器に水を散水する散水装置と、が少なくとも備えられた空調システムであって、
前記ファン部によって前記凝縮器に通風される前記屋外気の温度を測定する温度センサと、
前記ファン部から発生する騒音に関する情報を取得する騒音情報取得部と、
前記少なくとも前記冷水が前記所定温度を保つように前記圧縮機、前記ファン、および、前記冷水ポンプ部を制御する制御部と、が更に設けられ、
前記制御部は、
前記騒音に関する情報の値が所定の開始閾値以上か否かを判定する開始判定処理と、
前記騒音に関する情報の値が前記所定の閾値以上であると判定した場合には、前記温度センサにより取得された前記屋外気の温度を記録する記録処理と、
前記散水装置から前記凝縮器に水を散水させる制御を実行する散水処理と、
該散水処理を実行している際に前記温度センサにより取得された散水開始後の前記屋外気の温度が、記録された前記屋外気の温度に基づく停止温度以下であるか否かを判定する停止判定処理と、
前記屋外気の温度が前記停止温度以下であると判定された場合には、前記散水処理を停止させる制御を実行する散水停止処理と、
を行うことを特徴とする空調システム。 - 前記制御部には、前記開始閾値として少なくとも2つの異なる値が予め記憶され、
前記制御部は、時間帯に応じて前記開始閾値の値が持ち替えて前記開始判定処理を行うことを特徴とする請求項1記載の空調システム。 - 前記停止温度は、前記記録処理において記録された前記屋外気の温度から予め定められた温度だけ引いた値であることを特徴とする請求項1または2に記載の空調システム。
- 前記制御部は、
前記停止判定処理として、さらに、前記騒音に関する情報の値が、前記開始閾値よりも値が小さな所定の停止閾値以下であるか否かを判定し、
前記屋外気の温度が前記停止温度以下であると判定された場合、または、前記騒音に関する情報の値が前記停止閾値以下と判定された場合には、前記散水停止処理を行うことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の空調システム。 - 前記騒音情報取得部は、前記騒音に関する情報として前記ファン部におけるファンの回転周波数を取得することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の空調システム。
- 前記空調機に前記冷水を供給する前記熱源が複数設けられるとともに、複数の前記熱源のそれぞれに前記冷水ポンプ部が設けられ、
前記制御部には、個々の前記熱源において供給する前記冷水の温度が前記所定温度を保つ制御を行う個別制御部と、前記室内機からの要求に応じて複数の前記熱源から供給される前記冷水の合計流量の制御を行う統合制御部と、が設けられ、
前記統合制御部は、
前記ファンの回転周波数が第1閾値以上の前記熱源が存在するか否かを判定する第1判定処理と、
前記ファンの回転周波数が前記第1閾値以上の前記熱源が存在すると判定した場合には、前記ファンの回転周波数が、前記第1閾値よりも値が小さな第2閾値以下である前記熱源が存在するか否かを判定する第2判定処理と、
該第2判定処理において、前記ファンの回転周波数が前記第2閾値以下の前記熱源が存在すると判定した場合には、複数の前記熱源の中から最も前記ファンの回転周波数が低い前記熱源について、前記冷水ポンプ部から送り出される前記冷水の流量を増やす制御を実行する流量増処理と、
前記ファンの回転周波数が前記第1閾値以上の前記熱源における前記冷水ポンプ部から送り出される前記冷水の流量を減らす制御を実行する流量減処理と、
を行い、
前記第2判定処理において、前記ファンの回転周波数が前記第2閾値以下の前記熱源が存在しないと判定した場合には、前記ファンの回転周波数が前記第1閾値以上と判定された前記熱源に対して、前記記録処理、前記散水開始処理、前記停止判定処理、および、前記散水停止処理を行うことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の空調システム。 - 複数の前記熱源の少なくとも一部には、前記ファン部から前記熱源の外部への前記騒音の伝播を抑制する消音部が設けられ、
前記統合制御部は、前記第1判定処理を行う際に、
前記消音部が設けられた前記熱源に対する前記第1閾値は、前記消音部が設けられていない前記熱源に対する前記第1閾値よりも大きな値とすることを特徴とする請求項6記載の空調システム。 - 複数の前記熱源は互いに隣接した群を形成するように配置され、
前記統合制御部は、前記第1判定処理を行う際に、
前記群の内部に配置された前記熱源に対する前記第1閾値は、前記群の外周に配置された前記熱源に対する前記第1閾値よりも大きな値とすることを特徴とする請求項6または7に記載の空調システム。 - 前記騒音情報取得部は、前記ファン部から発生する騒音を測定する騒音測定部であり、
前記制御部は、前記開始判定処理において前記騒音測定部により測定された騒音の大きさが前記開始閾値以上か否かを判定することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の空調システム。 - 前記制御部は、前記開始判定処理において、前記ファン部から発生する騒音に関連する所定周波数についての音の大きさに基づいて判定を行うことを特徴とする請求項9記載の空調システム。
- 前記騒音測定部は、前記熱源が配置される敷地の境界であって、前記熱源が配置される領域の中心から最も近い敷地境界に配置されていることを特徴とする請求項9または10に記載の空調システム。
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