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JP6010963B2 - プログラム、情報処理装置及び情報処理方法 - Google Patents
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プログラム、情報処理装置及び情報処理方法 Download PDF

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本発明は、情報処理を実行するプログラム、情報処理装置及び情報処理方法に関する。
従来、有限要素法により対象物をメッシュ分割した上で、構造分析を行う技術が知られている(例えば、特許文献1から3参照)。これらは作業者が新たな構造物について、基本モデルとの相違部分を修正または変更し、有限要素法を適用する条件を設定する。
特開平10−269265号公報 特開2007−328393号公報 特開2008−250641号公報
しかしながら、条件の設定は初心者にとって困難であり、誤った設定にて計算処理を行うこともあり、作業効率が悪いという問題があった。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものである。その目的は、事前に拘束条件を満すか否かを判定することが可能なプログラム等を提供することにある。
本願に開示するプログラムは、析対象物の各メッシュ節点の座標並びに各節点における第1方向、第2方向及び第3方向の拘束の有無を記憶部から特定し、第1方向の拘束を有する3節点を抽出することができ、かつ、抽出した3節点の第2方向及び第3方向の座標が3節点間で相互に相違し、3節点の第2方向の座標が3節点中2節点の組み合わせの少なくとも一つで相互に相違し、かつ、3節点の第3方向の座標が3節点中2節点の組み合わせの少なくとも一つで相互に相違することを満たすか否かを判定し、第2方向の拘束を有する2節点を抽出することができ、かつ、抽出した2節点の第3方向の座標が相違することを満たすか否かを判定し、第3方向の拘束を有する1節点を抽出することができるか否かを判定する処理をコンピュータに実行させる。
本願の一観点によれば、事前に拘束条件を満すか否かの情報を提供することが可能となる。
情報処理装置のハードウェア群を示すブロック図である。 部品の表示イメージを示す説明図である。 対象物に対するメッシュモデルを示す説明図である。 節点DBのレコードレイアウトを示す説明図である。 接合状況を示す説明図 接合DBのレコードレイアウトを示す説明図である。 拘束DBのレコードレイアウトを示す説明図である。 対象物DBのレコードレイアウトを示す説明図である。 RAMに格納される座標を示す説明図である。 条件テーブルのレコードレイアウトを示す説明図である。 2点の座標を抽出した例を示す説明図である。 判断条件を満たすか否かの判断処理を示すフローチャートである。 判断条件を満たすか否かの判断処理を示すフローチャートである。 判断条件を満たすか否かの判断処理を示すフローチャートである。 実施の形態2に係るコンピュータのハードウェア群を示すブロック図である。 関係DBのレコードレイアウトを示す説明図である。 拘束不足方向の検出処理手順を示すフローチャートである。 拘束不足方向の検出処理手順を示すフローチャートである。 2つの対象物の例を示す説明図である。 他の2つの対象物の例を示す説明図である。 他の2つの対象物の例を示す説明図である。 上述した形態のコンピュータの動作を示す機能ブロック図である。 実施の形態3に係るコンピュータのハードウェア群を示すブロック図である。
実施の形態1
以下実施の形態を、図面を参照して説明する。図1は情報処理装置のハードウェア群を示すブロック図である。情報処理装置1は例えばパーソナルコンピュータ、サーバコンピュータまたはPDA(Personal Digital Assistance)等である。以下では情報処理装置1をコンピュータ1と読み替えて説明する。コンピュータ1はCPU(Central Processing Unit)11、RAM(RandomAccess Memory)12、入力部13、表示部14、記憶部15、及び、通信部16等を含む。CPU11は、バス17を介してハードウェア各部と接続されている。CPU11は記憶部15に記憶された制御プログラム15Pに従いハードウェア各部を制御する。RAM12は例えばSRAM(Static RAM)、DRAM(Dynamic RAM)、フラッシュメモリ等である。RAM12は、CPU11による各種プログラムの実行時に発生する種々のデータを一時的に記憶する。
入力部13は操作ボタン、マウス、キーボードまたはタッチパネル等であり入力された情報をCPU11へ出力する。表示部14は例えば液晶ディスプレイまたは有機EL(electroluminescence)ディスプレイであり、CPU11の制御に従い必要な情報を表示する。通信部16は有線または無線のLAN(Local Area Network)カード等であり、他のコンピュータとの間でHTTP(HyperTextTransfer Protocol)等により情報を送受信する。記憶部15は例えば、大容量フラッシュメモリまたはハードディスク等であり、制御プログラム15Pを格納する。CPU11は、制御プログラム15Pに従い、対象物が拘束条件を満たすか否かの判断処理を行う。以下では対象物を回路基板及び回路基板に搭載される部品を例として説明するが、モータまたはその他の機械部品であっても良い。
記憶部15にはIDF(Intermediate Data Format)ファイル151、節点データベース(以下、DBという)152、接合DB153、拘束DB154、対象物DB155及び条件テーブル156等を含む。IDFファイル151には各対象物の形状データ及び位置データが記憶されている。CPU11は、処理対象となる各対象物をIDFファイル151から読み出す。CPU11は、読み出した対象物を表示部14に出力する。
図2は部品の表示イメージを示す説明図である。CPU11は、例えば基板である部品20と、基板上の部品201、202、203、221、222及び23(以下、場合により部品200で省略する)とをIDFファイル151から読み出し、表示部14に表示する。本実施形態では、部品20に、部品201、202及び203が動かないよう接着されている。以下では部品20、部品201、202及び203のグループを対象物21といい、一つの対象物(以下、場合により2で代表する)として取り扱う。また部品221と部品222とは相互に動かないよう接着されている。以下では、部品221と部品222とのグループを対象物22といい、一つの対象物2として取り扱う。また以下では、部品23は一つの部品200によるグループとして場合により対象物23という。対象物21と対象物22とは移動することができるよう接触している。対象物21と対象物23とは移動することができるよう接触している。
CPU11は、各部品200に対し、有限要素法に基づくメッシュモデルを作成する。CPU11は、メッシュの各節点の情報を節点DB152に記憶する。図3は対象物2に対するメッシュモデルを示す説明図である。各部品200には図3に示す如くメッシュが施される。本実施形態では図3における前後方向をX軸、左右方向をY軸、上下方向をZ軸であるものとして説明する。CPU11は、メッシュの節点の座標を節点DB152に記憶する。
図4は節点DB152のレコードレイアウトを示す説明図である。節点DB152は節点IDフィールド、X座標フィールド、Y座標フィールド、Z座標フィールド及び部品IDフィールドを含む。節点IDフィールドはメッシュが施された各節点を特定するための識別情報(節点ID)が記憶されている。X座標フィールド、Y座標フィールド及びZ座標フィールドには、それぞれ節点IDに対応づけて各節点の3軸方向における座標が記憶されている。部品IDフィールドには、部品200を特定するための部品IDが、節点IDに対応づけて記憶されている。図4により節点IDが「1」、「2」、「3」の節点は部品ID「1」の部品200に対応するものであることが理解できる。
図5は接合状況を示す説明図、図6は接合DB153のレコードレイアウトを示す説明図である。接合には部品200同士が動かない接着と、所定の摩擦係数をもっていずれかまたは双方の部品200が移動することが可能な接触との2つが存在する。部品20と部品201との間、部品20と部品202との間、部品20と部品203、部品221と部品222との間は太実線で示すように接着されている。部品20と部品222との間、及び、部品20と部品23との間はハッチングで示すように接触している。すなわち、対象物21と対象物22との間、及び、対象物21と対象物23との間は、ハッチングで示すように接触している。
接合DB153は接合IDフィールド、接合タイプフィールド、部品ID1フィールド、部品ID2フィールド及び摩擦係数フィールド等を含む。接合IDフィールドには、2つの部品200に係る接合を特定するための識別情報(以下接合IDという)が記憶されている。接合タイプフィールドには接合IDに対応づけて各接合部分が接着か、または、接触かの情報が記憶されている。なお、図6の例では、0が接着、1が接触を示す。部品ID1フィールドには、接合する部品200の一方を特定するための部品IDが記憶されている。同様に、部品ID2フィールドには、接合する部品200の他方を特定するための部品IDが記憶されている。
部品ID1及び部品ID2フィールドには、接合IDに対応づけて接合される2つの部品IDが記憶されている。摩擦係数フィールドには接合タイプが接触の場合に、接合IDに対応づけて摩擦係数が記憶されている。なお、摩擦係数は0の場合、0を超える場合、及び、値が入力されていない場合等がある。
図7は拘束DB154のレコードレイアウトを示す説明図である。拘束DB154は節点IDフィールド及び拘束方向フィールド等を含む。拘束方向フィールドには節点IDに対応づけて部品200を拘束する方向が記憶されている。図7では拘束方向1はX方向への拘束があることを示す。この場合、部品200はX方向への移動が制限される。拘束方向2はY方向への拘束があることを示す。この場合、部品200はY方向への移動が制限される。拘束方向3がZ方向への拘束があることを示す。この場合、部品200はZ方向への移動が制限される。
拘束方向12はXY方向への拘束があることを示す。この場合、部品200はXY方向への移動が制限される。拘束方向13はXZ方向への拘束があることを示す。この場合、部品200はXZ方向への移動が制限される。拘束方向23はYZ方向への拘束があることを示す。この場合、部品200はYZ方向への移動が制限される。拘束方向123はXYZ方向への拘束があることを示す。この場合、部品200はXYZ方向への移動が制限される。なお、以上述べたファイル及びDBは予めユーザが適宜入力しておけばよい。
図8は対象物DB155のレコードレイアウトを示す説明図である。対象物DB155は対象物IDフィールド、拘束方向フィールド、部品ID1フィールド、部品ID2フィールド、部品ID3フィールド及び部品ID4フィールド等を含む。対象物IDフィールドには、部品200同士の接着によりひとかたまりのグループとなる対象物2を特定するための識別情報(以下、対象物IDという)が記憶されている。拘束方向フィールドには対象物IDに対応づけて拘束方向が記憶されている。なおこの拘束方向の算出処理については後述する。また拘束方向の数値は図7で述べたとおりであるので説明を省略する。
部品ID1フィールド及び部品ID2フィールドには、対象物2を構成する各部品200の部品IDが記憶されている。例えば、対象物ID2の対象物2は、部品ID2の部品200と部品ID3の部品200とが接着している。また当該対象物2はZ方向への移動が拘束されていることが理解できる。CPU11は、接合DB153の接着が記憶されている部品IDの組み合わせを読み出す。CPU11は、読み出した組み合わせ同士で部品IDの一部が共通する場合、部品IDを組み合わせる処理を行う。CPU11は組み合わせ後の部品IDに対し、対象物IDを付与する。CPU11は、対象物ID及び組み合わせ後の部品IDを対象物DB155に記憶する。
CPU11は、部品IDが2つしか存在しない組み合わせについても対象物IDを付与する。CPU11は、対象物ID及び2つの部品IDを対象物DB155に記憶する。CPU11は、各対象物2について以下に述べる処理により拘束方向を抽出し、抽出した拘束方向を対象物IDに対応づけて、対象物DB155に記憶する。なお、本実施形態で述べたファイル及びDBのレコードレイアウトは一例であり、これに限るものではない。データ間の関係さえ維持されていれば、他の記憶形態であっても良い。また記憶部15に記憶するほか、RAM12または他の図示しないコンピュータに記憶しておいても良い。
図9はRAM12に格納される座標を示す説明図である。CPU11は、第1方向をX軸、第2方向をY軸、第3方向をZ軸と設定する。CPU11は、第1方向であるX軸方向に拘束方向を有する3つの座標を拘束DB154及び節点DB152を参照して抽出する。図9では、X軸方向に拘束力を有する第1座標(i,j,k)=(0.0,0.0,0.0)、第2座標(i,j,k)=(1.0,2.0,3.0)、第3座標(i,j,k)=(-2.0,-3.0,-4.0)を抽出した例を示している。CPU11は、RAM12に3つの座標値を格納する。
CPU11は、記憶部15に記憶した第1条件を読み出す。第1条件は3節点の第2方向及び第3方向の座標が3節点間で相互に相違し、3節点の第2方向の座標が3節点中2節点の組み合わせの少なくとも一つで相互に相違し、かつ、3節点の第3方向の座標が3節点中2節点の組み合わせの少なくとも一つで相互に相違することである。CPU11は、最初に抽出した3節点の第2方向及び第3方向の座標が3節点間で相互に相違するか否かを判断する。具体的には、CPU11は、(1j,1k)≠(2j,2k) and (2j,2k)≠(3j,3k) and (3j,3k)≠(1j,1k)を満たすか否かを判断する。
CPU11は、次いで3節点の第3方向の座標が3節点中少なくとも一つの2節点間で相互に相違するか否かを判断する。具体的には、(1k≠2k) or (2k≠3k)or (3k≠1k)を満たすか否かを判断する。さらに、CPU11は、3節点の第2方向の座標が3節点中少なくとも一つの2節点間で相互に相違するか否かを判断する。具体的には、(1j≠2j) or (2j≠3j)or (3j≠1j)を満たすか否かを判断する。CPU11は、第1条件を満たすと判断した場合、条件テーブル156に軸方向に対応付けて第1判断条件を満たす情報を記憶する。第1判断条件とは、第1条件を満たすことに加えて、第1方向の拘束を有する3節点を抽出することができることをいう。CPU11は、第1判断条件を満たさないと判断した場合、X軸方向に拘束力を有する他の3点を抽出し、再び第1判断条件を満たすか否かを判断する。第1判断条件を満たす節点が存在しないと判断した場合、軸方向に対応付けて第1判断条件を満たさない情報を記憶する。
図10は条件テーブル156のレコードレイアウトを示す説明図である。条件テーブル156には3軸直交座標系の方向に対応付けて、第1判断条件、第2判断条件及び第3判断条件を満たすか否かの情報を記憶している。図10の例においては、第1方向をX軸、第2方向をY軸、第3方向をZ軸とした場合に、第1判断条件は○と記憶されている。すなわち、第1判断条件を満たす情報が記憶されている。一方、第2判断条件は×と記憶されている。すなわち、第2判断条件を満たさない情報が記憶されている。
CPU11は、第2判断条件、第2方向の拘束を有する2節点を抽出することができ、かつ、抽出した2節点の第3方向の座標が相違するか否かを判断する。CPU11は、節点DB152及び拘束DB154を参照し、Y軸方向に拘束力を有する2点を抽出する。
図11は2点の座標を抽出した例を示す説明図である。CPU11は、第2条件である抽出した2節点の第3方向(Z方向)の座標が相違するか否かを判断する。具体的には(4k≠5k)を満たすか否かを判断する。CPU11は、第2判断条件を満たすと判断した場合、条件テーブル156に軸方向に対応付けて第2判断条件を満たす情報を記憶する。第2判断条件とは、第2条件を満たすことに加えて、第2方向の拘束を有する2節点を抽出することができることをいう。CPU11は、第2判断条件を満たさないと判断した場合、Y軸方向に拘束力を有する他の2点を抽出し、再び第2判断条件を満たすか否かを判断する。第2判断条件を満たす節点が存在しないと判断した場合、軸方向に対応付けて第2判断条件を満たさない情報を記憶する。
CPU11は、第3判断条件、第3方向の拘束を有する1節点を抽出することができるか否かを判断する。CPU11は、節点DB152及び拘束DB154を参照し、Z軸方向に拘束力を有する1点を抽出する。CPU11は、第3判断条件を満たすと判断した場合、条件テーブル156に軸方向に対応付けて第3判断条件を満たす情報を記憶する。CPU11は、Z軸方向に拘束力を有する節点を抽出することができないと判断した場合、軸方向に対応付けて第3判断条件を満たさない情報を記憶する。
CPU11は、第1方向をY軸方向、第2方向をZ軸方向、第3方向をX軸方向とし、上述した処理を再度行う。CPU11は、処理結果を条件テーブル156に記憶する。図10の例では第1方向、第2方向及び第3方向の全てにおいて、条件を満たさないとの情報が記憶されている。CPU11は、最後に第1方向をZ軸方向、第2方向をX軸方向、第3方向をY軸方向とし、上述した処理を再度行う。CPU11は、処理結果を条件テーブル156に記憶する。図10の例では第1方向、第2方向及び第3方向の全てにおいて、条件を満たさないとの情報が記憶されている。
CPU11は、条件テーブル156を参照し、条件を最も多く満たす3軸直交座標系を抽出する。図10の例では、第1方向がX軸、第2方向がY軸、第3方向がZ軸の場合に、条件を最も多く満たすことが理解できる。なお、条件を多く満たす数が同一の場合、いずれか一つの3軸直交座標系を抽出すればよい。CPU11は、条件テーブル156を参照し、抽出した3軸直交座標系のうち、第1〜第3判断条件を満たす軸(方向)を、対象物2の拘束方向として抽出する。すなわち、3軸直交座標系の第1方向がX軸、第2方向がY軸、第3方向がZ軸の場合、第1判断条件を満たす場合X方向が拘束され、第2判断条件を満たす場合Y方向が拘束され、第3判断条件を満たす場合Z方向が拘束されていることを示す。また3軸直交座標系の第1方向がY軸、第2方向がZ軸、第3方向がX軸の場合、第1判断条件を満たす場合Y方向が拘束され、第2判断条件を満たす場合Z方向が拘束され、第3判断条件を満たす場合X方向が拘束されていることを示す。
3軸直交座標系の第1方向がZ軸、第2方向がX軸、第3方向がY軸の場合、第1判断条件を満たす場合Z方向が拘束され、第2判断条件を満たす場合X方向が拘束され、第3判断条件を満たす場合Y方向が拘束されていることを示す。図10の例では、第1方向がX軸、第2方向がY軸、第3方向がZ軸であり、第1判断条件及び第3判断条件を満たしていることから、X軸及びZ軸を拘束方向として抽出する。CPU11は、対象物DB155に対象物IDに対応付けて拘束方向を記憶する。CPU11は、以上の処理を各対象物2について実行する。図8の例では、対象物IDが「1」の対象物2は、X軸及びY軸方向の拘束条件を満たすことが理解できる。また、対象物IDが「5」の対象物2はX軸方向、Y軸方向及びZ軸方向の全ての方向で拘束条件を満たすことが理解できる。
図12乃至図14は判断条件を満たすか否かの判断処理を示すフローチャートである。CPU11は、第1方向をX軸、第2方向をY軸、第3方向をZ軸に設定する(ステップS121)。CPU11は、節点DB152及び拘束DB154を参照し、第1方向の拘束を有する3節点を抽出する(ステップS122)。CPU11は、第1方向の拘束を有する3節点を抽出できないか否かを判断する(ステップS123)。CPU11は、抽出できないと判断した場合(ステップS123でYES)、処理をステップS131へ移行させる。CPU11は、3節点を抽出できたと判断した場合(ステップS123でNO)、処理をステップS124へ移行させる。
CPU11は、記憶部15から第1条件を読み出す。CPU11は、3節点の第2方向及び第3方向の座標が3節点間で相互に相違するか否かを判断する(ステップS124)。CPU11は、3節点間で相互に相違すると判断した場合(ステップS124でYES)、処理をステップS125へ移行させる。CPU11は、3節点の第2方向の座標が3節点中2節点の組み合わせの少なくとも一つで相互に相違するか否かを判断する(ステップS125)。CPU11は、相違すると判断した場合(ステップS125でYES)、処理をステップS126へ移行させる。
CPU11は、3節点の第3方向の座標が3節点中2節点の組み合わせの少なくとも一つで相互に相違するか否かを判断する(ステップS126)。CPU11は、相違すると判断した場合(ステップS126でYES)、処理をステップS127へ移行させる。なお、ステップS124〜S126の処理の順序はこれに限るものではなく、入れ替えても良い。CPU11は、3軸直交座標系に対応付けて第1判断条件を満たす情報を条件テーブル156に記憶する(ステップS127)。ステップS124でNOの場合、ステップS125でNOの場合、及びステップS126でNOの場合、CPU11は、処理をステップS128へ移行させる。CPU11は、ステップS122で抽出した全ての3節点の組み合わせについて処理を終了したか否かを判断する(ステップS128)。
CPU11は、全ての3節点の組み合わせについて処理を終了したと判断した場合(ステップS128でYES)、処理をステップS131へ移行させる。CPU11は、全ての3節点の組み合わせについて処理を終了していないと判断した場合(ステップS128でNO)、処理をステップS129へ移行させる。CPU11は、抽出した未処理の他の3節点を選択する(ステップS129)。CPU11は、処理をステップS124に戻し、同様の処理を繰り返す。CPU11は、ステップS123でYESの場合、または、ステップS128でYESの場合、3軸直交座標系に対応付けて第1判断条件を満たさない情報を、条件テーブル156に記憶する(ステップS131)。
ステップS131及びステップS127の処理後、ステップS132の処理へ移行する。CPU11は、節点DB152及び拘束DB154を参照し、第2方向の拘束を有する2節点を抽出する(ステップS132)。CPU11は、第2方向の拘束を有する2節点を抽出できないか否かを判断する(ステップS133)。CPU11は、抽出できないと判断した場合(ステップS133でYES)、処理をステップS138へ移行させる。CPU11は、2節点を抽出できたと判断した場合(ステップS133でNO)、処理をステップS134へ移行させる。
CPU11は、記憶部15から第2条件を読み出す。CPU11は、抽出した2節点の第3方向の座標が相違するか否か判断する(ステップS134)。CPU11は、相違すると判断した場合(ステップS134でYES)、処理をステップS135へ移行させる。CPU11は、3軸直交座標系に対応付けて第2判断条件を満たす情報を条件テーブル156に記憶する(ステップS135)。ステップS134でNOの場合、CPU11は、処理をステップS136へ移行させる。CPU11は、ステップS132で抽出した全ての2節点の組み合わせについて処理を終了したか否かを判断する(ステップS136)。
CPU11は、全ての2節点の組み合わせについて処理を終了したと判断した場合(ステップS136でYES)、処理をステップS138へ移行させる。CPU11は、全ての2節点の組み合わせについて処理を終了していないと判断した場合(ステップS136でNO)、処理をステップS137へ移行させる。CPU11は、抽出した未処理の他の2節点を選択する(ステップS137)。CPU11は、処理をステップS134に戻し、同様の処理を繰り返す。CPU11は、ステップS136でYESの場合、または、ステップS133でYESの場合、3軸直交座標系に対応付けて第2判断条件を満たさない情報を、条件テーブル156に記憶する(ステップS138)。
CPU11は、ステップS135及びS138の処理後、ステップS139へ移行する。CPU11は、節点DB152及び拘束DB154を参照し、第3方向の拘束を有する1節点を抽出可能か否かを判断する(ステップS139)。CPU11は、抽出可能であると判断した場合(ステップS139でYES)、処理をステップS141へ移行させる。CPU11は、3軸直交座標系に対応付けて、第3判断条件を満たす情報を条件テーブル156に記憶する(ステップS141)。CPU11は、抽出可能でないと判断した場合(ステップS139でNO)、処理をステップS142へ移行させる。CPU11は、3軸直交座標系に対応付けて、第3判断条件を満たさない情報を条件テーブル156に記憶する(ステップS142)。
CPU11は、第1方向をY軸、第2方向をZ軸、第3方向をX軸に設定した上で、上述の処理を実行したか否かを判断する(ステップS143)。CPU11は、当該設定の上で、上述の処理を行っていないと判断した場合(ステップS143でNO)、処理をステップS122に戻す。これにより、第1方向をY軸、第2方向をZ軸、第3方向をX軸とする3軸直交座標系についても条件テーブル156に、第1判断条件、第2判断条件及び第3判断条件を満たすか否かの情報が記憶される。CPU11は、第1方向をY軸、第2方向をZ軸、第3方向をX軸と設定した上での処理を終了したと判断した場合(ステップS143でYES)、処理をステップS144へ移行させる。
CPU11は、第1方向をZ軸、第2方向をX軸、第3方向をY軸に設定した上で、上述の処理を実行したか否かを判断する(ステップS144)。CPU11は、当該設定の上で、上述の処理を行っていないと判断した場合(ステップS144でNO)、処理をステップS122に戻す。これにより、第1方向をZ軸、第2方向をX軸、第3方向をY軸とする3軸直交座標系についても条件テーブル156に、第1判断条件、第2判断条件及び第3判断条件を満たすか否かの情報が記憶される。CPU11は、第1方向をZ軸、第2方向をX軸、第3方向をY軸と設定した上での処理を終了したと判断した場合(ステップS144でYES)、処理をステップS145へ移行させる。
CPU11は、条件テーブル156を参照し、第1判断条件、第2判断条件、及び第3判断条件を最も多く満たす3軸直交座標系を抽出する(ステップS145)。CPU11は、抽出した3軸直交座標系の第1判断条件〜第3判断条件を参照し、条件を満たす方向を抽出し、対象物IDに対応付けて対象物DB155に記憶する(ステップS146)。具体的には、CPU11は、ステップS145で抽出した3軸直交座標系が第1方向をX軸、第2方向をY軸、第3方向をZ軸とする場合、第1判断条件を具備する場合、X軸方向の拘束があることの情報を記憶する。同様に、CPU11は、第2判断条件を具備する場合、Y軸方向の拘束があることの情報を記憶する。CPU11は、第3判断条件を具備する場合、Z軸方向の拘束があることの情報を記憶する。
また、CPU11は、ステップS145で抽出した3軸直交座標系が第1方向をY軸、第2方向をZ軸、第3方向をX軸とする場合、第1判断条件を具備する場合、Y軸方向の拘束があることの情報を記憶する。同様に、CPU11は、第2判断条件を具備する場合、Z軸方向の拘束があることの情報を記憶する。CPU11は、第3判断条件を具備する場合、X軸方向の拘束があることの情報を記憶する。
また、CPU11は、ステップS145で抽出した3軸直交座標系が第1方向をZ軸、第2方向をX軸、第3方向をY軸とする場合、第1判断条件を具備する場合、Z軸方向の拘束があることの情報を記憶する。同様に、CPU11は、第2判断条件を具備する場合、X軸方向の拘束があることの情報を記憶する。CPU11は、第3判断条件を具備する場合、Y軸方向の拘束があることの情報を記憶する。これにより、対象物2毎に、拘束される方向を特定することができる。例えば、拘束方向が1、2、3と記憶されている場合、X軸、Y軸及びZ軸の全ての方向について拘束されていることが把握できる。また拘束方向が1と記憶されている場合、X軸方向のみ拘束され、Y軸及びZ軸については拘束なされていないことを把握できる。
実施の形態2
実施の形態2は相互に接触する対象物2の拘束情報を出力する形態に関する。図15は実施の形態2に係るコンピュータ1のハードウェア群を示すブロック図である。記憶部15には関係DB157が、設けられている。図16は関係DB157のレコードレイアウトを示す説明図である。関係DB157は関係IDフィールド、第1対象物IDフィールド、第2対象物IDフィールド、接触方向フィールド、摩擦係数フィールド及び重力方向フィールドを含む。関係IDフィールドには相互に接触関係のある2つの対象物2を特定するための固有の識別情報(以下、関係IDという)が記憶されている。
第1対象物IDフィールド及び第2対象物IDフィールドには、関係IDに対応付けて2つの対象物IDが記憶されている。本実施形態においては、第1対象物が第2対象物との関係において、第1対象物の拘束が不足する方向を表示部14に表示する例を挙げて説明する。図16の例では対象物IDが「1」の対象物2と、対象物IDが「2」の対象物2とが接触関係にあり、関係IDが「R1」であるものとする。なお、対象物2同士が接着している場合は一つのかたまり、すなわち一つの対象物2と見なす。
接触方向フィールドには、関係IDに対応付けて、第1対象物と第2対象物とが接触する方向を記憶している。具体的には、XY平面方向、XZ平面方向、またはYZ平面方向のいずれかの情報が記憶されている。関係IDが「R1」の2つの対象物2は、XY平面方向において接触していることを示している。摩擦係数フィールドには、関係IDに対応付けて、2つの対象物2の摩擦係数を記憶している。重力方向フィールドには、関係IDに対応付けて第1対象物が第2対象物の重力方向に存在するか否かの情報が記憶されている。
図16の例では、第1対象物が第2対象物の重力方向に存在する場合、すなわち、第1対象物が第2対象物のZ軸方向下側に存在する場合、丸の情報が記憶される。一方、第1対象物が第2対象物の重力方向に存在しない場合、すなわち、第1対象物が第2対象物のZ軸方向上側に存在する場合、Xの情報が記憶される。
図17及び図18は拘束不足方向の検出処理手順を示すフローチャートである。CPU11は、関係DB157を参照し、第1対象物及び第2対象物の接触方向及び摩擦係数を読み出す(ステップS171)。CPU11は、第1対象物の拘束方向を、対象物DB155を参照して読み出す(ステップS172)。CPU11は、第2対象物の拘束方向を、対象物DB155を参照して読み出す(ステップS173)。CPU11は、ステップS172で読み出した拘束方向を参照し、第1対象物の全ての方向について拘束されているか否か判断する(ステップS174)。
CPU11は、第1対象物の全ての方向について拘束されていると判断した場合(ステップS174でYES)、ステップS175へ移行する。CPU11は、第1対象物の対象物ID及び拘束されていることを示す情報を表示部14へ出力する(ステップS175)。CPU11は、第1対象物の全ての方向について拘束されていないと判断した場合(ステップS174でNO)、処理をステップS176へ移行させる。CPU11は、関係DB157を参照し、第1対象物及び第2対象物についての接触方向が記憶されているか否かを判断する(ステップS176)。
CPU11は、接触方向が記憶されていないと判断した場合(ステップS176でNO)、ステップS182へ移行する。CPU11は、第1対象物の対象物ID、第1対象物の拘束されていない方向及び拘束されていないことを示す情報を表示部14へ出力する(ステップS182)。CPU11は、対象物DB155を参照し、対象物IDに対応する拘束方向を読み出す。CPU11は、拘束方向として記憶されていない方向を、拘束されていない方向として出力する。
CPU11は、接触方向が記憶されていると判断した場合(ステップS176でYES)、処理をステップS177へ移行させる。CPU11は、接触方向の法線方向を算出する(ステップS177)。CPU11は、算出した法線方向と第1対象物の拘束されていない方向とが一致するか否かを判断する(ステップS178)。CPU11は、一致しないと判断した場合(ステップS178でNO)、処理をステップS183へ移行させる。CPU11は、一致すると判断した場合(ステップS178でYES)、第2対象物の拘束方向の一つが第1対象物の拘束されていない方向と同一方向であるか否かを判断する(ステップS179)。
CPU11は、同一方向でないと判断した場合(ステップS179でNO)、処理をステップS182へ移行させる。CPU11は、上述したステップS182の処理を実行する。CPU11は、同一方向であると判断した場合(ステップS179でYES)、処理をステップS181へ移行させる。CPU11は、第1対象物が第2対象物の重力方向に存在するか否かを、関係DB157を参照して判断する(ステップS181)。具体的には、CPU11は、重力方向フィールドに丸が記憶されているか否かにより判断する。
CPU11は、第1対象物が第2対象物の重力方向に存在すると判断した場合(ステップS181でYES)、ステップS184へ移行する。CPU11は、第1対象物の対象物ID及び拘束されていることを示す情報を表示部14に出力する(ステップS184)。CPU11は、第1対象物が第2対象物の重力方向に存在しないと判断した場合(ステップS181でNO)、ステップS182へ処理を移行する。CPU11は、上述したステップS182の処理を行う。
CPU11は、ステップS178でNOの場合、摩擦係数が0を超えるか否かを判断する(ステップS183)。なお、本実施形態ではステップS183の所定値として摩擦係数0、すなわち、摩擦係数が0として記憶されている場合、及び、摩擦係数が関係DB157に記憶されていない場合を、例に挙げるがこれに限るものではない。例えば所定値として、摩擦係数0.1を記憶しておき、摩擦係数が0.1を超えるか否かにより判断しても良い。
CPU11は、摩擦係数が0を超えると判断した場合(ステップS183でYES)、処理をステップS184へ移行させる。CPU11は、上述したステップS184の処理を行う。CPU11は、摩擦係数が0を超えないと判断した場合(ステップS183でNO)、ステップS185へ処理を移行させる。CPU11は、関係DB157を参照し、第1対象物の対象物ID、第1対象物の拘束されていない方向、摩擦係数及び拘束されていないことを示す情報を表示部14に出力する(ステップS185)。
図19は2つの対象物2の例を示す説明図である。Aで示す対象物2を第1対象物、Bで示す対象物2を第2対象物とする。ここで、第1対象物の拘束方向はX方向及びY方向である。第2対象物の拘束方向はX方向、Y方向及びZ方向とする。Aで示す第1対象物の拘束不足の方向(Z軸方向)と、接触方向(XY平面方向)の法線方向(Z軸方向)とは一致する。第1対象物の拘束不足の方向はBで示す第2対象物の拘束方向(Z軸方向)の一つと一致することから、第1対象物が第2対象物の重力方向に存在するか否かを判断する。第1対象物は第2対象物の上側であることから、重力方向に存在しない。この場合、CPU11は、表示部14に第1対象物のID及び不足方向(Z軸方向)を出力する。
Bで示す対象物2を第1対象物、Aで示す対象物2を第2対象物とする。ここで、Bで示す第1対象物の拘束方向はX方向、Y方向及びZ方向とする。Aで示す第1対象物の拘束方向はX方向及びY方向とする。Bで示す第1対象物は全ての方向で拘束されている。従って、CPU11は、表示部14に第1対象物の対象物ID及び拘束されていることを示す情報を出力する。
図20は他の2つの対象物2の例を示す説明図である。Aで示す対象物2を第1対象物、Bで示す対象物2を第2対象物とする。ここで、第1対象物の拘束方向はX方向及びY方向とする。第2対象物の拘束方向はZ方向とする。また第1対象物及び第2対象物の摩擦係数は0とする。Aで示す第1対象物の拘束不足の方向(Z軸方向)と、接触方向(XY平面方向)の法線方向(Z軸方向)とは一致する。第1対象物の拘束不足の方向はBで示す第2対象物の拘束方向(Z軸方向)の一つと一致することから、第1対象物が第2対象物の重力方向に存在するか否かを判断する。第1対象物は第2対象物の上側であることから、重力方向に存在しない。この場合、CPU11は、表示部14に第1対象物のID及び不足方向(Z軸方向)を出力する。
Bで示す対象物2を第1対象物、Aで示す対象物2を第2対象物とする。ここで、Bで示す第1対象物の拘束方向はZ方向とする。Aで示す第2対象物の拘束方向をX方向及びY方向とする。また第1対象物及び第2対象物の摩擦係数は0とする。Bで示す第1対象物の拘束不足方向(X軸方向及びY軸方向)と法線方向(Z軸方向)とは一致しない。また摩擦係数は0であることから、CPU11は、表示部14に第1対象物のID、不足方向(X軸方向及びY軸方向)及び摩擦係数0を出力する。
図21は他の2つの対象物2の例を示す説明図である。Aで示す対象物2を第1対象物、Bで示す対象物2を第2対象物とする。ここで、第1対象物の拘束方向はX方向及びY方向である。第2対象物の拘束方向はZ方向とする。また第1対象物及び第2対象物の摩擦係数は0.3とする。Aで示す第1対象物の拘束不足の方向(Z軸方向)と、接触方向(XY平面方向)の法線方向(Z軸方向)とは一致する。第1対象物の拘束不足の方向はBで示す第2対象物の拘束方向(Z軸方向)の一つと一致することから、第1対象物が第2対象物の重力方向に存在するか否かを判断する。第1対象物は第2対象物の上側であることから、重力方向に存在しない。この場合、CPU11は、表示部14に第1対象物のID及び不足方向(Z軸方向)を出力する。
Bで示す対象物2を第1対象物、Aで示す対象物2を第2対象物とする。ここで、Bで示す第1対象物の拘束方向はZ方向である。Aで示す第2対象物の拘束方向はX方向及びY方向とする。また第1対象物及び第2対象物の摩擦係数は0.3とする。Bで示す第1対象物の拘束不足方向(X軸方向及びY軸方向)と法線方向(Z軸方向)とは一致しない。また摩擦係数は0.3であることから、CPU11は、表示部14に第1対象物のID及び拘束されていることを示す情報を出力する。これにより、対象物2間の関係に基づき、拘束不足が存在する方向を対象物2毎に容易に提供することが可能となる。
本実施の形態2は以上の如きであり、その他は実施の形態1と同様であるので、対応する部分には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
実施の形態3
図22は上述した形態のコンピュータ1の動作を示す機能ブロック図である。CPU11が制御プログラム15Pを実行することにより、コンピュータ1は以下のように動作する。読み出し部101は解析対象物2の各メッシュ節点の座標並びに各節点における第1方向、第2方向及び第3方向の拘束の有無を記憶部15から読み出す。第1判断部102は、第1方向の拘束を有する3節点を抽出することができ、かつ、抽出した3節点が記憶部15に記憶した第1条件を満たすか否かを判断する。第2判断部103は、第2方向の拘束を有する2節点を抽出することができ、かつ、抽出した2節点が記憶部15に記憶した第2条件を満たすか否かを判断する。第3判断部104は第3方向の拘束を有する1節点を抽出することができるか否かを判断する。
図23は実施の形態3に係るコンピュータ1のハードウェア群を示すブロック図である。コンピュータ1を動作させるためのプログラムは、ディスクドライブ等の読み取り部10AにCD-ROM、DVD(DigitalVersatile Disc)ディスク、メモリーカード、またはUSB(Universal Serial Bus)メモリ等の可搬型記録媒体1Aを読み取らせて記憶部15に記憶しても良い。また当該プログラムを記憶したフラッシュメモリ等の半導体メモリ1Bをコンピュータ1内に実装しても良い。さらに、当該プログラムは、インターネット等の通信網を介して接続される他のサーバコンピュータ(図示せず)からダウンロードすることも可能である。以下に、その内容を説明する。
図23に示すコンピュータ1は、上述した各種ソフトウェア処理を実行するプログラムを、可搬型記録媒体1Aまたは半導体メモリ1Bから読み取り、或いは、通信網を介して他のサーバコンピュータ(図示せず)からダウンロードする。当該プログラムは、制御プログラム15Pとしてインストールされ、RAM12にロードして実行される。これにより、上述したコンピュータ1として機能する。
本実施の形態3は以上の如きであり、その他は実施の形態1及び2と同様であるので、対応する部分には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
以上の実施の形態1乃至3を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
制御部を有するコンピュータに、
解析対象物の各メッシュ節点の座標並びに各節点における第1方向、第2方向及び第3方向の拘束の有無を記憶部から読み出し、
第1方向の拘束を有する3節点を抽出することができ、かつ、抽出した3節点が記憶部に記憶した第1条件を満たすか否かを前記制御部により判断し、
第2方向の拘束を有する2節点を抽出することができ、かつ、抽出した2節点が記憶部に記憶した第2条件を満たすか否かを前記制御部により判断し、
第3方向の拘束を有する1節点を抽出することができるか否かを前記制御部により判断する
処理を実行させるプログラム。
(付記2)
前記第1条件は抽出した3節点の第2方向及び第3方向の座標が3節点間で相互に相違し、3節点の第2方向の座標が3節点中2節点の組み合わせの少なくとも一つで相互に相違し、かつ、3節点の第3方向の座標が3節点中2節点の組み合わせの少なくとも一つで相互に相違することである
付記1に記載のプログラム。
(付記3)
第2条件は、抽出した2節点の第3方向の座標が相違することである
付記1または2に記載のプログラム。
(付記4)
第1方向、第2方向及び第3方向の内、条件を満たす方向を前記制御部により抽出する
付記1から3のいずれか一つに記載のプログラム。
(付記5)
第1方向、第2方向及び第3方向を節点の3軸直交座標系のX方向、Y方向及びZ方向と設定し、条件を満たすと判断した方向を抽出し、
第1方向、第2方向及び第3方向を節点の3軸直交座標系のY方向、Z方向及びX方向と設定し、条件を満たすと判断した方向を抽出し、
第1方向、第2方向及び第3方向を節点の3軸直交座標系のZ方向、X方向及びY方向と設定し、条件を満たすと判断した方向を抽出し、
条件を満たす方向数が最も多い3軸直交座標系を抽出し、
抽出した3軸直交座標系の内、条件を満たす方向を対象物に対応づけて記憶部に記憶する
付記1から4のいずれか一つに記載のプログラム。
(付記6)
記憶部から接触する対象物の条件を満たす方向、接触方向及び摩擦係数を読み出し、
第1対象物の条件を満たさない方向と、第1対象物と第2対象物との接触方向の法線方向とが一致するか否かを判断し、
一致しないと判断した場合に、摩擦係数が所定値を超えるか否かを判断し、
摩擦係数が所定値を超えない場合、第1対象物の拘束が不足することを示す情報及び該第1対象物の条件を満たさない方向を出力する
付記1から5のいずれか一つに記載のプログラム。
(付記7)
摩擦係数が所定値を超える場合、前記第1対象物は拘束されていることを示す情報を出力する
付記6に記載のプログラム。
(付記8)
第1対象物の条件を満たさない方向と、第1対象物と第2対象物との接触方向の法線方向とが一致すると判断した場合に、第2対象物の条件を満たす方向が第1対象物の条件を満たさない方向と一致するか否かを判断し、
第2対象物の条件を満たす方向が第1対象物の条件を満たさない方向と一致しないと判断した場合、第1対象物の拘束が不足することを示す情報及び該第1対象物の条件を満たさない方向を出力する
付記6または7に記載のプログラム。
(付記9)
前記記憶部には、第1対象物が第2対象物の重力方向に存在するか否かを示す情報が記憶されており、
第2対象物の条件を満たす方向が第1対象物の条件を満たさない法線方向と一致すると判断し、かつ、第1対象物が第2対象物の重力方向に存在しないと判断した場合に、第1対象物の拘束が不足することを示す情報及び該第1対象物の条件を満たさない方向を出力する
付記8に記載のプログラム。
(付記10)
第2対象物の条件を満たす方向が第1対象物の条件を満たさない法線方向と一致すると判断し、かつ、第1対象物が第2対象物の重力方向に存在すると判断した場合に、前記第1対象物は拘束されていることを示す情報を出力する
付記9に記載のプログラム。
(付記11)
解析対象物の各メッシュ節点の座標並びに各節点における第1方向、第2方向及び第3方向の拘束の有無を記憶部から読み出す読み出し部と、
第1方向の拘束を有する3節点を抽出することができ、かつ、抽出した3節点が記憶部に記憶した第1条件を満たすか否かを判断する第1判断部と、
第2方向の拘束を有する2節点を抽出することができ、かつ、抽出した2節点が記憶部に記憶した第2条件を満たすか否かを判断する第2判断部と、
第3方向の拘束を有する1節点を抽出することができるか否かを判断する第3判断部と、
を備える情報処理装置。
(付記12)
制御部を有するコンピュータにより情報処理を行う情報処理方法において、
解析対象物の各メッシュ節点の座標並びに各節点における第1方向、第2方向及び第3方向の拘束の有無を記憶部から読み出し、
第1方向の拘束を有する3節点を抽出することができ、かつ、抽出した3節点が記憶部に記憶した第1条件を満たすか否かを前記制御部により判断し、
第2方向の拘束を有する2節点を抽出することができ、かつ、抽出した2節点が記憶部に記憶した第2条件を満たすか否かを前記制御部により判断し、
第3方向の拘束を有する1節点を抽出することができるか否かを前記制御部により判断する
情報処理方法。
1 コンピュータ
2 対象物
1A 可搬型記録媒体
1B 半導体メモリ
10A 読み取り部
11 CPU
12 RAM
13 入力部
14 表示部
15 記憶部
15P 制御プログラム
16 通信部
101 読み出し部
102 第1判断部
103 第2判断部
104 第3判断部
151 IDFファイル
152 節点DB
153 接合DB
154 拘束DB
155 対象物DB
156 条件テーブル
157 関係DB
200 部品

Claims (6)

  1. 析対象物の各メッシュ節点の座標並びに各節点における第1方向、第2方向及び第3方向の拘束の有無を記憶部から特定し、
    第1方向の拘束を有する3節点を抽出することができ、かつ、抽出した3節点の第2方向及び第3方向の座標が3節点間で相互に相違し、3節点の第2方向の座標が3節点中2節点の組み合わせの少なくとも一つで相互に相違し、かつ、3節点の第3方向の座標が3節点中2節点の組み合わせの少なくとも一つで相互に相違することを満たすか否かを判定し、
    第2方向の拘束を有する2節点を抽出することができ、かつ、抽出した2節点の第3方向の座標が相違することを満たすか否かを判定し、
    第3方向の拘束を有する1節点を抽出することができるか否かを判定する
    処理をコンピュータに実行させるプログラム。
  2. 第1方向、第2方向及び第3方向の内、条件を満たす方向を前記制御部により抽出する
    請求項1に記載のプログラム。
  3. 第1方向、第2方向及び第3方向を節点の3軸直交座標系のX方向、Y方向及びZ方向と設定し、条件を満たすと判断した方向を抽出し、
    第1方向、第2方向及び第3方向を節点の3軸直交座標系のY方向、Z方向及びX方向と設定し、条件を満たすと判断した方向を抽出し、
    第1方向、第2方向及び第3方向を節点の3軸直交座標系のZ方向、X方向及びY方向と設定し、条件を満たすと判断した方向を抽出し、
    条件を満たす方向数が最も多い3軸直交座標系を抽出し、
    抽出した3軸直交座標系の内、条件を満たす方向を対象物に対応づけて記憶部に記憶する
    請求項1または2に記載のプログラム。
  4. 記憶部から接触する対象物の条件を満たす方向、接触方向及び摩擦係数を読み出し、
    第1対象物の条件を満たさない方向と、第1対象物と第2対象物との接触方向の法線方向とが一致するか否かを判断し、
    一致しないと判断した場合に、摩擦係数が所定値を超えるか否かを判断し、
    摩擦係数が所定値を超えない場合、第1対象物の拘束が不足することを示す情報及び該第1対象物の条件を満たさない方向を出力する
    請求項1に記載のプログラム。
  5. 解析対象物の各メッシュ節点の座標並びに各節点における第1方向、第2方向及び第3方向の拘束の有無を記憶部から特定する特定部と、
    第1方向の拘束を有する3節点を抽出することができ、かつ、抽出した3節点の第2方向及び第3方向の座標が3節点間で相互に相違し、3節点の第2方向の座標が3節点中2節点の組み合わせの少なくとも一つで相互に相違し、かつ、3節点の第3方向の座標が3節点中2節点の組み合わせの少なくとも一つで相互に相違することを満たすか否かを判定する第1判定部と、
    第2方向の拘束を有する2節点を抽出することができ、かつ、抽出した2節点の第3方向の座標が相違することを満たすか否かを判定する第2判定部と、
    第3方向の拘束を有する1節点を抽出することができるか否かを判定する第3判定部と、
    を備える情報処理装置。
  6. 析対象物の各メッシュ節点の座標並びに各節点における第1方向、第2方向及び第3方向の拘束の有無を記憶部から特定し、
    第1方向の拘束を有する3節点を抽出することができ、かつ、抽出した3節点の第2方向及び第3方向の座標が3節点間で相互に相違し、3節点の第2方向の座標が3節点中2節点の組み合わせの少なくとも一つで相互に相違し、かつ、3節点の第3方向の座標が3節点中2節点の組み合わせの少なくとも一つで相互に相違することを満たすか否かを判定し、
    第2方向の拘束を有する2節点を抽出することができ、かつ、抽出した2節点の第3方向の座標が相違することを満たすか否かを判定し、
    第3方向の拘束を有する1節点を抽出することができるか否かを判定する
    処理をコンピュータに実行させる情報処理方法。
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