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JP6018992B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents
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JP6018992B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ファクシミリ通信にIP(Internet Protocol)アドレスを利用するファクシミリ装置に関する。
G3ファクシミリのようなアナログ電話回線を利用したファクシミリ通信が広く利用されているが、近年、インターネットやイントラネットの発展により、メールアドレスを利用したファクシミリ通信やIPアドレスを利用したファクシミリ通信が普及している。
ファクシミリ装置は、自局番号の通知機能を有する。自局番号の通知機能とは、ファクシミリ装置に、そのファクシミリ装置に設定されているファクシミリ番号(自局番号)を予め登録しておくことにより、そのファクシミリ装置がファクシミリを送信したときに、自局番号を相手先ファクシミリ装置に通知する機能である。
この機能は、逆に言えば、相手先ファクシミリ装置に、その相手先ファクシミリ装置に設定されているファクシミリ番号が予め登録されていることにより、相手先ファクシミリ装置から送信されてくるファクシミリを受信するときに、相手先ファクシミリ装置の自局番号が通知される機能である。
また、ファクシミリ装置は、受信拒否機能を有する。受信拒否機能とは、ファクシミリを受信したくない相手先ファクシミリ装置に設定されているファクシミリ番号を、ファクシミリ装置に予め登録しておくことにより、その相手先ファクシミリ装置から送信されてくるファクシミリの受信を拒否する機能である。
予告なしに一方的に送られてくる広告宣伝を目的とするファクシミリ(ジャンクファックス)が問題となっている。
ジャンクファックスの受信を拒否できるファクシミリ装置として、相手先のオペレータを確認できた状態でファクシミリを受信する場合、ダイレクトメール防止手段を作動させず、相手先のオペレータを確認できない状態でファクシミリを受信する場合、ダイレクトメール防止手段を作動させる技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平6−6561号公報
ジャンクファックスを送信してくる相手先ファクシミリ装置は、自局番号を通知すれば、その番号が受信拒否の対象とされるので、その相手先ファクシミリ装置には自局番号が意図的に登録されていない。このような相手先ファクシミリ装置は、自局番号を通知しないでファクシミリを送信する。
そこで、受信拒否機能には、自局番号を通知しないで送信されてくるファクシミリに対して、受信を拒否する機能が含まれる。
ファクシミリ装置に自局番号を登録していなくても、ファクシミリ通信ができるので、自局番号の登録を忘れていることがある。
このような相手先ファクシミリ装置からファクシミリが送信されてくる場合、自局番号を通知しないで送信されてくるファクシミリの受信を拒否する設定がファクシミリ装置にされていれば、ファクシミリ装置はファクシミリの受信を拒否する。すなわち、ジャンクファックスの受信を拒否するために、自局番号を通知しないで送信されてくるファクシミリの受信を拒否する設定をすることにより、本来、受信すべきファクシミリを受信できないことになる。
本発明は、ジャンクファックスの受信を拒否しつつ、自局番号の登録を忘れている相手先装置から送信されてくるファクシミリを受信できるファクシミリ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明に係るファクシミリ装置は、ファクシミリ通信にIPアドレスを利用するファクシミリ装置であって、相手先装置に設定されているIPアドレスと前記ファクシミリ装置に設定されているIPアドレスとを利用して、前記相手先装置から送信されてくるファクシミリを受信する通信部と、前記通信部がファクシミリを受信すべき前記相手先装置に設定されているIPアドレスが予め登録されているIPアドレス登録部と、前記相手先装置が前記ファクシミリ装置にファクシミリを送信してきたとき、前記相手先装置に設定されているIPアドレスを取得するIPアドレス取得部と、前記相手先装置に設定されているファクシミリ番号を前記ファクシミリ装置に通知しないで、前記相手先装置が前記ファクシミリ装置にファクシミリを送信してきたとき、前記IPアドレス取得部が取得したIPアドレスと一致するIPアドレスが前記IPアドレス登録部に登録されていない場合、前記通信部にファクシミリの受信を拒否させ、登録されている場合、前記通信部にファクシミリを受信させる処理である受信拒否処理をする受信拒否処理部と、を備える。
本発明によれば、ジャンクファックスの受信を拒否しつつ、自局番号の登録を忘れている相手先装置から送信されてくるファクシミリを受信できる。
本実施形態に係る画像形成装置の内部構造の概略を説明する説明図である。 図1に示す画像形成装置の構成を示すブロック図である。 相手先装置に設定されているIPアドレスを、IPアドレス登録部に登録する動作について説明するフローチャートである。 自局番号非通知のファクシミリの受信を拒否する処理(第2の受信拒否処理)を説明するフローチャートである。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置1(ファクシミリ装置の具体例)の内部構造の概略を説明する説明図である。画像形成装置1は、例えば、コピー、スキャナー及びファクシミリの機能を有するデジタル複合機に適用することができる。画像形成装置1は、装置本体100、装置本体100の上に配置された原稿読取部200、原稿読取部200の上に配置された原稿給送部300及び装置本体100の上部前面に配置された操作部400を備える。
原稿給送部300は、自動原稿送り装置として機能し、原稿載置部301に置かれた複数枚の原稿を連続的に原稿読取部200で読み取ることができるように送ることができる。
原稿読取部200は、露光ランプ等を搭載したキャリッジ201、ガラス等の透明部材により構成された原稿台203、不図示のCCD(Charge Coupled Device)センサー及び原稿読取スリット205を備える。原稿台203に載置された原稿を読み取る場合、キャリッジ201を原稿台203の長手方向に移動させながらCCDセンサーにより原稿を読み取る。これに対して、原稿給送部300から給送された原稿を読み取る場合、キャリッジ201を原稿読取スリット205と対向する位置に移動させて、原稿給送部300から送られてきた原稿を、原稿読取スリット205を通してCCDセンサーにより読み取る。CCDセンサーは読み取った原稿を画像データとして出力する。
装置本体100は、用紙貯留部101、画像形成部103及び定着部105を備える。用紙貯留部101は、装置本体100の最下部に配置されており、用紙の束を貯留することができる用紙トレイ107を備える。用紙トレイ107に貯留された用紙の束において、最上位の用紙がピックアップローラー109の駆動により、用紙搬送路111へ向けて送出される。用紙は、用紙搬送路111を通って、画像形成部103へ搬送される。
画像形成部103は、搬送されてきた用紙にトナー画像を形成する。画像形成部103は、感光体ドラム113、露光部115、現像部117及び転写部119を備える。露光部115は、画像データ(原稿読取部200から出力された画像データ、ファクシミリ受信の画像データ等)に対応して変調された光を生成し、一様に帯電された感光体ドラム113の周面に照射する。これにより、感光体ドラム113の周面には、画像データに対応する静電潜像が形成される。この状態で感光体ドラム113の周面に現像部117からトナーを供給することにより、周面には画像データに対応するトナー像が形成される。このトナー像は、転写部119によって先ほど説明した用紙貯留部101から搬送されてきた用紙に転写される。
トナー像が転写された用紙は、定着部105に送られる。定着部105において、トナー像と用紙に熱と圧力が加えられて、トナー像は用紙に定着される。用紙はスタックトレイ121又は排紙トレイ123に排紙される。
操作部400は、操作キー部401と表示部403を備える。表示部403は、タッチパネル機能を有しており、ソフトキーを含む画面が表示される。ユーザーは、画面を見ながらソフトキーを操作することによって、コピー等の機能の実行に必要な設定等をする。
操作キー部401には、ハードキーからなる操作キーが設けられている。具体的には、スタートキー405、テンキー407、ストップキー409、リセットキー411、コピー、スキャナー及びファクシミリを切り換えるための機能切換キー413等が設けられている。
スタートキー405は、コピー、ファクシミリ送信等の動作を開始させるキーである。テンキー407は、コピー部数、ファクシミリ番号等の数字を入力するキーである。ストップキー409は、コピー動作等を途中で中止させるキーである。リセットキー411は、設定された内容を初期設定状態に戻すキーである。
機能切換キー413は、コピーキー及び送信キー等を備えており、コピー機能、送信機能等を相互に切り替えるキーである。コピーキーを操作すれば、コピーの初期画面が表示部403に表示される。送信キーを操作すれば、ファクシミリ送信の初期画面が表示部403に表示される。
図2は、図1に示す画像形成装置1の構成を示すブロック図である。画像形成装置1は、装置本体100、原稿読取部200、原稿給送部300、操作部400、制御部500及び通信部600がバスによって相互に接続された構成を有する。装置本体100、原稿読取部200、原稿給送部300及び操作部400に関しては既に説明したので、説明を省略する。
通信部600は、IP(Internet Protocol)ネットワーク5を介して不特定多数の相手先装置3と接続されている。相手先装置3は、ファクシミリ機能を有する装置であり、例えば、ファクシミリ機、ファクシミリ機能を有する複合機、ファクシミリ機能を有するパソコンである。
通信部600は、SIP(Session Initiation Protocol)及びIPネットワーク5を用いて、相手先装置3とファクシミリ通信を実行する。このように、本実施形態に係る画像形成装置1は、ファクシミリ通信にIP(Internet Protocol)アドレスを利用する。すなわち、通信部600は、相手先装置3に設定されているIPアドレスと画像形成装置1に設定されているIPアドレスとを利用して、相手先装置3から送信されてくるファクシミリを受信したり、相手先装置3にファクシミリを送信したりする。また、通信部600は、SIP及びIPネットワーク5を用いて、相手先装置3と電話通信を実行する。
制御部500は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)及び画像メモリー等を備える。CPUは、画像形成装置1を動作させるために必要な制御を、装置本体100等の画像形成装置1の上記構成要素に対して実行する。ROMは、画像形成装置1の動作の制御に必要なソフトウェアを記憶している。RAMは、ソフトウェアの実行時に発生するデータの一時的な記憶及びアプリケーションソフトの記憶等に利用される。画像メモリーは、画像データ(原稿読取部200から出力された画像データ、ファクシミリ受信の画像データ等)を一時的に記憶する。
制御部500は、機能ブロックとして、受信モード実行部501、IPアドレス取得部503、IPアドレス登録部505、受信拒否設定部507、及び、受信拒否処理部509を備える。
受信モード実行部501は、自動受信モードと手動受信モードとを選択的に実行する。自動受信モードは、相手先装置3が画像形成装置1にファクシミリを送信してきたとき、画像形成装置1の通信部600が、そのファクシミリを自動で受信するモードである。手動受信モードは、画像形成装置1のユーザーが操作部400を操作することにより、画像形成装置1の通信部600が、相手先装置3から送信されてくるファクシミリを受信するモードである。
受信モード実行部501は、ユーザーが、操作部400を操作して、ファクシミリの受信モードを、自動受信モードに設定すれば、自動受信モードを実行し、手動受信モードに設定すれば、手動受信モードを実行する。
手動受信には、二つの態様がある。一つは、画像形成装置1のユーザーが相手先装置3のユーザーと電話で会話をし、ファクシミリ通信をする意思を確認した後、相手先装置3のユーザーがファクシミリを送信する操作をし、かつ画像形成装置1のユーザーがファクシミリを受信する操作をすることにより、通信部600がファクシミリを受信する態様である(通話手動受信)。もう一つは、画像形成装置1のユーザーが相手先装置3のユーザーと電話で会話せずに、いわゆる「ピーヒョロロ音」、すなわちCED(called)信号が聞こえたときに、ファクシミリを受信する操作をすることにより、通信部600がファクシミリを受信する態様である(非通話手動受信)。
IPアドレス取得部503、IPアドレス登録部505、受信拒否設定部507、及び、受信拒否処理部509は、ファクシミリの受信拒否機能を実現する機能ブロックである。
IPアドレス取得部503は、通信部600と相手先装置3との間で、SIP及びIPネットワーク5を用いて、ファクシミリ通信や電話通信がされるときに、相手先装置3に設定されているIPアドレスを取得する。従って、IPアドレス取得部503は、相手先装置3が画像形成装置1にファクシミリを送信してきたとき、相手先装置3に設定されているIPアドレスを取得する。
IPアドレス登録部505は、通信部600がファクシミリを受信すべき相手先装置3に設定されているIPアドレスが予め登録されている。IPアドレス登録部505は、予め定められた条件が成立した場合、IPアドレス取得部503が取得したIPアドレスを登録する。
受信拒否設定部507には、画像形成装置1のユーザーが操作部400を操作することにより、第1の受信拒否設定や第2の受信拒否設定がされる。
第1の受信拒否設定は、画像形成装置1のユーザーが操作部400を操作して、ファクシミリを受信したくない相手先装置3に設定されているファクシミリ番号を入力することにより、その相手先装置3から送信されてくるファクシミリに対して、通信部600に受信を拒否させる設定である。
第2の受信拒否設定は、相手先装置3に設定されているファクシミリ番号が画像形成装置1に通知されないで、相手先装置3から送信されてくるファクミリ(自局番号非通知のファクシミリ)に対して、通信部600に受信を拒否させる設定である。
受信拒否処理部509は、第1の受信拒否設定がされている場合、自動受信モードのときに第1の受信拒否処理をする。詳しく説明すると、受信拒否処理部509は、自動受信モードのときに、画像形成装置1にファクシミリを送信してくる相手先装置3に設定されているファクシミリ番号が、受信拒否設定部507に設定されているか否かを判断する。そのファクシミリ番号が受信拒否設定部507に設定されていれば、受信拒否処理部509は、通信部600にそのファクシミリの受信を拒否させる。一方、そのファクシミリ番号が受信拒否設定部507に設定されていなければ、受信拒否処理部509は、通信部600にそのファクシミリの受信をさせる。
受信拒否処理部509は、第2の受信拒否設定がされている場合、自動受信モードのときに、第2の受信拒否処理をする。詳しく説明すると、先ほど説明したように、IPアドレス取得部503は、相手先装置3が画像形成装置1にファクシミリを送信してきたとき、相手先装置3に設定されているIPアドレスを取得する。受信拒否処理部509は、自動受信モードのときに、相手先装置3に設定されているファクシミリ番号を画像形成装置1に通知しないで、相手先装置3が画像形成装置1にファクシミリを送信してきたとき、IPアドレス取得部503が取得したIPアドレスと一致するIPアドレスが、IPアドレス登録部505に登録されているか否かを判断する。
受信拒否処理部509は、IPアドレス取得部503が取得したIPアドレスと一致するIPアドレスが、IPアドレス登録部505に登録されていないと判断した場合、通信部600にファクシミリの受信を拒否させ、登録されていると判断した場合、通信部600にファクシミリを受信させる。
相手先装置3に設定されているIPアドレスを、IPアドレス登録部505に登録する動作について説明する。図3は、その動作を説明するフローチャートである。画像形成装置1と相手先装置3とは、SIP及び図2に示すIPネットワーク5を用いて、電話通信やファクシミリ通信をする。
受信拒否設定部507には、第2の受信拒否設定がされている(ステップS1)。第2の受信拒否設定は、上述したように、自局番号非通知のファクシミリの受信を拒否する設定である。受信拒否設定部507に、第1の受信拒否設定がされていても、されてなくてもよい。第1の受信拒否設定は、上述したように、特定のファクシミリ番号の相手先装置3から送信されてくるファクシミリの受信を拒否する設定である。
受信モード実行部501は、手動受信モードを実行している(ステップS2)。
相手先装置3のユーザーが、画像形成装置1のユーザーにSIPを用いて電話をかけると、通信部600は、相手先装置3からのINVITE要求を受信する。IPアドレス取得部503は、INVITE要求に含まれる相手先装置3に設定されているIPアドレスを取得する(ステップS3)。
通信部600は、INVITE要求の受信後、通信部600と相手先装置3との間でSIPによるセッションが確立したか否か判断する(ステップS4)。すなわち、通信部600は、相手先装置3のユーザーからの電話を、画像形成装置1のユーザーが受けたか否かを判断する。
通信部600と相手先装置3との間でSIPによるセッションが確立していないとき(ステップS4でNo)、すなわち、画像形成装置1のユーザーが、相手先装置3のユーザーからの電話を受けていないとき、ステップS2に戻る。
通信部600と相手先装置3との間でSIPによるセッションが確立したとき(ステップS4でYes)、すなわち、画像形成装置1のユーザーが、相手先装置3のユーザーからの電話を受けたとき、ステップS5へ進む。
ステップS5において、通信部600が相手先装置3と電話通信を実行する。この電話通信において、相手先装置3のユーザーと画像形成装置1のユーザーとの間で会話がされる。すなわち、相手先装置3のユーザーは、画像形成装置1のユーザーにファクシミリを送信することを電話で知らせる。通信部600と相手先装置3との間で音声データのやり取りがされていれば、通信部600は、会話がされたと判断できる。
相手先装置3のユーザーが相手先装置3を操作して、相手先装置3から画像形成装置1に、SIP及びIPネットワーク5を用いてファクシミリを送信する(ステップS6)。
画像形成装置1のユーザーが、操作部400を操作することにより、ステップS6で送信されてくるファクシミリを、通信部600で受信する(ステップS7)。
通信部600は、ステップS7で受信したファクシミリが、自局番号非通知のファクシミリか否かを判断する(ステップS8)。すなわち、相手先装置3に設定されているファクシミリ番号を画像形成装置1に通知しないで、相手先装置3が画像形成装置1に送信してきたファクシミリか否か判断される。
通信部600が、自局番号非通知のファクシミリと判断したとき(ステップS8でYes)、IPアドレス登録部505は、ステップS3でIPアドレス取得部503が取得したIPアドレスを登録する(ステップS9)。
これに対して、通信部600が、自局番号非通知のファクシミリと判断しないとき(ステップS8でNo)、IPアドレス登録部505は、ステップS3でIPアドレス取得部503が取得したIPアドレスを登録しない(ステップS10)。自局番号非通知のファクシミリと判断しないとは、相手先装置3に設定されているファクシミリ番号を画像形成装置1に通知して、相手先装置3が画像形成装置1にファクシミリを送信してきた場合である。
ステップS9で登録されたIPアドレスは、自局番号非通知のファクシミリを画像形成装置1が受信をしない処理(第2の受信拒否処理)で利用される。
第2の受信拒否処理について説明する。図4は、その動作を説明するフローチャートである。受信拒否設定部507には、自局番号非通知のファクシミリの受信を拒否する設定(第2の受信拒否設定)がされている(ステップT1)。受信拒否設定部507に、第1の受信拒否設定がされていても、されてなくてもよい。
受信モード実行部501は、自動受信モードを実行している(ステップT2)。
通信部600は、相手先装置3からファクシミリ送信がされてきたか否かを判断する(ステップT3)。このファクシミリ送信には、SIP及びIPネットワーク5が利用される。
通信部600が、相手先装置3からファクシミリ送信がされてきたと判断しないとき(ステップT3でNo)、ステップT3が繰り返される。
通信部600が、相手先装置3からファクシミリ送信がされてきたと判断したとき(ステップT3でYes)、通信部600は、相手先装置3からのINVITE要求を受信する。IPアドレス取得部503は、INVITE要求に含まれる相手先装置3に設定されているIPアドレスを取得する(ステップT4)。
受信拒否処理部509は、ステップT3で送信されてきたファクシミリが、自局番号非通知のファクシミリか否かを判断する(ステップT5)。
受信拒否処理部509は、自局番号非通知のファクシミリと判断したとき(ステップT5でYes)、相手先装置3に設定されているIPアドレスと一致するIPアドレスが、IPアドレス登録部505に登録されているか否かを判断する(ステップT6)。すなわち、受信拒否処理部509は、ステップT4で取得したIPアドレスと一致するIPアドレスが、IPアドレス登録部505に登録されているか否かを判断する。
受信拒否処理部509は、ステップT4で取得したIPアドレスと一致するIPアドレスが、IPアドレス登録部505に登録されていると判断した場合(ステップT6でYes)、通信部600にステップT3で送信されてきたファクシミリを受信させる(ステップT7)。
受信拒否処理部509は、ステップT4で取得したIPアドレスと一致するIPアドレスが、IPアドレス登録部505に登録されていると判断しない場合(ステップT6でNo)、通信部600にステップT3で送信されてきたファクシミリの受信を拒否させる(ステップT8)。
受信拒否処理部509が、自局番号非通知のファクシミリと判断しないとき(ステップT5でNo)、すなわち、相手先装置3に設定されているファクシミリ番号を画像形成装置1に通知して、相手先装置3が画像形成装置1にファクシミリを送信してきたとき、通信部600にステップT3で送信されてきたファクシミリを受信させる(ステップT7)。
本実施形態の主な効果を説明する。SIPを利用したファクシミリ通信のように、ファクシミリ通信にIPアドレスを利用するファクシミリ通信では、相手先装置3がファクシミリを送信してくるときに、相手先装置3に設定されているIPアドレスが通知される。本実施形態に係る画像形成装置1は、それを利用して、自局番号非通知のファクシミリが送信されてきた場合に、ジャンクファックスか否かを判断する。
詳しく説明すると、図4を参照して、相手先装置3から送信されてきたファクシミリが自局番号非通知のファクシミリであれば(ステップT5でYes)、相手先装置3に設定されているIPアドレスと一致するIPアドレスがIPアドレス登録部505に登録されているか否かを判断する(ステップT6)。相手先装置3に設定されているIPアドレスと一致するIPアドレスがIPアドレス登録部505に登録されていない場合(ステップT6でNo)、通信部600にファクシミリの受信を拒否させ(ステップT8)、登録されている場合(ステップT6でYes)、通信部600にファクシミリを受信させる(ステップT7)。
従って、受信拒否設定部507に自局番号非通知のファクシミリの受信を拒否する設定(第2の受信拒否設定)がされている場合でも、画像形成装置1(通信部600)がファクシミリを受信すべき相手先装置3に設定されているIPアドレスをIPアドレス登録部505に予め登録しておけば(例えば、図3のステップS9)、画像形成装置1がファクシミリを受信すべき相手先装置3のユーザーが自局番号の登録を忘れていても、画像形成装置1は相手先装置3からのファクシミリを受信する。よって、本実施形態に係る画像形成装置1によれば、ジャンクファックスの受信を拒否しつつ、自局番号の登録を忘れている相手先装置3から送信されてくるファクシミリを受信することができる。
本実施形態では、不特定多数の相手先装置3に設定されているIPアドレスのうち、どのIPアドレスをIPアドレス登録部505に登録するかを、次のようにして決定する。図3を参照して、通信部600と相手先装置3との間でSIPによるセッションが確立した状態で(ステップS4でYes)、処理(a)や処理(b)がされる。
処理(a)は以下の通りである。通信部600が、電話通信を実行し(ステップS5)、かつ、相手先装置3に設定されているファクシミリ番号が画像形成装置1に通知されないで、手動受信モードで相手先装置3から送信されてくるファクシミリを受信する場合(自局番号非通知のファクシミリを受信する場合:ステップS8でYes)、IPアドレス登録部505は、ステップS3でIPアドレス取得部503が取得したIPアドレスを登録する(ステップS9)。
処理(b)は以下の通りである。通信部600が、電話通信を実行し(ステップS5)、かつ、相手先装置3に設定されているファクシミリ番号が画像形成装置1に通知されて、手動受信モードで相手先装置3から送信されてくるファクシミリを受信する場合(ステップS8でNo)、IPアドレス登録部505は、ステップS3でIPアドレス取得部503が取得したIPアドレスを登録しない(ステップS10)。
相手先装置3のユーザーが画像形成装置1のユーザーにファクシミリを送信することを電話で伝え(ステップS5)、そして、相手先装置3から送信されてくるファクシミリが手動受信モードで受信される(ステップS6,S7)。この場合、相手先装置3が送信するファクシミリは、ジャンクファックスでないので、今回以降、その相手先装置3から送信されてくるファクシミリは、自局番号非通知のファクシミリでも、画像形成装置1は受信できるようにする必要がある。
そこで、処理(a)で説明したように、相手先装置3に設定されているIPアドレスをIPアドレス登録部505に登録する(ステップS9)。これにより、今回以降、その相手先装置3が送信されてくるファクシミリが自局番号非通知のファクシミリでも(図4のステップT5でYes)、画像形成装置1は、ファクシミリを受信することができる(図4のステップT6でYes、ステップT7)。
一方、処理(b)で説明したように、ステップS8において、自局番号非通知のファクシミリでない場合、すなわち、相手先装置3が自局番号を通知してファクシミリを送信してきた場合、その相手先装置3に設定されているIPアドレスをIPアドレス登録部505に登録しない(ステップS10)。相手先装置3から送信されてくるファクシミリが、自局番号非通知のファクシミリでない場合、自局番号非通知のファクシミリの受信を拒否する設定(第2の受信拒否設定)が受信拒否設定部507にされていても、その相手先装置3から送信されてくるファクシミリを受信できるからである。そこで、IPアドレスをIPアドレス登録部505に登録しないようにしている(ステップS10)。これにより、IPアドレス登録部505に登録するIPアドレスを絞ることができるので、IPアドレス登録部505のメモリー容量を削減することができる。
また、本実施形態によれば、受信拒否処理部509は、自動受信モードの場合(図4のステップT2)に、自局番号非通知のファクシミリの受信を拒否する処理(第2の受信拒否処理)をし、手動受信モードの場合にその処理をしない。手動受信モードの場合、画像形成装置1のユーザーが、ファクシミリを受信する操作をしないことにより、ジャンクファックスの受信を拒否できるからである。
1 画像形成装置(ファクシミリ装置)
3 相手先装置
501 受信モード実行部
503 IPアドレス取得部
505 IPアドレス登録部
507 受信拒否設定部
509 受信拒否処理部
600 通信部

Claims (2)

  1. ファクシミリ通信にIPアドレスを利用するファクシミリ装置であって、
    相手先装置に設定されているIPアドレスと前記ファクシミリ装置に設定されているIPアドレスとを利用して、前記相手先装置から送信されてくるファクシミリを受信する通信部と、
    前記通信部がファクシミリを受信すべき前記相手先装置に設定されているIPアドレスが予め登録されているIPアドレス登録部と、
    前記相手先装置が前記ファクシミリ装置にファクシミリを送信してきたとき、前記相手先装置に設定されているIPアドレスを取得するIPアドレス取得部と、
    前記相手先装置に設定されているファクシミリ番号を前記ファクシミリ装置に通知しないで、前記相手先装置が前記ファクシミリ装置にファクシミリを送信してきたとき、前記IPアドレス取得部が取得したIPアドレスと一致するIPアドレスが前記IPアドレス登録部に登録されていない場合、前記通信部にファクシミリの受信を拒否させ、登録されている場合、前記通信部にファクシミリを受信させる処理である受信拒否処理をする受信拒否処理部と、
    ファクシミリを自動で受信する自動受信モードと手動で受信する手動受信モードとを選択的に実行する受信モード実行部と、を備え、
    前記受信拒否処理部は、前記自動受信モードの場合に前記受信拒否処理をし、前記手動受信モードの場合に前記受信拒否処理をしない、
    前記通信部は、SIPを用いて前記相手先装置とファクシミリ通信及び電話通信を実行し、
    前記通信部と前記相手先装置との間で前記SIPによるセッションが確立した状態で、(a)前記通信部が、前記電話通信を実行し、かつ、前記相手先装置に設定されているファクシミリ番号が前記ファクシミリ装置に通知されないで、前記手動受信モードで前記相手先装置から送信されてくるファクシミリを受信する場合、前記IPアドレス登録部は、前記IPアドレス取得部が取得したIPアドレスを登録し、(b)前記通信部が、前記電話通信を実行し、かつ、前記相手先装置に設定されているファクシミリ番号が前記ファクシミリ装置に通知されて、前記手動受信モードで前記相手先装置から送信されてくるファクシミリを受信する場合、前記IPアドレス登録部は、前記IPアドレス取得部が取得したIPアドレスを登録しないファクシミリ装置。
  2. 操作部と、
    前記相手先装置に設定されているファクシミリ番号が前記ファクシミリ装置に通知されないで、前記相手先装置から送信されてくるファクミリに対して、前記通信部に受信を拒否させる設定を受信拒否設定とし、前記操作部が操作されることにより前記受信拒否設定がされる受信拒否設定部と、を備え、
    前記受信拒否設定がされている場合に、前記受信拒否処理部は、前記受信拒否処理をする請求項に記載のファクシミリ装置。
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