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JP6038276B2 - 医用画像データ管理システム、医用画像データ管理装置、医用画像データ管理プログラム - Google Patents
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医用画像データ管理システム、医用画像データ管理装置、医用画像データ管理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、医用画像データを管理する技術に関する。
近年の医療分野における画像検査装置の普及により、医療機関において医用画像を利用する機会が拡大している。また、種々の画像検査装置の性能向上により、生成される医用画像データのデータ量も年々増大の一途を辿っている。医療機関が医用画像を保存する義務は、日本国内においては法律により2年間と定められているが、実際には発生した全ての医用画像データを削除せずに保存し続けている医療機関も少なくない。
上記のような大量の医用画像データを安全かつ効率的、さらには低コストで管理していくため、データセンタを活用することが医療分野においても進んでいる。医療機関内のストレージ(内部記憶装置)を用いたデータ保存だけではなく、データセンタ(外部記憶装置)を利用してバックアップを作成しておくことにより、医療機関内のストレージ容量を抑えるとともに災害時のデータ消失のリスクを低減することができる。
内部記憶装置は医療機関内に設置されるため利用者との間の物理的距離が近く、さらに通信速度が高速なLAN(Local Area Network)によって接続されているケースが多い。そのため、内部記憶装置内に保存されている画像データを利用者が参照する場合、素早く参照することができるというメリットがある。他方で、医療機関内の空間的な空きスペースに余裕がなく内部記憶装置の記憶容量を増設することが困難であるというデメリットがある。
外部記憶装置はデータセンタ内に設置されるため利用者との間の物理的距離が遠く、さらにWAN(Wide Area Network)によって接続されているケースが多い。そのため、外部記憶装置内に保存されている画像データを利用者が参照する場合、時間が掛かるというデメリットがある。他方で、データセンタ事業者との間の契約内容を更新するのみでデータセンタの利用容量を増やすことができるため、一般的に記憶容量を増設することが容易であるというメリットがある。
下記特許文献1は、記憶容量が限られている内部記憶装置の空き容量を確保しつつ、再利用されそうな医用画像を内部記憶装置に格納しておくことを目的とした技術が開示されている。具体的には、検査予約などの情報に基づいて内部記憶装置から画像データを削除する可否を判断し、削除可と判断された画像データを外部記憶装置へ送信して内部記憶装置から削除する。これにより、内部記憶装置を有効利用することを図っている。
特開2006−271451号公報
上記特許文献1においては、検査予約などの情報に基づいて内部記憶装置内の画像データを削除してよいか否かを判断している。しかし、判断基準が適切であるか否かは内部記憶装置内の空き容量などに応じて変化するため、判断基準を実際の利用状況に応じて最適化するためには、利用状況をフィードバックして判断基準を再設定することが必要であると考えられる。
本発明は、上記のような課題に鑑みてなされたものであり、医用画像データ管理システムが備える内部記憶装置から医用画像データを削除する条件を、医用画像データの利用状況に応じて動的に更新する技術を提供することを目的とする。
本発明に係る医用画像データ管理システムは、医用画像データを記憶する第1記憶部および第1記憶部とネットワークを介して接続された第2記憶部を備え、第1記憶部と第2記憶部の間で医用画像データを送受信した実績に基づき、第1記憶部から医用画像データを削除する条件を更新する。
本発明に係る医用画像データ管理システムによれば、第1記憶部から医用画像データを削除する条件を、システムの運用実績に基づいて動的に更新し、記憶装置の運用効率を改善することができる。
上述した以外の課題、構成、および効果は、以下の実施形態の説明により明らかになるであろう。
実施形態1に係る医用画像データ管理システム1000の構成図である。 画像管理サーバ100の詳細構成図である。 医用画像データ管理システム1000の運用シーケンス図である。 削除条件記憶部107が格納している削除条件データを送受信分析部105が更新する処理を説明するフローチャートである。 S401の詳細を説明するフローチャートである。 送受信データベース104が格納するダウンロード実績の例を示す図である。 分析設定記憶部106が格納する、送受信分析部105による処理対象について記述した分析設定データの例を示す図である。 S402の詳細を説明するフローチャートである。 削除条件指定部109が提供する、削除条件を設定するための画面例である。 実施形態2における送受信データベース104の構成例を示す図である。 実施形態2におけるS402の詳細を説明するフローチャートである。
<実施の形態1>
図1は、本発明の実施形態1に係る医用画像データ管理システム1000の構成図である。医用画像データ管理システム1000は、医療機関400内において使用される医用画像データを管理するシステムであり、画像管理サーバ100(医用画像データ管理装置に相当する)、医用画像撮像装置200、画像参照端末300、データセンタ600を有する。医療機関400は、データセンタ600以外の各機器を収容している。データセンタ600は医療機関400の外部に設置された施設であり、ネットワーク500を介して医療機関400内の各機器と接続されている。
医用画像撮像装置200は、被検者を画像検査するためその画像を撮影して医用画像データとして画像管理サーバ100に格納する。医用画像撮像装置200としては、CT(Computed Tomography)機器、MRI(Magnetic Resonance Imaging)機器、US(UltraSonography)機器、PET(Positron Emission Tomography)機器などの画像検査装置を用いることができる。検査目的や被検者状態などによって最適な画像検査装置が選択される。
画像参照端末300は、画像管理サーバ100が格納している医用画像データを参照するための端末である。画像参照端末300のユーザは、後述する図9の画面を用いて、画像削除条件を設定する。画像削除条件については後述する。
画像管理サーバ100は一般的にPACS(Picture Archiving and Communication System)サーバと呼ばれるものであり、医用画像撮像装置200および画像参照端末300との間で医用画像データを送受信する。
図2は、画像管理サーバ100の詳細構成図である。画像管理サーバ100は、内部記憶装置101、画像送受信部102、送受信記録部103、送受信データベース104、送受信分析部105、分析設定記憶部106、削除条件記憶部107、画像削除部108、削除条件指定部109、画像入出力部110を備える。データセンタ600は、外部記憶装置601を備える。
内部記憶装置101と外部記憶装置601は、医用画像データを記憶する記憶装置であり、例えばハードディスク装置などを用いて構成することができる。内部記憶装置101は、画像入出力部110を介して医用画像撮像装置200および画像参照端末300と接続される。画像入出力部110は、医用画像撮像装置200が撮影した医用画像データを受け取って内部記憶装置101に格納し、または画像参照端末300からのリクエストに応じて内部記憶装置101から医用画像データを読み出して返信する。医用画像撮像装置200および画像参照端末300は、外部記憶装置601に対して直接アクセスすることはなく、これら機器は内部記憶装置101内に全ての医用画像データが格納されることを前提として動作する。
画像送受信部102は、内部記憶装置101と外部記憶装置601の間で医用画像データを送受信する。具体的には、内部記憶装置101が格納している医用画像データを外部記憶装置601に送信してバックアップを作成する。また、画像入出力部110が内部記憶装置101から読み出そうとした医用画像データが内部記憶装置101内に存在しない場合は外部記憶装置601からその医用画像データを取得して内部記憶装置101に格納する。内部記憶装置101と外部記憶装置601それぞれが格納している医用画像データの識別子などについては、例えば適当な管理テーブルを用いて管理しておけばよい。
送受信記録部103は、画像送受信部102が医用画像データを送受信した実績を送受信データベース104に記録する。送受信記録の例については後述の図6を用いて改めて説明する。送受信データベース104は、例えばハードディスク装置などの記憶装置にデータファイルを格納することによって構成することができる。内部記憶装置101とは別の記憶装置を用いてもよいし、内部記憶装置101の記憶領域を利用してもよい。分析設定記憶部106、削除条件記憶部107についても同様である。
送受信分析部105は、送受信データベース104が格納している送受信実績に基づき削除条件記憶部107が記憶している削除条件を更新する。具体的な更新手順については後述する。分析設定記憶部106は、送受信分析部105が送受信実績に基づき削除条件を更新する際の処理対象を記述したデータを記憶する。具体例については後述の図7で改めて説明する。
削除条件記憶部107は、内部記憶装置101から医用画像データを削除する条件を記述した削除条件データを記憶する。画像削除部108は、削除条件記憶部107が記憶している削除条件データの記述にしたがって、内部記憶装置101から医用画像データを削除する。
削除条件指定部109は、後述の図9で説明する画面をユーザに提示する。ユーザはその画面を用いて削除条件を指定することができる。削除条件指定部109はその指定入力を受け取り、削除条件記憶部107内の削除条件データに反映する。
画像送受信部102、送受信記録部103、送受信分析部105、分析設定記憶部106、画像削除部108、削除条件指定部109、画像入出力部110は、これらの機能を実現する回路デバイスなどのハードウェアを用いて構成することもできるし、これらの機能を実装したソフトウェアをCPU(Central Processing Unit)などの演算装置が実行することによって構成することもできる。
図3は、医用画像データ管理システム1000の運用シーケンス図である。縦軸は時系列のイベントを示し、横軸はシステム内の各装置を示す。網掛けの四角形は医用画像データが各装置内に存在する期間を示す。以下、図3の各ステップについて説明する。
(図3:ステップS301〜S302)
医用画像撮像装置200のユーザは、画像検査を実施して医用画像データを撮影する(S301)。医用画像撮像装置200は、同装置内または同装置に付属する図示しない記憶装置内に、生成した医用画像データを保存する。医用画像撮像装置200のユーザは、その医用画像データを医用画像撮像装置200から内部記憶装置101へ転送する(S302)。医用画像撮像装置200上には転送済みの医用画像データがしばらく残存するが、内部記憶装置101へ転送した医用画像データは検査日時の古いものから順次削除するように運用することが一般的である。
(図3:ステップS303)
画像送受信部102は、内部記憶装置101内に格納された医用画像データを、例えば毎日深夜の時間帯などあらかじめ定められたスケジュールに基づいて、外部記憶装置601へバックアップする。説明の便宜上、内部記憶装置101から外部記憶装置601へ医用画像データを送信することをアップロードと呼び、外部記憶装置601から内部記憶装置101へ医用画像データを送信することをダウンロードと呼ぶ。S303によって、医用画像データは内部記憶装置101と外部記憶装置601の両方に存在することとなる。
(図3:ステップS303:補足)
その後、内部記憶装置101へ医用画像データを格納するほど、内部記憶装置101の空き容量は少なくなっていく。内部記憶装置101の総容量を全て使用してしまうとシステムの動作が不安定になる可能性があるため、内部記憶装置101の空き容量をある程度以上確保しておく必要がある。この空き容量の下限値は、内部記憶装置101の総容量、1日に発生する医用画像データ量、アップロードまたはダウンロードする医用画像データ量などを考慮して医療機関400ごとに決定することが望ましい。本実施形態1では説明上、「内部記憶装置101の総容量の10%」を空き容量の下限値として設定する。つまり医療機関400においては、内部記憶装置101の総容量のうち90%を医用画像データの保存のために使用し、残りの10%を一時的なデータ保存(例えば医用画像撮像装置200から転送される途中の画像データや外部記憶装置601からダウンロードする途中の画像データを一時的に保存する)のために使用する。
(図3:ステップS304)
内部記憶装置101の空き容量が10%以下になった場合、何らかの基準に基づいて内部記憶装置101から医用画像データを削除してよいか否かを判断する必要がある。削除条件記憶部107は、この基準を削除条件として記述した削除条件データを格納する。例えば、検査日時や最終参照日時が古いほどその医用画像データは再度利用される可能性が低いと考えられるため、検査日時や最終参照日時が古い医用画像データから順番に内部記憶装置101より削除することが望ましいと考えられる。ここでは説明の都合上、最終参照日時を削除条件として用いる。画像削除部108は、削除条件データの記述にしたがって削除すべき医用画像データを判定し、内部記憶装置101から削除する。
(図3:ステップS305〜S308)
内部記憶装置101から削除された医用画像データは、外部記憶装置601内にのみ格納されている状態となる。そのため、医用画像撮像装置200や画像参照端末300からその医用画像データに対して参照要求が発行されると、画像送受信部102は外部記憶装置601からその医用画像データをダウンロードして内部記憶装置101に格納する(S305)。以降、医用画像データを内部記憶装置101から削除する処理(S306、S308)と外部記憶装置601からダウンロードする処理(S307)が繰り替えし実行される。S308以降も同様である。
S305やS307が実行されると、機器を動作させるための電力費、待ち時間発生による人件費が発生するため、できる限りダウンロードの通信量や待ち時間が少なくなるような運用が求められる。画像参照端末300から参照要求が発行される全ての医用画像データを内部記憶装置101から削除しないことが理想的であるが、内部記憶装置101の記憶容量は限りがあるため実際にはそのような運用は不可能である。そこで本発明では、医療機関400においてできる限り理想に近い運用を提供するため、内部記憶装置101から医用画像データを削除する条件を、システムの運用状況に応じて動的に更新する手法を提供する。
本発明においては、削除条件を2種類の条件の組み合わせによって構成する。1種類目の条件を基本条件と呼ぶ。基本条件は単独でも削除条件として成立する条件であり、例えば内部記憶装置101内に確保すべき空き容量と最終参照日時が古い順に削除すべき旨を指定する。先に説明した例にしたがって記載すると、「内部記憶装置101の空き容量が総容量の10%以下になったら、最終参照日時の古い画像から順に削除する」となる。
2種類目の条件を追加条件と呼ぶ。追加条件は単独では削除条件としては成立しない条件であり、システム運用状況に応じて基本条件を調整するために用いる。本発明においては、業務ワークフローや被検者構成といった、医療機関ごとに異なる諸条件に柔軟に対応するため、医療機関400における医用画像データのダウンロード実績を用いて、医療機関ごとに適した追加条件を生成することにより、削除条件をシステム運用状況に応じて動的に更新して改善することを図る。
図4は、削除条件記憶部107が格納している削除条件データを送受信分析部105が更新する処理を説明するフローチャートである。以下、図4の各ステップについて説明する。
(図4:ステップS401)
送受信記録部103は、画像送受信部102が外部記憶装置601から医用画像データをダウンロードした実績を、所定期間記録する。この期間は、どのくらいの頻度で削除条件を更新したいかによって自由に設定することができる。ここでは便宜上1ヶ月間とする。S401とダウンロード実績の詳細については後述する。
(図4:ステップS402)
送受信分析部105は、1ヶ月間のダウンロード実績が記録された後、そのダウンロード実績を分析して、上述の追加条件を作成する。本ステップの詳細については後述する。
(図4:ステップS403〜S404)
送受信分析部105は、S402において作成した追加条件を、現時点における削除条件へ追加することにより、削除条件を更新する(S403)。削除条件をさらに更新する場合は再びS401に戻って削除条件を更新する(S404)。S404において削除条件を更新することを継続するか否かは、ユーザが手動で判断してもよいし、あらかじめ繰り返し回数または期間の上限を設定しておいてそれに達するまで自動的に繰り返すようにしてもよい。
図5は、S401の詳細を説明するフローチャートである。以下、図5の各ステップについて説明する。
(図5:ステップS501)
医師や放射線科技師は、その業務において、画像参照端末300に対して医用画像データを表示するよう指示する。複数の医用画像データを一括表示するよう指示する場合もあるし、単一の医用画像データを表示するよう指示する場合もある。一括表示を指示する場合としては、例えば同じスタディに属する全画像、同じシリーズに属する全画像、同じ被検者の全画像、などの関連する画像をまとめて表示する場合が考えられる。
(図5:ステップS501:補足)
医用画像撮像装置200を用いて画像検査をする場合、一般に複数回撮影を実施する。1回の検査単位のことをスタディと呼ぶ。1スタディのなかで被検者を複数回スキャンする。1回のスキャン単位のことをシリーズと呼ぶ。例えばPET機器を用いて撮影する場合、1シリーズのなかには、複数部位のスライス画像が含まれる。
(図5:ステップS502)
画像参照端末300は、ユーザが指定した医用画像データを送信するよう、画像管理サーバ100に対してリクエストを発行する。画像入出力部110は、そのリクエストを受け取り、内部記憶装置101内に要求された医用画像データが保存されているか否かを確認する。保存されている場合はその医用画像データを画像参照端末300へ送信して本フローチャートを終了する。保存されていない場合はステップS503へ進む。
(図5:ステップS503〜S505)
画像送受信部102は、内部記憶装置101内に保存されていない医用画像データを外部記憶装置601から取得し、内部記憶装置101に格納する(ダウンロード)。送受信記録部103は、画像送受信部102によるダウンロード開始時刻(S503)とダウンロード終了時刻(S504)を記録する。送受信記録部103は、ダウンロード実績を送受信データベース104へ格納する(S505)。
図6は、送受信データベース104が格納するダウンロード実績の例を示す図である。各レコードは、画像送受信部102が実施した各ダウンロード処理の実績を記録するものである。送受信データベース104は、シリーズIDフィールド1041、ダウンロード開始時刻フィールド1042、ダウンロード時間フィールド1043、ダウンロードデータ量フィールド1044、装置種別フィールド1045、操作者フィールド1046、主病名フィールド1047を有する。
シリーズIDフィールド1041は、画像検査の撮影単位を識別する識別子を格納するフィールドである。ここではシリーズ単位でダウンロード実績を格納する例を示したが、これに限られるものではない。ダウンロード開始時刻フィールド1042は、ダウンロードが開始された時刻を格納するフィールドである。ダウンロード時間フィールド1043は、ダウンロード終了時刻とダウンロード開始時刻の差分に基づき計算した値である。ダウンロードデータ量フィールド1044は、ダウンロード単位ごとの医用画像データサイズを格納するフィールドである。装置種別フィールド1045は、医用画像撮像装置200の種別を格納するフィールドである。操作者フィールド1046は、S501において画像管理サーバ100に対してリクエストを発行したユーザの識別子(氏名、IDなど)を格納するフィールドである。主病名フィールド1047は、画像検査の対象である被検者の主病名を格納するフィールドである。
一般に医用画像データには属性情報を記述するタグが付与されているので、例えば装置種別フィールド1045の値は医用画像データそのものから取得することができる。医用画像データ本体から取得することができないフィールド(例えば主病名フィールド1047)については、電子カルテシステムなどの外部システムから取得すればよい。
図7は、分析設定記憶部106が格納する、送受信分析部105による処理対象について記述した分析設定データの例を示す図である。分析設定データでは、分析対象フィールド、集計対象フィールド、延期日数の3つのデータを設定する。以下、それぞれのデータについて詳細に説明する。
分析対象フィールドは、送受信分析部105が送受信データベース104のいずれのフィールドを分析の対象としてダウンロード実績を集計するかを定義する。図7に示す例においては、装置種別フィールド1045の値を分析対象としてダウンロード実績を集計するように定義されている。
集計対象フィールドは、前述の分析対象フィールドについて何の値を集計するかを定義する。図7に示す例においては、ダウンロード時間フィールド1043の値を集計するように定義してある。
延期日数については以下で説明する。
図7に示す例によれば、送受信分析部105は、送受信データベース104が記録している各レコードのうち装置種別フィールド1045の値が同一であるレコードについて、ダウンロード時間フィールド1043の値を集計する。その結果、外部記憶装置601から医用画像データをダウンロードした合計時間が最も大きい医用画像撮像装置200の種別を特定することができる。例えばCT機器が撮影した医用画像データを外部記憶装置601からダウンロードした合計時間が最も大きい場合、CT機器が撮影した医用画像データについては、なるべく内部記憶装置101内に留めておくほうが、作業時間を削減する観点から望ましいと推測することができる。
医用画像データを内部記憶装置101内に留めておくためには、当該医用画像データを内部記憶装置101から削除する日時を延期すればよいと考えられる。そこで図7に示す分析設定データは、当該医用画像データについては削除日時を7日間延期するように定義している。送受信分析部105は、この延期日数を先に説明した追加条件として、削除条件に適用する。これにより、ダウンロード実績に基づいて追加条件を作成し、削除条件を動的に更新することができる。
分析対象フィールドについて補足する。分析対象フィールドとして、被検者を一意に特定するIDを利用して、画像参照端末300が複数の医用画像データを取得するシーンとして、典型的には同じ被検者の医用画像データを一括して参照する場合が考えられる。そうすると、被検者毎にダウンロード時間フィールド1043またはダウンロードデータ量フィールド1044を集計するのが最も直接的であるようにも思われる。しかし、被検者毎にこれらの値を集計すると集計結果が被検者数と同数作成され、集計値が小さい非常に多数の集計結果が得られることになり、集計としての用をなさない。そこで本発明においては、被検者毎に集計することに代えて、ダウンロードについてある程度類似する傾向があると考えられるフィールドを基準として集計することとした。
図7に示す例においては、装置種別フィールド1045、操作者フィールド1046、主病名フィールド1047の3つが分析対象として適していると考えられる。これらの値が同じである医用画像データは、一般に一括して参照される傾向があると考えられるからである。分析対象として適したその他のフィールドとしては、例えば操作者フィールド1046に記載されている者が属する診療科、医用画像データの撮影部位、などが考えられる。これらフィールドは単独で分析対象として用いてもよいし、組み合わせてもよい。
図8は、S402の詳細を説明するフローチャートである。以下、図8の各ステップについて説明する。
(図8:ステップS801)
送受信分析部105は、分析設定記憶部106が格納している各フィールド(分析対象フィールドFt、集計対象フィールドFi、加算日数Dx)を取得する。分析設定記憶部106は、図7で例示した分析設定データを格納しているものとする。Fiは後に合計値を算出するので数値フィールドを指定することが望ましいが、離散値を持つフィールドを指定する場合は、同じ値をもつレコード件数を集計値として用いればよい。
(図8:ステップS802)
送受信分析部105は、Ftが指定するフィールドが同一の値であるレコードについてFiが指定するフィールドの合計値(Sum(Fi))を算出し、最大のSum(Fi)が得られたFtの値(Max(Ft))を取得する。図7に示す例によれば、装置種別フィールド1045が同じ値であるレコードについてダウンロード時間フィールド1043の値を合計し、その合計値が最大であった装置種別フィールド1045の値を取得する。ここでは、装置種別フィールド1045=CTであるレコードのSum(Fi)が最大であったものとする。
(図8:ステップS803)
送受信分析部105は、Fi、Max(Ft)、Dxを用いて追加条件を生成する。例えば「ただし、装置種別フィールド1045=CTである画像は、最終参照日時に7日を加算して削除判定する。」という追加条件が生成される。この追加条件によって、最も多くのダウンロード時間を占めていたCT画像が内部記憶装置101から削除されにくくなるように、削除条件を更新することができる。例えば基本条件が「最終参照日時が古い画像から順番に削除する。」である場合、更新後の削除条件は「最終参照日時が古い画像から順番に削除する。ただし、装置種別フィールド1045=CTである画像は、最終参照日時に7日を加算して削除判定する。」となる。
図9は、削除条件指定部109が提供する、削除条件を設定するための画面例である。画像参照端末300のユーザは、図9に示す画面を用いて、基本条件を指定することができる。また、送受信分析部105が複数の追加条件を作成済である場合は、そのなかのいずれを採用するかを指定することもできる。図9に示す画面は、基本条件エリア1091と追加条件エリア1092を有する。
基本条件エリア1091は、基本条件を設定するためのエリアである。本エリアにおいては、基本条件として規定する項目として、(a)内部記憶装置101内に確保すべき空き容量の最小値、(b)内部記憶装置101から医用画像データを削除する順番についての基準となる属性、を指定することができる。削除順については、(b1)医用画像撮像装置200を用いて実施した検査日時、(b2)医用画像データの作成日時、(b3)医用画像データの最終更新日時、(b4)医用画像データの最終参照日時、のなかからいずれかを選択することができる。図9に示す例においては、それぞれ「10%」「最終参照日時」が選択されているので、基本条件は「内部記憶装置101内の空き容量が総容量の10%以下になったら、最終参照日時の古い医用画像データから順番に削除する。」となる。
追加条件エリア1092は、追加条件を設定するためのエリアである。送受信分析部105が図4に示すフローチャートを実行するごとに新たな追加条件が作成され、削除条件記憶部107に格納される。複数の追加条件が存在する場合は、そのなかでいずれを採用するかを本エリア上で選択することができる。図9に示す例においては、追加条件が3レコード表示されているので、図4のフローチャートがこれまでに3回実行されたことが分かる。
各追加条件はそれぞれ、削除条件として適用するのか除外するのかを選択することができる。図9に示す例においてはNo.1とNo.3のレコードが適用されているので、追加条件は「ただし、装置種別フィールド1045=CTである画像は、最終参照日時に7日を加算して削除判定をする。」「ただし、主病名フィールド1047=肝がんである画像は、最終参照日時に7日を加算して削除判定をする。」の2つとなる。
各エリアにおいて設定されている条件を合わせると、削除条件は、「内部記憶装置101の空き容量が総容量の10%以下になったら、最終参照日時の古い画像から順番に削除する。ただし、装置種別フィールド1045=CTである画像は、最終参照日時に7日を加算して削除判定をし、主病名フィールド1047=肝がんである画像は、最終参照日時に7日を加算して削除判定をする。」となる。この場合、肝がん被検者のCT画像は計14日分が最終参照日時に加算されて削除可否を判断されるため、内部記憶装置101から最も削除されにくいことになる。
<実施の形態1:まとめ>
以上のように、本実施形態1に係る医用画像データ管理システム1000は、外部記憶装置601から医用画像データをダウンロードした実績に応じて、内部記憶装置101から医用画像データを削除する条件を動的に更新する。これにより、業務ワークフローや被検者構成などの諸条件が異なる各医療機関の運用状況に合わせて、削除条件を最適化することができる。
また、本実施形態1に係る医用画像データ管理システム1000は、装置種別フィールド1045〜主病名フィールド1047のいずれか1以上を分析対象としてダウンロード実績を集計する。これらフィールドの値が同一である医用画像データは、画像診断を実施する際に一括参照される傾向があると考えられるため、特に医用画像データを外部記憶装置601からダウンロードする実績を分析する対象として有用であると考えられる。
また、本実施形態1に係る医用画像データ管理システム1000は、内部記憶装置101から医用画像データを削除する条件を、基本条件と追加条件に分けて定義し、追加条件のみを動的に更新する。これにより、システムの運用状況に依拠する削除条件のみを具体的状況に応じて適切に更新することができる。
本実施形態1においては、外部記憶装置601は医療機関400の外部に設置されたデータセンタ600内に存在するものとしたが、ダウンロードに係る負荷についてはその他の配置においても同様であると考えられる。例えば外部記憶装置601が他の医療機関に設置されている場合や、医療機関400内の内部記憶装置101とは別の場所に設置される場合においても、ネットワークを介して医用画像データをダウンロードする点は同一であるため、本実施形態1に係る構成を適用することができる。
<実施の形態2>
本発明の実施形態2では、画像管理サーバ100がプリフェッチ機能を備えている場合の動作について説明する。プリフェッチ機能以外の構成については実施形態1と同様であるため、以下では差異点を中心に説明する。
プリフェッチ機能とは、内部記憶装置101内には存在しないが近いうちにアクセス要求が発行されることが予想される医用画像データを、先行して外部記憶装置601からダウンロードしておく機能である。プリフェッチ機能により、医用画像データを参照する際における待ち時間を短縮して業務効率化を図ることができる。
プリフェッチ機能を実施するトリガーとして利用できる情報としては、(a)検査予約情報、(b)医用画像撮像装置200から送信される医用画像データ、(c)ユーザが画像参照端末300上で実施する画像参照操作、を例として挙げることができる。画像送受信部102は、これらをトリガーとしてプリフェッチ機能を実施し、外部記憶装置601からあらかじめ医用画像データをダウンロードしておく。
検査予約情報をトリガーとして用いる場合、ある被検者の検査予約が電子カルテシステム、放射線科システム、検査予約機能を備えたPACSサーバ等において入力されたことをトリガーとして、同一被検者の過去の医用画像データを内部記憶装置101へあらかじめダウンロードしておく。医用画像撮像装置200から送信される医用画像データをトリガーとして用いる場合、例えば放射線科技師が医用画像撮像装置200で撮像された医用画像データを画像管理サーバ100へ送信する作業をトリガーとして、送信される医用画像データに関連付けられている(例えば画像のタグ情報に記載されている被検者IDを用いる)被検者の過去の医用画像データを内部記憶装置101へあらかじめダウンロードしておく。画像参照操作をトリガーとして用いる場合、ユーザが画像を参照するために画像参照端末300上で実施した操作をトリガーとして、同一被検者の過去の医用画像データを内部記憶装置101へあらかじめダウンロードしておく。
図10は、本実施形態2における送受信データベース104の構成例を示す図である。本実施形態2において、送受信データベース104は、図6で説明した構成に加えてプリフェッチフラグフィールド1048を有する。プリフェッチフラグフィールド1048は各ダウンロード処理がプリフェッチ機能によって実施されたか否かを示すフラグ値を保持する。プリフェッチ機能により実施したダウンロードについてはTrue、それ以外のダウンロードであればFalseを保持する。
図11は、本実施形態2におけるS402の詳細を説明するフローチャートである。本実施形態2においては、ステップS801とS802の間に新たにステップS1101が追加されている。その他のステップは図8と同様である。
(図11:ステップS1101)
送受信分析部105は、プリフェッチフラグフィールド1048の値がFalseであるレコードを抽出し、これを以下のステップにおける分析対象とする。プリフェッチ機能によって先行取得することができた医用画像データについては、内部記憶装置101から削除されていたとしてもプリフェッチ機能によってカバーされた医用画像データであることから、内部記憶装置101に保存されていなくても、ダウンロードの待ち時間増加といった運用上の支障がないと考えられる。そこで本実施形態2においては、プリフェッチ機能によるダウンロードについては集計対象から除外することとした。
<実施の形態2:まとめ>
以上のように、本実施形態2に係る医用画像データ管理システム1000は、プリフェッチ機能によって外部記憶装置601から取得した医用画像データについては、ダウンロード実績の集計対象から除外する。これにより、ユーザの待ち時間増加に繋がるダウンロード処理のみを集計して用いることで、削除条件データ更新の効果を高めることができる。
<実施の形態3>
以上の実施形態1〜2において、基本条件エリア1091上で設定することができる基本条件について説明したが、画像削除部108はこれ以外の予備的な条件を用いて内部記憶装置101内の医用画像データを削除することもできる。例えば、医療機関400内に入院中である被検者の医用画像データは近いうちに参照される可能性が高いため、削除を延期するようにしてもよい。あるいは、データサイズが小さい医用画像データは外部記憶装置601からダウンロードしても負荷が小さいので、優先的に内部記憶装置101から削除するようにしてもよい。これらの条件は、基本条件を上書きする予備条件として用いることもできるし、追加条件として用いることもできる。いずれの場合であっても、削除条件記憶部107内の削除条件データとして記録することができる。
また、以上の実施形態1〜2において、送受信分析部105は、採用する追加条件を自動的に決定することもできる。例えば、過去のダウンロード実績は送受信データベース104内に格納されているので、各追加条件の組み合わせパターン毎にそのパターンを過去のダウンロード実績に対して仮適用し、どの程度のダウンロードデータ量または時間を削減することができるかをシミュレートし、最も削減量が大きい組み合わせパターンを自動的に選択することができる。
<変形例について>
本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。上記実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることもできる。また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることもできる。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成を追加・削除・置換することもできる。
上記各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部や全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリ、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に格納することができる。
100:画像管理サーバ、101:内部記憶装置、102:画像送受信部、103:送受信記録部、104:送受信データベース、105:送受信分析部、106:分析設定記憶部、107:削除条件記憶部、108:画像削除部、109:削除条件指定部、110:画像入出力部、200:医用画像撮像装置、300:画像参照端末、400:医療機関、500:ネットワーク、600:データセンタ、601:外部記憶装置、1000:医用画像データ管理システム。

Claims (12)

  1. 医用撮像装置が撮影した医用画像データを記憶する第1記憶部と、
    ネットワークを介して前記第1記憶部に接続された第2記憶部と、
    前記第1記憶部が格納している前記医用画像データをコピーして前記第2記憶部に送信し、または前記第2記憶部が格納している前記医用画像データを取得して前記第1記憶部に格納する画像送受信部と、
    前記画像送受信部が前記第1記憶部と前記第2記憶部の間で前記医用画像データを送受信した送受信実績を記録する送受信記録部と、
    前記第1記憶部が格納している前記医用画像データのうち前記画像送受信部が前記第2記憶部に送信したものを削除する条件を記述した削除条件データを記憶する削除条件記憶部と、
    前記削除条件データにしたがって前記第1記憶部から前記医用画像データを削除する画像削除部と、
    前記送受信記録部が記録した前記送受信実績に基づき前記削除条件データを更新する送受信分析部と、
    を備え
    前記削除条件データは、前記医用画像データの送受信実績によって変化しない1以上の基本条件と、前記医用画像データの送受信実績に応じて変化する0以上の追加条件との組み合わせによって構成されており、
    前記送受信分析部は、前記削除条件データが記述している条件のうち前記追加条件を更新し、
    前記送受信分析部は、
    前記画像送受信部が前記第2記憶部から取得した前記医用画像データのデータサイズまたは前記第2記憶部から取得する際に要した時間のうち少なくともいずれかを集計し、
    その集計結果がある閾値以上の前記医用画像データについては、前記第1記憶部から削除する期限が延期されるように、前記追加条件を更新する
    ことを特徴とする医用画像データ管理システム。
  2. 前記送受信分析部は、
    前記画像送受信部が前記第2記憶部から取得した前記医用画像データのデータサイズまたは前記第2記憶部から取得する際に要した時間のうち少なくともいずれかを前記医用画像データの属性情報にしたがって集計し、
    その集計結果が最も大きい前記属性情報に対応する前記医用画像データについては、前記第1記憶部から削除する期限が延期されるように、前記追加条件を更新する
    ことを特徴とする請求項1記載の医用画像データ管理システム。
  3. 前記送受信分析部は、前記属性情報として、
    前記医用画像データを撮影した前記医用撮像装置の種別、前記医用撮像装置を使用した医師の識別子、前記医用画像データを用いて検査する主病名、前記医師が所属する診療科、および前記医用画像データの撮影部位のうち少なくともいずれかを分析対象として、前記集計を実施する
    ことを特徴とする請求項2記載の医用画像データ管理システム。
  4. 前記基本条件は、前記医用画像データを撮影する検査を実施する日時、前記医用画像データの作成日時、前記医用画像データの最終更新日時、および前記医用画像データの最終参照日時のうちいずれか1つが最も古い前記医用画像データから優先的に削除すべき旨を指定するように構成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の医用画像データ管理システム。
  5. 前記送受信分析部は、
    前記集計を所定期間継続して実施した結果に基づき1以上の新たな前記追加条件を作成し、そのうち少なくとも1以上を用いて、前記削除条件データが記述している条件を更新する
    ことを特徴とする請求項1記載の医用画像データ管理システム。
  6. 前記医用画像データ管理システムは、
    前記送受信分析部が作成した新たな前記追加条件を提示し、提示した前記追加条件のうちいずれか1以上を指定する指定入力を受け取る条件指定部を備え、
    前記削除条件記憶部は、前記条件指定部が受け取った前記指定入力に対応する前記追加条件を記憶する
    ことを特徴とする請求項5記載の医用画像データ管理システム。
  7. 前記削除条件データは、前記第1記憶部内において確保すべき空き容量を指定するように構成されており、
    前記画像削除部は、
    前記第1記憶部の空き容量が前記削除条件データによって指定される空き容量に達していない場合は、
    前記第1記憶部が格納している前記医用画像データのうち前記画像送受信部が前記第2記憶部に転送したものを、前記第1記憶部の空き容量が前記削除条件データによる指定値に達するまで、前記削除条件データにしたがって削除する
    ことを特徴とする請求項1記載の医用画像データ管理システム。
  8. 前記医用画像データ管理システムは、
    前記第1記憶部が格納している前記医用画像データに対する読取要求に応じて前記第1記憶部が格納している前記医用画像データを読み取って出力する画像入出力部を備え、
    前記画像送受信部は、
    前記第1記憶部内に格納されておらず前記第2記憶部内に格納されている前記医用画像データのうち、前記画像入出力部が読み取ると予測されるものを、前記画像入出力部が前記第1記憶部から読み取ろうと試みる前にあらかじめ前記第2記憶部から取得して前記第1記憶部に格納しておき、
    前記送受信分析部は、
    前記画像送受信部が前記予測にしたがって前記第2記憶部から取得した前記医用画像データについては、前記集計の対象外とする
    ことを特徴とする請求項1記載の医用画像データ管理システム。
  9. 医用撮像装置が撮影した医用画像データを記憶する第1記憶部と、
    前記第1記憶部が格納している前記医用画像データをコピーして、ネットワークを介して前記第1記憶部に接続された第2記憶部に送信し、または前記第2記憶部が格納している前記医用画像データを取得して前記第1記憶部に格納する画像送受信部と、
    前記画像送受信部が前記第1記憶部と前記第2記憶部の間で前記医用画像データを送受信した実績を記録する送受信記録部と、
    前記第1記憶部が格納している前記医用画像データのうち前記画像送受信部が前記第2記憶部に送信したものを削除する条件を記述した削除条件データを記憶する削除条件記憶部と、
    前記削除条件データにしたがって前記第1記憶部から前記医用画像データを削除する画像削除部と、
    前記送受信記録部が記録した前記実績に基づき前記削除条件データを更新する送受信分析部と、
    を備え
    前記削除条件データは、前記医用画像データの送受信実績によって変化しない1以上の基本条件と、前記医用画像データの送受信実績に応じて変化する0以上の追加条件との組み合わせによって構成されており、
    前記送受信分析部は、前記削除条件データが記述している条件のうち前記追加条件を更新し、
    前記送受信分析部は、
    前記画像送受信部が前記第2記憶部から取得した前記医用画像データのデータサイズまたは前記第2記憶部から取得する際に要した時間のうち少なくともいずれかを集計し、
    その集計結果がある閾値以上の前記医用画像データについては、前記第1記憶部から削除する期限が延期されるように、前記追加条件を更新する
    ことを特徴とする医用画像データ管理装置。
  10. 前記送受信分析部は、
    前記画像送受信部が前記第2記憶部から取得した前記医用画像データのデータサイズまたは前記第2記憶部から取得する際に要した時間のうち少なくともいずれかを前記医用画像データの属性情報にしたがって集計し、
    その集計結果が最も大きい前記属性情報に対応する前記医用画像データについては、前記第1記憶部から削除する期限が延期されるように、前記追加条件を更新する
    ことを特徴とする請求項9記載の医用画像データ管理装置。
  11. 医用撮像装置が撮影した医用画像データを記憶する第1記憶部が格納している前記医用画像データをコピーして、ネットワークを介して前記第1記憶部に接続された第2記憶部に送信し、または前記第2記憶部が格納している前記医用画像データを取得して前記第1記憶部に格納する画像送受信ステップ、
    前記画像送受信ステップにおいて前記第1記憶部と前記第2記憶部の間で前記医用画像データを送受信した実績を記録する送受信記録ステップ、
    前記第1記憶部が格納している前記医用画像データのうち前記画像送受信ステップにおいて前記第2記憶部に送信したものを削除する条件を記述した削除条件データにしたがって前記第1記憶部から前記医用画像データを削除する画像削除ステップ、
    前記送受信記録ステップにおいて記録した前記実績に基づき前記削除条件データを更新する送受信分析ステップ、
    をコンピュータに実行させる医用画像データ管理プログラムであって、
    前記削除条件データは、前記医用画像データの送受信実績によって変化しない1以上の基本条件と、前記医用画像データの送受信実績に応じて変化する0以上の追加条件との組み合わせによって構成されており、
    前記送受信分析ステップにおいては、前記コンピュータに、
    前記削除条件データが記述している条件のうち前記追加条件を更新するステップを実行させ、
    前記送受信分析ステップにおいては、前記コンピュータに、
    前記画像送受信ステップにおいて前記第2記憶部から取得した前記医用画像データのデータサイズまたは前記第2記憶部から取得する際に要した時間のうち少なくともいずれかを集計するステップ、
    その集計結果がある閾値以上の前記医用画像データについては、前記第1記憶部から削除する期限が延期されるように、前記追加条件を更新するステップ、
    を実行させる
    ことを特徴とする医用画像データ管理プログラム。
  12. 前記送受信分析ステップにおいては、前記コンピュータに、
    前記画像送受信ステップにおいて前記第2記憶部から取得した前記医用画像データのデータサイズまたは前記第2記憶部から取得する際に要した時間のうち少なくともいずれかを前記医用画像データの属性情報にしたがって集計するステップ、
    その集計結果が最も大きい前記属性情報に対応する前記医用画像データについては、前記第1記憶部から削除する期限が延期されるように、前記追加条件を更新するステップ、
    を実行させる
    ことを特徴とする請求項11記載の医用画像データ管理プログラム。
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