Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JP6042698B2 - ケーブルラックを走行路とした自走式ロボット - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JP6042698B2 - ケーブルラックを走行路とした自走式ロボット - Google Patents

ケーブルラックを走行路とした自走式ロボット Download PDF

Info

Publication number
JP6042698B2
JP6042698B2 JP2012243272A JP2012243272A JP6042698B2 JP 6042698 B2 JP6042698 B2 JP 6042698B2 JP 2012243272 A JP2012243272 A JP 2012243272A JP 2012243272 A JP2012243272 A JP 2012243272A JP 6042698 B2 JP6042698 B2 JP 6042698B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable rack
self
sensor
propelled robot
traveling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012243272A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014092948A (ja
Inventor
博 白井
博 白井
誠士 福馬
誠士 福馬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nexco East Engineering Co Ltd
Original Assignee
Nexco East Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nexco East Engineering Co Ltd filed Critical Nexco East Engineering Co Ltd
Priority to JP2012243272A priority Critical patent/JP6042698B2/ja
Publication of JP2014092948A publication Critical patent/JP2014092948A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6042698B2 publication Critical patent/JP6042698B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Details Of Indoor Wiring (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
  • Manipulator (AREA)

Description

本発明は、自走ロボットに関する。
例えば、道路等のトンネルの維持管理業務では、トンネル内に設置されている照明機器、保安機器、ケーブル、ケーブルを敷設するためのケーブルラック、さらにはトンネル内壁面の状態等の多様な検査が必要となる。
このような検査業務は、従来では、トンネルの車道を移動する高所作業車等を用い、作業員が直接、目視により点検を実施していた。
また、特許文献1には、ケーブルラックに沿って移動するロボットによってケーブルの引き回し作業を行わせる技術が開示されている。
特開平8−168131号公報
ところが、高所作業車等を用いた目視確認による検査では、走行路の車線規制を伴うため、道路の利用者の利便性が低下するとともに、高所作業による作業効率の低下、人件費等による検査の高コスト化が懸念される。
また、引用文献1の技術では、ケーブルラックの周囲の障害物の回避やケーブルラックの幅寸法等の形状変化への配慮がなく、トンネル内壁等に沿って配置されたケーブルラックへの適用は困難となることが予想される。
すなわち、トンネル内壁に設けられるケーブルラックは、支持金具や懸垂金具等がケーブルラックの周囲に存在し、これらの障害物を回避できない引用文献1の技術は、適用が困難である。
本発明の目的は、ケーブルラックの周辺の障害物や形状変化等に影響されることなく、検査等の移動手段としてケーブルラックを有効に活用することが可能な技術を提供することにある。
態様のひとつである自走ロボットは、複数の筐体、車輪、車輪退避手段、リンク機構、第1センサおよび第2センサ、制御部を含む。
前記筐体の各々に設けられ、走行路を構成するケーブルラックを把持して走行方向に推力を発生させる複数の車輪と、
前記車輪を、前記ケーブルラックを挟む把持位置と前記ケーブルラックを解放する退避位置との間で変位させる車輪退避手段と、
複数の前記筐体を前記ケーブルラックに対して平行移動可能に接続し、個々の前記筐体と前記ケーブルラックとの距離を個別に変化させるリンク機構と、
前記筐体を挟んで進行方向の前方および後方にそれぞれ配置される、前記筐体の進行方向における前記ケーブルラックの外周の障害物および前記ケーブルラックの形状変化の有無を検知する第1センサおよび第2センサと、
前記第1センサおよび前記第2センサから得られる前記障害物および前記形状変化の有無に基づいて前記車輪退避手段および前記リンク機構を駆動することで、前記障害物の回避および前記形状変化への追従を行わせる制御部と、
を含むことを特徴とする自走ロボット。
本発明によれば、ケーブルラックの周辺の障害物や形状変化等に影響されることなく、検査等の移動手段としてケーブルラックを有効に活用することが可能な技術を提供することができる。
本発明の一実施の形態である自走ロボットの構成の一例を示す斜視図である。 本発明の一実施の形態である自走ロボットの制御系の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態である自走ロボットの走行状態の一例を示す平面図である。 本発明の一実施の形態である自走ロボットの走行状態の一例を示す正面図である。 本発明の一実施の形態である自走ロボットの走行状態の一例を進行方向から見た側面図である。 本発明の一実施の形態である自走ロボットの車輪の解放状態を進行方向から見た側面図である。 本発明の一実施の形態である自走ロボットの状況センサの作用例を示す平面図である。 本発明の一実施の形態である自走ロボットの制御系の作用の一例を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態である自走ロボットが走行するケーブルラックのトンネルにおける取付状態の一例を示す断面図である。 本発明の一実施の形態である自走ロボットが走行するケーブルラックの構成の一例を示す斜視図である。 本発明の一実施の形態である自走ロボットが走行するケーブルラックの構成の一例を示す斜視図である。 本発明の一実施の形態である自走ロボットが走行するケーブルラックのトンネルにおける取付状態の変形例を示す斜視図である。 本発明の一実施の形態である自走ロボットがケーブルラックの周囲の障害物を回避して走行する状態の一例を動作順に例示した略平面図である。 本発明の一実施の形態である自走ロボットがケーブルラックのラック幅段差部に追従して走行する状態の一例を動作順に例示した略平面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態である自走ロボットの構成の一例を示す斜視図である。
図2は、本発明の一実施の形態である自走ロボットの制御系の構成の一例を示すブロック図である。
図3は、本発明の一実施の形態である自走ロボットの走行状態の一例を示す平面図である。
図4は、本発明の一実施の形態である自走ロボットの走行状態の一例を示す正面図である。
図5は、本発明の一実施の形態である自走ロボットの走行状態の一例を進行方向から見た側面図である。
図6は、本発明の一実施の形態である自走ロボットの車輪の解放状態を進行方向から見た側面図である。
図7は、本発明の一実施の形態である自走ロボットの状況センサの作用例を示す平面図である。
図8は、本発明の一実施の形態である自走ロボットの制御系の作用の一例を示すフローチャートである。
なお、以下の本実施の形態の説明では、各図において、X、Y、Zの各方向は図示の通りとし、左右方向(自走ロボット1の進行方向)をX方向、上下方向をZ方向、紙面に垂直な方向(ケーブルラック100の幅方向)をY方向として説明する。また、一例として、Z方向は鉛直方向、X−Y平面は水平面とする。
図1に例示されるように、本実施の形態の自走ロボット1は、複数の走行ユニット10を、平行リンク17を介して走行方向(X方向)に連結して構成されている。
複数の走行ユニット10の各々は、互いに等価な構成であり、区別する場合には、先頭側から走行ユニット10A、走行ユニット10B、走行ユニット10Cと記すこととする。
自走ロボット1において、走行ユニット10は一例として3台以上連結する。ただし、使用する後述の検査ユニット30におけるセンサのサイズ等により、走行ユニット10の連結数を増減させる。
個々の走行ユニット10は、走行機構筐体11と、この走行機構筐体11の下端にL字形に接続される制御筐体12で構成されている。
走行ユニット10には、後述の走行モータM1、リンク駆動モータM2、車輪開閉モータM3や図示しないギヤ等のトルク伝達機構等で構成される障害物回避駆動装置16が実装されている。
走行機構筐体11の制御筐体12側の側面には、走行駆動輪13および従動把持輪14が上下に配置され、この走行駆動輪13および従動把持輪14によって、走行経路となる後述のケーブルラック100の片方の桁枠部材101を把持し、当該ケーブルラック100に沿って走行する。
走行機構筐体11には、走行モータM1によって駆動される走行駆動輪13および従動把持輪14の各々の回転軸が突出する可動スリット11aおよび可動スリット11bが上下方向に細長く開口して設けられている。そして、走行駆動輪13および従動把持輪14の各々は車輪開閉モータM3に駆動されて、図5に例示されるケーブルラック100の把持状態と、図6に例示されるケーブルラック100の解放状態との間で回転軸がZ−Y平面内で回動変位することが可能になっている。
すなわち、車輪開閉モータM3は、障害物回避駆動装置16に設けられたギア等を介して、走行ユニット10の走行駆動輪13および従動把持輪14の回転軸を互いに逆方向に傾動させることで、図6に例示されるような解放動作を行わせる。
走行機構筐体11の進行方向の両側面の各々には、走行駆動輪13および従動把持輪14によって把持されるケーブルラック100の高さ位置に一対の状況センサ15が設けられている。以下の説明では、必要に応じて、進行方向の先頭側に位置する状況センサ15を前方センサSFと記し、後方側を後方センサSRと記して区別する。
すなわち、図7に例示されるように、本実施の形態の状況センサ15は、ケーブルラック100の側面に沿って転動するローラ15bと、このローラ15bをケーブルラック100の桁枠部材101に常時押圧する方向に付勢しつつ、X−Y平面内で回動可能な回動アーム15aと、走行機構筐体11の内部に設けられ、回動アーム15aの回動角度を検出する角度検出部15cで構成されている。
この場合、角度検出部15cは、Y軸(+)方向(ケーブルラック100の幅方向)を基準とした回動アーム15aの回動角度の絶対値を計測して出力する。
これにより、状況センサ15は、ケーブルラック100の周囲の凹凸の障害物Aや、ケーブルラック100の幅変化のラック幅段差部Bを、回動アーム15aの角度変化として検知することが可能になっている。
走行機構筐体11の他ユニットと対向する側面の上下の端部には、可動スリット11cが水平方向に細長く開口して設けられ、走行ユニット10の上下部分を相互に連結する平行リンク17の上下のペアが、走行機構筐体11に対して水平面(X−Y平面)内で回動可能になっている。
上下の平行リンク17は、障害物回避駆動装置16の図示しないギヤ等を介してリンク駆動モータM2によって同期して回動変位し、相手側の走行ユニット10を離間変位および接近変位させる。
これにより、個々の走行ユニット10に対する平行リンク17の水平面内での相対的な回動変位により、後述のように、相互に連結された複数の走行ユニット10のうち、任意の一つの、ケーブルラック100に対する離間変位および接近変位が可能になっている。
走行機構筐体11にL字形に接続される制御筐体12は、図5および図6に例示されるように、ケーブルラック100の下側に位置し、内蔵した後述の電源21としてのバッテリ等の重量により、ケーブルラック100において走行ユニット10に把持される片側の桁枠部材101に作用するX軸の回りの捻りモーメントを緩和するバランスウェイトを兼ねている。
個々の走行ユニット10の制御筐体12には、図2に例示される制御システム20が実装されている。
本実施の形態の制御システム20は、電源21、制御部22、モータドライバ25、センサインターフェイス26、ユーザインターフェイス27、通信インターフェイス28、これらを相互に接続する情報伝送路29を備えている。
電源21は、バッテリ等で構成され、システムの各部に動作電力を供給する。
制御部22は、マイクロプロセッサ23、ROM、RAM等の半導体メモリからなるメモリ24、等で構成され、マイクロプロセッサ23が、メモリ24に格納された制御プログラム24pを実行することで、個々の走行ユニット10の動作、および他の走行ユニット10と連携した後述の図8のフローチャートに例示される制御動作を実現する。
モータドライバ25は、制御部22からの指令に基づいて障害物回避駆動装置16を構成する上述の走行モータM1、リンク駆動モータM2、車輪開閉モータM3を制御する。
本実施の形態の場合、一例として、走行モータM1、リンク駆動モータM2、車輪開閉モータM3の各々は、各々が回転角等の情報をモータドライバ25に出力する図示しないエンコーダを備えたサーボモータやステップモータで構成され、制御部22が、各モータの回転方向、回転角度(回転量)、回転速度等を精密に制御および把握することが可能になっている。
センサインターフェイス26は、状況センサ15を制御し、状況センサ15を構成する前方センサSFおよび後方センサSRの各々から出力される回動アーム15aの回動角度を制御部22に伝達する。
ユーザインターフェイス27は、走行機構筐体11や制御筐体12の外面等に設けられ、制御部22を外部から作業者が制御するための図示しないディスプレイ、タッチパネル、キーパッド、スピーカ、ランプ等で構成され、制御部22の制御プログラム24p等の保守管理が可能になっている。
通信インターフェイス28は、相互に連結される複数の走行ユニット10の間における情報通信を行う。通信媒体は、平行リンク17の内部に敷設された信号ケーブルでもよいし、近距離無線や赤外線通信(IR)でもよい。
また、ユーザインターフェイス27の代わりに、通信インターフェイス28を利用して、外部の情報処理機器から制御部22にアクセスして保守管理を行う構成でもよい。
次に、本実施の形態の自走ロボット1が走行経路として使用するケーブルラック100について説明する。
図9は、本発明の一実施の形態である自走ロボットが走行するケーブルラックのトンネルにおける取付状態の一例を示す断面図である。
図10Aおよび図10Bは、本発明の一実施の形態である自走ロボットが走行するケーブルラックの構成の一例を示す斜視図である。
図11は、本発明の一実施の形態である自走ロボットが走行するケーブルラックのトンネルにおける取付状態の変形例を示す斜視図である。
図9に例示されるように、例えば、トンネル200の内部には、内壁面201に取付金具211を介して照明/設備機器210が設置され、これらの機器への給電や情報通信等のケーブルを敷設する等の目的で、ケーブルラック100が、車両の通行に支障のないトンネル200の天井付近に設けられる場合がある。
ケーブルラック100の構造仕様としては、一例として、幅が150mm、200mm、300mm、400mm、500mmである。また、取付金具105、懸垂金具106等の支持金具の設置間隔は、一例として、2000mm、2500mm、3000mmである。
ケーブルラック100は、一対の桁枠部材101が複数の桟部材102によって底部が連結された構成であり、一対の桁枠部材101と底部の桟部材102で構成される樋状の空間に図示しないケーブルが敷設される。
図10Aに例示されるように、このケーブルラック100は、下端部がトンネル200の内壁面201に所望の間隔で固定された取付金具105に一対の桁枠部材101が水平に支持され、個々の桁枠部材101は、取付金具105に螺着される逆さJ形ボルト等の支持金具104によって固定されている。
また、桁枠部材101は、当金やボルト等で構成される桁枠接続金具103によって連結されている。
従って、ケーブルラック100の周囲の桁枠接続金具103や支持金具104は、本実施の形態の自走ロボット1の走行における障害物Aとなり得る。
また、図10Bに例示されるように、一対の桁枠部材101の一方が幅方向に屈曲することで、桁枠部材101の対向幅が変化し、幅変化の境界部にはラック幅段差部Bが生じる。
また、図11に例示されるように、トンネル200の内部におけるケーブルラック100の支持構造としては、ケーブルラック100を下側から支持する取付金具105の両端部を、トンネル200の天井から吊り下げられた懸垂金具106を介して支持する構造も考えられる。この図11の場合、桁枠部材101の外側近傍に位置する懸垂金具106が障害物Aとなり得る。
本実施の形態の自走ロボット1は、これらの障害物Aやラック幅段差部B等のケーブルラック100の状態の変化を検知し、後述のように、ケーブルラック100の状態の変化に追従して走行する。
なお、例えば、ケーブルラック100の幅寸法(変化の前後)は、既定情報として制御システム20のメモリ24に予めユーザインターフェイス27等によって設定されているものとする。
また、必要に応じて、先頭の走行ユニット10Aの制御筐体12には、工業用カメラ等の検査ユニット30が一体または別体に搭載される。
そして、検査ユニット30は、通信インターフェイス28等を介した制御部22の制御下で、自走ロボット1が走行するケーブルラック100の外観や内部に敷設された図示しないケーブルの状況、さらには、後述のトンネル200の内部に備えられた照明/設備機器210、トンネル200の内壁面201の状況等の動画や静止画の撮影検査および記録を、例えば、ケーブルラック100の走行方向における位置情報等とともに記録する。
走行ユニット10A、以外の走行ユニット10B、走行ユニット10Cの各々に異なる検査ユニット30を個別に搭載することもできる。
以下、図8のフローチャート、および図12、図13等を参照して、本実施の形態の自走ロボット1の作用の一例を説明する。
図12は、本発明の一実施の形態である自走ロボットがケーブルラックの周囲の障害物を回避して走行する状態の一例を動作順に例示した略平面図である。
図13は、本発明の一実施の形態である自走ロボットがケーブルラックのラック幅段差部に追従して走行する状態の一例を動作順に例示した略平面図である。
なお、図12および図13では、図示が煩雑になることを避けるため、参照符号は必要箇所のみに付すとともに、自走ロボット1の外観形状も模式化/簡略化されている。
また、図12および図13では、図8のフローチャートのステップ番号を括弧着きで付して、フローチャートの各動作との対応を示している。
まず、図3、図4等に例示されるように、ケーブルラック100の片側の桁枠部材101を、自走ロボット1の複数の走行ユニット10の走行駆動輪13および従動把持輪14で挟持させ(図5の状態)、ケーブルラック100に沿って走行可能な状態とする。
次に、図8のフローチャートに例示されるように、まず、自走ロボット1の個々の走行ユニット10の制御システム20における制御部22(すなわち、制御プログラム24pを実行するマイクロプロセッサ23)は、外部から指令に基づいて前進を開始し(ステップ301)(図12(a)、図13(a)の右方向に前進)、必要に応じて上述の検査ユニット30を走行と同期して作動させる。
この時、個々の走行ユニット10の走行駆動輪13と従動把持輪14は、ケーブルラック100(桁枠部材101)を把持するように閉じており、走行ユニット10Aの制御部22が、走行駆動輪13の回転を指令することにより、自走ロボット1は前進する(図5)。
また、状況センサ15である前方センサSFおよび後方センサSRは、図7のように、平坦な桁枠部材101の側面にローラ15bが密着し、後方センサSRおよび前方センサSFの回動アーム15aの角度である前方センサ検出角度θF、後方センサ検出角度θRは、平常状態の角度θ1となっている。
すなわち、本実施の形態の場合、角度θ1<角度θ2<角度θ3とするとき、一例として、後述のように、前方センサ検出角度θF(後方センサ検出角度θRも同様)が角度θ1と等しい時に通常走行状態と判定し、角度θ1<前方センサ検出角度θF≦角度θ2の時に障害物Aを検知したと判定し、角度θ2<前方センサ検出角度θF≦角度θ3のとき、ラック幅段差部Bが広がる方向に変化したと判定し、前方センサ検出角度θF<角度θ1のとき、ラック幅段差部Bが狭まる方向に変化したと判定する。
そして、進行方向で先頭に位置する走行ユニット10Aの前方センサSFの前方センサ検出角度θFが変化すると(ステップ302)、走行ユニット10Aの制御部22が他の走行ユニット10B、走行ユニット10Cに指令して自走ロボット1が停止する(ステップ303)(図12(b)、図13(b))。
次に、走行ユニット10Aの制御部22は、他の走行ユニット10B、走行ユニット10Cの走行駆動輪13、従動把持輪14が図5のように閉じてケーブルラック100を把持していることを確認した後(ステップ304)、すなわち自走ロボット1全体がケーブルラック100から脱落しないことを確認した後、自分の走行ユニット10Aの走行駆動輪13、従動把持輪14を図6のように解放する(ステップ305)(図12(c)、図13(c))。
次に、走行ユニット10Aの制御部22は、前方センサ検出角度θFの変化の大きさを判定する。
すなわち、まず、
角度θ1<前方センサ検出角度θF≦角度θ2
の場合には(ステップ306)、障害物Aを検出したと判別し、走行ユニット10Aが障害物Aを通過するまで前進し(ステップ316)、後方センサSRによる後方センサ検出角度θRの変化検知または走行駆動輪13による前進距離等の情報により、通過が確認されると(ステップ317)、自走ロボット1を一旦停止させる(ステップ309)(図12(d))。
そして、走行ユニット10Aの制御システム20は、自分の走行駆動輪13および従動把持輪14を、図6から図5のように閉じる(ステップ310)(図12(e))。
そして、ケーブルラック100の終端等の目的の位置に到達したか否か判定し(ステップ311)、未到達の場合には、ステップ301に戻って走行を継続する。
走行ユニット10Aの後続の走行ユニット10B、走行ユニット10C(の制御部22)においても障害物Aの通過に際して同様の動作が行われる。
次に、上述のステップ306の角度判定が成立しない場合、
角度θ2<前方センサ検出角度θF≦角度θ3
を判別し(ステップ307)、成立する場合には、ケーブルラック100の幅が広がる方向に変化するラック幅段差部Bに遭遇したと判別する。
そして、走行ユニット10Aの制御部22は、隣接する後続の走行ユニット10Bの制御部22に対して、両者の間を連結する平行リンク17をケーブルラック100から離間する方向に作動させるように依頼し、走行ユニット10Aは、Y方向に、次の幅増加後のケーブルラック100の幅寸法における桁枠部材101に対応する位置まで平行移動する(ステップ312)(図13(d))。
なお、中央の走行ユニット10Bの場合には、同様の平行リンク17の動作では、両隣の走行ユニット10Aおよび走行ユニット10Cの制御部22に同時に依頼する。
その後、自走ロボット1の全体はラック幅段差部Bを走行ユニット10Aが通過し、ケーブルラック100の幅の広い部分に到達するまで前進し(ステップ313、ステップ314)、その後、一旦停止する(ステップ309)(図13(e))。
そして、現在の図6の状態から図5のように、走行ユニット10Aの走行駆動輪13および従動把持輪14を閉じ、走行駆動輪13および従動把持輪14は、ケーブルラック100を再び把持した状態となる(図13(f))。以後は、上述と同様である。
次に上述のステップ307の角度判定が不成立の場合には、さらに、
前方センサ検出角度θF<角度θ1
を判定する(ステップ308)。これは、ステップ307の判定とは逆に、ケーブルラック100の幅が減少方向の変化するラック幅段差部Bに遭遇したか否かを、前方センサ検出角度θFで判別している。
そして、ステップ308が成立した場合、走行ユニット10Aの制御部22は、上述のように、接続相手側の走行ユニット10Bの制御部22に平行リンク17をケーブルラック100に接近する方向(Y方向)に所定の距離だけ作動させるように依頼する(ステップ315)。
以降は、上述と同様に、走行ユニット10Aの制御部22は、ステップ313、ステップ314、ステップ309、ステップ310、ステップ311を実行する。
また、上述のステップ304の判定で、走行ユニット10A以外の走行ユニット10Bや走行ユニット10Cの走行駆動輪13、従動把持輪14が解放されていると判明した場合には、自走ロボット1の全体の脱落を防止すべく、動作を中止して、ユーザインターフェイス27による音声や、通信インターフェイス28よる通信等により、エラー警報を管理者に伝達する(ステップ318)。
また、前方センサSFの前方センサ検出角度θFが、
角度θ3<前方センサ検出角度θF
の場合には、同様に、回避困難な障害物Aやラック幅段差部Bに遭遇したと判定し、エラー警報を管理者に伝達して(ステップ318)、動作を中止する。
また、逆方向への走行の場合には、走行ユニット10Cが先頭になり、後方センサSRと前方センサSFの作用等は逆になるが、動作は同じである。
このように、本実施の形態の自走ロボット1の場合には、連携して動作する複数の走行ユニット10が平行リンク17で相互に独立に可動に連結して構成され、各々に備えられた状況センサ15により、走行経路であるケーブルラック100の状況を判別し、個々の走行ユニット10が個別に走行経路であるケーブルラック100から離脱および復帰を可能にした構成となっている。
これにより、本実施の形態の自走ロボット1は、ケーブルラック100の周囲の障害物Aや、ケーブルラック100自体の幅の変化(ラック幅段差部B)等の状況に的確に対応してケーブルラック100を走行経路とする走行動作を継続することができる。
この結果、ケーブルラック100の周辺の障害物Aやラック幅段差部B等の形状変化等に影響されることなく、例えば、トンネル200における検査ユニット30等の移動手段として、トンネル200等に備えられた既設のケーブルラック100を有効に活用することが可能となる利点がある。
すなわち、トンネル200における既設のケーブルラック100を移動手段として効果的に活用したトンネル200等の構造物の保守管理を、効率よく、低コストにて行うことができる。
また、本実施の形態の場合、自走ロボット1を、複数の互いに機能が等価で構成が共通な走行ユニット10を連結して構成するので、自走ロボット1の設計や製造が容易になる利点がある。
さらに、自走ロボット1における走行ユニット10の増設や、保守管理における交換作業、構成部品の使い回し、保守用の予備部品としての走行ユニット10のストックの効率化を実現できる。
また、多様な検査の規模や用途等に応じて、走行ユニット10を増減することで、効率的かつ柔軟な自走ロボット1の構成を実現できる。
なお、本発明は、上述の実施の形態に例示した構成に限らず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
例えば、状況センサ15としては、機械式の角度センサを用いる場合を例示したが、非接触の光センサや、カメラによる画像処理装置によって状況センサ15を構成し、障害物Aやラック幅段差部B等を検出してもよい。
また、ケーブルラック100としては、トンネル200に設置されたものに限らず、一般のケーブルラック100に広く適用できる。
1 自走ロボット
10 走行ユニット
10A 走行ユニット
10B 走行ユニット
10C 走行ユニット
11 走行機構筐体
11a 可動スリット
11b 可動スリット
11c 可動スリット
12 制御筐体
13 走行駆動輪
14 従動把持輪
15 状況センサ
15a 回動アーム
15b ローラ
15c 角度検出部
16 障害物回避駆動装置
17 平行リンク
20 制御システム
21 電源
22 制御部
23 マイクロプロセッサ
24 メモリ
24p 制御プログラム
25 モータドライバ
26 センサインターフェイス
27 ユーザインターフェイス
28 通信インターフェイス
29 情報伝送路
30 検査ユニット
100 ケーブルラック
101 桁枠部材
102 桟部材
103 桁枠接続金具
104 支持金具
105 取付金具
106 懸垂金具
200 トンネル
201 内壁面
210 照明/設備機器
211 取付金具
A 障害物
B ラック幅段差部
M1 走行モータ
M2 リンク駆動モータ
M3 車輪開閉モータ
SF 前方センサ
SR 後方センサ
θ1 角度
θ2 角度
θ3 角度
θF 前方センサ検出角度
θR 後方センサ検出角度

Claims (5)

  1. 複数の筐体と、
    前記筐体の各々に設けられ、走行路を構成するケーブルラックを把持して走行方向に推力を発生させる複数の車輪と、
    前記車輪を、前記ケーブルラックを挟む把持位置と前記ケーブルラックを解放する退避位置との間で変位させる車輪退避手段と、
    複数の前記筐体を前記ケーブルラックに対して平行移動可能に接続し、個々の前記筐体と前記ケーブルラックとの距離を個別に変化させるリンク機構と、
    前記筐体を挟んで進行方向の前方および後方にそれぞれ配置される、前記筐体の進行方向における前記ケーブルラックの外周の障害物および前記ケーブルラックの形状変化の有無を検知する第1センサおよび第2センサと、
    前記第1センサおよび前記第2センサから得られる前記障害物および前記形状変化の有無に基づいて前記車輪退避手段および前記リンク機構を駆動することで、前記障害物の回避および前記形状変化への追従を行わせる制御部と、
    を含むことを特徴とする自走ロボット。
  2. 請求項記載の自走ロボットにおいて、
    前記制御部は、
    個々の前記筐体の前方の前記第1センサにて前記障害物が検出されたことを契機に、前記障害物を通過する当該筐体の前記車輪を前記把持位置から前記退避位置に変位させ、当該筐体の後方の前記第2センサで前記障害物の通過が検出されたことを契機に前記把持位置に復帰させる、
    ことを特徴とする自走ロボット。
  3. 請求項記載の自走ロボットにおいて、
    前記制御部は、
    個々の前記筐体の前方の前記第1センサにて前記ケーブルラックの形状変化が検出されたことを契機に、当該筐体の前記車輪を前記把持位置から前記退避位置に変位させた後、当該筐体を前記形状変化に追随する方向に平行移動させ、
    当該筐体の後方の前記第2センサで前記形状変化の領域の通過が検出されたことを契機に前記把持位置に復帰させる、
    ことを特徴とする自走ロボット。
  4. 請求項1から請求項のいずれか1項に記載の自走ロボットにおいて、
    前記第1センサおよび前記第2センサは、回動アームと、前記回動アームの先端に設けられ、前記ケーブルラックの外周部に接する方向に常時押圧されるローラと、前記回動アームの回動角度を検出する角度検出部とで構成され、
    前記回動角度の変化によって、前記ケーブルラックの外周の前記障害物および前記ケーブルラックの前記形状変化の有無を検知することを特徴とする自走ロボット。
  5. 請求項1から請求項のいずれか1項に記載の自走ロボットにおいて、
    複数の前記筐体の少なくとも一つには、前記ケーブルラック自体または前記ケーブルラックが設置された構造物の状況を検査する検査機器が搭載されることを特徴とする自走ロボット。
JP2012243272A 2012-11-05 2012-11-05 ケーブルラックを走行路とした自走式ロボット Expired - Fee Related JP6042698B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012243272A JP6042698B2 (ja) 2012-11-05 2012-11-05 ケーブルラックを走行路とした自走式ロボット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012243272A JP6042698B2 (ja) 2012-11-05 2012-11-05 ケーブルラックを走行路とした自走式ロボット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014092948A JP2014092948A (ja) 2014-05-19
JP6042698B2 true JP6042698B2 (ja) 2016-12-14

Family

ID=50936976

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012243272A Expired - Fee Related JP6042698B2 (ja) 2012-11-05 2012-11-05 ケーブルラックを走行路とした自走式ロボット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6042698B2 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016021703A (ja) * 2014-07-15 2016-02-04 株式会社Jvcケンウッド 移動体
CN105576540B (zh) * 2016-03-08 2017-07-18 江苏省电力公司常州供电公司 中置柜智能检修小车
CN107053128A (zh) * 2017-04-24 2017-08-18 张红星 一种高空缆索维护工程机器人
CN107097207B (zh) * 2017-06-16 2023-08-29 桂林电子科技大学 可越障的走钢丝机器人及其行走越障方法
CN110952444B (zh) * 2019-11-21 2024-07-02 深圳市人工智能与机器人研究院 一种便携式缆索外表面检测机器人
CN111390927A (zh) * 2020-04-09 2020-07-10 英大智能电气有限公司 一种用于隧道电缆巡检的智能机器人巡检系统
CN113021293A (zh) * 2021-03-08 2021-06-25 北京玄马知能科技有限公司 一种带有辅助操作臂的六轮全驱巡检机器人
CN113555831B (zh) * 2021-06-25 2024-08-23 中国五冶集团有限公司 一种便于进行智能化检修的弱电井线缆安装结构
CN113430927B (zh) * 2021-07-22 2024-07-05 深圳市人工智能与机器人研究院 一种缆索攀爬检测机器人及其运动方法
CN114418137A (zh) * 2021-12-02 2022-04-29 中冶南方(武汉)自动化有限公司 一种基于scada平台的电缆隧道智能巡检、维护方法及系统

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63198515A (ja) * 1987-02-12 1988-08-17 株式会社明電舎 ケ−ブル監視走行ロボツト及びロボツト列
JPH01248917A (ja) * 1988-03-26 1989-10-04 Tokyo Electric Power Co Inc:The 高架線移動装置
JP3079686B2 (ja) * 1991-10-07 2000-08-21 松下電器産業株式会社 移動作業ロボット
JP3015693B2 (ja) * 1994-12-16 2000-03-06 三菱重工業株式会社 ケーブル布設用ガイドワイヤ敷設装置
JP2000166041A (ja) * 1998-11-19 2000-06-16 Sanki Dengyo Shokai:Kk ケーブル配線用リモコンカー及び該リモコンカーによるケーブル配線方法
JP3545635B2 (ja) * 1999-03-17 2004-07-21 財団法人鉄道総合技術研究所 自走式電線検査装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014092948A (ja) 2014-05-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6042698B2 (ja) ケーブルラックを走行路とした自走式ロボット
US10596705B2 (en) Mobile robot with collision anticipation
JP7141232B2 (ja) ロボットの制御装置
JP7014692B2 (ja) 組み合わされた作業プラットフォーム/システム
KR102395276B1 (ko) 운전자 지원 시스템 검사 장치 및 그 제어 방법
CN102152291B (zh) 反恐排爆机器人
JP6393647B2 (ja) 検査装置及び検査方法
US20220041411A1 (en) Crane inspection system and crane
JP2013521137A (ja) 輻輳した環境におけるロボット型機械の操縦を支援する方法及びシステム
WO2016170855A1 (ja) 車両及び鉱山用運搬車両の運用システム
KR102109155B1 (ko) 굴삭기 안전제어 장치 및 방법
JP2015177727A (ja) 架空電線検査装置
CN111042752A (zh) 一种用于装卸钻杆机械手的定位装置及方法
CN103092206A (zh) 管道机器人的遍历路径规划方法
JP5152898B2 (ja) 障害認識装置及びこれを有する自律走行移動体並びにその制御方法
KR102456874B1 (ko) 작업차
TW200415056A (en) Method and device for steering vehicle without contact with track
CN106671992A (zh) 一种煤矿综采工作面巡检机器人
CN114578751A (zh) 一种自动振捣装置的控制系统及控制方法
JP2008143449A (ja) 構造物への作業機吊下げ用支持台車装置およびその運転方法
JP7144247B2 (ja) ロボットの制御装置
JP6744789B2 (ja) 旅客搭乗橋
KR20130074143A (ko) 옴니인 휠을 구비한 라이더 로봇
CN109193457B (zh) 一种输电线路沿地线巡线机器人
AU2020266472A1 (en) Inspection vehicle

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150911

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160720

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160726

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160915

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161018

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161110

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6042698

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees